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OSを入れて最初にインストールする10のアプリは何?。ふうむ。Windows Updateや各種ドライバはおやつに含まれないとするならば、我が家のWindows2000 Professionalの場合………
今だとこんな感じかな。このあと、Adobe軍団とか画像ビューアーとか、Optpixやらバイナリエディタやら、なんだかんだを入れていく感じ。CDライティングソフトとかは、たぶん必要になるまで入れないだろうね。
CS 日本映画専門チャンネルで「修羅雪姫」。1973年東宝、監督藤田敏八、出演梶芽衣子、黒沢年男、大門正明、岡田英次、西村晃。明治初頭、徴兵逃れをエサに貧しい農民たちから大金を巻き上げる悪党4人組。偶然そこにやってきて、彼らの悪事に巻き込まれた一家、夫と息子はその場で惨殺され、妻は彼らの慰みものとなってしまう。そんな妻の怨念を受け継いで生まれた少女、雪。20年の時を経て、いま修羅の道を歩む雪の復讐劇が始まった…。
修羅道を行く雪、で修羅雪姫。うーん、実に小池一雄的なネーミングだ。
映画としちゃあ、良くも悪くも70年代映画って感じ。やや昏く、扇情的で悪趣味で、んでもってそこはかとなく貧乏。しかしそれが却って、梶芽衣子の美しさを引き立たせている結果になっている、と申せますか。その、終始凛とした梶が、ラストにこちらがぎょっとするような嗚咽を漏らすあたりが見所かなあ。や、タランティーノは「キル・ビル」のオーレン・イシイ(ルーシー・リュー)に、この雪をモデルとして持ってきたそうだけど、うん、確かにタランティーノが惚れそうなキャラではあるね。安いなりにしっかり作り込まれた娯楽作として、楽しませていただきました。
しかもその上、
よ う じ ょ の は だ か も見れちゃいますよー(ぉぃ)。
翌日になって書いてます。いや、昨夜はタクのために余分に乾杯しちゃったので。
終始スムーズな走りを見せたタクが3位、ぶりぶり攻めた割にはタクとの差はわずかでファンパブロが2位、で、1位はやっぱりミハエル。タクよりコンマ8秒速いんだもんね。ルノーやウィリアムズが割と頻繁に修正かけてるのに、BARのマシンは本当にスムーズに走ってるなあと思った。それ、速いの? って思うぐらい。ジェンソンが14位に終ってしまったのは残念でしたな。タクと同じくらいスムーズに走ってるように見えただけに。
やーそれにしてもミハエルの隣でタクがインタビューに応える図、って、いいねえ、うん。決勝もがんばれタク。でもがんばりすぎるなよー(それだけが心配)。
「ジパング」、「鋼の錬金術師」、「砂ぼうず」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」。「エウレカ」の主題歌、30%ぐらい覚えた感じです導師。私、Bパートを希望します。
「マジレンジャー」(#13:お母さんなら〜ジンガ・マジュナ〜)、んんむ、主人公たちが勇気を発揮したらば、次から次と都合の良い呪文が得られる、つー構造って、ひとつ間違ったらご都合主義の連発になったりしないのかしら。今週のお話なんかはその典型のような気がする。たまにはこう、目先の戦闘には全然役に立たない新しい呪文が送り込まれたりするエピソードがあると楽しいんだけど。
「響鬼」(第十五之巻 鈍る雷)は、猛士ってシステムがどういう風になってるのかがいろいろ判る、勉強になるエピソード。弟子は鬼の姿になっても、それだけでは鬼の名前はもらえなくて、師匠が引退したとこで独自の名前をもらう、様な感じか。明日夢君やあきらが鬼になる力を得たとしても、イブキさんやヒビキさんがいる間は、戦闘中も「あきら」、「少年」と呼ばれることになるのだね、なるほど。
斬鬼さんの登場にあわせて、オープニングがギターバージョンになっておりましたな。
「オバQ」初代声優、女優の曽我町子さん死去(asahi.com)。うむ、ワタシにとってもオバQとは少年サンデーで連載されてたそれであり、曽我さんが声を当てられていたあれである。近頃は特撮方面でも活躍されてたけど、って「マジレンジャー」のラストでお姿を拝見したのはついこの間のことではないか。合掌。
と常日頃思っているんだけど。
