ばむばんか惰隠洞

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2004-06-15 この日を編集

[Books] ファウンデーションと混沌 新・銀河帝国興亡史 (2)

本書カバー グレッグ・ベア 著/矢口悟 訳
カバーイラスト 生頼範義
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011477-3 \720(税別)
ISBN4-15-011478-1 \720(税別)

ハリ・セルダンの首相就任にまつわる事件からすでに40年。繁栄を極める帝国で、セルダンの不吉な予言は徐々にながら人々の口にのぼるようになっていた。政情不安の元になりかねないセルダンの警告に対し、帝国はついに行動を起し、かつては首相の座にあった人物に法廷での釈明を求める。同じ頃、セルダンの予言とは別のところで、今ひとつの政情不安の元が、密かに帝星トランターの下層部でその動きを興そうとしていた…。

さて今回のお話は、「銀河帝国の興亡」(1)の第1章、「心理歴史学者」のエピソードの中に組み込まれる物語。結果的にこのまえ、早とちりしてこの本を読んでおいて良かったよ。ガール・ドーニック、リンジ・チェン、懐かしい名前がいっぱいだ。その中で語られるのは、前作が心理歴史学的アプローチで試みる人類文明の敷衍、だったとしたら、こちらはアシモフのもう一方の看板シリーズである「陽電子シリーズ」へのベアなりのアプローチ、ってことになるのかしら。人類とか未来とか文明とか、小難しいことをセルダンの内省で延々考察しまくったベンフォードに対して、ベアは考えなければならない材料を、短い章立てで、かつ、さまざまなキャラクターたちのお芝居で組み立てながら、おなじみ「ロボット工学三原則」プラス「第零法則」とロボット、そしてロボットと人類の関係についてを語っていく。この辺の持って行き方が実にテンポ良く進む。早い話がベンフォードに比べてベアの方が、小説の作り方が上手いんだな。

ロボット工学の三原則、さらに長い歴史の中でロボットたちが自ら課すに至った第零法則をもって、表向きは存在しないはずのロボットたちが人類とどういう関わりを持っていくのか、その流れの中でR・ダニールに代表されるロボットたちとは別の意志を持つに至るロボットたちの登場、さらに前巻で登場した模造人格、全く異質の情報生命体、とでも呼ぶべき存在と、その存在たちの影響で三原則に縛られない存在のロボット、なんてものまで関わってきて、ロボット側の変化というか進化の部分はかなり興味深く読める。"ロボットの魂"の物語として、このお話、かなり興味深い訳ですよ。人類がロボットというものをある程度拒否してしまったことで、「ロボット工学三原則」がなんの改訂も加えられないまま2万年近い時が流れた世界、その中でその存在を隠しながら、長い時を経て進化してきたロボットたちの人類に対するありようを描いた作品として、これはちょっといい話。あまりにも長い時を三原則の制限の中で、それでも進化を遂げてきたロボットたち、と言う存在には一抹の哀愁を感じてしまいますわ。

そこはいいんだけど、あれですなあ。ロボットたちですらこれだけの進化を遂げているというのに、人間の方は1万年経っても2万年経っても、これは、と言えるような進化を遂げていないのが少々哀しいですな。

(★★★☆)

[TV] 定期視聴番組

「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」(#25:硝煙弾雨)。おおっ、けなげなタチコマにちょっと泣かされてしまったぜ。


2005-06-15 この日を編集

[Oldbooks] ひたすら梱包の日 (22:43)

昨日のお昼に追加した40冊ほどの文庫が、お客さんの何かに火を付けたのか、その後わらわらと注文が舞い込んで。ひいひい言いながら本の探索、梱包、発送準備。まだ完了してません(つoT)。

これまでも新しい本を入れたあとに瞬殺気味に注文いただくことはあったんだけど、今回のは量がハンパないですわ。梱包用品が凄い勢いで減っていくなあ。

ありがたいんだけど大変だこりゃ。もうひとがんばり。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

星ひかり(相変わらず意味不明ですみません) [どもども、ごぶさたしております。すっかり隠遁して普通の人として暮らしておりましたのに…久々に見てみたらば「非A」とは..]

