カテゴリ一覧
Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士
CS Animaxで「銀河鉄道999」。初公開時にちゃんと劇場で見て、それなりに感動して帰った憶えがある、その証拠にほれ、初回公開時の劇場版パンフもちゃんと残ってるもの。ノートの余白に飽きずに計器を落書してた、いっぱしの松本零士ファンであったところの青二才の私にとって、夢のような映画であったことは確かだよ。「ガンフロンティア」まで出てきたものなあ。
今にして見直してみると(再見するのは実は初めてだったりして)、今のご時世には少々物足りない演出や構成になってしまっているなあと思うところもあちこちにある(クレアの扱いは、それはいかんだろーとかさ)けど、やっぱり楽しめる映画ではある。なんだかんだ言って鉄郎の前にハーロックとエメラルダスが顔を揃えてるシーン、なんてあたりはぞくっと来ますわな、今でも。
映画としての完成度はこちら、ラストの涙腺搾り取り度では次作、「さよなら銀河鉄道999」のほうがちょい上、と思ってるんですけど、今これを見た人は、どんな感想を持たれるんでしょうか。ちょっと知りたい気もする。
フジテレビの「明智光秀 神に愛されなかった男」。んむ、フジはどこに金を使ったらいいかを良く分かっとるね。お正月にふさわしい豪華で、かつそれなりに新しさのある時代劇に仕上がっておったと思う。秀吉=天然、光秀=堅物というキャラ設定をしておいて、堅物のままで秀吉の本質を掴みきれないまま、のっぴきならない状況に追い込まれ、最終的に今の日本に必要なのは信長ではなく秀吉である、と結論づけて、信長を討って秀吉に討たれることを選んだのが光秀、と言う解釈は結構面白かった。金ヶ崎の殿戦では実は秀吉はなすすべがない状態で、ここを救ったのが光秀で、そのときの経験が中国大返しに繋がる、とか、結構上手いこと話をつないでるんだよね。ラストに光秀と秀吉が西部劇よろしくサシで銃で決闘するのはさすがにどうかと思ったけど。
あと、終盤になってちょっと大きな意味を持つ「瑠璃色の海」ってワードを、ラストシーンでちゃんと画像処理でそれっぽいことやってるのにも感心しました。唐沢寿明はあんまり好きな役者じゃないんだけど、このお話でははまり役。ギバちゃんの秀吉に上川隆也の信長もなかなか良かったんじゃないですか。最近の時代物の標語みたいになっちゃってる、「戦のない世の中を作りたい」というのがこのお話でもメインのスローガンになっちゃってるのは何だかなーと思うけど。
ワタシの好みとしてはギバちゃんの秀吉は、もう少し黒いキャラでも良かったんじゃないかなあとは思ったけど、案外楽しめたんでまあこだわらない方向で。面白かったです。
クライブ・カッスラー&ダーク・カッスラー 著/中山善之 訳
カバー装画 岡本三紀夫
新潮文庫
ISBN4-10-217039-1 \667
ISBN4-10-217040-5 \667
アラスカ沿岸に発生したアザラシの突然死を追う科学者チーム。だが気がつくと彼らもまた、突如として自らの自由を奪われて氷原に倒れ伏し、緩慢な死の訪れを待つばかりの状態に。そんな彼らを救ったのは、印象的な緑色の瞳を持つ男だった…。
去年のうちに読んじゃうつもりだったピットものの最新作。なぜか最後のパートで放ったらかしになってて、結局読み終えるのに年を越すことになってしまった。さてこのシリーズにすでにおなじみの読者なら、こいつはまず、過去に失われた船なり何なりの乗り物(木馬もまあ、乗り物だよな)のエピソードが語られ、それが舞台を現代に移したときに、ピットの冒険に深く関わってくる、と言う構成を毎回取っていることは先刻ご承知だと思うわけだが、本書の冒頭に登場するのは、旧日本海軍の伊号403潜。な、なんだってー!? てなもんですわ。おじさん一瞬色めき立ってしまったよ。
まあカッスラーがあの映画を見てたとはとても思えないんで、真剣に期待した訳じゃないけど、でもこのシリーズでは前にも、水モノSFファンが卒倒するようなアイテムがしゃあしゃあと登場してたりするんで油断できないかな、などとちょっぴり期待して読んだんですが、さすがにそっち方面のサプライズはなかったな(まあ当たり前)。
前作で本格的に本編に絡むようになったピットの双子、ダーク・ジュニアとサマーを徐々にだが主人公として扱いつつ、これまでこのシリーズで活躍してきた脇役さんたちも相変わらず健在で、あれだ、気がついたら大統領を補佐するのが全員顔見知り状態になっちゃったジャック・ライアンと同じような状況になっている。父のピット(大ピット?)はNUMA長官、NUMA長官だったサンデッカー提督は合衆国副大統領ですもの。ある意味海に出たら最強なメンツが今回立ち向かうのは、北朝鮮(伏せておく方が良いと思うけど、帯にでかでかと書いてあるんで隠しようもありませんわ)。
なにせいろいろ貧乏な国なので、アメリカに攻撃かけるにもすぐには有効な手段が得られない。そこで意味を持つのが伊号403潜(の積み荷。もちろん人造人間の心臓とかじゃないぞ)というわけだ。
荒唐無稽のギリギリ一歩手前、と言うか時々徳俵からも半歩ばかり足を土俵外に出しつつも、ノリの良さでぐいぐい読者を引っ張るのがこのシリーズの魅力なんだけど、んむ、今回は土俵の外に出た足が結構気になるような作品になっていると言えるかも知れない。有無を言わせぬ面白さ、にちょっと欠けるのだな。理由ははっきりしてて、主人公多すぎなんだよね。
レガシーな主人公であるところのピット(父は『ピット』、息子の方は『ダーク』で表記されている)とジョルディーノのコンビ、ダークとサマーの美男美女・二卵性双生児コンビ、さらにピットに対するジョルディーノよろしく、ダークにはダールグレンと言う相棒が用意されている。男4、女1では戦隊ものではないか。しかも問題なのはこの戦隊、レッドグリーンレッドグリーンピンク、というやたらいびつな構成の戦隊なので、役割分担がどうにもうまく機能してないのだよね。特に二人のダークに何とか見せ場を用意しようと苦心して、どっちの見せ場もイマイチ盛り上がらないままお話が終わっちゃう。残念でした。
次回作では、ピットとジョルディーノをブルーとかブラックの位置付けにしてやった方が良いと思いますよ、カッスラー親子さん。まあお屠蘇気分で読む分には悪かぁなかったですけど。
(★★☆)
出不精な君も僕も自宅でさくっと初詣。開運祈願 モナー神社。ちゃんと参拝も出来るし、絵馬も奉納できるしおみくじだって引ける。一通り回らせていただきました。絵馬を奉納して、おみくじ引いてみたよ。
ふーむ、商売:買うによし 利あり
つーことはだ、古本屋的には今年も買取貧乏でいけ、って事なのかい、とほほ。ん? 失物:思わぬところより現る
なんてのもあるな。これはあれか、行方不明の老眼鏡がどこからか現われるって事であろうか。それはちょっと期待しておきたい。
まあなんだ、運勢は中吉ながら、個別に見ると少々負け犬っぽい一年になりそうではあるな。しゅん。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」。えーと、昨日の晩は本日出荷する本の荷造りで大夜更かしになってて、ビデオの予約入れるの忘れてBパートだけかろうじて見たんで、イマイチどういう話になってるのかが見えておりません。アシュフォード学園の生徒は基本的にブリタニアの人な訳だから、ルルーシュがなんかやらかせば割を食う保護者も出るかもね、つーのはまあ理解できましたが。んで2ちゃんじゃなにやらプチ祭りが発生しておるようですが、なんかありましたの? Aパートで。
こっちはワケ分からんのでスペース稼ぎにこんな物を。EUREKA SEVEN OP COLORS ver(YouYube)。違和感なさ過ぎで笑った。いくつかパターンがあるみたいだけど、無編集で曲だけ差し替えたヤツが一番良い感じだと思う。
□ もんちぃ [【小吉】願事:思わぬ障りありて叶い難し/待人:来ず/失物:物に隠れて出ず/旅立:急がぬ方がよい/商売:大なる損なし/..]
