ばむばんか惰隠洞

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2006-12-01 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (23:49)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「銀色のオリンシス」。「ギアス」は、ま た 総 集 編 か ……ってあれっ、総集編は初めてか。プロデューサーがプロデューサーだけにここまでしょっちゅうやってたような気になっちまったぜ。

「オリンシス」は、毎度ながら絵を何とかしてくれー、というところで。

[Books] 八月の博物館 (24:50)

八月の博物館(瀬名秀明/著) 瀬名秀明 著
カバー装画 杉田比呂美
新潮文庫
ISBN4-10-121433-6 \819(税別)

理系だ…

学校の校門を出て右に曲がる。それがいつもの僕の行動。では左に向かったらそこに何があるのだろう。考えたこともなかったけれどある日、それが気になってしかたがなくなった。小学校最後の夏休みが始まるその日、校門を出て左に向かった僕を待っていたのは、一棟の博物館……

「パラサイト・イヴ」「BRAIN VALLEY」に続く瀬名秀明氏の長編第3作。ざっとしたあらすじを見る限りでは、なにやらとってもリリカルなジュブナイル風味も感じられるのだが、正体は割と一筋縄ではいかない構成になっている。先に書いたジュヴナイル風味の部分の他に、19世紀のエジプトで発掘作業を行うフランス人、マリエットの物語と、これらすべての"物語"を統括する"作家"である"私"の物語が有機的に影響し合った一種のメタ・フィクション、と言うような構成を取っている、と言えるか。"物語"とは何なのかを模索する小説家、発掘作業に一抹の不可解さがぬぐい去れない考古学者、そして自分のどこかに割り切れなさを捨てきれない少年(=作家な訳だが)のもやもやが絡み合い、複雑に影響を与えあってひとつの物語をくみ上げていく。

単純にリリカルなジュヴナイルとして片付けられない複雑さを持った作品で、ジュヴナイルのツボを押さえてくれてないからダメだ、みたいな批判はもとより当たらない作品だと思うし、実際ここで著者が展開している、"物語に対する思想と方法"みたいな物に関する考察には、それなりに頷ける物は無しとしない。というかかなり良いとこまで突っ込んでるんじゃないだろうかと実際思うのですよ。一方で博物館と展覧会に関するトリヴィアルな知識の開陳という、読むことの楽しみを提供しつつ、もう一方で、読んでる物語の主役は誰なのさ的な部分へのツッコミも油断無く、こちらの期待を微妙に外しながら、それでも続きが気になる小説として立派に成立していると思う。かなり、上手いのだ、お話の持って行き方が。

そのうえで、ご本人が割と嫌っている"理系の"作家というレッテル貼りが、故無き物でもないよなあと思えてしまうあたりに、瀬名秀明という作家が超えなくちゃいけない壁が見えてるんじゃないかなあと(偉そうに)思ったりもして。

かなり良い出来の小説だと思うのだけれど、やはりこう、理系ならではの"そこだけは言っておかんと安心できん"的に書きすぎた部分があるような気がして、そこがちょっと残念かな。あと、恋愛成分の捌き具合にもうひと味欲しかった、ってところもあるだろうか。売る側の勘違いとかで結構損してる(帯の惹句はスカだよね)ところもあるとは思うけど、それ以上に作家の、力の入れどころと抜きどころにもう一声、考えが欲しかったような気がする。惜しい。傑作になり損ねてると思った。

(★★★)


2006-12-02 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (23:58)

「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」。主にヒカリが主役だった「メビウス」(#35:群青の光と影)。ババルウ星人なるネーミングの由来は、パーフェクトミツノブさんの空想特撮愛好会日記に詳しいのでそちらを乞御参照。この辺全く疎いので大変勉強になりました。

んでもって私がちょっと感心したのがセリザワさんの「この先も青いウルトラマンが現われるだろう」と言うセリフ。なるほどなあと思った。つまり「メビウス」って昭和のウルトラマンの総決算であって、平成ウルトラってのは時系列的にはこのあとに繋がるストーリーである可能性がある、って事なのかも知れない。ホントにそう考えてやってるんなら、なかなか上手い手だと思いましたです。

あと、すげーどーでもいいところにツッコミ。ガンブースターの後席のそのまた後ろに、盛大にダイヤル類が並んでるのは、そりゃちょっと設計上マズいんじゃないかと思ったです。メカっぽさの演出は分かるけどね。

「妖奇士」は、なかなか面白いですな。

[Day] 寒い… (24:27)

寒いっちゅーか、空気が"痛い"よね。仕事する気がなくなるというか、なんか考えがまとまらないくらい寒い。と勝手な理由を付けて仕事さぼり気味の一日であった。暖房入れなさい>オレ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

空の人 [「群青の光と影」なんかストーリーが名に中途半端だと思ったらNTT東フレッツ光の「ヒカリサーガ」からの続きだと言うこと..]

rover [ぬおっ、見てみようと思って行ってみたらば有料じゃございませんか(^^;)。 「ベストガイ」は(幸か不幸か)あっしも見..]

空の人 [私はNTT東のフレッツなので無料で見られる(筈)なのですが、PCのスペックが低い(7年前の自作機)ので動画がカクカク..]

rover [うちも未だにADSLなので、動画系は結構苦手にしとりますです。タダで見せてもらえるものなら文句も申しませんのですが。..]


2006-12-03 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (23:52)

「地獄少女 二甕」、「あさっての方向」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。「地獄少女」は、世の妹萌え男どもに正義と良識の鉄槌を振り下ろす話(そうか?)なんだが、良識の部分が先に立っちゃって、「二甕」になってから顕著な、二段構えの鬱展開がちょっと疎かになってしまったのが惜しいな。良識やらを前に持ってくると、お話はちょっと薄っぺらになっちゃうのだよね。

「あさっての方向」は、えーとこれ、もしかしたらかなりの良品なんではないでしょうか。つるぺたちんちくりんの小学生がいきなりぽん、きゅっ、ぽんの美少女になったら、こんなの自分じゃないと落ち込む、って流れ、それまで大人の色気炸裂だった女性がいきなりょぅι゛ょになっちゃったら、思わず「参ったわねー」とタバコに手を伸ばす、なぁんてあたりの描写はなかなか結構ではないですか。続きに期待しときます。

日曜朝は終盤戦なのでどれも動き大きく。「ボウケンジャー」(Task.41:メルクリウスの器)は、「西のアシュ」のヒト(じゃなくアシュ)がもうちょっとお話に絡んでくるのかと思ったら案外簡単に退場しちゃってあらら(ラストにパプティマス様モードは発動させてたけど)な感じ。こういう人(だから人じゃなくアシュ)はそれなりに救済措置を用意してあげても良かったんじゃないかしら、とは思った。

カブト(#43)の方もいろいろ動きあり。加賀美クンがどんどん主人公ぽくなって来てるのはええ傾向だと思う。最終的に天道って、最後には去っていくタイプのヒーローだろうと思うんで。

さてそろそろオチの付け方が気になる季節ですが、どうなるんでしょうな。一番ヤバげなエンディングのパターンとしては、全てはひよりが自分の頭の中で描いてたお話だった(天道はリアルな人間じゃない)ってのがあるかと思うんだけど、さあどうだろ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

\0すみけん [ああ。AKIRAのときの大友かなあ。連載「してない」あるいは「遅筆」ってのがよかった。煽られた。 マンガ家じゃなけ..]

rover [では、何がなんだか分からないシンギュラリティが発生したと言うことで(^^;)]


2006-12-04 [長年日記] この日を編集

[Day] 厄払いねえ… (15:33)

本日の当マンションの回覧によると、今年に入って火事でお一人様死亡、先日の飛び降り騒ぎでも、ここの住人じゃないけどお一人様死亡って事で何やらゲンが悪いってんで、理事会で検討し、厄除けをかねてお払いを執り行うことにしたんだそうで。

まあそれで安心する人がいるってんなら、おやりになればよろしかろうとは思うが、なんだかなあな感じも、拭い切れんところではございますな。

[Comics] 小畑健先生新連載 (16:46)

ジャンプで始まってた。相変わらずネーム多すぎで読む気にならん。乳揉むとこだけじっくり見た(ぉぃ)。それなりに画力のある人なのに、なんでこんなにずらずらとページに文字を並べないと満足しないのかなあ。原作者が書きすぎるのかな。

マンガは絵で勝負してくださいね。ページまるごと活字で埋めていいのは、故三原順先生だけです。

んでこれ、元ネタがゲームなんですね。テレビCF見てたら音楽にイアン・ギランの名前を見つけてあたしゃぶっ飛びましたが。

何やってんだい鋼鉄のロック魂は。

B00031YBDI

イアン・ギランは別にファンってほどでもないんだけど、このアルバムのカバーイラストを描いたクリス・フォスは割と好き。そうだな、6番目ぐらいに好きなイラストレーターだな。

[Books] 囚われの女提督 紅の勇者 オナー・ハリントン 7 (24:31)

41501158694150115877 デイヴィッド・ウェーバー 著/矢口悟 訳
カバーイラスト 渡邊アキラ
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011586-9 \820(税別)
ISBN4-15-011587-7 \820(税別)

おいおい、面白いじゃないか

サイレジアでの任務を終え、久しぶりに第二の故郷と言うべきグレイソンに帰還したオナー。だが彼女を取り巻く環境には微妙な違いが生じていた。自分の気持ちに整理が付けられないいたたまれなさから、さまざまの予定を繰り上げて再び宇宙に戻ったオナーに与えられた新任務、それは別段困難を伴うようなものではないはずだった。ごく単純な輸送船団の護衛任務。だが当該宙域には民共切っての戦術家が新たな戦術を持って乗り出してきていたのだ…。

