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こっちはおおむね大丈夫(PgSQLいじれないんですけどね、コントロールパネル開かないから)なんだけど、600鯖の方は相変わらず不調のままの模様。やけに長引いているなあ。直接ゴルァ! メールを送った人の所にはこんなメールが返ってきてるらしいけど。だとすると明日まで我慢してくれ、ちゅー事になるのかね。またえらい事になってるなあ。
こりゃワシも、なんぞ安全策を講じておく必要がありそうだのう。
どうやらギガの600鯖のトラブルは解消した模様。一日早かったとは言え、これはユーザーに不信感植え付けまくったよなあ。トラブルが起きるのは、まあ完全には防げないんだけども、それが起きたときにユーザに対してどういうふうに情報を伝えるか、ってあたりがあまりにも拙劣なような気がするな。無事な方の鯖使ってる私も、ちょっと真剣に移転考えちゃったもんね。いやもう半年分ドブに捨てる事になるけど、真面目に移転、考えた方がいいかもなあ。
林唯一 著
カバー画 林唯一
カバーデザイン 山田健二
中公文庫
ISBN4-12-203678-X \667(税別)
「キング」、「少女の友」などの雑誌の挿絵で知られる画家、林唯一が、海軍報道班員として赴いたのは、南太平洋航空戦まっただ中のラバウル。柔らかなタッチの描線で描かれたスケッチと、淡々とした筆致で綴られる最前線模様。
えー実はこれ、この本が読みたい、と思って購入したわけじゃなく、SWEETの零戦の資料用に購入した本だったりしたんでした。実際に21型が使用されているその現場に赴いた画家が、その場で描いた水彩画、最も実機に近い色で塗られていると考えても間違いないところ。実際SWEETのインストにも資料として本書の名前がちゃんと挙がっている。さっそくJUNKDO BOOKWEBで検索。運良く在庫が2冊あったので即購入。で、せっかく買った本だからと言うのでちょいと読んでみたんですが、これがなかなかどうして拾いモノ。
ラバウルと言えば太平洋戦争でも屈指の激戦地の一つなのだけれど、林氏が赴いた昭和17年8月というのは、それでもまだ零戦と鍛え抜かれたパイロット達によって日本軍有利の状況であった事もあり、林氏が目にする最前線の様子はどちらかといえばのどか、と言っても良い風景。厳しいながらもどこか余裕のある軍人達との語らい、気の良い現地人達の風習などが、どこか見なれた印象を受けるスケッチと共に綴られていく。変に戦意高揚を謳うのでなく、ただ黙々と任務を遂行し、暇ができれば不便ながらもそれなりの楽しみを得て無邪気に興じる兵士達への暖かい共感と尊敬の念が行間からにじみ出るような佳品。それ故、時に挟まれる、戦争の生々しさ、恐ろしさのごく一部が鮮やかな対比となって本書にアクセントを与えている。しかもそのエピソードが、あまりにも有名な坂井三郎氏の負傷のエピソードだったりするから縁って物はあるのだなあ、と少々ふしぎな気持ちにもなってしまう。
もちろん基本的に「すべてを見る」事を許された者の視点から見た情景ではないのだし、海軍航空隊という当時としては最もスマートな部類の部隊での従軍記である事、まだまだ敗色が戦場に暗雲としてたれ込めてくるには少々時間がある事など、本書がこういう形の本となってできあがるためのいくつかの幸運はあっただろうし、なんと言ってもその同じ頃、一木支隊はいよいよガダルカナルに乗り込んでいるわけで、そちらに向かった報道員の目には、戦争は全く違った側面を見せていただろう事を考えれば、本書だけでとても当時の日本の兵士達はこうだった、などと簡単に結論を出す事なんかできやしないのだけれど、こういう戦場もあったのだな、と、そして当時の民間人にとって兵士というものはこう見えていたのだな、と言うあたり、部分的にではあるけれどその感触を掴む事ができる好著となっていると言えそう。かなり近い時期を扱った、海野十三の「赤道南下」と併せて読むのも一興かと思います
最後に。私、戦前の挿絵画家とか全然詳しくないんですけど、本書を読んでちょっと思いましたよ。宮崎駿さん、この方の絵が好きなんじゃないのかなあって。宮崎さんは1941年生まれだから、おそらくリアルタイムでの刷り込みはないと思うけど、絵の修行をしているときにこれらのスケッチ集に出会った事があったのではないかなあという気がするんでした。水彩画の色の乗せ方、影の表現、"どこか見なれた"、と前に書きましたけどこれ、実に宮崎タッチなイラストに見えるんですよね。宮崎さん、林さんの絵から大きな影響を受けた、なんてことがあったりするのかなあ。
(★★★)
いやあ、DVD-RAMって便利だなあ。ウチ、晩飯はじまるのが19:00頃なんだよ。だもんで「銭形平次」と「水戸黄門」、DVD-RAMで予約録画しておいて、メシ食った後ゆっくりと追っかけ再生で鑑賞。いままでは20時まで待って、「水戸黄門」を見て、それから録画しておいた19時からの番組を見直す、ってスタイルだったんだけど、これからは40分遅れで番組を追いかけられるわ。ビバ・てくのろじ。
さて村上弘明板「銭形平次」。んーと、橋蔵版に比べてやたらと伝法になっちゃった平次、見る前に心配してたほどには違和感なくてそこは良かったんだけど、西岡徳馬演じる与力、笹野より平次の方がタッパがあるちゅーのは、やっぱちょっとなあと思ったですよ。岡っ引きとはいえ町人に毛の生えたようなもの。やっぱり侍ってのは権力的にも、もっと簡単に見た目的にも大きい存在。そういう連中をばったばったとなぎ倒すから岡っ引きモノってのは面白いと思うんだけど、村上弘明じゃちょっと、最初から強うそうに見えすぎかもね。
というか、あれだよ。大川橋蔵版の時にはまだ、「B型平次捕物帖」は世の中に出ていなかった、ってのは大きいよなあ。「親分てぇへんだー!」で思わず「親分停戦だー!」、お静の火打ち石カチカチで思わず「カウチ、カウチ」が脳内をよぎって不必要な失笑をもらってしまったワシ。大人になるって、汚れる事なのね(大袈裟)。
「水戸黄門」のほうは、ふむ、今回は鳥取行きなんですな。今シリーズから、うっかり八兵衛的キャラが加わってさあどうなるか。とりあえず来週は安藤希がゲスト出演だぞ、みんな(誰;)。
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サイト巡回を乱土さんのアンテナに依存してる他力本願なワタシ。はてなが無事再開されたので安心しました。<br><br>ところで、1か月ほど前に堺三保さんが日記サイトを移転されております。<br>http://sampo.blogtribe.org/<br>本を大量に処分されるご予定のようですけど……
やー、私も結構はてなに依存しするようになっちゃってたなあ、と思いました。無事移転も終えて何よりです。堺さんの移転情報、どうもありがとうございました。直しておきました。<br>んで、堺さんの蔵書、うーんいいなあ、メールしてみようかなあ。でも先立つものがなあ(つoT)