□ もんちぃ [今更エウレカのだらしない立ちポーズに驚くオレって。あ、終盤しか見てないや。]
□ TUX [●「ゲッターロボ!」が、どう頑張っても「マジンガーZ」のオープニング映像にマッチしないコトを考えると、昨今のロボット..]
□ もんちぃ [乱土さんの「中吉」が「中古」に見えたのはナイショだ。]
□ rover [中古の負け犬……(つoT)]
□ 寸゛ [今コードギアス観たらOPに違和感ありまくりでした。サビの「見上げた〜」の辺りなんかエウレカの方が合っててどうしようか..]
てことで仕事を片付けたあとは新生公司で焼豚買って、TUX導師と連れもってもんちぃ師匠宅にお年始伺い。Wiiで遊ばせてもらった(Wiiスポーツ、おどるメイドインワリオ、ゼルダの伝説)んだけど、うん、こいつは実に面白いオモチャだと思った。ヌルい人間がヌルく遊んでもちゃんと楽しいし、スキルを上げるにはどうしたらいいかが、何となく予想でき、実行してみてその結果に納得できる。「ゼルダ」の釣り堀だけで、さんざっぱら遊べる。「ワリオ」のバカっぽさもたいへん結構。じっくり思考することが重要なゲームだと、このクイックレスポンスッぷりがどっちに転ぶか分からないところはありそうな気もするが、まあそれはそれか。
ゲームも面白いし、ゲームをしている人間を見るのはもっと楽しい。オモチャってのはこうじゃなくっちゃね。
一汗かいたあとは映画鑑賞。「トルク」。もうね、どこに出しても恥ずかしくないバカ映画(最上級褒め言葉)。なるほど、前田さんが絶賛してたのも納得だ。これほどバカな映画は、そうそうお目にかかれるもんじゃあない。バカ映画はいくらもあるけど、爆笑できるバカ映画ってのはそうは多くないのだよね。
てことで昼間っからほろ酔いでゲームしてバカな映画見ておいしいものをたらふく食って、たいへん楽しゅうございました。今年もよろしくお願いします。
一日遅れ。「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」、「地獄少女 二籠」、「あさっての方向。」、「BLACK BLOOD BROTHERS」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。「プリキュア」が終盤のこの時期になって、かんたん作画モード炸裂なんですが、どーしました? てことで太田愛脚本の「メビウス」(#38:オーシャンの勇魚)。
まあなんだ、太田愛でこれじゃちょっと不満だぞー、とか思ったりもするがなに、妙に思わせぶりを入れたりして話をややこしくするくらいなら、これぐらいストレートな話の方が却って楽しめるよね、ってなモンで。新怪獣(なんですよね?)アリゲラは、ウルトラにイリスを出すとしたらこんな感じだろうな、ってなデザインで、こいつとGUYSメカの空中戦はたいへんに見応えがある。これが見られただけでも元は取った気分だ。あとはあれか、勇魚君(なつかし草加君だったんで、思わず実は腹黒なのか、なんて期待してしまいましたが)はわざわざとっつぁんの期待に背いてまで整備チームからGUYSオーシャンに移ったんだから、もうちょっと海の男っぷりを見せて欲しかったかな、なんて。あーあと今週はコノミっちがヤケにかわいらしかったね。
「妖奇士」はOP、EDが変わり、何やりたいのか良く分からん方向に迷走中。質は安定してると思うんだけど。で、今回出てきた少年絵師がのちにその扉絵を描くことになるのが「地獄少女」と(w。今週も土曜深夜はみんな面白かったんだけど「地獄少女」、おでんの種にウインナーってのはアリなんですか? 関西では見ないような気がするが、関東の屋台のおでん屋さん的には普通なんだろうか。旨いのか? それ。
日曜朝。「ボウケンジャー」(Task.44 仙人の温泉)はダークシャドウ編の決着を付ける下準備みたいなお話。ヤイバ様のフェイスオープン(違)は初めてなのかな? ちょっと憶えがない。ゲッコウ様ってば案外常識人だったりするんですかね。いずれにせよ来週はジャリュウの人たちの話が絡んでくるのかな。
「カブト」(#47)も終盤。まあこのお話で天道がやることには絶対間違いはないので、ネイティブ根岸(このひと「ゴモキ」の頃からみたらずいぶん太ったね)の方に腹黒い企みがあるであろう事は明らかなんだが、この流れだと加賀美パパが案外普通の人だったってなオチになってしまいそうなんだがそうなんだろうか。この番組の最強腹黒キャラは、やはり加賀美パパっであって欲しいものであるのだが。予告ですべての元凶はオマエだー、みたいなこと言ってたような気がするけど、さて誰のことかな? 三島君じゃ面白くないぞ。
坂本康宏 著
カバーイラスト 河崎淳
カバーデザイン 岩郷重力 + WODER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030868-3 \620(税別)
ISBN4-15-030874-8 \620(税別)
とある地方都市。この町の経済にとって切っても切り離せない企業が来見食品。ローカロリーでありながらその味は本物に全くひけを取らない"クラゲステーキ"で急成長を遂げた会社で研究員の職に就いている男、騎馬武秀。純正オタクにして若ハゲ、カツラのローンに汲々とする彼が唯一の友人である鞍瀬のマンションを訪ねたとき、強烈な運命の転機が訪れたのだった……。
正直言って読み始めは「そんなに面白いかなあ」って印象だった。いや、冬樹蛉さんが絶賛するほど面白いかなあこれ、と、第一章を読んでる最中は思ってたのね。いつもの「あーそうだよね、戦隊モノ好きだもんね、そう持ってくるよね、そうした方が笑い取れるもんね」みたいな感じが先に立ってしまって、巷間云われるほど面白いもんでもないんじゃないのかなあ、戦隊が始まったときに戦隊を見てない人が読むから面白い、類の話かなあ、だったら買って損したかなあ、なんて思ったの。
大間違いでした。
確かに戦隊モノはひとつの掴みとして重要な意味を持っている。でもこいつはそれだけの話じゃあない。それは第2章に入って明らかになる。ここで著者が描きたかった事というのが戦隊モノがどうしたこうしたという部分じゃなく、スーパーヒーローが戦える、その力の原点ってなんだろうと言うところに斬り込んでいるのだと言うことが分かり、で、その"原点"への考察がかなり"今"を見ていることが分かってきて、妙に逆境戦隊のみんなに感情移入してしまっている自分に気がつく、と言う構成になっているのだった。
