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週末分。「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」、「地獄少女 二籠」、「ひだまりスケッチ」、「銀河鉄道物語」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。今週もリストでさくっとな。
デイヴィッド・ウェーバー 著/中村仁美 訳
カバーイラスト 佐伯経多&新間大悟
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011601-9 \900(税別)
太古から数千年にわたって宇宙規模で戦闘を繰り広げる二つの文明。一方は何度かの再編成を経た「帝国」、もう一方は「アチュルタニ」と呼ばれる正体不明の異種族。しかし帝国の巨大戦艦ダハクが直面した敵はアチュルタニではなく自らに搭乗していた乗員達だった。アチュルタニの存在自体も信じられない一部の反乱分子の手際は際だっており、ダハク艦長、ドゥルアガに残されたオプションは残り少ない。そしてドゥルアガが採った作戦は、自らを犠牲にしてでも反乱者達を一掃するはずのものだった。すべてが問題なく進んでいれば…。
すべては5万年前、地球の近辺で起きた事件。そして現在……
太古から続く宇宙戦争、失われたトロヤ群小惑星の秘密、ネアンデルタール人とクロマニヨン人の間のミッシング・リンク、人類の歴史にしばしば登場する大殺戮の背後に潜む何か、そして地球の衛星としてはいささか不自然な「月」の存在……。おいおいおいおいおいおいおいおい、そういうことは20世紀のうちに済ましておこうぜ(いやまあ出たのは20世紀のうちみたいなんで、本書そのものに罪があるわけじゃないんだけど)、といいたくなるようなネタ満載で、読み始めはもう、ニヤニヤ笑いが抑えられない一作。こりゃまた笑っちゃうネタ満載で来たなあと、それなりに好感を持って読んでいったわけなんだが、中盤以降様子が変わる。
なんというか、J・P・ホーガンの小説を読んだE・E・スミスが小説を書き始めたんだけど、途中でなぜかトム・クランシーが書き手に憑依した、様なノリのお話になっている。出だしのあられもないなつかしSF風味が、中盤あたりから妙にこれは「レインボー・シックス」の続編ですか? 的展開になってしまってて少々頭を抱えてしまった。
「オナー・ハリントン」ものでフォレスターやケントの帆船小説のノリをSFに上手く奪胎して見せたウェーバー、本書でもお話の持っていき方の巧さは(これ、『ハリントン』より前の作品なんだな)さすがで、読んでいくだけならそれなりに楽しめる物になっているんだけど、いろいろ考えるとそれってアリ? 的な展開が結構多いあたりは気になったりする。
SFとして書くべき話はそうなのか? って部分、主人公がそこまで活躍しなくてええんですの? て部分、面白い反面あちこちにいびつな部分も感じられる作品になってるなあ。面白くないとは言わんが、無条件に面白いとも言いにくい作品だなあ、と言う感じ。続編もあるらしいがそっちはどうなんだろう…。
(★★★)
長めの英単語が挟まる新番組が二本。「少年陰陽師」の後に「アイドルマスター XENOGLOSSIA」、「コードギアス」の後番は「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」。どっちもやたらと作画に力入ってる。面白そうなのでちょっと続けて見てみたいけど、深夜枠のアニメで野球も始まってるし、見逃しも多くなりそうだわ。
先週は猛烈に忙しくて予約入れることも忘れていた「ギアス」の最終回もBIGLOBE STREAMでチェック。んまあ2部が作られることはほぼ確定してたわけだから、多少投げた展開でもオッケーって感じで。いろんなところが黒いけどね、これは。
小島あきら「まほらば」(11)、(12/完結)。小島先生すいません、8巻まではブクオフ105円棚で揃えちゃいました。んでもって6巻あたりからの神展開で辛抱堪らず、9と10はブクオフ350円棚。11、12はブクオフになかったので岸和田の帰りに三宮のジュンク堂で新刊で購入。ちゃんとした売り上げに貢献したのが2冊だけ、ってあたりお詫びいたします。それはそれとして、イキオイつけた一気買いは久しぶりかも知れないな。
元々はみっこが主演で一人五役をやったアニメってことで興味を持って(手段は問い詰めないでください)見てみたらこれが実に良くできたアニメだったので原作にも興味が湧いたわけですが、うむ、これはなかなか良いね。アパートの大屋さんは「頑張ってください」と言わなくちゃいけない、とか、その美人大屋さんのかつての最愛の人の名前が「そういちろう」さんだったりするのは、やっぱりお約束なのかなあと思ったけど、その辺はまあちょっとしたお遊び(つーか単なる偶然の可能性もあるかな)なんだろう。比較検討してみたら面白いかも知れないけど、そう言うことはとっくに誰かがやってるんだろうな。
