ばむばんか惰隠洞

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2018-08-01 [長年日記]

[Day] お出かけ

映画の日だし何か観るべえと思って前日ちょっと眺めてたんだけど、やっぱ「ジュラシック・ワールド」かなあ、ってことで。前日の段階ではまだ席に余裕もあった(「未来のミライ」がかなり埋まっておりましたね)しポチッとな。

画像の説明12時の回だったので10時過ぎに家を出て、一応腹になんか入れとこうと思って11時過ぎの吉野家でビール付きで牛丼かき込む。とうとう昼前から酒飲むようになっちまったなあ(^^;。

画像の説明映画の感想は改めて書きますが、なんだろう、ある意味映画史上最もブン投げたラストが観たかったら行く価値あるかもよ(w。根岸泉さんは酷評してるし、その評にはいちいち納得できるんで、あんまり期待しない方が良いとも思うんですけどね。

[Chinema] ジュラシック・ワールド 炎の王国

スタッフ
監督:J・A・バヨナ
脚本:デレク・コノリー(英語版)/コリン・トレヴォロウ
原作・キャラクター創造:マイケル・クライトン
製作:フランク・マーシャル/パトリック・クローリー/ベレン・アティエンサ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ/コリン・トレヴォロウ
音楽:マイケル・ジアッキーノ
出演
クリス・プラット
ブライス・ダラス・ハワード
レイフ・スポール/ジャスティス・スミス(英語版)/ダニエラ・ピネダ
ジェームズ・クロムウェル/トビー・ジョーンズ/テッド・レヴィン
B・D・ウォン/イザベラ・サーモン/ジェラルディン・チャップリン
ジェフ・ゴールドブラム
公式サイト:http://www.jurassicworld.jp/

最後に大暴投

かつて「ジュラシック・パーク」、そして「ジュラシック・ワールド」が置かれていたコスタリカ沖の小島、イスラ・ヌブラル。今この島は大規模な火山活動が発生し、全島規模で溶岩流や火山弾の災害に見舞われると予想されていた。施設はすでに閉鎖されているが、島にはまだ、多くの恐竜たちが存在している。絶滅の可能性がある恐竜たちをそのままにしておくのか、何らかの救済措置を執るのか、政府レベルでの検討が続くなか、かつてのパークの創始者、ハモンドの旧友にして同志でもあったロックウッドもまた、独自に恐竜たちの救済を計画していた…。

前作が到底褒められた出来ではなかったことを考えたら、今作はそれに比べたら多少はマシな出来になっている。前作で割といい加減だった、「こいつは恐竜のエサになってもしかたないな」ポジションのキャラが、今回は結構ちゃんと用意されているのね。それだけでも相当上等と言えるのではなかろうか。そんな「エサ確定」なキャラたちのエサになる展開の演出にもそこそこアイデアがある。クルマの下に隠れてどうにか、ってキャラのやられ具合とか、結構よろしかったのでは。あと、前作のインドミナス・レックスのように「なんでそこまで賢いの?」的な恐竜さんも登場せず、賢い恐竜はそれなりになぜ賢いのかが納得できないこともないレベルで収まっているあたりもまあ、加点ポイントってことにして上げても良いと思う。

絵的な完成度も高いと思う。ただ、これはお気の毒だけど今の技術ならこれは出来るよね、ってレベルでハイレベルなので、そこに大きな驚きはない。そしてお話の展開がせっかくの絵的な完成度を著しくスポイルしちゃったかな、という気はする。最初の「ジュラシック・パーク」には、何か人知を超えた技術を手にしてしまった人類への警告、というメッセージがあったと思うんだけど、それはシリーズを重ねていく上で薄められ、逆になんというのかな、割とあちこちに手垢が目立ち、為にする新機軸がチグハグさを増していくような、よりありふれたパニック大作になってしまっているのじゃないかな。

前作で登場した新恐竜の一件もそうだし、その件に上乗せされる形で今作の新機軸が追加されるんだけど、そこのところのありえなさがさらに加速してしまっている。登場人物たちもそれなりの描き込みはあるけどキャラの掘り下げ、ってところは割と薄いんじゃないかしら。一応こういう事できる人が必要なんで出しました、的な。その上今回のキイ・パースンの一人の秘密の……もぎょもぎょ(^^;。

なので(しばしば見応えのあるシーンで「おお」とは思いつつ)終始うーんと首捻りながら見ていき、最後にとんでもなく乱暴なオチが付いて唖然とする、ような映画。ブルーのかしこ可愛さとかジェフ・ゴールドブラムの平田昭彦感とか、あのおばあちゃんチャプリンのお孫さんだったのかーとか、エンドクレジットの最後の最後に「スペシャルサンクス:ギレルモ・デル・トロ」ってあってこれはどうしたことだ、とか、見どころが全然ない訳ではないのですが…。

★★★


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