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CS チャンネルNECOで「シベリア超特急」。1996年ウィズダム、監督・原作・脚本マイク水野、出演かたせ梨乃、菊地孝典、アガタ・モレシャン、水野晴郎。そこらじゅうで、さんざん言われてきた超カルト映画、恥ずかしながら(いや恥ずかしがらんでも)初見なわけですが、いやあこりゃなんといったらいいのか。とりあえず見る人は見てるだろうからネタバレありで行きますんでそこはよろしく。
んでね、いやもう水野大先生の考えはよーく判るんですよ。限られた予算の中で面白い映画を造りたい(つまらんものをこさえては沽券に関わる)。ふむ、良い前例があったではないか、あの名画を下敷きにすればよい。あとは低予算映画であることを逆手にとって、一種のメタ映画みたいな構造を作ってみてはどうだ。おお、オレって天才。
…で、できあがったのがこの映画だと思うんですよね。あちらこちらで酷評、というか一種のネタ扱いで大盛り上がり大会になるのもまあ判る(つかホントにひどいんだよね)けど、これが「『シベリア超特急殺人事件』殺人事件」であったとしたなら、これはこれで良いセン行ってるんだよなあ。
どうしようもない映画を造ってる現場で起きた殺人事件の秘密がフィードバックする戦争の悲劇、をテーマにしてみせたと見せかけて、さらにもう一段オチを用意する、つーあたりの持って行き方、さすがにたくさん映画を見てきたわけじゃあねえよなあ、って感じで。
ついでに。
水野晴郎って人が、こと映画に関しては実に真面目な考え方してるあたりものほの見えて、そこも好印象なんですよ。でたらめに貧乏なんだけど、真面目なことは真面目だよなあ、と。世間で言われているような怪作、と言うイメージは実はそれほど持たなかったですよ、ええ。
でも貧乏だけどな。それもすさまじく。
まるでセットのような(^^;)イルクーツク駅、まったく揺れない列車、走ってる列車の窓が開いてるのにそよ風しか吹いてこない客車の中、列車の屋根に登っても登場人物の服は全然バタつかない、まるで捕り物映画のようにするすると飛んでいくロープ。それも列車の進行方向に。そして水野晴郎の棒読み………
お話の方も凝りに凝った展開が災いして伏線なんだか不出来なんだか良くわからんシーンが続出、コンティニュイティもどこかおかしい。ええ、ひどい出来の映画なのは確かなんですよ。
ただわたし個人は、ここまで酷評ばっかり目にしてたんで覚悟して見てみたら、そないにひどいこと言わんでもー、と思っただけで、無理してまで見なくちゃいけないってほどのもんではないんで、そこら辺、誤解なきよう。
さて勢いに乗って「シベリア超特急2」も。同じくチャンネルNECOで。今回もネタバレ含みますよ。
2000年アルゴピクチャーズ、監督・原作マイク水野、出演淡島千景、草笛光子、光本幸子、二宮さよ子、寺島しのぶ、加茂さくら、中村福助、尾上松也、須藤温子、長門裕之、安井昌二、竹田高利(コント山口くんと竹田くん)、水野晴郎。あまりに豪華なメンツなので多めに表記してみました。すごいねこのキャスト。
さてキャストも立派なものだが、前作に比べてずいぶん使えるお金が増えちゃってうれしいな感が全編に漂ってて、なんか「良かったなあ」と思ってしまうあたりが我ながら妙だと思いますわ(w。
今回は列車を降りて暴風雨で孤立状態となった満州のホテルを舞台に起きた殺人事件を、今回も山下将軍が見事に解決する、お話。前作もそのオープニングあたりで「オリエント急行殺人事件」を、ものすごく貧乏に再現してみせたワケだけど、今回は一段と「オリエント…」の味わいを持ち込んできてますな。あまりにそっくりなんであれですよ、途中で「これは主人公以外全員犯人パターンじゃな」ってのがぷんぷんして来ちゃうわけですな。まあさらにもう一段、オチは用意されてるんだけど。
お金も増えた、前作の反省もある、水野さんは相変わらず映画に対しては真面目、と言うわけでこの映画、普通っぽさが前に出ちゃってて、残念ながらそこが欠点になっちゃってたりして。判る人には判るたとえですが、前作と比較したときに「デス様」と「デス様2」の様な関係であることだよなあ、とね(^^;)。一点、わたし個人は高く評価してるとこがあるんですが、これは次の話(続くんかい)で書くとして、全体としては真面目に作ったところは評価するけど、豪華キャストながら出来の悪い二時間ドラマ、にしかなってないなあ、と言うとこですな。
と言うわけで実は「3」もぶっ続けで見たんだけどね(^^;)………。
