ばむばんか惰隠洞

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2003-11-25 この日を編集

[Day] さすがに同一メーカー品

てことで昨日買ってきたパナソのDVD-RでVHSからのダビングテスト。ふむふむ、さすがにトラブルなく焼けますな。良かった良かった。

ということで「フランケンシュタインの円盤」を作り直し、続いて「二人三十郎」なんてディスク(『用心棒』と『椿三十郎』でワンセットなわけね)を作り、さらに勢いに乗って、かつ一番画質が劣るEPモードってのはどんな画になるかをみるために、ただいま「藤岡弘、三連発」(『日本沈没』、『エスパイ』、『東京湾炎上』)なんてのを作ってみるテスト中。三倍速でとったビデオを一番悪い画質で保存するわけで、ヘタしたら見るに堪えん物ができあがるかも知れない*1ね。

*1 さすがにツラいですな。画像はかなり粗いし、しばしば引きつりも起きるし。相当悪い画質でも私、ガマンできるんですけどさすがにこれはちょっと辛いな

[Chinema] キル・ビル Vol.1

劇場版パンフ表紙 スタッフ
監督/脚本:クェンティン・タランティーノ
製作:ローレンス・ベンダー
音楽:THE RZA
出演
ユマ・サーマン
デイヴィッド・キャラダイン
ダリル・ハンナ/ヴィヴィカ・A・フォックス/マイケル・マドセン
ルーシー・リュー/栗山千明/ジュリー・ドレフュス
千葉真一
公式サイト:http://www.kiibill.jp

その名"ビル"としか知られていない陰の世界の大立て者。彼の配下にある最凶の暗殺チーム、DiVAS(毒ヘビ暗殺団)の一員として、コードネーム"ブラック・マンバ"の名で呼ばれていた一人の女。今は組織を抜け、ささやかながらも幸せな結婚式を挙げようとしていた彼女の許を、ビルとかつてのDiVASのメンバーが訪れる。組織から抜けることなど許されなかったのだ。凄惨なリンチの末、ビルの一弾を頭に受けてくずおれた彼女。だが彼女は死んではいなかった。4年にわたる植物状態から奇跡的に復活を果たした彼女は、ビルとDiVASのメンバーへの復讐を誓う…

なんてバカなんだタランティーノ(褒めてます)。いやもうこれだけで感想文書き上がったも同様なんだよね。狙いまくったミスマッチ、わかる人だけわかってオモシロがってくれや、な小ネタの連発、やるときゃやるぜのキレのいいアクション。「とにかくあれとあれとあれをぶち込んでみたいよなー」をとことん真面目に作った映画だなあ。

で、おバカ三昧ってのは往々にして内輪ウケになってしまうことが多くって、その内輪から外にいる人たちから見たら「なんでそんなことでオモシロがってるの?」と白い目で見られるのがオチな訳で、自分らが「面白い」と思うおバカ三昧を他人にもオモシロがらせるためには結構頭を使い、充分に計算してバカを繰り出さないといけない訳なんだけど、そこら辺がきっちりできているのが流石だよなあ。各座席に日本刀ホルダーが設置されてるジェット旅客機。んなもんあるかー、うんうん、だからほら、見るからにミニチュアな飛行機を飛ばしてるでしょ、とか、そのミニチュアな飛行機が、まるで香港みたいに摩天楼の上をかすめ飛ぶ日本。んなもんあるかー、うんうん、そういう日本なんでみんな日本刀しょってバイク乗ってたりするのよ、面白いでしょ? とまあ、やることしっかりやった上であっけらかんと開き直ってみせるわけで、ここまでやられたらこっちも「バカだなあ、あははははー」としか反応返せないっすよ。

というわけでまことにもってあほらしくも嬉しい113分を過ごさせて頂きました。Vol.2も楽しみなんだけど、はたしてダリル・ハンナがルーシー・リュー(栗山千明つき)並にぶっ飛んだ悪役になっててくれてるかなあ、ってあたりがちょっち心配かな。ユカイ系の味わいはVol.1 でも見せてくれてるんだけど、敵役としての怖さ、すごさがちゃんと出るかな、ってことで。

(★★★★)