もちろん一言「そこ、確認取ってよね」と言えなかったオレが悪い。んでもそれじゃあ間に入ってるクライアントさんの仕事って……ごにょごにょ。
池宮彰一郎氏、阿知波信介氏(ともにasahi.com)。お二方ともに、亡くなる直前の境遇はあまり満足できるものではなかったような話は聞いているし、阿知波さんについてはさらになにやら、少々騒がしい話も聞こえているようで。それはそれとして、切れ味鋭いヒーロー、のひとつのパターンを具現してくれたお二方ではあったと思うのでそこには深い深い感謝をこめて合掌させていただきます。
盗作疑惑でミソを付けたが、それでも池宮氏の「島津奔る」は、読み応えだけで判断すれば充分読む価値のある本ではあると思う。「遁げろ家康」まで行くと、残念ながら著者の説教臭さが前に出すぎているいやらしさが感じられてしまうのだけれども。機会があったら読んでみてください。なかなか熱くて良いと思いますよ。
近所のブクオフの100円棚で見かけたもので、ついふらふらと。停止線を1冊オーバーした状態で一旦解脱していた例のシリーズ、「火の山」「ヤーンの朝」(グイン・サーガ 102、103)。もはやごひゃくえん読者すら裏返して、ひゃくごえん読者でございますが。
さすがに3年も間があいちゃって、かなりいろいろ忘れてるんだけど、その辺を思い出しつつ「火の山」。アルゴスとゴーラの紛争に武力介入したグインによって重症を負い、死線をさまようイシュト、一方グインとスカさんは、突如発生した大規模な山火事に追われ、こちらも絶体絶命の危機に…、ってなお話。"はかない"やら"か弱い"やらの形容詞が付くキャラが最小限に抑えられ、代わって話の中で割とキイ・パースンになっているのが、故アリさんだったりグラチーだったりするんで、お話の牽引力は結構なもの。死線をさまよった末に自分自身の力だけでLv.3に進化したイシュトとか、久しぶりにかなり真面目なグラチーとか、それなりに読みどころはあると思う。特にイシュト完全復活は、なんだかんだで同慶同慶。
続く「ヤーンの朝」は序盤、またもやはかないはかない言うてるキャラが出てくるんで、あー戻っちまったか、と思ったんだがそこは案外控えめで、マルコ、カメさん、ヴァレ君のグチ吐き合戦、グラチー対イェライシャの爺さま魔導師大決戦、マリウスの(作品世界的な意味での)先祖返りと、それなりに見どころあり。あらあらどうしたの、面白いじゃないの(w。
近所では104が無く次が105だったんで、今回は2冊だけ買ってみましたが、なんだな、偶然続きを見かけたら何とはなしに買うかもしれないな。何だかんだで「放浪編」の3人組がいきいきしていると、このシリーズは楽しめるのかも知れない。
とはいえキャラを問答無用でお馬鹿さんにしてしまう近年の温帯クオリティも健在で、103巻では赤毛のゼノン君が毒牙にかかってしまってご愁傷様。もともと筋肉しか取柄の無いようなキャラなのに、ほとんどぼんやりさん扱いまで格下げされてしまって、ちょっとかわいそうでしたわ。
最新のビルドは9972。Operaはいつもそうだけど、バージョンアップしたての時の「お、速いね」感はいつもの通り。すぐわかるところやそうでもないところで、いろいろ変わっているんだろうけど、個人的に一番嬉しかったのは(これ、このビビルドで可能になったのか、beta2がリリースされた時からそうなのかはわからないんだけど)、Speed Dialの表示数をiniファイルで編集できるようになった事。
Opera9で登場したSpeed Dial、少々地味ながらも案外便利で気に入ってたんだけど、表示できるDialが九つ、ってのが微妙に物足りなかったのよね。あと二つ三つ、登録したいところがあるなあと思う時があって。そこが改善されてて、ちょっと、いやかなり嬉しい。まだちょっと、ちゃんとしてないところもあるんだけど、かなり使える感じになってきたかな。ちなみにレンダリングエンジンの名称は、マーリン→ケストレルと来て、最新バージョンはドラゴンフライなんですな。ちぇ、グリフォンとかニーンになってたら嬉しかったのに(w。
山海堂の雑誌、「GP XPRESS」、通称GPXの'89年プレ・シーズン号の表紙。レース終了から一週間で速報を出してくれるこの雑誌、一号あたりのボリュームは少々控えめながら、その初期にはホンダF1第一期のリーダーも務められた中村良夫さんの文章も読めたりして、なかなかのコスト・パフォーマンスの雑誌であったように思う。途中で書店売りを止めて、定期購読者に郵送、ってパターンに切り替わったんでしたっけか。
