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ここ二日ばかり、しゃかりきになってやってた修正作業、本日ほぼ完了…したところで、かなりあさっての方向に向けて全力運転してたことに気がついた。やや、いやかなり脱力。
もういいや、「はんぎゃく日記」でも聴こう。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「Project BLUE 地球SOS」。「ギアス」のほうはOP/EDが新バージョンに。OPは「BLOOD+」の時も何唄ってんのかさっぱり分からんかった人たちにチェンジ。ええと、「ジン」さんでしたか、演奏はたいへんにパワフルで、単体で聴いてみたらもしかしたら結構良いのかもしれないとは思うんだけど、アニメのテーマソングでありながら絵に全然あってないのは少々困ったもんではないかと思ったり。まあきょうびのアニメじゃ珍しくもない現象ではありますが。
さてもう一本、サンテレビ(様)でスタートしたのが小松崎茂画伯の原作をもとにした「地球SOS」。もとはAT-Xで月イチ、1時間物で放映していた物を、一本を前後編に分けて全12作で地上波にお目見え、という流れの物のようで。運良く出だしを見ることができたわけなんだけど、いろんな意味で微妙。
なんつーか、誰の琴線を引っ掻きたいのかが良く分からないアニメという感じだな。昭和40年代の子供であるところの私は、小松崎さんの絵物語じゃなく、プラモデルの箱絵で燃えたクチ。すでに(小沢さんや石森センセやらの)マンガがそれなりに浸透してた時期だったから、小松崎さんご本人の創作物じゃなく、彼が描くサンダーバードなりなんなりのビジュアルを、言ってみれば二次創作物として受け入れていた世代だと思う。そう言う世代から見るとこいつは、何ともつかまる所のないアニメーションにしか見えない訳なんだが。
作画レベルは高いと思うのだけど、一体どんな層に向けて、この念入りな作画のアニメは作られているのだろう。少なくともロートル層がこれを見て、「ああ、小松崎さんの世界がよみがえったなあ」などと感慨に浸ることはあり得ないと思うし、んじゃ逆にオレらよりもぐっと若い層が「わあ、すてきなレトロフューチャーだなあ」などと喜ぶような出来に仕上がっているとも思えないんだが。ぶっちゃけた話、
誰が喜ぶんですか? これを見て。
って事だと思うんですけどね。あ、オレは大喜びはしないけど少なくとも続きは見てみたい、と思う程度には喜んでるからそれなりに当初の目的は果たしてるとも言えるのか(^^;)。
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