ばむばんか惰隠洞

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2012-05-01 [長年日記] この日を編集

[Day] GW始まっとる

けど、うっとこは通常運行。今日は平日だから仕事するよ。今日は前にやった仕事の修整が回ってきたのでそれの対応。かなり前の仕事だったんで、何考えてやってたのか思い出すのに一苦労でしたわ。

[web] その人の貌にはその人の全てが映る

のかどうか。なかなか恐くて興味深い!!顔写真を選ぶだけで自分の性格が分かる性格検査「ソンディ・テスト」(コモンポスト)。顔写真の好き嫌いから自分の性格が見えてくる、様なテスト。やってみました。結果は、

性衝動 -*タイプ
積極性と消極性が対立して性欲求を抑圧する愛情不能型。サディズムとマゾヒズムが同時に存在し、個人的な人間愛に欠けているので、特定の異性を愛することができない。性欲求の充足が不幸な結果を見ることが多い。
発作衝動 -+タイプ
激情的で嫉妬深い憎悪鬱積型。怒りや憎しみが一触即発の状態にあり、人の不幸を喜び、幸福を妬む。しかしせき止められた憎悪や復讐心からかえって社会の改革に貢献することもある。「悪」を代表するカイン。
自我衝動 -+タイプ
自己万能とこれに対する禁止が調和している自己抑制型。一方ではあらゆる事に万能でありたいと望むが、これを制限しようとする働きもあるので、あまり問題にはならない。禁止傾向が強まると破壊的になりかねない。
接触衝動 00タイプ
他の人やものと接触感覚を喪失した接触喪失型。愛の対象や心の中の観念などのすべての対象が、本人には無意味に感じられ、世界との接触を失って、固着、執着、離別、探求のどれもしなくなった状態。

総じてわたくし、外道な人間みたいです(^^;

[Anime] 定期視聴番組

月曜深夜の分、とはつまり唾液ぺろぺろ、恋愛禁止、良く判らんきゃっきゃうふふに屍体愛好という変態4連発。「謎の彼女X」、「アクエリオンEVOL」、「あっちこっち」、「さんかれあ」。謎な彼女はひとりじゃなかった、ってのが「謎の彼女X」。連れの彼女もやっぱり謎属性。声は広橋涼なのな。もはや「恋愛禁止」は空手形状態になっちゃった感じの「アクエリオン」。今週はなぜか父との関係性を云々する話が挟まってたけど、そこはお話の展開にあまり大きく関わってはいないような気も。「あっちこっち」は別に間違ったことはやってないとは思うけど、何かに対してドンピシャ、というところもないようなアニメだなあと思うのは、自分の趣味とのズレがあるからなんでしょうかね。屍体になっちゃってもポッとすることはあるんだな、だった「さんかれあ」。血以外の何が頬を染める役目を担っているんでしょうな。

とは言え変態ぞろいの月曜深夜、割に好きですよ。

[Baseball] マケタデー!!

D1-0T。はい、何も言うことはございません。ピッチャーがちゃんと仕事して負けたんだから。明日はスタンかぁ、良ければいいが、良くなかったらうーん、だな(何を当たり前のことを)。


2012-05-02 [長年日記] この日を編集

[Baseball] カテヘンカッタデー!!

D2-2T。もうね、肝心なところで4番が打たねえ、どうも絶対的なはずの守護神がその神通力を少々減じているらしいってところで、サヨナラ食らわなくて助かりました、って話だよなあ。パッとしないゴールデンウイークになりそうだねえ…。


2012-05-03 [長年日記] この日を編集

[Baseball] マケタデー!!

D3-0T。がうあー、なんなのこの見殺し打線(つoT)。

[Anime] 定期視聴番組

火、水曜深夜分。「氷菓」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」。

「氷菓」は、毎回軽い感じで少々抜け作な感じの推理劇を重ねていく上に、ちょっとしたコイバナみたいなものが絡んでくる感じのお話なのかな、と思ったらそうでもなく、何となくだけど、なんか通して語られるべきお話みたいなものも、あるにはあるみたい。毛色も何も全然違うものなんだけど、なんでかな、自分的には「なんかハルヒっぽいなあ」と思いました。なぜだろう。

