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てことで昨日買ってきたパナソのDVD-RでVHSからのダビングテスト。ふむふむ、さすがにトラブルなく焼けますな。良かった良かった。
ということで「フランケンシュタインの円盤」を作り直し、続いて「二人三十郎」なんてディスク(『用心棒』と『椿三十郎』でワンセットなわけね)を作り、さらに勢いに乗って、かつ一番画質が劣るEPモードってのはどんな画になるかをみるために、ただいま「藤岡弘、三連発」(『日本沈没』、『エスパイ』、『東京湾炎上』)なんてのを作ってみるテスト中。三倍速でとったビデオを一番悪い画質で保存するわけで、ヘタしたら見るに堪えん物ができあがるかも知れない*1ね。
*1 さすがにツラいですな。画像はかなり粗いし、しばしば引きつりも起きるし。相当悪い画質でも私、ガマンできるんですけどさすがにこれはちょっと辛いな
スタッフ
監督/脚本:クェンティン・タランティーノ
製作:ローレンス・ベンダー
音楽:THE RZA
出演
ユマ・サーマン
デイヴィッド・キャラダイン
ダリル・ハンナ/ヴィヴィカ・A・フォックス/マイケル・マドセン
ルーシー・リュー/栗山千明/ジュリー・ドレフュス
千葉真一
公式サイト:http://www.kiibill.jp
その名"ビル"としか知られていない陰の世界の大立て者。彼の配下にある最凶の暗殺チーム、DiVAS(毒ヘビ暗殺団)の一員として、コードネーム"ブラック・マンバ"の名で呼ばれていた一人の女。今は組織を抜け、ささやかながらも幸せな結婚式を挙げようとしていた彼女の許を、ビルとかつてのDiVASのメンバーが訪れる。組織から抜けることなど許されなかったのだ。凄惨なリンチの末、ビルの一弾を頭に受けてくずおれた彼女。だが彼女は死んではいなかった。4年にわたる植物状態から奇跡的に復活を果たした彼女は、ビルとDiVASのメンバーへの復讐を誓う…
なんてバカなんだタランティーノ(褒めてます)。いやもうこれだけで感想文書き上がったも同様なんだよね。狙いまくったミスマッチ、わかる人だけわかってオモシロがってくれや、な小ネタの連発、やるときゃやるぜのキレのいいアクション。「とにかくあれとあれとあれをぶち込んでみたいよなー」をとことん真面目に作った映画だなあ。
で、おバカ三昧ってのは往々にして内輪ウケになってしまうことが多くって、その内輪から外にいる人たちから見たら「なんでそんなことでオモシロがってるの?」と白い目で見られるのがオチな訳で、自分らが「面白い」と思うおバカ三昧を他人にもオモシロがらせるためには結構頭を使い、充分に計算してバカを繰り出さないといけない訳なんだけど、そこら辺がきっちりできているのが流石だよなあ。各座席に日本刀ホルダーが設置されてるジェット旅客機。んなもんあるかー、うんうん、だからほら、見るからにミニチュアな飛行機を飛ばしてるでしょ、とか、そのミニチュアな飛行機が、まるで香港みたいに摩天楼の上をかすめ飛ぶ日本。んなもんあるかー、うんうん、そういう日本なんでみんな日本刀しょってバイク乗ってたりするのよ、面白いでしょ? とまあ、やることしっかりやった上であっけらかんと開き直ってみせるわけで、ここまでやられたらこっちも「バカだなあ、あははははー」としか反応返せないっすよ。
というわけでまことにもってあほらしくも嬉しい113分を過ごさせて頂きました。Vol.2も楽しみなんだけど、はたしてダリル・ハンナがルーシー・リュー(栗山千明つき)並にぶっ飛んだ悪役になっててくれてるかなあ、ってあたりがちょっち心配かな。ユカイ系の味わいはVol.1 でも見せてくれてるんだけど、敵役としての怖さ、すごさがちゃんと出るかな、ってことで。
(★★★★)
スタッフ
監督/脚本/製作総指揮:ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
製作:ジョエル・シルバー
音楽/指揮:ドン・デイビス
出演
キアヌ・リーブス
ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス
ヒューゴー・ウィービング/ジャダ・ビンケット・スミス/モニカ・ベルッチ
公式サイト:http://www.thematrix.com/japan/
ザイオンに迫るセンティネルの群れは、いったんはネオの力によって阻止された。だがその戦いのさなか、ネオは現実でもマトリックスでもない世界へと弾き飛ばされ、ザイオンには新たなセンティネルの群れが迫る。裏切りによって艦隊の大部分を失い、EMP攻撃の手段を失ったザイオンでは水際の、そして最後の迎撃戦の準備が着々と進む。一方モーフィアスとトリニティは、ネオ救出のため再び預言者の許を訪れ、そこで驚くべき事実を知らされる。だが、ネオを追い求める者は彼らだけではなかった。ネオとの融合により、創造主である機械知性にもコントロールできなくなったエージェント・スミスもまた、究極の目的としてネオを追い続けていたのだ…
えーと、ややかなりネタバレ気味になると思いますんでご注意ください。
さて、一発目の「マトリックス」では、私は「人間乾電池」って言うアイデアと、その乾電池を効率よく運用していくための仮想世界であるマトリックス、というアイデアにかなりしびれたわけです。プログラムされた仮想世界であるから、そのプログラムを見、それに干渉できる存在こそが最強である、というまるでコバヤシ丸テストの必勝法みたいなアイデアも併せて。で、ザイオンという存在があってそこがどうやら乾電池になった人間たちを現実の世界に引き戻そうとしているらしい。それはなぜ? みたいな興味を残して終了したことで、あの映画はそれ単体としてずいぶん良くできた映画だなあと感心したわけで。
続く二作目は残念ながら一作目ほどのワンダーには満ちてなくて、見た目の派手さは前作以上ながら、お話として、なにが「リロード」されたのかがもう一つ見えてこない恨みがあったのだけど、そこはまあ大団円へ向けての豪華きわまるブリッジである、と無理に納得するしかなかったような感じだったな、という感じ。全ては第三作に期待、だった訳なんだが…。
残念ながら何も説明してもらえなかった映画、だったなあという感じですなあ。「今度は戦争だ!」って感じのザイオン攻防戦の迫力はさすがだし、それ以外にも、あらゆるシーンが豪華かつ華麗なものではあるのだけれど、画のための画作りでしかない、というのかな。せっかく第一作でばらまかれていた魅力的な設定のほとんど全てに対して、「おお、そう言うことだったのかい」と膝を打ちたくなるような説明がされてない、というかいくつかの説明については頭抱えるようなオチのつけ方されちゃってたのがなんだかなあ。ザイオンは乾電池状態の人間をどうしたいのか、機械知性はゆーこと聞かない人間をどうしたいのか、ついでに自分がコントロールできないスミス相手に何か手を打ってるのか、マトリックスの生みの親であるアーキテクトは何がしたかったのか………、おーい、何一つわからんままに話が終っとるぞー。
少し前の朝日新聞の映画評に曰く、A級SFの第一作、B級アクションの第二作、C級戦争ドラマの第三作
、だって。やぁ、朝日新聞にしてはずいぶんうまいことまとめたなあ、という感じ。ちなみに映画を見終わった後の私ら、宴会しながらのヨタ話で、結局あの話って会社の組合の労働争議みたいなもんだったわけ? ってことで意見が一致しちゃったりして。結局自分たちの待遇をもっと良いモノにしたいとは思っているけど、とはいえ会社そのものが無くなってしまうのも困る、ってなオチだったのだよねえ、この映画。
(★★★)
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ちなみにわたしはGOGO夕張という名称の元ネタが分かりません。残念。
夕張では毎年ファンタスティック映画祭が開催されるですよ。それのからみではないかと。
で夕張市の隣は栗山町なんですが(笑)。
そ、そこまで狙って起用したのかっ(な、なんだってー!?)
北海道に住んでた頃「バリバリ夕張」っていうレジャー施設のコマーシャルがあって、道民はみなそれを思い出したのではないでしょーか。