オナー・ハリントンものの第7弾。前作サイレジア偽装作戦から3年ぶりの新作だ。前作もかなり「ホーンブロワー」や「ボライソー」のシリーズのフォーマットを上手いことミリタリーSFに持ち込んできているな、と思わせてくれたけれど、本作もそこらのサービス精神はかなり充実。「ホーンブロワー」で言うなら「燃える戦列艦」から「勇者の帰還」への流れをかなり忠実になぞってる感じ、で分かりますか? ここに「ボライソー」の"我ら幸いなる少数"のコンセプトまでもがこそっと持ち込まれてるとあっては、海洋冒険小説好きでスペオペ好きの血がたぎらないわけがない。

そのうえでそれなりの文明批評みたいなものにも、あえて(お話の流れを悪くすることを承知の上で)筆を割いてるあたりが今風なスペース・オペラと言えるかな。読んでる人なら先刻承知とは思うけどこのシリーズは、ナポレオン時代の帆船冒険小説のフォーマットを、ほぼそのまま東西冷戦の状況に移し替えて展開しているものな訳で、その現状認識のある意味脳天気な部分には少々疑義を挟みたくなってしまってもしょうがないでしょ、とも思えてしまう訳なのであった。分かりやすい悪役は結構、でも一見わかりやすい悪役こそ実は複雑な存在であって欲しいと思うのだけれど、そのあたりへのツッコミは案外薄っぺらなのが惜しかったなあ、と言うところ。

何はともあれ、これでお話に区切りがついた訳じゃないので、続きも早めに出してくださいねハヤカワさん。また3年も待つのはイヤだよ。

(★★★)

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

もんちぃ [厄払いが済んだら急に仕事が好調に転じたりして。f(^^;]

TUX [●ワタシの知人で、似たような状況で集合住宅がお祓いしたら、その途端に体調を崩した奴が居ます(爆笑) ●小畑センセの..]

rover [どっちを信じればいいんだ……]

加賀須野 旭 [こういうのって他の国ではどうなってるんでしょうね? 「というわけでお祓いしよう」「そうしよう」って、 今回の件で初め..]

rover [なんかその「いじめ祓い」って、やたら邪悪な感じがするんですが(^^;)]


2006-12-05 [長年日記] この日を編集

[TV] 火曜時代劇 (23:44)

「太閤記」。わずか一時間の間に武田家は滅亡し三木城は干上がり高松城は水浸しになり光秀は本能寺を目指す。なんぼなんでもそりゃ無茶でんがな。そして次週は早くも最終回。このペースで最終回・2時間スペシャルなら、大阪の陣まで行っちゃえるんじゃないかと思ってしまった(行くな)。

で、無茶と言えばさらに無茶なのが「太閤記」の後番。マツケンで「遠山の金さん」だって。

ちらっと予告編も流れておりましたが、ちょっと恰幅良すぎる金さんだなあ。

やっぱり金さんは梅之助さんじゃなくっちゃだわ。

[Day] それにしても寒い (24:34)

昨日もたいがいだったけど今日は輪をかけて寒い。急に寒くなったせいか、身体がちゃんと寒いのに対応できない感じで、どーも頭も身体もちゃっちゃと動いてくれない。ああ、身体が上手く動かんのは着ぶくれてるからか。

こんな時にちょこまかと片付けなくちゃいかん仕事が集まってきてて、少々凹みつつ仕事仕事。ああ、はかが行かねえなあ(つoT)。

[Day] それはともかく (24:53)

連絡きましたねえ、あれの(^^;)。なんとしましょうねえ、事情が分かる方限定ネタですが。

私、もしかしたら9日か10日に新神戸に出る用事ができるかも知れんので、行けなくは無いのですが…。

[Day] そんでもって一仕事納品 (25:18)

上のエントリの一杯分は確保したぞ、これで(^^;)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

加賀須野 旭 [太閤記はひどいですねー。養子に頂いた信長四男は今後出番ありますかね(あんなに小さかったっけ??) 関東ではあの番組時..]

rover [ああそのCF、関西でもやってました。なんなんでしょうねあれは。ラストに声優さんの実年齢でもテロップで入るのかと思った..]


2006-12-06 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] 今日の古本をみて一言 (23:25)

アニメージュ 1992/6亜美ちゃんの「水でもかぶって反省しなさい!」ってセリフはメージュの読者が考えたものだったのか。「アニメージュ」1992年6月号、"発表! 第1回セーラー大賞"なる記事のなかで発表されておりました。おめでとう千葉県のNさん(^o^)。あれってファンが産んだものだったんだ、知らなかったなあ。Wikipediaにも書いてなかったもんな(w。

ちなみに同点で大賞を取ってたのがレイちゃんのセリフ、「火星にかわって折檻じゃー」。こっちはその後、微妙にアレンジされたようですね。

なんせワタシがアニメ雑誌買ってたのは'80年代前半のごく短期間で、読んでたのも「OUT」と「アニメック」だったもんでな。ハナっからメジャーな話題にはついていけない体質は染みつきまくっておったりするわけだが、そんな人間のあずかり知らぬところでこの手の企画ってのは、続々出てきておるんだろうなあ、などと感心しつつ、本来の目的であるところの、「もぐっこモグたん」が載ってるメージュ探しをごそごそやってる仕事の合間のワタシでありました。仕事しろよおい、フィックス近いぞ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

P2 [>'80年代前半のごく短期間で「OUT」と「アニメック」 俺も俺もヽ(´Д`)ノあの辺で「濃さ」が熟成されたような。..]

rover [あとは「スターログ」ですかねえ。 道場新ネタ、スナドリジャミラさんに軽く涙(w。]

noki [70年代後半(というか78,9年)から80年代前半は確かに・・・・「OUT」と「アニメック」は毎月購読してたような・..]


2006-12-07 [長年日記] この日を編集

[Day] 腰痛中 (23:04)

身動き取れないほどしんどい、とか言うのじゃなく、しばらく同じ体勢で仕事してるとじわーっと痛いのがやってきて辛抱堪らんくなり、もぞもぞしてるとちょっと軽減する、の繰り返し。

ぱこぱこぱこ、ぷちぷちぷち、もぞもぞ、もぞもぞ、で一日終わる。脳味噌動いてません。とほほ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

P2 [腰痛<俺も俺も2 今忙しい時期なので正直死にそう⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 歳ですなぁ]

rover [その割に道場での連投具合は何としたことか(w。いろいろ描きためてはるんですねー。]


2006-12-08 [長年日記] この日を編集

[Day] お休み (23:47)

日記はお休み。ちとドタバタ&腰痛中にて。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

美紀 [大丈夫ですか?私はぎっくり腰でマックスベルトのお世話に なった人なんでもう痛くなってくると大変ですよね。 カルシウム..]

rover [どもども、腰の方はまあ、単体なら我慢出来なくないレベルなんですが、ちょっと土曜日の午前中である程度形にしておきたい仕..]


2006-12-09 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (15:39)

「コードギアス はんぎゃく日記反逆のルルーシュ」、「銀色のオリンシス」。植民地の原住民には麻薬をあてがって骨抜きにしてまえ、ってあたりが実に"ルール・ブリタニア"な感じだったのが「コードギアス」。調子に乗ると反乱を引き起こし、ひいては国力が削られることになるわけだがそっち方面の学習はしてないのかこの国の偉いさんは…って、ここはワシらの地球とは微妙に違う世界だからこれはこれでありでしょ、ってかね。まあ面白い。

「オリンシス」の方は、えーと、あれもやっぱり軌道エレベーターなんでしょうか。そんなもんの中でドンパチやると、大変なことになるんだが。全体にまあ、見たようなキャラが見たような芝居をする、実に既視感ばりばりのアニメでございます。

と言うか見てるこっちが恥ずかしい気がしてくるんだよね、これ。

[Day] お出かけ準備 (16:01)

久々にお芝居観るんで、もちっとしたら出かけるよ。ついでに例のあれを飲みに、こっちも久々になるんだけどたちきやにも顔出します。多分たちきや着は22:00過ぎぐらいになるかと思います。遊んでくれる人はそのあたりの時間帯に。誰もいなければ一人忘年会(^^;)。

[Stage][Day] お出かけしてきた (翌日追記)

年に一度のお楽しみ新神戸オリエンタル劇場で劇団PEOPLE PURPLE「ORANGE」。10年前の阪神・淡路大震災。想像を絶する規模の災害のまっただ中で、絶望感のなか戦い続けた男たち。彼らは今もその現場にある。神戸湊山消防署、特別救助隊…。

と、いうわけでまあ、「め組の大悟」とか「オレンジ特救隊」とか、その手のアツいテーマにさらに神戸の震災を絡めたお話を神戸でやるんだから、そりゃもうあちこちでハンカチをお使いになる方続々でございますよ。

ただなあ…

そりゃこのテーマで話を作れば確かにお客の涙は絞れると思うし、実際結構うるうる来るんだけど、このお芝居、案外スジが弱いというか、やや役者さんに対する焦点のあて方みたいなものがボケておるというか。終わったときにはてなんのお話であったっけ、とふと思ってしまうようなところがある。

あと、多くの男優さん達の滑舌が非常に悪くて、何言ってんのかさっぱりわからなかったのが残念でございました。皆さん熱演であったことは認めますが。

お芝居のあとはギャラ先払いでもらっちゃった(と言うことは今書いたようなことは金輪際書いてはいけないことになる)んで、るんるんでたちきや。もちろん「石田屋」ですよ「石田屋」。今年もこいつが呑めたと言うことは、まあなんだ、そんなに悪い一年じゃなかったんだよ、きっと。

本日はやや遅めだったので、他に呑んだのは「豊盃」、「五凜」、「貴」の三杯。あ、一番最初にビール飲んでたか(新神戸からばりばり歩いてきたからね)。「五凜」がなかなかおいしゅうございました。