「ノイタミナ」枠。演奏シーンがとても気持ちイイ「アポロン」。ジャズがメインのテーマというよりは、ジャズを仲立ちにした青春グラフィティ的なお話の造りになっていくのかな。恋愛三すくみ、みたいな展開が待っているんでしょうか。「つり球」は、これ、意外と深い話なんじゃね? って気がしてきた。取っかかりはどーなんだろうと思ったんだけど、ちょっと面白くなってきたぞ。

「ヨルムンガンド」も面白いんだけど、やっぱりジェダイ対ストームトゥルーパー的な敵の弾の当らなさとか、その距離でフィフティ・キャリバーぶっ放してクルマが原型とどめていられるものなの? とか、惜しいところでこちらのリアリティ・ラインに引っかかりを感じてしまったりもするんだよなあ。

[Oldbooks] LD始めま…しょうかね

すぐ壊れそう100均でこんなものを買ってきた。ものすごく簡単な構造のスタンド。こいつを使ってLDのジャケ写をパシパシ撮ろうということで。

先日のばあちゃんちの引っ越しでこっちに回ってきたLDも結構あるんで、軽石庵の棚にLDも並べてみるか計画を進行中。とりあえず洋画LDを60タイトルぐらい撮影してみたんだけど、若干上向き目に立てかけられたLDジャケットを撮影するって言うことで、撮影者側が撮影ポジションを、やや上から視線に無意識のうちにオフセットして撮影してしまったような嫌いはなくもない。このあたりはレンズが見ている情報がより正確に撮影者に伝わる、であろうデジタル1眼とかだとまたちょっと様子が違ってくるものなんだろうか。ま、なんにしてもこのあたりは、手持ちの機材でどーにかせんとあかんわけですが。

それにしても映像メディアって、古本以上に適正価格のライン引きが厄介でございますな。今データ作ってるんだけど、なんかこう、自分なりの基準がいまだに作れないでおりますよ。本だったら再生装置は人の目なんだけど、映像メディアって、それを再生できる仕掛けを持ってるかどうか、ってのも条件に加わるわけでね。そこをどうお値段に反映させたらいいのか、ってところが結構悩みどころではあることです。


2012-05-04 [長年日記] この日を編集

[Baseball] マケタデー!!

T0-4G。投手さんにあやまれー!!(つoT)

[Oldbooks] 寝付けぬ夜の値付け大会

というほどのものでもなく。一応ジャケ写の撮影は完了したので、軽石庵の棚に並べるLDたちのお値段設定などで四苦八苦。なかなか難しいですね、これ。

ややこしいのは基本的に、昨日も書いたけど本と違ってLDってメディアは、メディアさえあれば閲覧できるってものじゃない上に、モノの質的な点で、現状で普通に、かつ安価に、そのうえ私的にも上等なDVDという競合メディアがあるという状況で、LDなんぞという恐竜的なブツに、いったいどんな値段を付けたもんかと。

ネットでLDを売っている所をいくつか見てみたんだけど、結構多種多様な値付けのラインがあるみたいで。大きく分けて3パターンぐらいあるのかな。

その1、もともと中古レコードなどを扱っている、中小以上の専門店。ここは入ってくるブツの数も多いので、値段の更新もかなりきめ細かくて、最初にそれなりの値段を付けていても、しばらく様子をみて動きがないようだとどんどん値下げをかけていく。最後には100円を切るような値段でLDがずらっと並ぶようなことが起きている(在庫が多いところほど安さのラインは下に下がっていくみたいっすね)。それでも入ってくる数も多いだろうから、どんどん捌いていかないといけないって事なんだろうな。

その2、古物商ではあるけどLDを主力商品とは見てないようなところ。ここはそこそこの値段を設定して、あとは買ってくれたらラッキー、ぐらいの姿勢で構えてる感じ。

その3、ヤフオクやマケプレ軍団。ここはもう千差万別で、上限も下限も、「バカなの?」といいたくなるような値付けがされている。まあここは完全に需要と供給しか見てない世界だから、こうなるのも当然、と言えば言えるんだけど。

ってことで自分的には「その2」のラインをベースに値付けしていくしかないのかな、って感じだな。売れと言うなら売りますが、かなり売りたくないんだ・できれば売りたくないんだ・おっけー、持ってけ、の3ラインを基本に値付けしていくって感じでしょうかねえ(^^;。


2012-05-05 [長年日記] この日を編集

[Baseball] カッタデー!!