「逆境戦隊」と言うからには逆境に置かれた人々が逆境を力に換えて戦う物語のように見え、そう言う分野では島本和彦の「逆境ナイン」なんていうとんでもない作品がすでに存在していたりもするんだが、ここで語られる"逆境"は実は真性の"逆境"とはちょっと違っている。ここらは読んでみてそれぞれがそれぞれの解釈をするべきところだと思うんだけど、基本的に"スーパーヒーローである"こと自体が、人が人であると言うことを考えたときには、それはちょっと不自然な状態なのだよね、それもまた克服した方が良いよね、と言うのが著者が本書に込めたメッセージのように思えて、そこがなかなか味わい深いのだった。
読んでる間は、別にそんな小難しいことを考える必要はなく、エンタティンメント作品としてたっぷり楽しめる一作になっていると思うんだけど、それとは別のところでいろいろと、今の私たちを取り巻く環境というか世相というか、そんなモノにもちょっと思いをいたしたくなるような本。ええい言ってしまえ、イジメに悩む彼、彼女たち、どーせ役に立たないであろう、文部大臣やら総理大臣やらへの告発メール書いてるヒマがあったらこの本読め。そっちの方がよっぽどキミらに勇気を補充してくれるとオジサンは思うぞ。笑って泣いて、そしてもうひとがんばりだ。
それはともかく、戦隊モノのお約束、主要メンバーのネーミングの法則が未だに分からなくて日々悩んでいる困った中年オタクがここに一人。どういうルールなんでしょう。誰か分かります? きば、くるみ、はない、じっぽうじ、しむら……。
(★★★☆)
基本的に惰隠洞やら軽石庵やらは、あくまでサブコンテンツな訳で、ウチらの基本はあくまでSぱら。秀ネットをお借りしてやってたここも今年はちょいと引っ越してみようかな、なんて。
mixiで「Sぱらmixi分室」というコミュニティを立ち上げてみました。基本的に仲間内の連絡ボード的意味合いの強いところであることと、それなりに濃い(^^;)世界であることもありますのでmixi内でも要管理人の承認が必要かつ非公開のコミュニティって方向で行ってみようかと。
興味がある方はご連絡いただいたら、それなりに考慮させていただきます。ってそんな大層なところじゃないんだけどね。
えーと、ののちゃんのお父さんが作った棚が頭上にあって、そこにほいほい荷物を乗っけてそれっきりそのことを忘れてたら、ある日突然棚が壊れて(なにせののちゃんのお父さんが作る棚ですから)乗ってた物が一斉に頭を直撃してきた、ような感じ。
棚はあたしのお仕事処理能力。棚の荷物とは、今までに声かけてもらってたり、こっちから声かけたけどずーっとペンディングになってたりしてたお仕事。なにやら知らぬがまとめて降ってきたぞ。えらいこっちゃ。
なるべくならばちゃんとお請けしたいのだが、んーむどうかな、全部は無理だろうか。目ぇつぶって請けてみたら、案外何とかなるものじゃろか。めちゃめちゃ面倒そうな仕事はそんなにないけど、納期が近いのが困るんだよなあ。
朝刊で見て何やら少々感慨深い物を感じたわけですが。映画美術監督の内藤昭さん死去「泥の河」など手がける(asahi.com)。「泥の河」じゃねーよ、少なくとも惰隠洞的には。「大魔神」の内藤さんだよ。
実は学生時代、ご子息が同じ学生寮で暮らしていた縁で、内藤さんのお宅にお邪魔していろいろお話を伺った上に晩飯までごちそうになったことがある。大魔神のお話以外にも時代劇全般のセットのお話やら、メキシコまでセットの仕事に行くような話(この辺はかなり記憶があやふや。時代劇撮るにも向こう使った方が安い、ような話だったか向こうの映画業界にいろいろ教えに行くって言う話だったか、はて)やら、いろいろ聞かせていただいた。物腰も語り口もたいへん穏やかなのだが、目は常にきりりとしておられたように記憶している。
奥様も美術関係のお仕事をされていた方で、当時あっしがやってたマネキン屋さんのバイトの話から、ああ、あそこの会社は誰それさんと誰それさん(彫刻家、らしいが私にはなんとも)が行ってらっしゃるわね、みたいなお話もついでに聞かせていただいたりして、たいへんに楽しい時間を過ごさせていただいたのはとても良い思い出です。
内藤さんの最後のお仕事は「RED SHADOW 赤影」。まあね、映画としちゃあアレでナニな出来だけど、私は割とコレ好きなんですわ。気合いの抜けッぷりが案外ええ感じなのと、あとはフクちゃんと内藤さんで星加算してるってところはあるんですけど。良い映画をたくさんありがとうございました。合掌。
劇場用アニメ「時をかける少女」が4月20日にDVD化 −通常版は4,935円。10,500円の限定版も用意(AV Watch)。きっ、キター(^o^)。
あまぞんではもう予約できるみたい。時をかける少女 限定版 : 時をかける少女 通常版
。んむう、ちょっと欲しいかも。でもなあ、これ、きっとテレビ画面で見てもあんまり嬉しくない気もするんだよなあ、ってほとんどの映画はそうなんだけど。
大和但馬屋日記経由でATOK & 一太郎 presents 第二回全国一斉!日本語テスト。行ってみよー。
結果、88点。間違えたのは3、20、26の三つ。自信がなかったけど偶然当たったのもあるから、たぶん間違えてもおかしくないのは6つぐらいはあっただろうと思う。ものの見事に第3問を間違えたあたり、私の国語力のええ加減さをよく著していると言えるよな。とりあえず「臍をかむ」の臍がおへそだったとは知らなかったです。勉強になりました。
でもさ、「美化語」ってのは何? 敬語って基本的に尊敬語と謙譲語の2種類だと思ってた私にはちょっとデカルチャーであった。そんなのがあるの? Wikipediaで調べたら丁寧語、なんてのもあるのだな。ああ、何でもかんでも「お」とか付けたがるのが丁寧語の範疇なのか。しかし美化語、ですか…。
敬語って結構難しくて、気づかないまま間違った使い方してたのにあるとき気がついてたいへん恥ずかしい思いをすることも結構多いのだけれど、それとは別に少々、そこまで敬語をぐちゃぐちゃとややこしくする必要もないんじゃないかと思ったりもしますが。あと寸゛さんも書いておられるけど、「スイート」ネタは問題として少々適切ではないのではないかと思う。もはやとんちのレベルじゃないの、これ。「シート」に聞こえるって、聞こえねえよ。「スィート」と「スゥィート」の区別を日本語表記で云々すること自体がそもそも、無理がありまくりなんじゃないかと思った。
