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背取り旅がてら立ちよったワークさんに入ってた新食玩。エフトイズ、というところから発売された、1/144ヘリボーンコレクション、なるヘリコの食玩シリーズ。第一弾はAH-64、Mi-24、UH-1、SH-3の4機種、それぞれ2種類のマーキングで8パターン。機種は選択可能なれどカラースキームは開けてみるまでわからない。海自版のシーキングが出るといいなあ、と思いつつ買ってみたんですが、めでたく大当たり。サムネールをクリックで大きめ画像。デジカメが見あたらないんでケータイで撮ったものなのでやや画質悪いです(ってデジカメどこ行ったんやー)。
いやー、潜水艦シリーズもぶっ飛んだけど、こいつもすごいわ、やりすぎですこのディティル。パーツの合わせもしっかりしてるし、メインローターは挿すだけで勝手に可動になっちゃうし、汚しの具合も品良く決まってる………って、監修SWEET? 道理で(w。
スケール統一なのでUH-1なんかはぐっと小さくなるんだけど、その分きっちりキャビンまで作り込んでいるらしいです。おっそろしい。
これ、シリーズ化されるのかなあ。CH-47とか出たら、ソフビのガメラと組み合わせても楽しそうだよね。あと、SH-3ではやっぱりアポロ司令船がおまけについたヤツとか出して欲しいよなあ。ベル47*1とか、どやろ? 星川航空バージョンで。うーん、妙に夢が拡がるね。
*1 ってあれ? 「ウルトラQ」のヘリコはロビンソンでしたっけ?
ついでにいろいろムラさんに教えてもらいました。ちゅーか今日は、ワークにいったら前の店長のY田さんもいらっしゃってて妙にお店が懐かしい感じに。さて、
先月だったかちょこっと再販されてた(けど少々無茶な値段ついてた)タミヤの1/100ミニジェット・シリーズ、年少さん向けの入門アイテムとして、500円程度に価格を抑えて新たにシリーズ展開をするそうな。とりあえずのラインナップは、なんだったかな、ファントムⅡ、コルセアⅡ、フィアットG.91、あとなんやらかんやら。特筆すべきは蛇の目ファンのアイドル、食べ過ぎのこいのぼり、BACライトニングが久々に復刻だそうで、ううむ、そりゃ欲しいね。
あとこのシリーズ、ヘリコに結構いいのがあったような覚えがあるんで(スカイクレーンとかね)、そっちも再販してくれるとうれしいな。
シリーズ的には、おいおい新金型の新製品も予定されてるらしいんだけど、どのあたりが出てくるんでしょうな。今向き、てことだと、フランカー、トムキャット、あたりなのかね。妙にマニアックなアイテムを紛れ込ませるのが上手いタミヤ、しれっとユーロファイターとかグリペンあたりを紛れ込ませてくれると面白いシリーズになりそうなんだけど。
元ネタ判る人も減少傾向か。さて、Unlimited Clip Works経由で戦車占い。
乱土 労馬さんは 天馬(チョンマ)号 です!
天馬(チョンマ)号さんは、非常に人見知りで、周囲からは謎の人物と受け止められることが多そうです。性格は執念深く、絶対的秘密主義。反面、努力家でもあり周囲が気づかないうちにとんでもない成果を出して人びとを驚かせるかもしれません。
恋愛面では相手の過去に非常に拘るタイプです。相手が処女かどうかを気にかけるなど理想やロマンを追い求めやすく、いちばん大事なことを見逃してしまいそう。また非常に嫉妬深く、相手を束縛したがるあまり、人道に反した強硬手段をとってしまいがちです。
ラッキー国家主席は(以下略
ラッキーワードは「万歳」です。ばんざい、ではなくマンセーと読んでくださいね!