2006-12-10 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (24:42)

土日の分。「メビウス」はお休みで「天保異聞 妖奇士」、「地獄少女二甕」、「あさっての方向」、「BBB」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。「妖奇士」は大変面白いと思うんだけどこれ、アニメじゃなく実写でやった方がええんやないかって気がしてきた。多分実写の方が、このお話が本来持ってる昏さみたいな部分を、もっと効果的に表現できるんじゃないだろうか、などと。

土曜深夜の3本が、どれもとてもええ感じでちょいと楽しい、が仕事の合間に流すにはちょっと魅力ありすぎなのが困ったところだったりして。「地獄少女」(第十話「曽根アンナの濡れた休日」)は異様に凝ってて(曽根アンナ=骨女も笑ったけど、豊田八六でコーヒー吹きそうになった。他のアニメでもたまに見るけど、望遠圧縮のイメージも上手い使い方してたと思う)楽しいし、「あさっての方向」の丁寧さも大変結構。「BBB」はまあ、肩肘張らない娯楽ものとして充分及第点だと思うし。

日曜朝は逆に、無理矢理クライマックス近いですよー、を強調してる感じがちょっとアレげかな。(タイムテーブル的に先行してる)「カブト」、確かにそれなりに燃える展開ではあるんだが、肝心なところを言葉で納得させるには、天道のキャラは少々役不足なんじゃないかと思ったり。さすがにダーク天道と料理対決するわけにはいかんだろうけど、もちっと行動の方で何とかして欲しいとは思った。まあ、この展開があるからダーク天道の逆襲の余地が生まれてるって部分もあるんでしょうけど。やさぐれブラザースにお坊ちゃま、ここまで割とスポイラーだった連中がそれなりに見せ場を作ってきてるあたりには、結構良い印象持ってるんですけどね。

[tDiary] tDiaryに(ふたたび)脆弱性 (25:01)

おっとっと、そゆもの(ただのにっき)。今度のは被害の可能性が前回のよりヤバいので、すぐに上げた方がいいです。とのこと。すぐに上げました。現在version 2.1.4.20061210。


2006-12-11 [長年日記] この日を編集

[Comics] 今週の「ジャンプ」 (17:52)

新連載が一本。こりゃまた富士見書房あたりの雑誌でやった方がええんやないんですかというようなネタ。少し前に読みきりで載ったヤツだったかな。まあ良くも悪くも今風ですわな。

そんなことより心配なのは、アタシが結構気に入ってる卓球マンガがとうとうジャガーさんの前まで落ちちゃってる(ま、人気は出ないだろうなあとは思ってたけどさあ)のと、何やら知らぬがNARUTOに、妙に冨樫テイスト(萩原テイストでも可)が醸し出されつつように見える事だったりするんですけど。大丈夫っすか?

[Day] 他人の心配してるヒマがあったら (21:17)

自分の心配しましょうね。フィックスまであと3日だと思うけど、なんかやること増えてきてないかい? おかしい、どこで仕事量の見積もり間違えたんだろう。

ああ、別におかしくないのか、さっきの電話でごそっと増やされたんだ(つoT)。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

\0すみけん [そういえば、HUNTERxHUNTERは何ヶ月くらい連載してないのだろう。そろそろ1年越えますかね。]

rover [Wikipediaによりますと、「2006年に入ってからはわずか4回しか連載されてない」そうです。ってそれ、連載って..]

TUX [●いやー、もう昨今のジャンプは小畑先生の父揉み漫画(違)が気になって気になって(阿呆) ●HUNTERXHUNTE..]

rover [今週もなにやら執拗に乳を揉み…もとい、描きまくってましたねえ(w。でもこれ、案外短命に終わるんじゃないかなあと思った..]

美紀 [あの漫画家の崩れた絵というのを、ちょっと前に初めて見て びっくりしたというか、呆気に取られた事があります。 下書きみ..]


2006-12-12 [長年日記] この日を編集

[Day] GREP→どかんと置換→GREP内容一括書き戻しマクロ (17:06)

お仕事ゴールデンコンボ。

昨日はどうしよう、おろおろでもうええわー、と酒飲んで寝たんだけど、夜明けのコーヒー一人で飲んでる時に手順思いついた。作業に落ちてしまえば、数の多寡はあんまり関係ないな。一番面倒なとこはなんとか切り抜けたから、納期は割らずに済みそうだ。はあやれやれ。


2006-12-13 [長年日記] この日を編集

[Day] はあやれやれと思ってからが (15:24)

結構長かったりして。ようやく、こんどこそ、一段落。たぶん。

普段Opera使ってるんで、コンテンツに「戻る」がなくても不便を感じることがないものだから、もらったデザインファイルに「戻る」がないことをこれっぽっちも疑問に思わずがりがりコーディングして、終盤になって「全ページに『戻る』付けといてくださいよ」とか言われてうろたえた(w。

ナビゲーションをデザインしたのはオレじゃないもん。オレ悪くないもん。

[Books] 勝利 競馬シリーズ 39 (23:54)

4150707405 ディック・フランシス 著/菊池光 訳
カバーフォーマット 辰巳四郎
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
カバー写真 Royality-Free
ハヤカワ文庫HM
ISBN4-15-070740-5 \740

さようならテイブル、もう会えないのねオヴン

技量も勇気も卓越した騎手だった。その上私にとっては、数少ない心を許せる友でもあった。だが彼、マーティン・ステュークリイは後続に七馬身の差を付けて悠々とゴールに向かっていたはずの最後の障害で、ほんのわずか足をもつれさせ、転倒した馬の下敷きになって死んだ。愕然とする私の元に、彼の介添人が生前の彼から預かっていたというひとつの包みが手渡される。なかには特に変哲もないように思えるビデオテープ。だが、その包みを持って自分の仕事場であるガラス工房に戻り、2000年へのカウントダウンをぼんやりと見ているときに、事件は起こった…。

競馬シリーズにはシリーズ名の通り競馬の関係者が主人公となるタイプと、自分は直接競馬をするわけではないけれど、いろいろな形でそれに係わる人物が主人公になるタイプがあるけど、本作は後者。主人公ジェラード・ローガンは若いが優れたガラス職人(工芸家、と言った方が良いのかな)。自分の作るガラス製品が縁で競馬関係者と懇意になり、その関係者を通じて事件に巻き込まれる。巻き込まれる事件にも競馬に直接関係のあるタイプと、そうでないものがある訳だが、これは後者。と言うわけでシリーズ中でも、かなり競馬との関係性が薄めな一作であるとは言える。

もちろん、だから面白くないなんて事はなく、競馬に関するさまざまな話題に換わって、本書ではジェラードが係わるガラス製品作りに関するさまざまな蘊蓄が語られ、それと並行するようにひとつの事件が進展し、事件のクライマックスでは主人公の職業もまた重要な意味合いで関わり、大団円を迎えるというしかけ。まことに手馴れた構成で、安心して楽しめる一作にはなっている。なってはいるが少々物足りない、と感じるのも事実、かな。

手堅い造りの一作ではあるのだが、少々手馴れすぎて深みがない、と言う恨みはあるような気がする。先日、初期の競馬シリーズを何冊か読んでみたんだけど、いろいろアラもあるけどやはり「度胸」や「混戦」あたりにあった、荒削りだけど読む方を引きつけて離さない引力、みたいなものが最近の競馬シリーズには少々希薄かなあという気がする。ある意味それが円熟というものなのかも知れないけど。

ま、そんなことはいったん措いといて、いろんな意味で重要な本なのだよねこれは。まずは本書の完成後、フランシスは愛妻を亡くしている。かなりのダメージだったらしく、一時は断筆宣言とも取れるようなコメントを出していたらしいが、本書の出版から6年、ついに競馬シリーズは40作目の新作を迎えることになった。このタイミングでの文庫化は、当然ここに合わせてのことなのだろう。もちろんそこには異存はありません。

もう一点、こちらは日本の読者にとってはさらに重要かも知れないが、本書は菊池光氏のおそらく最後の翻訳作品。当のフランシスが氏の訃報に際しては特別に追悼のコメントを寄せたそうだが、さもありなん。菊池訳なくしてこのシリーズが日本に定着したとはとても思えない。競馬シリーズだけじゃなくスペンサーやリュウ・アーチャーもの、「鷲は舞い降りた」、ギャビン・ライアルにジョン・ボールにトレヴァニアン。菊池さんの独特な訳で楽しみ倍増だった本が一体何冊あったことか。そんな菊池光的超訳、ラストを飾ったのは本書、"ドム・ペリニヨン"であろうか。さすがにドンペリは高くて手を出せませんが、代わりの安酒をグラスに注ぎ、今一度しみじみと感謝を。ありがとうございました。

(★★★★)←一個は菊池さんのために

415208779X

そしてフランシス、6年ぶりの新作がこちら。主役をつとめますのはシリーズ最多出演、隻腕のヒーロー、シッド・ハレー。ううむ、来年には文庫に落ちてくれるじゃろうか…。


2006-12-14 [長年日記] この日を編集

[Day] 弛緩中 (23:24)

何となく平和な一日。古本の発送した以外は特に今日中にやっておかなくちゃいけない仕事もなく、だらだらと。

ここんとこセコい仕事で妙に余裕なかったので、急にまったりするとなんだか不安になっちゃうわ。まあいいや、せいぜいぼんやりしとくです。

[CS] 妖怪大戦争 (25:48)

CSでやってたヤツ、録画してたのを見た。感動のあまり(ついでに酒飲みすぎもあり)言葉がない。改めて書きます。

(てことでここから翌日追記)