まあ軽い頭の体操として、それなりに楽しかったですよ。ただATOK2007を買うかどうかについては、未だに逡巡中だったりするわけではあるのですが。
時系列が激しく前後しますが本日の午前中のお話。ハマのヤマちゃん(おっと、この通り名はなかなか良いな)から電話。彼からの電話はかなりの確率で南大阪行きを意味するんで、ちょっと身構えたんだけど、今回はちょっと違ってて「そっちのPhotoshopとIllustratorのバージョン、いくつだった?」とな。
「7と10だお」って返事したらば「せめてCSにしてくれよ」だって。ちょっとそっち経由でやろうかってお仕事で、PhotoshopとIllustratorのデータのやりとりがあるんだけど、最低CSのデータがいじれないとまずいよ、って事らしく。
今の所そんなに不便は感じてないんだけど、確かに昨今増えているCS以降のPhotoshopの、レイヤーグループを入れ子にできる機能って便利っぽいなあとは思っていたんですけど、やっぱアップグレードするのもお金いるしなあと思ってたとこだったのですよね。なので、
「お金もったいねーよ」って返したら数秒の空白ののち、「んじゃ金送るからアップグレードしろよ」だって。
やったね。
わあい、クライアント様のご厚意でPhotoshopとIllustratorをアップグレードできそうだわ。ありがたいお話ではありませんか。早く送金してちょ(^^;)
ここ二日ばかり、しゃかりきになってやってた修正作業、本日ほぼ完了…したところで、かなりあさっての方向に向けて全力運転してたことに気がついた。やや、いやかなり脱力。
もういいや、「はんぎゃく日記」でも聴こう。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「Project BLUE 地球SOS」。「ギアス」のほうはOP/EDが新バージョンに。OPは「BLOOD+」の時も何唄ってんのかさっぱり分からんかった人たちにチェンジ。ええと、「ジン」さんでしたか、演奏はたいへんにパワフルで、単体で聴いてみたらもしかしたら結構良いのかもしれないとは思うんだけど、アニメのテーマソングでありながら絵に全然あってないのは少々困ったもんではないかと思ったり。まあきょうびのアニメじゃ珍しくもない現象ではありますが。
さてもう一本、サンテレビ(様)でスタートしたのが小松崎茂画伯の原作をもとにした「地球SOS」。もとはAT-Xで月イチ、1時間物で放映していた物を、一本を前後編に分けて全12作で地上波にお目見え、という流れの物のようで。運良く出だしを見ることができたわけなんだけど、いろんな意味で微妙。
なんつーか、誰の琴線を引っ掻きたいのかが良く分からないアニメという感じだな。昭和40年代の子供であるところの私は、小松崎さんの絵物語じゃなく、プラモデルの箱絵で燃えたクチ。すでに(小沢さんや石森センセやらの)マンガがそれなりに浸透してた時期だったから、小松崎さんご本人の創作物じゃなく、彼が描くサンダーバードなりなんなりのビジュアルを、言ってみれば二次創作物として受け入れていた世代だと思う。そう言う世代から見るとこいつは、何ともつかまる所のないアニメーションにしか見えない訳なんだが。
作画レベルは高いと思うのだけど、一体どんな層に向けて、この念入りな作画のアニメは作られているのだろう。少なくともロートル層がこれを見て、「ああ、小松崎さんの世界がよみがえったなあ」などと感慨に浸ることはあり得ないと思うし、んじゃ逆にオレらよりもぐっと若い層が「わあ、すてきなレトロフューチャーだなあ」などと喜ぶような出来に仕上がっているとも思えないんだが。ぶっちゃけた話、
誰が喜ぶんですか? これを見て。
って事だと思うんですけどね。あ、オレは大喜びはしないけど少なくとも続きは見てみたい、と思う程度には喜んでるからそれなりに当初の目的は果たしてるとも言えるのか(^^;)。
昨日のうちに「あさって向いて仕事しちゃった?」ってメールは投げといたんだけど、返事が来ないんで、とりあえずあさってを向いたままで続きをもにょもにょと。一段落したあたりでメール。「あさって向いとるねえ」だって。
いいの。半ば予想してたからショックはそんなに大きくないわ。
「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」。前に「怪獣使いと少年」の後日譚で、そうとう大目に見てもミソを付けちゃった、としか言えなかった朱川湊人氏脚本だったのが「メビウス」(#39:無敵のママ)。
まあなんだ、いろんなところにそれで良いのかとツッコミ入れたくなるんだけれども、総じて悪かぁ無い話、にはなっていたんじゃないだろうか。良くも悪くも第二期ウルトラの持ち味であるところの、のーてんきなスカタンぶり(私はそこが嫌いだが、決して頭から否定しようというのではないですよ、ええ)がよく再現されていたんじゃないかと思う。これはこれで、アリ。引きのシーンでしか使われない、フェニックスネストを遠景に置いた下町のミニチュアセットの使い方がなかなか贅沢ですてき。ベイエリアにあったはずのフェニックスネストがそう見える(下町の風景の遠景に大きく見えるようなところにある)のか? ってのは言わない約束だと思うので言わない(言ってるじゃん)。ラストはやり過ぎだと思ったけどね。
微妙に温度が変ってきてる感じの「妖奇士」も面白いと思うんですが、これはもうちょっとエロ方面を強化して、「コードギアス」と放映時間帯を入れ替えた方が良いんじゃないか、なんて気もしたり。この先もちょくちょく吉原は扱うことになるんだろうし、夕食時にやらない方が良いような気はするんだが。
って「ギアス」の方も、健全な時間帯にやるには少々黒い成分濃いめではあるんだけど。
まあそんなことより今日はあれだな、北海道沖の地震の影響の方が大きかったか。津波警報(途中で注意報に変更)の表示、しかたがないとは思うけど、やるならCFの時にも被せちゃって欲しかった。それを許可するスポンサーさんは、結構企業イメージアップの一助にもなったんじゃないかと思ったりしたけど。
