ばむばんか惰隠洞

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2004-08-05 この日を編集

[Day] おでかけとお買い物

今日からさんちかで古書即売会があるので、やや痛む頭を押さえつつ、今日も朝から三宮。残念ながら今回は古本屋的には収穫ナシ。ちょっと欲しい本はいくつかあったのだけど、そこは敢えて我慢我慢。で、さんプラザの二階のオープンスペースのベンチでタバコ吸って汗かいて(酒飲み過ぎた翌日ってのは、どうしてこう汗が出るんだろうね)自販機で水分とって二日酔いをなだめつつ、ジュンク堂で文庫4冊と坂口尚短編集4「きずな」、5「ドレみ空!」、尾田英一朗「One Piece」(34)購入。おいおい、古本買いに出て来たんとちゃうんかい>オレ。

坂口さんの短編集、去年とっくに完結してたんだね。全然気付かなかった。田舎に引きこもってるとこういう時不便です。ま、完結は嬉しい。でもやっぱり、坂口さんのマンガ、これ以上新しい作品を読めないってのは悲しいなあ。「One Piece」は、「水の都編」に入ってちょっと面白さが戻ってきたかしらね。本誌の方の連載も楽しく読んでます。

あとは新生公司によって焼豚一本買って帰宅。なんだな、今日はおおむね、SAVOYのカレー喰いに三宮に出たようなモンだったな。

[Day] たおさんの、2100円蒸し暑い夜

ぎゃああああっ、怪しいとは思ったけど、そういう宿(8/5のエントリーの下の方)だったんですかー。うああ、だったらカプセルホテルの方がなんぼかマシでしたよねえ。最後の最後で申し訳ないところを選んでしまいました。ほんと、ごめんなさいです>たおさん。

でもこれ、暑いの寒いのが我慢できるなら、タクシーで帰るより安上がりだったりするよな、オレにとっても。オレ、マンガ喫茶や24時間営業の茶店で時間つぶすよりはタクシーで家に帰る方を選ぶんだけど、寝れるんならこういうところもアリかも知れないなあ。

って終電逃すような状況下で、まともに宿が取れるような正気が残ってるわけないんだけどさ(^^;)。

[Chinema] わあ、これ観たい観たい!

たおさんとお話ししてて思い出したのが、たおさんのサイトで紹介されていた映画、TEAM AMERICA WORLD POLICE。これ、Operaではうまくトレイラーが再生されなくってちょい放置気味だったんだけど、昨日たおさんとお話しててこの映画の話題もちょっと出てきたので、改めてFireFoxでアクセスしてみた。で、トレイラーを見た。

うわはははははは、これ、観たいよ!すげーよ、この人形のプロポーションとか、ミニチュアのワークスとか、絶対ITCを意識してるよね。で、その上でやってることは超ブラックなんだよね。いいなあこういうの。オレ、マイケル・ムーアのやってることってちょっとばかりナマに過ぎて、積極的に見に行く気になれねえんだけど、こういうのは良いなあ、達者な声優さんを充てた日本語版で観てみたい気がしますよ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

TUX [●「TEAM AMERICA WORLD POLICE」すげぇ!これ見たいッ!(笑) ●昔、BBC制作の「SPIT..]

ROVER [どうなんでしょ、アメリカ製だし、「Hot Shot」みたいなバカ騒ぎ+ブラック風味強め、みたいな感じかなあと思ってる..]

bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]


2005-08-05 この日を編集

[Books] どーなつ

4150308063 北野勇作 著
カバーイラスト 西島大介
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030806-3 \660(税別)

かさかさした寂寞

かつて戦争があって、そして戦争は終った、らしい。戦争のさなか、街の真ん中に「それ」が出来ていた。半径5キロメートルほどの、灰色のドームでおおわれた場所。そこに入るためには、人は自らが持つ何かを犠牲にしなくてはならない。でも、そんな世界でもなぜか、人間は生きていけるみたいだ。足りない記憶と折り合いをつけたり、時には頑張って何かを思い出そうとしたり、そうそう、なんだか良くわからないけれど"人工知熊"、と呼ばれる乗り込み型の作業機械といっしょに仕事をしてみたり。そんな中、見えてくるのは、この「世界」が、目に見えるものがすべてというわけではなく、目に見える者が実はもう見えるはずのないモノであったりするわけで……

かめが来てイカが来てクラゲも出て来てザリガニもいる。んで今度は熊とアメフラシ。なんだけどこの作品、今の時点で最後に出てきた本だけれども、実はその原型は、北野勇作のデビュー作になっていたかも知れないモノであったのだそうな。あくまでテーマであったりモチーフであったりがそう、ということなのだけれど、とにかく北野勇作が書きたかった世界って言うのはこれなんだな、って言うのが何となく見えてくるような気がする。それは、不思議で、それなりに居心地がよく見えるのだけれども実は、皆があきらめちゃっている世界。