ROVER [ほほほ、若奥様も背中に「SF」と焼き印押されてるようですね(w。]


2006-06-15 レースの話三連発 この日を編集

[F1] GP2 ヨーロッパGP (15:36)

5月に行われたGP2 ヨーロッパGP(下位カテゴリーでも"グランプリ"と言って良いのだろうか?)、フジテレビ739でやってたのを録画して観戦。レギュレーションを理解するのに手間がかかってしまったけど(ここが良くまとまってる。All for WIN!)、結構面白いねこれ。エンジンはルノー、シャーシはダラーラ、タイヤはBS、ギアボックスはメカクロームのワンメイクなんだけど、完全にイコール・コンディションにはならないで、やっぱりチーム力のあるところがちょっぴり速い。チーム力は、たとえばセッティングだったりピットワークだったりタイヤの使い方だったりに現れてくる。

で、チーム力があってしかも速いドライバーが乗ったクルマは、ホントにワンメイク? と言いたくなるような走りを見せる。来年マクラーレンに来るんじゃないかと言われてるルイス・ハミルトンがまさにそれ。別格の速さだわこのお兄ちゃんは。

ニコに先を越されたネルソンの息子もなかなか速いんだが、マシンのコントロールが荒いのか、a派手な走りと引き替えに第1レースはタイヤバースト。第2レースは頑張って20位から8位まで上がってたんだけど、第2レースは6位までしかポイントもらえないんですって。

ニュルブルのレースを見る限り、ハミルトンを別にしたら一番目立ってたのはアダム・キャロルだろうか。実に元気がいい。第1レースでのキャロル対ピケのバトルは見応えがあった。というか全体にF1に比べてはるかにバトルの回数が多いのは見てて楽しいかも知れない。走ってるクルマの数も多いしね。

日本から参戦している吉本選手は、んーどうなんでしょ、遅くはない感じだが、さりとてデタラメに速い、とも見えないな。チーム力でかなり劣っている、と言う事情もあるらしいけど。

これ、F1の前座なんだよね。どうかすると前座の方が面白いって事になっちゃうかも知れんなあ。

[F1] マカオの法則、ってあるのかしら (23:49)

上のエントリで紹介した All for WIN! さん、なかなか豊富なコンテンツでとても楽しいのだけど、そんな中のひとつがF3 マカオGP歴代優勝者一覧。これは興味深いね。

後にF1で活躍するレーサーって、特に名の通った人はほとんどがマカオ出走は2回なんですな。マカオを1回走っただけでF1に上がって大成したのってセナとハッキネンぐらい。JJとかヨハンソンとかカペリとか、片鱗は見せても開花しなかった(いろんな理由で、開花できなかったんだろうね)人が多い感じ。

3回走った組になるともっと様子ははっきりしてきて、ここからスターになれたのはジャックぐらいしかいない(というか、ワタシはジャックはどっちかというと無能なドライバーなんじゃないかと思ってるんだけど)。個人的にはグージェルミンはちょっと好きだったけど、大成したとは言えんしね(^^;)。

と、いうことで。

マカオを3回走った時点で、井出のキャリアは決まったなぁ、ってことなんでしょうかね(つoT)。ナカジマ・ジュニアが今年マカオで走ったら、彼のキャリアはそこで頭打ちかも知れぬ(おいおい)。

マカオ1回組のジェンソン、マーク、クリスチャンあたりも、この先も大化けする可能性はかなり低いかも知れない、ってことになりそうなんだけどどうなんだろう。妙に説得力ありそうに思えるのはなんでやろ(w。

逆に出走2回のタクには、まだチャンスがあるかもですよ(うわあ)。

ま、かなりおおざっぱな推論で話を進めてることは認めますけど、それでもいきなり分不相応な高評価を受けたドライバーと、同じところにあまりに長く留まってるドライバーというのは、それなりに何か問題があるかも知れない、と言う指針ぐらいにはなるかもね、ってお話でした。

そもそも昨今は、マカオGPの重要性自体がかなり薄れてきているらしいですけどね。

[TV] 去年も中継無しでした? (23:51)

ル・マン24時間は。今週の土曜がスタートだよね?