コミックスの方の話をするならば、うん、画力はさほどでもないと思うけど、すばらしい構成能力に長けたマンガ家さんだなあと思った。ひとつの話の中でのコマ割りなどの構成、シリーズを通してのストーリーの構成、ともにかなり良い按配で感心させられる。
つーかもうね、涙腺制御バルブのパッキンが少々劣化しちゃってるオジサンにはこいつはちょっとキツいわ。終盤は泪目で読むことになってしまいましたです。
アニメの方も別な魅力に満ちておったと思うので、第2シーズンもやって欲しいところですな。
とりあえずタイミングモニタで観戦。数字を見ていて面白いのはやはりタク周辺なので、トップ争いはCSの録画バージョンで楽しむことにして下位集団の数字の出方で手に汗を握っちゃう。
当面のアグリのライバルはトロ・ロッソってことになるんだろうけど、第2スティントはセクター1はタクがちょっぴり速く、セクター2はスピードが速く、セクター3では取ったり取られたりが延々続いてる。デイヴィッドソンもほぼタクと同じようなタイムなので、こういうクルマなんだろうな。トロ・ロッソの方はスピードよりもリウッツィの方が速く走れて、その上そのタイムはアグリが出すそれをちょっぴり上回ってるので、さすがは腐っても(腐ってる?)ニューウェイ、ってことか。リウッツィは不運続きでなかなか前に出られなかったのが、アグリの二台にはラッキーだったのかも。
当面のライバルはともかく、このレースでタクが常に追いかけることになってたのがホンダ、てのはなんとも皮肉な話ではある。タイム的にはバリチェロよりもバトンよりも、タクの方が早いときの方が多かったってのはさらに皮肉な話だよな。
ということでこれからビデオ観戦さ。
見終わった。久々のマクラーレンの横綱相撲。前半はかなり見応えがあった。後半はタイミングモニタで予習しておいて良かったな、というところか。
レースとは直接関係ないけど、川井ちゃんが、今年のフラビオは頻繁にフィジケラに対してチームラジオを使用していて、しかもその内容がかなり恐ろしいものである、なんて話をしていた。いったい何話しかけてるんだろう。なんでもそのラジオの内容で、サードドライバー以下が妙に今後に期待を持っている、とか言う話だったけど…。
「地獄少女 二籠」、「ひだまりスケッチ」、「銀河鉄道物語」、「神曲奏界ポリフォニカ」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。いやはや、なんともダークな展開だったのが「地獄少女」。最後の最後にかすかに救いはあったけども。一応あいの業のようなものはクリアされたけれど、パソコン通信からケータイメールへと進化した、地獄少女2.0的な存在を匂わせて劇終、という流れでございましたな。
かつての「シャナ」や「xxxHOLIC」枠に帰ってきたのが「ポリフォニカ」。何やら原作はシェード・ワールドものだそうですが、その内容は良くわからぬ。とりあえずオジサンはきょぬーなおねいさんはあんまり好きじゃないので、やや引き気味に鑑賞しております。
「ゲキレンジャー」は豚の角煮をあてに一杯やりたくなるエピソード。ミキのムスメが良い味。あとは師匠も大変だ、ってなところか。なかなか楽しかった。
紫のバラの人のお話だった「電王」も楽しかった。キンタロスは面白いキャラっすね。
レイ・ブラッドベリ 著/伊藤典夫・村上博基・風間賢二 訳
カバーイラスト 野中昇
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN978-4-15-041138-1 \900(税別)
妻を伴って出かけたマジックショー。そこで私が目にしたものは、自分に瓜二つの男だった。マジシャンの誘いに乗って壇上に上がったその男のふるまいを見ていくうちに、私の心には妙なもやもや感がわき起こり…。表題作他20編を収録。
解説で高野史緒氏いわく、人は11歳から16歳の間に出会ったものによって形作られる。そしてこの時期にブラッドベリに出会ってしまった者たちは、そのとても多くがブラッドベリの信者となってしまう(大意)。なるほどなあ。
幸か不幸か私はその時期にブラッドベリに出会っていないのだな。だから「たんぽぽのお酒」が読めないのだろうなあ。その時期ってばオレ、戦記物のノンフィクションに浸ってたような記憶があるもんな。イマイチSF者としてオレがヌルいのは、そう言う過去があるからなんだな(w。