そんなGPXの表紙で必死にママチャリを漕いでいるのは「大英帝国の息子」ことナイジェル・マンセル。モータースポーツの最高峰とされるF1も、時代の変遷に影響を受けずに来られたわけではなく、ここまで何度も大きな分岐点を通過しているわけで、んでまあありていに言って分岐が来るたびにF1はいつも、面白くなくなってきたような歴史があるように思う。最初の大きなターニング・ポイントはたぶん、ロータスがグラウンド・エフェクトカーを持ち込んだときで、その次の大きなそれはターボ時代とその前後って事になるんじゃないかと思うんだけれど、そんな第二弾の大きな大きな転換期にあって妙に「古武士」の風情を漂わせてくれたトリックスターが、マンちゃんことナイジェル・マンセルであったなぁ、と。
そんな彼のキャラクターが良く出た写真と言えるんじゃないでしょうかね、これ。とても好きですよ。
少し時間が経ってから見直してみたら、また違うのかも知れないんだけれど、今のF1に欠けているのが、こういうキャラなんじゃないかなあという気はしますな。ヴェッテルあたりに少し期待してるところはあるんだけど、マンセルほどのお騒がせキャラ(だけど速さは文句なしにある)ってのは、今のF1では望んでも得られないタイプのそれなのかも知れない。
懐古しはじめたら終わりなんだろうとも思うんですけどね。
バトンが乗る事を想定してデザインされたマシンをあてがわれて少々苦労していたミハエルに、彼用にモディファイされたマシンがようやく出来上がったんだとか。それもあってかバルセロナにやってきたミハエル、そこそこ速いらしいですよ。英文なのであんまり良く判らないんだけどね。
と言う事でタイミングモニタで観戦、と言うか別の事やりながらのチラ見なので、あまりしっかりと見てたとは言えないんだけれど。
週末は雨模様なんじゃないかと言われていたスペイン、どうも天気は保ちそうって事なので決勝もそれほど荒れないのかも知れない。そうなるとなにせ抜きにくい事で有名なカタルーニャ、パレードラップを延々見せられる事になりそうでちょっとイヤだな。
予選はレッドブルが速く、あとはトップチームがいい具合に入り乱れ、可夢偉も10位スタート。雨降ると面白そうなんだがなあ。
「TIGER & BUNNY」、「DOG DAYS」、「よんでますよ、アザゼルさん」、「変ゼミ」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーOOO」、「スイートプリキュア♪」、「青の祓魔師」、ニコ動で「花咲くいろは」。
土曜深夜。割と全体に粒揃ってきたか? 「TIGER…」、一応全体を通して引くネタみたいな物も仕込まれてるって事なのね。ちょっとヒーローの数が多すぎんじゃね? って思ったんだけど、これ2クール物なのね。だったらこれぐらいいてもまあ良いか。「DOG DAYS」もユルいなりに、これはこれで。オンミツ部隊の二人、画伯とあすみんかと思ったら、ぴかしゃとあすみんだったのか。なんだその芸人コンビ。「アザゼルさん」と「変ゼミ」もまあ面白い、今週は「変ゼミ」が妙に面白かった。ヤス君のおっかさんが最高っす。で、ヤス君のお名前、「ひしやす」ってのはやっぱ、シド・ビシャスからなのかね。
日曜朝。「ゴーカイジャー」、殺陣も良い感じなんだけど特撮パートも地味ながら意外に新しい事やってる気がする。ビルをぶった切った時のパーティクルの処理とか、爆発の時に素材を追加して混ぜ込む感じとか。本編の方もなかなか良い感じ。青の人はゾロのポジションって事なんだね。あと、今回のシリーズの最大の見どころは、どう考えてもアイムの胸元と太ももだよね(殴/蹴)。「OOO」は、またなんかうさんくさいヤツが出てきたな、的な。やや唐突感はなくもないけど。「プリキュア」、三人目が誰かでもうちょっと、引っぱりたいわけね。
「青の…」、「いろは」、ともにギャグ方向にややシフト。悪くはないと思うです。
C6-8T。追いつかれたときには、ああこれで今日も終わったかと思ったんだけど、鳥谷のHRでなんとか突き放して勝ち。よかったよー。んでも今日に限ってはこちら、G7-7DBの方が良く頑張ったー! な感じだな。
にしてもどうした? GW明けでこっそり統一球の規格を変えてみたりした?