劣化コピーか、オレは。
それも26年分の加速度ともなると簡単には止まるわけもないか。本屋にて「あ、『トリポッド』の4巻だ。わーい。ウィリアム・ディーツ? ああ、戦闘機甲なんたらレギオンの人やな、一応買っとくか。ん、グインも出てんのかー」……で買っちまった。愚の101、「北の豹、南の鷹」。「の」の無いタイトルは何度かあったけど、「の」が二回付いてるのはシリーズ初なんじゃないか?……ああ、「ヤーンの時の時」なんつー豪快なヤツがあったか、さすがグイン。
そうそう内容は、ここまで100巻に渡って温帯の魔の手を逃れおおせてきたスカさんも、とうとう捕まっちゃったぁ、と言うお話。あとナリス様マンセーできなくなっちゃったので、代替テキストにマリウスが選ばれた模様。
来月はうっかり買わないようにしような、自分。
街を通過する機会が格段に増えた倅、今日は島本和彦「卓球社長」、藤崎竜「WaqWaq」(3)を買って帰ってきた。それはいいが倅よ、なぜに「『卓球社長』は500円だったよ」といってこちらに上に向けた掌をさし出すのだ? オレは一言も、「買ってきてくれ」と頼んだ憶えはないが。あ、「『WaqWaq』は買う気はないんだよな」とは言ったが、それ以外は買う気満々だと判断したのか? ええい、なんとしても買ってきて欲しい本があったら前もって頼むわい。
とはいえ田舎では見落とすかも知れんマンガを自動認識して確保してくれるシステムとして、これはこれで有効なものかも知れんなあとは思った。なんかガイドライン設けた方が良いかしら。
□ TUX [●KV-2だそうです…って、上り坂で首が回らなくなるですか、そうですか(爆) 「非常に個性的で愛嬌のある性格。ドジ..]
□ nico [M1A2エイブラムス重戦車かぁ だから、あの大統領が嫌いなのか?ぜってぃ似てない!!!]
□ えちごや [チャーチル歩兵戦車だそうです。 踏み台にされて人生終わるとか、基本的にマゾとか。…何となく当たっているのがなおのこと..]
□ ROVER [チャーチルいいなあ。転輪がたくさん付いててうれしいじゃないですか。]
□ noki [T35多砲塔戦車だそうな、、、なんか当たってるような。。。 _| ̄|○]
□ 古いトマトすみけん [> スカさんも、とうとう捕まっちゃった えー。そんな話なんですか101。しくしく。]
ウィル・マッカーシィ 著/嶋田洋一 訳
カバーイラスト 鷲尾直広
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011554-0 \1000(税別)
全民衆の重荷や責任をまとめて背負ってくれる存在として、世界の総意の元に選出された"人類の王"。その初代の玉座に就いたのは、わずか15歳のトンガ王国の王女タムラ。その後に起こった科学技術における三つの大躍進は、彼女を不死の世界の永遠の処女王という希有な存在にまで押し上げてしまうことになる。その三つの躍進とは、あらゆる物に可塑可能なナノテク素材"ウェルストーン"、あらゆる物を転送、複製、修復可能な"ファクシミリ"、そしてマイクロ・ブラックホールを格子状に配置させることで誕生する超光速伝導物質"コラプシウム"。不死の世界が実現したその世界で、コラプシウムの生みの親であり、ソル女王国最高の頭脳といわれる科学者、ブルーノの元にタムラ女王からの使節が到着するところから、ソル女王国を揺るがしかねない事件の幕が上がるのだった…。
そりゃ確かにわたしゃ木嶋俊さんのカバーは個人的にちょっとなあなどと失礼千万なことを申し上げましたよ。だからってこのカバーは…… オレに対する嫌がらせなんですかね(思い上がるな)。
まあそれはそれ、ってことで読んでいったわけだけど、途中までは「おっかしいなあ、どんなに拡大解釈してもカバーのおにゃにょこがタムラ女王には思えないよなあ」って気分が募るばかり。大きく三部構成になっている本書の二部に入ったところでようやく「ああ、そういうことかぁ」というのが分かり、ついでにそれまで意味不明だったカバー裏の惹句も理解できたわけですが、その売り方はどーなんだ早川書房(^^;)。
