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ゴモキ*1をDVDに落とそうと。せっかくだからSP(標準、2時間)で録ってやろうと思って、テープとディスクをセットしてダビング開始…するんだけど1時間半ぐらい行ったところで必ずDVD側が一旦停止、それからまた録画を再開、という挙動をしてくれる。ビクターの1倍速メディアなんですがー。
たまたまブツが悪かったのかな、と思ってディスクを換えてやってみたんだけどやっぱり同じあたりでエラーが出る。何事ですかこれは。もしかして5枚セットのこのロット全部がスカセットだったと? ムカつきつつTSUTAYAに出かけてFUJI製メディアを買ってきて再々チャレンジ。…やっぱりダメだ。なんでですか? DIGA E70Vっていちばん売れてるDVDレコーダーらしいけど、この機種をお買い上げになったお客様方におかれましては、この手のトラブルは発生してないんでしょうか? うーむわからぬ。わからぬがとりあえずゴモキにはずいぶん詳しくなったような気がするぞ。一日で三回見たもんな。
*1 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」の略。ちゅーか長いよ、このタイトル
ここは一体どこの雪国だー。
今日はまだ降りたてで、雪も柔らかいところがあって何とか転ばずに郵便局までは行ってこれたけど、明日はこれ、凍ってるだろうなあ。弱ったな、明日オフなんだけどなあ。無事に駅までたどり着けるだろうか…。
気象予報士の吉田さんも、明日も引き続き寒そうで、特に路面の凍結には注意って言ってるなあ、凍結間違いナシかなあ、明日は。
てなわけで明日のオフで手渡し予定のDVDを焼こうと思ったんだが、案外面倒だなRDスタイル。分割したチャプターを取り消したい、とか思って、「そういうときは『クリア』かのう」などとリモコンの「クリア」とか「削除」とか、それっぽいキー押しても無反応。「戻るのかな?」てんで「戻る」キー押したら分割したチャプターをHDDに登録する始末。むきぃ。マニュアルも要領得ないんで、イライラがたまる一方じゃ。
正解は、何を措いても「クイックメニュー」キーを押して、そこで表示されるメニューから希望の物を選択する、ってコトらしいけど、せっかくこんなにたくさんボタン付いてんだから、「クリア」とか「削除」とかで一発削除できた方が、なんぼかありがたいんだけどなー。ついでに、せっかくネットに繋がるんなら、パソコンの方でもチャプター編集できるようになってて欲しいよなあ、とかいろいろ思ったり。本体の電源オフの時もネットには繋がっとけよグルァ、とも思ったけど、さすがにそれは無体な注文か。ま、それはそれとして、一括高速ダビングは速くてなかなか良いね。
ロマのフ比嘉さんの新作、「CATBLUE DYNAMITE」gooアニメでいよいよ公開。
か、かっこえぇぇぇぇぇっ!
ウハウハです。字幕とセリフの微妙なギャップとか、会話に挟まれる通な名前とかにいちいちニヤニヤしちゃう私は紛れもなく70年代の子供。70年代ガキんちょ代表としては、変な話だけどこいつの吹替え版が見たいなあと思うくらいステキ。40分の長尺(1時間ドラマのフォーマットなんだよね)を一気に見せていただきました。
そうそう、スタッフのお名前を見てたらカーアクション担当であにてんぷ渡辺さんの名前も見つけたような気がしてまたニヤニヤ。いいなあこういうの。
無料配信は1/21まで。見逃したらソンだよこれは。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「銀色のオリンシス」。「ギアス」は久々にあちこちが動いておってなかなか見応えアリ。しばらく放ったらかしだったロボットアニメ側の面倒見をやってくれつつ、ギアスの力とその周辺へのネタ引きにも抜かりのないエピソード。いろいろ面白かったんで続きに期待。
「オリンシス」は最終回なんだけど、いろんなところが惜しかったような気がする。せめてもう1クール余分にあって、もうちっと念の入った作画スタッフが使えたらずいぶん違ったものが出来上がってたんじゃないかと思うんだが。最終話でいきなりいろんな事に無茶な説明がついちゃったもんだから、余計に訳が分からんわ。
ちゃんとやってたらそこそこ面白いものができてたんじゃないかとも思えるんだが。いろいろ、惜しかったっすね。
□ TUX [●「Macintoshではご視聴いただけません。」てどういうことやー!むきーッ!(血涙)]
□ rover [なんとまあ。わかりました。それでは私がTUXさんの代わりにもう一度見ておきましょう(傷口にMr.カラーうすめ液)。]
□ TUX [●むきー!むきー!(号泣) ●そんな時は、A.オリゼーのフィギュアを眺めて…いやされるー(阿呆)]
□ rover [かもされる、の間違いじゃないのか?]