藤田雅矢 著
カバーイラスト 菊池健
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
ISBN978-4-15-208526-9
世界がトシとムラに別れた世界。トシはドウグを造り、ムラは農作物を収穫する。荒廃したこの世界にあってムラが依存するのは<ハハ>と呼ばれる巨大な機械。それは荒廃した大地を呑み込んでゆっくりと進み、それが進んだあとには、さまざまな植物たちと、それらが繁殖するのに必要な土壌を産みだしていく。独自の意志を持って進む<ハハ>の後を追って移動式の農業を営むムラと、一つところにとどまるトシとの距離は日に日に隔たっていく。二つの世界を繋ぐものが、交易人と呼ばれる人々だった。だが、いかなる理由かは解らないまま、トシとムラを行き来する交易人の数は減る一方。ニジダマと呼ばれる少年の住むムラも、長らく交易人の来訪を待ち望んでいた。そんなある日……
軽石庵さんからJコレ借りて読んでみようシリーズ、その11。「サンダーバード」のグレイ&ハウスマン建設会社のスーパーマシン(名前あったっけ? ジャングルを進むと走ったあとが8車線の道路になっちゃうヤツ)をもっともっと上等にしたような、走るテラフォーミングマシン的なキカイがゆっくりと南に進んでいて、人が住めるのは、そのマシンが通った跡と、あとはムラの人々からしたらどこかにある、としか判らないトシ、という世界で、その二つの世界を行き来する人間が、失せものを探しつつ、この世界がなぜこんな風になってしまったのかを探っていくと…みたいな。
その世界観の紹介から始まるお話の出だしはたいそう魅力的。ディストピアと化した世界において辛うじて生存可能な狭い世界に棲み、そこから外へ、という強い願いを抱いた少年が彼の望みを満たしてくれるかも知れない旅人的な存在と出会って、という部分はある意味ジュヴナイル系のお話の定番ではあるよね。そこの所のワクワク感はかなりで、こりゃあ面白いお話になってくれるかな、って期待したんだけど、そんな魅力たっぷりな導入部から中盤戦に差しかかったあたりで、なんというかお話のテンポが急に上がり始めるの。それも歓迎できないテンポで。
前述したように、出だしはとても魅力的。で、このワクワクする序盤に続いていって欲しい展開は、ニジダマが出会った(旅人役の)ツキカゲと長く苦しい旅を続けて行き、そのたびの過程で見聞きするさまざまなものごとから、この世界に対する理解や疑問を深めていき、そうしてようやく辛い旅路の末にたどり着いたトシとはなんであったのか、という流れであって欲しくって、で、その流れは一応なぞってはいるんだが、どうにもその、「長い旅」の部分が物足りない。ここが物足りないから最終的に明かされる世界の秘密的なところも、「あ、そうですか、そうですね」的な感想しか持てないんだった。
長けりゃ良いってものでもないとは思うけど、本書に関しては明らかに長さが足りないと思う。途中に少々うんざりするくらい長く、厳しく、場合によっては少々退屈な旅の記述があったならば、その後に待っているトシ、ひいては世界の秘密ってあたりにも、もう少し深めな感慨を得られたのじゃないかしら。掴みがとても魅力的だっただけに、そのあたりが少々残念でありました。
★★★
暖かくなる前に一度やろうと思ってたんだけど、暖かくなる前って、寒いじゃん? ついついサボっていた庭の草引き。暖かくなる頃には、今度はDG君仕事が佳境に入ったもんだからまた後回し、なんて事をしている内にお庭は草ボウボウ状態に。こりゃさすがにマズかろうって事で、文字通りの意味で重い腰を上げ、刈り込み鋏片手にお庭にゴー。
ウチは1階の端の部屋なので、自分とこの庭の他に、マンションの端から庭へ通じる小道があって、ここもウチの持ち分って事になるので、そこも手入れしてやらなければいかんので、よそのお家に比べると草をむしらなければいけない面積は2倍半ぐらいあるのが厄介なんだよね。
鋏とごみ袋片手に朝の10時頃からごそごそと野良仕事開始、一応自分とこの庭に湧いてた雑草やら品種不明の樹木(どこからやってきたんだ、こいつら)やら、引っこ抜いたり切り倒したりして、まあまあ見通し良くなったかな、ってとこまで持って行けたなあと思ったら、お時間は14時前になっておったわ。ま、写真見りゃそりゃ時間もかかろうってもんではあるわね(^^;。
