ばむばんか惰隠洞

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2004-09-18 この日を編集

[TV] 通過できる駅は2000を超えるらしい

NHK総合でやってた列島縦断 鉄道12000Km -最長片道切符の旅-なんて番組をつれづれなるままに鑑賞。同じ路線を二度使わずにJRの路線を極力長く乗り継いでいく、という旅。北海道稚内を旅立ち、九州は肥前山口をめざす42日間の旅。秋葉原から二駅向こうの東京にたどり着くのに房総半島をぐるっと回ってくる、というとてつもない回り道に唖然としつつ、心のどこかで「あーこういうのやってみてえ」と思ってるあたり、懲りてないなオレ。

とはいえこれは青春18で安く目的地に向かう、ような、目的地ありきの旅ではなく、旅をすること自体が目的なんだから、資本金は桁違いに必要になりそうだ。ものすごく贅沢な旅、といえるのかも知れないな。

でもこういうの、楽しそうだなあ。オレ、どこかに行きたいとかはあんまり思わないんだけど、日がな一日移動してる、事自体は嫌いじゃないんだろうと思う。つかあれです。ミーハーな私はたぶん、「最長片道切符」という言葉の響きに惚れ込んだんだろうと思うけどね。

ちなみにぐぐって見ると、結構先駆者もいらっしゃるし、この道のバイブルとして、宮脇俊三著「最長片道切符の旅」などという書物もあるのですな。

[Books] SAS特命潜入隊

本書カバー クリス・ライアン 著/伏見威蕃 訳
カバー写真 ©CORBIS/amana iamages
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN4-15-041067-4 \900(税別)

1982年5月、フォークランド紛争のさなかのアルゼンチンに隠密理に上陸した少数の英国の兵士たちがあった。世界最強の特殊部隊といわれるSASの6名。彼らの任務は、英国艦隊に重大な損害を与えつつあるアルゼンチン空軍の出撃状況を艦隊に報告するために敵飛行場付近に潜入すること。だが作戦はスタート直後から躓き、チームリーダーのアンディは作戦中止を決意する。アルゼンチン軍の監視をかいくぐり、どうにかチリとの国境付近までたどり着いた彼らだったが、ついにアルゼンチン軍の猛攻を受け、リーダーのアンディは戦死してしまう。

それから20年後、因縁のフォークランド諸島を訪れるSASのチームがあった。目的は訓練。だが急遽情勢が転回し、訓練のつもりでやってきた彼らは、極秘の実戦任務につく事となった。目標は20年前と同じアルゼンチン本土。チームの中には20年前の作戦にも参加していた、アンディの弟マークの姿もあった…。

もと正真正銘のSAS隊員で、湾岸戦争では勲章までもらっているクリス・ライアンのSAS兵士を主人公とした冒険小説最新刊。今回は英国にとっては輝かしい戦いであったフォークランド紛争と、それが今になるまで引きずる事になる両国間の緊張が、新たな問題を生み出しているのを背景に、かつて兄を失った同じ地に、SAS隊員としては最後のキャリアをきざむために下りたった男の冒険を描く。

なにせ書いてる本人が一番SASに詳しい人物な訳で、細かな作戦の描写は相変わらず微細に渡り、お話のディティールをしっかりと固めてくれる。少々スペック過多な嫌いがなきにしもあらずだけれど、ここがあるとないとじゃあ、やはりお話の説得力が違ってくる。その上で、なにせこの人たちは基本的に歩兵な訳だから、スパーメカがびゅんびゅん飛び回ったりハイテク兵器があっという間に悪党をなぎ倒しちゃったりすることはないわけで、大自然の猛威であったり圧倒的に優勢な敵の軍隊を相手に回して、あくまで個人としての人間が死力を尽くして戦う様子が描かれるわけで、冒険小説ってのはこうじゃなくっちゃね、という魅力たっぷりな一冊になっている。なってはいるんだけど…

今回はマイナスポイントも結構ある。設定がやや荒唐無稽な方にシフトしてるんじゃないかなあ、というのがひとつ。もう一点は伏線の問題。軍事系冒険小説の常として、任務を遂行していく上でいくつかの障害は常に発生し、その障害の一つで定番とも言えるのが、「裏切者」の存在であるといえるんだけど、本書ではこの、裏切者の仄めかしと正体の露見への流れが今ひとつうまく行ってないなあという感じがする。まあこの手の本、いくつか読んでいればある程度パターンは掴めるので、裏切者候補者は割と早いうちからわかってしまうし、話がおもしろければ多少のワンパターンでも構わないのだけれど、引いた伏線はとりあえず始末を付けてくれ、というところですな。いくつか、引かれた複線に説明が為されてないところがあってそこが惜しい。そこまで説明を付けてやると、実は意外性の点でもう一歩、面白い物が出来たんじゃないかなあと思ったりもするのでした。

