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void GraphicWizardsLair( void ); //経由で消防自動車ができるまで。40分を超えるRealメディア。見応えあるわあ。
で、モデラー的に思わずほくそ笑んでしまうのが、消防車の赤色塗装。まずピンクを塗ってから赤を吹き付ける、ってやり方をしていること。はい、熱狂的なフェラーリファンは言いますね。「フェラーリの赤は、光が当たって明るくなった部分が白ではなく、ピンクでなければならない」などと。実際数年前、これを実現するためにイタリアかどこかから、フェラーリのキット専用の缶スプレーのセット(ピンクサフェーサーと赤の缶の2本で構成されてるのな)なんてのが出てたもんなー。そっかー、消防車も赤の発色にはこだわるんだー。ちょっとええ話やなぁ。
神林長平 著
カバーイラスト 橋本晋
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030751-2 \700(税別)
突然地球を襲った奇病、"日陰症"太陽からの紫外線が、特定の人間に対して致命的な炎症を起してしまうこの奇病の蔓延で、人類の一部は永遠に太陽の下での活動が不可能になってしまった。そんな折発見された惑星ヴァルボス、そこはとある理由から太陽光線が差さないにもかかわらず、明るい青空が拡がり、現住生物であるヴァルボス人たちも地球人たちの移植を拒まない、"日陰症"の人びとにとっては楽園とも言えるところ。移住にはとてつもない金が要るのだが、地球で刑事をしているときに知り合い、そのまま恋人同士となった怜美は、おれと怜美の二人分の移住費用を楽々払えるほどの金持ちだった。だからおれたちはここにやってきて、好きな仕事をやっている。怜美は娼婦、おれは私立探偵。
そんなおれの許に、めったに地球人とは接触しないヴァルボス人の依頼者がやってくる。しかもジャンドゥーヤ、と名乗るその男、ヴァルボスの刑事だというのだ。ヴァルボスの刑事が地球人の探偵に依頼する仕事とは? 時を同じくして、ヴァルボスに移住した人間たちの一人からも依頼が舞い込んで、おれ、坂北天界は地球人たちに紛れ込んだと思われる凶悪なヴァルボス人と、この地で勢力を伸ばしつつある新興宗教団体から家でしたと思われる少女という、不達の人捜しを同時にはじめる事になったのだが…
これも元は光文社版。でも私は読むの初めて。光文社から出ていた神林作品って、どうもこう、作者がそう意図したのかただの偶然なのかはわからないのだけども、どこか軽いところと、ノイズが目立つ、ていうのかな、饒舌に過ぎる分、短くて済む話が妙に引き延ばされたような、そんな印象を持ってしまうお話が多かったような気がするんだけど、これなんかその代表的なものと言えるかも知れない。これも神林SFお得意の、「認知」をテーマにしたお話で、後半に明らかになってくるヴァルボスという世界が秘めたもの、ってあたりにはかなり「おーそうきたか」というか、なんというか、ネタバレになるんで申し訳ないですけど「マトリックス」を先取りした(本書の刊行は1993年)、ように見えるSF的アイデアがででん、と控えていてそのあたり、ちょっとうれしかったりするんだけど(まあ、ウォシャウスキー兄弟がこの本を読んでた、なんてことはないだろうけどね)、なんていうのかな、あやふやなものがあやふやなままで終りまで進み、結局ついたオチはそっちかい、な読後感を持ってしまうお話、というか。
もちろん、そのオチがすべてなのではなく、実はお話を読み終わったときからが、この本について考え込む時間が始まるんだ、世界の中の自分ってなんなんだ、てのを考えるんだ、と言われればそうなのかも知れないんだけれど、どうなんでしょ、そこまで考えるべき本なのかどうかも良くわからん。単純に書き足りない、または詰め切れないまま終っちゃったお話、にもみえるしなあ、ううむ。
というわけでわたくし的にはいまいち。んでも本作中にお話とはあんまり関係ないところでちょっといいフレーズがあった。
自分さえよければいいのかという裏には、他人が不幸になってもいいと思っているのだろうという無言の非難も含まれているのだ。そうちゃんと言ってくれれば反論もできるのだが、言わないことで反論を封じ込めてしまう。汚いやり方だ。
いや、なんかタイムリーな感じがして (w。
(★★☆)