さて、ブラッドベリの真骨頂とは、叙情的な風景描写と、その裏で進んでいく不思議で、かつしばしばダークな雰囲気に満ちたストーリーの捻りっぷりにあると思うのだが、本書に収められた21編もみなそういう味わいに満ちた作品達。時にダークに、時にファンタジックに、そして時にはスラプスティックな要素をたっぷり盛り込んだ短編の数々はSFやファンタジーの範疇に収まりきらない味わいを持っている(故に本書はNVから出ているんだろうけど)。読んでぽんと膝を叩くようなものではなく、読み終わってしばらく遠い目をして、それからさて次のお話は…、と言う感じで読み進んでいくような物語たち。そこに通底している物があるとしたら、それはノスタルジーへのノスタルジー、みたいな物なのかな。
ゴールデンエイジのコメディ映画、作者が敬愛する文豪達、情報と輸送のスピードが劇的に進化する、その直前の社会やファミリーのありよう、のような物に対するそこはかとないノスタルジーが、ブラッドベリの作品に独特の魅力を与えているのだろうな、と思う。そこにほわーんとできるか否かは、確かに多感な時期に、この人のお話を読んでいるかどうかにかかっているような気はする。
当然オレは、狂騒的な勢いに満ちた「Uボート・ドクター」や、ブラッドベリ的クトゥルー譚とでも言えそうな「究極のドリアン」あたりがお気に入りってことになるわけですな。
(★★★)
古本の発送(今日のメインはメカマガ22冊。重たかったよー)を済まして、ちょいとブクオフを覗きに行く途中でぱちっとな。知らないうちに桜も満開だ。
お花見はまあやってもやらなくてもいいんだけど、宴会はやりたいのう。
新番組らしいのと、たまたまサンテレビ(様)で野球中継がない日だったので「ラキ☆スタ」、「シャイニング・ティアーズ・クロス・ウインド」、「アイドルマスター XENOGLOSSIA」。「ラキ☆スタ」は主役に平野綾、制作京都アニメーションつーことで、まあなんだ、「ひだまりスケッチの憂鬱」みたいなお話。主人公の女の子がアニメ・ゲームオタクで、何よりも嫌いなことがプロ野球が始まることで深夜枠のアニメの放映時間帯がずれまくること、つーのが実に。それを思いっきりやってくれるのがサンテレビ(様)なんですけどね(w。「シャイニングほにゃらら」って、なんだな、セガはまだシャイニングなんたらのシリーズを作ってたんだなあと言うところにまずは感心しましたです。アニメそのものはまあ、いろんなところが見てて恥ずかしい。いずれにしてもこの二本、サンテレビの深夜枠で、かつプロ野球シーズンが始まってしまっては、定期的に続きを楽しむのは不可能であろうな。
「アイドルマスター」は、徹頭徹尾どこかで見たような感覚満載なんですが、ま、いっかーってなもんで。
□ 美紀 [またかっこいい乱土さんに会いたいですよ。 桜を見てそう思ってしまいました。シャイニングってどーしても 映画を思い出す..]
最近の仕事のパターンは、金曜日に確実に一波来ることがわかっているので、それまでにそれ以外の仕事に、ある程度アタリをつけておく、つースタイルを取ってるんだけども、そのアタリをつけておく仕事の区切りが週明け早々、なぁんて事になると、とたんに段取りがグダグダなことになるんであった。んまあ金曜日の大波を何とか乗り切ったのでとりあえず一休み。夕方から本読んだり、みっことさぁやがビールとピザで宴会するwebラジオ聞いたり。
明日あさってで頑張って残りもまとめますんで、ちょっと待ってくださいまし>クライアント様。
カート・ヴォネガット。http://www.vonnegut.com/がとても味わい深い。人間が一人死んでるのに、味わい深いも何もないとは思うけれど、やっぱりとてもしみじみと味わい深い。感謝と合掌を。
野尻抱介 著
カバーイラスト 撫荒武吉
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030879-7 \600(税別)
その信号には明らかに"意志"があった。偶然捉えたその信号は、人類とは違う生命体が、外宇宙から放ったメッセージに他ならない。彼らと同じ方法を、主にコスト面などの制限から考慮していたJAXAの研究員、野嶋たちは、異星人にも自分たちと同じ方法で他の宇宙に棲む知性体とのコンタクトを取ろうとする種族がいることに俄然色めき立つ。世界規模で形作られるファースト・コンタクトへの期待感がふくらむなか、ついに"その時"がやって来た…。表題作他4編を収録。
宇宙への人類の進出のかなり早い段階を描き、その、地に足のついた感の描写に定評のある野尻抱介さんのハードSF短編を集めた本。表題作に続く「轍の先にあるもの」は、2001年のNEARシューメーカー探査機が捉えた一枚の写真からふくらむ一人のハードSF者の妄想(^^;)を描いて何やらほほえましく、続く「片道切符」と「ゆりかごから墓場まで」は、おそらく同じ年表の上で語られているのであろう、火星開発を扱ったエピソード。そして最後に控える「大風呂敷と蜘蛛の糸」は、一人の女子大生が何気なく発した一言から拡がる、日本の研究者たちによる高みへの挑戦を描く。いずれの作品も、今現在の(そして日本で無理なく実現可能であろうと思われる)技術情報を駆使した、現実的でありながら夢に満ちた物語たち。