□ TUX [●ぎゃふん(醸笑)]
□ もんちぃ [月9ドラマ化キボー(嘘)>もやしもん ラーメンズの謝罪CMを流したらMacintoshにも対応しましょう(嘘再塗装)..]
□ \0すみけん [おもしろSPAMコレクターの乱土さんへ。 −−−−− Subject: 『バイアグラ』は植物にも効く!? ググった..]
□ rover [むう、これはもらってないなあ。い、いや、要らんですけども。]
様な気がする土曜日。明日FIXの仕事が一件あるんだけど、明日は別の用件があるんで、なんとか今日中に押し込めたくて少し頑張って仕事。相変わらず歯茎が盛大に痛くて泣きたい気分満点だったんだけど。せっかくの鶏つみれ鍋、いつもの半分ぐらいしか食えなくて申し訳ない>妻。食欲はあるんだけど、食うのが辛いんだよ、マジで(ってことで今になって猛烈に腹ぺこだ)。
とりあえず振られた仕事は一通り打ち返したので、一応明日は空けられたような気はするんだが、さてこの歯茎の状態で、あたしゃ梅田に出かけたりして大丈夫なんだろうか。痛み止めを信じて出かけたら、何とかなるのかしら。
月に3度はさすがに難儀じゃ。今回は機器の不具合って話だったんだけど、行ってみたらばあら不思議、キカイはごく快調に動いてるように見えるんですが。
わざわざ出向いていって無事動いてるのを確認して帰るだけってのもシャクなので、一通り調整のようなことはやって帰って参りましたが。
微妙に無駄足気分。
野田昌宏 著
カバーイラスト 加藤直之
カバーデザイン 東京創元社装幀室
創元SF文庫
ISBN978-4-488-73101-4 \1000(税別)
ハヤカワJAで出ていた同名の書に単行本未収録の短篇、エッセイを追加した増補版エッセイ集。
んまあね、ほぼ全編読んでいたんだけれど、やっぱりまとめて読み直してみたいなあと思ったもので。感謝とか追悼とかいう前に、なんだろね、「アレをもういっぺん感じてみたいな」という気分。あ、それをして追悼というのかもね(w。
というわけで各々の作品についてどうこう書くのはパス。どれも面白いからね。
心配なのは、これを読んでニヤニヤできるのはオレらの年代限定なんじゃないのかなあと言うところだろうか。まだまだSFに対して子供だまし的なイメージが残っていたようなご時世に、しかも端から見て子供だましと見られるSF界でも、どちらかと言えばさらに一段低く見られがちであったスペース・オペラやパルプ雑誌のイラストレーションを喜々として蒐集する様が軽いスラプスティック風味で綴られる本書にあるのは、そのお話の面白さの根っこにあるものが、SFという少々白い目で見られるジャンルに入れ込んでいる自分を一般常識で動いている世間と対比して、その落差にちょっと肩をすくめつつ、「でもやっぱり面白いんだよなあ」と思ってしまわずにはいられない自分がなんだか面白い、って所にあると思うんで、今みたいに世の中に堂々とSFってワードがのさばってることに誰も違和感を抱くことのない状況下で、どのあたりにその楽しさを見いだすのかな、ってあたりがちょっと気になるところではある。
最近の若いモンは的気持ちで言うんじゃなく、読む時代が少しずれると感じられる気分にも差があるんだろうなあ、なんてふと思ったことでした。んまあそんなことを差し置いても、楽しく読める一冊。結構厚めの本だけどさくさく読めちゃいます。
★★★
ビル・プロンジーニ&マーシャ・マラー 著 木村二郎 訳
カバーイラスト 駒田寿郎
カバーデザイン 丸山浩伸
徳間文庫
ISBN4-19-598728-8 \580(1989年)
→amazon
