ばむばんか惰隠洞

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2012-06-05 [長年日記]

[Baseball] カッタデー!!

E1-3T。金本のホームラン1発で、あとは適当なところで逆転されて終りかなあ、なんて負け犬根性満載でwebでの点の動きを見てた(本読んでたからね)んだけど、で案の定追いつかれてあっちゃー、って思ったんだけどなんとかブラゼルが打ってくれて、かつ球児も今日は良い投球してくれたようで。久しぶりに勝ってくれて良かったよ。相変わらず新井はんが活躍してくれないのがなんだかなあ、なんだけど。

[Oldbooks] もう少し読んでみようぜ

97841024721181冊だけで決めつけちゃうのもなんだしね。ってことで「オプ・センター」ものの第1作、「ノドン強奪」。これは読んだつもりでいたんだけど、ぱらぱら見ても全然記憶が甦らないんで、パスしちゃったかな? と思ってログひっくり返してみたらあら読んでたよ、J&P時代に。そういう意味じゃあ二度目なのに新鮮に読めたって意味では、大変なお買い得作品なのかも知れないな(w。

お話はオプ・センターがまだ試用期間の頃。韓国で起きたテロ事件が引き起こした朝鮮半島の緊張状態。事件の端々に北朝鮮の関与をうかがわせるものがあるのだが、逆にそれがわざとらしすぎると感じるオプ・センターの面々だったが…。

みたいなね。

南北分断の状況は不幸だし、それに振り回される朝鮮民族の悲劇的な状況、という部分には理屈の上では同情するけど、アメリカの都合的にはあんまり拙速な南北統一もいろいろ困るよね、みたいな話の持って行き方は、やっぱり大平洋を挟んだところからこっちを見ている人の視線ではあるよなあ、なんて事は思ったりする。やや控えめではあるけど、やっぱそこに通底するのはパックス・アメリカーナが正常に機能している限り、世界はおおむね平和だよ、って事ではあるよな。それはあながち間違いではないけれど、それは同時に面白くはないわいな。そこをどうにかしてくれ、ってアメリカ人の作家に言うのは筋違いなことなんではあるのだろうけどね。

ま、ストーリー的には善玉サイドは基本チート属性で守られてるので、安心して楽しめる読み物って事にはなっている。そういう意味じゃ、晩飯後に読む本としては上々って事になるのかもね。

最後にどうでもいい話。本作で日本のパチンコ産業で財をなし、その儲けを北朝鮮に送り続けている人物の名前が円谷栄治、次作「ソ連帝国再建」でロシアと内通している日本の公安捜査官の名前が佐原健。

クランシーは東宝特撮に恨みでもあるのかね(^^;。


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