ハードSFという言葉が持つ、一見さんは勉強し直してもう一回おいで、的なとっつきの悪さもなく、実にさくさくと読み進めることができ、読み終わったときに、どう見ても少々不利な環境での活動を余儀なくされているであろう日本の宇宙開発の最前線にいる人たちへ、「頑張って」といいたくなるような気分が自然と湧いてくるようなお話が並んでいる。エッジギリギリの研ぎ澄まされた感じ、というのではなく、ほのぼのと「ああ、こんな風に頑張っている人がいるんだなあ、上手く行くと良いなあ」と読んでる側に思わせるようなハードSF、というのは、これはこれで貴重な存在なんではないかと思う。
SFとしてどうこう言うよりも先に、宇宙に目を向け続けている人々が身近にもいて、彼らはこんな風に頑張っているんだよ、ってあたりを、とてもわかりやすく門外漢に教えてくれているところに本書の価値はあるのだろうな、と思う。SFではなく、もっと現実的なレベルで宇宙に興味のある人にこそ読んでみて欲しい一品、といえるかな。
いや、SFというか読み物の好みとして、ここまで黒い部分が見あたらないと、私としては少々物足りないと思ってしまうものですから(^^;)
(★★★)
岸和田出張の日でございます。
「彼女は決してしない」ってのは何をしないんでしょう、やっぱりあれでしょうか…といわれてキャベツ少し吹き出す。すいません、妥協しない、って書くつもりだったんですぅ…。
久しぶりにいろいろやって面白い一日であった。たまにはこういう日がないと、やってられんね。
「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」、「おおきく振りかぶって」、「地球へ…」、「ラブ★コン」、「ひだまりスケッチ!」、「銀河鉄道物語」、「なんたらかんたらポリフォニカ」(えーかげんやなあ)、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「YES! プリキュア5」。見てるようでほとんど見てない感じではありますが、とりあえず追いついたかな。
新番組の「おおきく…」と「ラブ★コン」はツカミちょっと弱めだけど結構面白い。コミックスの評判も上々だった「おおきく…」、アニメの方も(実は全然期待してなかったもんですから)かなり面白かった。原作知らないんですが楽しめそうっす。「ラブ★コン」もテンション高くて面白いね。
順序が前後するけど「地球へ…」は、逆にそこそここちらのテンション高いときに原作を読んでたせいか、妙に老けた感覚が気になりますな。どーでもいいけど「夢見るマーズポート」の女の子のゲスト出演ってのは、原作でもあったんだったけか(原作当たれるんだからチェックしろよ、古本屋)。
「ゲキレンジャー」は主役そっちのけでメレの純愛話。ジャンの言う「ケナケナ」ってのは「けなげ」だってことなんだろうね。メレはちょっと、幸福な死に方はできないキャラなんだろうけれど、その調子で愛に生きて欲しい揉んだと思いましたよ。ちょっといい話だったと思う。スカしたエピソードの中に、ときどきこういう話を入れてくれると嬉しいですな。
「電王」は快調。いやあ、キンタロスの強さにオレは泣いたで(w。
てなところで。
日本映画専門チャンネルで「緯度0大作戦」。やっと見た。もうね、
くっ、ろっ、さっ、めっ、えるおーう゛ぃーいぃぃ!!
ですわん。いやー、絶対買う、とか言いながら、まだDVD買ってなかったりするわたくしですが、とりあえずこれで日本公開版は押さえられることになっちゃった。嬉しい。しかし見てると、あからさまにああここでハサミ入ってるなあってのが分っちゃうところが何ヶ所かあるし、平田さんの口の動きがどう見ても英語しゃべってる感じで、106分の海外版も見ておきたい気分になってしまうんだよなあ。うう、罪な映画じゃ。
買おうかなやっぱり(w。
もう一本いこう。同じく日本映画専門チャンネルで「小さき勇者たち GAMERA」。こいつもちゃんと金払って見てまして、んで感想はそのときのものとさほど変わってはいないな。全体に私は好意的に見れるけど、あちこちに垣間見える間延び感はちと辛い。んでも決して悪い出来じゃあないと思うんだこれ。ちゃんとお話造ってるし、やや平成ガメラを意識しすぎかな、とも思えるけど特撮シーンにも時々かなりいい絵があるし、ああ、あと見直して気づいたけど、ジーダスって案外ガバラのテイスト持った怪獣で、これはこれで可愛いやっちゃなーとか思った。