…というわけで。さらにチャンネルNECO、「シベリア超特急3」。2003年M&T、監督・原作マイク水野、出演三田佳子、宇津井健、内藤武敏、アガタ・モレシャン、西田和昭、水野晴郎。さらに使えるお金が増え、冒頭から空撮シーンはインサートされるわメインとなる舞台は(内航用とはいえ)クルーズ客船だわの大盤振る舞い。出演者も相変わらず豪華、監督マイク水野の手腕もさらに上達、安心して見れるサスペンスものになっている、が故に不満も大きい。いや、腐っても劇場用映画で、テレビの2時間ドラマに遜色のない出来のドラマを見せられてもお客はうれしくねーだろう、と、ね。このお話、2時間ドラマ風にタイトルを付けるなら、そうだな、「フラワーデザイナー森裕美の事件簿・瀬戸内豪華クルーズ客船殺人事件! 事件の鍵を握る60年前のシベリア超特急の事件とは? 封印された山下将軍の推理が蘇るとき、忘れられていた戦争の悲劇もまた…」てな感じになりますか。問題なのは2時間ドラマのクオリティってことなら充分に満たしてるんだけど、劇場用映画としての必要条件には足りてないってとこね。いや、列車はちゃんと揺れてるし(おい)、最初の作品から見たらその他の部分もずいぶんとグレードが上がっているんだけど、その反面一作目にあった破天荒ないたずら精神(があったとしての話、な)とか、そういう突き抜けた部分がなくなっちゃってしまったのだね。
そこら辺惜しいと思うし、出来が良くなったとはいえあくまでそれは凡百の水準作のレベルでしかない映画なワケで、一作目から連続でつき合ってなければ、とてもじゃないけど最後まで楽しめたものじゃない映画、とも言えるんですが、実は「2」もそうだったんだけど、水野大先生、意図があってそうやったのかどうかは知りようがないんだけど、実は自分の映画の中でかなりしっかりとしたボーイ・ミーツ・ガールもののお話をインサートしてくれてるわけでして、そういうのに弱いわたくしとしては、くだらねーと思いつつもどこかで点数の割引をやっちゃってたりするんですな。特に梨園のホープ、尾上松也と全日本国民的美少女コンテスト受賞者の須藤温子をフィーチャーした「2」のロマンスがすばらしい。「3」でも田中丈資と大塚ちひろをフィチャーした少年少女のロマンスがちょっと良くって、おおむねしょーもねえ映画なのに、わたしちょっと感動しちゃったりしたですよ。いや、普通に見てたらそこまで行かなかったんだろうけど、なんせ第一作目からぶっ続けで鑑賞しちゃったもんだから、どんどん感覚が麻痺しちゃってねえ(^^;)。
先週のたちきや戦略会議で渡しておけばすんだ物を、酔っ払って肝心な物を渡し損ねるからこういう事になる。この前のDoGAのDVDなど持ってもんちぃ師匠宅を訪問。DoGAビデオなど鑑賞しながら飲み。ごちそうさまでございました。
んで、もんちぃ師匠宅でちょっと遊ばせてもらったのがPS2用の「グランド・セフト・オートⅢ」。神奈川県で有害図書指定喰らったゲームなんだけど、さすが有害図書、でたらめに面白い。実に良く練り込まれた箱庭感覚がステキだわ。続編「バイス・シティー」の方も変な方向に一気に突き抜けちゃっててナイス。猛烈に自由度が高く、洋ゲーらしい不親切さも良い。いやー、久しぶりに面白いゲームを見たなー、って最近全然ゲームしてなかったんだけど。
翌日、しかも地上波の録画版で観戦なので少々ブツ切れ感あり。レースは11周だか12周目だったかにキミがフェルナンドを差せなかったのがすべてかな。あとはもう、マクラーレンは自滅方向に一直線だわフェラーリには決め手が足らんわホンダはだらしねーわ、なレース。塩原アナは必死で盛り上げようとするが、実はレースそのものはそれ程面白いってモノでもなかったような。
下位グループがゴタゴタしてたのはちょっと面白かったんだけど、それ以外はちょっと、ルノーの強さばかりが目立ったね。ブリアトーレなんか、モニタに映ったロンをバカにするジェスチャーかます余裕っぷりだったし、ジャンカルロも、スタートのけっつまずいて前のめり、が無かったら表彰台に立ってたかも知れんもんな。
タクは上手くいけば、初めて後ろに他のチームのクルマを従えてゴールできたかも知れなかったのに、残念だったな。実現してたら快挙だったんだが。
今週末はアメリカか。今年は大丈夫でしょうね、ミシュランさん。
倅から回ってきたマンガ。高津カリノ「WORKING!!」(2)。ふむふむ、1巻はそこそこ面白い、と感じた程度だったんだが、2巻はかなり面白いじゃないの。小鳥遊(と書いて"たかなし"、と読む。ただし作中ではどうかすると"カタナシ")くんの家庭の事情(強烈な姉妹4人の中に男一人、という、ある意味少年マンガではありがちなシチュエーションなんだけど)が明らかになって、これがなかなか。
……兄弟姉妹ってのはですね
知られたくない過去知ってる上に親より長生き!!