T2-1G。やっとか…

[Anime] 定期視聴番組

「これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド」、「エウレカセブンAO」、「夏色キセキ」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」。ユーが風邪を引く話だった「これゾン」、今回の妄想ユーの声は3人で内ひとりがトコロテン式に押し出して変わっていく方式なのかしら。今週登場は小桜エツコさん。この人の名前を見ると、オレはなぜかオットセイを連想しちゃうんだよなあ(^^;。

木曜深夜。「エウレカ」、沖縄が独立国家としてそれなりに繁栄している様子の描写もあったけど、いったい何を仲立ちにその繁栄があるんだよ、と思ったら、どうもこの世界ではトラパーが原油的な位置づけになってて、それを基盤に沖縄が発展したと言うことなのね、なるほど。自分的にはもうちょっと、ジュヴナイル成分を前に出して欲しい気はしてるんですが、ちょっと難しいかもなあ。

「夏色キセキ」も病気の回。んまあこれはこれであり、っすか。「シャイニング…」は、ね、これはこういうモンなんでしょうね。

[Oldbooks] LD並べた

まずは洋画タイトル、64本。どうだろなあ、ちょっと値付け間違ってるかもなあ(^^;


2012-05-06 [長年日記] この日を編集

[Baseball] マケタデー!!

T1-2G。よくぞ1点取った、というしか…

[Anime][TV][web] 定期視聴番組

「這いよれ! ニャル子さん」、「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」、「アクセルワールド」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。

「ニャル子」は安定の不安定さ。釘宮病患者まで取り込もうってか。

土曜深夜。「黒子のバスケ」はクールダウン回、かな。「Fate」は切嗣さんの少年時代のお話。良い話っぽく始まって、Fateらしいところに落してきた感じだな。「アクセル…」は、んーと、ちょっと厨二っぽさ全開の長ゼリフがちょっとウザくて興ざめ。「モーパイ」はまあ、そう上手く話が進むモノなのかと。面白いけど。

日曜日。リュウさんいいなあ、な「ゴーバスターズ」、ウイークポイント克服ってところにもう一声、捻りが欲しかったような気もする(ゴリサキがくれたアイテムをリュウさんが独自に拡張して、そいつでピンチを脱出、とかそんな感じ)けどね。「フォーゼ」は修学旅行編の後半。結局四星獣は破壊され、校長先生は粛正。フォーゼのスイッチも全部揃って、後半戦に突入って事っすね。「プリキュア」は大阪のおばちゃんはええで編。アメちゃんってそんなに珍しい言い方っすかね(^^;。

「AGE」、相変わらず「コレハタイヘンナコトガオコッテイルンダ」感がまったく無い、どこか間の抜けた印象は持続中なんだけど、それでもまあ、マシな方なんじゃないかしらね。ディーバの新クルーとかフリットじいちゃん方面でより面白くなってくれたら、と。あとはアセムがどんな感じで絡んでくるか、ってあたりかな。OP見る限りはスカルハート的絡み方になりそうだけど。


2012-05-07 [長年日記] この日を編集

[web] 今日のspam…でもないのかも知れんけど

そもそも最近は、spamも小粒なのばっかりで盛り上がらないんだけど。そんな中、多分spamにカテゴライズしたらごめんなさい、なメールなんだろうけど、やっぱりちょっとおかしいだろ、なのが来たんで。

                          ◆第125回 ○○ ○○ AUCTION のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      開催日 2012年5月9日 12:00 (水) - 5月11日 14:00 (金)
                        http:○○○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■出品リスト
  油圧ショベル:http:○○○
  ミニ油圧ショベル:http:○○○
  その他、166アイテム:http:○○○
  【注意事項】
  昨年8月より港湾に持ち込む中古機の放射線量の対応が非常に厳しくなっております。
  入庫の際出展品の放射線量が0.3マイクロシーベルト以上は、
  出展者が自己費用にて引き取りし、除染を行う事が義務付けられました。
  ご理解とご協力をお願い致します。
  皆様の参加心よりお待ちしております。
  ○○ ○○ AUCTION 事務局

んまあそれなりに時節柄、ってところもあるし、一応そのオークション自体は別に怪しいものでもなさそうではあるのだけれども、

なぜオレを油圧ショベルのオークションに誘う?

どういう条件で抽出されてオレのメールアドレスが残ったのか、ってところはちょっと興味があるな。個人事業主ならもしかしたらミニ油圧ショベル(や、そのアイテム自体は妙に魅力は感じますけどね)ぐらい買うかもしれん、ってな判断?