B000BTOWMMんと、まず「劇映画」として見るならば、これはあんまり上等な部類には入らない。お話としての盛り上がりとか、くすぐりとか、泣かせは皆無。京極堂やら宮部みゆきやらをブレーンに抱えて何やってんだいと思うくらいに話がない。冒頭、リューノスケがあの色っぽい声で「初めて恋をして、真っ白な嘘をついた」なぁんて言うから、この先どんなことが起こるかと思わず期待してしまう(そのうえ『夏休みが始まる』とあってはもう…)んだが、期待はことごとく裏切られる。

恋してないじゃんリューノスケ。真っ白な嘘って、その程度のモンなのかいこらっ。

というわけで、真面目にお話を追っかけようと思うと、割と早い時点で退屈な映画になってしまうんだが、凝った映像表現と、全編に漂う濃密なエロさ(^^;)のおかげで、ぼけーっと見てる分には結構飽きない。で、クライマックスに突入し、全国から「なんか知らんけど祭りだー」と妖怪たちが東京に集結するところで、オジサン不覚にも感動してしまったのだった。

映画を見せるってのは、テレビなんかじゃ到底不可能な映像を見せるって事に他ならないと思うんだが、どうも角川映画のスタッフにはこの点において「それはモブだべ」と信じて疑わない人がいるように思う。「小さき勇者たち」もそうだったんだけど、角川が繰り出すモブシーンのすんばらしさは本気で感動できる。酒入ってたせいもあって、昨晩見てる最中は「指輪より上やんこれ」などと思ってしまいましたよ(もちろん落ち着いて見直したらそんなことはない…と思うけどどうだろ、オレは案外その考えを改めないかも知れないな)(w。

単にエキストラを集めるだけでも大仕事だが、それにそこそこのお芝居をちゃんと付けてモブシーンを演出するってのは、これは映画じゃないとなかなか出来ない仕事だと思う。そこを見るためだけに小屋代払っても惜しくない映画かも分からんね、これは。ううむ、劇場で見ておくべきであった。

それにしてもエロい映画だなあこれは。とにかくリューノスケがもうエロエロでオジサン困ってしまう。ほぼ全編に渡って、泣きはらしたようなちょっと腫れぼったい目つきに声変わり前のエロハスキーボイス炸裂、そのうえお着替えシーンまであるときてはもう。オジサンが悶絶するんだから、ヤヲイな皆さんにとってはもはや最終兵器級の破壊力なんじゃないだろうかこれ。

もちろん高橋真唯の川姫、栗山千明のアギも大変にエロいので、青少年のための精神的筆おろし映画としても充分有用ではないかと思いました。親子で観に行ってはいかん映画のような気がしたぞ(w。

B000GTLQF8

こちらもモブシーンが秀逸です。見どころはそこだけかいと言われると少々困りますが(^^;)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

\0すみけん [須賀健太くんとどっちがエロいですか、と思ってググったら、Wikipediaによるとこの2人は親友だそうで。ああ婦女子..]

まなたけ [見に行きましたよ。劇場に^^ 綻びは至る所にあるですが、それ以上に「ウケる」部分が多くて、非常にチャーミングな映画で..]


2006-12-15 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (翌日追記)

B000JFY0QG「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「銀色のオリンシス」。

ああまた出たなあ電子レンジ兵器、誰が気に入ってるのかなあ、なのが「ギアス」。ワケ分からぬまま来週でお終いなのが「オリンシス」ってことで。

んまあそんなとこですわ。「ギアス」のDVDは来年発売だそうで、別にアニメを見たいとは思わないけど、初回特典の「はんぎゃく日記」出張版はちょっと聞いてみたいなあと思ったり。今ちょっと、さとみっ子に毒されてます(w。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

でした [ご存知かもしれませんが。 http://te-a.i-revo.jp/coyote/ こちらのバックナンバーも聞..]

rover [だからどうしてそういう仕事の手が止るようなネタを紹介するのかと… ううう、さとみっこ最多出演じゃんか(聞いとんのかい..]


2006-12-16 [長年日記] この日を編集

[web] 今日のspam (12:10)

POPFileをすり抜けてきたのが一通。Subjectは「結婚しました」。

いつもお世話になっています。

もう聞き及ばれていらっしゃるかも存じませんが、このたび私どもは鈴木様ご夫妻のご媒酌によりまして、結婚いたしました。

未熟なふたりではございますが、皆様から頂戴したお言葉を胸に、明るい家庭を築いてまいりたいと思っております。

どうぞ、今後とも変わらぬご指導とご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。

なお、下記に私たちの知り合った軌跡を記しておきましたので、是非お立ち寄りください。
http://moe-xxxxxx.xxxx.xx/
略儀ながら、メールをもってご挨拶申し上げます。

敬具

まあ確かにこれじゃ、spamかどうかにわかには判別できんわな。どこの世界に結婚を知らせるのに新郎新婦の名前が入ってないメールがあるんだよとか、"moe"で始まるそのURIはどうよとか、人様が見れば分かるけどフィルタにはちと判別つかん文面ではあるのだろうね。ちなみに送り主のメールアドレスは、"xxxxxx_shiawase_ni_narimasu@docomo.ne.jp"(xxxxxxは日本ではよく見かける名字)。ちょいウケ。

作戦としてはなかなかのモンだが、spamとしてたいして面白くない、ってのが難点かのう。最近オオアリクイ級のspamを見かけなくてさみしいぞ。

[News] 訃報 (13:20)

クレイ・レガツォーニ(F1通信)。享年67才。元フェラーリ・ドライバーが交通事故で死亡とは。なんと言ったらいいのか…。合掌。

[Day] 今日もお芝居デー (13:23)

早めに出かけて、Voice出張所あたりでちょっと仕事できるといいんだが。土曜日じゃあいてないかな。とりあえずそろそろ出かけてみるか。

[Comics] お買い物(翌日追記)

482118351X4253194540青池保子「エロイカより愛をこめて」(34)、吾妻ひでお「便利屋みみちゃん」(1)。「エロイカ」はちょっと前に戻って読み返さないと話がさっぱり見えてこないな。まあそのうちまとめて。

吾妻さんの方は、「うつうつひでお日記」にしばしば出てきた「みみちゃん」をまとめたもの。オマケで「あづま童話」と「放浪日記」がついてる。帯見ると大半が「日記」なんじゃないかと思えるが、そっちは6ページしかありませんので、「失踪日記」とかから吾妻さん読み始めた人は騙されたー、とか怒らないように(w。

で、肝心の「みみちゃん」は、まーなんだ、良くも悪くも吾妻さんスタンダード。どっちかというと、やや悲しい。今これ読まされてもなーってところで。でも買うんだけどね。

[Stage] Crazy Crazy For You (翌日追記)

新神戸オリエンタル劇場で劇団赤鬼公演「Crazy Crazy For You」鑑賞。2076年、一人のオタク、時田ボンは映画の中の美少女に恋をする。だけどラストシーンが出来ていないその映画が作られたのは2006年。過去に戻ることしかできない未完成のタイムマシンを使って、ボンは2006年へタイムトリップを敢行する。憧れのカエデに会い、未完成の映画「Crazy Crazy For You」のラストシーンを確かめるために…。

ええと、開演前のオリエンタル劇場に、がんがんアニソンが流れておると言う、なにやら異様な雰囲気でイケナイ期待をしてしまった訳だが、いわゆるオタクをおちょくるようなお話ではなく、多くの部分がまだ未熟な(とはピュア、と言っても良いし、ただのバカである、とも言える)オタク少年が、それなりに自分を成長させながら綴っていく、ごくまっとうなラブ・ストーリィになっておる。ボンが持っていったタイムトラベル装置には短期間の時間の巻き戻し機能がついてるんだが、こいつを作動させる→時間が戻る→当然今までの芝居も巻き戻される、というわけで、この巻き戻しの芝居に感心した。練習大変だったろうなあ。

総じて楽しいお芝居だったけど、何人かのキャラクタへの描き込みがちょい甘いのと伏線がやや弱いこと、あと、タイムトリップSFに私が期待する、ラストのどんでん返し(ハッピー、アンハッピーは問わない)がちょっと弱かったのは惜しかったかも知れない(偉そうに)。


2006-12-17 [長年日記] この日を編集

[Day] 滑り込み (22:06)

22:00納品の仕事。投げたのは21:30。わはは、ここまでギリギリになっちゃったのは、でしたさんがツッコミ入れてくれたコヨーテ レディオショーにハマってしまったからに他ならない。これは仕事できんわ。勘弁してください、いろんな意味で、各方面に渡って(w。

[Day] くっそう (24:33)

さとみっこの続きを聞こう(こらこら)と思ってたら、すんげーくっだらねえ仕事の修整要請が入ってぷんすかぷん。つーか変更して欲しいならどこをどう直して欲しいのか、ちゃんとメールに書けやボケが。

つーか今オレはさとみっこもアレだが、菊池こころにかなり参ってしまってるんで、なんか邪魔しねえでくれよ(^^;)って感じなんだが。ああなんてことだ、「メビウス」からこっちもまだ見てないし、CSの「GFW」も録っただけで見てないぞ、とほほ。

ってオマエ、仕事しろよって話だよなあ。反省します。明日は大阪でプチ打ち合わせがあるので、明日もだらだらと愛想無しになりそうな悪寒。


2006-12-18 [長年日記] この日を編集

[Day] さてそろそろ… (13:57)

本日の発送26冊。はふう、やっと梱包完了(うは、一抱えあるなあ)。ほんじゃ大阪で打ち合わせのようなものがあるのでちょっとお出かけするです。

[PC][web] 様子が変だ (23:11)

webで繋がるところと繋がらないところがあるな。ネットワーク側の問題なのか、あたしのキカイがなんか変なもの飲み込んだのか、さてどっちじゃろ。ノートも同じ状態って事は、イーアクに何か障害でも発生しておるのじゃろうか(んでもってイーアクのサイトが繋がらない方に入ってる、ってのが何ともはや)。うむむ…。

[web] ふむ… (24:27)

何となくwebは正気に返ったような気がする。何が理由だったのかは良く分からん。何にしろ利用者側がすでに正気を失ってる(酔っぱらってるだけじゃん)ので、今日はもう寝るよ。


2006-12-19 [長年日記] この日を編集

[web] 昨日の通信不調 (09:55)

ASAHI-NETで確認してみたけど、フレッツとアッカで、あたしが首ひねってた時間帯に確かに障害は発生しておったようだ、ってウチはイーアクセスなんですけどね。よそが不調になると割食ったりするモノなのかね。イーアクサイドでは障害情報は何も出てないな。はて何が起きてたものやら。知らん間にオレ、アッカに乗り換えてたりした(んなアホな。でもオレ、アホだしなあ…)?

