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タイトルは「ダイレンジャー」風に。朝から結構な雨と風だったんだけど、昨日席取っちゃったんでね。三宮に出撃。なんとか小降りの時を見計らって移動する感じで、なんとか傘無しで行動できましたよ。今回のお題はシネ・リーブルで「ニンジャバットマン」鑑賞。感想は改めて。
雨は降ったり止んだりで、小降りの時は外に出てもへっちゃらなんだけど、時折結構強めに降るんで外に出にくい感じではあったね。いつもはおじさんおばさんおねいさんおにいちゃんが占領してる、元町通りの喫煙可の小さな公園も今日は人の姿無しですね。
映画は14:00前に終わったので、三宮から新開地まで歩き、途中でいつもの950円床屋で髪刈ってもらい、立ち飲みでぷはー。新開地の地下から地上に上がるいつもの階段、近くオープンする新開地の演芸場、というか寄席だな、喜楽舘のためにデコられておりましたよ。
スタッフ
監督:水崎淳平
脚本:中島かずき
音楽:菅野祐悟
製作:里見哲朗/レオ・チュー/エリック・ガルシア
声の出演
山寺宏一
高木渉
加隈亜衣/釘宮理恵
子安武人/田中敦子/諏訪部順一/チョー/森川智之/三宅健太
梶裕貴/河西健吾/小野大輔/石田彰
大塚芳忠
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/batman-ninja/
ゴッサム・シティの天才ゴリラ、グロッドがシティに跋扈するヴィランたちを集めて何かよからぬ実験を行おうとしている。情報を得たバットマンたちはその実験の阻止に向かう。だがその実験は時空震エンジンによってゴッサム・シティに巣くう悪党どもを、別の時空に送り込もうというものだった。間一髪のタイミングで作動した時空震エンジンによって、そこに集った者たちはみな、中世の日本に転送されてしまった。転送のタイミングがわずかにズレ、他のヒーロー、ヴィランたちとは2年後の日本に転送されたバットマン。そこはすでにジョーカーをはじめとするヴィランたちが戦国大名と入れ替わり、天下に覇を唱えようとしている日本だった…。
DCコミックスの超有名ヒーローのキャラ設定はそのままに、シチュエーションを戦国時代の日本に持ってきて、「グレンラガン」や「キルラキル」の中島かずきによるブッ飛んだ脚本で突っ走る、「こまけえことは良いんだよ!」スーパーバトルアクション。どちらかと言えばダーク・ヒーロー的な印象の強いバットマン、というのもまあティム・バートン版やクリストファー・ノーラン版が強烈だったから、ってところもあるにはあって、その前のアダム・ウェストがバットマンを演じた60年代のTVシリーズ(映画版もあったと思う)なんかは結構荒唐無稽、かつギャグ満載な作品ではあったのだよね。
そんな、ノー天気な方のバットマンに、さらに(間違った)ジャパネスク風味と(無駄に豪華な)ジャパニメーションの先端部分を接続してできたのがこの作品、と言えるだろうか。とにかく細かい設定とかは放り投げ、「今はこういう事になってるんですッ!」でいろんな説明を省略し、とにかく濃密なアクションでストーリーを進行させていく、しかもそのストーリー展開というのはどう考えてもアメコミやハリウッドのダーク・ヒーローもののそれとは一線を画し、代わりに盛り込まれているのは極めて中島かずき的なドラマツルギーと、これまでの日本のヒーロー物の方法論。ここで中島かずきが持ち込んで来ているのは、戦隊ものだったり、勇者シリーズだったり、特撮時代劇のテイストだったりするのだよね。なので特に中盤、自分が何を見ているのか、ちょっとわからなくなっちゃったりもする(^^;。それぐらいぶっ飛び具合が良い感じなんだよね。
そのあたりの按配は大変結構なんだけど、んじゃ一本の映画としてみたらどうなんだ、ってところはややクエスチョン・マークをつけたくなるところもあるかも知れない。あからさまにダメ、ってところは無いと思うけど、面白いところをばしばし繋いでいく構成が逆に、何となくのぎこちなさ、みたいなものが出来てしまっているんじゃないかな。「キルラキル」とかだと、いくら好き放題やっても次の好き放題まで一週間のお休み期間があるから、次の好き放題も新鮮に感じるんだけど、映画だとそこにタイムラグが無いのでね、逆にテンポ悪くね? って思ってしまうところも結構あるんだよな。「こまけえことは良いんだよ」なんだけど「こまけえことに気を遣うとさらに上等になるよ」ってことかしら。
一本の「スジ」の部分で感心できなかった、ってところはあるかも知れません。個々のアクションとかはもう、見応え抜群でそこ見てるだけでも存分に楽しめたんですが。文句なしの大傑作、とまでは行かなかったかな。充分面白かったですけどね。
あとは蛇足。DoGA方面の人なら、EDクレジットで絵コンテにロマのフさんのお名前を発見したり、ちょっとドヤ顔風にLightWaveの文字が出てくるのは嬉しいかもね(w。
★★★☆
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あひ。ニンジャバットマン、予告で見て、いずれWOWOWとかで、やるかな!?と、思い、時もなく、劇場に、行きませんでしたが^^;🖖🏼<br><br>中島かずきさんで言えば、座付きの劇団☆新感線で、ずっと時代物、織田信長の生き残り影武者二人の「髑髏城の七人」とかだから、安定安心なんだけど、^^;🖖🏼<br><br>時間があったら、いってみよかな^^;🖖🏼