その辺を気にしなければ、「ハードSF」を謳っている割には脳味噌腐りかけの私にも充分楽しめるし、そこここに「ああ、そういうアイデアがあるのか」ってなちょっとした驚きも用意されてて悪くない。科学が超絶的に発達した世界では、飲み過ぎて気分悪くなってゲロをグラスに戻したら、たちまちナノテクが働いて今戻したゲロがおいしそうなビールに変わってしまう、というのはすんげーお得なような、でも絶対それ飲みたくないよな(ゲロ話好きやなあ、あんた)、などと要らんところで歪んだワンダーも感じましたよ。
全体にハードSFにありがちな、頭の悪いヤツをどんどん置き去りにしていく感じってのは控えめで、あくまでスペック的なお話での嬉しそうな解説が続くので、オレのレベルでも分からんなりに凄いんだろうなあ、と思うぐらいでそれほどつっかえることもなく読み進んでいける。これにお話そのものの展開ぶりとかが、妙に既視感のあるそれだから余計に快調。なんなんだろうなあと思いながら終盤まで読んでいって、ようやく正体に気がついた。
これ、ハードSFの皮をかぶった「スカイラーク・デュケーヌ」なんだね。売れっ子科学者(©いしかわじゅん)の地位を争う二人の科学者が時に敵対、時に協力して難事件にあたる、つー構図、どんなピンチにも主人公は「ああもうだめだ……待てよ(ぴきーん)……そうかッ!」で片っ端から難問解決、ってな展開。いやあ懐かしい、今時こんな展開、恥ずかしくってやれねーだろ普通と思えることを平気でやってくれるもんだから、読んでるこっちも途中から妙にニヤニヤしながらページをめくってた。
コラプシウムをはじめとする技術なり理論なり、著者のウィル君(タメ口かよ)はそれなりに真面目に考えている(からこそお話に面白さを加えているわけだが)らしいけど、そんなコトより、とんがってるようで実は妙に懐かしくって笑っちゃうミスマッチ感覚がこの本の魅力のような気がするね。
(★★★)
新しく始まった番組をためしに見てみたり、見れないはずの番組も見ちゃったりで、「仮面のメイドガイ」、「図書館戦争」、「二十面相の娘」、「マクロスF」、「クリスタルブレイズ」、「機動戦士ガンダムOO(再)」、「ペルソナ トリニティソウル」、「ToLoveる」、「xxxHolic 継」、「炎戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5GoGo!」、「コードギアスikry」。あと、本来見る事はできないはずなんだけど「アリソンとリリア」に「ネットゴーストPiPoPa」なんてのも。
S&W M29に基づく銃社会やトランザムをテーマに乗せ、1人の男の成長劇とラグス・タウンと呼ばれるシティを舞台にしたSFアニメとなっている。などという、もはや日本語になってない説明があったけど、5話まで見た限りじゃあ、全然そんな話にはなってねえなあ。
ファンタジー・アートの超巨匠、フランク・フラゼッタ。
初めてバイトして、初めて買った英語の本はフラゼッタの画集でございました。予備校行ってたころかな。スターログで知って、親父の知り合いの土建屋さんとこで二日間、一輪車に土砂乗せてごりごり運んで5,000円ちょいもらって、速攻で彼の画集を2冊買ったんだ。懐かしいな、ほろり。
なんかさあ…、
今、天国ではフラゼッタと武部さんがいぇーいって感じでデジャー・ソリスの描き比べやってて、それを横で野田昌宏さんがニコニコ眺めてるんだぜ。本多-円谷-伊福部トリオが、なんか新しい映画作ってるかも知れないんだぜ、平田さんとか中丸さん(それからもちろんたくさんの大部屋俳優さんたち)呼んでさ。
いいなあ天国。今から行いを改めたら、オレも天国行けるかなあ(^^;)。
□ TUX [●ああ、おれも行きたいなあ、天国(泣) ●フランク・フラゼッタ師匠、センス・オブ・ワンダーをありがとうございます。..]
