ばむばんか惰隠洞

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2003-11-05 この日を編集

[web] メシ食ったか?

まだの人、今まさに食ってる人はまずメシ食って、落ち着いてからな。きたさんの日記経由で、これが“ク・ソフト”だ。………ぐへぇ(w 。

[TV] 二人合わせて六十郎

録画してたCS 日本映画専門チャンネル「用心棒」と「椿三十郎」。「用心棒」は見たことあったんだけど、「椿三十郎」の方は初めて見るんでした。で、それなりにハードかつダークな部分の強かった「用心棒」に比べると、こっちはまたオーソドックスな時代劇の作りになっておるなあ、と言う感じ。適度にギャグが効き、主役はあくまで格好良く、強い。若侍萌え、な人(がいるのかどうかは知りませんが)にはおいしそうなのが9人、個性豊かですぜ、平田さんに土屋さんに久保明、若大将に青大将。紅顔の美少年好きなら久保明、インテリ好みには平田さん、ちょっち影のある土屋さん、例のシリーズとは逆にうっかり者の若大将に熱血漢の青大将。こいつらがミフネのあとをくっついて動く様は、まるっきり「ゴジラの息子たち」って感じで笑っちゃった。

映像的には、「あーきっとあの陰では特撮用大型扇風機がぶんぶん回ってんだろうなー」などとどうでもいいことを思わせてくれる、「用心棒」のハッタリ感にみちみちた画がかなり好きで、その分お好み度は「用心棒」の方が上なんだけど、んでも「椿三十郎」の、全編に漂う飄々感も捨てがたいモノがありますな。

あ、あと「椿三十郎」から、人を斬る時に「どばしゃっ!」っていう効果音が(まだ控えめではあるけど)入るようになったんだね。

[Baseball] ボビーやめないで!

ってのはいしいさんのマンガでさんざっぱら笑ったネタ(ヒロオカネタとセットで読むとさらに面白い)だったりするんだけど、やー、日本に戻ってきたんですな、バレンタイン。どう見ても期待できる要素のない阪神なんか放っといて、来年はロッテに注目かのう。メッツ時代の弟子、新庄のロッテ入団ってのはどうだろうね。日ハムも欲しがってるとか言う話ですが。

個人的には、新庄にはそこでさらにやせ我慢してアメリカに残って欲しいなあと言う気もする反面、ボビーと一緒にロッテでプレイするってのもそれはそれで楽しそうだよなあとも思うわけですが。ま、まちがっても阪神にだけは帰ってくるなや。あそこに戻ったらキミは絶対不幸になると思う。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

taoy [うむぅ、時期を逸したツッコミですが…。「椿三十郎」、初めて見たのはビデオだったんですが映画館で見てまったく印象が異な..]

rover [やー、それはありそうっす。テレビ画面で見ると、テレビ時代劇のフォーマットにきちんと収まっちゃう感じがあるんですよね。..]

taoy [あー、そうなんですよね。テレビで見ると、なんかテレビ時代劇っぽくて、仲代達矢が妙に大袈裟に見えちゃう。でも映画館で見..]

Rダニけん [「やめて! やめないで!」]


2004-11-05 この日を編集

[web] ある「トンデモ」とのニアミス (23:01)

2年ほど前、webでときどきメールのやりとりなどしているお友達(仮に某氏、としとく)からとあるライターさんをご紹介いただいた。なんでも科学からSF、特撮ネタなどまでも網羅した、オモシロ、かつニッチで売れるかもわからんアイデア商品提案本、みたいな本を企画してて、少しそっち(特撮とか、SFとか)方面かじってる私に、スタッフになってやってくれないか、と言う事だったわけである。あ、オレもとうとうライターデビュー? とか思ってちょっとワクワクしたんですけどね。

で、しばらくしてそのご本人からご挨拶のメールをいただき、その後も何度かやりとりもしたんだが、どうもおかしい。例えばいきなり、「よく時代劇でキセルで刺客の一撃を受けとめるシーンがありますが、私の知識ではキセルは喫煙の道具であると同時に、十手としての役目を持っていたと思うんです。仕込み杖と同じようなモンですよねー。この十手について、なにかご存知じゃないですか?」なんてことを聞いてくる。知らんがな。つか、いったいどこからそんな話を聞いてきたんだあんたは

某氏ともメールでやりとりしてたんだけど、件のライター氏、某氏とつきあい始めた頃はもっとまともだったけど、なんだか最近はヤケに自分マンセーなデムパ人間に変質しつつあるようで、紹介しといてなんだけど、つきあわない方がいいかもしれない、なんてアドバイスももらうようになっていた。

そうこうするうち、最初の企画はどうも流れそうな按配となり、「電脳系」から「空想系」に重きを置いた様な本に方針変更する、今某社に売り込みかけてる、脅し半分で売り込んでるから、たぶん99%大丈夫などというメールをもらった後、ぷっつりとこっちには連絡が来なくなったのでした。