[TV] 定期視聴番組 (23:17)

やっとこさ。「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」、「地獄少女 二甕」、「あさっての方向。」、「BBB」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。んでもって「メビウス」(#36:ミライの妹)。

んまあねえ、いたずら好きなナントカ星人(もうなんでもいいや)がそうなっちゃったのは宇宙規模でいじめに遭ってたからで、そこには何やら負の連鎖が出来上がっちゃってるけど、それこそは何とかして断ち切らなければいかんものであるぞ、と。そこは全く正しいけどどうなんだこれは。そも「GUYSのみんなは君のことを親身になって考えてくれていたじゃないか」ってミライ君、トリヤマ補佐官も「GUYSのみんな」の一員じゃないのかね。一組織内ですらコンセンサス取れてない状況で、地球人を信用しようなんて誰も思わんのじゃないのかね。ついでに言うなら、カコちゃんはそれなりに改心したのかも知れんけどさ、それ以外の小僧どもは相変わらず「何だよ地球人かよ、うぜーなーやってらんねーよなー、け」とか思ったままじゃないのかね。ええのかね、そこは放ったらかしで。

あー「メビウス」で分量使いすぎた。他はさくっと、「妖奇士」、「地獄少女」、「あさっての方向。」("。"付タイトルだったんですね)、「BBB」までは大変楽しめました。「地獄少女」の必殺二段オチが結構好き。

日曜朝はまあ、どれも終わり間近なんだから意地でも盛り上げようってところがほの見えて、まあそれはそれでよろしかろう、と。ただ「ボウケンジャー」は少々インフレが過ぎ、「カブト」は落とし所はどこなんだとこっちを心配させつつ、相変わらず肝心なところでツボを外……ああ、脚本が彼か、んじゃしょうがないか、ってとこで。

えーとこんなとこかな。そろそろ来年の情報も漏れ聞こえてますけど、なんか来年もいろいろスゴそうですね。獣拳戦隊に電車ライダーに5人プリキュア? ふはあ…。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [昨夜は、asahi-net 内のルーティングがおかしかったみたいですよ。 なので、接続先によっては微妙に行き着けなか..]

rover [あーまさにそんな状態(接続先によっては微妙に行き着けない)でした。ネットラジオ系ばかりがたどり着けなかったんで、何か..]


2006-12-20 [長年日記] この日を編集

[CS] ゴジラ FINAL WARS(翌日追記)

B000929WK8CS 日本映画専門チャンネルで「ゴジラ FINAL WARS」。ちょいと前にやってたヤツ。酒飲みながら鑑賞しつつ日記でも書くか、とか思ってたんだけど甘かったよ。この突っ走り具合を、ながらでヌルく見るなんて事は不可能であったわ。恐ろしい疾走感だ。作ってる側が最初っから飛ばしまくって、肝心のゴジラ復活あたりで明らかに息切れしてるように見えるあたりが最高に笑える。キース・エマーソンの無茶なサウンドもがんがん脳味噌をかき回してくれるし、やあ、これこんなに面白い映画だったっけ?

もちろんこっちは一度見てるんで、どういうものなのかは先刻承知だったから頭空っぽにして楽しめたんであって、映画そのものが大傑作ってわけじゃないからそこは要注意。

[PC] Opera 9.10

Opera9.10ftp://ftp.opera.com/pub/opera/win/910/このあたりからぽろっとな。アドレスバー(つーんでした?)に、何やらぞんざいなクエスチョンマークのボタンが追加されている。ここをぷちっとやると、開いておるサイトのセキュリティ情報がもよーんと表示されるっちゅう仕掛けが追加されておりますな。あとはえーと、どっか変ったかな? まあ使っていくウチに何か分かるかも知れない。


2006-12-21 [長年日記] この日を編集

[Day] 段取り (24:31)

うーむ、夏休みの宿題をちゃんと仕上げられない体質が未だに残ってるなあ。一個ずつ片付けていけばいいものを、あっちをちょっと、こっちをちょっと、とかやるから結局どれも中途半端に残ってフィックス前になって難儀するんだな。

分かっちゃいるけど直らない、よなあこれ。仕事そのものの段取りより、今やってる仕事の次の仕事をどの辺に入れるかってあたりで、どうもこう、一歩おくれを取っておるような気がするよな。ここは何とかせんとあかんねえ。

[Anime] コヨーテラグタイムショー (25:05)

「ルルーシュ」は番組があってそのあとネットラジオだったんだけど、今回は先にラジオありき。今やあっという間にようつべで見れちゃうんですね。んで見てみたんだけどこりゃうーむ。

って最初の方の数話だけなんだけど、第1話はかなり良い感じだったんだが、それ以降がイマイチかしらん。絵はそこそこきれいだけどこれ、動いてないよね。全体にこれ、「カウボーイビバップ」の劣化コピーって感じだねえ。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

TUX [●シゴトの段取りも大事ですが、そろそろ忘年会とか新年会の段取り何ぞはいかがなものでござりましょう?(笑)]

rover [おおおおおおおおー……。 今年はちょっと、忘年会の方は勘弁なー、な感じですう(つoT)。年明けにはひとつ、地味に賑々..]

TUX [●わはは、いや、実は言ってみただけなんス。こっちも忘年会はちょっと…なんで、新年会よろしゅう。 ●あ、もやしもんの..]

rover [もやしもんも探してるんだけど、PLUTOの4巻の廉価版って、豪華版と同時発売じゃないんですの? 私は貧乏バージョンで..]

TUX [●PLUTOの豪華版、一巻を買ってしまった都合上、続けて買ってるんですが、もうオマケが限界ですねえ。なんぼなんでも二..]


2006-12-22 [長年日記] この日を編集

[Anime] 猫キター! (13:22)

ロマのフ比嘉さんの新作、「CATBLUE DYNAMITE」gooアニメでいよいよ公開。

か、かっこえぇぇぇぇぇっ!

ウハウハです。字幕とセリフの微妙なギャップとか、会話に挟まれる通な名前とかにいちいちニヤニヤしちゃう私は紛れもなく70年代の子供。70年代ガキんちょ代表としては、変な話だけどこいつの吹替え版が見たいなあと思うくらいステキ。40分の長尺(1時間ドラマのフォーマットなんだよね)を一気に見せていただきました。

そうそう、スタッフのお名前を見てたらカーアクション担当であにてんぷ渡辺さんの名前も見つけたような気がしてまたニヤニヤ。いいなあこういうの。

無料配信は1/21まで。見逃したらソンだよこれは。

[Anime] 定期視聴番組 (24:26)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「銀色のオリンシス」。「ギアス」は久々にあちこちが動いておってなかなか見応えアリ。しばらく放ったらかしだったロボットアニメ側の面倒見をやってくれつつ、ギアスの力とその周辺へのネタ引きにも抜かりのないエピソード。いろいろ面白かったんで続きに期待。

「オリンシス」は最終回なんだけど、いろんなところが惜しかったような気がする。せめてもう1クール余分にあって、もうちっと念の入った作画スタッフが使えたらずいぶん違ったものが出来上がってたんじゃないかと思うんだが。最終話でいきなりいろんな事に無茶な説明がついちゃったもんだから、余計に訳が分からんわ。

ちゃんとやってたらそこそこ面白いものができてたんじゃないかとも思えるんだが。いろいろ、惜しかったっすね。

本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]

TUX [●「Macintoshではご視聴いただけません。」てどういうことやー!むきーッ!(血涙)]

rover [なんとまあ。わかりました。それでは私がTUXさんの代わりにもう一度見ておきましょう(傷口にMr.カラーうすめ液)。]

TUX [●むきー!むきー!(号泣) ●そんな時は、A.オリゼーのフィギュアを眺めて…いやされるー(阿呆)]

rover [かもされる、の間違いじゃないのか?]

TUX [●ぎゃふん(醸笑)]

もんちぃ [月9ドラマ化キボー(嘘)>もやしもん ラーメンズの謝罪CMを流したらMacintoshにも対応しましょう(嘘再塗装)..]

