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て事で昨日匿名さんからいただいたツッコミを受けて、思わず「ヤングチャンピオン」買いに出てしまう私であった。いや、青池版「ブラックジャック」読みたさに。
鈴蘭台の駅前の本屋にも駅の売店にもコンビニにも売ってないもんだから、そこから西鈴まで歩く羽目になってしまったではないか。ようやくTSUTAYAで確保、家に帰ってどれどれと読んでみる、ってこれ………「『エロイカ』やんけー」(w。
ズルいぞ青池保子。いやまあブラックジャックとジェイムズ君がセコさで争うあたりは面白かったけど、何となくそれは反則のような気がすんだけどな。
それにしてもさすがはNATO情報部のコンピュータ。「つぎはぎ 日本人 黒マント」でブラックジャックにヒットするのかー。
久村さん@はてなで、劇場版映画「デビルマン」の各紙の評がまとめられている(グッジョブ)わけなんだけど、いやあ、エラい言われようだ。特に毎日新聞。画面に漂うそこはかとない安っぽさに驚く。
にこの映画を見た後では、「キャシャーン」のうっとうしいほどの青臭さが好もしく思えた。
と来たもんだ。そこまで言うんか。そこまで言うんなら、オレ、観に行ってやらんといかんのではないだろうか、という妙な義務感がわき上がってしまって少々困ってるんですが。それでなくても今年は結構、困った 映画を いろいろ 見てるんで、その集大成にこいつも見といて損はないかな(いやそれ損やろ)、なんて。ふうむ、明日あたり一人で観に行ってみようかしらん。
□ りつこ(旧ねね子) [是非見てきてくださいませ。見た人間に楽しく悲しく語る権利あり(^O^) 配役の発表を見て、「何を目指したいのだろう?..]
□ ROVER by au [見て来たよ。ゴールデンラズベリー賞モノだなこれ。]
□ hisamura75 [おー、もう見に行ったんですか、はやっ。 ま、なんてか、「比較してみると『サンダーバード』は名画だなぁ」みたいな、そう..]
□ rover [それは、ない(w。>久村さん ていうか「サンダーバード」は悪い映画じゃないのよ、「サンダーバード」と名乗ってさえいな..]
□ TUX [●「サンダーバードは悪い映画なのじゃよ」と読み違えてしまいました、ぼはは(笑)すげー、断言しちゃってるよー、とか思い..]
惑星大怪獣 ネガドン(日本映画専門チャンネル)。"劇場公開と同月放送"だそうな。こりゃちょっと楽しみね。
公式サイト(っていうのか?)はこちら。http://www.h2.dion.ne.jp/~magara/project.html
とりあえずMicrosoftの中の人に読んで欲しい(ただただしさん)。もう120%賛同。でも私の周りにはまだ字を小さくしたがるデザイナや、それを許可するマネージャ
ばっかりですわあ(つoT)。
でも言うこと聞かないとおまんま食べられなくなっちゃうので、「弱ったなあ」と愚痴りながら、今日も{font-size:10px;}。
まずは軽く。"お返事を心待ちにしています"さんからいただいたspam。Subjectは"あなたの神経は太すぎる"。
あなたの神経の太さには、ほんとうに毎日驚かされます。 こちらの善意で、全額免除手続きをとっているのに、どうして返事しないのです か? このままですと、このチャンスはこれで放棄と認定され、他の人に譲ります。
放棄したくない場合 http://dbldbl.com?002 からアクセスし、きちんと処理をしてくださ い。
ニックネームの最後に『LUCK』とつけすべて終えるだけで完了いたします。 一生一回のチャンスを逃がさないために今すぐ処理しましょう。
こちらの善意
て……(w。毎日驚いてないで、他のカモを探してくれや。
さて、もう一通はspam扱いしたもんかちょっと微妙。Popfile君は問答無用で刎ねてくれたし、それで良いとも思うんだけど、古本屋宛に来たメール。Subjectは"Gooogle ページランク4への相互リンクのご依頼"……あん? Gooogleとな? わはははは、やっぱりspamや、これ(w。一応社名やら担当者名やらは武士の情けを発動させとく。
サイト管理者様
●●●●●●の●●と申します。 突然のメール失礼致します。 この度は当社提携サイトとの相互リンクをお願いしたくメールさせて頂きました。 以下の3サイトはGooogleページランク4あります。 http://www.xxxxx.com/ http://www.xxxxx-xxxxxxx.com/ http://www.xxxxx-xxxxxxxx.com/ ページランクランクの高いサイトと相互リンクすることにより 御社サイトの評価が上がり、検索エンジンの表示順位が上がります。 双方にとって損な案件ではございませんので、是非相互リンクをお願いします。 相互リンクのお申込みは以下のURLよりお願い致します。 http://www.xxxxxxxxxx.com/xxxx/xxxxx.xxxx リンク設置が完了しましたら御社に必ずメールでご連絡を致します。
なお、失礼ながら既に相互リンク設置が完了しているサイト様へも 本メールを送信している場合がございます。ご容赦くださいませ。
宜しくお願い致します。
------------------------------------------------ (以下、正々堂々と会社の住所)
URIの伏せ字部分には、いかにもなフ・リ〜ン(ディスカヴィル家のお坊ちゃま風に)とかなんとかな単語が入るんで、やっぱり怪しいっちゃ怪しいんだけど、Googleのページランクネタで引っかけようというのは、ちょっと新機軸でないかい?