さてそれから二年たった今年の夏、一冊の本が出版されました。七瀬隆 著、「トンデモサイエンス読本」。

………彼だぁ(^^;)。氏のサイトはこちら。http://www1.ttcn.ne.jp/~officetimo/とにかく掲示板あたり読んでみてください。もうあれです、くらくらします。案の定あちこちで叩かれてるみたいで、山本弘氏もご自分のところの掲示板に七瀬氏専用スレッドを立ててるようですな。ついでに、七瀬氏の掲示板でちょっと話題になってたでんごんでんでんもあわせてお読みになると香ばしさも増すであろう。2ちゃんでも人気者らしい。

いやもうホントに凄いのよ。オレ、肝心の七瀬氏の本をまだ読んでないんだけど、零戦は木製だったとか機銃同調装置なんて出来るわけ無い、なんて堂々と言える人、初めて見た(ついでに、七瀬氏も、それにツッコミ入れてる皆さんもなぜかここに触れてないんだけど、機銃同調装置というのは、プロペラが機銃を横切る寸前に引き金を止める、のではなく、プロペラブレードが機首の二丁の機銃の間に入ったときに引き金を止める仕掛けではなかったか? いやもうどうでもいいけど)。写真に写った地球と月の写真のサイズを直接定規で測ってその質量比を論じる人を初めて見た。どんなに突っ込まれても、一向に動じないその心の強さには感動すらおぼえる。

まあそれよりなにより私が戦慄したのは、もしかしたらこの本の奥付に、「執筆協力者」として私の名前が載ってたかも知れないという事だったりするわけだが(^^;)。

いやちょっとこの方の凄さは筆舌に尽くしがたいです。是非秋の夜長、氏のサイト、氏にツッコミ入れてるサイトを巡って腹抱えてくださいませ。

しかしこんな本でも名前が載ったら、オレとしてはそれはそれで良かったかも知れんなあ、とちょっとだけオモタ(んな訳あるかい、と某氏に叱られますたよ)。

[Chinema] おづおづと二本立て (11/6 00:29)

恥ずかしながら私、45年生きてて小津と名の付いた映像作品って伊丹で見た「小津安二郎版ゴジラ」しか無かった(よりによってそれかい)んですよ。で、いろいろと話には聞いているので一度は見てみたいなあと思ってたんですが、湊川のパルシネマしんこうえんで、小津の二本立てやってるらしいってんで、神戸古書会館の古書即売会を覗いた後、湊川までてくてく歩いて観に行ってきました。「小津安二郎の芸術」二本立て。

お題は「彼岸花」(1958)と「秋日和」(1960)。共に原作は里見の雑誌掲載小説。

で、おどろいたねえ。118分に125分と長めの尺の中でやってる事といえば、年頃の娘の結婚話にやきもきする親の話。これだけ。なのに飽きない。そんなに芝居が上手いとも思えない佐分利信や笠智衆がぼそぼそと喋るあたりで最初は不安になるんだけど、いつかそれが慣れてしまう。慣れるとそこに妙なおかしさが漂ってくる。そして見終わってみると、妙にホッとしたような、なんだかさみしいような気分に浸っている自分がいる。不思議だ。

「彼岸花」は、笠智衆、中村伸朗(『ドゴラ』の宗像博士ですよー)ら中学時代の同窓生の娘たちも次々と結婚し、そろそろうちの娘も、と気を揉む佐分利信。なかなか本心を明かさない娘の有馬稲子だが、それはそれとして妻の田中絹代(すばらしくチャーミング!! )、下の娘の桑野みゆきと4人、穏やかに毎日を過ごしている。同窓生の一人、笠智衆の娘、久賀美子が家を出てスナックで働いているらしい、と言うちょっとした心配事もあるにはあったが、まああとは娘に、自分がこれと見込んだ男と結婚してもらえば、と思ってた矢先に、娘と結婚したいという青年が突然佐分利の元を訪れたからさあ大変、と言うようなお話。

「秋日和」の方はと言うと、佐分利信、中村伸朗、北竜二が久々に集まり、親友だった三輪の7回忌に顔を出す。三輪の未亡人、原節子と娘の司葉子は共に美しい。佐分利たちは司にいい縁談を持ってこようと骨を折るが、自分が結婚すれば原が一人になってしまうことを気にする司はなかなか結婚話には乗り気にならない。ならばと今度は、まず原の方を再婚させてしまえと策を練るのだが、その話が変な風に伝わって、原と司の間に変な誤解が生じてさあ大変、てなお話。