機本伸司 著
装画 D・K
装幀 伸童舎
角川春樹事務所
ISBN4-7584-1003-8 \1700(税別)
単位が足りない。このままでは留年してしまう。でも憧れの彼女が入りたいらしいゼミは結構厳しいところらしい。いろいろなもやもやとのっぴきならないものを併せ持ったまま、鳩村研究室のゼミ生となった僕。そんな僕に鳩村教授が最初に命じたのは、かつては天才ともてはやされ、飛び級でゼミ生となっていた16歳の少女、穂瑞沙羅華をもう一度研究室に呼び戻すことだった。下手をすれば教授連以上の知能を持つ彼女は、その知力が逆に災いして、大学での研究などには興味が持てなくなってしまっていたのだ。とにかく担当教授の心象を少しでも良くしたい立場の僕としては、とりあえずやれることはなんでもやる、ぐらいの気持ちで彼女の許を訪れたのだったが…。
軽石庵さんから借りるJコレもそろそろタネ切れになっちゃった。って事でそれ以外でなんかねえかな、と思ってちょっと棚を漁って見つけたもの。前に読んだ「スペースプローブ」は正直感心できないお話だったんだけど、こちらの作品は各所でそれなりに高評価だったので、どんなものかなーと思って読んでみた。
お話はあらすじで紹介した(十代でスーパーカミオカンデ級のビッグ・サイエンス的研究施設の基礎設計をやっちゃうような)超天才少女、彼女はもはや普通の大学レベルでネタにされるような研究テーマでは、到底自分の好奇心を刺激されることはなくなってしまい、どちらかと言えばニート的なポジションに自分を引きこもらせてしまっている。そんな彼女の許に、「無から宇宙ができたというのなら、今もそこらに無がある状態で、なぜに宇宙は創生できないのか?」というテーマを振られて俄然やる気を出す、というのがメインテーマ。基本的に狂言回しである僕と穂瑞の会話から、宇宙創生のキモにまつわる理屈の部分にそれなりに深く切り込んでいく様なお話で、そういう意味ではハードSF風味でもあるし、もっと言うなら数学SF的なテイストがかなり濃いめに盛り込まれている。
そういう意味では理論先行、テクニカルターム連発の、オレにとっては一番苦手な方面のSF作品とも言えるのだけれど、そこはあんまり苦にならずに読んでいけた。「良く判らんけどそれなりに深い話をやってるらしい」程度の認識で充分先に進んでいける、というのは自分にとってのハードSFのあるべき姿。話の流れが理屈の部分じゃなく、その理屈から人はどう動くのか、という部分がお話の流れのキモになっているから、判らんところを飛ばしていっても何とかなる様な造りになっているのだと思う。そこは歓迎できます。
そこは楽しかったんだけど、お話として読むならもう一声、考えて欲しかったなあと思うところもあっていろいろ惜しかったなあ、と。SF的な丁々発止の面白さ、ってところはかなりのモノなんだけど、そこに絡んでくるコイバナ的な展開とかがいまいち上手くないなあと言う気がして。これはその後に発表された「スペースプローブ」でも感じたこと。SFマインド、みたいなものはかなりある。でもそこに絡んでくるそれ以外のお話(作劇法、って言うんですか?)って方面で手薄な感じがあるのだよな。
そこを直していくのか、それともSF的な惹きの方をもっと尖らせていくのか、正直どちらが良いのか良く判らないんですけどね。自分的には「物語」を読みたいので前者を希望するんですけど、それが良い事なのか、判断できないんだよなあ(^^;。
★★★☆
「断裁分離のクライムエッジ」、「RDG」、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」、「革命機ヴァルヴレイヴ」、「DEVILSURVIVOR 2」。「クライムエッジ」はあれか、「神様ドォルズ」っぽい絵でケータイじゃなく日用品を持って戦う「未来日記」みたいな話なのか、なるほど(一人合点)。「RDG」はキング・オブ・八百万の神々を決めるようなイベントに若い衆が巻き込まれて、みたいな? 世界遺産とか、どういう文脈で紛れ込んできてるんだろう。変わった味はあると思うけど、この絵柄でお馬がどーしたこーしたって話が出てくると、「TariTari?」とかつい思っちゃうよな。
「マジェプリ」はまあインターミッション的な。なんつーんですか、ちょっと力溜めるために今回は抜き気味です、みたいな?
