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「本日のリンク元」のアンカーがどういう訳だか閉じてない状態になっていた模様。なぜそういう事が起きたのかは不明。使われるはずのない文字列でも紛れ込んでいたんだろうか? うーむ。
長山靖生 編
カバー 岡田真理子
中公文庫
ISBN4-12-204234-8 \667(税別)
日清、日露の戦争に勝利して世界の一等国の仲間入りを果たした日本。とはいえそれに続く大陸進出は他の列強の警戒心を呼び覚まし、日本国内においても常に、次に来たる戦争への怖れと関心は高い物があった。次に日本が戦う強国はどこなのか、来る戦争において決定的な力を持つ物は何なのか、そんなテーマで発表された架空戦記、さらに戦時中における銃後のささやかな日常を綴った掌編をまとめた本。執筆者には軍人出身者などに混じって、海野十三、横溝正史らの名前も。
わたしゃ「日米架空戦記」というからには日本とアメリカで発表された架空戦記を読み比べるような本なのかな、と思って買ってみたんだけれどそうじゃなく、これは日本側から見た、「日米もし戦わば」的なアンソロジーだった。そこんとこだけちょっと、騙された気分ではありました。
なにせ本当に戦争やる事になるかも知れない状況下で発表される作品だけに、荒唐無稽なエンタティンメントの形を取ってはいても、どこかでしっかり足を地につけている感じもするのが面白い。昭和8年当時にすでにテレビの実用化を予見し、明治末期にすでに航空機と石油の確保の重要性を説いているあたりの先見性はなかなか。これが戦時中の小説になると、核兵器や殺人光線みたいな、一気に回天を可能にするようなそれへとテーマが移っていくのも、戦局が不利になってる証拠なんでしょうな。でもその中で、核兵器の理論的な可能性をちゃんと分かりやすく説明していたりするあたり、もしかしたら当時の日本、正気を失ってたのは軍人さんたちだけだったのかも知れない、なんて気もしてくる。一般庶民はいつでも案外冷静なのだね。
詳しくは解説を読んでいただけたら判るけれど、この時期、日本は次に戦う相手がアメリカであると何となく覚悟を決めていて、その巨大な工業力も、それなりの情報を持っている人間であれば充分認識していたみたいで、それゆえ一気に劣勢の国力差を埋めるだけの究極兵器の製造が急務だ、と言う気分になっていたんだろうな、と思わせる。この辺、やっぱり貧乏人の考えなんだろうなあ。軍艦の数でも、飛行機の数でも、まともに戦ったんでは多分勝ち目はない。そんな日本に必要な物は何か? そりゃ、轟天だったり鉄人28号だったりフランケンシュタインの心臓だったりするわけだよね。超兵器で敵を一掃、ということは、それがないとアメリカ相手の戦争、大変に辛い物になる、ってのを識者はそれなりに予期していて、そうはならないようにした方がいいんではないか? と遠回しにメッセージを発していたんではないか、とも思えてくる。肝心の現場の人たちが、そのメッセージにあまりにも鈍感であったわけだけれど。
それにしても日本の貧乏さを感じちゃうのは、あらゆる超兵器、新技術が、天才的な個人の、努力だったり偶然の産物でうまれる事だよな。殺人光線は天才的なテレビジョンの発明家の手で開発され、核兵器は真摯な研究者たちの偶然の発見から実用化される。"マンハッタン計画"みたいな巨大なプロジェクトは、日本人にはなかなかイメージできない物なのかも知れない、と思ってしまった。ま、ゴジラを倒すのは天才科学者の悪魔の発明だし、ゴラスの災害から逃れる事ができたのは、高校生の戯言が発端だった国ですから、こりゃこういう国民性といえるのかも知れませんな。
(★★★)
「ニニンがシノブ伝」、「機巧奇傳ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。うーん、「シノブ伝」のけたたましさ、オジサンにはちょっと辛いかも。なんかこう、気が狂ってんじゃないかこのスタッフは、などと思ってしまうわけで。ま、おかげで続く「ヒヲウ」がすばらしく良作に見えてくるわけですが。いやまあもとから良作なんだけどさ。さて。
デカレンジャー(#33:「スワットモード・オン」)は新装備、SWATモードを獲得するお話の後編。なんかもう昨日のネクサスから二日続きで、やたらにミリタリー志向の強いお話を見せられてうーん、な気分。まあこっちは最後には戦隊のノリに戻ってきてくれただけマシだったけど。んでもあれですね、基本的にあの特訓、バンバン君にSWATモードを与えるかどうかの特訓だったように見えちゃったんだけど。他の4人はとっくに資格を満たしていたんでしょうかね。