(★★☆)

[News] ストとか撤退とか

プロ野球はストライキに突入し、F1ではジャガー(フォード)が撤退という大きなニュースが。個人的にはフォードが撤退、てのが大問題だよなあ。これ、コスワースも込みでの撤退って事になると、もはや来年F1は成立しないって事にならないか? F1は最低20台のマシンが並ばないといけないのではなかったっけ? うーん、まだまだ先が見えない状態なんだけど、あれだよなあ、どうしようもない日本のプロ野球なんかいいから、F1にお金つぎ込んでよホリエモーン、とか思ったりしちゃうなあ

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [私も「目的地へ行く」よりも「とにかく移動している」ってのが好きな部分はありますねぇ。寝台列車とか好きだし。ホントは、..]

匿名 [冒険小説といえばクィネルはどうですか?「マイボディガード」が映画化されるみたいですが。]

rover [歩きかあ、そりゃまた(^^;)>たおさん 私はやっぱり、いろんな乗り物に乗るのがいいなあ。]

rover [書店で「燃える男」映画化! みたいな帯は見かけましたが、違ったのかな? クィネルは、初期の「メッカを撃て」とか「スナ..]

bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]


2005-09-18 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (22:48)

「鋼の錬金術師」、「機動警察パトレイバー」、「ソウルテイカー」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」。「パトレイバー」、私、ゆうきまさみ版のコミックスと劇場版しか知らないもので、香貫花のキャラのギャップに結構「あれえ?」とか思ったわけですがなるほど、映像メディアの香貫花はこういうキャラなワケね。劇場版でも使われた音楽が鳴ったりしてて、なかなか楽しめた。「ソウルテイカー」はもちっと態度保留。策を弄しまくった映像処理と妙にレトロにアツい主題歌のギャップは楽しいけど。

さて「エウレカ」(#22:クラックポット)は、母艦を飛び出した青二才は渋い(かつ敵方の)大人に拾われて、メシをごちそうにならないと大人になれない、というお話。それにしてもなんだな、今年は少年を「少年」と呼ぶのが流行りなのか? みんないっぱいいっぱいの月光号のクルーに対して、敵方になるビームス夫妻(だったっけ)の余裕の持ち方とかも、実にガンダムっぽいなあとか思った。

「マジレンジャー」(#29:くり返す「あれ?」〜ジー・マジ・マジーロ〜)は、抜群に魅力的なシチュエーションを持ってきたのに、ま た そ れ か よ、で話を落としちゃうのが何とも残念。重大な秘密を見ちゃったホウ姉から過去一年分の記憶を消し去り、かつ一時間ごとにその記憶がリセットされる、という設定、すばらしいではないですか。ここを「勇気」とかなんとか、そういうあやふやなものじゃなく「知恵」で出し抜いて欲しかったんだけどなあ。毎回おもしろいシチュエーションを持ってくるのに、その解法がこれまた毎回力押し、ってのが何とも残念でございますな。

さて来週はお約束のパワーアップ。マジレッドはどうやら悪の魔法に目覚めてアポロガイストになっちゃうみたいだぞ(全然違)。

さあさあ、んでもって「響鬼」(三十二之巻 弾ける歌)ですよ。

大人の事情は分かる。プロデューサーの不手際が制作サイド全体に少なからぬ影響を与えた以上、商売の観点からスタッフを代えざるを得ない結果になってしまった、というのも良いでしょう。それでおもちゃが売れるんなら結構なことです。それとは別に、おもちゃを購入する気も端からなく、ただテレビで放映される番組のみを楽しみにしてる一人の視聴者として言わせていただきますよ。

つまらん、おまえの話はつまらん。

おもちゃ売れると良いですね。オレはもうどうでも良いや。プリキュアに癒してもらおう(それはそれで無理があるかも)

[web] 今頃になってwebラジオにハマる (23:53)

