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今日の朝日の夕刊で知ったのだけど、三宮のアサヒシネマ、今月いっぱいで閉館なのだそうで。ついでってワケじゃあないけど、西灘シネマも今月いっぱいで営業終了らしい。うーん、こういうちょっとクセのある映画を細々とでも上映してくれる映画館が無くなっちゃうのは惜しいなあ。なんちゃって私もそんなに立派なお客でもなかったんだけどね。AIP映画特集が楽しかったなあ、ってぐらいか。
それにしても神戸の映画事情はお寒い物がありますな。上を電車が通ってる映画館やら、下を電車が通ってる映画館やら、そんなのばっかり。音響も悪いしスクリーンも小さいし。新開地あたりにどどーんとでっかいシネコンでもおったててくれん物かね。日本映画発祥の地が泣くってもんだぜ。
そうじゃなくて。
三宮に出かけて「F1 MODELING」、「モデルアート」など購入。で、MA誌の広告で見かけたGSIクレオスの新製品がこの、Gツール Mr.フォトスタジオ。
うーん、こういうの前から欲しいと思ってるんだけど、値段案外お高め、このセットを展開するスペースがない、という理由で涙を呑んでるワケなんですが。梅田のヨドバシなんかでもこの手のキット、見かけるんだけど照明までついてこの値段は割安感ありまくりなんだけどなあ。大型の本の撮影なんかにも使えそうなんだけど。ううむ。
タカラの「世界の艦船」 シリーズ02が出ておりますな。ワークさんに本引き取りに行ったついでに一個買ってみたんだけど、出てきたのはイ−19。前シリーズ同様、恐るべきクオリティの高さ。とにかくあれですわ、すばらしく上品なんですよ、このシリーズ。いまいちぱっとしない潜水艦、ってジャンルで損してるけど、ぜひ一個、手に取ってみて欲しいですな。webでの紹介写真では伝わらない、上質なミニチュアを手にする喜びが味わえますですよ。正直、このクオリティの黒鮫号が欲しいよなあ、と思ってしまいますわ。
5/22にリリースされてた模様(ftp://ftp.opera.com/pub/opera/win/900b2/)。お、こりゃかなり良い感じかな、そろそろ8.54から乗り換えてもいいかもしんない。
タイミングモニターでぼんやり鑑賞。ニコが良いとこにつけてるのと、トヨタがどよーんと下の方にいてるのがちょっと目新しい感じだろうか。予選はどうなるかな?
「ウルトラマンメビウス」、「BLOOD+」、「ツバサ・クロニクル」。
ペットにされたり怪獣のパワーアップパーツに利用されたり、ぬいぐるみにされたり、大変だなエレキング、ってのが「メビウス」(#8:戦慄の捕食者)。その、ぬいぐるみ怪獣が登場してどういうコトが起きちゃったか、ってあたりのたたみ方に少々不満無しとしないけれども、それ以外はギャグとシリアスのバランスも悪くなく、なかなか楽しめたのではないかいな。真の意味でキーになったんが実はネロンガだったってあたりもまあ、ご愛敬ってコトで。
「BLOOD+」は、漸く話が大きめに動き始めたこともあってなかなか面白かった。んだけど、渡辺篤史がCFで悪魔の棲む家を訪問しちゃって、そっちのインパクトの方がでかかった感じだな。
年に一度のマンション周りの大掃除大会。いつもは寝てる間に終わっちゃうんだけど、今年は自治会の役員が回ってきたので早起きして参加。2時間ばかり鎌もって草刈り。終わったところで差し入れのビールぐびぐび。家に戻ってシャワー浴びてぐびぐび。昼飯になぜかスーパードライ20Th Anniversaryとやらが出てきたんでそれもぐびぐび。空きっ腹で身体動かしたあとに酒入れたんで、真っ昼間の時点ですでに出来上がっちゃったぜ、いえっふー。