普段はOpera使ってるんで、ページランクなんて最近意識してなかったんだけど、そういやそんなものありましたな。てことで久しぶりにちょっとチェック。えーと、軽石庵的にはページランクはこれ、3? 4? もしかしてページランク3のサイトをちゃんとチェックして、そこにこのspam送りつけてきてるのかしら? 結構マメなスパマーやね。
そう言えば少々昔話になりますが、今みたいにみんなが簡単にblogで日記を書くようになる前には、Googleのページランクが3、ってあたりが人気サイト(と言うのもちょっと語弊があるか。それなりに見られているサイト、ぐらいのニュアンスで、ひとつ)かそうじゃないかの分水嶺、みたいな話があって、ページランク3以上のサイトで相互リンクしてさらにみんなでページランク上げて行こう、なんてリングをどなたかが作ってはったような憶えがあるんだけど、あれはどうなったんじゃろ。今じゃあっという間に4だの5だのまで行っちゃうblogが多そうだけどな。
地上波とタイミングモニタで観戦。CSバージョンは日を改めて見ますが、とりあえず天気が保ってくれたのが一番良かったんじゃなかろうか。2ちゃんの観戦組のスレッドもおおむね好意的な書き込みが大半だったようだし。
レースは序盤のアクシデントがすべてを決めちゃった感じ。マッサとハミルトンが後方に沈み、クビサ、アロンソ、ハミルトンが前に。ピットワークの綾でアロンソとクビサの順位が入れ替わったぐらいで、それ以外は大きな変動は見られなかった。
地上波の解説で森脇さんが言ってたんだけど、ブリヂストンがフジに持ち込んだソフトタイヤは、履いてから数周の熱の入れ方が難しく、ここで無理をすると、タイヤの"おいしい"部分を長く使えなくなってしまう傾向があるそうで、終盤にクビサを追うライコネンと、そのライコネンに一時は肉薄していたピケJr.がこのタイヤ・マジックのマイナスな方の特性をモロにかぶってしまったようで。逆に第3スティントをハードタイヤで出ていった(ように見えたんだけど、そうだったのかな?)マッサが終盤でたらめに速かったんだけどちょっと手遅れだった感じで、レースは表彰台をアロンソ、クビサ、ライコネン。何だかんだでルノーは今回巡り合わせが良かったらしく、ピケも健闘して4位、その後にヤルノ、ダブルセバスチャン、で、最後に第一コーナーへの飛び込みでインを突く、というギャンブルすれすれのオーバーテイクでウェバーをかわしたマッサが入ってレース終了。
レース後の審議でボーデが25秒ペナルティ食らってしまい、マッサの順位がひとつアップ。これでハミルトンとマッサのポイント差は5、残り二戦。マッサのポジションにいるのがライコネンやアロンソだったらかなり期待するんだけど、ここぞというところでポカをするのがマッサだし、先行きはまだ、ハミルトンに有利なのかな。
とはいえ日本ではメークミラクルを超えるメークレジェンドなんてなものが実現したりもしてるんで、まだまだ決めつけちゃうのは速いんだろうけど。
ライコネンの逆転優勝の目が完全に絶たれてしまったのが個人的にはちょっと残念かも。2位に入ってたら、奇跡の目があったんだけどね。
何はともあれおめでとうアロンソ。何だかんだ言っても、やっぱりあんたは凄いわ。
こっちでちょっとびっくりしたよ。阪神・岡田監督辞任へ V逸の責任とる(sanspo.com)。んまあ確かに、一時は鉄板と思えた展開がこうまでグダグダになってしまっては、そりゃ誰かが責任取らなきゃいかんだろうとは思うし、そこで率先して首を差し出せば男も上がろうってものではあろうと思うが、んじゃ来年誰がやるんだよって話ではあるよな。わたしゃ岡田采配の全部を支持する気はないけど、それでもここ四半世紀ぐらいの阪神の指揮官としては、かなり上等な部類であったと思うし、彼を継ぐ人材、といわれてとっさに名前が浮かんでこないのも確かなところで。
ホントに辞めちゃうんならお疲れ様でした。翻意しても怒ったり馬鹿にしたりはしませんよ、うん。