ついでに、悪党達が狙い、宇宙警察が守ろうとしている物質の名前がギュウタニウム(と聞こえた)。これはやっぱ、牛角がスポンサーに付いてるから? 炭火で焼いてレモン汁で食するとおいしかったりするんだろうか。
ブレイド(#35:「危険な変身!?」)の方もまあまあ面白かった。また訳ありげなキャラが出てきたり、良くわからん流れのギャグ挟みとか、おいおいと思うところもあるんだけど、話をまとめる方向に向かってる分、多少はマシになってきてるかなあ、と。ここに来てダディヤナさんのホントの気持ちとかが明らかになってきてるんだけど、で、それはおおむね見てるこっちはハナッからわかっちゃいることなんだけど、んでもシリーズ的にはもうちょっと早いうちから、このダディヤナさんの気持ちは、ちょこちょこと仄めかしてくれれば良かったのにね。
ついでに。
ぼけっとテレビつけてると「火山高」なんてやってるんでこいつも見ちゃった。劇場で鑑賞した、Sぱらのお友達のは゜んさん曰く、「見た後になんにも残らない映画」(褒め言葉)てことだったのだけど、わはは、確かにその通りだ。イマイチお話が見えにくいところもあったんだけど、バカ臭くて面白かったっす。
ジュリアン・ストックウィン 著/大森洋子 訳
カバーイラスト ジェフ・ハント
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN4-15-041068-2 \940(税別)
屈指の難所、ホーン岬を無事回りきりながらその直後の座礁で喪われた殊勲のフリゲート、アルテミス号。キッドら生き残りの乗員達は、座礁の影に命令不服従の事件があったと見る海軍本部により、不名誉なその事実を隠す目的で老朽艦トラヤヌス号に移送され、新たな任務を帯びてカリブ海に派遣される。フランス革命の狂熱は当地にも及び、旧ブルボン王朝の殖民地もまた、革命派の粛正の狂熱を逃れることは出来なかった。迫り来る革命派の兵士達、熱帯特有の黄熱病の恐怖、そして洋上の巨大ハリケーン、さらには乗艦を失い地上勤務を余儀なくされてと、キッドの苦闘は続く…。
前作が、この手の海洋冒険小説としてはかなり掟破りっぽい手法を採用しながらそこそこの成功を収めていたのに対して、今回は(逆に)おや? と思うほどに正統的な海洋冒険小説のパターンを踏まえた展開になっていて、逆に読んでるこっちが驚いてしまった。基本ラインは非常に安心して読んでいける展開になっている。
ただ、そうは言っても2003年の刊行作品、旧来と同じ事をやっていてもしかたがないわけで、著者、ストックウィンの苦労ぶりも見えてきてそこは興味深い。前作などの紹介でも書いたけど、この作品がユニークなのは強制徴募で無理矢理水兵にさせられた男が、いつしか一人前の海の男となり、ゆくゆくは提督にまで登りつめるというサクセスストーリーを基本のテーマにしているわけで、第3作に当たるこの本では、ようやくキッドと親友のレンジが、正式な下士官への道が拓かれるまで、が描かれている。
これまでの海洋冒険小説では一行の間に死んでしまったり身体の一部を失ってしまったりする水兵達の生活がこちらでは(少なくともシリーズ序盤では)かなり深く描かれている、と言うところに本シリーズの魅力の一端があるわけで、この巻でもそこはなかなか念が入っている。ただのカツラ職人だったキッドは、水兵としての基本的な技術を憶えていく上で持ち前の器用さ(カツラ職人だから?)を発揮し、みるみる内に一隻の船の舵輪を任されるところまで成長するんだけど、ゆえあって地上勤務を余儀なくされる本巻では、さらに船匠の仕事を目の当たりにしてその技術を吸収し、さらにその後乗り込むカッターでは航海長について測量などの航海術の基本をマスターしていく、ってなわけでもうあれです、優れた(FFで言う)「ものまねし」がどんどん出世していくお話、って感じになっているわけですな。もちろんとんとん拍子というわけにはいかないけれど、それでもこの調子で行く先々で様々なスキルを身につけていったら、末は頼もしい提督になってくれそうだよなあ、と読んでるこっちを期待させてしまったところで著者の勝ち、といえるか。
前作の時にもダレ場についてちょっと書いたけど、まだこの著者、ダレ場がイマイチ上手くない、という感じはあって(ダレ場は必要なんだけど、完璧にだれちゃうんじゃマズいんでね)、そこがちょっと惜しいかなとも思うのだけど、そうだな、最近日本で刊行されてる海洋冒険ものって事で言うなら、「ジャック・オーブリー」ものよりはいろんな意味で新しい試みみたいなものがあって、そこは評価したいし、続きにも期待したいところ。この時代の小説であれば、一方でフランス革命、もう一方で大きいビジネスとして発展しようとしている奴隷貿易の問題も避けては通れない訳だけど、そこらをわれらがキッドはどう見るのか、と言うあたりもちょっと注目しておきたいところではあります。