あんな厄介なモノ無いです
めちゃめちゃウケました。
そういうことでかなり気に入ったので、続きもよろしくな>倅(ぉ)
同一ページに6種のリンクパターンがあるwebページってどういうんだろう。イメージでのリンクボタンとか言うならわからんでもないけど、内5種がテキストリンクてあなた。
メールでデザインファイルもらったとき、反射的に「気の狂ったサイトですね」って返信しそうになった。さすがにそれはやらないけど、こういうページのコーディングはテンションだだ下がりになりますな。
あ、もう1パターンあるのか、げ、下層ページにはさらに別のリンクパターンがあるのかい……。
はふう。
藤崎慎吾 著
カバーイラスト 撫荒武吉
カバーディレクション&デザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030923-7 \720 (税別)
ISBN978-4-15-030924-4 \720 (税別)
ISBN978-4-15-030925-1 \720 (税別)
ISBN978-4-15-030926-8 \720 (税別)
強い共感覚を持つ青年、伊波岳志はその特殊な能力ゆえ、人付き合いを避けて水中散歩にやすらぎを見いだしていた。だが、そんな彼の心は最近、ひとつの声に悩まされ続けている。どこからか助けを求め、ここに来て欲しいと哀願する若い女性の声。それも彼の持つ共感覚がなせる技なのだろうか。
今はまだ岳志は気づいていなかったが、その「声」の主は実在していた。そして彼女が暮らし、岳志に声を送り続けているその島を、ごく少数の科学者たちが強い危機感を持って注目していたのだった。南西諸島、与那国島。今この島の周囲では、これまでにない大規模な天変地異が起ころうとしていたのだった…
「日本沈没」と比較され、たいへんに高い評価を受けていることは知ってたんだけど、3年待てる私(角川のCFを覚えてる人はもはや少数派なんだろうなあ)は、そろそろ旬を過ぎようかというこの時期にようやく入手。4冊揃ったところで読み始めた訳なんだけど、確かにこいつは面白い。「日本沈没」との関係性を含めた上での本書の評価は、4巻の解説で谷甲州氏が述べているとおり、科学技術を評価基準としたならば間違いなく「日本沈没」を超えている。そしてそれは彼我の作品の発表された時点でのバックボーンとなる科学技術のレベルの差によって、大きな影響を受けているのだと言える。
それではSF小説としてどうなのかと言えば、私自身は何とも言えない懐かしさを感じながらこの本を読ませていただいた、と言うことになる。ファクトとしてのさまざまな科学と技術の情報のつるべ打ちと、そこに挟まるフィクションとしての想像力の飛躍、それらを強引に一本にまとめた紐で読者を引っ張り上げる、お話の牽引力。これは自分たちが青二才の頃、夢中で読んでた日本人作家のSF大作たちが持っていた魅力に他ならない。最新の情報で武装した、極めて古式ゆかしい物語を読んだような気がして、そこに懐かしさを感じとったのだろうな。
最近の日本SFは妙に面白い(?)作品が多くて嬉しくなってしまうんだけど、思うに今、日本のSFは孫の世代に入ったのかな、なんて気がちょっぴりしてたりするんだった。いわゆる第1世代と言われるような作家たちが拓いた日本SFは、その子どもたちの世代によって「親父たちは何も解ってないんだ」みたいな反発を受けて多様化してきたわけで、ここまでで一応、「浸透と拡散」はある程度実現したと言えるのかもしれない。で、その後にやってきたのが、鷹揚に構える爺さまたちと、何かとそれに反発する親父たちを見て育ってきた孫たちが、「いやいや、じいちゃんたちも結構いいこと言ってるじゃん」的に再評価し、積極的に祖父母の遺産からインスピレーションを得る時代が来たのかなあ、なんて。
ガチガチの科学と技術に対する(そしてそこに、四半世紀ばかり先の、近い未来の社会へのそれも含めた)考察と思考の飛躍、伝奇に科学を強引に関連づける力業、それから海外SFではしばしば見るけれど、日本SFはそこはできないよね的な、少しばかり甘い部分の混在した、実に心地よい読み応えはそれ自体がすでに充分嬉しいんだが、さらにこんな一文がさらりと挟まるから嬉しささらにアップ。
