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カミさんが昼前から実家の法事(ありがたいお経と宴会つき)に出たので、昼飯は独自調達。冷蔵庫を見てみると、中華そばに豚バラ肉があるんで、これで焼きそばでも作れやって事なんだな、と言うわけで。
肉と野菜切って中華鍋でじゃーじゃー炒めてお塩を二つまみばかり…ん、何か手触り違うなーと思ったら、
塩と砂糖間違えてた。何だこのドジっこ新妻モードは。
我が家は通常、調理用のお砂糖は若干茶色っぽい物を使ってたので、白かったら塩、と思って考え無しに白いもんが入った容器を手にとってぱらぱらとやっちゃったんだった。奥さん、砂糖茶色いヤツに戻してくだせえ。
それにしてもほんの二つまみ程度だったし、後から気がついて塩味キツめにしたつもりだったんだけど、できた物を口に入れてみると舌触りに微妙な甘みが乗るもんだな。砂糖恐るべし。
商売物に手を付けるシリーズ。月曜日に発送する本を掘り返してる時に目に止まったもの。そういえばこれ読んでなかったなーと思って読んでみた。「Uボート 決死の航海」(ペーター・ブレント 著、小津薫 訳、扶桑社文庫2008年。書影はamazonにリンク)。ちょっと遅めの時間から読みはじめちゃったんで、昨日は日記を書く気が失せちゃったんでした。さて、
1940年という比較的Uボート側が有利な時代で、舞台もおなじみ北海ではなくアフリカ近海ってあたりに設定、ってあたりがちょっと目新しいか。ここに事故で乗艦を失った艦長やら新米水兵やら腕利きの渋いベテランやら、んまあ定番と言ってしまえばそれまでだけど、そこが揃ってなかったらお話面白くならないよね、と言うキャスティングで、お話の流れも、新造艦故に構造的なトラブルを抱えた潜水艦に寄せ集められた乗組員達が、航海を通じて成長していく過程と、成功や失敗、重大な危機とその克服といったお約束要素が過不足無く盛り込まれ、悪くない読み物になっている。なってはいるんだが、全体にちょっと物足りない感じもある。
新造艦の構造的な欠陥やら、乗員達の人間的な問題やら、いろいろな要素が用意されてはいるんだが、それらが良い感じに有機的に影響しあってる感じがないので、お約束的にエピソードが配置されてるような感じしかしないんだな。
あと、もとの文体がそうなのか訳文がそうなのかは判らないんだけど全体に文章が軽い感じがして、そこもやや不満。このジャンル、ブーフハイムの「Uボート」という決定版がすでにあるので、そいつを超えるのは大変だとは思うんだけど、あのヘビー級を先に目にしてしまっているこちらとしては、同じ事をぐっと軽めに語られてもなあ、と言う気しかしないんだった。だったら全く別のノリで押してくれた方が良かったんじゃないのかね。
そこの所を別にしても、やっぱり訳はちょっとマズいんじゃないかな。いわゆるテクニカルタームのチェックがかなり甘くて、判ってないまま訳してるんじゃないか? って部分も結構ある。40ノットで航走するUボートとかねえし、武装商船は武装商船であって断じてコルベットじゃねえし、そんな用語の部分以外にもちょいちょい「?」が湧いてくる記述にお目にかかったりして、そういうところでも少々がっかりだったかも。ま、並のちょい下、くらいかなあ。
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