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デイヴィッド・ウェーバー 著/中村仁美 訳
カバーイラスト 佐伯経多&新間大悟
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011649-1 \940(税別)
月に擬装して、4万年のあいだ地球を周回していた第4帝国の小惑星型戦闘艦、ダハク。数奇な巡り合わせが現代の地球人、コリンとダハクを引き合わせ、そして今、ダハクはコリンを唯一の艦長と認め、ふたたび稼働状態にある。かつて帝国が未知にして最大の驚異と認識し、ダハクをはじめとする強大な戦闘力を準備させる動機となった謎の異星生命体、アチュルタニの活動が、数万年を超える沈黙ののちにふたたび確認されたのだ。いかに強力な装備を誇るダハクといえど、先遣部隊ですら一千隻を超えるアチュルタニの艦隊を前には長くは保たないだろう。ダハクに遺された帝国のオーバーテクノロジーを最大限に動員し、地球宇野防衛体制を整備する一方で、コリンとダハクは敢えて地球を離れ、外宇宙に向う。どこかに残っているかも知れない、帝国の救援を仰ぐために…
正々堂々王道を行っているというか、間違ったことは何もやってないにもかかわらず、なぜか失笑するしかない展開の連続で、少なくとも読んでるあいだは、バカバカしくもスペクタキュラな展開と、どこかで見たようなシチュエーションやアイデアのつるべ打ちで、いつの間にか「おいおいちょっと待て」なんてツッコミを入れる気すらなくなってしまう、ような本。前作、「反逆者の月」では、ツカミの気宇壮大さが気がついたらクランシーばりのハイテク・アクションものにすり替わってしまって、ちょっと残念な気分になってしまったんだけど、今回は序盤で少々クランシー風味を引っぱったあとは、ひたすら少しばかりの「バカですか?」的なニュアンスを引きずりつつも、暴走、と言っても良いくらいの勢いでのスケールアップと、なつかしSF風味の、闇鍋的な要素のぶち込まれ具合がなんとも心地よい。SFとして、とか、物語として、とか言う判断基準とは別のところで、なんだか分からんがこの勢いはちょっと良いぞ、的「読む」快感を味あわせてくれるような本だと思う。
ペリー・ローダンにグレンラガン、レンズマンやらマクロスやら「星界」やら、手当たり次第に要素をぶち込み、ツンデレヒロインに萌えAIに渋いじいさまと、キャラ立てにもぬかりはなく、読んでるうちにたいていのことは気にならなくなってしまう。少々気が滅入ってた時に読んだせいか、わけの分からんカラ元気をもらったような気分にしてもらえた。肩の凝らない楽しい一冊になっております。
★★★★
「俗 さよなら絶望先生」、「灼眼のシャナⅡ」、「機動戦士ガンダムOO」、「クラナド」、「ペルソナ トリニティソウル」、「キミキス PureRouge」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes!プリキュア5 GoGo!」。やあ、「ガンダム」がどんどん鬱な方向に突き進んでおるなあ。
土曜深夜は「ペルソナ」が妙にギャグ方面に行ってて笑い、「キミキス」の念入りなコイバナの捻り具合に軽くドキドキ(w。
「ゲキレンジャー」は最終回。先週見逃したのが大変残念であったのう。一番盛り上がったところを飛ばしちゃった感じだ。「キバ」は、そろそろ脚本家臭が濃くなってきたかなあ、みたいな。今のところはまだ面白いと思うけど。
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