2012-05-08 [長年日記] この日を編集

[Baseball] カッタデー!!

C6-8T。追いつかれたときには、ああこれで今日も終わったかと思ったんだけど、鳥谷のHRでなんとか突き放して勝ち。よかったよー。んでも今日に限ってはこちら、G7-7DBの方が良く頑張ったー! な感じだな。

にしてもどうした? GW明けでこっそり統一球の規格を変えてみたりした?

[Anime] 定期視聴番組

曜日間違えてて録画失敗。むう、週の初めの変態成分が…。

[Books] 星の綿毛

9784152085269 藤田雅矢 著
カバーイラスト 菊池健
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
ISBN978-4-15-208526-9

距離もページも寸足らず

世界がトシとムラに別れた世界。トシはドウグを造り、ムラは農作物を収穫する。荒廃したこの世界にあってムラが依存するのは<ハハ>と呼ばれる巨大な機械。それは荒廃した大地を呑み込んでゆっくりと進み、それが進んだあとには、さまざまな植物たちと、それらが繁殖するのに必要な土壌を産みだしていく。独自の意志を持って進む<ハハ>の後を追って移動式の農業を営むムラと、一つところにとどまるトシとの距離は日に日に隔たっていく。二つの世界を繋ぐものが、交易人と呼ばれる人々だった。だが、いかなる理由かは解らないまま、トシとムラを行き来する交易人の数は減る一方。ニジダマと呼ばれる少年の住むムラも、長らく交易人の来訪を待ち望んでいた。そんなある日……

軽石庵さんからJコレ借りて読んでみようシリーズ、その11。「サンダーバード」のグレイ&ハウスマン建設会社のスーパーマシン(名前あったっけ? ジャングルを進むと走ったあとが8車線の道路になっちゃうヤツ)をもっともっと上等にしたような、走るテラフォーミングマシン的なキカイがゆっくりと南に進んでいて、人が住めるのは、そのマシンが通った跡と、あとはムラの人々からしたらどこかにある、としか判らないトシ、という世界で、その二つの世界を行き来する人間が、失せものを探しつつ、この世界がなぜこんな風になってしまったのかを探っていくと…みたいな。

その世界観の紹介から始まるお話の出だしはたいそう魅力的。ディストピアと化した世界において辛うじて生存可能な狭い世界に棲み、そこから外へ、という強い願いを抱いた少年が彼の望みを満たしてくれるかも知れない旅人的な存在と出会って、という部分はある意味ジュヴナイル系のお話の定番ではあるよね。そこの所のワクワク感はかなりで、こりゃあ面白いお話になってくれるかな、って期待したんだけど、そんな魅力たっぷりな導入部から中盤戦に差しかかったあたりで、なんというかお話のテンポが急に上がり始めるの。それも歓迎できないテンポで。

前述したように、出だしはとても魅力的。で、このワクワクする序盤に続いていって欲しい展開は、ニジダマが出会った(旅人役の)ツキカゲと長く苦しい旅を続けて行き、そのたびの過程で見聞きするさまざまなものごとから、この世界に対する理解や疑問を深めていき、そうしてようやく辛い旅路の末にたどり着いたトシとはなんであったのか、という流れであって欲しくって、で、その流れは一応なぞってはいるんだが、どうにもその、「長い旅」の部分が物足りない。ここが物足りないから最終的に明かされる世界の秘密的なところも、「あ、そうですか、そうですね」的な感想しか持てないんだった。

長けりゃ良いってものでもないとは思うけど、本書に関しては明らかに長さが足りないと思う。途中に少々うんざりするくらい長く、厳しく、場合によっては少々退屈な旅の記述があったならば、その後に待っているトシ、ひいては世界の秘密ってあたりにも、もう少し深めな感慨を得られたのじゃないかしら。掴みがとても魅力的だっただけに、そのあたりが少々残念でありました。

★★★


2012-05-09 [長年日記] この日を編集

[Baseball] カッタデー!!