さて、この映画を語る上で避けるわけに行かないのは、例のカメ虐待問題。ウチでもちらっと触れましたけど、ここで話題になってた団体の態度についてもいろいろ疑問の声が上がってたようで。代表的なところではこんなのが。リクガメを考える。ふーむ、どっちが真相に近いんだろう。なんにしても角川サイドが、この件に関してちゃんと返事してないように見えるのが、一番の問題のような気もするなあ。
「ラブ★コン」、「ひだまりスケッチ」、「銀河鉄道物語」、「神曲奏界ポリフォニカ」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。土曜の夕方の分を録りそこねていた。「地球へ…」は別にどうでも良いけど、「おおきく…」の方は見たかったな。深夜の4本は、あとになるほど面白さレベルが下がっていく感じ、かしら。「ポリフォニカ」は、3回目ではやくも作画レベルがヤバ目な方向に行ってますね。はじめの2本はとても楽しいと思うんだがな、今期のアニメシャワーは。
んで日曜朝。今週は「ゲキレンジャー」、良かった。ジャッキーのカンフー映画なんかで良くある、小物を効果的に使った小気味良いカンフーアクションが見られたのは収穫。こういうのもっとやって下さい。あとは怪人さんの声が師匠なので、突然なんかヤバいこと言い出んじゃないかとわくわく気が気じゃなかった。あとはなんだ、そのセクハラ象はいいのか? よい子向けの番組で、ってところかな(w。
戦隊ものが「G」ならライダーは「種」で。4人目のイマジンは、わたしゃてっきりタツノコタロスだと思ってたんだけど、リュウタロスって事になるようでございますね。リュウタロスにリョータローを消すことを命じたのが、これまで思わせぶりに姿を見せていたコート姿の男なんでしょうか。こっちはお姉さんの秘密の方もちょっとずつ解き明かしながら、って展開なのかな。
で、今週は「プリキュア」もスーパーヒーロータイムに入ってても良さげな内容でございましたね。
というのが正式名称なのかオンラインストレージ、が正しいのか良く分からんが。最近はメールの添付ファイルのサイズに上限がかかってるところなんかも結構あって、仕事上のデータのやりとりなんかでも結構この手のサービスを利用することはある。無料でそこそこな量まで面倒見てくれるところもあるようだけど、やはり何かのはずみで使えなくなったりする、というか、使い始めは快適なんだけどそれでユーザーが増えると覿面に重たくなっちゃう、の繰り返しなのだよね。危急の際には少々弱る。もちっと安定したサービスが欲しい。
んでよく考えたら、わたしゃATOKユーザーなんであるから、JUSTSYSTEMのiDiskサービスを使えるではないの、なんて事を思い出した。
今の所無料サービスで40Mbのスペースが使えるんだけど、月315円出せば100Mb、現在容量ボーナスサービス中でさらに100Mb、これに無料スペースの40Mbを足した240Mbのスペースが利用可能ってことになる。その上、金を払うからには、何かあったらがつがつと文句も言えるだろう(たった300円でいきなり居丈高)、というわけで物は試し、有料コースを申し込んでみた。今度何か用事があったら使ってみるよ。
それにしても、久しぶりにiDisk見たら、何かの都合で退避してたらしい2002年頃の自分のサイトのデータ一式が、まだしっかりと保存されていたのには笑っちまったぜ。
なんでも2.0つけとけばありがたいっぽい気になっちゃう今日この頃。「ダイ・ハード」はいきなり倍率ドン! で4.0らしいですけど。
DreamWeaver+Photoshop+ImageReadyの組み合わせで作業やってると、盛大にHDDのアクセスランプが点くし、PhotoshopとImageReadyの間を行き来してると、しょっちゅうアプリが固まってしまうもんで、こりゃメモリが足らないんだろうなあってのは薄々感じてた、のでソフマップまでお出かけ。ハーバーランド方面は久しぶりだったんだけど、撤退したダイエーのあとにイズミヤやらユニクロやらが入ってて、以前の殺風景さが払拭されたのは結構なことだ。
今使ってるマシンは、んまあ一世代ばかり前のマシンなので、使えるメモリはいわゆるDDR1、PC3200つーやつで、そろそろ絶滅危惧種になりそうな勢いなんで、ノーブラではありますが、一応1Gbを二本購入。2万でお釣りがちょっぴり帰ってくるぐらいのお値段であった。
帰ってさっそく換装してみましたが、ふむ、とりあえずHDDはかなり静かになったかなー。実際にどのくらい快適になったのか、感じるにはしばらく使ってみないと。
それにしても、軽い方がいいに決まっているwebサイトのための画像を処理する作業に、メモリ1Gb程度の実装状況じゃ力が足りないってのは、なんか間違ってるような気がするなあ。