[Chinema] マトリックス・レボリューションズ

劇場版パンフ表紙 スタッフ
監督/脚本/製作総指揮:ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
製作:ジョエル・シルバー
音楽/指揮:ドン・デイビス
出演
キアヌ・リーブス
ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス
ヒューゴー・ウィービング/ジャダ・ビンケット・スミス/モニカ・ベルッチ
公式サイト:http://www.thematrix.com/japan/

ザイオンに迫るセンティネルの群れは、いったんはネオの力によって阻止された。だがその戦いのさなか、ネオは現実でもマトリックスでもない世界へと弾き飛ばされ、ザイオンには新たなセンティネルの群れが迫る。裏切りによって艦隊の大部分を失い、EMP攻撃の手段を失ったザイオンでは水際の、そして最後の迎撃戦の準備が着々と進む。一方モーフィアスとトリニティは、ネオ救出のため再び預言者の許を訪れ、そこで驚くべき事実を知らされる。だが、ネオを追い求める者は彼らだけではなかった。ネオとの融合により、創造主である機械知性にもコントロールできなくなったエージェント・スミスもまた、究極の目的としてネオを追い続けていたのだ…

えーと、ややかなりネタバレ気味になると思いますんでご注意ください。

さて、一発目の「マトリックス」では、私は「人間乾電池」って言うアイデアと、その乾電池を効率よく運用していくための仮想世界であるマトリックス、というアイデアにかなりしびれたわけです。プログラムされた仮想世界であるから、そのプログラムを見、それに干渉できる存在こそが最強である、というまるでコバヤシ丸テストの必勝法みたいなアイデアも併せて。で、ザイオンという存在があってそこがどうやら乾電池になった人間たちを現実の世界に引き戻そうとしているらしい。それはなぜ? みたいな興味を残して終了したことで、あの映画はそれ単体としてずいぶん良くできた映画だなあと感心したわけで。

続く二作目は残念ながら一作目ほどのワンダーには満ちてなくて、見た目の派手さは前作以上ながら、お話として、なにが「リロード」されたのかがもう一つ見えてこない恨みがあったのだけど、そこはまあ大団円へ向けての豪華きわまるブリッジである、と無理に納得するしかなかったような感じだったな、という感じ。全ては第三作に期待、だった訳なんだが…。

残念ながら何も説明してもらえなかった映画、だったなあという感じですなあ。「今度は戦争だ!」って感じのザイオン攻防戦の迫力はさすがだし、それ以外にも、あらゆるシーンが豪華かつ華麗なものではあるのだけれど、画のための画作りでしかない、というのかな。せっかく第一作でばらまかれていた魅力的な設定のほとんど全てに対して、「おお、そう言うことだったのかい」と膝を打ちたくなるような説明がされてない、というかいくつかの説明については頭抱えるようなオチのつけ方されちゃってたのがなんだかなあ。ザイオンは乾電池状態の人間をどうしたいのか、機械知性はゆーこと聞かない人間をどうしたいのか、ついでに自分がコントロールできないスミス相手に何か手を打ってるのか、マトリックスの生みの親であるアーキテクトは何がしたかったのか………、おーい、何一つわからんままに話が終っとるぞー

少し前の朝日新聞の映画評に曰く、A級SFの第一作、B級アクションの第二作、C級戦争ドラマの第三作、だって。やぁ、朝日新聞にしてはずいぶんうまいことまとめたなあ、という感じ。ちなみに映画を見終わった後の私ら、宴会しながらのヨタ話で、結局あの話って会社の組合の労働争議みたいなもんだったわけ? ってことで意見が一致しちゃったりして。結局自分たちの待遇をもっと良いモノにしたいとは思っているけど、とはいえ会社そのものが無くなってしまうのも困る、ってなオチだったのだよねえ、この映画。

(★★★)

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Rダニけん [ちなみにわたしはGOGO夕張という名称の元ネタが分かりません。残念。]

rover [夕張では毎年ファンタスティック映画祭が開催されるですよ。それのからみではないかと。]

通りすがり [で夕張市の隣は栗山町なんですが(笑)。]

rover [そ、そこまで狙って起用したのかっ(な、なんだってー!?)]