「ボライソー」がちょっと失速気味で、「オーブリー」ものもイマイチのめり込めない今、楽しみにしたい海洋冒険小説の筆頭にして上げてもいいこのシリーズなんだけど、ほぼリアルタイムでの訳出だけに、次巻までの待ち時間が結構あるのが辛いところですな。とりあえず次のお話は今年の5月に刊行されているらしいので、まあ上手くすれば半年ぐらい待てば次の作品は読めるのかも知れないけど、少しばかり待ち遠しい感じもありますわな。一作ごとに面白くなってるだけに。
(★★★)
そーいえば「ひがみちゃん」に「ファッショ喫茶でバイト」ってネタがあったなあ…。それはさておき、ハルヒビさんを経由して禁煙ファシズム発動(大事な人に押し付ける)。素早く小谷野敦がツッコミ入れてるのが実に香ばしい。
こういうネタって同時多発性があるのか、はてなでは別方面でもちょっとにぎやかになってたように思うし、もう一方で山形浩生も一発かましてる(メディアリテラシーの練習問題;室井尚の奇妙な反・嫌煙運動プロパガンダ論)。
うんむー。
喘息持ちのタバコのみ(おーい)としては、ハルヒビさんが引いておられたサイトでのタバコが元で病院送りになった人々のすさまじい症例を読まされて「うへえ」と思いつつ、「一体どんな吸い方したらそんなことになるんだ?」と全く懲りてない自分がいたりするワケなんだが、一応ワタシは世の中の禁煙への流れ、という物はまあやむを得ないのだろうな、と思っている。いくら税金払っとると思ってるんだー、なんて逆ギレはしませんさ。反面、なるべく迷惑かけないようにするから、タバコ吸わせてよね、とも思うのね。
一方でなんとしてもタバコをやめてもらいたい、という切なる気持ちから、もう一方で一種のマーケティング上のキャッチコピーとして、「ファシズム」という言葉が使われちゃったことが話を大きくしてしまったような気はするが。
まあ、分煙、禁煙は世の趨勢だとも思うので、ゆるやかに(ファッショ的急速はやっぱり勘弁して欲しい)そっち方向に変わっていくのはしかたないことなんでしょう。とはいえ先日仕事の打ち合わせて大阪のオフィス街に行ったときに、サラリーマンなおじさまたちが、オフィスビルの外のちっちゃな公園に置かれた灰皿に群がってるのを見たときは、ちょっと哀愁を感じたよ。一生懸命仕事して戻ってきたっつーのに、外でそそくさ一服つけて社に戻る、ってのもカワイソス。
主にタバコを吸う側から、吸わない人たちの気持ちはよく分かるんだが、なんかこううまく共存できる方法ってのはないもんですかね、と思うわけで。
日本のメディア芸術100選 結果発表。んーと、なんだこりゃ? 部門別とか年代別とかで見ると、まあそんなとこかな、と思え……ないか、やっぱりちょっとヘンだな。あまりに少女マンガを低く見てないか? 50年代エンタティンメントに「ゴジラ」が入って70年代に「日本沈没」がないのはなぜ? ガンプラブームはあるけど今井のサンダーバードは入らないの? ああ、そもそも最初の選択肢が結構ヘンなのか、なるほど。
んまあ、一般の投票ってのが普通にwebをうろうろできる人が主体になるだろうから、全体の票数はこういうことになるってのはある程度理解できるけど、専門家からの回答については、とくにウエイトをかけるなどの操作は一切せず、一般の方と同様に1票として集計を行ないました
(アンケート概要から)って、それはそれで、何かが間違ってる気もするよなあ。ていうか重複作品どうにかしてまとめた方が良かったんじゃないかしらね。
まあいいや、ちょっと外で仕事してこよっと。
11時過ぎにSavoyでカレー。そのあとVoiceに移動してお仕事お仕事。なぜかSavoyで隣に座り標準語で「〜だよね」「〜でしょ」「だからさぁ」とか会話していた中年夫婦がVoiceでもあっしの作業ボックスの隣に陣取って、「〜だよね」「〜でしょ」「だからさぁ」「キミはそう言うけどね」「優しさなのよね」「そんなのは優しさじゃないよ」などなど、標準語イントネーションのこっぱずかしい会話を展開するもんだから、こっちゃ寒気がして仕事どころじゃなかったよ。んーつまりこのお二人さん、隣で聞いてた限りにおいては、多分高校生か大学生ぐらいの男の子が一人いて、今は離婚か別居してて、お子さんは父親と同居してて、母親の方はキャリアウーマン(死語)でばりばり仕事する人なんだけど、別れた夫のことは今でも憎からず思ってて、なんかの事情で神戸で合流した、と?