んまあヘタレな私は、今使ってるCaplio G4 Wideで充分で、そりゃまあ余裕があるならGR Degitalくらい欲しいなあと言う気はしているんだけど、それとは別に昨日ソフマップで見かけたこいつ、これまたリコーのCaplio GX100。いやなんつーか、性能がどうとか言う前に、これカッコいいなあ、と。これがまたGR Degitalとどっこいの価格帯で、結構高額商品ではあるんだが、ちょっと惹かれるものがあるなあ、と。こういうのを気軽にほいほい買えるようになりたいもんですなー。
昨日の話で思い出した。メモリ換装したんで、使い途のないSDRAMがあふれてるんですけど、欲しい方いらっしゃいましたらお譲りしますよ。PC3200仕様のサムスン製256MbDIMMが二本、同じくPC3200、ノーブランドの512MbDIMMが二本、余っております。ちょいと古い仕様のDIMMなんで最新の機種には使えないと思いますが、3〜4年前のマザーなら使えるんじゃないかと。欲しい方いらっしゃいましたらお譲りします。送料だけ持っていただいたら結構でございますんで、欲しい方はご連絡下さいな。一応ヤフオクよろしく、ノークレーム・ノーリターンでお願いしたいとは思っておりまするのでそこはよろしく。
って今時、こんなDIMMに需要はあるのかね。
GW前進行、なんて物があったりするのかな。午後になってから、妙にあれをやってくれ、これをやっといてくれ、ってメールが舞い込み始めてる。今の所は何とか対応できるレベルだけど、これから週末に向けて仕事がばたばた舞い込んだりするのかしらん。余分に儲けが出るならありがたくお請けしますですが、休みの都合だけでがっつんがっつん仕事が舞い込むのはちょっと勘弁な。
トニーたけざき「トニーたけざきのガンダム漫画 Ⅱ」。うはははは、こりゃすごい。ガンダムマンガというよりは、ガンダム・ディオラマンガ大行進、って勢いだわ。ここで使われてる模型、トニーさんが自分で造りはったんやろか(一部は製作協力という形のクレジットがあったけれども)、だったら結構いい腕してはるなあ、トニーさん。
なかなか楽しめましたですよ。
うむ、久々に来たな、ヘンなのが。Subjectが"パプアニューギニア人の主人の事で相談があります。。"。実は一昨日ぐらいに一度、このSubjectは乱土さん宛のメールとして届いていた物をPOPFileのログで発見して、「お」と思ったんだけど、その時は反射的にログを削除しちゃって、文面をチェックしきれなかったもの。今日になって軽石庵の番頭さん宛に同じ物が来てたので、今回はしっかり文面をチェックできた。こんなの。
突然のメールごめんなさい。 浩子といいます。33歳既婚、主人の仕事の手伝いをしています。 主人の件で、相談があるんです。 主人はパプアニューギニア人で、日本で料亭を営んでいます。 そこまではいいのですが、問題が一つあって。。 料亭をオープンするぐらい日本好きの主人なんですが、 ただ一つ、和服にだけは馴染めないみたいで。 日本料亭でありながらも、出身国のままの格好で応対してるんです。
つまり、ほぼ全裸にシンボルケースのみの格好なんです。
主人が料理を運んだりするために部屋に入った途端、 お客様は悲鳴を上げパニック状態になるんです。 やはり…股間に白い牙を装着した褐色の肌の異国人が そういう場にいきなり登場したら驚くものでしょうか。
http://scrambleeggz.web.fc2.com/ ここにその動画をアップしておきました。 主人が登場した途端に料亭内がパニックになっている動画です。 動画を見て、こんな状況下で料亭を続けても大丈夫かどうか 第三者の意見を聞かせてください。
ぬっはっは、なんだこりゃ(しっかしある意味失礼な内容ではあるよなあ)。こちらとしても、とりあえず動画をチェックして有効なアドバイスをしてあげたいような気がしないこともないが、なにかが邪魔してそれを実行できないでいますので、誰か代わりに見てあげてくださいませ(ぉぃ)。
神林長平 著
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030881-0 \900(税別)
ISBN978-4-15-030882-7 \900(税別)
かつて発生した月戦争は月そのものを完全に破壊し、その影響は地球にも深く及んでいた。激変した地球環境ではこれ以上人類の生存は不可能と判断した国連は、地球の全人類をコールドスリープ状態で火星に送り、無人の惑星となった地球には機械人と彼らがコントロールするテラフォーミング機構のみを残し、250年の時をかけて地球を復興させ、そこに冬眠状態だった人類を帰還させようと計画する。この計画の上で機械人たちを監視するために産み出されたのが、人類とほぼ違わぬ人工生命体、アートルーパーたちだった。そんなアートルーパーたちの中でも最上位機種であるエリファレットモデルの一人、彗慈は今、廃墟での訓練行動中だった。そんな中彗慈たちは、かつてヨコハマと呼ばれていた廃墟の一角で、あり得ない物を発見する……。