たかはし@梅丘 [北海道に住んでた頃「バリバリ夕張」っていうレジャー施設のコマーシャルがあって、道民はみなそれを思い出したのではないで..]


2004-11-25 この日を編集

[Hobby] すげえやビル (11:50)

久しぶりにビルのきっちん見にいったらば、うおう、また凄いもん作ってるなあビル。Johnson-Sea-Linkだって。ちなみに実物はこちら(HARBOR BRANCH OCEANOGRAPHIC)。かっちょいいムービーが見れます。

んでビル。相変わらず上手いなあ。ワシ、プラをちょこちょこいじるぐらいのスキルしか持ってないもんで、ビルみたいに図面引いたり、金属加工から電装からさくさくやっちゃう人は無条件に尊敬するわけですが。いやホントに上手い。加工も上手いし塗装も上手いんだよなあこの人。

ジャンクパーツも使われてるようだけど、こりゃなにかな、タミヤのクロムウェルかなんかの車体後部? SWネタからもなにか流用されてたりする?

なんにしてもあれだ、宇宙と深海は人間にとって未知の領域なんだけど、そこに分け入っていこうとするメカには、なんかこうデザイン的な共通性が見て取れてオジサン嬉しくなっちゃうよ。かっこええなあ。この、HARABOR BRANCHって団体もなんか面白そうだ。こういうの、日本ではできないのかなあと思ったり。いや結構なものを見せていただきました。

それにしてもビル、あんた自分の猫にイリスって名前つけてんのかー(w。

[Hobby] 見てきたよ (23:30)

買い物のついでにTSUTAYAで「ホビージャパン」誌をこそっと立ち読み。テストショットのマラサイの写真があった。はあなるほど、顔つきは割といい感じかな。各所のディティールは、これはまあ当節のニーズからしてこれぐらいはしたらんとあかんのかな、と言うところか。個人的にはマラサイには、もっとこう、「ふんぬらば!」な感じが欲しい気がすんだけどな。ちょっとスマートすぎる気がしないでもないなあ。全体にHGUCは、私の好みよりもややスマートすぎる感じがありますな。こういうのが今風なのかね。

[Comics] お買い物 (23:39)

安彦良和「機動戦士ガンダム The Origin」(8)。私の好みは、安彦さんがこっちで描いてるような、ややファットな印象のモビルスーツだよなあと思う。特にジオン側はね。

[Oldbooks] 耽る (23:50)

『作画汗まみれ』カバー今月はずっとSFマガジン誌の80年代、90年代の刊行分をデータ化していたんだけど、それに付随して気になった本なんかをぽろぽろ引っ張り出して読んじゃうものだから、仕事のペースが上がらないったらありゃしない。今日は(どういう経緯だったか忘れちゃったけど)大塚康生さんの「作画汗まみれ」を久々に引っ張り出して読んでみる。うーんステキ。もしかしたら宮崎駿以上に労働者の権利意識とかに敏感な方かも知れない大塚さんなんだけど、仕事に関しては徹底的に、自分を職人として位置づけ、その本分を超えない範囲で良質な作品を産み出すべく頑張る、こういう人は尊敬しちゃうなあ。

大塚さんなかりせば、私はソフトスキン好きになんて無かっただろうことも考え合わせても、やはりこの方は、私にとっては特別な人物の一人であったりするわけなんでした。

返す刀で富野由悠季、「だから、僕は…」も久々に読んだんだけど、ふーむ、こっちは昔ほどには共感できなかった、という事はつまり私の中の青臭い部分が、20年経って立ち枯れちゃったって事なのかなあ、なんて思ったり。まあそれでも、今のトミノ御大よりは、20年前のトミノさんの方に、共感できる部分は多いとも言えるのだけれども、そんな事本人に向かって言ったら、きっとブッ飛ばされるんだろうなあ(^^;)。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

まなたけ [そのトミノ御大、本日、行ってきましたよ。開口一番「集まってる君たちが期待してる話、しないよー」 んで15分後には大学..]

rover [うはは、そういえば子供を上手に叱れるオトナって、少なくなってますよね。トミノ御大みたいなヒトは、実は貴重なのかも知れ..]