昨日の時点で何となくそうらしいって話は聞いてたんだけどソースが見つからなくて。やっと見つけたですよ。「アストロ球団」実写になる テレ朝8月スタート(Yahoo! ニュース)。ホージーさんが球一でシュウロがチバちゃんなんですと。なかなか暑苦しいものができあがりそうね。全18回って事だけど、それだと最初の方だけで終っちゃいそうではありますなあ。
という感じで連敗は一応5で止まったわけだが。というかあれだな、岡田が要らんこと思いつく前に試合を終らすことができれば、まあそこそこの戦いができるって事なんだろうなあ。
さて晩は巨人が負ける試合をうひひと鑑賞して、さらにNHKスペシャル、「待ったなし、プロ野球改革 〜論戦、"TVオーナー会議"〜」なんてものも見る。ソフトバンク・孫正義、巨人・滝鼻卓雄、オリックス・宮内義彦の三氏による、プロ野球改革はどう進めていくべきなのかの論戦…にはなってないか。みんな自分の言いたいことしか言わず、相手の発言は頭から全否定だもんな。二言目には「ビジネスモデル」を連発する宮内、「ホントに巨人だけが良い選手だけを集めているんだったら、巨人は全勝しているはずだ。でも現状はこの体たらくだ」などという子供みたいな理屈をごねる滝鼻。孫正義の主張が好ましく思えてしまう、という信じがたい展開の番組で、まあこれはこれで香ばしかったからいいか。
なんにせよあれだな、少なくともこの番組に集まった球団のオーナーさんたちは、自分の球団のファンなんかじゃない、って事は良くわかった。こんな連中がどんな改革案を出しても、お客は戻ってこないんじゃないだろうかね。
あーところで清原の胃腸炎ってのは、500号記念の飲み過ぎが原因なの?
中国「五四運動」記念日、反日デモなし 各地で警戒態勢(asahi.com)。テレビニュースとか見てると凄いよね。ちょっと前まで「愛国無罪」とか叫んでた若い衆が一転、口を揃えて「非合法なデモはイクナイ」とか「デモとか行かずに勉強をしっかりやるべきだ」とか言うんだもんね。あそこで「国はそういうけどオレはやっぱり日本鬼子は許せねえぜ」とか言う人間が出てこない(というか、出ないように押さえ込む力が強いのだろうね)あたりに、何とも言えん薄気味悪さを感じてしまいますですな。
FIA、BARを今季除外を要求(1-800-F1News)。うーん、いまの(シーズンの残りはたっぷりあるのに)時点でこの話はなんなの? まとめてポイント召し上げ、なんて事態がいきなりやってくるとは思わないけど、必要以上に風当たりが強い気がするなあ、何が起きてるんだ?
DGETってのは基本的に計算するモノなんだ。データ引っ張ってくるだけならVLOOKUP。ふむふむ。一日半泣きだったあと、TSUTAYAに出かけてやっすいExcelの関数の解説本(日経PC21編「エクセルこれだけ関数辞典」 ¥650)買ってきたら、なんとなく解決してしまった。ワシはOpenOffice.orgなんだけど、関数とかは共通なんでこれでおっけー。や、表計算ソフトっておもしれえな(キャッシュな私)。
井出有治 交代!スーパーアグリのセカンドはフランク・モンタニー(F1通信)。
うーん……。
そりゃ確かに今の所井手は少々力不足に見えるし、実際そうなのかも知れないけど、クルマの問題ってのもあると思うしな。
んまあそこで結果を出せた若いのが、後のマークやフェルナンド、って事にもなるんだろうし、実際タクはそれなりに頑張ってるわけだけど、それでもちょっと井手君、かわいそうな気もするよな。本人直訴で手に入れたシートを守れなかったんだから、自業自得なのかも知れんけど。
ATOK2008 for Windows AAA優待版、ダウンロード版の単体パッケージは4725円、5月8日までの期間限定で、Just My Shopのポイント2倍だとか。んじゃ行っとくかー、ってことでダウンロードしてインストール。今のところ、明確にここが良くなったとか言うのも感じないけど、とりあえず旧バージョンの設定をかなりしっかり引き継いでくれるようになったかな? 前もそうだったかな? みたいなあやふや感。
長寿ソフトはどれも、どんどん便利になっていく時期があり、その後ソフトウェア的には一応完成の域に達してしまって目玉が無くなってしまう時が来て、それから後は良く分からんオマケがどんどこ増えていって、余計なお世話的な機能が勝手に追加されて、最後にはバカにしとんのかい、って思っちゃうことになる訳なんだけど、ATOKもそろそろその域かね。