\0すみけん [おもしろSPAMコレクターの乱土さんへ。 −−−−− Subject: 『バイアグラ』は植物にも効く!? ググった..]

rover [むう、これはもらってないなあ。い、いや、要らんですけども。]


2006-12-23 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] 今日の古本を見て一言 (24:58)

「奇想天外」1977/11月号朝から(ウソ、昼過ぎから)「奇想天外」誌のデータづくり。第一期、第二期あわせて80冊にちょっと足りないデータ。ついつい途中でつまみ食いしちゃうんで、エラく時間がかかってしまった。実際時々妙に面白いネタとか、三月に一度ぐらいの割合で「SFって大丈夫なのかなー」的な座談会なり対談なりが組まれるあたりに、SFってジャンルにいてる人たちが拭えずに持ってる危機意識みたいなものがほの見えて、いろいろ味わい深い。ここらのお話も面白いんだけど、とりあえず今回のネタは「奇想天外」誌の新人賞関連、第1回の新人賞の第1回審査通過作品の発表があったのが書影、1977年11月号。ここで発表されてる81人のお名前、30年経って見直してみると結構面白い。

奇想天外の第1回新人賞を取ったのは、ご存じの通り新井素子な訳だけど、同じコンテストで第1回選考に残った人のお名前のなかには、それ以外にも大原まり子とか岬只悟(兄悟さん、なんだろうなあ)なんてのがあるし、そんな中に混じって「公手成幸」ってお名前があるのにもちょっとびっくりした。今や翻訳家として、スティーヴン・ハンター作品やマキャフリイのヘルヴァものの訳を担当されてる方ですね。最初は作家を目指してらっしゃったのだなあ、と少々感慨を新たにしたことでございました。

「奇天」から登場した作家さんには他に、牧野修、谷甲州なんて名前が散見されたりする。こう言うのも時代をずらして本を見る楽しみなのかも知れないな。

[TV] 定期視聴番組

「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」。「妖奇士」、なんか作風変りました? で「メビウス」(#37:父の背中)。

ふむふむ、さすがは小林翼。GUYSの有象無象どもよりはるかにちゃんとした芝居見せてくれるよなあと感心しましたです。お話はクリスマスだしおめでたく行こうよって事で。ちょっと親子の絆深め直し話としてはスジの持っていき方が甘いかなあと言う気はするけど、まあこれはこれで、よろしいんじゃないですか。で、翼君が遊んでたゲームが「ポールポジション」なのはなんか理由がありますので? 同じ頃の流行りもの、でもないよね?

ん? ウルトラの父?

すまんね、ウルトラの父とかいわれても、1ミリたりとも心が動かん人間もいるって事でひとつ(^^;)。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

noki [メビウス・・・・うーん、、父が出てきても、、、「あの頃と同じだぁ」といわれても、、マントなんかは確実にちがってますが..]

rover [わはは、俺、あの頃体験も共有してないんで、「そうかあ、同じなんだ」と素直に納得しましたですよ、そのあたりだけは。]

TUX [●「あの頃と同じ」というコトはアレですか「子供のケンカに親が出て、オトナの威厳を見せつけたまではよかったが、慌てて走..]

空の人 [あの子役、演技うまいなぁと思っていたら有名な子だったんですか。私はサコミズさんとセリザワさんの演技が渋くて好きなので..]

rover [翼クンは北大路欣也版「子連れ狼」で大五郎役をやっとりましたですから、今年地球にやってきた若造より演技が達者なのも当然..]

空の人 [大五郎の子でしたか。納得です。]


2006-12-24 [長年日記] この日を編集

[Day] うーむ… (23:21)

やっぱこう、スーツ姿のでけそうなビジネス(マン|ウーマン)が、急ぎ足で歩いてたりカッコつけて握手してたり出来る臭ぷんぷんさせながら電話取ったりしてる図満載の素材集、を一個買っておいた方が良いかのう。安もんの素材集ではいちばんつぶしの効かん分野であるし、そりゃもちろんamanaあたりに行けば、いくらでもええ感じの素材がうなっておるのは分かってるんだけど、あそこは値段見て、一回余分にうなっちゃう(ウチのコストパフォーマンス的に、ね)からなあ。ちょっとだけ割高なわりにこれは、ってのは少ないんだけど、そこは知恵と勇気とPhotoshopで何とか乗り切れそうなクオリティの素材、がちょっとあると便利そうだ。

こっち系にはあんまり手を付けないようにしてたんだけど(やってて面白くなくってさあ)、いつまでもそうも言ってられないので、それなりの火力を増強しておかんとあかんかのう…。

なんて事をグダグダ考えてたら一日経ってしまった。


2006-12-25 [長年日記] この日を編集

[web] えーしー♪ (15:57)

少し前にSぱら本室(あ、そう言えばそろそろ送金の季節?)で教えていただいたYouTube、AC vs SB。くすくす笑いつつ、確かにこれも一種のいじめかもなあと思ってたらこんな話が。ソフトバンク:携帯電話CMに「いじめ助長」の抗議相次ぐ(MSN毎日インタラクティブ)。おいおい、そんなにマジになっちゃいけねえよ。

[TV] 定期視聴番組 (23:24)

「地獄少女 二甕」、「あさっての方向。」、「Black Blood Brothers」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。土曜深夜の3本は相変わらず安定して面白いと思う。んでもって「地獄少女」DVD発売のCFに、「前代未聞の憂鬱アニメ」ってテロップが入ったのに爆笑した。や、憂鬱ってのとはちょっと違うんじゃないかとも思うんだけど。確かにしばしば鬱展開にはなるけど、今週のお話なんて、これはこれで結構ハートウォーミングなエピソードだったんではないですか(そうか?)。あと、スタッフの異様なハチロクへのこだわりには何か理由があるんだろうか。てことで日曜朝。

「ボウケンジャー」(Task.43 危険な贈物)は、懐かし真魚タン、ミニスカサンタでサービスサービス編。もひとつお話がぱっとしねえなあと思ったけど、これは脚本家が彼だから? 秋山莉菜をキレイに撮れなかった監督さんのせい? さてどっちでしょう。ああ、秋山莉菜が相変わらず大根だから、ってのもあるか(発言が少々凶暴ですね)。

「カブト」(#46)は坊ちゃまのお話に決着がつく話。天道が初めて(かな?)おばあちゃん以外の人のことばを引いてたり、ミサキーヌがたいそう可愛かったり、あちこち見どころはあると思うんだが、同じくらい唐突感も拭えないエピソードであったとは言えるだろうか。ながらで見たんでちょっと前後が分からないんですが、坊ちゃまはなんで海から現われたんですの? ずっと潜ってひそんでたんですの? 何があったの? こっちの脚本家からも、ちゃんと筋の通った説明が聞けるとはハナから思っちゃおらんのだけど。

「プリキュア」は、オジサンこういう話かなり好き。咲ネタにはかなりいい話が揃ってると思うんだけどなぁ、んでも来年は新シリーズですか、咲舞、続投させてあげてもいいと思うんだけどな。オモチャ売れないんじゃしょうがないけどさ(ngwr。

もう一本、同じく土曜深夜にフジでやってた2006年F1の総集編もだらだらと。圧縮すると実にいろいろなことの起きたシーズンであったのだなあ。思うことは色々あるけど、最後にこれだけ見せ場を作ってくれたミハエル・シューマッハってのは、やはり格別な存在であったと思いましたわ。来年はどうなるんだろうね。個人的には(フランクじいさんはあんまり好きじゃないけど)ウィリアムズを応援したいんだが、来年もちょっと辛いかな。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

noki [うーん、、なんか脚本が変な風になっていってるのか演出が井上風味に なってきてるのか。。。ビミョーなところですが、、そ..]


2006-12-26 [長年日記] この日を編集

[Day] 瀑速仕事 (20:51)

昼過ぎにメール投げて来て、「夕方までに欲しい」とか言われてもなあ。って最近こんな仕事ばっかりだわ。先方からは50Mb分の資料と素材があるから、ダウンロードサービスに行って取ってくれ、って言われたけど、作るwebページは12Kb以内に収めるべし。あーこりゃこりゃ。ちょいケツ割ったけど何とか納品。

……あ、「明日の夕方」までで良かったのか。なんてこった。

[web] 今日のspam (21:03)

Subjectは"低所得者の新たな生活支援システム検討プロジェクトのお知らせ"。なかなか硬派である。

1990年代以降の日本では不景気が長引く一方で、
政府によりアメリカ型の市場原理主義・新自由主義の導入が積極的に進みました。
その過程で大企業・資産家への減税や規制緩和が実施され、
また同時に大企業に有利・かつ雇用者に不利な法改正が進められ、
派遣社員・契約社員などの非正規雇用者が増大する結果を招きました。
OECDの2000年の統計によると日本の相対的貧困率は、
加盟国中アメリカに次いで二位となっており、是正すべき格差が存在しているとされています。
故に、社会福祉の理念に基づき低所得者であるあなたを救済すべく以下のウェブサイトを案内致します。

http://hladys-rank.rdy.jp/
こういった急激な経済社会の変化に伴う社会関係上の障害、 リストラによる失業や倒産、及びホームレスなど社会的排除を伴う問題は、 社会保障の給付とそれに見合う負担の増大が避けられない低所得層対策をを総合的に検討する必要性を示し ています。 社会的に援護を要する多様な人々が、一人一人の能力を十分に発揮し、 自立して尊厳を持って生きることができるよう、広範な生活支援のあり方を考えるべきでしょう。

まあ確かにわたしゃ低所得者ですけど。んで、この高邁な思想の元に我々低所得者層が邁進すべきは、逆援交の道なんだそうでございます。

[Comics] お買い物 (22:45)

もやしもん(4)(石川雅之/著)機動戦士ガンダムthe origin 14(ルウム編・後)(安彦良和/著)PLUTO(浦沢直樹×手塚治虫/著 長崎尚志プロデュース/著 手塚眞/監修 手塚プロダクション/監修)仕事の合間に買物に出た(本日は晩飯担当)ついでに、浦沢直樹「PLUTO」(4)、安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」(14)、石川雅之「もやしもん」(4)ゲットだぜ。「PLUTO」と「もやしもん」は通常版。納品したあとにコーヒー飲みながら楽しく読んだ。どれも大変面白く、続きが気になるですよ。安彦さんはドズル閣下が好きなんだろうなあと思いましたです。


2006-12-27 [長年日記] この日を編集

[web] 検定不合格 (15:13)