「ヴァルヴレイヴ」の方は学園SF風味がちょっと出てきた? とりあえず先週、主人公達のいる学園の区画はダイソン球から切り離されたと思うんだけど、そうするとエネルギーとかはどうやって確保してるんだろう。あとはなんだ、非常用電源スイッチだかなんだか知らんけど、スイッチオンで全部復旧、ってのはどうなんだ? 全体に格好良くありたいと全く思ってない「コードギアス」みたいなアニメやね。「デビサバ」は、まあ判る人が楽しめれば、それで良いんでしょう的な作りかな。自分は判らん人なので、何が何やら(^^;。
S7-11T。勝つには勝ったがいろんなところが心配だ。相変わらず岩田は不安定、中継ぎ陣に信用できるピッチャーがいない上に押さえも大丈夫か状態。今日は打つ方に確変が発生した(ようやく鳥谷に当たりが戻ってきたのかな)おかげでなんとか逃げ切ったけど、9回裏の福原の無死満塁ショーでは、本気で負けを覚悟したんだぜ(苦笑)。明日は(大事をとって、って事らしいけど)藤浪君も投げないらしいし。
投げる方の陣立てというか順番、見直した方がいいんじゃないのかな。絶対的な抑えが期待できないんだから、絶対的な抑えが出なくちゃならない局面にならないようにするような継投策、を考えるべきなんじゃないすかね。
月村了衛 著
カバー写真 ©Chris Jongkind/Getty Images
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031075-2 \700 (税別)
ISBN978-4-15-031076-9 \680 (税別)
ごくありふれた職務質問なはずだった。横浜港大黒埠頭に停泊中のシンガポール船籍のコンテナ船に武器密輸の疑いあり、との連絡を受けた所轄は直ちにマニュアルに則って行動を開始する。だが、質問をしようとした相手は全く創造していなかった行動に出る。やおらジャンパーに隠し持っていたサブマシンガンを乱射し、警官だけでなく周りの作業員、船員たちをも殺害し始めたのだ。しかも事態を終結させるべく突入した機動隊員の目前で、虐殺の主はいきなり自分の顔に向けてサブマシンガンを乱射する…。
極めて不可解な乱射事件の裏に何があるのか。捜査が進むにつれ、この事件の裏には過激なことで知られるアイルランドのテロ組織、IRFの伝説的なリーダーにして<詩人>の通り名を持つ男、キリアン・クインの姿が浮かび上がる。IRF、それは現在警視庁特捜部に突入要員として所属しているライザ・ラードナー警部がかつて所属していた組織だったのだ…。
前作はSFとしてはどうかと思いつつ、自分が警察小説好きなものでそんなに悪い印象は持たなかった、んだけど続編が出た時にはなんとなく食指が動かなかったものが、少し前に久しぶりに読み返してみたら、あらこれ面白いじゃない、と思えて買い求めてきたのでした。で、読んでみたらばやっぱ面白かった。正直自分はこれをSF小説としてとても良い、とは認められない。でも、近未来警察小説としては抜群に面白い、と言える。「近未来」ならSFでええやんけ、と言われそうなんだけど、そこはちょっと微妙で、なんて言ったらいいのかなあ、自分がSFにはこうであってほしい、と思う何かが、本書には欠けているんだ。で、そこでこいつをSFとしては読めないでいる。でも「お話」としては抜群に面白いとも思う。いろいろ矛盾してますがそういう状態。読んでて面白いんだから、それはそれで良いよね(^^;。なのでSFとしてはどーなんだ、は言わない。お話、特に警察小説としての面白さ、の話をします。