今バージョンではブラウザのフォーム入力欄などにフォーカスが行くと、IMEの現在ただいまのステータスが表示される。この機能自体は前からあったような気はするんだけど、今回のバージョンから、IMEがアクティブだと、こんな感じのメッセージが追加されるようになってた。
確かにDOS時代であればFEPをアクティブにしたら、画面左下にFEPオンのステータス表示がでて、なおかつこの表示は他のアプリケーションで遮られたりする事はないのだけれど、ウインドウシステムではIMEのステータスが今どうなのか、が他のウインドウで見えない時もあるので無駄ではないのかも知れないけど、なんかなー、親切心なんだとは思うけど、それでもなんかバカにされてるような気がしちゃうんだよな。わかっとるっちゅーねん、そんなことは、と、ついムッとしてしまう心の狭い私。
ひかわきょうこ「お伽もよう綾にしき」(4)。3巻で結構動きがあったんでどうなるかな、と思ったんだけどなるほど、そういう流れか。ととさまの(自称)ライバルだったわりに退場のタイミングが早かった彼、しゅごキャラとして再登場の運びになったようで。基本的にどうしようもなく極悪、なキャラが登場するのは希なひかわ作品ゆえ、こういう展開もありなんだろうな。今後の美形キャラ二人の掛け合い漫才が楽しみね。伝記ロマンにかつて「父と娘」だった関係性が、「時間を止めて待つ」ことになった父と、その間に10年の時を駆けちゃった少女との間でどう変質するのか、ってあたりも今後の興味の対象ってことで。
続きが来るまで半年以上待たなきゃいけないのが、なんとも辛いんだけどね。
って程のモンでもないか。「真 マジンガー」と「グイン・サーガ」。「マジンガー」の方は相変わらず少々トリッキーな構成ながら、無駄にアツくて良いですな。「グロイザーX10」で、ちょいとばかり「ん?」 とか思ったけど。X10といえばキングダンだべさ。コミックでは強かったけどアニメでは一蹴されちゃったような気がするけど。
「グイン」はアムネリス様登場。金蠍宮でヴラド大公の後ろにおずおずと顔を出す少年が、ミアイル君なのかね。このあたりは原作知ってるといろいろ楽しめるな。美術周りがなんかすんげー頑張ってるので、見てて楽しめます。と言うかこの時期の原作は、ちゃんとやってたって話だわなあ(苦笑)。
cv.高嶋のお兄ちゃんな感じ、とはなんの関係もなく、ネスカフェ・チャージのお話。わたしゃ朝起きて一杯目のコーヒーは、めんどくさいのでインスタントコーヒーにしてるんだけど、カミさんが買ってきてくれた、少佐も飲んでるゴールドブレンドにこいつがオマケで付いてたんで本日初補給。密閉容器を瓶の口に合わせてぐん、と押しつけるだけで封が切れて中のコーヒーがごそっと瓶に入っていくってのは、なんというかメカニカルな物好きなオトコノコ的にはちょっと嬉しいものもあるにはあるんだが、そんな歓びを帳消しにするくらい、不満の方が大きいぞ。
不満その一。こいつを使うためには瓶の方の口の紙蓋を全部剥がしてないといけないんだけど、オレ、ここは1センチくらいセコく開けた状態で使うのが好きなんだよ。全部剥いちゃうと早く湿気ちゃうような気がしてさ(貧乏くさい話ですが)。ここを全部剥くことを強要されるのは、なんだか気に入らん。
もう一点不満。この「チャージ」なパッケージ、紙とプラで構成されておるわけで…、
分別面倒なんだよオルァ。
コーヒーを補給する→パッケージを紙部分とプラ部分に分けてゴミ袋に入れる、つー作業が面倒だっつーの。たかがインスタントコーヒーになんでこんな手間かけんとあかんのか。
ガラス瓶を何度も利用するってところはまあエコに留意した商品なのかも知れないけど、だったらコーヒーの方は普通に密閉したアルミパックでええのやないの、って気もするんだが。ギミックの面白さと引き替えにできるほどのモンでもないよなあ、ってところですな。
サービスしなくちゃいけない年齢のファミリーもいないので、連休は引きこもり。なぜかモノクロのSF映画が観たくなったので、まずはこちら。ずいぶん前にCSで録画しておいた「放射能X」。どこに出しても恥ずかしくない冷戦下の突然変異系モンスター・パニックの傑作で、特にクライマックスに至るまでのサスペンスがすばらしい。逆にいわゆるラスタチにはもうひと声、工夫が欲しかったような気もしないでもないんだけど、アメリカ映画において、アメリカ軍の所有する兵器はどんな状況でも有効、って暗黙の了解がある(ここが東宝自衛隊とのいちばんの差異だよね)ので、これはこれでしかたないか。