初級はらくらく通過した「漫画検定」(毎日検定バンク)、そう言えばそろそろ中級が出とるんだよなーって事で行ってみたら、しっかり待ちかまえておったのでさっそく挑戦。うん、さすがに難しい。自信を持って答えられたのは半分ぐらいだった。結果は50問中37問正解で残念ながら不合格となりました…という結果でございました。あたしが間違えたのは5、10、12、14、22、32、34、35、36、39、41、44、45。誰か仇取ってくれ。

それにしてもなんだな、俺って手塚マンガをあんまり読みこんでないなあ。BJもどろろも三ツ目も、雑誌で読んでたはずなんだけど全然記憶に残ってない。そう言えばコミックスも買ってないな。なんか相性でもあるんだろうか。ビッグフットの元祖である以上、別に毛嫌いする理由もなさそうな気もするんだが。

[Comics] なんてマンガだったかなあ (15:25)

漫画検定とは全然関係ないんだけど、検定やってる最中に突然脳内に沸いて出たマンガの作者とタイトルが思い出せなくって、非常に気になってるんですわ、今。誰か知りませんかね、こういうマンガなんですが…

たぶん「冒険王」とか「まんが王」とか「ぼくら」とか、そのあたりの本の本誌か付録マンガだったと思うんですが、ってこの時点で若い人たち置いてきぼりだな、すまん。

で、戦争マンガなんだけど、南海の孤島で墜落した戦闘機を寄せ集めて、新型戦闘機を作ろうとしてる二人の若者の話なんですわ。基本はジャンクなんだけどなぜかエンジンはジェットエンジンなの。主翼はP-51のヤツだったと憶えてる。

主機がジェットってのもスゴいんだけど、そんなものを組上げるのが共に18才の若造二人ってのがまたスゴくて。で、完成したときに「俺も18、オマエも18、二人の年をあわせて36号機と名付けよう」なぁんてシーンがあったと思う。んで戦争物なので当然ラストは散華、と。

子供心に、ジャンクからジェットエンジンまででっち上げちゃうってのはスゴいなあ、ってのと、意外にジャンクの各パーツのアリモノ感がリアルだった(小学校低学年のガキでもP-51の主翼だと分かったわけだから)あたりでそれなりに記憶に残ってるんだと思うんですが、作者とかタイトルとか、思い出せないんだよなあ。なんだったんだろうあれ。

ご存じの方、いませんか? 教えていただいても何も出ませんが。

寸゛さんが書いてるのはもしかして「仮面少尉」のことかなあとか思った。ああでもちょっと時期が違うかも。

[Day] 呻吟中 (20:51)

うーんうーん(どうやらまた神様がいたずらをしかけてきたらしい)…。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

珊瑚海(役立たず) [夏目房之介の「マンガと戦争」を参照すれば何か分るんじゃないか、と思い発掘作業に掛かりましたが、発見出来ませんでした。]

rover [あうあう、お手数をかけてしまって。講談社現代新書なら、今でも手に入りやすいかな? 今度街に出かけたら探してみます。 ..]


2006-12-28 [長年日記] この日を編集

[Day] お出かけお出かけ (17:45)

いい加減髪の毛がうっとーしいし、ちょっとおいしいコーヒーも飲みたいなってんで、病院で薬もらったついでに三宮出撃。今日のお昼はさんプラザB1、「安兵衛」のカツ丼(ここのカツ丼割と好き。作るおばちゃんによって味がちょいと変ったりして、何となく家庭料理の趣があるの)。Savoyがお休みモードに入ってのを見かけてちょっとイヤな予感がしたんだけど、案の定Voiceも正月休みであった。ううう。とりあえずメールチェックだけでもと思って茜屋(たぶんコーヒーの味ならこっちの方が上だけど、仕事はしづらいのよね)へ。思った通りちょこっとした修整が入ってたんでごそごそ作業。あとは高架下を冷やかして、おなじみ850円床屋でばっさり。頭が涼しい、と言うか寒い。

んで家に帰ってきたら何やら別件で仕事の電話がかかってきた。

世間じゃ仕事納めも済んでそろそろ宴会、っていうタイミングで仕事が降ってくるとは思いませんでした。近年稀な勤勉極まる年末年始になりそうだ。まあいいけど。

ていうか仕事を振る方も年末年始は働いてるわけだよな。web屋さんって勤勉なんだなあ。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

TUX [●ワタクシも5日納品のオシゴトをいただいております。嗚呼、ありがたやありがたや(血涙)←白目に血涙で紅白だー、めでた..]

rover [今日降ってきたのは19日納品なんですが、それとは別に日付が1月1日に変る、その1時間前にサーバにアップしてくれ、って..]

TUX [●そ、それは非道い(貰泣)]

rover [いや、準備はだいたい出来てんですけどね。その時間帯に正気を保っていられるかってところがちょっと…(^^;)。]

\0すみけん [つcron]


2006-12-29 [長年日記] この日を編集

[CS] 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 (15:59)

B000C0XOQUいろいろやっとかんといかんこともあるんだが、あまりに寒いので逃避。先日Animaxでやってた「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」鑑賞。原作読んでない、テレビアニメの方はまあまあ追っかけてた程度の私としては、おおむね好印象。

お話はテレビ版の最終回を受ける形で始まり、エドはワシらの知ってるこちらの世界のミュンヘン(時代は1923年)に、アルは身体は取り戻したけれどエドと旅をしていた時代の記憶は失って向こうの世界に生きてる。二人のおとっつあんもこちらの世界に来ている、ってのは最終回で明かされてたけど、彼と彼のよく知る錬金術の存在に目を付けるのが、トゥーレ協会と発足したてのナチの一党。さまざまな思惑が交錯する中、果たして兄弟は再会できるのか、ってなお話。トゥーレ協会やらナチ(ルドルフ・ヘスが主要なキャラとして登場。ゲーリングの名前もちらっと出てくる)やらオーベルトやらフリッツ・ラング(ちゃんとウーファーの撮影所も出てくる)やら知った名前が続々登場。ケッテンクラート症候群患者としては、劇中出てくるBa349(ナッターですな)もどきの単座ロケットでややウケ。

去年の映画だし、以下ネタバレでもいいよね? さて、原作好き、キャラ好きの人はどう思うか知らんけど、1923年のこっちの世界のドイツ、という、どう見てもこの先鬱な展開しか待ってないところに敢えて兄弟を放り出して劇終としたスタッフの根性は買います。「人は世界と係わらないで生きていくことは出来ないんだ」というのが映画のテーマであるならば、この終わり方はアリでしょう。おなじみのキャラのおなじみの設定を掘り下げる、っつーある意味楽でウケも取れることをやらなかったのはそれなりに偉かったんじゃないかしら。

美術はとてもキレイ。CGI周りの使い方はちょっとやり過ぎかな、って思わなくもない。一番問題なのはカット割りかなあ。特に前半に、どうにも見る側のリズム感を削ぐようなカット割りが顕著なような気がした。でもま、悪くないんじゃないですかね、これは。

[Books] ゴールデン・エイジ(1) 幻覚のラビリンス (24:49)

4150115850 ジョン・C・ライト 著/日暮雅通 訳
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011585-0 \1000(税別)

精神が生き続けるためには、星たちを手に入れなければならないのです

1000年おきに開催される仮面舞踏会。それは電子技術とバイオテクノロジーの発達により、ついに事実上の不死を達成し、"黄金の普遍"と呼ばれる黄金時代を築き上げた人類社会全体を祝うセレモニー。惑星規模のさまざまな大規模プロジェクトに係わってきたエンジニアで"黄金の普遍"を統べる賢人の一人を父に持つファエトンもまたそのセレモニーの輪の中にいた。だが、ひょんな事からパーティーの席を外したファエトンは、意味の分からぬ話をする人物と出会うことで、自分の人生の中に記憶の欠落した部分があることを知る……

ざっと600ページ超の比較的厚めな本ながら、著者のライトさんは本書を3部作の第1部として書き上げており、しかも3部をまとめて1冊の本という形で出版したかったのだけれど、出版社側の配慮で3分冊での出版の運びになったのだとか。もし著者の意向が通っていたらこれ、「啓示空間」より分厚い本になってたのかも知れない。何やら最近の海外SFは、めったやたらな重厚長大傾向があるようで。

さて、600ページってのはそれなりの大部であるが、本書は物理的な600ページという分量を超え、800ページ近いボリュームを読む側に感じさせる本になっている。ぶっちゃけ、読みにくいのだわ。お話のバックボーンになっている、さまざまなテクノロジーの発達のおかげで人間はいくつものバックアップを用意でき、さらに人間の生活の多くが生身ではなく、バーチャルな空間に投影して営むことが常識化している世界、という舞台設定(金持ちほどリソースを大量に使えるので、バーチャルワールドのリアリティが増す、なんて描写はかなり面白いんだけど)が、お話を必要以上にややこしくしていると感じられる。

とにかく全編にわたってテクニカルタームとそれにまつわる冗長に過ぎるんじゃないかそれは、と言いたくなるほどくどいト書きがあふれかえり、読んでてしばしば、自分が何を読んでいるのか、訳が分からなくなってしまうのだな。おかげで読み切るのにずいぶん時間がかかってしまった訳だけど、実はこれ、ひいひいと苦労しながら読んでいき、全600ページの8割5分ぐらい(500ページ過ぎ、ぐらいですね)読み進んだところで、突然そのくどさの裏に潜んでいる正体のようなものに気がついて、ちょっと、いやかなり笑ってしまう事になるんだった。少なくともわたしゃ笑った。