さすがにこっちもべったりテレビに貼り付く根性はないけど、それでも時々眺める分には悪くない楽しみなんだが。今年はアウディがディーゼルエンジンのマシンで乗り込んでるらしいし、ちょっと見てみたい気もするんだけどな。


2007-06-15 ちょい落ち着いた この日を編集

[Day] というかまあ

授業料と思ってあきらめるしかないか。ンまあ提供したのは時間と労働力だけで、具体的に銭を払ったわけでもないし、作業そのものはヌルい物だったわけだし、相手がバカなことに薄々感づいていたのについ仕事請けちゃったあたしはもっとバカだった、と。

忘れよ忘れよ、うん(つoT)。

[web] 祝! ご開帳 (23:04)

ずーーーーーーーーっとトップページだけだった、われらがP2(PON)さんのサイト、ぱらのぽーだがいよいよ動き始めた模様。いやっほーい。これでいつでも好きなときに、「もりのくまさん」が見れるってモンだぜ。これからちょくちょくお邪魔させていただきますよー。

[web] 今日のspam (23:21)

どちらかというと小粒なれど。Subjectは"まことに申し訳ありませんでした"。

mixi内でのコミュニティは、いったい閉鎖いたしました。
以降は本サイトでのみ運営していくことに、正式に決定いたしました。

http://www.chnhard.com/h/?bank
※ マスメディア関係者様へのお知らせ メディアから取材のお申し込みを多数いただいておりますが、当サイトの特異な性質を考え まして、今後は雑誌・テレビ等の取材は一切お断りさせていただくことに決定いたしました。 まことに申し訳ございませんが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

いったい閉鎖いたしましたが笑うところなのかどうかはともかく、数十オーダーでmixiのコミュニティに入ってる人だと、「どれのことかいな」と思ってついうっかりクリックしてしまうかも知れない。そういう意味では意外と良い作戦なのかも知れないな、これ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

P2 [突貫工事で作りましたヽ(´Д`)ノまだ色々手つかずですが地味にやってきたいと思うます。ご紹介感謝です〜]

rover [お蔵入りが見れるのが嬉しいですねい(^o^)。 んでもやっぱり「時をかける殿下」は何かが許せない(w。]

TUX [●某絵師サイトが荒れ気味なときに投下される一服の清涼剤のようなP2さんのマンガが好きでたまりませぬ(笑) ●「時を..]


2008-06-15 この日を編集

[TV] 定期視聴番組

えーと、「マクロス」はお休みだったのかな? 「クリスタルブレイズ」、「機動戦士ガンダムOO(再)」、「ペルソナ トリニティソウル」、「ToLoveる」、「xxxHolic 継」、「炎戦隊ゴーオンジャー」、「コードギアス ikry」。いろいろ作業しながらだったんでどれもちゃんと見てないんだけど、跳ねっ返りで周りを見てない小娘が自分勝手に動いたばかりに話がややこしくなって、ってのは確かにストーリー展開の上では使いやすいネタだけど、同じパターンを(これで多分)3回も繰り返したらいい加減ウザイだろ、ってのが「クリスタルブレイズ」、展開が地味なときのこの作品は面白いなあ、なのが「ペルソナ」、ぴっかりの国てそれかい、ってのに気がついて軽く笑っちゃったのが「ToLoveる」、第1期に較べてかなり展開が派手目で、かつお話を極力(向こうがこうしたらこちらはこうする、みたいなところにかなり知恵を絞ってる感じがして、そこにシステム的な面白さがある、てな意味で)システマティックに持って行こうとしてるあたりが楽しい「コードギアス」、てな感じですか。その他はあんまりピンと来ない。多分オレは、今年の戦隊はあんまり好きじゃないんだろうな。

[Day] いろんな事が起きているけど

それらのことについて何か書こうと思って、結局何も書かないでいるうちに日にちは過ぎていく。何か書こうと思ってたことがweb時間ではとっくに賞味期限切れの話題になってしまっていてあらあらとほほ、ってのはいつものことだし仕方がないんだけど、リアル世界で起きたことに対してはもうちょっとちゃんとしようぜ、と思ってしまうこともあったりする。

今日、古本のご注文をいただいたお客様から、支払いについて質問の電話を受けたんだけど、その方が盛岡市にお住まいってことが先にわかってたんだから、邪魔にならない程度にお見舞いの言葉の一つもおかけしておけよ、ってことだわな。

何で大事なことは後になってから脳味噌を叩くんだろうね。


2009-06-15 この日を編集

[Anime][web] 定期視聴番組 web編 (23:18)