Radio365CDラジカセは死んでるし、単純作業してるときはちょっと音が欲しいなーと思ってたんで、少し前にただただしさんが取り上げてらっしゃったLive365に繋いでみた。あら、ステキじゃないのここ。'60年代から'80年代のロックとかスタンダード・ジャズとかフュージョン系のチャンネルをぽこぽこ登録してみる。うん、快適。最初はIEからWMP呼び出す(だってウチのOperaやFirefoxじゃうまく再生できないんだもん)形で使ってたんだけど、音楽聴くためだけにIE立ち上げるのもアホらしいので、ユーザー登録すればLive365で入手できるフリーソフト、Radio365ってのを導入してみた。

いやーんどうしましょ、快適すぎるわこれ。ごそごそ作業してる最中にいきなりアメリカの「名前のない馬」とか流れてくると、思わず作業の手が止まっちゃうんですけどー。

やあ、こりゃいいや。しばらく使ってみよう。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

でした [「魂狩」が懲りすぎなのは、絵もですが、ストーリーもちょっと。 アドベンチャーゲームにでもしたら、合いそうな気がしまし..]

rover [最初に謎をばらまいて、それにひとつずつ答えをつけていく、って構成は難しいのでしょうね。こっちは先に「小麦ちゃん」のご..]

TUX [●わはは、roverさんが大滝秀治さんになってるー(爆笑)  でも、まったくどうかんだ! ●「ソウルテイカー」は..]

もんちぃ [Live365に登録してRadio365も入れてみましたがフリーソフトじゃないような気が…英語でよく分かりません。f..]

rover [どうもユーザー登録(無料)してないと、10曲ぐらいでいったん演奏止めちゃうみたいですねー。]


2006-09-18 この日を編集

[Books] ナイトフォール (24:09)

40627551494062755157 ネルソン・デミル 著/白石朗 訳
カバーイラスト 久保周史
アートディレクション&デザイン 岩郷重力
講談社文庫
ISBN4-06-275514-9 \1048(税別)
ISBN4-06-275515-7 \952(税別)

軽口特攻野郎、みたび

1996年7月、ニューヨーク沖に墜落したTWA800便の"事故"には、その発生直後から様々な憶測、不審な情報が飛び交っていた。事故の発生時に調査チームに所属していたケイトからは、5年経った今もその不可解さは拭い切れていない。5年目の犠牲者慰霊式典に参加することになったケイトの傍らに立つのは夫である私、ジョン・コーリー。自らが抱え、忘れることのできない疑問をケイトから伝えられた私は、あくまで非公式に、この事件を再調査してみようと思うのだが、どうやらその動きを快く思わない存在があるらしい……

「プラムアイランド」、「王者のゲーム」に続くジョン・コーリーもの第3弾。お話としては「王者のゲーム」に続くお話なんだが、前を知っていればより楽しめるってレベルで、これ単体で読んでもそんなに困ることはないだろう。5年前の航空事故の真相を追いかけるうちになぜかいろんなところで見えない壁にぶち当たる主人公、そこには警察、FBI、CIA、そしてもっと上の何かの思惑が働いているのではないかと思わせていろんな波乱を予感させつつ、実は意外にお話自体は前二作に比べると地味になっちゃった印象。面白くないというのではなく、あえて派手なアクションを排したお話作りを作者が心がけているのかな、と感じられる。なにせお話の発端が1996年7月、で、お話がクライマックスに達するまでの期間を計算したときに、ああ、それをやりたかったのか、というのはまあある程度予想できちゃうわけで。

シリーズものって、シリーズが続くにつれて主人公の能力が下がっていく傾向があると思うんだが、こいつもそれに陥っている。軽口叩きつつ、実はFBIだのCIAだののエリートには思いつけない、現場での叩き上げの嗅覚の鋭さを持っているはずのジョンなんだが、本作ではそこら辺の魅力がかなり減ってしまっているような感じ。かわって持ち込まれているのが、"ヤマさん"的老練な刑事の地道な捜査っぷり。それも悪くはないんだが、普段要らんこと言いのスケベ中年が、実は経験と嗅覚で本質に迫っている、ってあたりにジョン・コーリーものの面白さがあったと思うんで、その辺の表現が上手くないのはちょっと不満、というかこの主人公、これじゃダメだろって気がしちゃうなあ。