北野勇作ワールドのキー・ワードって、実はあきらめ、というか諦観というか、なんていうんだろう、なんか納得できないけれどもこれはこれでしょうがないよね、な世界なのかな、という気分をかなり強く持ってしまった。こう、それマズいじゃん、な世界が目前にあるんだけど、でもそれってオレらでどうこうできるような状況でもないし、そんな、劇的に悪い世界になるわけでもないんだから、ちょっとのガマンで折り合いつくんだから、まあそれはそれで良いじゃん、と思っておこうよ、な世界。

その妙に悟った枯れ具合は、今の世の中においてそれなりに心地よく、かつこれを読むことで何となく問題意識みたいなモノも微かに自分の中に持てたような気もしてくる、ってあたりに北野ワールドの存在価値ってのがあるのかも知れない、とは思った。オレたち、みんな今の世の中が問題抱えた世界だって事は判ってる。判ってるけどそれに対して有効な行動が取れないでいる。そのことは淋しいし、時によっては辛い。でも、決して見落としてるワケじゃないんだよ、いろんな問題があるのは判っているんだよ、だけど今はそれに対して今の自分の立場では何もアクションを起こせないの。起こせないけど気持ちの中で無視しているワケじゃないの。そのことを判って欲しいの…、と考える読者にとって彼の作品はすばらしく甘い読後感を残してくれているのじゃないかなあ、なんて考えてしまった。

別に年中シビアでなければいけない、なんてことは思わないけれど、少なくともその本質において、もうちっとシビアであるべき世界に「まあそれもしょうがないか」感を持ち込むのが北野SFのスタイルであり魅力でもあるとは思うのだけれど、うーんどうでしょ、わたしゃやっぱり古い世代なのかな。この世界観の根っ子を元にした、「神狩り」の頃の山田正紀SFが読みたいなあ、と正直思った。「どーなつ」に罪はない。でもいろんな意味で淋しくなる(出来が悪いから淋しくなる、ということでは断じてないのでそこは念のため)この本とは違う本を、オレは読みたかったな。

(★★★)


2006-08-05 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (20:28)

「ウルトラマンメビウス」、「BLOOD+」、「ツバサ・クロニクル」。さて、タイトルで"重圧"とか言ってる割に、そないに一人で苦しんどるようにも見えなかったのが「メビウス」(#18:ウルトラマンの重圧)。

まあね、ウルトラブレスレットのお披露目だからベムスター呼んだわけね、ってところで。コノミっちー(つかサコミズさんもコノミは『コノミちゃん』呼ばわりなんだな。あの子だけ正規の隊員とちょっと違う扱いなのかしら。服装も違うし)の教育論は妙に説得力あって良かったんだけど、それがミライ君にいかなる教訓を与えたのか、頭の悪い私にはさっぱり分からなかったなあ。早急に結果ばかり求めちゃダメだよ、とな? うんまあそれは確かにそうだけどね。

あとはあれですね、人間側がせっかく頑張ってやったことなんだから、ベムスターのお口糊付け作戦は、もうちょっと良い方向に作用させてあげても良かったんじゃないかなあ、ってのと、メビウスブレイブってのが、どこがどう変わったのか良く分からんかったのがちょっと気になりましたです。

あとはえーと、「ツバサ」の黒鋼さんがなかなかキッツい過去の持ち主で、その過去に向き合うために「黒鋼」って名前を自分から選んだ(んだよな?)、って言うエピソードと、そんな黒鋼を気遣うモコナのけなげさにちょっとだけきゅん。

なんだか最近、しょっちゅうきゅんきゅん言っとるなーオレは。

[F1] ハンガリーGP予選 (23:00)

昨日のフリー走行で前を走るドーンポスの遅さにイラついたアロンソが、ドーンポスの前でブレーキテスト(^^;)を実行してドライチ、さらにイエローフラッグ中の追い越しでウラドラも乗って予選タイムに2秒加算というとても重いペナルティ。わあ、こりゃミハエル鉄板ちゃうのん、などと思っていたら土曜の朝のフリーでジェンソンがエンジン壊して止って出た赤旗の間にクルマを二台追い越しちゃってこっちもドラドラ、2秒加算のペナルティ。あんたがやってどないするんじゃってとこなんだが、こういうモンなんだろうなあ、人間のやる事ってのは。

おかげで今年一番アツいQ1になりましたなあ。16位以内に入るためにこの二人が死力を尽くす。Q1開始前には1分20秒中盤ぐらいが必要って話だったのが、意外にみんな燃えたのか(w、20秒を切るくらいじゃないと残れないことに。ラストギリギリのミハエルとフェルナンドの走りは凄かった。あと、タクがしっかり22秒台で走ってたのも拍手っすね。

とはいえ2秒はデカい。二人ともさすがにQ2には残れなかったね。Q3ではマッサの頑張りがなかなか涙を誘う。一瞬ポールは押さえたかと思ったんだけど、終了間際にキミが飛び込んできてみんなびっくり。Live Timingのコメンタリ担当者も「こんなん予想してなかった」みたいなコメント入れてたもんなー。

決勝グリッドはキミ、フェリペ、ルーベンス、ジェンソン…はエンジン交換だから10番降格か…。何やら明日の決勝、いろんな事が起こるのかもなあ。

[web] その馬車で何が起きていたのか (23:43)