C2-6T。ニックさん(高倉健の声で)にすぽーんと打たれた瞬間、あー、また爪楊枝一本挿したタコ焼き状態で負けるなー、と思ったんだけど、堂林のファウルフライ取り損ねをきっかけに珍しく怒濤の逆転に成功。堂林くんには気の毒だが、ま、あんたは前に阪神相手に痛い一発かましてくれたりもしたんだから、これにめげずに頑張って。主に阪神以外が相手の時に。

昨日に続いてベイスもがんばってたようだけど、今日の阪神以外での興味の焦点は、やっぱ久しぶりの井川の登板だよな。何かやらかすかなあと思ったら、ケガして途中退場した上に黒星もついちゃった(sanspo.com)みたい。ま、それでこそ井川、って気もしないことはないな。でもま、そこそこ良い仕事しそうな気もするよね。阪神でぶいぶい言わせとった頃みたいな投球は無理だろうけど。


2012-05-10 [長年日記] この日を編集

[Anime][web] 定期視聴番組

「這いよれ! ニャル子さん」、「氷菓」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」。「ニャル子さん」はお前らのコメント付きで見るのが楽しいね。

「氷菓」、相変わらず絵とそれを動かす、ってところの見応えは大変なものなんだけど、謎解き部分の薄味感は狙ってやってるものなのか、この程度でいいッしょ的に投げてんのか、どっちなんでしょ。わたしゃミステリ者としちゃあ薄いにも程がある人間であることは自覚しているけれども、それでもこのお話の展開は、「ミステリ舐めんな」とちょっと思った事でしたよ。

ノイタミナ枠。あらあ、「アポロン」は三角関係どころじゃない展開なのね。セッションで気持ちをやりとりする、みたいな展開も無理なく表現されてて、良かったと思う。

「つり球」は面白いんだけど、今回のお話はちょくちょく声の演技と絵があってないんじゃないか、って感じるシーンがあってそこにちょっと違和感。時間的な問題でもあったのか、これが新しい演出スタイルと言うことだったのか、さて。

ヨナくんがココの許に来ることになったエピソードが語られた「ヨルムンガンド」は、かなり自分好み。こいつを特定の方向に伸ばしていくと伊藤計劃的世界に繋がったりすんのかなあ、なんて事もちょっと考えた。


2012-05-11 [長年日記] この日を編集

[Baseball] カッタデー!!

DB1-3T。まあ勝ったけどね。中盤以降の三者凡退っぷりに終盤に反撃ののろしを(今日はボヤですんだけど)簡単に上げさせちゃうあたり、全然安心できませんなあ。

[Books] 神様のパズル

神様のパズル(機本伸司/著) 機本伸司 著
装画 D・K
装幀 伸童舎
角川春樹事務所
ISBN4-7584-1003-8 \1700(税別)

ちょっとライトな和製数学SF

単位が足りない。このままでは留年してしまう。でも憧れの彼女が入りたいらしいゼミは結構厳しいところらしい。いろいろなもやもやとのっぴきならないものを併せ持ったまま、鳩村研究室のゼミ生となった僕。そんな僕に鳩村教授が最初に命じたのは、かつては天才ともてはやされ、飛び級でゼミ生となっていた16歳の少女、穂瑞沙羅華をもう一度研究室に呼び戻すことだった。下手をすれば教授連以上の知能を持つ彼女は、その知力が逆に災いして、大学での研究などには興味が持てなくなってしまっていたのだ。とにかく担当教授の心象を少しでも良くしたい立場の僕としては、とりあえずやれることはなんでもやる、ぐらいの気持ちで彼女の許を訪れたのだったが…。

軽石庵さんから借りるJコレもそろそろタネ切れになっちゃった。って事でそれ以外でなんかねえかな、と思ってちょっと棚を漁って見つけたもの。前に読んだ「スペースプローブ」は正直感心できないお話だったんだけど、こちらの作品は各所でそれなりに高評価だったので、どんなものかなーと思って読んでみた。

お話はあらすじで紹介した(十代でスーパーカミオカンデ級のビッグ・サイエンス的研究施設の基礎設計をやっちゃうような)超天才少女、彼女はもはや普通の大学レベルでネタにされるような研究テーマでは、到底自分の好奇心を刺激されることはなくなってしまい、どちらかと言えばニート的なポジションに自分を引きこもらせてしまっている。そんな彼女の許に、「無から宇宙ができたというのなら、今もそこらに無がある状態で、なぜに宇宙は創生できないのか?」というテーマを振られて俄然やる気を出す、というのがメインテーマ。基本的に狂言回しである僕と穂瑞の会話から、宇宙創生のキモにまつわる理屈の部分にそれなりに深く切り込んでいく様なお話で、そういう意味ではハードSF風味でもあるし、もっと言うなら数学SF的なテイストがかなり濃いめに盛り込まれている。