普段は軽口で余裕見せてる割に、ちょっと情勢が悪くなるといきなり余裕なくしちゃったり、そもそも自分が置かれてる状況に対する自らの認識が、そりゃどうしても甘いだろあんた、と思えてしまって。なので盛り上がるべき終盤がどうにもヘタレ。いろいろ事情もあるだろう(この辺はまあ、1996+5、って何年で、その年に何があったかを考えてみてくださいとしか)けれど、上巻はそれなりにこちらを引き込む面白さにあふれてたのに、下巻に進むと、どうもあちこちでガタピシしたものを感じちゃって一気に興ざめ。それだけ例の事件はアメリカ人には重大なことだったんだろうとは思うけれど、エンタティンメントの世界に身を置く人が、それに必要以上に身を引かれてしまうのはやっぱりヤバいと思う。続きのお話も構想中らしいが、大丈夫かデミル、こんなノリをおっちゃん、もう一度味わいとぉは無いで。

(★★★)

41676610634167661071王者のゲーム 上(DeMille,Nelson/著 白石朗/翻訳)4062733099

軽口特攻野郎ジョン・コーリーもの。

マイ感想→プラムアイランド王者のゲーム


2007-09-18 この日を編集

[Comics] 13年ぶり、13巻 (20:33)

アルカサル-王城 第13巻(青池保子/著)書店で見かけて軽く驚いた。青池保子「アルカサル -王城-」(13)。13年ぶりの新刊、これにてようやく完結。そもそもは掲載誌が休刊になったために連載が宙に浮いてしまっていたものが、いろんな偶然や後押しを受けて、200ページの完結編パートを追加する形で終了となったもの。偶然連載時は、ちょうどドン・ペドロが絶頂期を迎えたところでの終了となり、この先は落ちるしかない運命がまっていることもあり、そこを総集編的にまとめていくような構成になっている。個々のエピソードについては、番外編のような形でおいおい追加していきたい、と言うのが青池さんの意向のようだ。

それはさておき、完結編のための前説で青池さんが「定年退職」という言葉を持ち出したのに、ちょっとショックを受けたことであった。もちろんマンガ家にとって「定年」なんてのはないけれど、充分に力を出し切って仕事が出来なくなる年齢、というのはやはりあるわけで、人間生きていればいつかは、そういう時期が自分にもやって来ているな、と何となく思えてしまう時が来るものであるのだなあ、と、マンガとはあまり関係のないところで感慨にふけってみたり。

何はともあれ足かけ24年の連載終了、お疲れさまでございました。


2010-09-18 この日を編集

[Day] いろいろ停滞中

向こうから商談を持ちかけられたは良いが、作業内容やらギャラの話やらでもたもたとやってるうちに、実は作業依頼も相見積もり込みだっつー事が分かり、なんだかなーと思う三連休初日。相見ツ取るのは別に構わんけど、先に相見ツで交渉してますって言ってくれたらいいのに、数通メールのやりとりしたあとにそのことを匂わすってのはね。その時点で作業素材とかももらってて、後は手をつけるだけ状態から、いや実は、なんて話が出てくるってのもどうなんだろうなあと。

何となくテンション下がりつつ、お返事お待ちしておりますって事で。

[News] 訃報

小林桂樹氏(asahi.com)。特撮ファン的にはやはり「直感とインスピレーションだっ! 」の田所博士ってことになるし、それ以外にもNHK版の「赤ひげ」みたいに、ずしんと存在感のあるキャラクタというイメージがあっただけに、若造故に見る順序が逆になってしまった「椿三十郎」における押し入れ軟禁侍役のひょうひょうとした芝居をあとから見て、「こんなこともやれる人なんだ」とかなり驚いた覚えがある。あとはなんだろう、'84ゴジラでの総理大臣役か。まああの映画は内閣の閣僚のメンツが濃いにも程がある物だったけど。

映像作品にどっしりとした重みを加えて下さる、かけがえのない存在でありました。感謝しつつ合掌。


2011-09-18 この日を編集

[PC] もうやめて、hpのライフはほぼゼロよ

「hp」の「ライフ」て。軽石庵さんで一番働いてると言える複合機、hpのpsc 1315くんが突然動かなくなっちゃった。厳密には動こうと彼なりに努力はしてるんだけど、ヘッドを左右に素早く動かしてくれないので、1ラインを描くのにとんでもない時間がかかってしまうという感じで、つまりはモータが死んだって感触、だな。

んまあこいつも購入したのが2005年の松の内。なんだかんだで6年半、ほぼ毎日何かしら印字してきたことを考えれば、充分に働いたって言えるんだろう。何はともあれプリンタが無いととても困る(結婚する時に仲人さんに、『君の書く文字は象形文字だね』と言われた人間なのでね)んで、早急に後継機を手配しないといけないね。