2005-11-25 この日を編集

[PC] (非)力の二号、到着 (12:31)

二号めび君さてめび君あれやこれや話の続き。先日ソフマップに3500円払って修理見積もりを依頼して帰ってきたあと、もんちぃ師匠とメールで「でも液晶交換だから最低でも5万いるんでしょうなあ、とほほ」なんて話してたときに向こうから、「ジャンクやけど15000円、とか言うのあるよ」って教えてもらって、な、なんだってーと見に行った(楽天だった)。確かに、本体のみ、外部ドライブもナシ、ACアダプタもナシ、蓋のラッチ壊れとるけど動きまっせ、というめび君(PC-SX1-H1)のお姿が……と思ったらすでに売り切れてるじゃないですか、がっくし。

しかしあれだ、液晶の交換にこだわって本体ごと交換しちまう、てのを思いつかなかったオレってバカだよなあ、って思い直して久々にヤフオク覗いたら、そこそこよさげなのが何点か出品されている。ヲチリストに入れて眺めてたんだけど、だいたい3万以下でかっさらえそうな雰囲気だった。なんだよ、液晶交換するより安いじゃん。

というわけで5000円スタート、終了10分前に19500円までいってたヤツに28000円入札、25100円でめでたく落札。昨日送金したら速攻で「送ったよ」と出品者から連絡いただいた。で、本日昼前、無事到着。

バッテリーをねじ止めする部分が折れててしっかり止まらないのと、やっぱりこいつの弱点であるラッチが少しガタが来ている以外はおおむね良好。製造番号的には一号より古いみたいだが、一応動作チェックしてもおかしなところはないみたいだ。液晶もまだきれいだし。

バッテリーは一号のヤツを使えばいいし、メモリも足してやれるから割と簡単に前の環境が復活できそう。やったね。

それにしてもなんだな、確か前にオークション漁ってたときには、最低でも6万ぐらいの値段であきらめてたんだけど、1年ってのはパソコンにとっては長い年月ですなあ。ここまで安くなりますか。

さらにさらにそれにしても。

我ながらなんでこの、たいしてぱっとしないノートにこだわるのかなあ(や、もちろん財政的な話もあるんですが)と思ってたらば、これまたもんちぃ師匠から教えていただいた情報で、こやつってばメビウスのシリーズ中でも異端中の異端なんか面白いことないっすかぁ?)らしくて。恐らくはシャープ内でも「なかったことにしたいモデル」なんですってさ。

得心いったよ。なんでオレが店頭でこいつを見た瞬間、「あ、これいい」って思ったのか。

変態は変態を知る(^^;)

[Comics] (倅の)お買い物 (23:30)

Working!! 1(高津カリノ/著)学校から帰ってきた倅から受け取ったマンガ。高津カリノ「WORKING」(1)。何でもwebマンガが評判を取ってそれがもとで雑誌連載の運びとなった作品なのだそうな。ご本人のサイトはこちら、うろんなページ。ほほう、親父とは別系統から情報を得て、それを自分で判断して何かを買ってきたってのはもしかして初めてか? あたしゃ全然知らなかったです、この方。

ありがたく読ませていただきましたが、ふうむなるほど、いかにも今様な、悪意とほんわかが適度な按配でブレンドされたくすくす4コマ、って感じで悪くない。問答無用に面白い、ってとこまでは行ってないけど。

そんなことよりあれだよ、なあ倅、もしかしてキミロリ属性の人? いや、オレの倅だからしょうがないと言えば言えるのかも知れないけど、えーとんーと、なんか複雑だわね(w。

[PC] 非力の二号、せたっぷ中 (27:13)

何だかんだと手間をくいますな。とりあえずWin2000インストール、一通りのWindows Update、各種ドライバの更新、でもうこんな時間だ。前にやったときはもうちょっと効率よくやったような記憶があるんだけど、さて何が悪かったのか。とりあえず最低限のことは出来る状態までは何とか持ってきた、って、最低限ってのはとりもなおさずOS立ち上げるとこまで、でしかないので、これからいろいろアプリを入れてやらなくちゃいけないんだけど。

とりあえず土台は出来たってところだな。一休みしようっと。


2006-11-25 この日を編集

[Books] えええええええっ! (13:33)