壺に差し押さえシールが貼られたらしいってんでその話を見に行ったんだけど、中村ノリさん問題関連スレのでたらめな伸びっぷりがあまりに面白く、そこで話題になった清原関連→大晦日の格闘技のヌルヌル問題→ヌルヌルに負けた桜庭のセコンドにシモさんがいたってんでシモさんスレ→そうこうしてるうちにノリさんスレは伸びる一方→うろうろしてたら菊池こころスレなんて物があることに気がついて驚き→その間にもノリさんスレは伸びる伸びる… と言うような展開で。
ノリさん愛されてるなあ。愛してるのがねらーだってのが問題だけど。
あとはなんだな、金貸しと守銭奴がケンカをしたら、勝つのは金貸しの方だってのは良くわかった。
一日遅れでゴー。「地獄少女 二籠」、「あさっての方向。」、「BLACK BLOOD BROTHERS」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。土曜深夜は鬱→きゅん→楽で今週も安定。「ボウケンジャー」は、ああそう言えばヤイバさんはブラックに黒いところがある(そりゃブラックだもん、つーのはナシで)ことを早くから見抜いておったんだっけな、ってのを思い出させてくれた回。パワーが同じならあとは気合いの勝負だ、っていうチーフの理屈は、まあ子供番組ならそれもありだと思うけど、できたら「多そうやって破るのか」ってのを見せて欲しかったような気もしないではない。んでラス前の「カブト」なわけですが…。
えーと、そもそもZECTの設立の究極の目的っちゅうのは、世界をネイティブで一杯にすることにあったわけで、それに気がついた加賀美パパが「暴走スイッチ」とやらを押さえておいて最後の抑止力にしようとしてた、って事であっているのかな? んじゃマスクドライダー計画ってのはそれにどう絡むんでしょ。単なる(私らワームと戦ってますよー、という)エクスキューズ? でも計画自体は渋谷隕石より前にスタートしてるんだよね? 隕石がどうであれ、それ以前からネイティブは存在してて、隕石の影響でその亜種として登場したのがワーム、ということ?
はてさて。
平成ライダーに話の整合性を求めるのは無駄なことは重々承知してはおりますが、あと一回でこれら全部にちゃんとした説明はつくのかね。つかんのだろうね。とりあえずこの展開だと最終回、一番おいしいところを持っていくのは相棒を失ったアニキって事になりそうなんだが、さてどうなるかな?。
それはともかく、今年の新シリーズの宣伝も流れるようになりましたな。「ゲキレンジャー」は久々にスタート時は3人の戦隊なのですな。デザインは何かこう、全身タイツ風味で大丈夫なんかいなと思わせるもの。ライダーの方は、新シリーズもオレ様キャラみたいだね。ついでに5人プリキュアは、久しぶりに予告見てるだけでオジサンには少々、コッ恥ずかしい気分が襲いかかって参りましたです。
だらっとな。
島本和彦「新・吼えろペン」(6)。炎尾燃がマンガで書いたことが現実に起きてしまう国からやって来たお姫様……。
デスノート? (w
いやいや、こちらは某国に輸出された炎尾先生のマンガを意訳気味に翻訳した誰かさんがすごいわけだが。あと「元○○のマンガ家は強い」ってのに笑った。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「Project Blue 地球SOS」。「ルルーシュ」におけるギアスっつーのは一種のサイキックで、いろんな種類の力がある訳なのね。全部の力にそれぞれちゃんとしたルールが設定されてて、そこで駆け引きが発生したりすると面白そうな気もするが、そう言うのは小説やマンガでやった方が面白いのかな? なにはともあれなかなか面白いと思う。
「地球SOS」の方も絵の質は高くてそこは見ていて楽しいんだけど、お話的にはやっぱりどーなんだろなーこれは、とちょっぴり思ったりしたりしなかったり。なんかこう、小松崎茂の世界と言うよりはITCだったりワンダバだったりのイメージの方が強いような気がしてしまうのだけれども。あとはなんだ、本編始まる前のCFで大層な褒め言葉を述べてるのが松本零士な関係なのか、本編に登場したパイロットの顔とヘルメットの大きさとか位置関係とかに、妙に昔懐かしい「光速エスパー」とか「電光オズマ」のテイストを感じてしまったりして。まあなんだ、気のせいだろうけどな。あーあとあれだ、「ぷろじぇくと ぶるー」ときたらつい反射的にそのあとに「ぶっく」と付けたくなるのはオレだけですかね。
サボリ気味に仕事しながら連絡を待ってたんだけど、シカトされちゃってるわ。一応自主的にフォーマットだけは15ページ分ぐらいはでっち上げてはいるんだけど、納期オーバーしちゃったなあ(つoT)。
まあこちらのクライアントさんは、毎回納期過ぎてからいろいろ仕事を増やされる傾向があるので今の所それ程心配はしてないんですが、入金時期が先にずれちゃうよなあ(つoT)。
オマケ。昨日書こうと思ってたんだけど、なんとなく書くタイミングを逃してしまった、マリオ・イリエン 「キミ・ライコネンはフルパワーで走りたいだけ」(F1通信)。わはは、実はそれ、オレも薄々感じてたんだよな。全然根拠ないんだけどオレも、キミが移籍した瞬間にフェラーリが壊れやすくなったりするのかなあって気はしてたりするのよね。
ホントのところはどうなんでしょ。んまあ壊すほどにスロットル踏み込めるマシンに乗れる人はそれなりに恵まれてるとも言えそうなんだけど。なあ、特に名は秘すけど新参チームのナンバーワンのヒト(^^;)。
あ、イリエンったらあわてて否定してやがんの(w。梅田にて、久々にヤマちゃんと合流。次の仕事に必要だってんでPhotoshopとIllustratorのCS2・アップグレードパッケージを買ってもらっちゃった、ラッキー(^o^)。
あとはこいつを使ってやる仕事の内容がどんなもんなのか、軽くレクチャーしてもらったあと、かっぱ横町のちょっと高そうな串カツ屋(ビビって早々に退散するあたり、オレらって小市民)→おなじみ(でもほんとは久々)オモニのコース。またもやオモニで「マッカリは紙パックで持って来んかい」に突っ走ってしまったので、結構程よく酔っぱらう。話題はいかに(特に攻略本関連の)編プロの日常がまともじゃないかとか、webがらみの仕事はしんどいねえとか、ケータイコンテンツに明日はあるか、とかなんとかそんな感じ。次のお仕事、なにやらちょっとめんどくさそうではあるんですが、とりあえず3月まで、出来たらさらに伸びるように頑張ろー。