えーとどこからだ。「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」、「ひとひら」、「おおきく振りかぶって」、「地球へ…」、「ラブ☆コン」、「大江戸ロケット」、「銀河鉄道物語」、「神曲奏界ポリフォニカ」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。「ポリフォニカ」の作画がちょっとしんどいのを別にすれば、他はまずまず。シロエがやなガキになっちゃったのって、アニメ版ではどう見てもジョミーのせいだよなあと思っちゃったのが「地球へ…」。いろいろ謎になってた部分のいくつかを、ちらりとはじっこだけめくって見せつつ全体的にはイマジンたちのコメディでまとめて上手かったのが「電王」。おねいさんの元婚約者と同じ名前をもつ若造、キリヤ君なんだな。全体にちょっと逞しい感じになったかな、ってところで。
タイミングモニタで観戦。序盤、「やる気ねーなーラルフ」とか思いながら数字見てたんだけど、1ストップを選択したチームが結構あったのだね。確かに上位からスタートできて、速いマシンで遅れを取り返すことが可能な上位チームはいざ知らず、抜くことが大変難しいこのコースでその作戦は、有りかも知れない。レース全体を通じてほぼ同タイムで、かつ接近戦を演じてたのがタクとトヨタで、全体としては若干アグリのマシンに速さがあった分、いつタクが無茶な突撃かますかとwktk……いやいや、心配でしたがそうはならず。早めにピットに入れてなおかつ1ストップ、ぐらいのギャンブルを見せて欲しかったんだが最初にスーパーソフトで出てしまっては、それも難しかったかな。
勝敗という部分では、マクラーレンのでたらめな速さが目立ったレースだった。危うくマクラーレン以外、全車周回遅れになるところでありましたな。
「機動戦士ガンダムOO」、「ペルソナ トリニティソウル」、「ToLoveる」、バレーボール中継が30分押したらしく「Holic」は録れず、ってバレーはフジ系列じゃなかったのかい? んで「炎戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5GoGo!」、「コードギアスikry」。ものすごい勢いで新しいオモチャが出てくる「ゴーオンジャー」、ちっちゃいお友達がいる家は大変だろうな。それにしても緑のくせに三倍速いだの、赤いヤツはそのまた三倍速いだの、赤く塗ったら三倍速くなるっ、てのは日本国民の常識になっちゃったんだなー。お話的にはいまだに乗り切れないでいる自分なんだが、はたらくくるまがバンバン出てきてトーテムポールロボに合体して、なんてノリはちっちゃなお友達にはウケが良さそうね。
「キバ」はまあ、こんなもんかね。悪党のボタン収集家のお兄ちゃんの突然のブッ壊れっぷりが気になるんだが、多分納得できる理由は教えてもらえないんだろうな。
どこかヘタレで口先三寸な兄ちゃんがかーなーりテンパって頑張る「コードギアス」、今回のお話もその口先三寸っぷりが心地よくて楽しめる。で、100万人分の"ゼロなりきりセット"の制作費ってのは、やっぱ中華連邦もちなんですかね。
やっと見た。雨でぐちゃぐちゃな決勝は、普通はあり得ない追い抜きシーンや不要な(?)アクシデント続出で、別な意味で退屈しない、面白いレースだったかも。世界三大レースの内のひとつを、時間いっぱい楽しめたのだからそこはまあいいか。終盤のキミとエイドリアンのアクシデントは、ズバっと襲いかかって抜いちゃうのが魅力のライコネンではあるのだけれど、今回ばかりは少々油断のようなものがあったような気がしないでもない。そこがキミの魅力なのかも知れないけれど。とりあえずなんだかんだで、(リタイアを余儀なくされた)スーティルの愁嘆場っぷりがかなりかわいそうではあった。F1での1ポイントって、お金に換算したらきっと相当凄い額になるんだろうね。