それどこのトレンディドラマ(死語)ですか?
いやね、カレー食ってる時点でイヤな予感したんだよな。「この、サヴォイって言うのはどこかの地名?」「いえ、レコードのレーベルだと思います」「ああ、レーベル。お店のご主人はジャズファンなんですね」「いえ、オーナーがジャズが好きで、別にジャズ喫茶をやっているんですよ」「ほう、ジャズ喫茶。それは近所なの?」……このあたりでわたしゃカレー食う手を止めて、「おばちゃん、それ以上言うたらあかん!」って言おうと思ったもんなあ(w。コーヒー2杯、3時間粘って5000字しか埋められなかったよう(つoT)。
本屋さんでグイン・サーガ THE COMIC
などという物を見かけて軽く戦慄したんですけど、これは一体何物? とりあえずあまぞんのレビュウは結構辛口な模様ですが。あと、何やら久しぶりに泉昌之の本を見つけて妙なノスタルジーに浸ってみたり。さすがに今、これを買おうという気は起きないのだけれどね。「かっこいいスキヤキ」と「プロレスの鬼」で、泉昌之ってユニットは語り尽くせちゃってる感じがあるんだよな。
ほいでハンズやら古本屋さんやら(立ち呑みやら)を回ってお家に戻ったら、あまぞん書店に注文してた椅子が届いてた。良かった良かった、で組立。最近の組立ファニチャーはドライバーすら要らないのだな。付属の六角レンチ(っていうのか?)一本(ウソ。途中でなまくらになったのでモンキーレンチの助力をあおいだ)で小一時間で組立完了。写真見ると結構良さげだけど、全体に小ぶりな椅子であんまり快適じゃない。何より座ったときの姿勢が少々前屈み傾向になるのがちょっとなあ。7600円の椅子にそないに文句付けたらあかんのじゃろけど、今まで使ってた(ちょっと高い椅子でした)椅子にあった、余裕がなくなっちゃってるのがちょっと悲しい。やっぱり椅子ってのは(野田大元帥も仰っておられたとおり)ちゃんと座って確かめて、気に入ったらばお金をケチってはいけない類の商品なのだね。
ケチを吹き飛ばす余裕がちょっとない現状の私は、この椅子とブー垂れながらしばらく付き合うしかありませんが(つoT)。
えーと、ご無沙汰だったのは忙しかったとか言うわけではなく、単純にtDiaryに書き込みが出来なかったからなわけで。
事の起こりは先月末日、めでたくひかりoneが開通し、がさごそとキカイの接続をやり直し、ちゃんと繋がったことを確認して、「いえーい、速くなったぜ」つって書き込もうと思ったら、tDiaryで文章を書き込んで更新しようとしたらば403 forbiddenが返ってきてこれはいったいどうしたことかと。
なんで光になって日記が書けなくなるんだよとかなりあっちこっちで情報集めてみたんだけど、さっぱり要領を得ない(どうでもいいけど2ちゃんにはtDiaryユーザ少ないんですな)。
パーミッションの設定なども一通り見てみたんだけど、そんなもんこれまで問題なく動いてたもんが通信方法が変ったからって勝手に書き換わったりする物でもありませんわな。
困り果ててASAHI-NETのサポートに電話してみたんだが、ここでもやはり原因不明。で、電話の向うのお姉さんがすまなそうに「こちらでは何もしていませんので、やはりプログラムかレンタルサーバの問題ということになるのでは…」と言われてようやく脳味噌にランプ点灯。ここは悪名高きXREAだぜ。
ってことで「XREA 403」でググルカス。でたでた(w。XREAでリクエストがPOST時のみ403 Forbiddenになる(ばばまことBLOG)、その他多数。
主に海外からのコメントSPAMなどを遮断する目的で、怪しいIPからのPOSTを禁止するようになってたようだ。XREA側の公式メッセージにもあるとおり、SSLサーバを介してアクセスするか、.htaccessに一筆そえることで、この不具合は回避できる。
いちお、.htaccessに、<Limit POST>
order allow,deny
allow from all
</Limit>
を追加してやることで、多分このトラブルは回避できた、はず。
規制がかかるタイミングがあまりに絶妙だったおかげで、要らん方向に全力で無駄な検索をかけてた、というオチでした。
つーこって、開通直後に調べてみた接続速度はこんな感じ。