「真マジンガー 衝撃! Z編」に「グイン・サーガ」。やあ、こないだの予想が当たってなんだかご機嫌(一週ずれたけどね)な「マジンガー」。わたしゃ一人で妙に盛り上がってます。この流れだと来週あたり、「今オレは、再びマジンガーZとなったのだ!」っすかね。ガキの頃から「アトム」よりも「鉄人」の方に惹かれてた自分としては、「アストロガンガー」も見てたけど、やっぱロボットは無個性な方が好きだったんだろうな。その流れだとやっぱ、「鉄人」の次に嬉しくなっちゃうのは「マジンガー」だったんだろうな。そこに「ジャンプ」連載時のノリががっつり加わって来るもんだから、妙に燃えちゃうんだろうと思う。サルードをブン回すマジンガーが見られただけで大満足だよ。

「グイン」は序盤のクライマックス、グインがノスフェラスの王になるところ。見どころは多々あるお話なんだけど、今回ばかりは温帯の筆の冴えの方が、アニメの表現のそれをはるかに凌駕していたと思う。こりゃもうセムはダメなんじゃね? なところに登場するグインとラゴンの民たちのビジュアルなイメージのヴィヴィッドさは、間違いなく小説の方が素晴らしい。

まあね、これがあったからこの先、100冊近い苦行(^^;)にも耐えられたわけなんでね(w。

次週あたりはスカさんやらリギア姐さんやらも顔を出してくれるんですかね

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●今週のマジンガーの盛り上がり(原作にほぼ忠実)を見てると、永井豪先生のシークエンス描写の抜群の巧さを思い知らされま..]

rover [原作はオレ、コミックスを買ったとかじゃなくジャンプでしか読んでないんですよね。それにしては我ながら良く憶えてるもんだ..]


2010-06-15 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

「WORKING!!」。今週も山田大活躍。


2011-06-15 この日を編集

[Baseball] カッタデー!!

いやあ、ダルビッシュ相手に勝つとはね。昨日は岩田ががんばってくれたし。ついでに、昨日のラジオ中継は最高に面白かったな。道上洋三のキレ芸がええ感じやった。勝ったから良かったけど、負けてたら最後に大爆発してただろうな。

しばらくこのメンツで戦ってみたらどうだろね。ジョーとかアニキは代打の切り札ってポジションで。

[Day] ほら来たTRちゃん

まあね、戦力の逐次投入は必ずドツボにはまる、ってのはちょっと戦史を紐解いてみたら一目瞭然なんだけど。その場しのぎでしのいできて、ここに来て大どんでん返し、が待ってた感じだよな。後始末をするのがオレじゃなかったら、腹抱えて笑うところなんだけどねえ(つoT)。

ま、TRちゃんだけが悪い訳じゃないのでもうちょっとつきあったげます。費用は別途だよ(w。


2012-06-15 この日を編集

[TV][Chinema] プテラノドン

B000BX4B3Sホントは昨日のネタになるんだけど。寝る前に深夜アニメの録画予約しようと思ってテレビを点けてみたら、1:00からテレビ大阪で「プテラノドン」などというタイトルが。これはなんじゃいなと思ったんだけど、5分もすれば始るんだし、ちょっと見てみるか、と。

2005年のアメリカ映画、監督は「コマンドー」のマーク・L・レスター。トルコの火山地帯に古生物学のフィールドワークを行うべく出発したアメリカ人教授のゼミ生達。だがその山中には凶悪なテロリスト達が潜伏中のキャンプがあり、それを潰滅すべく米軍の特殊部隊が展開中だった。さらに、小さな火山活動の影響が、長らく休眠自体だったと思われる卵に熱を入れたことで、太古の生物が、今まさに孵化しようとしていたのだ…

というツカミはなんだか面白そうなんだけど、ホントに面白かったらそりゃもうちょっとは世間で話題になってたはずで、そうはなってないって事は、つまりはそういうことなんだろう。劇場では上映されない、いわゆるDVDスルーってタイプの作品って事もあるのかも知れないけど。