もうあれですよ、どっちも佐分利信と中村伸朗が、若い女に「まだ結婚しないのか、早く結婚しろー、しろー、しろー」とうるさくつきまとったばっかりに、話がややこしくなっちゃう、ってお話なんですな。ちなみにどっちの映画でも、ヒロインの婿さんになるのは中井貴一のおとっつぁん、佐田啓二。これがまたダイコン(^^;)。そんなに結婚結婚言うなよ、とも思うけど、昭和30年代ってのは、まだそういう時代だったんだろうな。

これが小津ワールドというものなのか、両作品には筋立ての似通った部分以外にも、ディティルでかなり共用パーツ(^^;)があったりして妙に面白い。佐分利たちが飲みに行く料亭は同じ名前で女将も同じ(高橋とよ)だし、「彼岸花」で笠智衆の娘が働いてたスナック「ルナ」は「秋日和」にも登場する、という具合。なんだろう、例えば東宝特撮では沢村いき雄はタクシーの運転手であり、池谷三郎はアナウンサー、みたいな暗黙の了解(^^;)があるワケなんだけど、そういうのが小津ワールドにもあったりするのかしら。

小津ワールドと言えばあれです、伝説のローアングルからの映像も堪能致しました。特に「彼岸花」の方は低いね。あと、徹底的にフィックスで撮ってるカメラも印象的。「彼岸花」は彼の初のカラー作品という事もあってか、色彩設計が大変にすばらしい。全体に落ち着いた色調で統一してるんだけど、その中に一カ所だけ、鮮やかな赤いもの(ヤカンだったり、ラジオだったり、消化器だったり)を必ず配置してみせるあたりのうまさに唸る。「秋日和」の方も上手い。ヒロイン、司葉子は比較的地味なカラーコーディネイト、その親友で気っぷのいい下町娘を演じて大変に印象深い岡田茉莉子の方は逆に、大変に鮮やかな色彩に身をまとい、そのキャラクターも実にキュートで、行動的。ここらもうまいなあ。

お話は前にも書いたとおり、まことに他愛もないものなんだけど、随所で見せる細かいコメディ、なんだかんだ言ってもそこは大スターたち、時折見せる怖いほどの表情の変化、そして、あたりまえな事をあたりまえに、淡々と綴っていく作家の目に、本当に飽きることなく、他愛もない、ささやかな家庭争議ドラマを堪能し、なんだかちょっと切ないような気分で小屋を出た事でした。

私の一番のお気に入りのシーンは、「彼岸花」のラスト近く。ようやく有馬稲子も無事に新生活を送る事になり、ホッとした田中絹代が自宅の籐椅子に腰掛けるシーン。この籐椅子、しばしば登場するのだけれど常にだれも座らない。それが最後の最後で、大きな荷物をひとつ下ろしてホッとした表情でここに田中が腰を下ろす。私ここでほろりと来てしまいました。

いかん、猛烈に長くなっとる(^^;)。まとめよう。

ホントに他愛もない話なんだけど、それを丹念に描くだけで、映画とはこんなにも愛おしいものになるのかね。内外で小津が改めて評価されてるって理由がちょっとだけわかったよ。私も今、にわか小津ファン状態。来月も二本立て(『麦秋』と『秋刀魚の味』)、あるそうなのでまた観に行かなくては。

あ、最後になりましたが、見に来てたお客さん、「デビルマン」より人数多かったです(w。

[Chinema] どうでもいい追加事項 (11/6 00:44)

上の項で書ききれなかった、というか、どう挿入したらいいかわからんかった小ネタ。「彼岸花」には一ノ谷博士こと江川宇礼雄が、佐分利らの同窓生として登場してます。男前。高橋とよは、来月上映予定の「秋刀魚の味」でも、やっぱり料亭「若松」の女将なんですなあ。両作品とも、桑野みゆきは佐分利信の娘。あと岩下志麻姐さん、「秋日和」では佐分利信の会社の受付嬢をやってはります。これが銀幕デビュー、かな。

以上。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

すみ [「また娘が嫁入りする話である」ってやつですな(c)唐沢俊一日記]

rover [そういうこってす。ちなみに来月の2本も、また娘がikr…]


2005-11-05 この日を編集

[F1] 気が早いねえ (13:09)

ミナルディ中毒110番BBSで知ったネタ。出どこも何も分からないんだけど、気の早い御尽によるアグリF1の想像図。ファクトリーがアロウズ、アグリといえばオートバックスってあたりを踏まえての物なんだろうけど、なかなかええ感じにまとまってるんでないかい。つかBARのシャーシって格好良かったんだね(w。

本物の方はアロウズ→マクラーレンと渡り歩いたマーク・プレストンをチーフにした開発体制になる、なんて話も聞こえてきてるけどどうなるんでしょうな。つかそもそも認可されるんだろうかね。

[CS] F1 Legends (23:46)