=== Radish Network Speed Testing Ver.3.2.2 - Test Report === 使用回線:au ひかりoneマンション(タイプV) プロバイダ:ASAHIネット 測定地:兵庫県神戸市北区 ------------------------------------------------------------ 測定条件 精度:高 データタイプ:圧縮効率低 下り回線 速度:38.72Mbps (4.841MByte/sec) 測定品質:98.0 上り回線 速度:11.70Mbps (1.463MByte/sec) 測定品質:87.4 測定者ホスト:**************.ppp-bb.dion.ne.jp 測定サーバー:大阪-新町 測定時刻:2009/9/30(Wed) 23:45 ------------------------------------------------------------ 測定サイト http://netspeed.studio-radish.com/ ============================================================
切り替え前に計測した数字は、下りが6Mbpsぐらいだったので、んまあ数字の上では6倍以上になってるはずなんだけど、なんだな、体感的には大して変らねえな、ってのが正直な感想かな。アナログからADSL1Mになったときにはそれなりに感動したもんですが。とりあえず朝イチのメールチェックという名のspamメール弾き作業がスピードアップしたのがちょっと嬉しいかな。
というわけでおおむね快調に動いておりますが、POPfileとASAHI-NETのメールサーバの相性が悪くなっちゃって、受信すれども送信できない状態が改善されないのが困りものじゃ。ひかりoneではメール送信ポートとしてポート25を使わないんで、465か587に変更してやる必要があるんだけど、これがどっちもちゃんと送信できないんだよな。これを改善してやらんといかんわけですが、こっちはどうしたらいいのか分らない上に、最近ASAHI-NETはほぼ受信オンリーで用が足せちゃってるんで、自分内優先順位、割と低めだったりするんでした。
マヌケな理由で更新サボってたものでいろいろ溜まってるなあ。「うみものがたり」、「東京マグニチュード8.0」、「CANAAN」、「仮面の忍者 赤影」、「バスカッシュ!」、「大正野球娘。」。最終回ラッシュでございます。
「うみものがたり」、んーとむしろ「海から来たマリン」的終わり方であって、夏音側のお話としてはそれなりに良い話で終わっていたと思えるけれど、マリンの方のお話は何となくとっちらかったまま終わっちゃったかも知れないな。「東京…」と「CANAAN」は真面目には作ってたけど、何とはなしにぱっとしないまま終わってしまったな。
「バスカッシュ!」はまあ盛り上がるには盛り上がったが、「で?」っつー感じだったし「大正野球娘」の方は、1クールではいろんなところがちょっともったいなかったかな、ってところですかね。
タイミングモニタで観戦。Q2がかなり荒れたようで、アルグェルスエリとグロックのクラッシュで赤旗が二回(グロックは足にケガしたらしいですな)、さらにQ2終盤のイエローフラッグ中の減速が不完全だったドライバーやらインシデントでコースにパーツを撒き散らかしたドライバー、さらには急遽ギアボックス交換を行ったドライバー、ピットスタート確定のドライバーやらが入り乱れ、スターティンググリッドがワケ分らん状態になっているようで、とりあえずこうなるんじゃないか、ってのはF1通信、混乱するスターティング・グリッド順位:日本GPを参照。ただし正式なグリッドは日曜日の午前中に確定するみたい。
このグリッドのままだと、ハミルトンかヴェッテルにかなり勝ち味が濃厚って感じなのかな。とりあえず鈴鹿でバトンのチャンプ確定は、かなり可能性低くなった感じではありますな。晴れた方がいいのはもちろんなんだけど、テレビ観戦組的にはウエットで荒れたレースになってくれたら、それはそれでちょっと楽しみなんだけどね。