ってことで。通常は新開地から阪神か阪急で梅田まで出て、地下鉄御堂筋線でなんばまで行って、南海に乗り換えて岸和田まで、ってコースを取るわけで、時間は短いんだけど、この真ん中の地下鉄が結構疲れるわけですな。座れないし、混んでるし。そこで3月20日開通の阪神なんば線ですよ。新開地からってわけにはいかないんだけど、三宮で快速急行に乗り換えれば、座ったまんま、なんばまで連れてってもらえちゃう。尼崎からなんばまでの区間が各駅停車になっちゃうのでそこがちょっとかったるいけど、それ以外は大変快適。座っていけるし、お値段も安くなるしね。おかげでがっつんがっつん本が読めてしまいましたわ。
作業自体はおおむねルーチンワークだったので、大した問題も発生せず、サクサクとこなして家に戻ってきたらば驚いたことに…
中島梓/栗本薫(asahi.com)。享年56。年の差的にみてもいまやある意味、他人事とは思えない気分だ。ここのところ、身体のあちこちに不調を抱えられておられたようですが、早すぎますね。
毀誉褒貶相半ばするというか、最近はどちらかというとバランスが一方の方に傾いてしまった感は否定できない気はするけれども、'80年代の、妙に賑やかでかつカラ騒ぎ感満点な日本SFシーンの中で、間違いなくもっとも輝いた一人であったと思う。自分も青二才の頃、書店で「グイン」の一巻を見かけたときに、「日本人作家が書くヒロイック・ファンタシィが読めるようになったんだ」と、それなりに気分が高揚したことを憶えています。
ご本人がどこを目指していたのかは知るよしもないが、一読者としてはやはり、グログロぬちゃぬちゃな異形のものの描写と、市井の人々の躍動感、それらを含めた「世界」を描かせたら天下一品の人ではあったと思う。同じ時期の高千穂遙の「美獣」が、キャラクターの方により強く視線を向けたが故に、「世界」の拡がりを描写し損ねてしまったのと対照的に、「グイン」はいろんなところに穴があるけど、それでも欠点をひっくるめてひとつの「世界」のあちこちを見て回る楽しみ、のようなものを提供してくれたシリーズであったと思う。文句や呆れた気分も含めて、次にこの世界に何が起きるのか、を楽しみに待ちたいと思う気分を与えてもらえたと思うのだな。
んまあここ最近は文句ばっかりつけてましたけど、それでもやっぱり新しい本が出た時に、完全スルーしてしまうことも出来ない存在であったことも確かなわけで、亡くなられる直前まで、最前線で活躍されていた作家であったと思います。お疲れさまでした。ありがとう。
少し前の日記でネタにしたこの件、どうもその正体はこちらだったようで、山本弘さん原作の「MM9」のテレビシリーズだったようですな。原作はかなり評価が高かったようだし、脚本は伊藤和典氏だしってことで期待していいんだろうかね。でも最近の「監督」樋口真嗣はなあ……とかちょっと不安になったりもして。
とりあえずもうすぐ創元から文庫が出るらしいので予習しておこうか。
まあ言うてもエコノミー版イングラムみたいなもんだからなあー。とは言えこれがジェガンまで行くとそれなりの物になるんだが、とか言う話では全然なくて、単にこの2、3日事務方の細々した作業と諸手続に追いまくられてたってだけの話で。こう言うの苦手っす。
なんとかギリギリで間に合いそうなんで一安心、して良いんだろうか。
阪神にしては珍しく、今年はピッチングスタッフがそれなりにがんばってるのに、打つ方がからきしという。ちょうどナイターの時間帯に単純作業してることが多いので、ABCラジオで聴いているんだけど、レッドは(中継じゃなく、彼が持ってる番組で)「去年足りなかったことをそのままにして今年のシーズンを迎えた」と、割とキツめの批判をかまし、矢野はんはジョーのリードについて、かなり辛辣な批判をしてた。OBもイライラしてるんだろうな、と思う。
それもそうなんだろうなあと思いつつ、BGM半分に試合聴いてて思うのは、相手チームが得点のきっかけを掴む時って、大抵ボールが「鉄人」と呼ばれている大選手の前か後ろに落ちて始まるんだよなあ。あとは大リーグも経験した事もある捕手が、なぜか球を捕れない時か。
この辺から変えてみたら、どうでしょね?
