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とりあえずタイミングモニタで観戦。数字を見ていて面白いのはやはりタク周辺なので、トップ争いはCSの録画バージョンで楽しむことにして下位集団の数字の出方で手に汗を握っちゃう。
当面のアグリのライバルはトロ・ロッソってことになるんだろうけど、第2スティントはセクター1はタクがちょっぴり速く、セクター2はスピードが速く、セクター3では取ったり取られたりが延々続いてる。デイヴィッドソンもほぼタクと同じようなタイムなので、こういうクルマなんだろうな。トロ・ロッソの方はスピードよりもリウッツィの方が速く走れて、その上そのタイムはアグリが出すそれをちょっぴり上回ってるので、さすがは腐っても(腐ってる?)ニューウェイ、ってことか。リウッツィは不運続きでなかなか前に出られなかったのが、アグリの二台にはラッキーだったのかも。
当面のライバルはともかく、このレースでタクが常に追いかけることになってたのがホンダ、てのはなんとも皮肉な話ではある。タイム的にはバリチェロよりもバトンよりも、タクの方が早いときの方が多かったってのはさらに皮肉な話だよな。
ということでこれからビデオ観戦さ。
見終わった。久々のマクラーレンの横綱相撲。前半はかなり見応えがあった。後半はタイミングモニタで予習しておいて良かったな、というところか。
レースとは直接関係ないけど、川井ちゃんが、今年のフラビオは頻繁にフィジケラに対してチームラジオを使用していて、しかもその内容がかなり恐ろしいものである、なんて話をしていた。いったい何話しかけてるんだろう。なんでもそのラジオの内容で、サードドライバー以下が妙に今後に期待を持っている、とか言う話だったけど…。
「地獄少女 二籠」、「ひだまりスケッチ」、「銀河鉄道物語」、「神曲奏界ポリフォニカ」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。いやはや、なんともダークな展開だったのが「地獄少女」。最後の最後にかすかに救いはあったけども。一応あいの業のようなものはクリアされたけれど、パソコン通信からケータイメールへと進化した、地獄少女2.0的な存在を匂わせて劇終、という流れでございましたな。
かつての「シャナ」や「xxxHOLIC」枠に帰ってきたのが「ポリフォニカ」。何やら原作はシェード・ワールドものだそうですが、その内容は良くわからぬ。とりあえずオジサンはきょぬーなおねいさんはあんまり好きじゃないので、やや引き気味に鑑賞しております。
「ゲキレンジャー」は豚の角煮をあてに一杯やりたくなるエピソード。ミキのムスメが良い味。あとは師匠も大変だ、ってなところか。なかなか楽しかった。
紫のバラの人のお話だった「電王」も楽しかった。キンタロスは面白いキャラっすね。
レイ・ブラッドベリ 著/伊藤典夫・村上博基・風間賢二 訳
カバーイラスト 野中昇
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN978-4-15-041138-1 \900(税別)
妻を伴って出かけたマジックショー。そこで私が目にしたものは、自分に瓜二つの男だった。マジシャンの誘いに乗って壇上に上がったその男のふるまいを見ていくうちに、私の心には妙なもやもや感がわき起こり…。表題作他20編を収録。
解説で高野史緒氏いわく、人は11歳から16歳の間に出会ったものによって形作られる。そしてこの時期にブラッドベリに出会ってしまった者たちは、そのとても多くがブラッドベリの信者となってしまう(大意)。なるほどなあ。
幸か不幸か私はその時期にブラッドベリに出会っていないのだな。だから「たんぽぽのお酒」が読めないのだろうなあ。その時期ってばオレ、戦記物のノンフィクションに浸ってたような記憶があるもんな。イマイチSF者としてオレがヌルいのは、そう言う過去があるからなんだな(w。
さて、ブラッドベリの真骨頂とは、叙情的な風景描写と、その裏で進んでいく不思議で、かつしばしばダークな雰囲気に満ちたストーリーの捻りっぷりにあると思うのだが、本書に収められた21編もみなそういう味わいに満ちた作品達。時にダークに、時にファンタジックに、そして時にはスラプスティックな要素をたっぷり盛り込んだ短編の数々はSFやファンタジーの範疇に収まりきらない味わいを持っている(故に本書はNVから出ているんだろうけど)。読んでぽんと膝を叩くようなものではなく、読み終わってしばらく遠い目をして、それからさて次のお話は…、と言う感じで読み進んでいくような物語たち。そこに通底している物があるとしたら、それはノスタルジーへのノスタルジー、みたいな物なのかな。
ゴールデンエイジのコメディ映画、作者が敬愛する文豪達、情報と輸送のスピードが劇的に進化する、その直前の社会やファミリーのありよう、のような物に対するそこはかとないノスタルジーが、ブラッドベリの作品に独特の魅力を与えているのだろうな、と思う。そこにほわーんとできるか否かは、確かに多感な時期に、この人のお話を読んでいるかどうかにかかっているような気はする。
当然オレは、狂騒的な勢いに満ちた「Uボート・ドクター」や、ブラッドベリ的クトゥルー譚とでも言えそうな「究極のドリアン」あたりがお気に入りってことになるわけですな。
(★★★)
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