「テイルズなんたらかんたら」(早送り)、「地獄少女 三鼎」、「とある魔術の禁書目録」、「かんなぎ」まで。今期の「地獄少女」は、恨みをぶつける相手がホントにぶつけるに足る相手だったのかい? ってのと、あいが憑依するようなかたちになった少女に蓄積される重さ、みたいなのがテーマになっているのかな。エロくて鬱な展開がなかなか良いかも。「禁書目録」も今のところおもしろいですな。
先週ははみ出ちゃってた「かんなぎ」も、やたら絵のクオリティが高くて凄いね。かなりの部分でセルシェーディングを使ったCGアニメーションが導入されているように感じるんだけど、ホントのところどうなんだろう。OPもそうだし、本編でもどうかすると「ここCG?」みたいに思えるパートが散見される様に見えるんですが。
雑誌のバックナンバーを忘れた頃に買える、って部分はamazon、ありがたいかも。つーことで「SFマガジン」の先月号で野田大元帥の追悼特集やってるってのを聞きつけてぽちっとな、と。それだけじゃ送料かかっちゃうので、微妙にお気に入りのウェン・スペンサー、「エイリアン・テイスト」をあわせて発注。日曜祝日も配送してくれるんですなー。近所じゃ買えない(入ってこないんだもん)んで、ハヤカワSFを買おうと思ったら電車賃が必要になっちゃうことを考えると、他に用事がない時にはあまぞん書店を利用するのもありかな、とかいまさらながらに思ってしまうことであるな。
本はやっぱり、本屋さんで手にとって、レジに持っていくという儀式を大事にしたいとは思っているんだけど、意外に入手しづらい月遅れの雑誌が割と簡単にフォローできちゃうあたりは、なかなかどうしてamazon、無視できない利便性を持っておるわと遅まきながら思い知らされたりして。
すんげー久しぶりに、電源コードを足で引っかけてプラグが引っこ抜け、パソコンの電源が落っこちちゃう、ってアクシデントをやらかしてしまった。もうちょっとでお仕事用のデータが出来るって時に。しかもそこまでバックアップ取ってなかった、ってタイミングで。
悪いのは自分だがちょっと泣ける。
小川一水 著
カバーイラスト 富安健一郎
カバーデザイン 岩郷重力 + Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030968-8 \660(税別)
ISBN978-4-15-030969-5 \660(税別)
300年前、植民宇宙船シェパード号は目的地の惑星ハーブCへの行程の最終段階で発生した謎のトラブルにより、様々な植民用の機材を有効な形で惑星におろすことが出来ないままハーブCに墜落、地表深くに埋もれてしまった。かろうじて生き残った人々は困難な状況下での植民活動を開始するのだが、致命的な問題が一つあった。この星は化石燃料が一切存在しないのだ。運良く生き残っていたシェパード号の発電炉が供給する電力を動力源に、人々は少しずつ生存圏を拡大してきた。そして300年、彼らがメニー・メニー・シープと名付けた植民地には、巨大な災厄の影が忍び寄ろうとしていた…。
「一巻のためのあとがき」で著者曰く、
はい、いかがでしたでしょうか。天冥の標、第一巻
「ちょ、おいィ!?」と叫んでいただけましたか。これはそういう本です。
叫ぶところまではいきませんでしたけど、「おいおい、マジかよ」とは思いましたよ。比較的まったりした出だしから始まって、話が少しずつ加速していき、最後にいろんな(読んでる側が一方的に思い込んでいる)「お約束」みたいなものを片っ端からひっくり返して「続く」と。全十巻を謳った、それなりに長大な物になるであろうお話の出だしでこれかよ、ってのは確かにある。いろんな意味で続きが大変気になる作品だ。
移民活動の出だしの部分で躓きがあって、限定された電力だけが頼りの世界。化石燃料が存在しないために効率のよい内燃機関が使えないのでクルマも飛行機も使えない反面、電気で動くものにはそれなりにハイテクなアイテムも存在している、微妙にいびつな世界。そこでは世界に電力を供給する唯一の存在である半ばスクラップとなった宇宙船への指揮権を持った者が絶対的な支配者となれる。だがその支配者のふるまいにどうにも不可解なものが見え始め、それと前後して、メニー・メニー・シープには怪奇な現象が発生して…、ってのが導入部。最初は奇怪な事象、でしかなかった物が、実は植民地全体に関わる重大事であることが明らかになり、そこには絶対的な権力を持って植民地を支配している勢力の少なくない関与があることも分ってきたことで、世界は大きく動いていく。