サンディエゴで開かれた私立探偵たちの全国大会に招待された「名無し」は、そこで知り合いの女探偵、シャロン・マコーンと久しぶりに出会う。退屈なことばかりの会合と思っていたものだったが、娘のように思っているシャロンとの再会で、懐かしい話ができるかもとホッとしたのもつかの間、ひとつの事件が持ち上がる。会場となったホテルの警備責任者であり、かつてシャロンの上司でもあった女性が、ホテルのバルコニーから転落死したのだ。自殺の線で捜査を進める警察だったが、故人の過去を知るシャロンにはとても自殺とは思えない。独自に捜査を開始したシャロンを気にする「名無し」だったが、彼は彼で気になる出来事に遭遇し…
岸和田に出かけるのに読む本がなくて(文庫SFの新刊は鈴蘭台では買えないのだった)、軽石庵さんから借りて読んだ本。「名無し」とシャロンの競演は、以前に「夜明けのフロスト」で一度短篇を読んでたんだけど、こちらは長篇。ビル・プロンジーニは共作を積極的に書く人のようで、これ以外にもヘイスティングス警視との競演作なんてのも発表してたりする。で、そちらもそうだったんだけど、残念ながら著者が思ってる程には名探偵の競演、上手く行ってはいない感じだな。
ヘイスティングスとの競演と同じスタイルで、二人の著者がそれぞれ自分の担当するキャラクタを交互に描写して、ひとつの事件を追っていくというお話なんだが、お話の中で「名無し」がシャロンを娘のように思っていろいろ心配してるのをよそに、少々跳ねっ返りな所のあるシャロンがやや突っ走ってしまう、って流れに近い状態がお話づくりの方でも生まれている感じがして、ぶっちゃけた話「名無し」のパートの魅力が少々薄目なのだな。
「名無し」自身がシリーズが進むにつれてタバコは止めるわ酒は止めるわで、直接的な人間的ダメ部分を克服してしまっていることもあり、特に「名無し」のシリーズにここまで付き合ってきた人以外(オレみたいなね)には、「名無し」があまり面白くないキャラクタに見えてしまうあたりがちょっと痛いか。
ミステリとしては、んーとこれは本書の責任ではないのだが、ネットに繋げばいくらでもウハウハな画像が見れちゃう昨今、死んでしまった女性のクローゼットで手錠だの革紐だのを見つけたら、たちまち「おおっとこの女ぁ」って方向に想像が向いていきそうな気はしてしまうわけで、正直ネタが割れてしまうのが作者の思惑よりかなり早めになってしまう可能性はあるかもね。
ま、神戸-岸和田往復の良いひまつぶしになってくれたので、これはこれで結構なんでございますが。
★★☆
土日の作業のBGVに流してた分、「ケメコデラックス!」、「ミチコとハッテン」、「黒執事」、「キャシャーン Sins」、「CLANNAD After Story」、「テイルズ・オブ・ジ・アビス」、「地獄少女 三鼎」、「とある魔術の禁書目録」、「かんなぎ」、「炎神戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5GoGo!」、「機動戦士ガンダムOO」。
「ケメコ」はかなりいろんなものを端折って突っ走ってる感じやね。次回でおしまい? 「ミチコ…」はなんつーか、「キル・ビル」をものすごくハイセンスに作るとこうなるよ、みたいなノリなのかな。
世が世ならBGMに「赤ちょうちん」か「昭和枯れすすき」が流れててもおかしくないノリの「CLANNAD」、ええ話のような、どこに向かってるのかよくわからん話なような。
土曜深夜はそれぞれ面白いんだけど、「かんなぎ」は次で終わりなの? 「ケメコ」共々、もうちょっと見たい気はする。「地獄少女」はコメディ仕立ての中にずいぶんとブラックな要素を詰め込んで、かつ地獄送りのパートで何やら凝った表現方法も試してたりして。
日曜朝はどれも最後の盛り上がりのための準備、な感じ。たぶんちゃんと説明する気はないんだろうけど、「キバ」におけるタイムパラドックスの辻褄合わせについては、どういうオチが付くのかかなり気になる。
ツインドライブ・トランザムで量子化までも可能にしてしまったダブルオーライザー。これってスタトレ世界の転送装置が実現した、つー事だよなー、と全然関係ないことを考えてしまったのが「OO」。そうなるだろうなとは思ってたけど、ルイスが壊れてしまいましたなあ。