このあたり、若い選手にどんどんチャンスを与えて、我慢しながら伸ばしている自称球界の盟主のことを、癪だけど偉いなあと思ってしまうわけなんだが。
多分鼻風邪なんだと思うんだけど、昨日あたりからどうにも鼻がむずむずとだらしなく、寝込むほどではないけど、もとからそんなに手持ちのある方でもないテンションがだだ下がりで、ぼけーっと一日消費してしまった。今日もあんまり変わらん感じだけど、多少はマシになったかな。
とりあえずモノを見るのが億劫でしかたがないのでラジオやらCDやら、ぼーっと聞いて過ごしておりました。
とは言えぼんやりばかりもしてはいられないので…
夕方くらいからようやくちょっと見てみっかーってことで、「氷菓」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」、「これはゾンビですか オブ・ザ・デッド」まで。世間は月曜日が来ようってこの時期に、我が家のテレビはまだ先週の火曜日。
タイトルと同名の会誌の名前に込められた意味がわかるお話だった「氷菓」、なんというか、ギリギリ学生運動とかの感じを知っている人間にとっては、これなんて萌え総括? って感じのお話だった。何とも言えんタイムスリップ感が、京アニ最先端のアニメーション技術(OPテロップ表示中の奉太郎と里志の芝居における光と影の演出とか、すげーよね)で見せられる、というふしぎなギャップに、妙に惹かれるものがある。っていうかあれですよ、おなじみの「そうそーう!」とか「なんせーんす!!」とか言う掛け声も、かやのんボイスだったらずいぶん様子が違ってたんじゃないだろうかね(^^;。
「氷菓」で70年代初頭(もう少し下がるのかな?)までスリップした時間軸を、さらにもう数年昔に戻した感じの「坂道のアポロン」。ビートルズに自分の将来を重ね合わせる青二才登場。この時期の若者的に、ジャズとロック、どっちがよりキャッチーだったんだろうね。彼らがいた時代、自分はようやく小学校に入ったあたりだから、洋楽側の知識はほとんどない頃だよな。このちょっと後に「クエスチョンズ67&68」が来るんだよなー、とか思うと、ちょっとした感慨もあったりする。
「つり球」はヒッキーくんがようやく世間と折り合いを付けられるようになって、ってところまでお話が進んで、次の大きなお話が来ますよ、って流れ。なかなか楽しいっす。
「ヨルムンガンド」、「これゾン」共にいい感じに安定銘柄。自分的には「ヨルムンガンド」がかなり楽しいね。
吉田秋生「海街diary」是枝裕和監督により実写映画化(コミックナタリー)。是枝監督かー、「笑う大天使」みたいなズタボロな出来にはならない、と思っていいんでしょうかね。
とはいえ先にアニメで見たかったような気はするな。4姉妹にスフィアあてたら面白いんじゃないかな、なんて思ってはいたんだよね(w。
朝から古本の発送の準備しながら何の気なしにZenCartの管理画面を見てみると、ものすごい数のセッション数が表示されてて一体どうしたことかと。オンラインユーザーのチェック画面に移ってみると、一人のゲストさんがものすごい数の本をカートに入れている。数はちょっとチェックできないけどお買い上げ総額はすでに30万を超えてる状態(w。自分がチェックしたのは11時頃だったんだけど、このお客、7時過ぎにうちのサイトにアクセスしてきてから、延々商品ページを開き、商品をカートに入れる、って作業を繰り返しているのね。
おそらくこれは正規のお客とかではなく、何らかの意図があってアクセスしている輩であって、というか輩ですらないbotの類いみたいな可能性もある(一応IPアドレスは見ることができて、それによると立川市に本拠のあるISPと契約している誰か、と言うのはわかるんだけど、それも何らかの手段で踏み台にされてる可能性もある)な、と思って様子を見てたんだけど、この先どういうことが起こるんだろう、と思い始めたところで向こうはあっさりログアウトしてしまったんで、最終的には特に何かされて大変なことになった、と言うことにはならなかったんだけど一体あれは何だったんだろう。何らかの悪意のある企てに引っかかっていたのか、本気でカートの限界を知りたかった個人のお客様のチャレンジだったのか、さて(^^;。
いずれにせよあまり良い方向での利用では無かったんだろうと思うので、引っ込んでくれたのは良かったんだけどあれは何だったんだろう、という頭に浮かぶハテナマークは消えないし、ホントに注文してくれたんなら30万だったのになあというちょっぴり損した感に浸ってしまった週末でしたとさ。
厄介なことの布石を置かれた、ってな事になってなければ良いんですけどね…。
T9-2DB。青柳投手は少々不安だったが、打線がそれをカバーして大勝。今日は良かったですね。
今日唯一のナイトゲーム、巨人-広島も見てたんだけど広島強いなあ。で、その広島相手には9点差ひっくり返すのに、そこにこうも手もなくひねられる巨人に大苦戦するうっとこってなんなん?