ライアンですが、場車内の空気が最悪です(イミフwwwうはwwwwおkwwww)。酒吹いちまったジャマイカ。

[News][Anime] あかいくつぅー、はぁーいてたぁー (23:51)

だったっけ、タチコマが歌ってたのは。さて、新作「攻殻機動隊」に日産のコンセプトカーが登場するってニュースがありましたがそいつはいったん措いといて、このニュースの中でも紹介されてた、小型タチコマロボの紹介ムービー(http://robot.watch.impress.co.jp/static/2006/08/04/tachikoma.wmv)がすんばらしい。これ、ちょっと欲しいよなあ。TUXさん、紹介サンクス。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

TUX [●そんなにきゅんきゅん言ってると、そのうち彼がパイロットになってしまいますよ(爆)]

rover [私の彼は誰だろう…(^^;)]

寸゛ [ああ、あの歌のきゅんきゅんはそういう意味があったんですね。今になって初めて知りました‥‥奥が深い。]


2007-08-05 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (22:34)

「ラブ★コン」、「大江戸ロケット」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。「ななついろほにゃらら」は録り損ね。土曜深夜ははじめの二つが録れていればまあおっけ。「ラブ★コン」の新しいOP、ED曲があんまり好みじゃない以外は、どちらも楽しい。

日曜朝。「ゲキレンジャー」は、過激気に対応する奥義、怒臨気の存在とか、謎の男がレツのお兄さん(爆走兄弟?)だった、とかのネタを仕込みつつ、おかしなツボを突かれまくったことでスケ番になっちゃったランのお話が本線。で、ランのスケ番っぷりが少々昭和風味に外し気味だったのが惜しかったかな。あと、ゲキレンジャーになるのはネコ科オンリーなのかと思ってたんですが、犬でもなれるっつーことですかい?

「電王」は劇場版タイアップ第3弾。一応ちゃんとまとめた方かなこれは。とっ散らかる寸前で、なんとか持ちこたえた感じ、だろうか。あそこまでやるならもう、「この続きは劇場で!」、までコールしちゃっても良かったんじゃないかと思うけど。

んで「プリキュア」は、わーい恋バナ恋バナ。おとめちっくろまこめ(除・やけくそ黙示録)結構好きなんで楽しめました。

[F1] ハンガリーGP決勝 (23:53)

予選でのマクラーレンのおかしな動きについては、お咎め無しという話もあったようだけどそうも行かず、アロンソの5番グリッド降格と、マクラーレンに対する今GPでのコンストラクターズ・ポイント剥奪という所に落ち着いたようで。

そもそも予選で何があったのかと言うと、F1通信さんで紹介されてた動画を見る限り、アロンソは止りすぎだし、それ以前にピットクルーがロリポップを上げるタイミングも、少々ゆっくり目だったんじゃないかって気はした。どうもそれ以前に、ハミルトンがピットインのタイミングについてチームオーダーを無視してしまったという経緯はあったらしいけど、そのしっぺ返しとしてこれはどうなのかな。マクラーレン的には、しばらくはアロンソにメインを張らせたいのだけれど、ハミルトンが予想外に伸びしろがでかかった、と言うことなんだろうか。

レースは自力のマクラーレンとフェラーリに、なんとかBMWが食らいついていく、ってな図式。ここに割り込んだニコは偉かった。ラルフは帳尻合わせモード? アグリは作戦的に良くわからぬ。ソフトで引っぱってスーパーソフトはなるべく使用時間を短く、という作戦だったのかな? この辺はビデオで見直してみないと。

こんだけ無茶な仕打ちをされてても、なおモチベーションを保っているハミルトンという若者はスゴいと思う反面、若いのにその老成ぶりってどうなのよ、って気もしなくはない。勝てないことが多いかも知れないけど、オフにはゴリラの着ぐるみ着込んでビール飲むバカの方が、オレは好きだなあ。

というわけで、今期の残りのシーズンは、少々不本意ながらイタリアのチームを応援したいと思います。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

でした [全然関係ありませんがニュースです。 http://www.starchild.co.jp/special/hero..]

rover [実は見ちゃってます(^^;)。ホントに涙目になっちゃうんですね、みっこは(w]

でした [映像と音声のイメージの落差が凄いです。 誰かが後ろで声を当ててるんじゃないかと。w]


2008-08-05 この日を編集

[PC] またマウスを買う (22:52)

B0018PCJH8(下)からのメールがあまりにスカポンタンで、ついマウスを投げつけたらば、ボールを押さえるフタが割れ、ボールもどこかに飛んでっちゃった。他のマウスも、ボタンがバカになってたり、妙に手に馴染まないものばっかりだったので、ちょっとマウス新調。最近暑いもんだからマウスパッドも手の汗吸ってしまい、マウスのローラー部分に何やらいろんなものが巻き付いて掃除が面倒なこともあり、そろそろ光学式マウスかなあ、でもあれ、時々カーソルがヘンなところに飛ぶのが気持ち悪いしなあ、なんて思いながらお店の棚を眺めてると、最近はオプティカルマウスの他にレーザーマウスなんてなものもあるんですな。