フジテレビ721の「F1 Legends the Best GP '81-'82」二回目は81年モナコGP。前半はピケ対ジョーンズのテイル・トゥ・ノーズの接戦、後半はなんと言っても30秒のビハインドをひっくり返して優勝しちゃったジルの走りっぷりが見物のレース、なんだけどジルの速さはテレビからは到底伝わって来るものじゃないね。とにかくなんでそんなに速いのか、見てても分からないのだもの(w。終盤になってアランがペースを落としていたって事情もあっただろうけど、それにしてもあの無いに等しいサスでがっこんがっこん飛び跳ねて、あらゆるコーナーでずりずり滑ってるフェラーリが、何をどうやったら前のウィリアムズに追いついて、かつ追いついたと思ったらたちまちそれを抜き去っちゃうのか、そこらの秘密はテレビ中継からは分からないよなあ。

んまあ、ファンは結果を知ってるわけだし、実況が現在ただいまの視点からのものってところも、盛り上がりをスポイルしちゃう要素としてあったのかも知れないけど。当時の現地の実況を字幕付きで放送してくれた方が、盛り上がったのかも知れないとは思った。そういう方向も考慮して欲しい気はするな>フジテレビ様。

[TV] 定期視聴番組 (24:20)

「ガンパレード・オーケストラ」、「ウルトラマンマックス」、「BLOOD+」。あ、この「ガンパレ」(クリスマスのお話)は割と旧作テイストがあって好きかも。しかしまあ今週末は「マックス」(#19:「扉より来たる者」空間移動宇宙人ターラ星人 戦神ギルファス登場)が強烈やったですね。なんつーか、ここまで割とまじめに守ってきていた(良い意味での)子供だまし路線をかなぐり捨てて、いきなり大きいお友達、ちうか正味オッサン相手のお話作りに転じてきたというか。たまに挟まるサービス編なら良し、全体としてこっち方向に舵切るってんならそれはそれでどうなのよ、と思わなくもない。そこそこ凝った作りになってると思わせといて結構ホンにも穴あるしな。

それはそれとしてミズキっちのスレンダーなボディにはおじさんちょっとクラクラ来たわ、ってまんまと敵の術中にハマってるような気も(^^;)。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

TUX [●自分もその「術中」にまんまとハマってしまったであります!(爆) ●エリたんの方は「ウェストに肉がちょっと余ってる..]


2006-11-05 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (23:39)

土曜の晩は女子バレーに押し出され、日曜の朝は男子のかけっこに端折られた結果、見たのは「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」、「ツバサ・クロニクル」、「地獄少女 二甕」、「種デス(再)」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」。前回でミライ君がウルトラマンだと分かったけど、本人よりもよっぽど順応力高いのがクルーGUYSだった、ってのが「メビウス」(#31:仲間達の想い)。

んと、第二期ウルトラをほとんど見てないワタシとしては、円盤生物とやらの怖さが全く分からんわけで、そう言う意味ではいまのリアルちびっ子と一緒な気分で楽しめてる…ようなそうでもないような。とりあえず戦闘シーンは迫力があるし、ウルトラマンであることが分かったあとでもやっぱりパシリやらされてボケかますミライ君、なんてあたりは手堅く楽しませてくれる。ただなんだ、ミライ=ウルトラマンは他の人には秘密なはずなのに、インコム経由で盛大にウルトラマンに向かって「頑張れ、ミライ!」ってやらかすのはいかがなものか。サコミズさんとミサキ代行は目をつぶってくれるだろうし、トリヤマ補佐官はバカだから(おーい)気づかないかも知れんけど、マルさんにはバレるやろそれ、とか思った。

とはいえ今週は、「身軽なウィンダム」などという、オレらの世代には想像もできなかったものが見られたので、まあいいです。

「妖奇士」は、お話はとても良くできてると思う。ただね、私個人的になんちゅーか、出崎-杉野ラインのキャラデザインって激しく苦手なんでございますのですわ。そこでつい引いちゃうの。

「ツバサ」は、ヤケに「終わり」を強調しておりましたが、これ以上の続きはやらないって事なのかな?人気でなかった? まあ出んわな、とも思うけど。

「地獄少女」は良くできとると思う。時代劇口調のオタク少年たち、ってのが寒くて笑ったけど、ホンはとても丁寧で毎週感心してます。これでデス様と「BBB」の順番を入れ替えてくれると、有事に対する即応性も上がって非常にありがたいのだけれどな。ってことで日曜朝、今週は「ボウケンジャー」(Task.36 鬼の金棒)のみ。

チーフ弄りもここまで来ちゃったかって感じもあるけど、これはこれで悪くないかも。スパルタが板についてる高丘ノと、意外に甘ちゃん(しかも実は涙腺ユルい)なチーフの対比は結構上手い。プレシャスである山砕きの金棒が誰かに奪われると桃太郎モードが発動する、ってあたりはあなた、それなりにSFしてるじゃないですか。面白かったね。


