ばむばんか惰隠洞

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2017-04-01 [長年日記]

[Day] お出かけ

サービスデーだし、ちょっと映画でも、ってことで三宮まで出て「キングコング 髑髏島の巨神」鑑賞。ハーバーでは演ってないのね。映画の感想はまた改めて書きますが、まあ1100円なり、の値打ちはあったかな。

コフタのドライカレー上映が9:40とちょっと早めな上に古本の発送があったので、割と早起きして郵便局で荷物を発送してからの鑑賞で、7時起きだったものだから映画が終わった時には腹ぺこだったよ(w。てことで久しぶりにサンパル地下のカレーハウス「コフタ」でドライカレーをいただく。自分が知る限り三宮界隈でドライカレーを頼んでカレーチャーハンが出てこないのはここだけなんだよな。昔はもう一件、「いんでぃら」ってお店があったんだけど震災でお店畳んじゃったのね。

画像の説明お腹がふくれたので三宮からハーバー方面へ本屋や古本屋を冷やかし(や、ちゃんと何冊か買いましたよ)ながら歩き。朝は結構冷えてたけど、お昼には青空も見えて来て新開地に着く頃には結構汗かいたので大変ビールが美味かったですよ。写真はRAW現像する時にアートフィルターの「トイカメラ」足してます。

本日の立ち飲み、初老の男性とその息子さんとおぼしき高校生ぐらいの男の子がお客でいらしてて、なんか楽しそうに話しながら串パクついてて、こないだの少年はちょっと困ったけど、これは結構良いな、と思ったことでした。

画像の説明後はいつものように新開地から湊川公園へ。公園のベンチでレンズとっかえひっかえして写真撮って遊んでた。ま、特にお見せするようなものもないですが(^^;

画像の説明とはいえ一枚くらいは。湊川、上沢通。RAW現像する時にアートフィルターの「ディオラマ」効果を加味してみました。もうちょっといろいろ小物があると、もっとおもしろみが出るのかも知れないな。

[Baseball] マケタデー!!

C9-8T。見てないんですけど、なんでも四死球日本記録更新だとか。阪神はともかく(ぉぃ)広島までどうしたものやら。明日はノーミサンか。ちったあ締まった試合になってくれたら良いんだけど。

[Chinema] キングコング:髑髏島の巨神

スタッフ
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
脚本:ダン・ギルロイ/マックス・ボレンスタイン/デレク・コノリー
原案:ジョン・ゲイティンズ/ダン・ギルロイ
製作:トーマス・タル/ジョン・ジャシュー/アレックス・ガルシア/メアリー・ペアレント
製作総指揮 エリック・マクレオド/エドワード・チェン
音楽 ヘンリー・ジャックマン
撮影 ラリー・フォン
出演
トム・ヒドルストン
サミュエル・L・ジャクソン
ジョン・グッドマン
ブリー・ラーソン
ジン・ティエン/トビー・ケベル/ジョン・オーティス
コーリー・ホーキンズ/ジェイソン・ミッチェル/シェー・ウィガム
トーマス・マン/テリー・ノタリー/ジョン・C・ライリー
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/

ビッグ・エイプ、ビッグ・テイスト

第二次大戦末期、地図にもない島に不時着した日米の戦闘機パイロット、ガンペイとマーロウ。生き残りを賭けて死闘を繰り広げる二人の背後に突如、巨大な影が。それから28年、その島を再び目指す一団があった。周囲を異常気象で護られ、人の侵入を許さないその島を、彼らは髑髏島(スカル・アイランド)と呼んだ…。

んーと、特にウィリス・オブライエンの「コング」に(まあPJ版も入れて上げても良いんだけど)対するリスペクトが全くないやんけ、とか、そんなヤボなことを言う気はなくて、秘境大怪獣映画として一定の面白さがあればいいかな、ぐらいの気持ちで観に行ったんだけど、そうだな、そこは何とか担保できてはいた、かもしれない。ただ同時にいろいろ「おや?」と思うところも多くて、素直に頭カラッポにして楽しむことはできなかったかな。

冒頭、何故か太平洋戦線なのにインベイジョン・ストライプスっぽいものを塗装したP-51が落っこちるところでいきなり「え?」と思ったのはオレが悪いんだろう、あれはそういう意図の塗装じゃない可能性もあるからね(^^;。ただ、その後も「え?」がちょいちょい顔を出す。予告なんかでも使われてる、大木投げつけられて吹き飛ぶ一機目のヒューイはしかたないとしても、そういう事が起きたら後続はもっとコングと距離を取るものじゃないのかね? 何出来の悪いウルトラシリーズよろしく、怪獣のリーチ内に留まっていいように撃ち墜とされますか。それぐらいコングの方が敏捷、ってことかも知れんけど。

なんか硫黄ガスっぽいものが充満してる地帯でのアクションもうーん。一応見てるこちらは、ああ、火気厳禁のスリルなんだな、と思って見るんだけどそこでの火気厳禁感も割と作り手の都合で発火したりしなかったりするし。

ちっちゃいとこだけど、戦争中の戦闘機の発動機を流用してボートを作って河を進もう、って流れになるんだけど、どうでしょね、零戦の栄ならもしかしたら行けるかも知れんけど、P-51はマーリンだからな。液冷だぞ、どうやって冷やす? とか(そしてどういう発動機なのかは巧妙に見せてくれない、というね)、割と頻繁に「え?」が出てきてしまうんだなあ。

プラス、お話の構成が上手くなくてここもちょっと。最初のコングの大暴れの結果、島に上陸した軍民合同の調査チームは離ればなれで孤立してしまうんだけど、ここのチームごとの冒険行もあんまりメリハリがないんでちょっとなあ、と。さっさと合流させて、みんな揃って原住民の村に入り、そこで人間ドラマ部分を少し掘り下げる、とかで良かったんじゃないのかね。

さらに。主人公であろう、トム・ヒドルストン演じる元SASの傭兵、コンラッドがあんまり活躍しないってのもなんだかな(ついでにヒロインの『反戦カメラマン』って肩書きも特に機能していなかったような)。まあこれはもう一人の重要人物であるサミュエル・L・ジャクソンの方のアクが強すぎるから、ってところはあるんだと思うけど。ゴジラ対土屋嘉男もかくや、ってシーンなんか、完全に主人公置いてきぼりだし、逆にこの辺がこの映画の面白さの一番のキモと言えるのかも知れないけどな。

てな訳で主役置いてきぼりで脇の芝居がおもしろい、という困った映画になっているなぁと思った。島に置き去りにされたマーロウもかなり良いとこ持っていっちゃっているし。一方で「あんた何しに出てきたんだ?」って人もいるにはいるけど、この辺はまあ中国方面への目配せ、ってことなんだろうな(^^;。

もちろんビジュアル面は大変素晴らしい(今回もジョン・ダイクストラ参加してますね)ので、見てる間退屈するって事はないけれど、かといって「この先どうなるんだろう」とワクワクドキドキしながらスクリーンを見つめ続けていられるような映画でもなかったかなあ。前述したような邪魔がちょいちょい入るのだよね。サービスデーで見るのならまったく損はないけど、1800円払ったらどう思っただろう。ちょっと「ふざんけんなー」って思ったかもわからん。

あと蛇足。すでにあちこちで言われてるけど、エンドロールの途中で席を立つとちょっと損するよ。ついでに、そこも含めてギャレス版の「ゴジラ」見ておくと、序盤と最後の最後でちょっぴりクスッとできると思います。

★★★


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