「けいおん!!」、「天装戦隊ゴセイジャー」、「仮面ライダーOOO」、「ハートキャッチプリキュア!」、「STAR DRIVER」。アニメシャワー枠は「エウレカ」劇場版が挟まっていたので「けいおん」一本だけ、かつ番外編、だったんだけども、自分にとっては本編よりはるかにええ感じの出来だった。たぶん本編にあった、「音楽をやる」って部分への向き合い方の描写の「投げた」感じがどうにも気に入らないところがあったんだけど、番外編だって事でそのあたりはあまり気にしなくて良いってあたりが良い方向に作用したのかも知れないな。
日曜日。新たな敵が登場した「ゴセイジャー」。人間側のお芝居にちょっと深い話が入っていて良かったね。本来護星天使なんていう者がいない方が良い地球なんだ、といえるアラタ君、天然のクセに結構深いところで物事を理解しているのな。これに続いてノゾム君とゴセイナイトの間のお話が深い方に進んでいくって事なんでしょうかね。そこも楽しみ。ああそうそう、新たな敵マトランティスの女幹部、メタルAの声に井上麻理奈。戦隊モノの敵幹部にいわゆるアイドル若手声優が起用されたのって初めてなんじゃないっすかね。マリーナ出来る子なのね。
「OOO」はそのタイトルに案外深い意味があったことが判る回。同じメダルが三つ揃った時がキモなライダーって事なのね。
「プリキュア」はムーンライトさん大活躍。つえーな、おい。
んさて、日曜17時の新番組「STAR DRIVER」。ある意味いろんなモノを捨てて突撃してみました、みたいな。あるいはガイナックス抜きでグレンラガン+ウテナをポワトリンで割ってみました、なんてな作り? かなり大きな照れ隠しを外し気味のディフォルメをオブラートにして包もうと思ったら、よだれがついちゃってオブラート決壊状態、みたいな。こういうぶっ壊れ気味な作品はまあ、嫌いじゃないんですけど、さてこの先どういう展開がまっているのかな。
土曜深夜のアニメシャワー枠で放映されていた劇場版「交響詩編エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」。そこそこ長期にわたって放映されたテレビシリーズを劇場版にまとめたモノにロクなもんはない、と思ってるクチな上に、そもそもオリジナルシリーズが出だしでかなり、きゅんきゅん込みの期待を持たせてくれてたモノが、お話が進むにつれて「何をやりたいんだあんたらは」的気分ばかりが前に立ってしまい、終了時には「終わりましたね」ってな感想しか持てなかったものであっただけに、オリジナルのストーリーはそれはそれとして、世界の設定からすべて別物として再構成した劇場版、こちらが想像していた以上に出来は良かった。
手放しで褒める気は全くなくて、オリジナルでもそうだった、序盤での「コレハモシカシタラ、トテツモナクムネガキュンキュンスル、ぼーい・みーつ・がーる・すとーりーヲミセテモラエルノデハナイカ」というこちらの一方的な期待は無残に裏切られ、なんだか良くわからん問題意識を一方的に押しつけられた少年少女が(こちらの作品ではさらに『神話』なんぞという破って捨ててしまいたいようなネタが付加されてしまってる)右往左往させられる展開になってしまっていて、そこはどうにも感心できなかったのだけれど、それでも2時間のタイムスパンの中でお話を完結させようという意識は感じられ、そこには好感を持った。
テレビシリーズが好きだった人には許し難い変更であったのかも知れないが、そこに特別な思い入れのない自分としては、この変更はアリだし、その改変作業自体も失敗したとは言えないだろう。個人的に最後まで最後まで支持は出来ないが、かといって積極的に拒絶する要素もない造りになっていたと思うし、それは一本の映像作品を鑑賞する上ではある意味見るに足る作品になっている、ということになるのではないのかな。
テレビシリーズが大好きでしかたがない人でないのなら、一見の価値のある作品だと思った。
それは良いけどこの作品ではエウレカは、自然光に当るとダメージを受けてしまう体質なのだよね? それが中盤以降わりかし無い話になってしまっていたけれど、そこに合理的な説明はあったのかしら? 中盤以降、エウレカは割と平気で太陽光が入ってくる環境に我が身を晒していてような気がするんだが。自分が見逃していただけで、ちゃんと見てるとそこには納得できる理屈が表現されていたものでした?