「あなたの魂に安らぎあれ」、「帝王の殻」につづく、神林長平の"火星三部作"第三弾。刊行順とは逆に、物語の時代設定は先の物ほど未来を扱ったお話になっている。「あなたの…」(カバーイラストは佐藤道明でしたなあ)が刊行されたのは1986年。20年越しで完結したこのお話が常設に語るのは、いかにも神林な、存在というものにまつわるリアル/非リアルへの考察と、コミュニケーションにまつわる過剰なまでの弁証大会。そこでは創造主と想像される物の関係性、自分であると言うことは突き詰めて考えればどういうものであるのか、という問題が繰り返し繰り返し、少しずつ語り手の立ち位置と考え方を変えて語られる。神林SFの登場人物たちは、どうかすると何かのリミッターが壊れたかのように饒舌に語りまくる傾向があるんだが、本作ではもう、最初から最後まで、登場人物たちのリミッターは解除されっぱなしの勢いだ(w。
なんて書くと、まるで自分語りオンパレードの、やたら鼻につく描写連発のくどい長編、って印象があるかも知れないけれどそう言う心配は無用で、読み終わってみれば「ずいぶん語ったなあ」と思ってしまう内容なんだが、読んでる最中はそこにあまり拒否反応を起こすようなこともなく、さくさくと読み進められるようになっている、小説としての構成のうまさはさすが神林長平、ただ者じゃないなあと思わせられる。
読みようによっては極めて思索性に富んだSF作品として出来上がっているこのお話なんだが、そのキモの上に陸戦を扱ったミリタリィSF風味が被さっていて、退屈しないで読み進めていけるようになっているあたりが、小説として見たときの本書の出来映えの上等ぶりを良く表わしていると思う。お話としての完成度を保った上で、SF的な切り込みっぷりの鋭さも心地よい、そんな作りになっているのだな、
一種の神学SF的な要素を内包しつつ、エンタティンメントとしても充分機能していると感じさせてもらえるあたりで、なかなかエエモン読ませてもらった感たっぷりの一作。このたっぷり感満点な分量も嬉しいやね。ここしばらく再刊行が多くていまいち神林SFを読んだなあって気分が希薄だったところにやってきた、上下巻あわせて1200ページになろうかという超大作。いやいや、嬉しく微妙に懐かしく、楽しい時間を味あわせていただきました。神林SFが好きな人なら読んで損なしだ。
(★★★★)
CS ファミリー劇場で「ULTRAMAN」。んまあこいつも劇場で観ているわけで、その時にはそのしっかりした作りに大変好印象を持ったような憶えがあるんだけれど、改めて見てみるとなんだな、さすがは「ネクサス」に繋がる作品。あちらこちらが存分に黒いわ(w。
この作品、出だしのイーグル発進のシークエンスがとても良い感じで、ここを楽しむには大スクリーンなんだけど、それ以降の特撮はやや小粒な味わいで、むしろテレビサイズ向きだったりするのが少々微妙なところ。小粒でぴりりと味わい深い、佳品ではあるのだけれどもね。
誰が予約入れたのかは知らないが(オレだよ)、「一騎当千ドラゴンデスティニー」、「ウェルベールの物語」、それから「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」、「おおきく振りかぶって」、「地球へ…」。最初の二つはまあ、野球やら何やらに邪魔されなかったら続きも見る…かも知れない。「黒の契約者」は、ちょっとずつ「契約者」という存在についての説明がされるようなお話。丁寧に造っていると思った。「おおきく…」は面白いです。「秘密基地」以来久しぶりに高田梢枝の声が聞けるあたりもポイント高いさ。で、「地球へ…」は、おや、今週は堺三保さんが脚本書いてはるのか。ふうむ、最初から最後まで、間違ったことは何一つやってはいないと思うんだけど、面白くなってないのが問題かなあ。あと、CGIのパートもちょっと気になるな。
てなところで。
「やめておけ、死ぬほど痛いぞ」ってヤツだよな(つoT)。
んーと、特に予定はなく、もしかしたら仕事も割とヒマかも知れないな。古本屋の方を少しがつがつと追加していきたいが、3ヶ月ぐらい手をつけられてなかったものだから、データの作り方から更新の方法まで、軽ーく忘れちゃってるぞ(w。
とりあえず銀背を少々追加してみましたよ。
「ラブ★コン」、「ひだまりスケッチ」、「銀河鉄道物語」、「神曲奏界ポリフォニカ」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes!プリキュア5」。土曜深夜の分はまあまあ。「ポリフォニカ」が2歩ぐらいおくれを取ってる感じはありますけれども。