半分死んでるこのキカイ、前面給紙、単価は高いけど保ちの良いインクカートリッジ、電源入れっぱなしで放ったらかしでも、いつでもちゃんと応答してくれる反応の良さ、ってあたりがかなり気に入ってたので、次もhpにしようかなあと思ってるんですが、手頃なのがあると良いな。とりあえず明日ソフマップ行ってみるべ。

基本的にスキャナは要らん(こっちはこっちでヤバいんだけどね。なんせ常用スキャナはSCSI接続の骨董品だもんな)のだけど、ちょいちょいコピーの用事があるんで複合機ってチョイスになると思うんだけど、シンプルで安いのがあると良いな。

[TV] 定期視聴番組

「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スイートプリキュア♪」、「青の祓魔師」。

王道的に良い感じに盛り上がって終わった「タイバニ」。うん、良い意味で安定して面白かった。二期も望まれていそうだけどどう持ってくるのがいいのかな。虎徹は引退せざるを得ないような気はするけど楓を新ヒーロー(ヒロイン?)にするのならばルナティックとの関係性にどう整合性をつけるのかが厄介そうな気がするし。とりあえずブルーローズが立ち読みしてた本の効能が発揮されることをお祈りします(w。

「セイクリッドセブン」も最終回。新しい事を何もやっていないのに何だか妙に面白い作品ではあった。こっちも二期に引きたい気分はあるんだろうと思うけど、で、あっても良いとは思うんだけど、実現させるのはかなり難しいのかな、って気はする。良い出来なんだけど代わりも豊富よ、ってポジションにある作品ではあると思うんだよな。

ようやく主人公にモチベーションが生まれた「メモ帳」もやや手遅れ感はあるけど良い感じでございました。

日曜日、良い感じにノリがわかってきた「ゴーカイジャー」に今はとにかくやれそうなことはなんでもやるぜ、的な「フォーゼ」、どっちも面白かったです。プリキュアも安定傾向でね。


2013-09-18 この日を編集

[Oldbooks] 古書神タイフーン

連休でお客さまの方にも余裕ができたって事なのか、三連休の間に古本の買取依頼がぼこぼこ降ってきて、気がついたら買取依頼が1500冊とか言う状況に。いや、余裕があったらどーんとお引き受けしたいんですけど、先月末の買取依頼も完全に完了してない状態で、さらにほぼ同数の新たな古書(なんかヘンな表現だな)を引き受ける体力が今はないんだよね。残念だけど今回はご辞退、だなあ。


2014-09-18 一週間の御無沙汰でした(割に死語) この日を編集

[Day] お仕事ラッシュの一週間

先の日記で危惧したことがまともに発生。IG女史仕事に着手した直後に、たっくんから素材が到着。比較的シンプルなHTMLコーディング8ページ。問題なのはこれ、フィックス12日厳守ってこと。2日しかあらへんがな。しかもIG女史サイドも、12日に動的コンテンツのフレーム部分になるものは出来てて欲しいというリクエストが来ているという…。

なんでやねんと思ったら、この週はいわゆるシルバーウィーク。みんな週末にある程度ブツを揃えて、楽しい連休を過ごしたいってことだったのだね。オレには関係ない話だけど(w。

とりあえずおっかなびっくり並行で作業始めたけど、さすがにつまみ食い状態で仕事してたらどっちも上がらんな、ということで、まずは悩まずに仕事できそうなたっくん仕事を先に片付けようと決めて作業。こっちは何とか1日半ぐらいでコーディング完了。おかしな不具合とかも出ず、修正も最低限で済むには済んだが、これで完全にIG女史仕事の方のケツは拭けないこと確定(^^;。

一応jQueryがらみの実装でトラブって、という(嘘じゃないです)理由で延びている旨はわかってもらえて、なんとかケツを15日までずらすことに成功。ただこっちは完全に仕事量を甘く見てた。海外のショップサイトの日本語版を作る、という作業だったんだけど、基本的に向こうのサイトが実装している動きのあるコンテンツを継承しつつ、表記やイメージは日本向けのものに差し替えて、と言うお仕事で、デザインファイルがjpg一枚絵で、詳細は海外版から解析料理してくれや、ってことだったのね。

使用する画像がある程度レイヤー化されてたり、スクリプトがらみで何やってて、どこから持ってくればいいよ、と言う情報が何ももらえなかったので、思った以上に難儀する羽目になってしまいましたわ。

結局先方のスタッフの手も借りつつ形になったのが昨日の晩。徹夜仕事はしないで済んだけど、割に深い時間帯まで仕事して、そのあとアニメやら読みかけの本やらを酒飲みながら消化してたら、さすがに日記書く根性はなかったっす。