それはともかく。
帰りにちょっと小腹がすいたので、新開地で中華料理屋に入って瓶ビールと餃子を頼んでテレビ見てたら「美味しんぼ」やってて、マツケンの海原雄山があまりにドンピシャなので思わずビールの追加頼んでしまったですよ私は。松岡クンの山岡、優香の栗田、伊東四朗の京極さん、谷啓の(たぶん)陶人先生あたりのキャスティングがなかなか絶妙な感じ。再放送してくれませんかねこれ。ちゃんと見てみたいわぁ。
「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」。程よく酔っぱらって見てたんで、実はちゃんと見ていなかった可能性はあるけど「メビウス」(#40:ひとりの楽園)。今回も脚本は朱川氏。んーと、「セブン」の「盗まれたウルトラ・アイ」のテイストをベースにしながら、今風なイジメとかコミュニケーション不全に鋭く斬り込もうとして、斬れ味がもう一歩足りてない一作、と言えるか。かなり良い感じで話は進んでたと思うし、辛いことを感じられないってのも。それは人間として何かが抜け落ちてるんだよ、というメッセージはわかるんだけど、肝心のナオコちゃんに、ちゃんとしたオトシマエが用意されてないってのはどうなのよって気はした。小説としてならそこは「察する」事が出来る部分なのかも知れないけど、年少さんも含めたテレビシリーズとして考えるなら、ナオコちゃんの直接的な障害との決着は、ちゃんと絵として見せなくちゃいけなかったんじゃないのかな。惜しいところで佳作になり損ね、なお話だったような気はした。
つーことで労せずして手に入れた(ばかめ、これから苦労するのだ)Photoshop CS2とIllustrator CS2をインストールしてみた。んーむ、重い、というかちょっと動きがもっさりした感じがするなあ。うちのマシンは今や決して快速マシンとは言えないスペックだけど、それでも(無印とはいえ)Pen4 2.8Ghz、メモリも1Gb積んでるんですけど。これでもアンダースペックだとおっしゃいますか、はぁ…。
まあそれはともかくちょっと興味深かったのがオンラインのユーザー登録の仕様。都道府県をセレクトボックスから選ぶってのはもう定番だけど、その並び方が斬新というか特定の都道府県にケンカ売ってんのかAdobeって感じで。
ちょっと縮小し過ぎちゃったかな。ご覧の通りセレクトボックスのトップに来るのは東京。以下、大阪、神奈川、愛知、埼玉、千葉、北海道、兵庫、福岡……と続いていく。ちなみに最後に来るのは鳥取(だったか島根だったか)。これは何の順番なんだろうね? 人口? Adobeにユーザー登録した人の多い順? Adobeが独自にはじき出した、Adobeのソフトで仕事する人がたくさんいるであろうと思われる順番?
まあ私もこの手のセレクトボックス作るときは、なにも考えずに北から並べてるけど、そうしなくちゃならない理由はないんだから、これはこれでありだと思うんだけど、どういう基準の下に並んでいるのかについては、ちょっと知りたい気がする。
「地獄少女 二籠」、「あさっての方向。」、「BLACK BLOOD BROTHERS」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。まいったなあ、オジサン「あさっての方向。」(#8:あさっての方向)で泣いてしまったよ。繰り返される「頑張らなきゃ」のセリフのニュアンスの移り変わりでうるうると。「BBB」の最終回もこれはこれで。吸血鬼ものとしちゃあシンプルな分「BLOOD+」より面白かったんじゃないかしら。さて「ボウケンジャー」(Task.46:目覚めた闇)。
このお話の中で一番黒いのはヤイバ様なのかと思ってたらそうでもなかった、ような話で。まあこれはこれで勢いがあって結構なのだが、あたしの趣味としてはこの展開ならば、ゲッコウ様にもう少し積極的に戦いにコミットして欲しかったような気が。つか全体として、敵側も場合によってはサージェスと共闘するような展開があっても良いと思うんだけど、戦隊ものとしてはそこまで複雑な構成はやっちゃいかんって事なのかな。
「カブト」も最終回。まあなんだ、平成仮面ライダーの中では、それなりにちゃんと盛り上がった最終回ではなかったかと思う。いろんなところを大あわてでまとめた感じもあり、なんつってもやさぐれ兄弟に最後の見せ場が無かったのは、そりゃどーなんだってところはあるけれど、格好良いヒーローが格好良く活躍する、ってところは最低限押さえてたんじゃないでしょうかね。
昨日買った本。吾妻ひでお「逃亡日記」。「失踪日記」、「うつうつひでお日記」の隣に並んでたら、そりゃレジに持っていきますがな。あこぎな商売しますな旭屋書店さん(^^;)。
さて本書は、吾妻さんのマンガがちょっぴりと、あとは対談で構成された本であって、「マンガ」ではないので注意が必要。いみじくも本書の冒頭のマンガ(『受賞する私』)で吾妻さんが描いてるとおり、「皆さんこの本買わなくていいです! 漫画だけ立ち読みしてください」ってのが如実に本書の内容を表わしていると思う。正味そんな本。オレは買うけどな。
まあそれはそれとして、吾妻さんとこのアシスタントBさんが、なんとあの知佳ちゃんであって、しかもその知佳ちゃんが今はイラストレーターとして活動してて、あろう事か彼女が吾妻さんのイラストを描くところを目の当たりにしてしまった、ってのは、なんつーかなー、自分がどんだけ年取ったかを実感してしまって、何やら少々感慨深いものがありましたですよ。ああ、そう意味じゃあ元は取ったのか、オレ的には(^^;)
えーと、そもそも「あるある」見てないのでなんも言えませんが、ちょっと興味深い、苦渋に満ちたコメントがあったのでそちらを。まずSF者として冬樹蛉さん。ほんでwebの強者代表でただただしさん。ちなみにあたしは、この番組を作ったのが日本テレワークだったと知って少々複雑な思いを抱いてたり。こんな時こそ出番じゃないのかよぅ、ガチャピンの中に潜んでる宇宙人はよぉ(つoT)。
騒動自体は、そもそもテレビでやってることを頭から信じ込んで、「騙された」とか怒ってる人がこんなに多いことに少々驚いておりますよ。テレビでやってることなんて、はなから話半分のそのまた半分ぐらいだと思って見ておけば良さそうなものを。
どうでもいいが相撲取りが納豆ダイエットってどういうんだ?