2007-11-05 この日を編集

[TV] 定期視聴番組

「クラナド」、「大江戸ロケット」、「キミキス Pure Rouge」、「ULTRASEVEN X」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」。なにげに「クラナド」と「キミキス」の、ギャルゲー的展開をアニメに持ってくる上での黒うっぷりを見てるのが楽しかったりして。教室はいれば別のギャル。フラグの準備だけで大忙しって感じだな。で「ULTRASEVEN」。

人類よりも弱いエイリアン、ってのはいろいろ料理のしがいのある題材だと思ったんだけど、貧乏な部分を差し引いても、と言うかむしろ、貧乏なんだからこそホンの技巧で見応えのある芝居を演出して欲しかったような気がするんだが、そこが物足りなかったかな。力弱い存在こそ、実は最も油断できない強敵だった、みたいな図式が欲しかったような気はちょっとするね。

「ゲキレンジャー」は、おーい朝から酔拳とかええんかー、みたいな。あとはサポートメカのおさらいに四聖獣っぽい新キャラ登場、みたいなお話でしたな。ラストに向けて一休み、てな感じのお話でしたな。


2009-11-05 この日を編集

[Chinema] サンプリングとリミックス。ネタがなくなったらどうするんだ? (23:25)

金子修介、吠える(金子修介の雑記 "Essay")。山形ドキュメンタリー映画祭に出席した金子修介氏が、映画祭の催しの一つとして開催されたシンポジウムにおいて、既存の映像作品からのサンプリングとリミックスを大胆に取り入れた手法で映像作品を制作していろいろ物議をかもしているカナダ人監督、ブレッド・ゲイラー氏にかなり強めの批判を浴びせたんだが、その真意はこういうことだよ、と言う記事。金子監督も書いてるがこの騒動、日本のメディアでの取り上げ方が微妙にあさっての方向を向いてたりして、そのあたりも少々香ばしいんだが、基本的にこの話題に関しては、わたしゃやや金子修介寄りの立場を取る。と、自分の考え方をはっきりさせた上で、と…

「盗用」や「著作権」に関しては、話がどんどん複雑な方向に進んでいって深みから抜け出せなくなりそうな気もするのでそこは措くとして、(金子監督のノリに合わせて君付けで行きますが)ゲイラー君がやろうとしている方向性という部分、すでに我らの国ではかなり高い完成度をもった作品群が大量に、そして(ここ重要)無料で手に入れることのできる環境が完成してしまっている。そう、ニコ動。

ゲイリー君の映像作品がどの程度の面白さなのか、わたしゃ見てないので何とも言えないが、彼が理想としているように見える、メディアを再利用して新たなメディアを送り出す、という状況はすでに出来上がってるいるんだよ。ただ、そこに(少なくともあからさまには)お金が発生しないと言う状況が、いろんなモノを少々危ういライン上で、うやむやなまま放置しているのが今なんじゃないのかな。ゲイリー君がやろうとしているのは、曖昧であるが故になんとかうまいこと行ってる状況に、余計なことを上書きしようとしているように見えちゃうな。

ゲイリー君的にサンプリングとリミックスから、新たなメディア展開を企画したいのか、そこから新たな新しいビジネスモデルを創出したい、と言うのが本音なのかってあたりは良く分からんけど、メディア・クリエイターとしての新しい挑戦なら日本のオタク舐めんなよ、って話だし、ビジネスでの話なのならそのビジネスモデル、早晩しぼんじゃうぜって気がしてしまうのだけれど。

だってサンプリングしかしないんだろ? だれもサンプリングされる方のメディアを気にしないのだろ? 限りある資源をしつこく穿り返す行為の繰り返しだけがこの先待ってるもの、ってのはちょっと面白くない世界が待ってるような感想しかないんだけどな。


2010-11-05 この日を編集

[Books] ヴァンパイア・アース -<狼>の道-

ヴァンパイア・アース : 〈狼〉の道(Knight,E.E/著 佐田千織/翻訳 KnightE.E./著 ナイトE.E./著) E・E・ナイト 著/佐田千織 訳
カバーイラスト 岩良ノマ
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011782-5 \1000(税別)

21世紀の初め、突如蔓延した謎の疫病によって地球は一気に荒廃する。この災厄の影には太古から地球人類をつけ狙っていた異星の生命体、クリアンの姿があった。ライフウィーヴァーと呼ばれる、高度に発達した知的生命体の一種族だった彼らは、太古の超文明が残した禁断の技術を用いて、自らを不死の種族に仕立て上げ、他のライフウィーヴァー達を食い尽くしてきたのだ。クリアンが不死の状態を維持するには、高度な知性を持った生命が持つ生体オーラが必要になる。人類はその格好の供給源にされてしまったのだ。だがこの不死の怪物達に立ち向かう、人類の戦士達がいた。ライフウィーヴァーによって特殊な能力を持った彼らは<狩人>と呼ばれていた…。