LED仕様のオプティカルマウスよりも認識率が高いんだそうで、どんなもんじゃろと思って買ってみた。エレコムの黒いヤツ。とりあえずカーソルが勝手にどこかに飛んでいったりはしないので、そこのストレスはないからまあまあ結構。問題はやっぱりボールがないことから来る頼りなさと、あと分解能。年寄りには1200カウントって速すぎっす。

[Books] 螢女 (25:17)

9784150309282 藤崎慎吾 著
カバーイラスト 撫荒武吉
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030928-2 \780(税別)

IT関連の出版社に勤める池澤のささやかな楽しみは山歩き。東京近郊の少し鄙びた丘陵地帯に出かけては1日2日のトレッキングを楽しみ、アウトドアライフのスナップを、モバイル機器を利用して自社のwebサイトにアップロードするという、仕事も兼ねた息抜きの小さな旅。だがその日は少し様子が違っていた。今は廃屋となってしまった行楽地の土産屋らしき建物。そこに放置されているピンクの公衆電話が鳴っていたのだ。すべてが捨てられてしまったような廃屋に、取り残された古い公衆電話が今、なぜ? …

ハイドゥナン」で、極めて魅力的なマッド・サイエンティストっぷりを発揮してくれた生物学者、南方先生が重要な役割を果たす、「ハイドゥナン」の導入編ともなるべき作品。本作品の基調をなすコンセプトやヴィジョンとでも言える部分は、「ハイドゥナン」でもう一度、拡大再生産されていたのだな、と感じられる。「ハイドゥナン」が科学小説としての側面が強調されていたものであったとしたら本作「螢女」は、同じテーマで伝奇小説の側面を強く反映させた作品であると思える。科学小説がデータと理論の積み重ねから造り出されるファクトとしての面白さに主眼をおくのと対照的に、伝奇小説としての本作は、自称と推理(理論とは微妙に違う)から産み出されるアトモスフィアの味わい深さ、みたいなところに面白さの主眼が移るのかな、と言う気はして、で、そこはとても良い感じ。

科学小説では信賞必罰は比較的比重は軽くていいと思うんだけど、伝奇小説の場合はある程度因果応報って部分の描写はきっちり描かれてて欲しいと思うところはあって、そこが少々手薄かな、と思えなくもない(悪党がなるべくむごたらしく罰せられないといかんと思うのだよね、伝奇を前に持ってきたときには)ところがあるのと、そもそもこのお話の中で、ツカミの部分にせよ「悪人」と認識出来るキャラクタが存在しないあたりに、物語としての弱さはあったかもしれない。

「環境」と「文明」のせめぎ合いってところで、「もののけ姫」あたりとも併せて語られるような部分もあるとは思うが、宮崎駿が、そこには人間の業みたいなものもあるからさぁ、でうやむやに(失礼)しちゃうところを、人間も地球というネットワークのノードのひとつなんだから、と認識する藤崎慎吾的人間観の差、ってあたりにはなにか深く考えた方が良さそうな、かなり興味深いものがあると思う。

まあそこらを措いといても、少し若い日の南方先生のマッド・サイエンティストっぷりが結構存分に楽しめるんで、それだけでも読む価値はありそう。こっちと「ハイドゥナン」、どっちを先に読むのが良いか、ちょっと迷っちゃうね。自分は先にちょっと謎を置いてくれるので、「ハイドゥナン」を先に読むのが良いような気はしていますけれど。

★★★☆


2010-08-05 この日を編集

[TV] 定期視聴番組

週はじめは録り忘れてたんで「MM9」のみ。ようやく怪獣らしい怪獣が登場した第5回、これはかなり良かったんじゃないかしら。気特対の性格から、怪獣退治には積極的な行動は取れないが、レコメンドという形で対策についてのアドバイスはできるのでそこで何とかがんばる、という図式。なんだけど予算も権限も限られているから、できることはテレビ各局の中継に貼り付いて、Mがいったいどういう怪獣なのかを予測するしかない、その上苦労して導き出した推論も、目覚ましい成果が必要な実戦部隊からはともすれば無視されがち、と。ちゃんと文法守ろうよ、つーてるのにテーブルレイアウトがのさばっちゃうような状況なわけだな(ちげーよ、つーか古いよ)。

そんな中、あえて怪獣に対して現場から「ゆるキャラかよ」と言わせるようなネーミングを与える久里浜部長、実は相当できる人なのかもね。かなり早い段階でこの怪獣を、「ゆるキャラ」として処理できるものであると見切り、それに相応しい対応を引き出そうという交渉が、あのスカした笑い混じりの電話(このあたりのあり得ないけどなんか説得力もあるやりとりは、いかにも伊藤脚本って感じだった)の内容だったのだろうな。その交渉はどうやら不調に終わり、気特対の皆さんはこの先さらなる苦労を背負い込むことになりそうだけど、がんばって欲しいもんです。全体にちょっとずつ面白くなってきてると思う。