改めて見てみたら、死の直前までモールスを打ち続ける商船の信号手とか、「ラジオ・テレビのスイッチは切らないで下さい」とか、のちの特撮映画に引き継がれるネタがたくさんあったんだな。あと、前に見た時はてっきり殉職した、と思ってたカーク・ダグラス似のおまわりさん、死んだと決めつけたもんでもないような表現がされていたんだな。好きなキャラなので生き延びてる事を陰ながらお祈りします。
勢いに乗ってもう一本。こっちはずいぶん前に買ってたんだけどシュリンクも取ってなかったヤツ。アーコフ・ライブラリーの中の一作。B級映画の帝王、ロジャー・コーマン監督作品、「原子怪獣と裸女」。凄いタイトルだがもちろんこれは(AIPだからね)腰砕け。だけどある意味低予算映画はこうあるべき、と言うお手本のような作品で、実に良くできている。タイトルから想起されるイメージよりは、むしろ「マタンゴ」あたりに近いテイストの、かなり閉じた舞台でくり広げられる人間模様。金がなくてもできる事はいろいろあるよ、ってのを教えてくれる一作で、自主映画とか撮りたいと思っている方は、このあたりの作品をざっと見ておくと良いんじゃないかと思えてしまうな。「粗にして野だが卑ではない」を地で行ってると思うんだ。
MEDIA SKINに変えたのが2007年の5月だったので、ほぼ4年使った勘定か。特に不満はな……いや、使い勝手的には不満たらたらなんだけど、デザイン的な面白さから手放す気も起きず、まだまだ当分使う気満々だった訳なんだが、au的にMEDIA SKINが使ってる周波数帯が使われなくなるんで、そのケータイは7月で使えなくなっちゃうからはよ変えなはれ、と言われてたので、何となく機種変してみた。
スマートフォンも考えたんですけどね、いろいろ聞いてみたんだけど、割高になるわりには「あ、それたぶんオレ、使わねえなあ」的フィーチャー満載な感じで、まだオレには早い、というかオレみたいなオッサンには手遅れ系デバイスだなあってことで、フツーのケータイにしました。ちょっと割引してもらえるそうなので東芝(今は富士通東芝モバイルコミュニケーション、つーんだってね)製、T005。
あれですよ、これまで使ってたのがMEDIA SKINだったからね、これ、すんげー使い勝手がいいな(w。それだけで充分満足でございますよ。
機種変するのに街まで出たついでに、HTML5やら何やらで簡単なリファレンスねえかなあと思ってジュンク堂をうろうろした末にチョイスしたのがこれ。秀和システムの「Pocket詳解 HTML5&CSS3辞典」。選択理由はほぼ値段。この手の本って、大抵レイアウトスカスカで、知っとるわそんなもん的記事ばっかりがだらだら書いてあるクセに、値段だけはしゃあしゃあと3000円台とか付けてくる中、こいつの値段は1400円(税別)。そんだけで購入決定っす(w。
内容的にはまあ、安かろう何やら的な。どちらかと言えばCSS側が少しマシ、か。自分なりにここまで、それなりにHTMLとCSSは書き倒してきた自負はあるんで、この本で不足しているところを自分で補足する事は可能で、とりあえず「なんだっけ」と思った時の取っかかりになるところを知るための本、としてはこの程度で充分かな、と。
逆に言うなら、これがあればHTML5とCSS3はどんと来い、なんて本では断じてないのでご注意を。特にHTMLサイドはかなり手薄感がある。
出たのが去年の9月って事で、Opera11のCSS3の実装状況が判らんのがやや痛いかな、個人的には。
というほどのものでもなく。一応ジャケ写の撮影は完了したので、軽石庵の棚に並べるLDたちのお値段設定などで四苦八苦。なかなか難しいですね、これ。
ややこしいのは基本的に、昨日も書いたけど本と違ってLDってメディアは、メディアさえあれば閲覧できるってものじゃない上に、モノの質的な点で、現状で普通に、かつ安価に、そのうえ私的にも上等なDVDという競合メディアがあるという状況で、LDなんぞという恐竜的なブツに、いったいどんな値段を付けたもんかと。
ネットでLDを売っている所をいくつか見てみたんだけど、結構多種多様な値付けのラインがあるみたいで。大きく分けて3パターンぐらいあるのかな。