SFとしてジャンル分けするなら侵略SFというか侵略されちゃったSFというところか。ただ、SFぽいなあと思えるのは敵であるクリアン達がどういう存在で、何用あって地球にやってきたのか、というところの理由付けの部分だけで、お話そのものは、クトゥルー風味の異形のものと闘いながら成長していく少年の物語。主人公のヴァレンタインはどちらかというと地味目で、人よりも観察眼に優れた少年としてお話に登場し、幾多の試練を経て少しずつ立派な戦士に成長していく。で、当然主人公なのでどうやらいわゆる「選ばれたもの」であるらしいことが何となくわかったところでこのお話は終了。

著者のナイトにとってこの本は2つめに書いた小説(最初の作品は誰にも見せてはいないんだとか)で、出版までにはそれなりの曲折もあったけれど、いざ世に出てみたらなかなかの人気を博し、1年1作のペースで現在までに8作が出版されている人気シリーズになっているらしい。SFとしての小難しい理屈は舞台設定として使うにとどめ、あくまで少年から男へ、青二才から戦士へと成長していく一人の人間の冒険を描いていくところが面白いのだろうと思うが、多分この面白さ、日本人であるワシらには上手く伝わらないんじゃないかと思う。

多分このお話のベースというか、このお話を読んで欲しいと思っている層というのは、子供のころにトム・ソウヤーとかハックルベリィ・フィンの冒険物語をイヤっちゅー程読んで来た人たちなんじゃないかという気がする。広大なアメリカの自然に触れ、そこを縦横に駆け回り、自然の厳しさや怖さ、見知らぬ大人や自分たちとはちょっと違う暮らしをしている人々と触れあって様々な経験を積んでいく、様なお話で、そういうお話のイメージを、想像ではなく実生活で体感できるかどうか、ってところで、受ける面白さにはかなり温度差が生じるのではないかな。

なので狭苦しい島国の片隅で本の虫になっていたかつての若造である自分なんかは、本書の割と早い段階で、主人公のヴァレンタイン君がライフウィーヴァーの生き残りに投げかける疑問の方に、むしろ妙にしっくり来るものを感じてしまうのだった。

「いいえ、わかります。ぼくが疑問に思うのは、あなたのやり方です。ある種の進んだ科学技術で武装させるかわりに、ぼくたちを野生化する。ぼくたちが戦争に勝てるよう手助けする方法としては、奇妙に思えるんです」

全くだよ。オレたちに必要なのは波動エンジンだ(w。

どうだろなー、日本語で続きを読めるかどうか、ちょっと微妙な気がしますな。

★★★


2011-11-05 この日を編集

[web][Anime] たのしそーまさん

Sorry, sm16063144 was deleted.

コーヒー噴いた。

[Anime] 定期視聴番組

「ペルソナ4」、「輪るピングドラム」、「The iDOLM@STER」。

割と日常風味のお話を持って来た「P4」、これはこれでまあいいか、なんだけどこのお話、1話目から気になっているんだけど、人の顔の彩色が、すごく単純作業的に下に行くにつれて濃いめになっていく処理ってのは、どういう方針なのかなあと。あれ、肌色じゃなく青系統の色だったらモロヒゲそり痕的色づかいだと思うんだけどなあ。

意外に深い話が背景にあった、かも知れない「ピングドラム」。多蒔先生も95年の事件に全く無関係というわけではなかったのね。

「アイマス」は真君フィーチャー回。プロデューサー無双ってノリではあるな。草食風味ではあるけれど、いざとなったら(一回ぐらいは)痛い目を見るのも厭わないぜ、ってのがイマ風のモテる男の条件って事なのかしら。なんと申しますか、そうなんだろうけど男サイドとしてそれは理想型なのかなあと言う気もしないことはなく。もう一歩踏み込んでもいんじゃないかと思うけど、それやったらきっと「アイマス」じゃなくなるんだろうな。ここらのさじ加減は結構デリケートなのかも知れないね。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●ペルソナは全員ミカンの食い過ぎに見えてしかたありません(笑)]

rover [「あたらしいみかんのむきかた」ってヤツっすか(違)]


2012-11-05 この日を編集

[Day] TRちゃん沈黙中

今日フィックスでこっちに何も修整要請が来ないってのは、昨日の一件(クレーム来たときに「そこまで面倒みるって話じゃなかったからこっちは対応しないよ」って返事したら、すごく判りやすい、受話器叩き付ける音をもらってはいたんだよね)で結構腹立ってたんだろうな。