学校から帰ってきた倅、「パソコンの電源が入らん」とな。ええい忙しいんだ、自分で何とかせい…ってあんた、メカはからっきしなんであったなあ(^^;)。
しょうがないので見てみたが、確かに沈黙しておるな。ぴーともぷーとも言わんのは、どこにも電気が流れてないからだよな。電源が逝った? 電源ってそんなに簡単に逝くもの? って倅が使ってる時間はそんなに長くもないけど、元々は前の会社に置いてたのを持ってきたヤツだから、それなりに経年疲労はあるのかな。使える電源はもう一個あったと思うけど、こいつが原因じゃなかったらちと面倒だな。もう生きてるマザーは無いはずだし。
つかパソコンぐらいバイトして買えや>倅
カミさんは芝居見に行ったので三日ばかり専業主婦。いろいろごそごそ。注文いただいた本が見つからんのでイライラしてるところに、倅が「パソコン直してくれー」とか言うので切れかかる。あーいかんいかん、平常心平常心。
気を取り直してちょっとチェック。とりあえず倅のマシンの電源を、どこのご家庭にもひとつは余っているであろう、PC/AT互換機用の300W電源ユニットと換装して電気入れてみたら、元気よく動くことを確認。さっそくそのまま作業作業、で一件落着。
そいでもってまたご注文いただいた本探し。見つかりません。っかしいなあ。雑誌なんだけどそれ用に用意した段ボールに入りきらず、別の箱に詰めたらしいんだが、それがどこかが思い出せないのだった。あー弱った。またイライラしてきたぞい。
11時起床、ってどんな専業主婦やねん。とりあえずメールチェックしてから、昨日探すだけで力尽きた、本日発送分の古本の梱包。腕痛い。改めて数えたら、今この部屋には、段ボール箱が46個積み上がってたんだった。これ全部上げ下ろししてたんだもんな。そりゃ腕も痛くなるわなあ。
簡単に昼飯済ませて次のお仕事用のデータを落とす作業。げ、2Gbとな? しかもftpじゃなくsshオンリー? そりゃ落っことすのに時間かかるかもなあと思ったら案の定、全部落っことすのに2時間ぐらいかかってしまった。さらにそれをぼーっと見てた私もバカだった。いろんな事が押してしまってちょいパニック。とりあえず古本の発送と晩飯関連のお買い物。
家に帰ってちょっとあちこちの様子を探ってみたけど、急を要する仕事もなさそうなので、まずはお洗濯など。新しい洗濯機を使うのは初めてなので、使い方がわからず激しく困る。なんで風呂の残り湯汲んでくれないの? ちゃんと風呂水を使用のスイッチ入れてるんですけど…… ああ、ホースちゃんと接続してなきゃ、そりゃ汲んでくれんわな、と言うことに気がつくまでにやたら時間がかかる。やれやれだぜ。
とかやってるともう晩飯作る時間だ。今日はハンバーグ作るぜ。タマネギ刻むぜ。手まで刻んじまったぜ(つoT)。てことで左手の中指にざっくり切れ目を入れてしまいましたよ。こんな時に限ってバンドエイドの類が切れてますよ。ティシュを巻いて続きの作業をしたんだけど、いやあ、人体に溜まってる血液の量ってバカにならんわ。どんどんティシュが赤く染まっていくぜ。
ホントはハンバーグにキャベツの千切りを添えるつもりだったんだけど、負傷につき千切りはパス。本日の献立、ハンバーグ(ミニトマト付き)、マカロニサラダ(マカロニとキュウリの薄切りのマヨネーズ和え)、豆腐と薄揚げの味噌汁。飯作ってる最中に朝日新聞の襲撃を受けて新聞代をふんだくられてちょっと凹む。
晩飯食ったあとにお仕事情報が舞い込んだんで、へろへろ仕事。ちょい前に落とした2Gbのデータがらみの仕事だったので、まあ引っかかることなく作業は出来た、けどもうこんな時間だよ。
なんか時間配分が上手くできてないなあ。とりあえず酒飲んで寝るか。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「Project Blue 地球SOS」。へい、面白かったです。「地球SOS」の方はまあ、レトロと今風をまぜこぜにしてアニメを作ったら楽しいよなあという製作スタッフの気持ちは良くわかる。空回りしてるけど。「ギアス」は丁寧に作ってるって感じはあるんだが、webラジオの方が本編より数段面白いってのが問題なんじゃないかと思う。
webラジオと言えばデジタルビートで始まった「ギガンティック・4U」。このラジオと公式サイトから情報を集めてみるに、なんだなー、ミノフスキー粒子が充満しまくった世界で行なわれるガンダムファイト、みたいなお話になるんだろうかね。メカデザイナーの名前にビッグネームがずらずらと並んどるのは壮観だけど、こう言うのって結局尻すぼみになるんじゃないかなあ、などと要らぬ心配をしてしまったりして。
手紙じゃなくて今日は電話だったんだけど。相変わらず脱力させてくれるぜ。
「UPSの電源切ったら電源が入らないんですけど…」
は?