その1、もともと中古レコードなどを扱っている、中小以上の専門店。ここは入ってくるブツの数も多いので、値段の更新もかなりきめ細かくて、最初にそれなりの値段を付けていても、しばらく様子をみて動きがないようだとどんどん値下げをかけていく。最後には100円を切るような値段でLDがずらっと並ぶようなことが起きている(在庫が多いところほど安さのラインは下に下がっていくみたいっすね)。それでも入ってくる数も多いだろうから、どんどん捌いていかないといけないって事なんだろうな。
その2、古物商ではあるけどLDを主力商品とは見てないようなところ。ここはそこそこの値段を設定して、あとは買ってくれたらラッキー、ぐらいの姿勢で構えてる感じ。
その3、ヤフオクやマケプレ軍団。ここはもう千差万別で、上限も下限も、「バカなの?」といいたくなるような値付けがされている。まあここは完全に需要と供給しか見てない世界だから、こうなるのも当然、と言えば言えるんだけど。
ってことで自分的には「その2」のラインをベースに値付けしていくしかないのかな、って感じだな。売れと言うなら売りますが、かなり売りたくないんだ・できれば売りたくないんだ・おっけー、持ってけ、の3ラインを基本に値付けしていくって感じでしょうかねえ(^^;。
木曜深夜の分、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」、「革命機ヴァルヴレイヴ」、「DEVIL SURVIVOR 2」。
意外にと言っては失礼か、抜け作と見せて実は結構ロボット・アクションアニメの王道をちゃんとやっている「マジェスティック…」、お気楽エンタティンメントとして上々なんじゃなかろうか。
出だしはちょっともたついた感もあった「ヴァルヴレイヴ」、ちょっと初期の「ガンダム」を彷彿とさせる、オトナの建前にいきなり直面する少年少女、って図式は結構おもしろかった。そういやこれ、サンライズ作品だったな。ただ後半は結構超展開だったような気も(^^;)。
「デビサバ」はなんだろ、今のところ策士策に溺れる系、かな。自分が原作を知らないかっらそう思うのかな。
軽石庵さんのカートプログラムをZenCart1.3.0.2から1.5.1にアップグレードする(というか上書きアップグレードはできないので、クリーンインストールする必要がある、のが厄介)作業、絶賛もたつき中、いや全体としては予想外の順調っぷりだったんだけど。手順としては、
と、ここまではあっけないくらい簡単に進行。実際の表示も確認。なんだ簡単じゃんと思ったら、やっぱりそのままさっくり移行とはいけなくて。支払い条件に郵便振替が選択できない、と言う不具合発生中。まあこれはたぶん何とかなると思うんだけどもう一点、相変わらず新規商品が追加できない状態が続いててこっちは本気で困ったな、と。
もちろん単品での商品追加はできるんだけど、まとまった数の商品を追加する時には、ZenCart用のプラグイン、EasyPopulateを利用してたんだけど、こいつがXREAのバージョンアップで使えなくなってしまったのが、そもそも今回のバージョン上げを決意させた原因なんだけど、そこが上手く動かないというね…。
中途半端に動いている感じで、なんか手がありそうな気はしてるんだけどどうしたもんだか。連休中に解決したいんだけどなあ。
ハーラン・エリスン 著/伊藤典夫・他 訳
カバーデザイン 川名潤(prigraphics)
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012122-8 \1000(税別)
ニュー・ウェーヴを代表する作家のひとり、エリスンの日本版オリジナル短編集。表題作他12編収録。
第一期「スターログ」世代的には作品よりもむしろ件の雑誌で毒吐きまくってた兄ちゃん、ってイメージの方が強いかも。少なくとも自分はそうかな。そもそも出ている本がとても少なかったしね。ただ、短編型のエリスンの作品自体はいろいろな雑誌に掲載されていたらしい。そんなエリスンの日本版オリジナル短編集。それでは行きますぞ。たぶんそれぞれの感想は短くなると思う(予防線)。
1957年の作品、ってオレより年上かい(w。極めてオーソドックスな、テクノロジの進歩がもたらすものが幸福だけなのか、がテーマの作品。若い作品という事もあるのか、逆にエリスンらしくない、非常に落ちついた作品になっている。