とりあえず今日は割に平和だけど、修正関連、この後まとめて来るんだろうなー、CSS3がらみやHTML5がらみの記述がちょいちょいあるので、そこは興味深いから、もうちょっと急かされずに仕事が出来たらありがたいんだけど、そういう訳にもいきませんわね(^^;。

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

と言うような事情もあって、この一週間ぐらいはちらっと見て興味を惹くものがなかったら速攻早送り。なのでざっと行きますが、

いくつかあるロボットアニメは結局「アルドノア…」一強、と言うことになるのか。「キャプテン・アース」はとても丁寧な造りなんだけどいまいち響いてくるものがない。登場人物多すぎたんじゃないかしら。最終的な敵が召使いだった、的な展開は悪くないんだけど、全体に熱さが足りない「グレンラガン」って感じ。「アルジェヴォルン」は更にだらしなさばかりが強調された感じ。

コミック・ラノベ原作系。いいな、と思ってるのは「ろこどる」、「ばらかもん」、「ハイキュー!」あたりっすか。ただ「ばらかもん」はこっちの精神状態に急かされてるところがあると、ちょっとのんびり楽しめない恨みはあるかも。"Uncaught exception: TypeError:"とか言われてるときにのんびりアニメは楽しめねえよ(w。「アカメ」がようやく斬りまくってくれたのは良かったです。あと「ハマトラ」にちゃんと話があるのには、依然として驚愕中です。

「SAO」は原作が短いお話なんでしょうかね。やや引き延ばされ感が無くもない。お兄様はまあ好きにしてくださいとしか(^^;。

いわゆるハーレム系はどれもまあ、可もなく不可もなく、というか見れなかったから残念、と言うものではない、というか。

オリジナルの「残響のテロル」は今のところ興味は持続中。

特撮二本はどちらもそれぞれの意味において楽しめてる。気が急いてる状況だと、より気になるのは「鎧武」の方なんだ、ってことはわかった。これ、最終的にさやかとほむらのまどか争奪戦、ってところに落ち着くんでしょうかね(違うか)。


2015-09-18 この日を編集

[Baseball] マケタデー

DB3-2T。12連戦の最初を見事に取りこぼし。9月の阪神の弱さは折り紙付きなんだよな(^^;。相変わらず爆発しない打線がどうにもならない限り、ここで失速、ってことになるんだろうなあ…。


2016-09-18 この日を編集

[Anime][SpFX][TV] 定期視聴番組

今週は実質最終回だった「ゴースト」、んまあいろいろ回収されてない部分はあったと思うけど、「命」は救って欲しいけれど「物質」についてはそこは人が何とかするよ、という「覚悟」はなかなかステキだと思った。ライダーのデザインが最後まで好きになれなかった、って減点ポイントは最後まで拭えなかったんだけど、次のライダーはもしかしたら、「ゴースト」以上にダサくて最後まで好きになれなかった「フォーゼ」を超えるんじゃないかって押し出しで、どうしたもんだか。

[Books][Kindle] 月の山脈と世界の終わり 大英帝国蒸気奇譚 3

B01B6CTS4Y マーク・ホダー 著/金子司 訳
創元海外SF叢書 上下合冊版(Kindle Unlimited)

ビター・スイート・ルーザー

なぜかサー・リチャード・フランシス・バートンは「あの場所」にいた。かつて「バネ足ジャック」と呼ばれた男が突如現れ、幼いヴィクトリア女王を射殺したその時、その場所。そしてバートンの手には本来50年以上先にこの世に現れるはずの物が握りしめられていた。リー・エンフィールド・ライフル銃。その銃が狙うものとは…

というちょっと「お?」と思うような出だしから始まる「大英帝国蒸気奇譚」第3弾。第1弾からちょこちょことは挟まれていた時空がらみ、というか、えーい言ってしまえ、時間SF系の要素が今回はかなり濃厚で、しかもそれが割と唐突に放り込まれてくる。ただそこは結構語り口がうまいので、「ああ、そうなったんだ」的に一旦疑問を棚上げして読み進めていくことができる。そう、このシリーズ、お話の語り口が巻を追うごとに上手くなっていて、第三作の本書は一種その到達点に達しているとも言えるんじゃないだろうか。何よりお話としてすばらしくいい感じにまとまっている。

