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吉田秋生「海街diary 9 行ってくる」 シリーズ完結。若干みんな手近なところで済ませちゃった感も無しとはしないけど、単純な恋愛話だけではなく、生活にまつわるいろいろな話題を上手に混ぜ込んで、手堅く纏めたなとは思った。大変良い作品だったとは思うです。ちょっと絵が下手になったんじゃないか疑惑もまあ、あるにはあるけど。
もう1冊はおなじみサンエイムック、GP CAR History26、「Tyrell P34」。6輪タイレルだー! 「どぱいえ」に「しぇくたぁ」だー(w。そのシェクターはギリギリまで新マシンが6輪であることは秘密にされていたんだとか。そりゃまあいきなりこんな構造のクルマに乗ってくれ、と言われたら尻込みされてたかも知れないね。実際発表直後はキワモノ扱いされることも多かったらしいし。んが、フタを開けてみたらこのマシン、思った以上に戦闘力があったってあたりは結構皮肉。しかしながら利点はあれども1チームのみにサイズの違うタイヤを供給する労力をグッドイヤーが嫌ったため、2年目のシーズンは戦闘力を大きくそこなう結果になってしまった、ってのも皮肉な話か。前輪4輪の小径タイヤの有用性をもう1つか2つのチームが注目していたら、そこまで酷いことにもなっていなかったのでは、ってのも辛い話ではあるわね。ま、記録以上に記憶に残るマシンであったのは確かなわけで。どうやら津川さんの人生を曲げたのもこのマシンらしいですよ(w。
あと、編集後記に虚構と現実をごっちゃにしたバカ(褒め言葉)が一人いて、そこでも大変ほっこりしました。やっぱりロン・ハワードには「ラッシュ2 赤いペガサス」を撮って欲しいよね(^^;。
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P34、今までぼんやり「76年型」「77年型」「77年カラーの76年型」程度しか認識してなかったんですけど、あんなにも毎戦仕様が異なってたなんて…と慄きました。生煮えのまま世に出して、成熟を見る前に終ってしまった感があります。
「Tyrell」はやっぱり「タイレル」の方が馴染みますよね。
>たじまや さん まあF1マシンはレースごとにセッティングやステッカーの種類まで変わるんで、こう言うもんだろうとは思ってたんですが、のぞき窓の仕様にもいろいろ変化があった、ってのは初めて知りました。独自にブリヂストンと組んでたら、なんて妄想しちゃいますね。<br>>水上さん 馴染みますよねえ。今となっては「タイレル」つったらレプリカント作る会社だもんな(^^;
まあ、細かいウイングの仕様とかはわかるんですが、葉巻の先っぽの様なノーズとか、何より77年型も最初はワイドトレッドではなかったなんて、恥かしながら知りませんでした…