草木もそうなんだけど、何せ10階建てマンションの1階、草木に混じっていろんなもんが上から降ってきておって、そっちの始末も大変だったわ。ほいほいペットボトルとか投げてんじゃねーぞ。
んまあこの件は、最近になって顕著になってきているようで、先日も「ベランダに飛びやすいものを置かないように」なんて回状が回ってたけど、ウチは1階だからこの件に関しちゃ100パー被害者なんで、まあ良いんだけれども。
ともあれ久しぶりにがっつり肉体労働やりました。終わったら足腰グダグダになってたよ。重たい足腰引きずって、王将まで出かけて腹に入れたビールと餃子が超絶旨かったんだぜ(w。
G2-3T。延長12回までフルにやらかした試合だったけど、榎田の何とも言えん掴み所のなさ(序盤何とか凌ぐと、長めに投げて巧さが出てくるタイプなのかね)もあって、9回裏2死までは胃にキリキリ来るような緊張感のある試合、だったんだけどそこから先がどうにも不細工。というかリード取った時点で守備固めを優先してマートンと新井を下げる和田はん、そこ、ドームやから。あと隼太な。どんだけ守備で足ひっぱってんねん。今日もせっかくのホームランがフイになるレベルの守備だったぞ。ドメさんの登録抹消はじわじわ効いてきそうで怖いなあ。中継ぎ、押さえのセットもそれで良いの? って気は相変わらずするし。
そんな中、これまで「桧山禁止」とか言い続けてきてすいませんでした。ひーやん、今日はホントにありがとう。
レイ・ハリーハウゼン(asahi.com)。92歳は大往生と言えるんだろうな。特撮映画の楽しみ方の一環を教えてくれた人であったと思う。尽きせぬ感謝を。
午後に妹一家が高岡から母の骨壺を運んできてくれたので、納骨堂のあるお寺で落ち合ってお坊様にお経を上げていただいて、父の壺の隣に母の壺も並べる。ちょっと狭いがまあ我慢して下さい。時々酒やらなにやら供えに来ますよって。
妹一家はそのまま姪っ子が住んでる京都に行くって事で、お寺の前で「んじゃまたなー」ってことで。カミさんと倅は直帰するって言ってたけど、天気も良いんで自分は歩く事に。写真は三宮に向かうJR、阪急のガードから。ちょっとトーンカーブ弄りました。ガード下の向こうは新神戸。がっつり新開地まで歩いたんで、ビールが大変美味しゅうございました(w。
H・ポール・ホンジンガー 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト 池田宗隆
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012123-5 \1060(税別)
24世紀、地球人類の連合体、ユニオンはいくつかの異星種族と様々な度合の緊張状態のもと、宇宙に拡散しようとしていた。そんなユニオンにとっての最大の仇敵、クラーグとの遭遇戦で武功を上げたマックス・ロビショーは新鋭駆逐艦«カンバーランド»の艦長を拝命する。だが«カンバーランド»は度重なる戦線離脱で艦隊における評価は最悪、しかも前任の艦長の不条理な指揮によって、乗員たちは萎縮と腐敗がはびこっていたのだ。時を同じくして赴任してきた風変わりな軍医シャヒン、信頼できる何名かの士官の協力の元、マックスは«カンバーランド»を戦える艦に変えていこうとする…。
また新手のミリタリSF。本作の著者は結構遅めのデビューで、そのデビューの後押しをしてくれたのは先に作家として活躍していた奥様だったのだとか。そこそこ歳くってからのデビューというのが影響しているのかどうかわからないけど、全体に落ちついている、というか突っ走らない、というか、そんな感じはあるかも。SF的なぶっ飛び具合ってところでは少々物足りなさもあるけれど、エンタティンメントとしては肩の凝らない、気軽に楽しめてしかも良い感じに長い本、になっていると言えるかな。
それなりに年を食ってからお話を作る事になった、というのが影響しているのかどうなのか、わりと歴史あるあるみたいなものが多めなのがこの人のスタイルなんだろうか。それも「歴史群像」的な、一冊で近代と中世のエピソードをまとめて紹介して行く形の何でもあり感に、やっぱりこの年代の作者故と言えるんだろう、特定のSFシリーズへの何とは無しのリスペクトみたいなもの(24世紀のお話、って時点で「スタートレック」は意識しているよね)もあって、うん、微笑ましい (笑)。