起き得たかもしれない、差別との戦いのきっかけとなる小さなエピソード。SFか? と言われるとちょっと違うかも、って気もするが、ここで語られたようなお話は実はアメリカで起きていないであろうから、あり得たかもしれない話、という意味でSFと言えるのかも。
宇宙的な存在によって強制的にもたらされる「苦痛」が意味するものとは…。人にはどうにもできないところで進行する何か、ってものをエリスンはつねにうさんくさいと思っているのだろうな。
「恐怖の夜」と共通する、いわれのない差別と迫害に苦しむ黒人に対する熱い共感を込めた一作。こちらにもSFか? 問題はつきまとうのだけれどもね。
ベトナムの戦地で筆舌に尽くしがたい経験をした兵士のその後とは…。作り手が違えば「ランボー」ができていたかも知れないが、こちらはよりSFに「寄った」作品になっている。かなり好き。「すべからく」問題は引き摺るんだけどもね(^^;。
ある意味本書の中で一番ストレートにビジュアルが見えてくるスプラッタ・ホラー。ただしそのスプラッタの餌食になるのが一種のカルトであるってあたりがエリスンらしいと言えるのかな。日本でやるならオウムあたりが餌食になりそうね(w。
一種のアフター・ホロコーストがベースの甘酢ジュヴナイル、にすれば良かったのにエリスンはそういう事はしないんだよなあ。残念ながら「甘酢」が完全に抜け落ちちゃってます。
間違ってるかも知れんけど、スティーヴン・キング的なモダンホラーを狙った作品なのかな、という気はした。ただ、モダンホラーが始まるきっかけのえげつなさにはちょっと閉口するかも。視聴率なんか知るかー、で始まるトレンディドラマなんですもん(^^;
ドッペルゲンガーがテーマのSF、として成立してるんだけど、これは訳者の伊藤典夫さんの頑張りに感心するお話。「動揺日」「忍従日」「欠用日」、これが土日月曜に対応する作りになっている、というね。さすがです。
これ、立ち飲みで読んでたんだけど隣の兄ちゃんがタイトル見て、「ドイツ人の話っすか」とか話しかけてきてすんげー鬱陶しかった(^^;。ヒトラーはあまり関係ありません。重要なのは天国と地獄ってのはどういう基準で受け入れを行っているのか、それって納得できるものなのか、というのがテーマのお話。
偶然発見された巨人の死体、それは実は…、という。前半はウィリス・オブライエンで後半は永井豪、って喩えは大丈夫でしょうかね(^^;。
これは多分とても珍しいエリスン流環境SF。ル=グィンが書いたらかなりなボリュームの一冊の長篇を書いてたんじゃないだろうか。なかなかです。
本書に収められた作品の中では一番新しいお話。それかあらずか、まとまり具合が半端ない(w。SF作品としての完成度は本書の中で一番なんではないかと思うけど、それが逆に「こんなんエリスンが書かんでも」って話になっちゃうのかも。自分は「バシリスク」の次ぐらいに好きですけどね。
ベトナム戦争とそれを取り巻く社会情勢、ってのはアメリカ人にとって相当大きなピリオドだったんだなってのを改めて感じた一冊。「センス・オブ・ワンダー」は物足りないけど、「センス・オブ・シチュエーション」的な何かは感じました。好きか嫌いかで判断するならそれは「大好きにはなれない」って感じかな。ベトナム戦争とか人種闘争の問題って、ニュースとしてあまりに身近なものだっただけに、そこをエンタメだからこう、で納められなかったんだよね。
★★★☆
ややこしいし、酒入ってるので簡単に。9条では「侵略のための武装はしない」は謳ってるけど「国を護らない」とは一言も言ってない訳だから現状の憲法のどこに問題があるのかと。憲法が制定された時点で「自衛隊」と言う存在は認識の外だった以上、そこに対して何らかの法的整合性はつけるべきだとは思うが、それは憲法の仕事なんだろうか。憲法というのは国家のあり方、という思想であって、その思想を補強するために様々な法律が用意されているのだと思っていたんだけど違うのかしら。国防軍、という存在(まあポーランドに侵入したのはドイツ国防軍だった訳ですが)を明文化するということと憲法を改正することは、別の問題のような気もするんだけどな。
個人的には今の自衛隊を「国防軍」とすることにはさほど違和感はないですけど、それを憲法で縛られた「対外的な武力行使に軍隊は使わない」って縛りを外す、と言う持って行き方にはやはりちょっと違和感を感じてしまうな。
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