えーと何をおっしゃりたいので? UPSの電源切ったら、そりゃそいつに繋がってるキカイはそのうち動かなくなるよ。電源入れようよ、UPSの。
あ、もしかしてUPSの電源を再投入できない、って事ですか? そりゃあ神戸の山奥からはなんともしようがありませんわ。何がしたくて何をどうやったらどういう事が起きたか、を話して欲しいんですけどね。
とりあえず「タップにもスイッチ付いてますよね? 何かのはずみでそっちのスイッチがオフになっちゃったりしてません?」と投げやりに返事したら、それから電話かかってこなくなった。
そこやったんかい。
「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」。すいませんねえ、「80」にはなんの思い入れもないんですよ、なのが「メビウス」(#41:思い出の先生)。
ただ、お話はとても良くできていたと思う。しっかり感動できるお話になってたと思うし、たぶん意識的にそうしたんであろう、ちょっとオーバースケール気味なセットの作り込みとかも見てて楽しかった。
デザインの需要、みたいな事情があるから一概にケチつけるのも良くはないのだろうと思うけど、こうなると昭和後期ウルトラシリーズのデザインセンスの、何か勘違いした迎合ぶりは痛いよなあとは思ったけど。メビウスと並んだら、どう見ても80の方が年下に見えちゃうものねえ。
あとはなんだろ、ああそうそう、ミライ君が「兄さん」って言うと、なんか吉本の若手芸人が先輩に語りかけてるような感じがしてそこもちょっとイヤん。
で、来週はオレらおっさん世代がのたうち回るようなネタを用意してくれてるのかい?
「妖奇士」の方はまあしっかり水準クリア。地味なんだけどね。そんなことより2ちゃんじゃあ、「妖奇士」は春までで、後番が「地球へ…」でケテーイ、なんて話が出てたけどこれはホントなの?
なんで今さら「地球へ…」?
まあなんですね、F1通信さんあたりからいろいろ見てもらえばいいと思うんだけど、ルノーの正式カラーリング版、ホンダは黒一色バージョン、それからレッドブルの新車が見れる。ルノーのカラーリングは、寸゛さんも書いてらっしゃるけど、ターボ時代のルノーを彷彿とさせて悪くないと思う。なんか脳内でジャヴイーユ、って単語が踊ってたんですけど。ホンダは良くわからない。中本さんは「今年のマシンこそが真のホンダ」みたいなこと言ってるようなので、そこには期待したいのだけれど。
そんなことよりレッドブルだよなあ。オレがエイドリアン・ニューウェイを同率二位ぐらい(ワタシの一番好きなF1マシンデザイナーはゴードン・マーレイ、同率二位でローリィ・バーンとニューウェイなの)で贔屓にしてるからなのかも知れないけど、なんか妙に洗練されまくってる感じがあるんですけど。こいつにルノー・エンジンが載るんでしたっけ? もしかして速いんじゃないの、これ? と思わせてくれるんだがどんなもんなんでしょう。あの間の抜けた濃紺に赤い牛さんのカラーリングを捨てたら、ちょっと期待したい気も増しそうな気がするんだがな。
「地獄少女 二籠」、「あさっての方向。」、「銀河鉄道物語 永遠への分岐点」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダー電王」、「ふたりはプリキュアSS」。最終回が一本に新番組が二本。オモチャは売れなかったようですが「プリキュア」、結構面白かったと思うですよ。とりあえず中学生ぐらいの年頃のヒロインタイプの女の子ってのは、基本的にクラスメートには惚れにくいんだって事は良くわかった。オレが厨房の時に、それを教えて欲しかったな。
さて新番組その1は「銀河鉄道物語」。って早いところではこれ、秋から始まってて、かつ大松本零士大先生に於かれてはライフワークとなる作品の、第2章にあたるパートなんだそうですな。主人公の名前は珍しくも「学」くん。でもお兄さんはマモルさんなので一安心(何が)。ちなみにこのご兄弟の上には蛍さんというお姉さんが一人いらっしゃって、彼女は大変有名な宇宙海賊の一味なんだそうです。
なんだな、松本アニメで麻上洋子の声を聞くというのは、やはりおっさんにはなかなかどうして堪えられないものがあるし、丁寧に作っているとも思う。でもなあ…。
鉄道事故があったときに同じ線路を利用して現場に急ぐ緊急派遣チームってアリ? ていうか列車ってのはレールの上を走るものだ、という最低限押さえておくべき縛りを無視してる感じがあるんだがそれはいいんですか?
それよりなにより、そもそも「銀河鉄道999」がなぜに大ヒットしたのか、ちゃんと検証しました? ちゃんと作ってると思うんだけど、肝心の志の点で、何かを甘く見てるアニメのような気がするな。
新番組その2は「仮面ライダー電王」。メイン脚本家が小林靖子で時間がらみ、つーと「タイムレンジャー」を連想してしまいますな。気弱で不幸体質な主人公が、何かのはずみでヒーローになっちゃう、ってそんなマンガがジャンプにあったような気もするが、まあいい。一回目を見る限りはそこそこ面白いとは思った。久しぶりに日本語でいろいろ会話してくれる怪人が出てくるというのはいいことだと思う。妙に凝らずに、明るい目にやっていって欲しいと思う。個人的には変身アイテムが電車の定期みたいなモンなんだから、ベルトじゃなく、ゲートとか入り口みたいなところにパスをかざすと変身できる、みたいな仕掛けがあると面白いかなあ、なんて思いましたです。
あとはなんだ、ヒロインのハナちゃんがいい足しとるなあ、と(^^;)。
「地獄少女」は、今回は鬱っぷりが少々足りないので残念賞、「あさっての方向。」は面白いねえ。あまりにご都合主義とも言えるが、なんせあと3回で話まとめんといかんのだものな。
いやあなんちゅうか。
自分でもなんでこんなに、やらなくちゃいかんことがあるのか良くわからん。バカの壁はいったん壊したからいいけど、今度は新たに、一部でspamなwebデザイナー(ごく一部で通用する用語らしい)、と呼ばれつつある人とお仕事しなくちゃいけない(まあ話そのものは去年から聞いてたので、それなりに覚悟完了はしてたんだけど)模様で。
なおかつここに来て突然、もう一件ネタが振られてくる(これはちょっと、しんどいけど面白いかも)わ、しばらく凍結気味だったネタが突電再起動する(勘弁してください)わ、ちょっと前に付き合ってた相手が突然行方不明になるわ(その前にギャラ払ってくださいよう(つoT)でなんだか良く訳が分からん。
またもや不義理モードに入りますが、皆様乞御容赦。
前 | 2007年 1月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
□ TUX [●おめでとうございます。今年もゆるゆるっとよろしくお願いいたします。]
□ もんちぃ [おめでとうございます。今年もぬめぬめっとお願いいたします。]
□ 美紀 [今年もよろしくですー。]
□ トゥティ [たまにこそこそっと現れたりしますので、今年もよろしくお願いします。< (__) >]