さて冒頭、特になんの理由もなく、突然洞窟とおぼしい場所に振動が起き、特になんの理由もなく、どこからともなくスケール感も何もない卵が転がり落ちてくる。で、その卵はいきなりふるふると揺れたかと思うといきなり殻にヒビが走り、卵の一部が安っぽく欠け落ちる、んだけどその先をじっくり見せるといろいろ恥ずかしいと思ったか、カットは突然切り替わり、別の卵がこれまた白々しく揺れ、卵の一部がぱりっと割れて、同じくそれ以上はあんまり見ないでよ、って感じでカットが変わるのを見て…

「うん、見るよ」って気になってしまったですよ。しょっぱなからこのダメダメ感、いやが上にも期待が高まろうってモンではないですか(w。

この冒頭から、白々しく生まれたプテラ君たちはたちまち成長し、その近所で鳥打ちをしていたハンター達をスクランダー・カッターよろしくその翼でぶった切る、というショックシーンがきて、最初のツカミに繋がるわけですが、その人体ぶった切りはそれなりにグロいけど、そこから先のお話の展開はかなりボンクラ。学生達がボンクラなのはしかたがないとしても、特殊部隊の兵士達もとても精鋭には見えないし、テロリストたちもご同様。

そこの所のダメさは実は許容範囲で、これにモンスター・パニックが加わることで、ダメっぽさがさらに加速することをこっちは期待したんだけど、CGIって凄いよね、襲いかかってくるプテラ君たちの群の描写が案外よくできているもんだから、お芝居パートの出来の悪さでがっくり(ダメ映画好き的にはニヤニヤ)し、CGパートの割に出来のよい描写に「ほう」と(ダメ映画好き的には『えー?』と)思い、というのが交互に来るような、なんとも微妙な映画になってしまっているんだった。

もちろんCGの出来が良いと言ったところで、気の抜けた繰演や着ぐるみ特撮に比べたら、ってレベルであって、たとえば「ジュラシック・パークⅢ」における、霧の向こうから現れるプテラノドンのなんとも悪魔的なカッコ良さみたいなものはありゃしないんだけど、それでもこっちが高をくくっていたところを割に高いレベルで裏切ってくれたあたりで、少々割り切れない(人間とは勝手な生き物です)ものを感じつつ、まあそれなりに楽しんだので、まあいいか。

プテラ君たちにはがっかり(いや、だからこの映画の中ではここが一番よくできてる部分なんですよ)したけど、スジの雑さ、役者の芝居の何とも言えん立ち位置の覚束なさみたいなものは、ダメ映画になくてはならないものだし、できもしないのに有名作品のパロをやろうとしてるあざとさとかも、逆に好感が持てたりするんだよね。この程度の映画で続編が作れるとでも思っているのかー、とツッコミ入れるためのラストシーンにも抜かりはねえです(w。

なんだかんだでやっぱり抜け作映画。眠い目擦って楽しませていただきました。

B007TSLBFO

映画としちゃあ並の上ぐらいだけど、プテラの初登場シーンは最高にカッコいいっすよ。→参考までにマイ感想

[Anime][web] 定期視聴番組

先週後半あたりから世の中はサッカー週間って事で、深夜アニメもお休みになるものがいくつかあったようで、月曜から木曜までの分、「謎の彼女X」、「アクエリオンEVOL」、「氷菓」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」、あと「這いよれ! ニャル子さん」。

ちょっと前に一度出てきてた、椿君が中学時代想いを寄せてた女の子が再登場して来た「謎の彼女X」、椿君は厨房の時から若干変態傾向のある子だったのね(w。「アクエリオン」はさあどう落すか、ってとこに来ているのかな。

火曜日。「氷菓」は自主映画にまつわる新エピソード。「技術的には稚拙」なんて言ってるけど、少なくとも高校生が撮った映画にしては、撮影に関しちゃかなり出来てるじゃないの、と思わせちゃうのは京アニクオリティだから? ま、役者さんの芝居っぷりはめちゃくちゃ面白かったけど。

ノイタミナ枠、「アポロン」は大人な高校生だなあと思いつつ、彼らの時代、って事だと自分は小学校の低学年くらい。その当時の自分が感じる高校生、ってこんな風に見えてたかも知れんなあって気も同時にしたりして。そのあたりで妙にしみじみしたものを感じたりもしております。「つり球」は盛り上がってまいりました。

水曜日、「ヨルムンガンド」は相変わらずいい感じ。チャフ・フレア一斉射出シーンとか「うほ」なレベルですな。ニコ動で「ニャル子さん」も。新井里美がまた人外キャラやっとる。まあ今回は人間の言葉喋ってたから良いんだけど(^^;。

木曜日はパンのアニメだけ。お話的にはいろいろ切迫してきてるはずなんだけど、なんかピリッとしないなあ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●うわ、ヤベえ、プテラノドン、めっちゃ見たいです(笑)]

rover [起きてて良かったと思いました。とにかく出だしを見なかったら一生見ることはなかったでしょうから(w。 ちなみに主役の科..]