これ(ほとんどスペース成分無いんだけど)、スペースオペラなんだね。あるいはくどくどくどくどと訳の分からぬ退屈なことを書き連ねてきて、その末に言いたいことってのが、「なあおい、スペースオペラやろうぜ、あれはいいぜ」ってことなんだよな。超絶的に進歩した科学が実現させた不老不死と完全平和な社会。そこに暮らす人間は、もはや神と変らぬ存在と言える。その代償として人間たちは敢えて荒海に乗り出す気概より、太陽系内での安寧ばかりを重視する。おいおいそれで良いのか、人間ってのは冒険しなきゃダメだろう、と立ち上がるのが主人公だったりするわけだ。

500ページかけて念入りにやってきた退屈展開が、何やらやたらに既視感ばりばりの、手垢のついた"フロンティアスピリット"礼賛で反論される瞬間、というのはまあ読んでるこっちとしては「ばかものー」(褒めことば)と言いたくなるくらい面白いのでそこでかろうじて元は取った気分、といえるかな。ただやっぱり読むのに苦労する一冊ではあると思う。続きが2冊あるわけで、そちらは冒険の度合いが増しているらしいので、本書ほど苦労しないで読み進められるものになってることを期待しておきますわ。

(★★★☆)

[Day] え? (25:11)

き し わ だ ? 明日? ええー?(つoT)


2006-12-30 [長年日記] この日を編集

[Day] てことで (10:10)

今年最後の岸和田行き。

オレの予想だが、たぶんルータの電源をオフ→もう一度オン、と言う実に高度なスキルが要求される仕事だと思う。

やでやで。

[Day] 帰ってきました (16:18)

どっかのバカがUPSの電源を引っこ抜いていたという、こちらの予想をはるかに超える展開にあたふた……するかい。電化製品がおかしいな、と思ったらまず電源はしっかり繋がっているか確認しましょう、ってのは古来からの鉄則なんだが、それでも折に触れてこれが強調されるのにはやはりそれなりの理由があるって事で。神戸の山奥から岸和田に出て、プラグにソケットをしっかり差し込む、と言うとても高度な作業をこなして帰ってきたよ。せっかくだから立ち呑み収めもぷはーとな。

[Books] 明日への誓い 若き女船長カイの挑戦 3 (12/31 15:21)

4150115915 エリザベス・ムーン 著/斎藤伯好・月岡小穂 訳
カバーイラスト 照世
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011591-5 \1000(税別)

ヴァッタもん

一族の多くを失い、壊滅の危機に瀕しているヴァッタ航宙を再建するためのカイ、ステラ、そしてグレイシーおばさんの戦いは続く。同じヴァッタ一族でありながら宙賊として悪名を馳せるオスマンとの対決で彼の私掠船を手に入れ、自らも私掠船免状を手にしたカイだが、星間アンシブル網を破壊して宇宙空間の連絡網をずたずたにした宙賊たちの勢力は増大するばかり。このままでは惑星間の貿易網は彼らの思いのままになってしまうだろう。この状況を打開するためにカイが思いついた手段とは…。

てことでまあ、第1作第2作からの流れを受けての第3弾。なぜにヴァッタ家はテロルに遭わなければならなかったのか、ってなあたりの謎解きが少々と、あとは生き残ったヴァッタ家の女性陣のそれぞれのキャラの掘り下げがメインで、派手な見せ場はやや少なめ。偏屈に見えるが実は聡明極まるクセ者だったグレイシー伯母さんが本巻ではさらにあんなことやこんなことまでやっちゃうスゴい人だったことが分かる、あたりが面白いようなやり過ぎでしょアンタそれ、と言いたくなるような。

それ以外はまあ前作と同様なノリ。女性キャラクタはちょっとイヤなヤツであっても、それなりに芯は通った立派なところもある人物として描かれているのに対して、男性キャラはキモデブなヤな野郎と忠犬とお稚児さんばっかり。おいおいと思いたくもなるがまあ、これまで半世紀以上、スペースオペラにおける女性キャラの役割が、おおむねあっはんうっふんきゃー助けてぇ! に固定されてきてたことを考えたら、強く抗議も出来んのかな、なんて。

お話そのものは、比較的起伏の少ない展開を結構分厚いページ数にまとめた割には退屈もせず、それなりに楽しく読めるのでまあ結構。シリーズタイトルは「若き女船長カイの挑戦」だけど、実際にはこれは、ヴァッタ家の女性陣がお家再興のためにそれぞれの能力をフル活用して頑張っていくお話で、「ヴァッタもん」ってのは決してバカにして言ってるわけじゃないです。ほんとですって。まあなんだ、「細腕たち繁盛記」だと思って(まあホントに細腕なのはステラだけって話もあるけど)読んでいくといろいろ楽しめるわけですな。

それにしても分からないのはカバーイラスト。こんなシーン、ありましたっけかね?

(★★★)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●その前にインデアンで本年最後のカレーを食するという超高度なミッションが待っているのではありませぬか?(笑)]

rover [諸般の事情で本日のお昼は、南海なんば駅の立ち食いそばをずずー、でおしまいでございました(^^;)。]


2006-12-31 [長年日記] この日を編集

[web][Comics] 完結したねえ (14:11)

「痴漢男」、怒濤の更新で公約通りに年内完結。いやあ最後はちょっとほろっとしちまったぜ。結局痴漢は最後まで煮え切らねえ困った野郎だったけど、それとは別にYOKOさん(描いてる人)のマンガのスキルがどんどん上がっていくのを見るのが大変楽しかった。いや、ええもん見せていただきました。プロを目指してらっしゃるそうだけど、頑張ってください、と辺境からエール送っときます。

それにしても

サチコには幸せになって欲しいよな(そこかい)。

[Day] 今年最後のお仕事 (23:08)

さくっと完了。さー呑むぞ(ウソ。すでに呑んでる)。

[Day] 今年もおしまい。(23:45)

去年やらなかったので今年はちゃんとやろう。今年のいろいろ。つーても個人的にはあまり大きな事はなかったなあ。住んでるマンションで火事があって人が死んだのと、住んでるマンションの屋上から人(住人ではなかったらしいが)がダイブして、俺んちの玄関横に落下して死んだ、ぐらいか。まあこれに代表されるように、あんまりロクなことがなかった一年ではあったような気がする。まあ忘れましょう、しけた話は。てことで今年読んだ本で、かつ、今年(まあ去年の年末ぐらいも勘定に入れさせてください)出た本のベスト10、まずは文庫SF。

移動都市

4488723012いろんな意味でぶっ飛んだ。英国的冒険ジュヴナイルの神髄と言えよう。余計なお世話だけどこの著者、この先これより面白い作品を書けるんだろうか…。

シンギュラリティ・スカイ

シンギュラリティ・スカイ(Stross,Charles/著 金子浩/翻訳 ストロスチャールズ/著)いろいろ壊れてる作品だと思うけど、小説の出だしのワンダーが圧倒的。しびれる。

メモリー

メモリー 下(Bujold,LoisMcMaster/著 小木曽絢子/翻訳 ビジョルドロイス・マクマスター/著)メモリー 上(Bujold,LoisMcMaster/著 小木曽絢子/翻訳 ビジョルドロイス・マクマスター/著)(多くのマンガで)"周りが成長した成長したという割に、実は主人公はそんなに成長していない"と言ったのはみなもと太郎さんだったかな。実はそれは、読む側が主人公にそうであって欲しい成長の度合いが実はそんなに大きなものではないからなのだと思う。で、本書でマイルズ君は、少なくとも私がこの程度であって欲しい、と言うレベルをはるかに超えて成長してしまうのであった。いろんな意味の感慨があった。

月光とアムネジア

4150308594牧野修さんのSFを、初めて面白いと思いました。

火星縦断

4150115621良質な科学入門書的プロパー性を兼ね備えたハードSF、と言えますか。ストーリー側にも案外ぬかりが無くてなかなかの佳品。

脳髄工場

404347007xなかなかどうして、捨てがたい味わいがあると思う。

地球の静止する日

地球の静止する日 SF映画原作傑作選(ブラッドベリ、スタージョン他/著 中村融/編集)やはりSFの神髄は短編だよなあ。

カズムシティ

4150115710冗談みたいにクソ分厚い本を一気に読ませる筆力は見事。前作「啓示空間」から、少なくともストーリーテリングって部分では格段に進歩したと思う。

マルドゥック・ヴェロシティ

マルドゥック・ヴェロシティ 3(冲方丁/著)マルドゥック・ヴェロシティ 2(冲方丁/著)マルドゥック・ヴェロシティ 1(冲方丁/著)うーん……。面白いんだけど、とてもとても面白いんだけど、何でだろう、「スクランブル」程にはじわっと来なかったなあ。

アークエンジェル・プロトコル

4150115818神様にケンカ売る人、大好きです(^o^)

続いてはそれ以外の文庫本なんだけど、こっちはあんまりめぼしいのが無くて。あんまり読んでなかったってのが大きいんだけど。なのでハーフサイズで。

夢は荒れ地を

夢は荒れ地を(船戸与一/著)久々、熱いフナド。

クリスマス・プレゼント

クリスマス・プレゼント(ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/翻訳 他/翻訳)ホントは去年の本なんだけど。名手ディーヴァーの短編集。時々スゴいのがある。

クルスク大戦車戦

41022192774102219269D・ロビンズはいいっすね。

昭和陸軍の研究

402261501x4022615001実に念入りな"研究"。

勝利
4150707405

祝、フランシス復活。追悼、菊池光。

てな感じ。映画に至ってはさらに少ない。今年は何やっとったんだろう。まあ「時をかける少女」がたいへん愛らしかったので満足。

というところで。来年はもう少し映画を観たいものだ。余裕で映画三昧出来るように頑張りたいところですな。と言うところで今年もおしまい。今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしく。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

空の人 [“昭和陸軍の研究”この本自体は読んでいませんが、去年学校で研究させられました。日本のなんだか嫌な部分が旧日本陸軍体質..]


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