さまざまな人々が、それぞれの思いと行動原理で動いていく様は「復活の地」を思わせ、宇宙船に残っていたハイテクを利用して改造された人間たちやアンドロイド、人間たちとは異なる生命が入り乱れる世界というのは、いくつかのハードSFで語られた世界を彷彿とさせる。少しずつ明らかにされる世界の描写の裏には、もしかしたらこのお話の裏に存在しているのは、小川一水がニーヴンのアレ的世界を構築してみようと思っている、と言うことなのかな、などとも思ってしまう。思ってしまうんだけどとにかく第一巻でこのやりたい放題ぶり。これもまた、燻したニシンなのかも分らんな、なんて疑心暗鬼にも陥ってしまおうってものだ。
とにかく相当長いものになるであろうと思われる物語なのだが、序盤からかなりびっくりさせることが多くてどこに感情移入しながら続きを待てばいいのかも分らないまま、それでもやっぱり続きが気になる。第二巻はいつ出るんですか? 楽しみに待ちますよ。なるべくこう言うのは上下分冊はやめて、一冊もので出して欲しい、ってとこだけ不満があるんだけどね。
★★★★
昨日のうちに仕込みは完了、のはずだったんだけど意外に手間がかかってしまった。一応依頼分のお仕事は済ませたつもりですがどんなもんでしょ。結局一日仕事になってしまったな。
第2回アクセシビリティBAR『秋の文字サイズ変更ボタン祭り』に行ってきた(ただのにっき)。うえっへっへ、ここでたださんが書いてらっしゃる、自治体や公共団体のサイトはともかく、企業サイトについている「文字サイズ変更ボタン」は本当に飾りにすぎない
ってあたりは、それなりにその片棒担ぎをやらかしてる自分としては結構耳が痛いっす。いや、聞いてくんないんですよね、こっちが「こうした方が良いですよ」とか言っても、「前がこうだったから、そこは同じで」の一点張りとかね。
ちなみに今までで一番呆れた経験は、標準サイズ12px、小10px、大14px、て設定だった物が、先方の担当者が途中で変わって、その人物が大きなフォントが好きな人物だったために標準のフォントサイズが15pxに変更になったのに、文字サイズ変更ボタンへの指示が全くなかったので、「大」ボタンをクリックしたら文字サイズが小さくなっちゃう、と言う状態が公開後もしばらく続いてた、ってのがありましたが(わたしゃそのスクリプト部分の担当じゃなかったし、自分の担当分も完了してたので、その愉快な状況をぬるーく見守ってました。結局『なんとかして』って依頼がこっちに降ってきたんですけど)。
たださんが結論として書いてらっしゃる、「ブラウザの拡大機能を使え」も基本同意。ただ自分個人は、「見づらいな」と思ったらUser Modeだけどね。
今はどのブラウザもCTRL+ホイールで普通に拡大・縮小できちゃうんで、実はユーザに任せちゃうのが一番良いんだろうけど、問題は一般のユーザさんがその機能をすんなり使いこなせるようになっているか、ってところで、確かに啓蒙とユーザーエージェント側のスマートな対応が必要なのかも知れないな。
「C3」、「WORKING'!!」、「未来日記」、あと、「銀翼のファム」の放映前スペシャル的な番組も。「ファム」、すごい絵がぐいんぐいんと動いとるね。これが毎週見られるんなら「R.O.D」級の眼福アニメになるかもわからんけど。
初回は「?」な感じもあった「C3」、2回目で割とオーソドックスな深夜アニメのフォーマットを参照しつつお話を作ってくるようになったかな、みたいな。ちょっと面白くなってきたのかも知れない。
今期の「WORKING」は山田大暴走活躍だな。その裏で伊波ちゃんのコイバナがどう動くのかってあたりが2期のお楽しみなのかしらね。
「未来日記」はこれ、かなり面白いのかも知れない。もうちょっと続けて見てみたいです、というか新番で積極的に続きも見なくちゃ、と思わせてくれたのは実はこれぐらいだったりするんだった。関西では始まってない番組もあるので、まだわからんのだけど。