さて、敵も味方も修行で強くなっていこうとする、何やらみんなが前向きなのが「ジュウレンジャー」。なんつーか、魅力的な笑顔ってのは難しいんだなあと思った。頑張ってください。「電王」は面白いっすね。「銀河鉄道物語」でもマニューバする列車、つーなかなかすごい絵があってへえ、って思ったんだけど、翌日の「電王」でそれ以上の物を見せていただいた気分。松本センセ、盗作騒動とかにかかずらわってる場合じゃありませんぜ。
というわけで、商売モノに手をつけるシリーズ、晩飯あとのぼやーんとした時間にはミステリがお似合いかなあということで、結構な在庫のあるハヤカワ・ポケミスをちょこちょこと読んでたりする。ここ数日で読んだ本はこんなところ。
ある雨の夜、87分署に助けを求めて転がり込んだ血まみれの少女。従姉妹と共に出かけたパーティーの帰り道、変質者に襲われ従姉妹はレイプ、刺殺され、自分も負傷して逃げ延びたのだという。彼女の供述通り、従姉妹のミュリエルは変わり果てた姿となって発見された…。
割と地味な展開の作品なのだが、終盤のサイコ風味がかなり怖い。
アイソラ市の要人に次々と送りつけられる殺人予告。その予告は厳重な警備をかいくぐって次々と実現していく。予告状を渡す男が耳に補聴器をつけているところから「つんぼ男」と名付けられた犯人の手際は水際立ち、市警の権威は失墜の一途。犯人の真意はどこにあるのか、そして87分署が総力を挙げた捜査は奏効するのか…。
シリーズ屈指の傑作だとか。確かに面白い。天才的な犯罪者相手だと、どうしても組織ってのは後手に回ってしまうと言うあたりの描写、事件とは直接関係のない脇役がかもすユーモアが良い感じ。珍しくも主役のはずのキャレラが最初っから貧乏くじを引きまくりなあたりもかなり興味深い。最後には美味しいところを持っていくんですけれども。
なお、今回読んだ2冊の「87分署」はともに映画化されているそうで、「警(サツ)官」のほうはバート・レイノルズ主演の「複数犯罪」というタイトルだそうで。キャレラ=レイノルズってのは何か違うんじゃないかなあって気がするな。
コリン・デクスターのデビュー作にして「モース警部」シリーズの第一作。お名前はかねがね聞いておりましたが、読ませていただくのは初めて。ワタシでも名前は知ってるぐらいだから、ミステリ界では有名な探偵さんだと思うけど、この人の推理スタイルはかなりユニークで、田所博士よろしく「発想とインスピレーション」を重視する探偵なのだった。
モースさんは事件を前に科学的なデータや聞き込みの結果などにあまり重きを置かず、ひたすら自分が独自に立てた仮説をもとに推理を進めていく。で、この仮説が、事件の序盤ではどうしても的外れな物になりがちで、これを何度かのスカ引きに応じて修整しながら真実に近づいていく、その過程を読むのが楽しいのだな。
ある意味天才肌なモース主任警部と、ごくごく常識人なルイス巡査部長の対比など、ホームズとワトスンを思わせるが、ホームズが割と推理は鮮やかにやらかすのに比べて、モースはその仮説が、しばしば的外れな物だったりして読んでるこちらもミスリードを被って推理に右往左往してしまうってあたりがこのシリーズの面白さなのだろうな、とは思いました。
ちなみにわたしゃ途中で真犯人が予想できて、それは正解だったのだけれど、そう判断するに至った過程で読み違えをしていた。ミスリードで正解にたどり着いていたわけで、喜んでいいやら悔しがったらいい物やら。
2年前に失踪した女子学生の跡を追っていた警官の突然の交通事故死で、捜査の後釜に座ることになったモース。最初は気乗りのしない捜査に見えた事件には、あなどりがたい深い秘密が隠されていた…。
モース警部モノの第2作。捻り具合は前作以上で、今回はオチが読めなかった。このオチにはちょっとびっくりしたんだけど、amazonの書評で、警察がしっかり捜査していれば簡単に解決してたはずの事件ではないか
(大意)、ってのがあってちょっと笑った。いや、落ち着いて考えたら確かにそうなんだわ(w。
そうは言っても読んでる間は突飛な仮説を繰り出してはそれがスカだったと分って凹み、また新しい仮説で事件に挑戦するモースの行動が結構読んでて楽しく、飽きない作りにはなっていると思う。
デクスター作品ってのが基本的にそうなのかは分らないけど、捻ってるんだけどもう一ひねり足りない、みたいな部分があって、そこが「ウッドストック…」でのミスリード、本書でも最初に語られた前任者の交通事故死のエピソードあたりで感じるところはあって、そこにもう一声、黒く捻って欲しかったかなあと思えるところもなくはないのだけれど、んでもまあなんだ、晩飯のあとにコーヒーすすりながら読むには悪くないブツだよな、と思ったです。
てなところで。他にもちょっと惹かれるタイトルがいくつかあるんで、気が向いたらまた読んでみるよ。
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