金になるかどうか分らんけど、仕事の打ち合わせで谷町方面へ。阪神のクリーンナップがバース・掛布・岡田だった頃、この界隈にあった会社に勤めてたこともあって土地勘が全然ないワケじゃないけど、さすがに当時モノを食いに行ったりしてた店は軒並み無くなっているな。当時から残ってるのは吉野家と、あと、オレが勤め人だった頃にオープンしたビジネスホテルが薄汚くはなったけど残っててちょっと嬉しかった。会社の近くで安くてきれいで無理が効く(0時過ぎに電話入れても、部屋用意してくれるんでありがたかったんだ)、なかなかいいホテルだったんだけど今はどうかな、なんて。
んでもって打ち合わせして相手先を出たところでケータイに電話。こっちも初めての相手なんだけど、結構な数のコーディング仕事があるんで手伝っちゃくれないか、って話だったのでまあいいですけど、って返事したら……(翌日に続く)
あれ、台風の目状態なのか? 今日はあんまり忙しくないぞ。午前中にすこしネタが振ってきただけで、あとはぼんやり指示待ち→指示来ない。ぼけーっとPodcastで宇多丸師匠のシネマハスラー聴いてたら半日経っちゃった。そうかー、やっぱスポーツマンヤマダはそういう映画かー(w。
ほんとは昨日日記書いてる最中に録画スタートしたので、その時点で見てたんだけど、「たまゆら hitotose」最終回。まあ良い話に思ってきていたと思う。思うけどいろいろ不満もある。
竹原という地方の小都市の魅力をアニメのウリの一部に持ち込むことはステキなことだと思うけど、それが作品の魅力を超えてタイアップ臭みたいなものを放つところまで作りこまれてしまうと、それはそれでどうなんだ、と。「わたしたち展」を旧笠井邸で、ってのはやっぱりどうなんだろ、と思ってしまうんだよなあ。そこにおかしなニオイを勝手に感じてしまうところが、汚れたオトナの証拠なのかも知れないけどさ。
昨日の続き。すごくどうでもいい話なんだけど…。
古本屋であるオレが、買取依頼のお客様からお送りいただいた本を裁断しないでスキャニング(山形浩生氏がOCRスキャンで『ノヴァ急報』をpdf化してたと思うけど、あんな感じ)して、その分の手数料は頂いた上でそのpdfデータを買取依頼のお客さんに還元して、かつ買い取らせていただいた本はそのまま古本屋の棚に並べる、ってのはアリなんだろうか。
本は売りたいけど内容は手許に置いておきたい人にはデータを供給、古本を売りたい人間の手許にはブツがある、ってのは、なんとはなしにウイン・ウインな関係なような気もしちゃうんだけど、どうなんだろう。
お縄対象物件なのかなあ、これは。
昨日からやたら空咳が出てなんだかなーとは思ってたんだけど、今朝目覚めたら頭痛い、あちこち関節痛、鼻水止まらん、全体に悪寒、ということでこれはなんぼ何でも二日酔いの症状じゃねえよなあ(当たり前だ)。起きたての段階ではやや寝ぼけもあって逆にちょっと仕事できたんだけど、目が覚めて行くに従ってどうにも頭痛と関節痛が我慢ならん上に、じっとしてるとだらだらと鼻水が流れ出るハメになってしまって、とても仕事なんかやれたもんじゃなく。
とにかく古本のご注文が一点あったので、普段の倍ぐらいの時間をかけて梱包を済ませて、息も絶え絶えな状態でちょいと遠目の郵便局(土日は近所の局はお休みなんで、歩く距離が伸びるんですね)まで行って、薬買って家に戻ったら、もう何もできない感じで、あとはもう、一日ぼんやりしっぱなしでございました。カミさんからロキソニン分けてもらって関節痛は少々引いたけど、相変わらず鼻水が止まりませぬ。
買取依頼をいただいたんだけど、うーんこれは……。
ウチに置く本ですかこれは、ってのが何冊か混じってるんだよなあ。置いてみればそういうのも案外お客さんが注文してくださったりはすることもあるんだけど、それでも、うーん。