SF的には人類とその仇敵クラーグ、さらにいくつか登場する異星人類の出自のようなものにワンアイデアありそうな気はする。ここはシリーズが続いていくと(原題見るとこれも3部作みたいですぜ)、いろいろ説明があるのかも知れない。んまあここは昔からある、人類は一度は銀河の覇者だったんだけど…、的な流れになりそうではあるけれど。
全体としては「シーフォート」で始まって「ジャック・オーブリー」ものの展開を挟みつつお話を良い感じ終わらせようとしている感じ。少々ムシが良すぎるのでは? と思う展開にはちょっと首を捻るけど、お話としてはそこそこの分量をしっかり読ませてくれてはいるのだからまあいいか。「ジャック・オーブリー」におけるオーブリー艦長とマチュリン医師の関係性みたいなものが見えてくるあたりは、ちょっとニヤリとできるかも。そういう意味では逆に上級者向け、ってことになるのかなあ(^^;。
★★★
週初め。「ヒナまつり」、よく考えたらこのアニメの大人たちってほぼ全員クズなんだけど、そんな大人たちを遥かに凌駕するクズがメインヒロインのヒナだというね。
「デビルズライン」、吸血鬼側にもいろいろタイプがありまっせ、という。もちっとエロを、お願い(^^;。「ティラミス」が急にシリアス方向にどうしたこっちゃ、と思っちゃった。
冲方丁 著
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
ISBN978-4-15-031320-3 \780(税別)
マルドゥック
完結したところでまとめて感想を書こうと思ってたんだけど、で、第3巻だから当然これで完結だろうと思ったんだけどまだ終わりじゃなかったぜ(w。とはいえある意味ちょっと区切りがある巻でもあるので、ここで一度感想を。1巻から3巻までの分の感想をまとめていう感じで行きますね。ちょっと前の巻に関しては記憶が曖昧になってるところもありますけど(^^;
なんというか、新感覚SFアクションと言うノリが斬新だった「マルドゥック」のシリーズ、「…スクランブル」の他は前日譚だったり短編だったりで、いわゆる完全新作なのはこれが初めて、って言えるかも知れない。で、こちらで語られるストーリーはSF的なヒキよりはなんと言うんだろう、シチリア・ギャングの抗争に未来世界での山田風太郎忍術大戦を被せたような構造、と言えるだろうか。一応安定している世界を、それとは違うルールで書き直そうとする勢力、しかもその勢力の方法論は必ずしも平和的なものではない、そしてその勢力に対抗するのは、今ある世界を維持したいと思っている、それぞれに様々な事情を抱えた人びと。
第1巻の冒頭から結構ギョッとするような、主役であるはずのウフコックの描写から始まるこのシリーズ、その部分のディティルは一旦措いて、お話は<クインテット>の勢力拡大のための動き、それを感知し、対抗しようとするイースターたち09メンバーの戦いが描かれる。ここは先に述べたように、マフィアものとか韓国ノワール的というか、闇社会での男(ちがうな、男女だな)たちの暗闘をメインに進んでいく。ここに敵味方のエンハンサーたちの能力描写が加わってくるあたりはなんかもう、山田風太郎のエンタメ小説を読んでる気分。若干SF読んでる感はスポイルされてると言えないこともなかったけど、それでもそれなりに面白かった。これが第2巻までの感想ね。
そしてやって来た(これで完結と思い込んだ)第3巻、これは上がるね。ずっと引きずってきていたウフコックの不穏な状況、ここまでじっくりと積み上げてこられたシティをめぐる勢力争い、そしてここまで念入りに組み立てられた敵味方の関係性が、その個別の能力込みで一気に能力合戦になだれ込む、この快感は相当なもの。「伊賀の影丸」の敵味方の忍術合戦になだれ込んだ感じがあってそこもとても楽しい。
その上で降臨するバロット、って図式にはちょっと痺れたよ。なんだよ、3巻で終わりじゃないのかよ、じゃなく3巻かけてとうとうバロットキター!! っていうね。最強ペアがその立ち位置を交換してバトルに向かう、ってシーンに燃えないボンクラはいないだろ、ってなところで。