マッドサイエンティストは、マッドではあってもやはりサイエンティストなのだ。魔術に走るわけにはいかない
そうともさ。進めSF 、退けFT(w。
★★★★
ええとどこからだ? 「炎戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5 GoGo!」、「コードギアスikry」、「ブラスレイター」、「図書館戦争」、「二十面相の娘」までになるのかな。
「オレたちはプロでもアマチュアでもない、ゴーオンジャーだ!」ってセリフ、なんかうまいこと言ってるような気がするけど、実はこれって案外ジコチューな発言でしかないんじゃないかって気もする。「ゴーオンジャーだ」じゃなく、「正義の味方だ」だったらまだしも受け入れられたような気もするんだけど。
もう6月も終わるんだけど、いまだにゴーオンジャーには乗り切れないなあ。
なんかこう、合コンやったことがない人が脚本書いてるような気がするけど、いろんなところが「はぁ?」だけど、一応引っぱる力はあるんで、まあいいです。焼肉屋のおねーちゃんで、芳賀優里亜嬢が出てらっしゃいましたな。
文学少女の姉がひだまり荘の住人(多分202号室だな)だったのが「プリキュア」、2ちゃんの新井里美スレが瞬間的に盛り上がったのに笑っちゃったのが「ギアス」。なんだよ、総集篇なんてやる余裕があるのかい、だったのが「ブラスレイター」、イジメ、ヨクナイ! だった「図書館戦争」、エロとグロが足りないんじゃないだろうか、なのが「二十面相の娘」、ですかね。
鷹見一幸 著/野田昌宏 原案
カバーイラスト 鷲尾直広
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030959-6 \680(税別)
豊富な鉱物資源を採集するために<紅天>星系によって開発された自治星系<蒼橋>。だが、自治星系とは名ばかりで、<紅天>による一方的な搾取状態が長く続いていた。そんな中でも何とか自治星系として、生き延びるための方策を練ってきていた<蒼橋>だったが、<紅天>側が星系にとって見過ごせない、破壊的な行動に出ようとしているとの情報がもたらされ、ついに両者の対立は武力対立も避けられない状態にまでその緊張は高まってしまう。この事態に東銀河連邦は、紛争を収めるために艦隊の派遣を決定する。その最前線に立つ部隊を指揮することになったのは、この任務のために准将に昇格したジェリコ・ムックホッファだった…。
「銀河乞食軍団」こと<星海企業>がどんないきさつで誕生したのかを描く、ええと、こう言うのもスピンオフ作品、って言うんだろうか。著者の鷹見一幸さんって方は「彷徨える艦隊」の解説でしか文章を読んだことがない人である上に、この若干引き気味(^^;)になっちゃうカバーイラストで「大丈夫かいな」と思いつつも、「乞食軍団」大好きな身としては、やはり読んでみるべえ、と。
<星海企業>が生まれる20年以上前の時代、まだムックホッファもロケ松も東銀河連邦宇宙軍に在籍している頃が舞台背景。当然大元帥の原作シリーズに登場する乞食軍団のメンバーたちは、まだ大半が姿を現さない。何人か「お、この人は?」的キャラはちりばめられてはいて、そこも楽しみの一つではあるんだけど、あくまでお話的には「銀河乞食軍団」前史、みたいなお話になっていて、原作のノリをそれほど要求しなくてもお話の流れを楽しんでいける作りになっていて、そこの所のさじ加減はなかなかうまい。独特の「味」がある「銀乞」的世界が、まだ出来る前の時代なんですよ、という形なんですな。
そんな中でもそれなりに、原作の(設定やダイアローグなどの)味はそれなりに持ち込もうとしてくるあたり、随所で著者の苦労と工夫がしのばれるところがあって、そういうところを拾っていくのもこの手のお話を読む楽しみの一つと言えるかも。個人的にはむしろ、ここまでやらなくても、もっと自分色でやってくれても良かったんじゃないかな? って気はしないでもない(なんかこう、『銀河乞食軍団』よりも『小惑星帯遊侠伝』読んでる感じがちょっとしたよ)けれど、全体としては思った以上に「乞食軍団」してる感じで楽しかった。