2014-06-15 この日を編集

[News] サッカーワールドカップ

なんだかんだで最初から最後まで見ちゃったよ。日本1-2コートジボワール。序盤はかなり押し気味に見えたけど、本田選手がゴール決めた後、なんというか、かさにかかって攻める的な勢いが足りてなかったような気が。で、後半はコートジボワール側の運動量ばかりが目立つような試合だったような気が。

サッカーのことは良く判らんので見た目の話しかできないけど、で、それもテレビで見るだけの話であって、実際にピッチに立っている人からしたらまた違うのかもしれないけど、グリーンの芝にオレンジ色のユニホーム、ってのの見映えのよさってのは、何かそのまま勢いとして見てる側に伝わってくるような感じがあった。逆に比較的暗めの青のユニフォームの日本チームの動きに、なんか精彩が感じられないような印象は受けた。ほんとにただの見映えの話なんですけど。

それはともかくコートジボワールって「象牙海岸」のことだったんだな。俺的には後者の方が若干認知度の高い名前ではあったよ。少なくとも大阪万博のころはこの国、「象牙海岸」だったよね(^^;

[Anime] 定期視聴番組

「キャプテン・アース」、「魔法科高校の劣等生」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「ハピネスチャージプリキュア」、「ハイキュー!」。んむ、「さすがはお兄様です」のない「魔法科…」ってなーんも見る所がないアニメなんだってことは判った。てかその九校戦とやら、一切のルール説明なしにいきなり各個のゲームのディティルに行っちゃうので、どこを面白がったら良いのかさっぱり判らん。


2016-06-15 この日を編集

[Baseball] マケタデー!

T1-5Bs。青柳くんはがんばったんだけどなあ。打てんなあ。

[News] 訃報

女優、白川由美さん(asahi.com)。特オタ的には「美女と液体人間」に「伝送電送人間」、「世界大戦争」に「妖星ゴラス」。クールビューティーなんだけどなぜか特撮作品では意外と家庭的な、なんなら保母さん姿がやたらよく似合う方でした。79歳は少し早いのでは…。尽きせぬ感謝を。どうか安らかに。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [やっぱり「電送人間」「世界大戦争」「妖星ゴラス」、ですねぇ。]

ROVER [くっそ、誤字だ(w。「電送人間」、良いですよね。怪獣ものだといろいろ言われる福田純さんですが、こういう人間メインのド..]

taoy@笹塚 [いやもぅ鶴田浩二に「クライオトロン、へぇ〜、便利なもんなんだなぁ」って云わせた時点で私の中では福田純さんリスペクトで..]

ROVER [そして「クライオトロン」自体は現実に存在するものだと言うね(^^;]


2017-06-15 この日を編集

[Day] タレント候補、ってことになるのかな

午後、買い物に出かけたらスーパーの前の通りを「かつやまさひこー、かつやまさひこー」と連呼するクルマが。そういえば県知事選始まったのか、聞いたような名前だなあ、同姓同名なのかな、とか思ったらほんまもんの勝谷誠彦氏が立候補してはった(神戸新聞NEXT)のね。

うーんどうでしょう、関西じゃ午後のワイドショーでコメンテータしてたし、今もサンテレビ(様)でレギュラー持ってるし、それなりに知名度はあるとは思うけど、県政を任せるに足るキャラとはどうしても思えんのだけどな。「タレント候補」的な上乗せ分もそんなにあるとは思えんけど、さてどうなりますか。個人的にはチンピラに県政任せる気は微塵も無いけどね(^^;。

[Baseball] カッタデー!