本書のキイになるのは二人のハーバート。本来のバートンが存在する時間線にいる哲学者、ハーバート・スペンサーと、バートンが跳ばされることになった20世紀初頭の時間線にいるハーバート・ジョージ・ウェルズ。現在のハーバートにはいまだ知られざる秘密が潜み、未来のハーバートにはバートンが飛び越えた歴史の解説者のポジションが与えられている。あと、未来において再会する、とある人物とのブリッジとしての役割も。

最初のキイ・パースン、バネ足ジャックことエドワード・オックスフォードが引き起こした事件。それはバートンたちが生きる19世紀の英国に大きな影響を与え、その状況の修復のためにスチーム・パンク感満載の世界でバートンとスウィンヴァーンが(特に近年の映画版のイメージの)ホームズとワトソン的に活躍する、というお話が第1巻、続く2巻では一転、スピリチュアル方面にシフトしつつ、かなりエグめなスプラッタ・ホラー風味が炸裂、で、一応の最終刊となる本作では、戦争アクションと秘境冒険譚風味満載のアドベンチャー。ここまで語られてきた、未来人たるオックスフォード、19世紀のバートンたち、そして人類を凌ぐ歴史を持っているのかもしれぬ蛇人族。彼らを接ぐ存在となる黒いダイヤモンドの謎とは、改変された歴史は果たして本来あるべきルートに戻ってくることが出来るのか、そしてそのためにバートンたちに与えられた使命とはなんなのか…

とまあかなり盛りだくさんな内容なんだけど、語り口が上手いのか省くところを割と上手、かつ容赦なく省いている(^^;というところからなのか、読みづらいと思うところはほとんどなく、お話の「先を知りたい」と思わせる仕掛けも上手い具合に配置されているのだろう、ストレスなく読み進んでいくことができ、一気にクライマックスまでなだれ込み、そしてラストは……、という流れ。

最終的なお話の落としどころがどういう物なのか、グッドなのかバッドなのか、とかについてはネタバレになってしまうのであんまり詳しく言わないけど、最終的にバートンたちの戦いが導いたものが現在の(読者である我々が生きている)世界に続く時間線なのかもな、という気がした。良し悪しで判断するなら、うーんそれはどうなんだろうね(^^;。

書店での(叢書サイズという)押し出しでちょっと敬遠していたんだけど、実際に読んでみたら思いのほか読みやすく、しかもお話自体が大変面白い、超ハイ・コストパフォーマンスなシリーズでした。とはいえ残念ながら現状このシリーズ、Kindle Unlimitedのラインナップからは外れてしまっているようですね。出版サイドでもこれをKindle Unlimited枠で配信するのは間違ってるだろう、という判断があったのかもしれないね。その判断自体は正しいと思うけど、でも読みやすいスタイルで読めるのなら、お買い得感は最高レベルのシリーズだとも思えるので、これをリスト落ちさせるのが良かったのか、悪手だったのか…はちょっと判断しづらいですね。

★★★★


2017-09-18 この日を編集

[Day] だいぶ楽になった

右肩。半日湿布貼ってたらさすがに痛みが引いてきた。だいぶ右腕上げられるようになりました。皮膚が弱いので湿布貼りっぱなしだと今度は肌がボロボロになっちゃうので、一旦湿布は剥がして様子見。一応薬屋に行って湿布を追加で買ってきたけど、何となく今ある分で何とかなりそうね。

台風のおかげもあったのか、連休中に古本の注文がなくって良かったよ。このタイミングで深い所にある本に注文いただいてたら、絶対泣いてたと思うもん(^^;

[Baseball] オワタ-!

T2-3C。広島優勝、おめでとうございます。シリーズを通じて完敗です。最後に意地を見せて欲しかったけどね。

これでCSに巨人来るとなると、いろいろお先真っ暗だな。まあこの成績で日本シリーズに出る、ってこと自体野球に失礼って気もしてはいるけども。

[Anime] 定期視聴番組

日曜深夜分。「ナイツ&マジック」、エルきゅんの「なんとぉーっ!」で笑った。正義だのなんだのはおいといて、とにかくロボットアニメのカッコいいとこを体現したい主人公、というある意味メタな視点がおもしろいっす。「プリンセス・プリンシパル」、堀川卿情報だと、プリンセスこそ動乱の大元、つまりプリンセスはアンジェをも騙しているって事になりそうなんだけどどうなんだろう。とにかく最後はオールスター・キャストで締めて欲しいですね。