そして次の第6話の監督は樋口っちゃん。何を見せてくれるか、期待してますよ。

あとはえーと、今回のお話で出てきた自衛隊の戦車は何? 90式ではないよね? TK-Xだったの? 10式? 気が向いたら見直してみるかもだけど、多分気は向かないだろうな。

[web] Twitterのアカウント抹消しちゃった

昨日の晩のお話。別にTwitterがイヤになった訳じゃなく、別のサイトを見ていてそこからのリンク先をポチッとやったつもりが、その下で開いてたTwitterのウインドウをクリックしちゃってたんでした。ArtTipsの快適マウスホイールって機能を有効にしてるんで、アクティブじゃないウインドウのリンクでもクリック一発で効いちゃう上に、酒入ってたから脳と手でメッセージと動作にタイムラグが発生してしまって。

ま、そんなことでつぶやき環境は消えちゃいました。気が向いたらまたアカウント取るかも知れませんので、その時はまた遊んで下さい。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

す・みけーん [あら、ほんどだ乱土さんTwitter消えてる。楽しく遊んでもらっていたので惜しいです。 また気が向きましたら、よろし..]

TUX [●さみしいっす!さみしいっす! ●できるだけお早くかむばーっく!]

P2 [ああ、そゆことでしたか。一人フォローが減ったけど誰か把握できなかったので(笑]

rover [すいません、いろいろうすぼんやりしてましてー。]


2011-08-05 翌日更新癖がついちゃったかな この日を編集

[Day] 邪魔すんな

日記書こうと思うとおかしな修正要望メールが舞い込んでくる、ってのが続いてるだけなんだけど。

TRちゃんよぉ、本番サーバで公開も完了してるってのに、なんでこのタイミングでテスト環境のファイルのエラーにツッコミ入れてくんのかね? 暑さでどこか壊れたかい? 被曝が原因の健忘症か何かか?

……なんて書いてる最中にごめんなさいメールが舞い込んできた(w。

[Anime] 定期視聴番組

「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD C」、「輪るピングドラム」、「THE IDOLM@ASTER」。

にーちゃん大活躍のピングドラム。それにしても最近はあちこちで大事なものを乗っけて走り去るトラック大活躍だな。とりあえず今回はペンギンクンに群がるGの群れにうへえってなった。G、そんなに苦手な方じゃない(素手で叩けるよ)んだけど、絵で見るとなんかエグイね(^^;。

「アイマス」は何より歌いたいんだけどそんな仕事をさせてもらえず、新人タレントさん的にはいかにもなバラエティに出演する事になってちょっと凹む千早さん(でよかったですか?)のお話。うん、簡単にお歌を唄わせてハッピー、にしなかったのは良かったと思う。意外にと言っては失礼かもしれないけれど、オーソドックスというか、手堅くまとめたって感じやね。

[Baseball] カッタデー!!

T2-1YS。最後ビビったぁ……。球児で押し出しで1点差で1アウト満塁。前のリリーフでも一発食らってたわけだし。そこを何とか凌ぐから守護神なんだけど。ともあれ勝てて良かったっす。大阪ドームはわりと相性良かったんだっけかね。

[News] 訃報

前田武彦さん(asahi.com)。ドリフ属性がわりと稀薄な自分にとって、コメディ主体のテレビ・バラエティと言えば「シャボン玉ホリデー」(歳がわかるな)。あと、しばしば子供にはついていけないギャグも炸裂していて、意味わからんことも多かった「ゲバゲバ90分」も印象に残ってる。勝手な決めつけなんだけど、きっと根っこに(揶揄気味に言われる感じでの)サヨクっぽさのある人で、そこが(ブサヨであると自覚している)自分的にもなんか通じるものがある人だったのかな、なんて。「シャボン玉…」の「ヤスダぁーっ!!」ネタ、大好きでした。安らかに。


2012-08-05 この日を編集

[TV][Anime] 定期視聴番組

「黒子のバスケ」、「境界線上のホライゾンⅡ」、「アクセルワールド」、「ソードアート・オンライン」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。ここまで到底勝ち目のない強敵に遭遇しては、何か良くわからん理由のパワーアップで強敵を撃破して、という「ジャンプ」の黄金パターンに乗っかってきてた「黒子のバスケ」。ついに大敗。うむ、こう言う展開を待っていたのよ。もうちょっと早めに最初の負けがあっても良かったんじゃないかと思うくらい。「ホライゾン」は、また各々の勝利条件が良くわからん複数個所での同時進行バトル発生。なんかよくわからんけど面白いことやってる、ってのがこのアニメの不思議なところなんだけど、今週もそんな感じ。電脳RPG二本立てはまあ、こんなモンだよね。「ソードアート…」世界にはちゃんとNPCもいるんだね。横一列にたくさん並ぶと消えたりするんだろうか(いつのハードだよ)。