野田大元帥が描く世界が、アナログなオーディオ機器を愛でる感じでSF的ガジェットたちを扱っているのに対して、鷹見さんはPCなどのシミュレーションゲームのゲームシステムやアルゴリズムに入れ込むような感覚でそれをやっている、ような感じ(喩えが上手くないのは重々承知してますが)があって、そこの所の作品世界の描写スタイルの違いも興味深い。続きが楽しみです。
そうそう、本書に合わせてのことなのかどうかは分らないんですが、大元帥の原作の方も合本版で出るんですな。良いことだとは思うんですが…
ま た 鶴 田 謙 二 か
鶴田謙二の絵は好きですけどね、でも「乞食軍団」はやっぱ直之さんだと思うんだけどなあ。
★★★★
マイケル・ジャクソン、ファラ・フォーセット(ともにyomiuri online)。いまだにフォーセットの後につい、メジャースとつけてしまう私は立派なロートル。名優ライアン・オニールからの求婚をついに受けた矢先の逝去、なんて記事もあり、あの怪作「スペース・サタン」でたっぷり脱力させられた(ちゃんと劇場で見たんだぜー)記憶もありで、個人的にはファラ・フォーセットの訃報の方に残念感を感じるかも。マイケルさんも残念だけど、オレどっちかっつーとラトーヤとかジャーメインの方が好きだし……いけないいけない、ご冥福を。
マイケルの享年が50ってのも驚いた(もっと若いと思ってたよ)けど、ファラ・フォーセットがもう60超えてたって方がびっくりだ。そりゃオレも老けるわけだわなー。
週前半分。「WORKING!!」、「仮面ライダードラゴンナイト」、「刀語」、「デュラララ!!」(終)、「おおきく振りかぶって 夏の大会編」(終)。
「WORKING!!」はラス前。これはオリジナル成分高めな感じなんだろうか。次回もこの流れ? 手許に5,6巻がないんでこの辺ちゃんと追っかけられてないんだ。まあ種島先輩と山田には幸せになって欲しい。ほっといても小鳥遊君と伊波ちゃんはハッピーエンドだろうからな。
「カァメンライドゥア!」はここに来て悪の親玉であるゼイビアックスさんの立回りが妙に勤勉かつ小悪党的なのがなんだか楽しい。全体にセコい話になってきてるけど。オリジナルではその悲惨な死に様がネタになったエイの人、こっちでもヘンなキャラね。中の人つながりでつい、ティエリア君のイメージで見てしまいますな。
そんなティエリア君がこちらでも煮え切らない悪党を演じている「デュラララ!!」も終了。最後はやたらさわやか方面で落してきたな。
「おお振り」も一応終了。こちらは原作がたまったらまた続きをやってくれそうなのでそちらを楽しみに。
前後したけど「刀語」も後半戦。こなゆき役の日高里菜、「禁書目録」の時(この時は14歳だったんだっけ)はもうちょっとできる子っぽい感じがあったんだけどなー。全体に普通な感じだね。普通に面白いものを作るってのは、それはそれでとても大変なんだろうと思うけど。
「TIGER & BUNNY」、「DOG DAYS」、「よんでますよ、アザゼルさん」、「変ゼミ」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーOOO」、「スイートプリキュア♪」、「青の祓魔師」。
ちょっと自分的にエンジンかかるの遅めだったんだけど、最近ちょっと面白いな、と思い始めてきた「TIGER & BUNNY」。良い最終回…ではないね。まだラスボス的存在が残ってましたな。ジェイクの能力、心を読む能力だと思ってたんだけど実際には異常聴覚だった、のほうが自分的には収まりが良いんじゃないかと思ったんだけど、まあそれだと十本刀って事になっちゃうか。
「DOG DAYS」、こっちはほんとに最終回。まあ無難に収めたって感じか。続きも作れるようになってはいるけど、そこまで引っぱるものがあるようなものでもないかな。抜け作なりに面白かったとは思う。
「アザゼルさん」と「変ゼミ」は、まあこれはこれでいいです。「アザゼルさん」の方が自分的にちょい好みかも。
日曜朝。一回見逃してるんで、ちょっと見失ってるところもいろいろあるんだけど、6人目の戦士登場の「ゴーカイジャー」、シルバーで揃える、とかいう見せ方はちょっと面白いと思ったんだけど、アバレキラーさん、ちょっと肥えられました? 服装のせい?
