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2ちゃんのギガスレでも深夜にはどうにか復旧しているらしい、みたいな書き込みが見られたけど、うん、一応元に戻ってはいるようだ。今のところギガバイズからはなーんのアナウンスもありませんな。つーかここ、割と何があっても知らん顔してる事が多いんだけど。
そろそろ半年のレンタル期間終了で、更新手続きをしようかと思ってた矢先に、ずいぶんと先行き不安な一発をかましてくれたもんだ。
むむむ、htmlはそうでもないけどphpやcgiを実行するのに、何テンポか遅れが発生しているな。別のディレクトリからファイル引っ張ってくるのにも時間がかかってる感じだ。なんじゃそら。質問メールは出してんだけど、返事こねえし。電話しても誰も出ねえし。どうなってんだ? もしかして開店早々、わたしゃ引っ越し先を探さなあかんのかね。
海野十三 著
カバーデザイン 安彦勝博
中公文庫
ISBN4-12-204233-X \686(税別)
昭和17年1月、人気作家海野十三は海軍省の辞令を得、連合艦隊の一大基地のあるトラック島に派遣される。ここで彼は、他の3名の報道班員と共に巡洋艦隊への乗り組みを命じられた。旗艦青葉に乗り組んだ海野は、青葉の乗員たちと共に約2ヶ月にわたる戦闘航海を体験することになる。戦前から戦中にかけて、科学的要素をふんだんに盛り込んだ推理小説、冒険小説を多数発表した海野十三による従軍記。
本書中でもちらりと書かれているけれど、海野には肺の病気があり、正式な兵士として徴用される事はなく、そのことを本人はかなり気に病んでいたようだ。そんな彼にも従軍報道班員として、実戦への参加の機会がやってきたと言う事で本人、かなりやる気満々で戦場に臨んでいる様子があちこちから読み取れるんだが、彼らが戦場にやってきた昭和17年1月とは、パールハーバー攻撃からまだ一ヶ月、日本は連戦連勝の絶好調の時期という事もあり、最前線とはいってもまだまだどこか、のんびりした空気に満ちている。報道員とはいえ当代きっての人気作家が乗り込む事になった青葉でも、海野に対するもてなしはそれなりに篤い。非常にまあ、都合のいい状況下での従軍記になっている、と言う点は否めないものがある。
なので本書から、戦争の苛烈さとか、軍隊の風紀の厳しさみたいなものを感じる事はできない。そのかわり、多くの戦記物などではどうしても端折られてしまう、兵隊たちの(勝ち戦の時の、という条件は付くけど)ごくありふれた日常生活がどんなものだったのかを知るにはかなり良い資料になっているのではないかな。勝ち戦でのんびりとはしていてもそこは炎天下で作戦行動につく軍艦。予期せぬ傷病者も出るし過酷な環境下で栄養や健康の問題もそれなりに深刻だ、と言うあたりはほの見える。
ついでに、当時の日本人の、それなりに知識階級にある人物たち(しかもそれなりに科学の重要性を知る海野のような人物であっても)ですら、日本の強さを「精神力」に求めているあたり、教育ってものの怖さも感じてしまう。
元来わが海軍では、戦闘第一主義で、居住は第二どころか第九か第十ぐらいに下げてあるから、不断から居住は至って窮屈である。これがアメリカやイギリスの軍艦だと、居住が第一に考えられているから、割合に居心地は良く、その代りに今度の戦争で天下に知れ亘ったように甚だ弱い。
近海型の軍艦ならそれもいいかも知れないが、実際にはこの攻撃偏重型の設計が、ダメージコントロールなどにおいてきわめて不利に働いた事は明らかなんだが、当時の知識人にもそういう合理的なものの見方はできなかった、ということ。もちろん戦時中の刊行物であるからまともな批判はできなかったとしても、このあたりにもう少し合理的な視点は持ち込めなかったか、と言うあたりは気になった。まあそういう人が多かったら、そもそも戦争なんかにゃならなかったのかも知れないけどね。
(★★☆)
夕刊にも載っててほう、と思ったんだけど、F1・BARホンダ、佐藤琢磨を来季起用。残念ながらジャックに往事の輝きがみられないのは確かなんだけど、たまに見せる切れた走りっぷりがもう見られないのはちょっと残念かな。ただまあ個人的にはジャックってデイモン同様、クルマのおかげでチャンプになれたドライバー、って印象もあったりはするのだけど。靴屋の兄ちゃんが持ってる"もうひと味"には欠けるんだよな。んで替りに入ってくるかも知れないタックン(あれ?)なんですが、んー、パフォーマンス的に来年も劣るであろうBARで、どんな走りを見せてくれるか、興味津々ですな。
などと他人行儀な書き方してるという事は、実はあんまり期待してない、と言う事でもあったりするんだけど(^^;)。
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