4150707405菊池光さん、亡くなってたのか(シュンの【日記なページ】)。があああああああん。

ああなんてことだ、もうテイブルもオヴンもアークエインジェルもビズィネスも、ページに発見してニヤニヤできなくなってしまっていたのか。そういえば最近の「スペンサー」物(まあ文庫で追っかけてるのでやや後追いなんだけどね)も、ちょっとニュアンス違うような気がしてたんだけど、やはり体調的に万全ではなかったのかな。

フランシスがようやく再起した*1(奥様を亡くされて相当落ち込んでいたらしい)、というニュース(しかもシッド・ハーレー再登場だとよ、おい)は嬉しかったんだけど、もう菊池訳で「競馬シリーズ」が読めないってのは悲しいなあ。

何はともあれ菊池さんのおかげで、たくさんのすばらしい冒険に巡り会うことができました。感謝を込めて、合掌。ううう(つoT)…。

*1 ただし書影は文庫版最新作の「勝利」です


2007-11-25 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (24:28)

書影のスキャニングのお友達。「灼眼のシャナⅡ」、「機動戦士ガンダムOO」、「電脳コイル」、「クラナド」、「マクロス ダイナマイト7」、「キミキス Pure Rouge」、「ULTRASEVEN X」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。今週は「クラナド」と「電王」で泣けるでぇ〜、な感じですか。始まった当初はどうなるんだよと思ってた土曜深夜のラインナップが、実は意外と見応えのある作品が揃ってて嬉しい誤算。「マクロス」はまあ、懐メロ的味わいも加味されるけど。

「ガンダム」は、かなり大人びた世界観を持ち込もうとしているように感じられ、そこはそれなりに新鮮で面白いと思うのだけれど、こう言うのはディティールの積み重ねがちゃんとしていないと、頭でっかちな割にスカスカポンなお話が出来上がってしまう可能性があって少々ヤバげなワケだが、現状ちょっとヤバい方向に行きかかってるかも知れない。国際情勢サイドのシビアさと、主人公サイドの設定軽視気味の、良くいえばナイーブ、悪くいえばええ加減な演出が、上手くない具合に乖離しかかってる感じ、みたいな。これ、あらかじめ4クール連続が約束されてない(ギアス式、なんだっけか)番組なんでしたっけ? それ故の駆け足なのかな?

「電脳コイル」も油断できないし面白いのだけれど、なんというのか猫目兄弟の扱いで、ちょっとややこしい方向に、話の面白さを分散させてしまいかかっているような気がしないでもない。全52話のアニメで、後半クールから出てくるようなキャラをむりやり詰め込んでしまって、話のまとまりをうやむやにしてしまったような気がしないでもない。

土曜深夜。「マクロス」はまあ新シリーズのご祝儀みたいな物なんでしょうから特にどうということもなく。「クラナド」、「キミキス」の二つが予想してた以上に面白くて、なんだか得した気分。

「ULTRASEVEN」は切なくいい話だったんだけど、ゲストが黒田祐樹ってところで、キィ・パースンはあんた以外にないよな、と思わせた時点で負け確定、のような気はする。ここのところアイ・スラッガーの切れ味が少々増しているようで、そこは嬉しいんだけど。

日曜朝。「ゲキレンジャー」は、ピンチからの大逆転のオチの付け方に、もう一声芸が欲しかったかも。「電王」はかなり泣けるでぇ! な造りになっておったね。ドラマパートもなかなかだったし、線路を操って龍のイマジンを創り出す、イメージの魅力もかなりの物で見応え充分。「ライダー」で文句なく面白いと思ったエピソードはホントに久しぶりかも知れない。

「プリキュア」はなかなか微妙、いや、どういう着地をしたいのかが今ひとつ見えてこなくてさぁ。


2008-11-25 この日を編集

[F1] 来年のマシン (23:47)

バルセロナのテストでちょこっと顔を見せたいくつかのマシンたち(一日目二日目、共にF1通信)。今のところわかっている来年のレギュレーションとしてはスリックタイヤの復活、ダウンフォースの低減のためのウイングサイズの規定変更、追い抜きシーンを演出するためのいくつかの仕掛け(レース中のフロントウイングのリ・アジャストとか、何かと話題のKERSとか)、波佐本ディティール(違うよ)の禁止などいくつかあるんだけど、全体としては空力的にやや不安定に、パワー的には瞬発力を強化するような方向に向いているような気がする(あってるのかな?)。