「OOO」は伊達さん、リタイヤしちゃったんだね。そこを見逃しちゃったのはちょっと残念だ。お話的には盛り上がって行かなくちゃいけない時期だと思うんだけど、倒すべき相手が誰で、なぜそいつを倒さなくてはいけないのかがこっちにさっぱり伝わって来ないので、面白いんだけど何かどうでもいい話になっちゃってる感じはなくもない。
これは平成ライダーがちょくちょく陥る良くないポイントだと自分は思っているんだけど、勝利条件を明示しないままお話を始めてしまい、最終局面のただならさを上手く演出できないままお話を畳みに行くので、ラストの本来盛り上がるべき部分が、どうにも腰砕けなものになってしまうってことがままあるような気がするんだが、「OOO」もそっちに振れかかってるような心配があるんだよな。今のところはまだ、面白い側に針は振れているんだけど、その針は最近、かなり垂直方向に振れが戻ってきている感じはありますよ。
「青エク」はこれ、原作は案外ギャグ方向に振れてる作品なんですかね。最初の番宣なんかからの印象とはちょっと違う感じにお話が進んでいる感じだね。
あんまりコンビニは利用しない方。おばちゃんに混じってスーパーうろつくのは平気なんだけど、ナウなヤングに混じってコンビニの中を移動するのって結構苦手なんだよね。なのでタバコを買いにいくとき以外はほとんど利用しない(値上げしてから、カートン買いはしないようにしてるんですね)んだけど、最近近くのローソンに行くと、店員さんが何も言う前から、セブンスターを一個取り出して、ニコニコしながら待機してるんだよな。
ええまあ確かに、ブンタを一個買いに来ただけなんですけどね。
そんなに頻繁に通った憶えもないんだけどなあ。タバコ一個しか買っていかない客、ってのはコンビニ的には逆に目立つ客なんでしょうかね(だって別に他に買いたいモンとかないしなー。割高だし)。にこっとされるのは悪い気しないけど、同時に何か負けたような気もしちゃうんだよな(w。自分が勝手にコンビニって物に、マニュアル通りの無味乾燥な対応をされるもの、って思いこみがあるってだけの話なのかも知れんけど。
そういや結構なお歳に見えるお婆ちゃんが、おでん買うついでに店員さんと何やら楽しそうに話してる光景も見かけたことあるな。意外にコンビニって、街のフレンドリースポットみたいなものとして機能しているってことなのかしら。
リチャード・マシスン(asahi.com)。自分的には「ある日どこかで」(→マイ感想)の人かなあ。あまり良い読者じゃなくてすいません。勝手に職人、ってイメージを持っているのですが、もうちょっと読んでみないとね。「13のショック」確かまだ軽石庵さんにあったはず。追悼の意味も込めて読んでみましょうかね。
ようやく発行の運びに。代理でもらってこようかと思ったんだけど、本人写真も必要なのでカミさんも一緒に出かけることに。鈴蘭台というところはやたら坂の多い町なんだけど、区役所までの道のりはほとんどが下り坂、一部やや急。距離的には普段歩いてるローソンあたりと変わらないんだけど、途中にやや急な下りもあるんでやや心配だったんだけど悪寒的中。下りの途中で足が痛いと言い出して、しょっちゅう立ち止まりながらのとぼとぼ行進。普段以上に疲れた様子。いつもの歩きで西鈴あたりに出た時は、帰りは電車で一駅ズルして(^^;鈴蘭台西口から歩く、ってパターンだったんだけど、今回はそれも無理っぽかったんでタクシーで帰宅することに。やっぱ下りは足に負担がかかるんだね。転けずに帰って来れて良かったよ。
身障者手帳が手に入ったので次は自立支援申請、とやらか。これで手続き方面は一段落、かな。
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□ TUX [●なんかもう、苦行僧の手記を読んでいるようです(笑) ●ともあれ、お疲れ様でした。ここで一発、その麻痺した感覚で「..]
□ ROVER [む、CASSHERNをもう一度見るぐらいなら、まだ見ぬ(来年公開の)「シベリア超特急5」の方を見た方がよっぽどマシだ..]