昨日の続き。「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スイートプリキュア♪」、「青の祓魔師」。ようやく「ハカセ」の人がハカセらしい仕事をした「ゴーカイジャー」。んまあ定番と言えば言えるお話ではあったんだけど、その強敵、後ろに回ったら楽勝なんじゃね? とかいうツッコミはしちゃいけないんだよね(w。
相変わらずおかしなことをやってるんだけど妙に面白い「フォーゼ」。前にも書いたけど、本来想定されるべき視聴者層が置いて行かれようが知ったこっちゃねえよ、で突っ走るのならこれ、かなり面白い物になるのかも知れないな、って気はする。まあ「ライダー」は、これまでにもそう言うの結構あったけど。何はともあれ次回予告でもちらりと見えてた金ピカフォーム、もはやライダーっちゅうより緯度0大作戦のノリだよなあって気はちょっとした。
「プリキュア」は飛ばして「青エク」最終回。サタンさんって実はそれなりに事情のある存在で、彼は彼なりに救われてしかるべき事情のあったキャラクタであった、ってのが最終回の三つくらい前のお話で明らかにされていたと思うけど、そこの所の解決が割と雑だったような気はする。当事者である燐と雪男から、積極的に何らかの形での救いとか歩み寄りみたいな物があって欲しかったな。続きは劇場で? うーんそういうのはちょっと(^^;。
ローソンで売ってた120円ライター。これまでにも押すのに力が要ったり、押す前に一手間要るようなチャイルドプルーフ付きライターがあったけど、こいつはかなりシンプルで、ホイール部分がスプリングか何かでちょっと上に浮いた形になっていて、そのままホイールを回しても空回りするだけ。火を点けたいときは、少し下に押し込む感じでホイールを回してやる必要がある。
なかなか良いアイデアなんではないでしょうか。何より電子ライターでない分、ガスが余分に入っているように見えるのがちょっと嬉しいわ(w。
簡単なアイデアゆえに、これって子供でも火を点けられちゃうんじゃねーの? って説もありそうだけど、なに、その点に関しては先行グループだって五十歩百歩だと思うんだよね。
そういうものがあるのは知ってたんだけど、郵便振替の場合は法人契約か何かしないといけない(し、当然有料サービスになる)んだと思ってた。そういうものでも無かったようで、普通の口座と同じ感覚でインターネット経由での残高照会やらができてしまうのね。
自分とこは本人名義じゃなく軽石庵の名義で振替口座を作っているので、本人確認とかが必要になるかも知れないっすね、なんて事を局の人も言ってたんだけど、試しに申込み用紙を送ってみたら、特になんのいちゃもんもつかずに手続き完了。
これまでは振替口座へのご送金(なんだかんだで軽石庵のお客さまの7割ぐらいは、振替での送金を選択されるんですよ)は、ゆうちょ銀行から郵送されてくる通知票でしか確認できなくて、実際の送金とこっちがそれを知るまでに2、3日のタイムラグがあったんだけど、これでそういう不便とはおさらばだ。
ログインIDにあたる「お客さま番号」の入力が若干鬱陶しいのが難点だけど、まあいいか。ずいぶん便利になった、って事にしておこう。
腰痛に加えて、ここんところ少々咳き込むことが多いんだけどその影響か、咳のしすぎで何かが脇腹に来た感じで、やたらに腰回りが痛い毎日。このタイミングで積み上げた段ボールの一番下にある本に注文が入ったりすると、ちょっと泣きたくなるっす。
湿布貼ると皮膚が負けてボロボロになるし、弱ったなあ。自然治癒を待つしかないのかね。
「テラフォーマーズ」、「Gのレコンギスタ」、なんだけど「G」の方はいつまで経っても女子バレーの熱戦が終わることはなく。結局50分遅れで放映っておい、それじゃ見れるのって前に公式経由で見ることができたバージョンと大差ねえって話じゃんか(^^;。
どうやらバンダイチャンネルで見ることができるようなので、そっちで見ることにします、ってことで「テラフォーマーズ」の方。
