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朝イチでハーバーランドのソフマップに走ってhp1315買ってきた。定価14900円、さらに値引で11000円。ワランティと消費税で12800円。まあいいか。で、へろへろと帰還。途中ヤマちゃんと電話で相談。どうやら岸和田はなんとか一段落した模様。バーコードリーダーの電源リセットで解決…なんかこう、釈然としない。とりあえずこっちはプリンタの入れ替えだ。
っておいhp、最初っからラージカートリッジ入れておけよなー。1210の時はそうだったじゃんか。ぷんぷん。
ASAHI-NETのメールが死んでるような気がするのは気のせいですか?
向こうのせいってものでもなさそうだなあ。今日は全体にメール関連が不調。ASAHI立てれば軽石庵立たず。ううむ。
大ファンの繰演技師、根岸泉さんのサイト、CRANK-INのなかのSCRIPT SHEETのコーナーで、去年の話題作の評が何本かまとめて読めるようになった。つまり「ULTRAMAN」と「GFW」の評が追加されたわけですな。ご自身が参加されている「ULTRAMAN」については、身びいきかも知れないけれどこれは相当に完成度の高い作品であり、前科のたっぷりある(^^;)「GFW」に、銭勘定で敗けるのはやむを得ないとしても、その、映画としての完成度という点においてならば決して敗けることなどないだろうと思っていたらばあらびっくり、ちゃんとでけているやないの「GFW」、てな趣旨、と言えますか。で、「GFW」の評の中で、根岸さんはこんなことを書いてらっしゃる。
もちろん映画のティストはまるで違う、ウルトラマンが寿司職人の握った江戸前寿司一人前だとすると、ゴジラはアジアン屋台村と言った代物だ。
一品一品の味はたいしたものじゃないが、シシカバブの隣にたこ焼きがありトムヤンクンの屋台が出ていると思えばゴーヤがあり、小竜包とドネルケバブの間にピロシキがあるといった具合、変化があって飽きないし、なにより楽しい。
食事をして楽しければ他に何がいるだろう?
これはなにより、制作者たちの姿勢が表に出ていると言える、観にきていただいたからには何が何でも楽しんで帰っていただきたい、というサービス精神がスクリーンから強烈に伝わってくるのだ。
つまり、作る人の目がちゃんと観客のほうを向いている。
大変に良く理解できる。全くその通りだと思う。で、そこでだ。
私、去年見た映画の中では「ULTRAMAN」を「GFW」より上位にランク付けしたし、大晦日の記事でも「見に行って」なんて書いてるんですけど、実は心底「見に行ってー」と誰彼構わずとっつかまえて口から泡飛ばしてその良さを力説したいような映画か、と言われると残念ながらそうじゃあない。「ガメラ」(1995)はそうだった。「ジュブナイル」も。去年で言えば「キューティーハニー」はそうだな。熱心には奨めないかも知れないけど、「楽しいよー、見るといいよー」とは奨められる。「GFW」だって(多少は人を見るけど)、「うんうん、行って損ないんじゃない」ぐらいは言える。でも、なんだな、「ULTRAMAN」って、相手の目を見ずに、顔そらし気味にして「良い映画ですよ」ってお奨めする、様な映画なのよね(w。で、根岸さんがそうと意識して書かれたことなのかは別として、この"職人の作った江戸前寿司"と"アジアン屋台村"の対比ってのは、妙にこう、納得できちゃうなあって気がしてしまって。
なんて言うのかな、職人さんたちは腕は確かだ。自分の仕事にプライドを持っている。でもその伝統と熟練に裏打ちされたプライドが、観ている方にやや過剰に伝わってしまったかな、って感じを持つのだよね。私が江戸前寿司に持つイメージってのがまたそうなのさ。こっちがおいしく食べようとしていると、そんな私の寿司の持ち方や醤油の付け方を、カウンター越しから見てる職人さんが、「ちっ」と小さく舌打ちするような世界(^^;)。
根岸さんがそうだった、と非難しているのじゃなく、今回の「ULTRAMAN」、実においしいお寿司になってはいたのだけれども寿司職人さんたちは、手元にあるお寿司の出来には細心の注意を払ってはいたけれど、カウンター越しに座っているお客さんの方は、実はあんまり見てなかったんじゃないかな、ってとこですね。
さて一方のゴジラなんですが、こっちはあれですわ。同じく根岸さんが、「ゴジラ2000ミレニアム」の評で、ゴジラ映画というものをホテルの豪華なフルコース料理(ただし一品一品の味は飛び抜けていい、と言うほどのものでもない)、と形容していたけれども、毎回豪華な料理を出してるのに、どうもお客が喜んでくれないもんだから、困った東宝ホテルの経営陣が、自分とこのレストランの総料理長にコースの設定をさせるのをやめて、外部からちょっと怪しいイベントプロデューサー(鹿賀丈史みたいな感じの)を呼んでみたら、これが味はともかくケレン味だけはでたらめに濃厚なコースが出来たし、お客へのサービスもどうして悪くなかった、って感じだった、と。あとは好みの問題なんでしょうな。
で、オレは寿司はあんまり好きじゃないぞ、と(^^;)
好き嫌いでもう少し。根岸さん繋がりで行きますが、「ミレニアム」の評のところで根岸さんは、平成ガメラを一人の板前がその腕前をいかんなく発揮したどんぶり物
、と表現されている。えへへ、オレ、どんぶり物が一番好きなんだよな(なんというオチであることか)。
The Battle Watcher ANNEXさん、そろそろ手仕舞いにいたします。
だそうな。残念なような、潮時かも、とも思えるような。名文の幾つかは今のうちに確保しておいた方が良いのかしらね。特にタイトルは出さんけど。
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●「ULTRAMAN」が職人が作った寿司、というのは激しく同意できるんですが、出された湯飲みがプラスチックで、食ってみたら米がタイ米だった…ってカンジですかね、個人的には(笑)<br><br>●職人の腕と志と心意気と魚の見立ては良かったんだけど、シャリとアガリで台無しという…何が言いたいかといいますと、ウルトラマンのデザインと音楽ですわ。<br><br>●あの肉襦袢ウルトラマンと悪ふざけ的モチーフの楽曲が、もう少しちゃんとしてれば、学祭の屋台村(笑)なんか軽く一蹴するぐらいの寿司になれたのがわかるだけに、惜しいです。ああ勿体ない勿体ない(笑)
ウルトラマンのデザインに関しては、あの映画ではあれ以外はあり得なかったんじゃないか、という気が最近しています。プラスティックのコップ、じゃなく、昔の芸術家が作ったガラスの食器だった、のじゃないかな。それはともかくなんつーか、ガレのガラス工芸品に板野サーカスをやらせちゃった、みたいな「あちゃー」感は感じたりしています。<br><br>ま、それはそれとして音楽の外しっぷりは同意です。そもそもぜんぜん音楽が思い出せないのだもの。<br><br>それを言うならキース・エマーソンも目くそ鼻くそなんだけど(^^;)