日曜朝。フィーチャリング・ヒロム回の「ゴーバスターズ」。楽しいお話だったけど、ニック同伴でボランティア活動に参加してたら、この人なにやってる人? って周りからツッコミ入らないのかしら。ライダー部見習い部員の蘭ちゃんが最後の一人だったことがわかった「フォーゼ」。わたしゃそれはリブラさんのフェイクで、ホントのキイになるのは賢吾なのかな、なんて思ってたんだけどそう言うものでもなかったみたい。で、残りわずか3回ってタイミングでこんなこと言うのもなんなんだけど、「フォーゼ」のオープニング良いよね。最初にライダー部のみんなの後ろ姿が映るところのユウキが、すんげーいい足してるんだよ(^^;。「プリキュア」は海の家の話。今回メインのお二人さん、サニーとマーチだから「日産コンビ」って呼ばれてるんすね。なるほどー(w。

「AGE」はなんとか言う女の人がハイパー化する回。彼女と、あと月基地のもと連邦将校もそうなんだけど、こういうときは「寝返った」っていうのかなあ。普通に「裏切った」じゃあかんかったの?

そんなことより「AGE」の次の番組の「マギ」、監督が舛成孝二さんなんですな。早くガンダム終わんねえかなー。

[Baseball] マケタデー!

C7-0T。3連勝の後4連敗か。試合すればするほど傷口が拡がるモードに突入しておるね。投手陣がここに来てどうしようもなくなっちゃったな。このままずるずる、かのう。

和田はんも1年でクビっすかねえ……。


2013-08-05 久しぶりにフルタイム4UF この日を編集

[Day] 4UFでシュフ…は無理あるか

夏休みってことで、今日明日はカミさん不在。なので俺が主婦担当。まあ倅はバイトでまかない喰わせてもらえるから、晩飯の心配だけすれば良いんだけど。

なんか凝ったもん作ろうかな、って思って買い物に出たはいいけど、あまりに暑いので肉とロング缶買い込んで、バイト帰りの倅と家で焼き肉パーティーで済ませちゃいましたとさ(w。

[Oldbooks] 久々、古書神来襲

到着分先日メールでやりとりしてた買取依頼の荷物、本日到着。中ぐらいのサイズの段ボールで5箱、300冊くらいあるのかな。(重さで値段が決まる)黒猫さんだとやや負担が辛いっす(^^;。今回は文庫メインでムックものとノヴェルズが少々。文庫の方は陸海空方面が多めかな。NF文庫やらソノラマの新戦史シリーズあたりがちょっとあって、この辺手薄だったのでなかなか嬉しいかも。あとは自分的には未読のマカッチャン、「キャメロンの海戦」シリーズが揃ってるな。チャンスがあったら読んでみようか。

ってことで買取り価格を出さなくてはいかんのう…、などと言いつつ新しめな本があったので読んでみました。感想は、↓

[Books] スターフォース 最強の軍団、誕生!

スターフォース : 最強の軍団、誕生!(Larson,B.V/著 中原尚哉/翻訳 ラーソンB.V./著) B・V・ラーソン 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト Sparth
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011862-4 \840 (税別)

突如地球に飛来した異星人の船団。彼らは地球人達を拉致してはその人々を放り出して殺害し続ける。愛する息子と娘を続けて大地に叩き付けられたカイル。彼もまた異星人の船に拉致されてしまう。だが、愛する子どもたちを失い、復讐心に燃えるカイルは異星人の船の中で行動するうち、いつの間にか宇宙船から、彼にこの船の指揮権を与えられたことが告げられる。どうやら全世界に飛来した異星人達の船は、同じように自らの船の指揮官となる地球人を選別しているらしいのだ、一体彼らの目的は何なのか、そしてカイルの選択は…。

と言うツカミはかなりユニークかも知れない。ノリとしたら「ポスリーン・ウォー」的なアレか。戦う必要はあるが戦う手段を持たない何者かが、その手段を地球人類に求めてきて…、って話。で、そこのお話の持って行き方がちょっと新しい。異星文明なりに試験をして、適格者を選んでいくんだけど、その過程で地球人とは全く異なる価値観故に、人間から見たら「ふざけんな」と言いたくなるようなことがまま起こる、と。そこの所の持って行き方はちょっと新しいんじゃないだろうか。

ただ、ツカミの面白さとは裏腹に、そこから先の展開は特にフレッシュなものがあるわけでもなく、ただただ勢いとご都合主義でお話は進んでいく。その勢いが結構いいものだから、読んでる間はそれなりに楽しめるものにはなっているけど、それ以上でもそれ以下でもない、様なお話。晩飯食ったあとにハナクソほじりながら読むのにはちょうど良いような本と言えるか。

本書のオリジナルは一般的な出版形態ではなく、kindleのオリジナル配信作品として、一種の自費出版の形で公開したものが人気を博した、というものだそうで、言ってみればケータイ小説的な出自の作品と言えるのかも知れない。そう考えると結構書いてるな、とも思えるしなるほどそういうタイプだからこうなるか、とも、相反する感想は持ったりする作品かも知れないな。自分はkindleで本を読んだことはまだないので良く判らんけど、もしかして電子書籍で本を読む、と言うのが、こういう息もつかせぬ展開を優先したお話が支持されやすい、って事であるなら、やっぱりそこは少々うーん、と思ってしまうかも知れない。電子書籍って意外にページを戻して読み直す、って事が面倒なメディアだったりするのかしら。読み飛ばし上等、くらいな勢いの話の方がウケるんですかね。