堀元美 著
カバーイラスト 生頼範義
朝日ソノラマ 新戦史シリーズ
ISBN4-257-17284-3 \750
ISBN4-257-17285-1 \750
昭和10年、新任の海軍技術中尉として任官した著者が見た戦時下の社会と、「軍事技術」の側面から見た比較文化論。「世界の艦船」誌に「鳶色の襟章」のタイトルで連載されていたものを加筆修正してまとめた本。
(書影はamazon、ユーズドのみ)
商売ものに手をつけるシリーズ、と言うか正式にはまだ商売ものになってないんだけど(^^;。著者の堀さんは「世界の艦船」誌などに多く寄稿され、艦船関係の著作も多い方。そんな堀さんご自身の青春時代、技術中尉として任官して日中戦争を経験し、太平洋戦争の開戦からその終結までの体験を綴る。
日中戦争は進行中、対英米との衝突も噂される、ややもすればざわついた世相のなかにあって、若き技術士官の日常は意外に平和。頭脳労働がメインとはいえそこは軍人、厳しい軍事教練を受け、技術者としての実習をこなし、様々な軍艦に同乗して経験を積んでいく。その一連の体験は、乏しい国力のもと、個々の兵器の性能を高めていく事に注力せざるを得ないという日本独自の事情も加味しても、極めて理性的なものであり、なんなら「こういう世界も良いものかもな」なんて気すらしてしまう。戦争さえ起きなければ。
だが、ひとたび戦争が起こってしまうとこの状況は一変する。大消耗戦となる近代戦においては、単艦の性能や戦闘力は、標準化され、量産性を高め、さらにその膨大になった戦力を支え、維持する補給力の前には一撃を加えることはできてもその後が続かなくて、次第にその戦力を減じていき、しかもそれを補填することもままならない状態が続き、いつしか日本はジリ貧になっていく。
そんな状況下でも堀さんたち技術者は、与えられた使命をやり切ることで何とか戦局の好転に与しようと奮闘するのだが、戦局の悪化は戦争指導者たちの理性を奪っていき、技術者たちには役に立つとは思えない、なんなら正気の沙汰とは思えない要求が届くようになっていく。それでも技術者としてはその要求を実現させるために動くしかない、という状況は歯がゆく、やりきれないものであったろうと思う。
とはいえ本書は、堀さんの技術者故の理性的な部分と、まだ存命の関係者も少ない事への配慮などもあるのだろうが、様々な物事を大変抑制の効いた、落ちついた文体で語られ、声高な主張なども無いが故に、時折挟まれる技術者としての理性的な批判が効いたものになっている。
さらに、語られるエピソードたちにそえられる状況描写がとても詳しくて、状況を絵的に脳内再生しやすいというのも素晴らしい。どの程度記録を残されていたのかわからないけれど、ご本人の記憶力も相当なものだったのだろうと思う。
非常に厳しい時代であったことは確かだけど、それでも実際にその時代を生きる人々にとっては、日々の営みを誠実にこなしていくしかないのだ、という点において実は「この世界の片隅に」と共通するものも多い、と言えるかも知れない。堀技術少佐の主たる勤務地も呉だったわけだしね(w。
以下蛇足。呉に勤務する堀さんはある時食中毒で倒れ、呉海軍病院に入院することになる。その時のエピソード。
学校を出て間もない軍医ででもあろうか、当直の晩に院内の拡声器放送でバイオリンを弾いて聴かせていた。それはいかにも気分のよいことであった。
兵員の多い病舎では、よくレコードを鳴らしていたが、それが当の敵国のアメリカの曲ばかりだ。当直士官のところへ、看護婦に言伝して注意させたけれども、当の敵国の文化が、日本人の生活の中へ浸透していることを思い知らされたようで、まことに妙な気持ちである。
自分はパンフ買ってないんで参考文献とかわからないんだけど、片渕監督、もしかして本書も読んでるかな(^^;
★★★★
T9-1G。19歳のドラ3、才木くん好投。打線も盛り上がって良かった上に最終回に愉快な事も起きてなんじゃこりゃ。なんだろうねえ、大山はちゃんと捕球したように見えるけどねえ…
Sorry, sm33274219 was deleted.