うん、グラップラー的な何かがSF世界に迷い込んだ、みたいなお話なんでしょうかね。西暦2600年代の地球の描写が現在ただいまの我々が暮らしてる世界とあんまり変わりがないように見えるのは、何か演出意図があってのことなんだろうか、そこは突っ込んだらいかん所なのか。ま、とりあえず続きを楽しみにしときます。
快楽の都タイスの話題をさらう
そしてこの大混乱の中、「最強」と謳われる剣士ガンダルは一人の軽業師の少女と出会うことに。彼女の名はヴァルーサ、というね。この時点でこのシリーズをずっと読んで来た人間なら「ひえっ」てなもんですよ(w。
著者の円城寺さんは「グイン・サーガ・トリビュート・コンテスト」に応募した作品が評価され、それがきっかけで本書を執筆することになった、というわけで、これは言ってみれば本家公認の二次創作物なわけ。ただしこの二次創作物は恐ろしく出来が良い。自分が栗本薫作品で高く評価する、市井の人びとの生き生きとした描写とか、あのサーガ特有の「なんという…」的な言い回しの挿み方とか、本家の雰囲気のようなものの再現具合は嫌味にならない程度に効いているし、栗本版の正伝と外伝にちりばめられた様々な要素を上手く取り込んで、一本のお話にまとめ上げている。
お話は個人的にすべての「グイン」を通じて最高傑作だと思っている外伝第1作「七人の魔道師」を核に、その前日譚と後日譚を一本のお話にまとめたような構造。これだけでも結構アクロバティックなことやったなー、ってのはリアルで「グイン」読んで来た人ならみんな思うことだと思う。少女時代のヴァルーサとガンダルが出会う、というのは正伝で言う113巻の時代よりさらに十年ばかり前。113巻の刊行は2007年。「七人の魔道師」は1981年。栗本薫が30年のタイムラグの後に登場させたキャラクタ、しかも中原最強の剣闘士という謳い文句しかなかった、さらにそのガンプラのパチものみたいなネーミングセンスに苦笑させられた男、ガンダルにちゃんと血肉を通わせ、さらに30年前にすでにグインの3人の運命の女性の一人であることが定められているヴァルーサと出会わせ、そこから30年前に書かれた物語世界に彼女を送り込み、その冒険を経て彼女に何があったのか、までをお話にする、というのはあれだ、「すごい科学で守ります」級の思考のアクロバットが要求されると思うんだけど、そこを本書の著者の円城寺さんはすばらしく手際よく捌いていると思う。正直感心しました。
欠点も無くはなくて、何よりこの流れであれば最大の山場になるであるべき「七人の魔道師」のエピソードは、すでに栗本さんが書いてしまっているので、そこはオミットせざるを得ないという事情から、人間ドラマの部分に比してアクション面の突き抜けっぷりがやや不足気味なんじゃないかって所はあるだろうな。一番良いところには触れられないのね。そこは残念でした。
とはいえ筋の通りっぷり、あと著者が男性(あとがきで「僕」とおっしゃっているからそうなんだろうと思う)だからなのかエロいところの描写が栗本さんよりも男性読者好みな方に寄っていた(^^;こと、栗本さん以降の、別な作家によって語り継がれるサーガへのブリッジとしての役割を完璧に果たしていることなど、評価できるところはたっぷり。こんなことを言ったら失礼ですが、温帯になっちゃった栗本薫よりはよほど見事に栗本作品世界を再構築して見せた本。お見事、と言わせていただきます。
しかしまいったな、こうなると(非栗本版)正伝の方も追っかけなくちゃいかん様な気になってしまうな(^^;
★★★☆
枝野氏ら、新党結成へ 党名「立憲民主党」を軸に調整(asahi.com)。政党の名前なんてのは堅苦しいぐらいでちょうど良いと思っているので、まあこれはこれでいいんじゃないですかね。自民、民主、社民の寄り合い所帯みたいだった民進からリベラル寄りの人が集まるところが出来たって意味でも。
それが大活躍するか、はまた別な話だろうけどね、というかまあ苦戦するんでしょうなあ。
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□ Rダニけん [「一眠りしてから対策するだ。」は、ジョジョ誤植風に「するだァーッ!」とするか、「するニダ」が順当かと。]
□ rover [そして60何版目かで突然「するんだァーッ!」と改訂したりするわけですか…]