そういう意味じゃ極めて今風と言えるのかも知れない。逆に紙メディアで世に出ると、いろいろ突っ込まれてかわいそう、なタイプの本なのかも。でもやっぱりいろいろ突っ込みたくはなるけどね(^^;。とりあえず一点だけ、相変わらずのアメリカ人の「核」の甘く見すぎっぷりだけは、どうにかして欲しいと思うな。

★★☆


2014-08-05 この日を編集

[News] 死ぬほどのことなのか

ご本人にとってはそうなのかもしれんけど。そうまでしなくちゃならない裏というか闇の部分があったりするのかもしれんけど。理研の笹井芳樹氏が自殺 先端医療センター関連施設内(asahi.com)。

話はどんどんおかしな方向に迷走してて、もはや誰かが「てへ、ウソでした」とやっておけば済んだ話がどうにも引っ込みがつかないところまで行ってしまったものなのか、基本的にSTAP細胞なるものの可能性は今もなおそれなりにあるのだけど、そこに突っ込んでいくのにいろんな障害が林立してしまって、ということなのか、そもそもご本人の人生の秤が、いくら錘を乗せても反対側に傾くことは無いというところまで来てしまっていた、ということなのかもわからんけど、

勝手に死ぬのはダメだよ、絶対に。一人があきらめちゃった結果、あきらめた本人には思いもよらない数の人たちが多かれ少なかれ、心を痛めることになるからね。

[Anime] 定期視聴番組

「M3」、「アオハライド」、「アカメが斬る!」。んー、青の方は切ってもいいかなー。赤の方は多少抜け作感なしとはしないけど面白い。んで「M3」。ようやくちょっと興味が持続しつつある展開になってきた、ような気が。

つまりこれは、「うみものがたり」のセドナ的何かの再解釈をしようとしてる、ってことなのかなあ、などと。つぐみ=ウリンって解釈はアリなんでしょうかね(^^;。

[Baseball] カッタケドー

S11-20T。メッセ8失点4打点で勝ち投手、ってどんな野球だよ。2ちゃんで「S11-20Tって何のパスワードだよ」って書き込みがあってちょっと笑っちゃった(w。


2016-08-05 この日を編集

[Books][Kindle] 帰還兵の戦場1 コロニー星系の悪夢

B01EWVMWD0 ギャビン・スミス 著/金子浩 訳
創元SF文庫
Kindle版 \792

意外にちゃんとしてた

<やつら>と呼ばれるエイリアンとの長い戦いが続く時代人類最強の兵士の一人だったジェイコブは今、実戦の任を解かれ、荒廃した英国の一都市で荒んだ日々を送っていた。そんな彼の許にかつての上官、ロールストン少佐がやってきて問答無用で原隊復帰を命じる。地球に潜入したと思われる<やつら>の宇宙艇の調査。不承不承任務に就いたジェイコブだったが……。

Kindle Unlimitedで入手可能なタイトルの中にこいつをみつけて軽い気持ちでダウンロードしてみたもの。まあ最近流行りのミリタリィSFで、暇つぶし程度にはなるかもな、などという半笑い感覚で読み始めたんだけども、そんなものではなかった。それどころかこれ、かなり良い部類に入るんじゃないかな。

極めて強力な能力を持たされたが故に、戦場以外では疎んじられる存在になってしまった兵士と、<やつら>との長い戦いで荒廃した地球を舞台に繰り広げられる、「ゲッタウェイ」的なバイオレンス・チェイス・アクション(と言うジャンルがあるのかどうかは判りませんが)にいい感じにSF要素がふりかけられていてかなり楽しめる。ミリタリィSFだと思ったら、むしろ電脳ハードボイルドに近い造りになっていて、そこのところの描写が、新鮮さってところはそれほどでもないんだけど、キレの良さってところでは結構良いセン行っていると思うのだな。アクション描写のキレ、荒廃した地球とそこに棲まざるを得ない人びとの描写の味、随所で挟まれるジェイコブの兵士としての行動のフラッシュバック、いずれもかなり良いセンでまとめられている。総じて予想のかなり上を行くお話になっていると思った。

気になったのは刊行スタイル。本書は本国では単巻だったものが、日本では三分冊での刊行となっていること。それ故いいところで宙ぶらりんになっちゃった感も結構あったかも。まとめて一気に読みたかったな、と思わせた時点でこの三分冊化にも販売戦略的な妥当性はあった、ってことなのかもしれんけどね(^^;。

★★★☆

[Baseball] カッタデー!