いや呼んでねーし。18号に続いてこちらもかなり大きな台風19号が接近中とのこと。今のところ関西はまだ割に平穏(ちょっと風が出てきたかな)なんだけど、明日は結構荒れそうね。災害が起きやすい地域の方、お気をつけて。ウチは古本の発送が一件あるんだけど、大丈夫だろうかね。また傘を一本、持って行かれちゃうかな(^^;。
T0-0C。規定により12回表でコールド、阪神初のCSファイナルステージ進出。まあ、めでたいがこの破壊力皆無な状態のまま巨人と戦って大丈夫なのかね。なんかの手違いで突然打線大爆発、なんてことになったら面白いんだけど、どうだろう。
「魔弾の王と戦姫」、「ソードアート・オンラインⅡ」、「selector spread WIXOSS」、「SHIROBAKO」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダードライブ」、「七つの大罪」。あれ、意外と面白いんじゃないのこれ、だった「魔弾…」、どこがどうってのはないんだけど、まじめにやってるな、って気はする。「SAO」は総集編。どうもGGO編はあちこち、間延び感がありますなー。「WIXOSS」は、まーた変態が出てきたで。で、個人的にはいまだにばあちゃんラスボス疑惑が拭えないでいる(^^;。新番組「SHIROBAKO」はアニメ制作会社が舞台のお話。FFがずりずりドリフトしまくってんのにびっくりした(そこかい)。迷惑千万なタローくんがいい味出してんだけど、実際のアニメ会社で、ああいうキャラは会社に残れるものなのかしら。速攻クビ、とかにはならないものなの? あんなんでも兵隊としては抜けられたらさらに困る、ってことなのかな。
日曜朝、子供時代以後の記憶が無いのじゃなく、時系列的には絶え間の無い状態で、身体だけが大人になっていました、というのが分かった「トッキュウジャー」、うん、良い話だった。子供ライトと青年ライトのハイタッチシーンで、ちょっとうるっときてしまいましたよ。んまあ最近は、「ヤマノススメ」の12話であおいとひなたが手を取り合ったところに「スタッカート・デイズ」(一期のOP曲)がかかったとこでもうるっとしたりするんで、基本的に自分の涙腺は信用できんことになってるんだと思うけど(^^;。
「ドライブ」、そのだらしないネクタイを何とかしろ、とずーっとイライラしてたら、それは進ノ介くんのテンションがダダ下がりの状態を表現してる、ってことだったのね。なるほど、謝罪。「七つの大罪」は、まあもうちょっと見てみないと。
マイケル・R・ヒックス 著/中村仁美 訳
カバーイラスト エナミカツミ
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012086-3 \900(税別)
ISBN978-4-15-012087-0 \900(税別)
未踏星域の探査を任務とする
Kindleをプラットホームにした自費出版が話題を呼び、あれよあれよという間に巨大なダウンロード数を叩きだしたというスペース・オペラ。これは「スター・ウォーズ」もかくやという3話完結の3部作で、本作は刊行順なら第4作、作品世界の時代順で言うなら第1作ということで、プリクエルから読んでね、ってことになるんですね。それが良いか悪いかはにわかには判断できないけど、なんであれ表現物というのは出来た順番に見て言うのが基本だと思うんだが、さてこのシリーズはどうなるんでしょうね、ってのは後でちょっぴり書きます。
このシリーズは人類が始めて遭遇した異星人クリーラ、彼らは人類よりもはるかに進んだ文明を持つ超種族なのだが、種全体を支配するのが独特な死生観に基づいた美学、のようなもので、異星人と遭遇したときにまず見るのは、相手が「戦うに足る相手か」というところ。で、ここで戦うに足るかどうか、というのは文明のレベルとか武力とかじゃなく、戦士としての気概があるか。圧倒的に進んだ力を持つクリーラは本気を出せば大概の種族など鎧袖一触で叩き潰せるのだけれど、そこで戦う相手に戦士としての覚悟があることを見て取ると、敢えて相手のレベルに自分たちの武器や戦闘スタイルを合わせる、という行き過ぎたフェアプレイ精神を持つ種族、という設定で、これは結構新鮮かも。