[Books] 墓標都市

墓標都市(キャリー・パテル/著 細美遙子/翻訳) キャリー・パテル 著/細美遙子 訳
カバーイラスト K.Kanahira
カバーデザイン 岩郷重力+W.I
創元SF文庫
ISBN978-4-488-76901-7 \1340(税別)

ネオゴシック図書館戦争

地底800メートルに展開する地底都市リコレッタ。そこは数百年前に地上を襲った「大惨事」のあと、人類が作り上げたもうひとつの「地上」。かつての文明は一旦リセットされ、今ようやくヴィクトリア朝レベルの文明が拡がるこの街で、一つの殺人事件が発生する。被害者は"ホワイトネイル"と呼ばれる上流階級の知識人。現場に赴いた捜査官マローンは、上流階級とは思えぬ被害者の暮らしぶりにかすかな違和感を覚えるのだった…。

これも一種のアフター・ホロコーストものと言えるのかな。一度は壊滅した文明、その過程で一度地底に逃れて文明を継続させることになった人類。それから数百年が経ち、その気になれば地上で暮らすことも可能なのに、大多数の人びとは未だに地底世界での暮らしを選択している。そこはかつての大惨事の反省から、人びとに過分な知識を与えることを良しとしない世界。そのため民衆に行き渡る本は上層部から厳密に選択されている。そんな世界で知識を司る地位にある人物がなぜ殺害されたのか、をさぐる捜査官のストーリーと、それと並行して一般庶民のレベルで、洗濯女として働く少女、ジェーンの奇妙な巡り会いからの物語が並行して語られていく。

捜査官サイドの腕利き女性捜査官、マローンと彼女のもとに配属された新人捜査官、役者上がりのサンダーのコンビと洗濯女のジェーンとジャーナリストのフレドリック、彼らと出会う謎の人物、アルノーの物語が展開していくんだが、このキャラクタ達の造型がかなり良い感じで、そこはかなり楽しめる。お話は「プロメテウス」という謎のワードのもとに進展する事件を追って、先ほどの二組の登場人物達のストーリーがやがて交差してゆき、そこに過去のとある大きな事件の影が差して、という構成で、その構成自体はかなり上手に捌けている、とは思った。その舞台背景的な味付けからも伝わってくるネオゴシック風味というか、スチームが登場する前のパンク風味というか、そういう味付けはかなり上手く行ってると思うのね。

ただそれがSFとしてすごく面白いものになっているかと言えばそこは少々微妙で、これがゴシックホラーだったら「結構良いんじゃねえの?」ってなるけど、SFって言われるとどうかなあ、て気はする。どこがどう、とはっきり言えないんだけど、なんというのかな、SFとしては「物語」の方にかなり針を振った造りで、かつ、その物語がわりと肝心な所で説明不足になてるんじゃないかしら、と。逆にここの説明の案配が上手く行ってたら、SFとしておもしろいじゃん、ってことにもなったかも知れないんだけど。

もともとの原作がそうだったのか、訳出の都合でこうなってしまったのかは良くわからんけど、世界観をはっきりと見せるための説明が上手くいってないんじゃないのかな、って気はした。たとえばこの作品世界の一番肝心な所である、地上と地底の関係性とかが、ちょっと飲み込み難いものになってしまっているんだな。本作も例に漏れず三部作の一作目って位置づけらしいけど、このあたりのわかりづらさが次作以降のヒキの役割を果たしている、ということなのかも知れないが、どうだろう、最初にもうちょっと引いてくれないと、続きを読みたいと思ってもらえないかも知れないよ(^^;。

とはいえ先に述べたようなゴシック風味ミステリ、の面白さは一定レベルの担保は出来てると思うので、あまり深く考えずに読んでいくと良いのかも。続きへのヒキもそれなりに用意されてはいるし。個人的には映像向きな一作だな、とは思いました。マローン→スカーレット・ヨハンソン、ジェーン→エル・ファニングで映画化してもらっても良いかもな、って気はちょっとしたよ(w。

★★★☆


2019-09-18 この日を編集

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画像の説明GAPPA先輩で使ってたEXIF VIEWER(窓の杜)がいつの間にかサイトごとなくなってしまっててちょっと困った。画像にカーソルを合わせて右クリック、とかそういうの要らないんだよ、カーソルが乗ったら基本データが見える、だけで良いの。こちらのニーズにぴったりだったのはEXIF QUICKVIEWというプラグイン。割にカスタマイズできる部分も広くて気に入りました。とりあえず当面はこれで。あとはblogやってる人、EXIFデータ付きで画像アップしてほしいっす(^^;。


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