ともあれこれで来週からは交流戦。今年もパは強いのかねえ、強いんだろうねえ…。
週末分。「銀河英雄伝説」、とにかくタメがないから無能な人間の無能っぷりばかりが敵も味方も強調されまくり。カストロプさんとか、ただの粗暴なオヤジだし。逆にフリードリヒⅣ世が意外に(名君とまでは言えないだろうけど)ちゃんとした君主に見えてくるあたりは面白い…のはまあ、旧作でも割とそうだったか(^^;。「GGO」、親友と組んでSJ2に参戦。んー、ゲームとはいえ、やっぱり「殺す」事を最優先するお話世界ってのはちょっと、なあ。「パンドーラ」、これはロボものと言うよりも「カウボーイ・ビバップ」的な世界を作りたいってことのかな? あっちの作品の登場人物ソックリのキャラも居るもんね。
日曜日。サブタイに騙された系の「プリキュア」(w。ルールー無事で良かったっすね。「ビルド」、あちこち憑依しまくりのエボルトさんのおかげで戦兎が本来の記憶を取り戻し…。エボルトばかりがバージョンアップしてる分、他のライダーの力足りない感ばかりが強調されてる今日この頃。リボーン戦兎が逆襲のキーになるって事かな? 「ルパパト」、怪盗と怪人で「君の名は。」(w。ちゃんと変身まで出来るのは凄いなあ。
「逸級介護士」なんてカテゴリを追加してみた(w。適当ながらも介護食の調理やら入浴の補助やら、それなりにやってる(つもり)んで、そっちでおもろいネタがあったらこのカテゴリで。
今日は退院後初の検診日。検診前に採血と検尿しといて欲しいって事で、8時半には病院に着いてないといけないので、念のため前日にタクシー予約しておいて病院へ。採血・検尿をすませたあたりでカミさんちょっとえづき始めたので、慌てて受付の方にビニール袋を貸していただいたんだけど、その場はなんとか我慢…出来たんですが診察室前で座って待ってる時に嘔吐し始めちゃってプチパニック(^^;。しばらく処置室で横にさせてもらってちょっと落ち着いたところで検診。一応いろんな数値はそこそこ安定している(ただしカルシウムとコレステロールの値がちょっと高い)、と。
腎炎の影響で眼圧が少し高いって事で眼科も続いて診察。こっちも現状あまり変わりない、って事でお薬を処方していただいた。
なんだかんだで半日仕事になりました。まあ先週は前半下痢ぴー、後半は吐き気でかなり苦労してたんだけど、下痢の方は一段落したんで半分安心。
帰って昼飯にトースト半切れと桃缶4切れに紅茶。お風呂に入れてから原チャで買い物にばびゅーん、洗濯機回しつつ晩飯作り。今日の献立はクリームシチュー、マカロニサラダ、フランスパンとイングリッシュマフィン。オレと倅は白ワイン、カミさんは紅茶(それ、プリンス・オブ・ウェールズだからな、ありがたく飲めよ)。
最近一日経つのが早いです(^^;。
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□ 奈々 [1時半までメンテの由。]
□ 奈々 [と思ったらもう直ってたかな?]
□ rover [そういうことのようで。ちょっと焦ったです(^^;)]
□ asano [はてなアンテナですが、登録サイトの更新をちゃんと補足できなくなることが時々ありますな。現在、乱土さんのアンテナだと、..]
□ rover [たしかに更新を拾うまでに時間がかかるところがいくつかありますね。倉田さんは基本的に木曜更新、と分かってるからまだいい..]
□ TUX [●メビウス、過去の怪獣データを組み合わせるという発想は面白いんですが、GUYSの皆さん、タイラントとかジャンボキング..]