続きが猛烈に読みたいです(^^;
★★★★
朝、トースト、ブルーベリージャム塗ったやつと林檎のスライスちょっぴりに紅茶。昼前に原チャばびゅーんでいろいろ買い物して戻ったらもう昼だ。カミさんの昼飯は焼き魚(銀鮭)、大根おろしにポン酢、あとほうれん草のおひたし。生まれて初めてお魚なんてものを調理した気がする(クッキングホイルひいたフライパンに魚の切り身置いただけですが)。食後のタイミングで洗濯して、お風呂にお湯張ってカミさん入浴。今日は一回転けた模様、ま、浴槽の中ならそれほど心配なし。
晩飯前にもう一回出動。カミさんのクレカの請求額の補充とあと小物をちょっと。帰って晩飯作り。病院食にもクリームシチューがあった、って聞いてたのでそれを作っとくか、と。
目立って薄味、って事でもなかったようなので、シチュー自体は普通に作り、量でコントロールする感じで。小さめの皿にシチュー盛って、フランスパンをひとスライスとチーズロールを半分。オレと倅は白ワインだけどカミさんは紅茶で晩餐。ハラペコ星人キャラは相変わらずで、油断してるとこっちのフランスパンに手を伸ばすので、その手はひっぱたく。それでも最後のパンを倅が手に取った瞬間のカミさんの目つきがすごくて、「ケモノの目になっとるぞ」で家族大爆笑。
ちょっと運動させないといけないな、と思うんだけどなかなか動いてくれないです(^^;
冲方丁 著
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力+WONSDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031367-8 \780(税別)
ついに再会を果たしたバロットとウフコック。二度とバロットに危険な事はさせまいと思っていたウフコック、ふたたびウフコックの存在価値を知らしめたいと思うバロット。離れていながら互いを思う気持ちに変わりは無かった。そして今…
もうね、3巻のラストでダダ上がりになったテンションを少しも減じることなく進んでいく物語のスピード感、それでいて単に「バロットつえー!」のアクションのつるべ打ちにとどまらず、確かにバロット(とウフコック)はつえー! なんだけど、その強さを彼女はどうやって我が物としたのか、と言う部分を間に挟みつつ、クインテットとの戦いのシーンがカットバックされる。大学に進み、司法の道を目指すことにしたバロットが、その過程で何を学んでいくのか、そしてそれがオフィスの一員としてのバロットにどんな影響を与えていくのか、そしてそれが現在ただいまのバトルにおいてどんな結果を導き出すのか、ってところの描写が素晴らしい。
しかも、その過去のパートにおいて、実は既にバロットはクインテットの首魁と会っていた、なんてエピソードが挟まれたりするもんだから油断ならない。そしてこのパートが挟まることで、クインテット側のキャラクタたち、なかんずくそのトップであるハンターに、ここに来てキャラクタとしての広がりが生まれているあたりもとても興味深い。そりゃ悪役とは言え血肉の通った人間なのだからね。そこのところを深く掘り下げていくところでヴィランとしての魅力もより増そうってなもので。
その上でやっぱり本書の魅力は、ふたたびバディとなったバロットとウフコックの絆の強さと、その絆から繰り出される、ここまでどちらかというと煮え切らず、苦渋に満ちたものばかりだったウフコックの能力が、バロットによって(敢えてこういう表現をするけど)気持ち良い方向に全振りして使われる時の快感、って事になるんだろうな。もちろんこの先、こんなイケイケばかりで話が進むとは思えないけど、それでもあのボイルドに勝った二人なのだもの。きっとやってくれるに違いない、と思わせながら次巻に続く。
続きを、続きを早く読ませて下さい。心からお願いします(^^;
★★★★
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□ TUX [●今日の斬鬼さんたちの変身をみて「あきら!焦っていいから、早く鬼になりなさい!」とか思ってしまいました(爆殴) ●..]
□ ROVER [服が飛んじゃうのはすばらしいですねえ(^^;)]