ティルケ印のサーキットとも併せて、抜きつ抜かれつするレースの面白さを強調したい、ということなのかな。

方針としては賛成なんだけど、何によらず上から決めた事ってのは、たいがい実施してみると上手く作用しない傾向があるように思うんだけど大丈夫なんだろうか。

マシンデザイン的にはフロントウイングの幅の広さと、やたらと狭く、高くなったリアウイングが醸し出すバランスの悪さは今のところ少々気になるところではある。ま、すぐに慣れるんだろうけど。

09年マシンのトレンドが最終的にどういうところに落ち着くのか、まだちょっと先が見えないだけに少々興味深いですな。


2009-11-25 この日を編集

[web][Anime] すばらしきダークサイド (23:50)

Sorry, sm3874740 was deleted.

これは割と有名なMADなのかしら。あたしゃ初めて見てコーヒー吹きそうになった。なんというか、いろんなところが間違ってるけどダークサイドとしてはどこに出しても恥ずかしくない一品。いやあ、こういうの大好きです。

[F1] ストーブリーグの茶飲みトーク (24:49)

まずはいつものように「F1通信」から、F1ドライバー・ベスト50: バトン優勝後の最新版。去年はギリギリでトップ50に滑り込んだバトン、ワールドチャンプ獲得ってことでここのところを改めて考慮した上でのラインナップ、まずは皆様、それぞれで眺めて頂いたら。

こう言うのは見る人の世代によって微妙に賛否が分かれるのはしかたがないところだろうと思うので、完全にF1ファン全員が納得できるランキングってのは作成不能なんだろうと思う。オレならピーターソンやフィティパルディのランクは低すぎるような気がするし、ジョーンズがそこってのは少々高すぎやしないか、って気はするな。

このランクでのトップ5はクラーク、セナ、シューマッハ、プロスト、スチュアート。サー・ジャッキーをもう少し上に置いても良いような気はしないでもないが、おおむね納得できるランキングのような気はする。ちなみに優れたマシンを得て名実共にトップ・ドライバーと認知されたバトンの順位はハントの上、ピケ(父)の下の16位。この順位も少々微妙かも知れない。ま、ジェイムズ・ハントにネルソン・ピケと来たらオジサン的にはちょうど盛り上がる世代のビッグネームなので、そこの間に入るほどのレーサーか? って感情面で思っちゃうって所もあると思うんだけど。

オマケでもうひとネタ。小林可夢偉、トヨタのスポンサーとともにルノー移籍か?かなりありそうにないネタのような気がするけど、どうなんでしょうね


2010-11-25 この日を編集

[F1] 僕は日本人で目が小さいので、他のドライバーが目に入らないんですよ

F1通信に掲載されてる、小林可夢偉 インタビュー 「オーバーテイクの秘訣なんてありません」

言葉がどういう風に(翻訳の流れ、みたいな意味も含めて)日本語になってウチらが読める形になっているのかってところは判りようがないんだけど、なんかこの人は、これまでの日本人レーサーと微妙に立ち位置が違う感じがするな。根っからクレバーなのか、世代的なものなのかは良く判らないんだが、これまでの日本人F1ドライバーとは何かがちょっぴり、一味違ってる感じがする。

来年もザウバーは厳しいシーズンになりそうだけど、可夢偉君におかれてはいい具合に抜きつつ、がんばって欲しいもんですな。


2011-11-25 この日を編集

[Day] むう…

入ってるかー。しかしなあ、今年はあれを呑むに足るような一年ではなかったような気がするんだよなあ、ううむ。

[Anime] 定期視聴番組

「たまゆら hitotose」、「ペルソナ4」、「輪るピングドラム」、「The iDOLM@STER」。ああ、基本「ARIA」なんだなーってのを再確認した「たまゆら」、志保美さんはちゃんと大人になった灯里だから、中の人が同じなんだね。ま、松来せんぱい大活躍だったのでまあいいか、こまちちゃんのカメラはFM2あたりっすかね。