若干呻吟中。
「のんのんびより」、「黒子のバスケ」、「<物語>シリーズ セカンドシーズン」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ドキドキ! プリキュア」、「マギ」。
雪がそこそこ珍しいド田舎、ってのはどのあたりになるんだろう。東京近郊だと群馬とか栃木とかの割に奥まったところ、ってイメージなんだろうか、とか思いながら見ていた「のんのんびより」、そこに突っ込むもんじゃない、とは重々わかっちゃいるけども、やっぱ「雪舐めんな」とはちょっと思ったりする会津生まれの富山育ち。
土曜深夜はちょっとした三木眞一郎アワー。「黒子」はインターミッション。温泉回プラス後半に向けてのパワーアップ回。「<物語>」のほうはさすがにそう上手くお話が進むわけはないよね、的な。
「キョウリュウジャー」はラストに向けていろいろ盛り上げ中。「鎧武」の方はそろそろ虚淵さん、牙を剥いてきたか的な。急展開的には「プリキュア」もけっこうそっち方面で。こういう展開を見るとつい、「良いカークと悪いカーク、キター!」と思ってしまう自分の感性の古さにちょっとがっかり、かも。
そんな、ぼんやりweb眺めてた時に見つけたネタ。CGでよみがえった淀川長治さんのCMに"好評"とはちょっと違うご意見 (togetter)。自分もちょっと前にこのCF見て、「うわあ」と思ったクチ。なんというかこう、何かが引っかかる。故人を冒涜してる、とかまでは思わん (かといってリスペクトがあると思わないけど) し、技術的にかなり高いことをやっているんだろう、ってとこも素直に認めたい。でもなんかイヤな感じがするのは…、
これ見てると「スターフォックス」を連想しちゃうからだ、ってのに思い至りましたです(^^;。
エゴサーチ: 富岡日記とSF業界の後編 redux(山形浩生の「経済のトリセツ」)。ここからリンクされてるpdfファイルの内容がなんというか、深いというかなんだかなー、というか。
あくまで山形氏の視点からのお話なんだけど、アカデミズム対旧来からのファン意識の軋轢、みたいなものはあったのかも知れない、というか少々判らんでもない「感じ」はある。自分はどっちかと言えば後者の人間だと思うから。
というかさ、そもそもSFムラ的な何かとは、原発に見学に行って「所長の
ロジャー・ゼラズニイ 著/森瀬繚 訳
カバーイラスト 広江礼威
カバーデザイン 坂野公一(Welle design)
竹書房文庫
ISBN978-4-8019-1267-0 \900(税別)
10月の最終日が満月の時、世界の変革と保持を司る勢力がしのぎを削るゲームが行われる。そのために、とある場所を目指して異能の者たちが使い魔とともに集結していた。
ゼラズニイ最後の長編だそうで、お話のテイストはそうだな、「光の王」とかに寄った形で、かつ訳者の森瀬さんも指摘しているとおり、キム・ニューマンの一連のドラキュラ物にも似た雰囲気がある、というか日本人の我々ならむしろ「Fate」シリーズに通じる物を感じるかも知れない。時代が前後するけど、ゼラズニイ版「聖杯戦争」というか。んで虚淵玄なら聖杯戦争自体に注力するところを、ゼラズニイは聖杯戦争の本番に至るまでのプロセスをじっくり書き込んでくる、というかね。
そこの部分の描き込みの、様々な小ネタのばらまき具合がなんとも楽しくて、その展開の上でこの舞台に参加するプレイヤーたちの手がかりが少しずつ明らかにされ、この人物とはもしや? と想像を膨らませながら読んでいくのがとても楽しい。その上でさらにそこにクトゥルフの神々が被さってくる、というね。どうでも良いけどクトゥルフの呪詛(?)ってのはひらがなで表記するのがスタンダードなものなのかしら(^^;。
いかにもゼラズニイらしい、ファンタシイとSFを良い感じにごちゃ混ぜにしてさあどうぞ、って出してきてもらったお話でそこのところの楽しさは充分に楽しい。ただし本書についてはそのデザインにものすごく異議がある。
