ばむばんか惰隠洞

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2014-08-22 [長年日記]

[Books][Oldbooks] 当方8・15シリーズ(その2)

B00I7PO1R8B00I7PO1OGB00I7PO1LYというわけで「八八艦隊物語」の続きをどどっと読了。

ノリとしては先にも書いた通り、八八艦隊構想が通った結果、日本には16隻の戦艦が揃い、そのしわ寄せが航空戦力に来た世界。真珠湾攻撃がないから世界は航空戦力がモノになる、ってことに気づかないまま戦争がはじまり、戦艦同士の撃ちあいが海戦のメインとなる世界。ここにいろんな戦史研究やらでいろいろ出てくる「こうなってた方が良かったんじゃね?」的なネタを詰め込んで、戦況自体は最終的に劇的な大逆転などは起きず、最終的に収まるところに収まりまっせ(時間線の自己修復能力)、という展開になっている。

その上で一応、大鑑巨砲主義の申し子たちにそれなりの見せ場を用意しておくあたりが温情、ってことになるのかな。

陸軍側があまり強い力を持っていない分、このシリーズでは厄介な首魁ポジションに付くのは嶋田繁太郎。なんだけどやっぱり出てくるだけでなんだか不穏な空気が流れてくる、ってあたりは牟田口廉也、ある意味さすがです(w。

自分はそこまでスペックが実際の戦いに反映されることってあるのかな、と思う方で、18インチ(46センチ)砲によるアウトレンジ攻撃が、そこまで思ったような威力を発揮するものなのか疑問なんだけど、そこをナシにしたら仮想戦記の存在価値自体が無くなっちゃうよなあとも思うわけで、そこはファンタジーとして受け入れなくちゃいけないところなんだろうね。

いろいろ言うてますけどかなり面白かったです、ちゃんとした方の仮想戦記として。


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