お話自体はミリタリSF風味を存分にブチ込んだエンタティンメント作品として、普通に読んでも大変面白い。その上で、一応相手はハンデをつけてくれてはいるけれど、それでも普通に考えたら勝ち目のない相手にいかに立ち向かうか、というところの流れは良い感じだし、逃げ惑う鼠に見えた人類がクリーラの想定を超えた反撃を試み、それに驚き、かつ大きな喜びを得るクリーラ、って流れも面白い、し、そんなクリーラの哲学の根底にあるものが何かあるらしい、ってあたりがほの見えてくるあたりも結構興味深いと思う。
ただ、これがプリクエルである以上、まず人気を集めた作品があって、それが一応の完結を見た後にそれを補強する意味で発表されるのがプリクエルなわけで、それは本編の面白さを一度味わった人が、面白かった今のお話を補強したいという欲求に応えるって需要に対する供給になるわけで、それはつまり、知らん人からしたらネタバレといいとこの強制お蔵出し、ってことになると思うんだけど良いんだろうか。
本作単体としては大変面白かったし、続きも読みたいと(ちょっぴり)思うんですが、先の話になるけど、エピソードⅣをどう思うのか、今から心配になってる自分がいる、かも(^^;。
★★★☆
週前半、新番組多め。「妹さえいればいい」「クジラの子らは砂上に歌う」「UQ HOLDER」「つうかあ」「戦刻ナイトブラッド」「Code:Realize 創世の姫君」。「妹さえ…」はまあ、別に見なくて良さそう。あんまり深く考えてない「エロマンガ先生」って感じやね。「クジラの子ら…」は今期で言うと「宝石の国」に通じるものがあるのかな。不思議な雰囲気の作品で、いうたらものっそ地味な「ガルガンティア」みたいな? こっちはもうちょっと見てみる。
「UQ HOLDER」、「魔法先生ネギま! 2」とか言われても。前のラジオしか知らんし(^^;。つまんなくはないけど、うーん…。「つうかあ」、レーシングサイドカーと言われると真っ先に「熱風の虎」を思い出しちゃうロートルだかんなあ(w。おもしろくなりそうな気はする。主人公ペアのコーチがミキシンさんってあたり、いつサイドカーが車輪縁石に乗せちゃうかとちょっと心配になっちゃったぜ。
「戦刻…」もオレは見なくていいヤツだな。「Code:…」は原作がいわゆる乙女ゲーなんですね。ってことははやみんが声当ててる主人公の、触ったもの全部融かしちゃうガールがプレイヤーキャラって事? それはそれでゲームの進行上の縛りができることになって意外にいいアイデアかも。お話はなんだな、キム・ニューマンの世界をおそろしく華やかで少々軽薄にしたらこんな感じかな。つまらなくはない、ですね。
「とあるラジオの禁書目録」のすごく初めの方で言ってたような気がするよ(w。とりあえずBlu-rayが観れるようになったんだから、Blu-rayとはどの程度キレイなもんなのか、試してみるべえってことでブックオフをうろうろしてて見つけたのがこちら。「ストライクウィッチーズ劇場版 限定版」。本編映像、特典CD、あとブックレットが結構たくさん入ってて1950円。
早速帰って見てみたんですが、あれね、画質的にそんな大きな違いは無いのね。まあそれなりに古い作品だし、今はまた違ったりするのかも知れませんけど。
あ、映画は大変おもしろかったですよ。501メンバーそれぞれに見せ場を持たせ、かつ他のスコードロンのメンバーも紹介したりしててサービス満点。ヴェネツィアのゴンドラ競争にネオ・ヴェネツィアのプリマが3人も参加してたぜ(w。
お話は「2」と「ブレイブウィッチーズ」の間ぐらいの時代のお話で、まあ色々あっても最後は実力出したらあたしら最強、ってとこまでを最短距離で繋いでみせる手腕は熟練の域、と言えるかも。週末に酒舐めながらうっへっへと眺めるにはかなり良いんじゃ無いでしょうかね。
どうでもいいけど特典映像で劇場挨拶の映像が見れるんですが、動いてるミサトゥスはとってもかわいいですね(^o^)。