本来お仕事相手に不快な思いをさせてしまうと、いろいろ気に病んでしまうことも多いんだけど、TRちゃんには悪いけど、TRちゃん困ってるっぽいな、って思うと妙に気分が良いのはなんでなんだろう。良くない方向に思考が向いている、ってのは意識してるんだけど、

でもTRちゃん困ってるんだろうな、って思うのはなんだか気持ち良いんだよなあ(^^;。


2015-11-05 この日を編集

[PC][web] ZoneAlarmアップデート

ZoneAlarm Proのフリーアップデートの通知が来てたんでダウンロードして実行…してみたらなぜだかアップグレードのプロセスがいっかな先に進まない。タスクマネージャで見てみると、何が原因か分からないのだけど、アップグレードプログラムは「中断」のステータス。ファイル壊れてるのかなあと思って、タスクを終了したらあら不思議、次の瞬間アップグレードプログラムが動き出すという(^^;。

正規のExplorerじゃなく、秀丸ファイラからの実行ファイル起動だとなんかエラーが発生したりするものなんだろうかね。とりあえずアップグレードはつつがなく完了したんで一安心。

んで再起動してみたら、前にちょっと話題にしたニコ動がプツプツ言う問題、実は最近また少々気になるレベルで発生するようになってきていたんだけど、何か良いことがあったのか、全くプツプツ言わなくなっているよ。

ZoneAlarmのアップグレード時に様子がおかしく思って強制再起動かけたのが良かったのか、ZoneAlarmの新バージョンがキャッシュ周りになにか好影響を与えてくれたのか(あり得んよなあ…)、よく解らんけどとりあえず結果はオーライです(w。


2016-11-05 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

週の後半に至るまで。「バーナード嬢曰く」、「信長の忍」、「3年D組ガラスの仮面」。今期はショートアニメがおもしろいねえ。まあ「ガラスの仮面」に関しちゃあ一番おもしろいのがEDだってのはどうなんだ? ってとこもあるけど。「バーナード嬢…」、「信長…」の二本は完璧に好みっす。

「イゼッタ」、「WWW.WORKING」はまあ、うん。「ユーフォニアム2」は素晴らしかったです。後半パートを演奏シーンのみでやりきるとは。自分も厨房の時はブラスバンドやってたんで、これが凄いことやってる、ってのは何となくわかる。ちょっとうるっとしました。

「ガーリッシュ・ナンバー」のウザさも悪くないですな。


2017-11-05 この日を編集

[Baseball] 野球終わった

日本シリーズはソフトバンクの勝利で終了。DeNAも頑張ったけど、まあ地力の差はどうしようもなかったか。まずは皆様、お疲れ様でした。シーズン終了に伴い、次の興味は更改と去就って事になるかと思うんだけど、これが結構あるのね。契約されないビッグネームに松坂、青木、イチローと盛りだくさん。あとは阪神の大和がFA件行使って話も入ってきてて。

松坂選手はまあ、やり切ったのかなあ。青木さん、イチローさんはもうちょっとやりたい人って事なのかしら。受け入れてくれるチームがあるなら、もうちょっと活躍を見てみたい気はするね。大和は……、正直わからん。阪神以外で評価されるのか、むしろ阪神以外に行った方が輝く人なのか、わからんのだよなあ。パで輝きそうな選手って感じはちょっとあるんだけどね(^^;。

[Anime][TV] 定期視聴番組

週末分。大学駅伝の関係で日曜朝はお休み。土曜深夜はどれも楽しいんだが、「魔法使いの嫁」が意外とダークな所まで踏み込んできてて驚いた。こっちは「花ゆめ」系の何となく肝心なとこはぼかす系かな、と勝手に思っていたもので。

「直虎」、松平信康の一件の発端に万千代が(間接的とはいえ)関わっていた、ってのはそれなりに新解釈なのかしら。自分が持ってる資料は今のところ、軽石庵に並べてる「週刊新マンガ日本史」の服部半蔵の回しか無いもんですから(^^;。


2018-11-05 この日を編集

[Day] 緊急出動

いつからそんなことになってたのかわからんのだけど、机に亀裂が。道理で机の上にのせたカラーボックスが前傾してるように見えてたわけだぜ(^^;。指で触ってみると机の前端はかなり大きくヒビが入っているけど、奥の方はまだそれほどでもないみたい。なので前端部にL字か箱形の金属を嵌めてやればこれ以上の損傷は防げるんじゃないだろうか、と。

てことで三宮に出撃。ハンズならなんか良い物あるかな、と思ったんだけどちょっとハンズ向きではなかったね。あとハンズは1フロアにさらに段差がついてるんで、階段のぼる回数が多くなって明らかにオッサンにはつらいんだぜ(w。

画像の説明どうしようかなあと思ったんだけど、そうだ、コーナンだ、と思ってハーバーのコーナンに向けて移動。久しぶりに三宮から神戸まで、高架下を散策してみましたが、閉めちゃった店、増えてますなあ。そのうちまとめて写真撮ろう。