「ペルソナ」は割にギャグに振った回。きょうび修学旅行やら林間学校やらの類で、引率教師が酔っ払ってるって描写は、逆の意味で新しいなあと思った。オレは中学の時の修学旅行で酔っ払ったセンセに説教された覚えあるけど(別に恨んだりしてねえですよ、そう言うのも良い思い出です)。出前娘最強だな(w。

「ピングドラム」は、このお話の一番根っこのテーマになるのが「選ぶ」って事になるのかな。自分の中では「こどもブロイラー」ってのが何のメタファになるのか、ってあたりがちょっとあやふやで、そこにちょっとした唐突感が残ったりもしてはいるんだけど。ざっくり今の教育制度みたいな物に対する異議申し立てなのかなあと思うんだけど、にしては少々毒が強すぎないか? って気もするんだよなあ。

「アイマス」は千早さんのお話に一応の決着がつく回。うん、ちょっとうるっと来ちゃったよ。良いお話でした。


2012-11-25 うわ、昨日なんで書かずに寝たんだ? この日を編集

[Anime][TV] 定期視聴番組

土日の分。「ジョジョの奇妙な冒険」、「リトルバスターズ」、「コード:ブレイカー」、「ソードアート・オンライン」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーウィザード」、「スマイルプリキュア!」、「マギ」。「ジョジョ」は相変わらずスピードワゴンさんの実況でお話しが進む。まあバランス的にはギリギリウザくてしょうがない、の一歩手前で踏みとどまっていた感じかな。ダイアーさんってあんなにあっさりやられちゃった人でしたっけ(まあそもそもダイアーとストレイツォ、アニメで見直すまで敵方だと思ってた程度の浅い読者ではあるんですが)?

「リトバス」はクドリャフカの順番を決める話(割と違)。悪くなかった。「コード:ブレイカー」も同じく。「ソードアート…」はおいおい、ちょっと気持ち悪い方向に舵切ってきたか? って感じかな。

日曜日。「ゴーバスターズ」は陣さんとJの繋がりのお話。陣さんのデータサルベージ→亜空間に取り残された人たちの救出の手立て、ってあたりに繋がっていくんだろうかね。

「ウィザード」、諏訪太郎さんが出てくるとどうして半笑いになっちゃうんだろう。「アギト」のラーメン屋を思い出しちゃうからかなあ(^^;。

「プリキュア」はシンプルに熱くて大変結構。「マギ」はアリババ君の過去話。なかなか重たい過去を背負っちゃった人だったのね。


2013-11-25 この日を編集

[Day] おおむね完了

担当者が変わるだけで、こうもストレスフリーに仕事が進むものなのか。IG女史経由のお仕事、ほぼ完了しそうな勢いだわ、DG君とはえらい違いだ(前にも言ったか)。

こっち方面から仕事回ってきたらかなり楽しいんだけどな。それは難しかったりするんでしょうかね。


2014-11-25 この日を編集

[TV][Comics] んー……

剛力彩芽、ハーフのベトナム人役に挑戦! 櫻井翔主演「大使閣下の料理人」(CinemaCafe.net)。

どう控えめに言うても、出てくる感想は「んー……」しかないわなあ。「おせん」みたいに原作者さんがへそを曲げちゃう事態まで行かないことをお祈りしますよ。

それにしてもこの作品、肝心の「大使閣下」である倉木氏の外交官としてのライフワークは中国問題なんだけど、このご時世下でそこらあたり、どのくらい掘り下げてくるんでしょうな。


2015-11-25 この日を編集

[Day] お出かけ

銀行に用事もあったことだし出かけるついでに映画でも見ようかな、と思ってたんだけど朝イチでメールチェックしたらば、昨日納品した仕事の修正ががっつり舞い込んでいて。

頑張って対応してたんだけど、10時からの「ガルパン」は無理っぽく、第2候補のパルシネマしんこうえんの「龍三と七人の子分たち」と「海街diary」というなかなかファンキーな二本立てにも間に合いそうになかったのでちょっとがっくりこ。

いずれにしても外に出る用事はあるので、修正を一通り済ませてお出かけ。ハーバーランドをうろうろして、最近のガラケーが意外にお高いことに驚愕(4万オーバーが相場とは思わなかったよ)しつつ何冊か文庫本買って髪刈ってちょっとぷはーして帰宅、したらしっかり追加の修正要望が来ているというね(^^;。

