ばむばんか惰隠洞

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2010-03-31 [長年日記]

[Day][Books][PC] お出かけお買い物

世界の駄っ作機 5(岡部ださく/著)B002Z58GQSなんだかメモリを足したい病が発生したのでちょいお出かけ。実は一点確認したいこともあって三宮のドスパラへ。聞きたいことってのはこないだ買ったとってもお安いPC、一応GeForce8400GSが挿さってる(速攻抜いたれ、とか思ってたんだけどさすがにデジタルで接続してやるとテキストのキレの良さが気持ちよくて、抜く気がなくなってしまった)んだけど、BIOSセットアップを見てみると、なぜかグラフィックはPCIを使うように設定されてる(GeForceはPCI EXPRESS×16を使うことになってる)んだが、これはいいのか? と。お店の兄ちゃんに訊いてみたら、「一応出荷時設定をお客さんが弄ったら、その時点で保証対象じゃなくなりまっせ」って事だったんだけど、「でもこれPCI EXPRESSに挿すんだぜ? 設定もPCI EXPRESSにすべきなんじゃねえの?」って聞いたらば「それもそうですねえ…」だって(w。「調べておきます」って言ってたけど、応えは返ってこないだろうな。まあいいや、お客様、弄っちゃいます。

で、ビデオカードが本体メモリを貪るなら、貪られる方を強化しようという発想でメモリ増設。DDR2 800 2Gbがノーブラで4,500円。安くなっとるねえ。

あと、もしかしたら近々少々大きめのデータのやりとりがあるかもしれないので、8GbのUSBメモリも購入。こっちはさらに安くて1,980円だって。なんとまあ。

帰りがけにジュンク堂に寄ったら、こないだは品切れになってた岡部ださく「世界の駄っ作機 5」が入ってたのでこっちも思わず買っちゃった。わーい、表紙は「超音ジェット機」のあれだ。

半分くらい楽しく読んだとこですが、それとは別に今回の本、新谷かおる氏が序文を寄せてるんだけど、これにちょっとニヤリとしてしまった。新連載の前段階ではかなりの手応えを感じて、

うまくブレイクできればメディアうはうは状態も夢じゃないねーなんて宝くじ的妄想で盛り上がり、モチベーション100%状態で連載スタート。意気揚々で第1回目の原稿を描いている正にその時、背中にビビビと走る"駄作の手応え"というのがあるのだ。

ああ、あの傭兵をテーマにした……(^^;)。

[Books] 機龍警察

機龍警察(月村了衛/著) 月村了衛 著
カバーイラスト 永戸鉄也
カバーデザイン 電光肋骨団 + S.I
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030993-0 \720(税別)

不審な外国人が武器を持ってうろついている、との市民からの通報で現場へ急行した警官たち。だが彼らが遭遇したのは全高3メートルを超える人型の機械、「機甲兵装」と呼ばれる有人二足歩行機械だった。警邏警官の所持する拳銃などで対抗できるはずもなく、三機の機甲兵装は警官たちをパトカーごと粉砕し、そのまま街を大混乱に陥れて暴走、最終的に地下鉄の構内に降下し、発車間際の地下鉄とその乗客を人質として籠城状態に入ってしまう。警察側も直ちにSATの精鋭を出動させたが、事態は膠着化しつつあった。そんな現場に現れた一団、それは今までの警察組織の常識を逸脱した特殊チーム、警視庁特捜部、SIPD。通常の機甲兵装を上回るポテンシャルをもつカスタムメイドの機甲兵装、「龍機兵」と呼ばれる最新装備をもつ彼らは、だがその超組織的な出自から、同じ警察組織の内部でも忌み嫌われる存在でもあった…。

機龍と聞いてすっ飛んできましたが、残念ながら釈ちゃんの出番はありません(あたりまえ)。著者の月村氏は「神秘の世界エルハザード」や「少女革命ウテナ」などに参加されたベテラン脚本家。そんな氏の作家としての第一作になるのが本作なわけだが、確かにお話づくりの部分には手馴れた感じといかにもアニメ的な展開だな、的な予定調和的部分が混在している。

基本はまあシリアスな「パトレイバー」と言った感じで、いきなりはみ出しもの揃いの特車二課に優先的にAV98が配備されたら、そりゃ叩き上げの一課の人たちは面白くないだろう、って部分をかなり強めに表現した様な作品。作品のキモになる機甲兵装ってコンセプトは、その気になればいくらでもSF的な味付けができたものだろうが、敢えてそちらへの突っ込みは控えめに押さえ、代わりに本作が念入りに描写するのは、巨大化し、硬直した組織の中で苦闘する新規参入組の人々のお話。本書では硬直化した組織に送り込まれる新風が、ともすれば元々の組織の構成員が最初に排除したいと思うような過去を持つ人々であるだけに、彼らに対する風当たりはかなり強いものがあり、そこがお話の展開に良い感じのスパイス役を果たしてくれている。

最新テクノロジーを駆使して闘う人間たちを描く近未来SF、を期待すると、だからちょっと失望してしまうかもしれない。機甲兵装、ってアイデアにSFの匂いはあるが、あくまでそのアイデアは閉じた世界に投じられる一個の石、的なポジション。本作が描きたいのは慣習にとらわれるものと慣習から自由なものとの間での抗争なのだろうと思う。そこの所の葛藤にはこの本では明確な結論は出ていないので続きはかなり読みたい気分だ。いろいろヒキはあるので続きを期待したいんだけど、どうだろ、今こう言うの、ウケるのかなあ…。SFだとは(本作を読む限りは)思わないけど、物語としてかなり楽しめるので、続きを読みたいのだけれどもな。

★★★☆


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