ばむばんか惰隠洞

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2015-12-25 [長年日記]

[Day] 買い物&映画見てきた

画像の説明やってた仕事が予定より一日前倒しで終わったので、「そうだ、スター・ウォーズを見よう」と言うことになり、割と後方だったけど席も取れたし、三宮へお出かけ。TOHOシネマズ、ハーバーランドは日本語吹き替えオンリーなんだな。

いくつか買い物もあったんで、その辺の用事こなして、Savoyでカレー食って劇場へ。近年自分が見てきた映画作品とは桁違いの客の入りでびっくりしたよ。両隣に人が座った事なんて何年ぶりだろう。しかも左隣はアベックさんだ(w。

映画の感想は改めて詳しく書きますが、総じて穏やかな気分で見れる映画でございました。それが良かったのか悪かったのかは判らんけど。

ま、それなりに満足して、立ち飲みでぷはーしてほろ酔いで帰宅。良い一日でございましたよ。

[Chinema] スター・ウォーズ フォースの覚醒

劇場版パンフ スタッフ
監督:J・J・エイブラムス
脚本:ローレンス・カスダン/J・J・エイブラムス/マイケル・アーント
製作:キャスリーン・ケネディ/J・J・エイブラムス/ブライアン・バーク
製作総指揮:トミー・ハーパー/ジェイソン・マクガトリン
出演
ハリソン・フォード
マーク・ハミル
キャリー・フィッシャー
デイジー・リドリー/ジョン・ボイエガ/オスカー・アイザック
アダム・ドライバー
公式サイト:http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html

すばらしき模範解答

皇帝パルパティンの消滅後も銀河に平和は戻ってきていなかった。帝国の残党はファースト・オーダーと呼ばれる強大な軍事組織を再編し、共和国とレジスタンスに圧力をかけ続けている。弱腰の共和国に代わってファースト・オーダーに立ち向かうレイア・オーガナ将軍を中心としたレジスタンスたちだが彼らの劣勢は否めない。しかも伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーが突如姿を消したのだ。彼の行方をたどる手がかりになると言われる「ルーク・スカイウォーカーの地図」をめぐる争奪戦が今、幕を開けようとしていた…。

最初に20世紀フォックスのファンファーレが鳴って、ルーカスフィルム、ってクレジットがそれに替わる、あの出だしがないのはかなり出鼻をくじかれた感はあるんだけど、それでもとりあえずスター・デストロイヤーが使えるってだけでこうも幸せな気分になれるのか、というあたりはなんとも言えんものがあるね(^^;。冒頭、画面をスター・デストロイヤーが圧するシークエンスが挟まれるだけで「ああ、『スター・ウォーズ』だ」って気にさせてもらえるってのはさすがだと思った。これがなくっちゃ「スター・ウォーズ」じゃないよね、と言うお約束をちゃんと踏まえてくれているのはかなり嬉しい。そこから始まるお話の展開も、いちいち納得できる展開になっている。

「いわゆる」エピソード4の流れを踏まえつつ、エピソード4~6までのお話のあとに何があったか、を説明するような構成になっていて、そこの所の説明の手際の良さは結構なもの。全く新しいお話が始まった、というよりは前のシリーズに目配せしつつ、そこから新しいお話が始まりますよ、そのとば口ですよ、と言う造りで、そこの所の匙加減はまあこれしか無いんだろうな、と思うし、そういう、旧作とのブリッジ的なツカミでニヤニヤするという楽しみ方もあるのだろう。主人公は砂漠の惑星で自分の未来にどうにもならんいらだちを抱えていなくちゃいけないとか、運命的な父と子は一本橋で対峙しなくてはいけないとか、そういう目配せはとても上手だと思った。ファーストオーダーの全体的な中2感はどうかな、とは思ったけど(^^;。

なので基本、楽しく観れたのだけれど、その楽しさはなにかとてつもないものにぶち当たった感、ではなくて、そこがおっさんにはのめり込みづらいところになってしまうのだけれども、自分としては最初の「スター・ウォーズ」を観たときの「どうやって撮ったんだそれ!?」を全く感じられなかったのが少々辛かったかな。自分が「スター・ウォーズ」を好きなのは「それどうやって撮った?」に満ちていたからなわけで、それはまあ、昨今のCGIのできることの拡張を考慮すれば多少は斟酌しなくちゃいけないところもあるのかも知れないけれど、それでも物足りなさは残ったかな。全体にメカ描写は軽いと思った。

エンタティンメント作品としては全く文句ない。おもしろい映画だよ。でも「スター・ウォーズ」として何か特別扱いはできないな、とは思ってます。なぜなら個人的に「スター・ウォーズ」はいわゆるエピソード4以外はない、って思ってる人だからなんですけどね(^^;。特に何か不満があるわけではない。でも、何かが沸き立つとか、そういう形じゃなく、終始落ちついて見てる自分がいた。終盤一カ所、ちょっとうるっときたけど、全体としては最初から最後まで、とても穏やかな気持ちで見ることのできる映画だった、と思う。そこでちょっと、「それで良かったのかな?」って気もしてしまうけど。

なので正直な話、再度見るんなら「ガルパン」だよなあ、と思います(^^;

★★★☆


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