週後半分、新番もちらほら。「魔女の旅々」「くまクマ熊ベアー」「ダンまちⅢ」「炎々…」「キングスレイド」「呪術廻戦」「ハイキュー!! TTT」「100万の命の上に俺は立っている」「ヒプノシスマイク」「魔法科高校の劣等生 来訪者編」あたり? 多すぎだな(^^;。「魔女…」、意外と良い。基本は癒しアニメを目指してるんだろうかね。「くま」、原作ファンの方からは不評って話も聞きますが、そんなに悪いものでもないと思うけど。「ダンまち」は安定銘柄。「キングスレイド」はうーん、悪くはないと思うけど、新しい物は何もないよねぇ…。
「呪術」に「ハイキュー!!」はさすがのジャンプ原作、とても面白いです。残り三つはまだ観れてません(^^;。
アナリー・ニューイッツ 著/幹遥子 訳
カバーデザイン 川名潤
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012290-4 \1260(税別)
数億年前から世界に存在する5台の<マシン>、それは過去と現在を行き来できるタイムマシン。2020年の女性、テスは女性の権利拡大を目指す結社<ハリエットの娘たち>のメンバーとしていくつかの時代へとタイムトラベルを行っていた。その目的は男性の利権を過激に保持しようとする<コムストック信奉者>たちによる<マシン>破壊工作の阻止と、コムストックらによる女性の中絶禁止法を撤廃させること。その行動のさなか、テスは1992年のロック・コンサートで一人の少女ベスと出会うことに…。
で、お話は基本テスとベスをメインに、過去のいくつかの時代に飛んでコムストック主義者達の目論見を阻止しようとするテスの動きと、1992年のハイ・ティーン、ベスの物語が交互に描かれる。片や時間改変の丁々発止、片や基本はちょっとパンクな女の子の青春物語だけれど、通底するテーマは共通で、それは不当に抑圧されている女性の生き方や社会性に対する反撃の物語。まあ非常に現代的なテーマを扱っているとも言えるのだけれど、いわゆるフェミニズムSF、って括りにぽいと放り込むのもちょっとどうかな、という気もしてしまう。
もちろんフェミニズムSFとして読んでいくことも可能ではあるんだけど、なんというのかな、それだけに限定してしまうのもちょっともったいないというか、それ以外の様々な要素も良い感じに組み合わさって、単純なフェミニズムの主張というのではなく、<マシン>の不可思議さとかその作動原理、タイムリープの制限条件といったところにいくつか新しさがあって、新種の時間SFとしても成立していると思うし、女性の権利のために時間改変を試みるテスの物語が一応本線と言うことになるのだが、ここに絡んでくるベスの物語がこのお話をとても豊かにしていると感じる。
ベスの物語はSFとは言えないのだけれど、正当(であるべき)な権利を不合理に押さえつけられた若者が、その抑圧を自らの心で跳ね返そうとしていくお話で、このお話がメインのテスの物語と(ちょっとしたミスリードも込みで)対応していくところはとても良くできていると思った。実は(時間的なスケールは別として)それほど大きな物語ではないのですが、なかなかの重量感でございました。拳突き上げてウェーイ! 的な本ではないですが、読了したあと少しの間、考え込んでしまう力のある本だと思いましたよ。邦題も読んでる間は少々違和感あったけど、ラストでまあ「これもありか」って思ったし。
最後に蛇足。解説もとても良いものなんだけど、最近の作品の解説にはwebの参照先が掲載されることが多いんだけど、こういう時はURLだけじゃなく、QRコードも併せて掲載してくれると有難いんだけどな。そういうのは難しいのかしら。
★★★★
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□ Rダニけん [情報提供from 2ch神林スレ。光文社版カバースキャン。http://edomon-web.hp.infoseek..]
□ rover [おおっとこりゃどうも。多分ウチにあるのは左の3冊だけだろうな。]