書店で見てもらったら判ると思うけど、本書のカバーイラスト、カバー裏と帯の惹句、これ、完全にネタバレじゃないですかね。本書の面白さって、先入観無しで読み始めていって「おや、この人物は?」って感づいていき、「ああ、やっぱり」とか「ああ、そっちか」と答え合わせをするってところに結構なウエイトがあると思うんだけど、そこを本買った時点で全部バラされちゃうってのはどうなんだろう。自分はゼラズニイの本だ、で他はあんまり見ないでレジに持っていってカバー付けてもらったのでそんなに被害はなかったんだけど、ここをじっくり見た人は先の展開、かなりネタバレになってしまったんじゃないかしら。
本の内容とは別なところで、ここは残念でした。今はこう言うの、隠したら商売にならないってことなんでしょうかね? そこのところの苦労は本を読む楽しみの一部だと思うんだけどな。そこらを加味(と言うか減点要素だな)して星一つマイナス(^^;
★★☆
訳者、森瀬さんからTwitterで教えて頂いた。今はどうしても新刊書を長いこと本屋の棚に置いておきづらい状況なので、短期間でなるべく多くの人に興味を持って欲しい、と言う事情があるらしい。いろいろ大変なんだね。
あと、「ネタバレ」って書き方はオレもよくなかったと思う。もうちょっとこう、「興を削ぐ」とかなんとか、ね(^^;
朝イチで。古本の書影スキャンしようと思ってスキャナ・ユーティリティ立ち上げ(ると複合機にも電源が入る)た瞬間、「かこ」、つった後沈黙しちゃった。接続してるタップの他の機器にはちゃんと通電しているし、USBケーブルの不調も疑ったけど本体の電源スイッチ押しても立ち上がらないんだから、まあ、死んだわな。2年しか保たなかったか…。
ともあれ古本屋的にプリンタとスキャナは必需品なので、何か代替品を導入せにゃならぬ。なのでまたハーバーへ。昨日壊れてくれたらまとめて用事済んだのに(^^;。
とにかく2週間ほど前にインクカートリッジを購入してたので、このカートリッジが使える機種が良いなあ、ぐらいの気持ちで見回して、一応今回はこいつにしました。Canon PIXUS TS5130。展示品処分価格にルピーポイントの加勢つきでお値段8000円ジャスト。展示品と言う事でメーカーの梱包ボックスがなく、ソフマップの段ボールにプチプチ満載の梱包状態で、まあ持ち運びが厄介。こんなのを抱えてハーバーから新開地まで歩いて、立ち飲みでぷはーした自分の根性を褒めてあげたい(褒めなくていいです)。
帰ってセッティング。展示品と言う事で一応本体にはカートリッジがセットされていて、かつこれはお店のサービスなのかな? サードパーティー製の互換カートリッジが入ってた、けど互換カートリッジにはいい思い出がないのでこれは使いません。
セッティング自体はとても楽、だけど自分の使用環境と一般的な使い方の差が結構あるので、そこの設定の調整がちょっと面倒だった(とくにスキャン関係)かも。しかもこの苦労は前任機で一度やった事をまた繰り返す事になるわけで、誰も悪くないけどだれかを呪いたい気分にはなるよね(^^;。
今のところ使用感とかは特に不満はない…事もないか、印字のたびにフロントパネルを開けなくてはいかん、ってのはちょっとイヤかも。給紙が前面/背面両用になったのが便利なのか不便なのか、はまだわからん。
とりあえずキヤノン製品は2年で死ぬ可能性はある、ってのに留意して運営していこうと思います。
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□ 寸゛ [ごもきんトリオ‥‥]
□ ROVER [バラゴン蚊帳の外…]
□ 寸゛ [実は「ん」はバラゴンの「ン」です。四匹なのにトリオなのは「チャンバラトリオ」みたいなものです。‥‥嘘ですごめんなさい..]