S0-8T。藤浪きゅん7回無失点、打線もようやく繋がった、か、な? こうなると明日のメッセ、見殺しにしないでね、と言う気持ちしかありませんなー。


2017-08-05 この日を編集

[Day] お出かけ

ちょっといろいろ補給したかったのでハーバーランドまで。やたら浴衣ガールが多いんでなんじゃいなと思ったら、今日はミナト神戸の花火大会だったのね。花火は夜になってからだっつーのに、結構早い時間帯から繰り出してるんですな。混雑に巻きこまれるのもなんなので、こちらは必要な買い物済まして、ビールがっつり呑んで、さっさと戻ってまいりました。音だけは家からも聞こえてくるんで、まあ気分だけは花火見たような気にはなってる。倅がちっちゃい時に行ったのが最後だな。あんときはせっかく良い場所取れたのに、1発目がドカーンと鳴った瞬間に倅がビビって「帰る-!」て泣き出しちゃって、這々の体で退散したんだけどね(^^;。

[Baseball] カッタデー!

T4-0S。帰ってきたら試合終わっとったわ。完封試合は結構だけど、結構投手注ぎ込んだのね。先発の秋山投手がアクシデントで早々に退場ってことのようで、肉離れらしいけど大事ないといいんですが。

一応勝ち越しはできたので結構なことですが明日はノーミサン、そろそろ復活して下さいな。復活といえば藤浪きゅん、まだ上がって来れないのかねえ。母校は甲子園にやってくるというのに。


2018-08-05 この日を編集

[Books] ウルトラマンデュアル

ウルトラマンデュアル(三島浩司/著) 三島浩司 著
カバーイラスト 後藤正行(円谷プロダクション)
カバーデザイン 伸童舎
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031335-7 \1180(税別)

正統なる『ティガ』リミックス

侵略を主たる産業とする宇宙航行種族。光の戦士、ウルトラマンが所属する宇宙警備隊はそのうち3つまでの種族を撃退することに成功した。だが残る1種族、ヴェンダリスタ星人はかろうじて地球に橋頭堡を確保、人類社会をゆるやかに支配し、一方の宇宙警備隊は損傷し、墜落した宇宙船をベースにした「飛び地」を都内某所に確保、以後、ヴェンダリスタ星人たちはこの「飛び地」に次々と怪獣たちを送り込み、「飛び地」に建設された防衛基地、ティアズ・スタンドでは協力者たる地球人たちをウルトラマン化し、彼らに対抗していた…

…という。光の国の戦士たちと対抗する勢力への詳細な描き込み、その攻防のディティルの、比較的じっくりした描き込みが展開する。それは30分で1エピソードが完結する、いつもの「ウルトラ」とはかなり毛色の違うもの。宇宙人たちのそれぞれの事情、地球人たちを支配するためにヴェンダリスタ星人たちが利用する地球人類への寄生の問題、地球人がウルトラマンになると言うこと、いわゆる「ウルトラ」における裏設定、レッド族やシルバー族への目配せなんかもあって、なんと言いますか、抜かりがない(w。

その抜かりの無さは、例えばリブート版の「ヤマト」に通ずるものがあるのかも知れない。確かにまあそこは知れたら知れた方が良い。だけど実は知らなくてもそんなに困りはしない。そこに延々尺を割かれてしまうと、正直「退屈だなあ」と思ってしまうのですよね。本書もその陥穽に陥ってしまっていないかな? という気はした。丁寧なんだけどくどい、という気はしてしまうんだよね。

ただ、ですね。

自分が「ティガ」で一番イヤなのは、頑張った大人にはなんの褒美もなく、そこからはいったん隔離され、それなりに安全圏にいる人びとの「祈り」がウルトラマンに力を与える、という構造だったんだけど本書ではそこに、ひとつ前置き的に説明が追加され、それがラストに向けた展開に納得できる理由が追加されたことで、市井の人びとの「応援」がウルトラマン(それも地球人類由来)の力になる、というところにすばらしくすんなり納得して、感情移入できる説得力を持ったお話になっている、と思った。おおむね500ページ強のそれなりの大作なんですけどね、そのうち470ページはかなり退屈です。ただ、そこからのラスト約30ページは…

泣きました(笑)

著者の三島さんは「タロウ」に思い入れがあるようなことをあとがきで書いてらっしゃったけど、自分にはこれ、自分がイヤでイヤでしょうがなかった「ティガ」の終盤へのエール込みの返答、のように思えた。で、それは自分にとってはかなり感動的なモノでした。最後の最後に大好きになっちゃいましたね(^^;。

ちょっとあれだね、旧「ウル博」のみんなはこれをどう感じたのか、知りたい気がしています。

★★★☆

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

まなたけ [ひゅっひ!^^;🖖🏼 ウル博 界のディケイド?否、鳴滝、まなたけ 鳴たけ です。 さっそくウル博 関東の世界(顔本..]

星ひかり [ティガのラストの展開、感動しましたよ。けど、確かにどこか物足りないというか…子供だけかよ?!何でレナだけなんよ?!ど..]

ROVER [>まなさん なんでも9月に「ウルトラマンデュアル2」ハヤカワJAで発売予定らしいですぜ(w。 >星さん んまあ「ウル..]


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