なかなか手強い感じっすね。とりあえず一眠りしてから対応させていただくです。


2016-11-25 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

週前半。「WWW.WORKING!」、んー、これはダメかも。依然として好きになれない。「終末のイゼッタ」は意外と重要キャラでも平気で退場させちゃうのね。その他、西欧の戦線の良くわからん状況に積極的に介入して派遣を掠おうと企むアメリカとか、結構シビアなお話の展開ぶりには好感を持つ。それだけに、現在只今の我々とは異なる歴史の流れをたどった世界で、いろんなところ(国の名前だったり、政治形態だったり、たとえば服飾の方向性だったり)が異なっているのに、近代兵器だけは現代の我らが知っている物がずらりと並ぶという演出はどうなんだ、というかそれを言ったらおしまいよ、ってところであるのは重畳理解はしてはいるのですが。

「響けユーフォニアム! 2」は相変わらずクオリティ高いな。久美子役の黒沢ともよ嬢のどこか投げたような芝居も、違和感込みで好きです。

「ブレイブウィッチーズ」は501チーム登場回で、そりゃまあ上がるわな(w。んでもワラタケ騒動で笑かしてもらいました。軍隊としてそれはアリか? ってのはまあ言わない約束。

「フリップフラッパーズ」と「ガーリッシュナンバー」は、特にダメなところがあるとも思わないけど、個人的に惹かれるものが何ポイントか足りない感じ。

ショートアニメはどれも好調。「バーナード嬢…」、さわ子さん読書家とは言えんかも知れんけど、それなりに情報収集能力はある子なのね(^^;。


2019-11-25 この日を編集

[Books] シンギュラリティ・トラップ

シンギュラリティ・トラップ(デニス・E・テイラー/著 金子浩/翻訳) デニス・E・テイラー 著/金子浩 訳
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012254-6 \1100(税別)

割と真面目なメタルマン(w

技術はあってもなかなか有利な職に就けないでいるコンピュータ技術者、アイヴァン。苦境を逆転しようと探鉱船<マッド・アストラ>のコンピュータ担当者として乗船する事に。ベテラン揃いの<マッド・アストラ>だったがここ数回の航宙ではツキに恵まれず、今回の航宙が空振りに終わると船を売り渡す羽目になる。乾坤一擲の探鉱航宙だったが、彼らはきわめて貴重な重金属を多数含む小惑星に遭遇、全クルーが億万長者になれるだけの資源を獲得できそうだった。だが詳細を調査しに向かったアイヴァンたちの目の前に、不可解な物体が……。

で、謎の物体とアイヴァンのコンタクトはアイヴァンにとって重大な変容をもたらすものとなり、その変容がコンタクトを仕掛けてきた超種族にとっては数千年のタイムスパンに及ぶ目論見の一環だった、って事が判ってきて…、てな展開。語られるのは銀河系レベルの超種族間のパワーゲームに巻き込まれた1人の人間の闘い、って事になる。「われらはレギオン」の作者による新作。おそらくシリーズ化も考慮しているんだろうが、そちらの作品同様、こちらも重たくなく、気軽に読んでいけるお話になっているところはポイント高い。主人公のアイヴァン君は考えてみたら結構悲惨な環境に叩き込まれているんだけど、そこで過剰に落ち込んだりすることはなく、常にポジティヴに自分の立ち位置を分析し、そこから望める未来を掴み取ろうとしていく展開は悪くない。

ただまあ、同時に突っ込みどころも満載なのは否定できない。数千年のタイムスケールでプロジェクトを実施する超種族には不倶戴天の敵の存在がある、ってのはそれ、緊急性の問題とか大丈夫なんですか? とか、ナノテクがあったら何でも出来ちゃうのはどうなんですか? とか、そもそもアイヴァン君はこのお話の中で最終的にどういうポジションの存在なんですか? とか、突っ込もうと思ったらいくらでも突っ込みポイントがあるんだよね。

何となく続編も造りたい気満々だけど、そっちはどうでしょうね。これ本体ならまあ、暇つぶしには上等な一作と言えると思うけど。

★★★


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ここ1週間分の話題

傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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