T3-2L。延長10回、そこまでぱっとしなかった中谷の決勝打でサヨナラ勝ち。西武相手に勝ち越すとは思わなかった。昨日ノーミサンで落としてるだけにね。これで交流戦、最悪でも五割確保はめでたいな。後は楽天相手にどれくらいやれるか、だな。


2018-06-15 この日を編集

[Baseball] カッタデー!

E0-4T。藤浪きゅん、おおよそ一年ぶりの勝利。7回108球、とにかく一人も球当てなかったのは良かったよ。これが復調の兆しになってくれたら良いんだけど(信用してない)。

[Anime] 定期視聴番組

水木の分。「グランクレスト戦記」、強引に「グイン」で喩えるなら、グラチー軍団に取り込まれそうだったミロク教徒のなかにも正気を保った人間がいて、その人物の自己犠牲で最悪の結託は回避された、ってな話ですかね。人の命の値段を過大評価しないところは良いと思います。

木曜日。多田くんも恋をしてました(w。まあじいちゃんとの関係性とかもあるんだろうけど、いきなりテレサちゃんの母国(ベネルックス諸国あたりがモデルなんでしょうかね)まで行っちゃいますか。「ヲタ恋」、弟君のコイバナにシフトチェンジ。天然だけどどこかフェアな弟君が結構かわいいな。そんな弟君のお相手は碧ちゃんなのね。ゲーム世界での強者なのは納得だな(^^;。「こみっくがーるず」、この子たち、高校生なんだよね? 進路志望に「進学」という選択肢が無いのはなぜ? とりあえずここまでのエピソードがかおす先生の作品づくりに良い意味で大きな影響を与えました、と。そこはまあ良い話だとは思いますが…。


2020-06-15 いろいろ、雑多に この日を編集

[Day][逸級介護士] 検診だった

木曜日がオレ、金曜日がカミさん。オレの方は特に問題なし。カミさんの方はカルシウムがやや高めだそうで、本人にも心当たりが無いようで、こりゃいったいどうしたことかと。あと、初めて聞いたんだけど透析始めてから手の指から肘にかけて関節痛があるとか。念のため診察終わったあとにCT撮ってもらって、いつもは2ヶ月おきの診察を来月に設定して、そのときいろいろ考えようと言うことに。

それ以外にもここのところ食が細くて、ご飯物があんまり食べられない。ハンバーガーとかホットドッグ(最近はローソンのGOOODOGとかナンのシリーズとかは食えるみたい)は何とか食える、みたいな。あと、身体を動かしたがらないってところはあってそこも気になってるんですが。これから暑くなる(すでに蒸し暑い)と、さらに動きたがらなくなるんで、いろいろ厄介だなあと言うところ。

[Anime] 定期視聴番組

「LISTENERS」「かくしごと」「球詠」あたりがもうすぐ終了なのかな。どれも楽しいです(不穏なのもあるけど)。あとは再放送組が増えてきてしまっておるねえ。日曜日も同様で、ここらは辛いですな。

[Day] 給付金

今朝振り込まれてた。うちは三人なので30万円。ありがとうございます。いちお、倅には渡すつもり。カミさんの分は…、悪いけどキミ、ちょっと金かかるんでこっちで管理させてもらって良いかね? ってとこですかね。自分は、うーん、現状すぐにお金をつぎ込みたいと思うようなものはないなあ。経済回す、つったってなあ…。

[Books][F1] いつものヤツ

B081GFYJF5サンエイブックスの例のヤツ、今回はロータス107。実質ロータスの最後のマシンで、健闘はしたけど過去の栄光は取り戻せなかった、ってイメージはある。何というか、スポンサードのステッカーが多くなるとそのチームは苦しいの法則、ってのはあるような気がして、まあ断末魔のブラバムほどでは無いにせよ、この頃のロータスもその状況に陥っていたのだなあ、と。JPSカラーをまとっていたら、これはこれで美しいマシンだったのかも知れないな。タミヤのキット、ストックあるんで雑に組んでみようかしら(^^;。

[tDiary] 再インストール

掲示板などでいろいろ教えていただいて、データをもう一度バックアップ取って(4時間かかった)実行ファイルの方を全て消去して5.1.1をクリーンインストールしてみた。一応普通に動いてますね(w。amazon.rbがちゃんと作動するか、は確認できるまでに時間が少しかかるか。ま、様子見で。


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懐かしさ満点

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