んでコーナンで良い感じのアングル材とクランプ購入して、立ち飲みでぷはーして帰還。今日はよく歩いたぜ。ちなみに兵庫区役所の新築工事はこれ、進んでんだかそうでもないんだか、はて。

画像の説明湊川の愉快シールもどうぞ(w。

画像の説明んで帰ってきてさっそく作業作業。アングル2枚かませてクランプでがっちり締め付け。もう少し補強材が欲しい気もするけど、当面はこれで大丈夫かな。

[Books] ウルトラマンデュアル2

ウルトラマンデュアル 2(三島浩司/著) 三島浩司 著
カバーイラスト 後藤正行(円谷プロダクション)
カバーデザイン 伸童舎
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-03134-70 \1260(税別)

何も間違ってはいない、が

地球を支配していたヴェンダリスタ星人と、唯一残された光の国の戦士達の"飛び地"、ティアーズ・スタンドとの間の最終決戦から8年あまり。かつて光の巨人と共に闘い、あるいは敵対していた少年少女達も青年となり、ある者は望まぬ部署に就き、またある者は失意の日々を送っていた。ヴェンダリスタ星人を退けた後、地球は光の国の支援のもと、統合された地球防衛軍の建設にあたっていたが、その切り札となるのが人類をウルトラ戦士に変化させるウルトラ・オペレーションだったのだが…

そしてヴェンダリスタを退けたことで、他の宇宙人達も地球に注目して……、と言う展開。人間をウルトラマンにする計画、その過程で戦士になったもの、そこから弾かれてしまったもの、前作で活躍した少年少女のその後などもじっくり描写されている。さらには新たな異星人の登場、ウルトラ・オペレーションの裏に潜む巨大な計画、なんてのにも触れられていてサービス満点、じっくり読んでいくことをお薦めします、が。

実はこの本、お話もしっかりしてるしいろいろ事件も起きるし感動的なところもあるし、何も間違っていないと思う。タイトルの「デュアル」が持つ意味的なモノについてもああなるほど、と納得できる。ただ、

ちょっと退屈(^^;

なんでしょうね、もうちょっとタイトにまとめた方が良いのかしら、キャラクタを少し刈った方が良いのかしら、良くわからんけどなんつーかこう、読み進めるための何か、推してくれるモノが希薄な感じがするんだよなあ。ま、これは前作でもそうではあったんだけど、でも前作はラストに個人的にはグッとくるネタが仕込まれてたんでまだ良かったんだけどねえ。今回はちょっと、辛かったです。決して面白くないお話ではないとも思うのですが……。

★★★


2019-11-05 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

ふへえ、ようやく日曜深夜の分まで消化したぞ。今週はゴルフがあるんでニチアサはお休みだったんだけど、代わりにフィギュアがあったりしてやっぱり時間を取られちゃった。折角だからフィギュアの話もしとくと、今年のロシアの女子勢はすごいねえ。なんかこう、こっちがチャスラフスカの演技でほへーってしてるところにいきなりコマネチがやってきた、みたいな(喩えが古すぎる)。男女とも今年の日本勢は苦戦するんでしょうかね。

ってことで。ええと、先週言及しなかったものからピックアップするか。「炎炎ノ消防隊」OPが変わり、新メンバーが登場。どっちもワケありげやね。「SAO」結構グロいネタ仕込んできてるな。キリトさんは相変わらず「ZZ」のときのカミーユ状態。「ノーガンズ・ライフ」、今のところ好調だと思うけど、こういうテイストの作品だと「GANGSTA.」の二の舞になったらやだなあって思ってる。「トクナナ」、しばらくはトクナナメンバーのキャラ紹介で行くのかと思ったら最初から結構クライマックスなのね(w。

「本好き…」ん? なんかマインには日本人の女の子の記憶とは別に、何か特殊な力が備わっているって事なんだろうか。なんや知らんがぼんやり光っておりましたな。

こんなところかなー。

[News] 訃報

作家眉村卓さん(asahi.com)。自分はあまり良い読者ではなかったと思うけど、「司政官」シリーズは記憶に残るし、それ以上に青二才の頃、意識しないで読んでいたジュヴナイルSFの中に、氏の書かれた作品は相当数あったと思う。記憶違いかも知れないけど、「○年の科学」(4年、だったかなあ)の夏休み別冊の読み物特集の本があって、そこに掲載されていた「黒ねこのブルース」ってお話があって、それが眉村卓さんの書かれたものだったんじゃないかと思うんだけど、違ってたらごめんなさい。一種の終末SFで、派手さはないけど静謐さをたたえた作品で、「SFってこういうのもあるのか」なんて思った覚えがある。

日本SF、第一世代の偉大な作家でした。感謝を込めて、安らかに。


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懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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