前作でもちょっと触れられていたけれど、機甲兵装を扱う人間がなぜ生え抜きの警官ではないのか、というあたりを隠し味に、警察、さらには政府の各部門における隠れたパワーゲーム的な部分の描写がかなり面白い。その上で「機龍」を扱う三人の「異物」、元傭兵の姿、元外国警察に所属していたユーリ、そして本作で主役級の扱いになる、元テロリストのライザの、アウトローが極めて強固な組織とどう向き合っていくか、そしてその行動に組織の側の人間たちはどう向き合うのか、ってあたりが念入りに描かれる。ここがかなり読み応え有り。
ある意味本書はライザが救いを得るまでの物語と言えると思うのだけど、で、ここがかなりいい感じなだけに、そこはSF的には斬り捨てるところだろ、って思えてしまうあたりが「SF的にどうなんだ」と自分的には思えてしまうところでもあるわけなんだけど、お話としての面白さがSFとして備えるべき何か、を超えているのだよなあ。なので点数甘くなっちゃうな。そもそも警察小説大好きなんでね。素晴らしく面白かったです。今回の主人公であるライザのパートは、ジャック・ヒギンズに読ませたいと思っちゃったよ(w。
★★★★
プチってのがちょっと残念か。悪くないラインナップだったんだけど多分メールでの買い取り依頼だったら断っていたかも知れない内容だったのだけど、これが電話で直接交渉されると、なんか買い取ることを前提で対応してしまうってのは何なんだろう(^^;。別に向こうの押しが強かったとか言うことじゃなく、やっぱり肉声を介して交渉すると、どうしても相手に気を遣ってしまうと言うのはあるのかも知れない。
ついうっかり、ちょっとだけラインナップに対して高めの査定をしちゃって、電話を切った後にちょっぴりくよくよしてたんだけど、ちょっと間があってさっきのご依頼主からまた電話があって、もう少し本が出てきたんで追加したい、って言ってきたタイトルの方が妙に魅力的で、ちょっと悪いと思ったけど、先の買い取り依頼の金額で「乗せすぎたかも」をちょっと相殺する形で、買い取り価格を上乗せさせて頂いたら、そちらを快諾して頂いたんで一安心。
あわてて(送料と買取金額送金のための)お金を下ろしに走りましたとさ(w。
土曜日の透析から帰ってきたカミさんの連絡帳(告げ口ノート、と呼んでるんですが)によると、血圧が高めなので(透析のない)日、月の朝と夕に血圧を測って告げ口ノートに記入しておいて欲しい、と。
早速はかってみたけど確かに高めだな。土曜日は朝が160超え、夕方にいたっては200超え。今日は朝夕共に160台。200ってのはちょっとシャレにならんなあ、明日は透析なのでお薬処方されるかもわからんな。
血圧の問題なのかはわからんけど、動きたがらず傾向もちょっと気になってる。このご時世、さすがに外に出すのは憚られるけど、家の中でもベッドが親友なんだよな、そしてお風呂もパス傾向(^^;
どうしたもんだか。
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□ asano [鉄人28号が再アニメ化されて放映中ですが、乱土さんのところでは視聴できないんでしたっけ。 放映に合わせてこんなのが出..]
□ ROVER [ウチには電波来ないんですぅ(つoT)… アクションフィギュアのブラックオックスかぁ、ちょっと欲しいですね。]