そういう意味では理論先行、テクニカルターム連発の、オレにとっては一番苦手な方面のSF作品とも言えるのだけれど、そこはあんまり苦にならずに読んでいけた。「良く判らんけどそれなりに深い話をやってるらしい」程度の認識で充分先に進んでいける、というのは自分にとってのハードSFのあるべき姿。話の流れが理屈の部分じゃなく、その理屈から人はどう動くのか、という部分がお話の流れのキモになっているから、判らんところを飛ばしていっても何とかなる様な造りになっているのだと思う。そこは歓迎できます。

そこは楽しかったんだけど、お話として読むならもう一声、考えて欲しかったなあと思うところもあっていろいろ惜しかったなあ、と。SF的な丁々発止の面白さ、ってところはかなりのモノなんだけど、そこに絡んでくるコイバナ的な展開とかがいまいち上手くないなあと言う気がして。これはその後に発表された「スペースプローブ」でも感じたこと。SFマインド、みたいなものはかなりある。でもそこに絡んでくるそれ以外のお話(作劇法、って言うんですか?)って方面で手薄な感じがあるのだよな。

そこを直していくのか、それともSF的な惹きの方をもっと尖らせていくのか、正直どちらが良いのか良く判らないんですけどね。自分的には「物語」を読みたいので前者を希望するんですけど、それが良い事なのか、判断できないんだよなあ(^^;。

★★★☆


2012-05-12 [長年日記] この日を編集

[Baseball] マケタデー!!

DB2-1T。相変わらず打てない上に相手が番長と来たもんだ。そりゃあかんわ感満点だな。

[F1] スペインGP予選

タイミングモニタで観戦。フリーから可夢偉の調子が良さげだったので期待したんだけど、Q2を九位で通過した直後にマシントラブルでQ3の走行が不可能に。ハイドロ系(油圧系?)のトラブルらしいけど、ついてないな。ポールはハミルトン、ウィリアムズのマルドナドが驚きのフロントロウ。ここのところのトレンドになりつつあるのか、敢えて予選の順位を無視しても、決勝でのタイヤチョイスの幅を拡げる作戦に出たのがベッテルとシューマッハ、あと結果的に可夢偉って事になったわけだけどこちらはどうなりますか。そりゃレッドブルなら多少後ろからでもぶんぶん抜いていけるだろうけどね。ロータスが調子良さげなのでわたしゃちょっとだけ気分が良い。いくつになっても「ロータス」って名前を聞くとなんだかワクワクしちゃう人なモンで(w。

[Anime][web] 定期視聴番組

ニコ動で「たまゆら」(5.5話)、「謎の彼女X 」、あとは木曜深夜分、「エウレカセブンAO」、「夏色キセキ」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」。「たまゆら」はまあ、こう言うもんだわな、これで良いよね系、といいますか。見てる間はなんだかほっこりできるから、それはそれで良いんだと思う。録画し損ねた「謎の彼女…」、相変わらずおかしな方向に尖ってて大変楽しいです。なんだろね、この(主に男なら)誰にもあるであろう厨二成分を、良い感じに砂糖まぶして「こう言う感じ、あったよね」的に見せてもらえる事に対する恥ずかしいような、嬉しいような感覚って(^^;。

木曜深夜。「エウレカ」はゲネラシオン・ブルの簡単な説明回、みたいな? ちょっと自分が見たいと思っているジュヴナイル風味とは少々違った方に進みたいのかな、という気は(竹田青磁印、ではありますからなあ)してきて若干先行きが不安。「夏色キセキ」と「シャイニング…」はまあ、こういうモンだよね、ってことで。あ、でも「夏色キセキ」はそれなりに出来てる感じはあると思いましたですよ。そんなの「プリキュア」あたりの枠でやればいいじゃん、って気もしなくはないけどね。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [いやぁ圧倒的な予選タイムでポールだったハミルトンがペナルティで最後尾グリッドってのはビックリしました。ライコネンが強..]

rover [予選完了時に最低1lの燃料が残ってなければいけない、ってレギュレーションに抵触したようですね。新参チームならともかく..]

たじまや(寸゛) [そのレギュレーション(自力でピットに戻れなければならない)が作られる原因が、いつぞやの中国で他ならぬハミルトンがやら..]

rover [なんか今シーズンは老舗チームが、作戦面やピットワークでいろいろポカやらかす傾向が強いような気がしますね。チームマネー..]


2012-05-13 [長年日記] この日を編集

[Baseball] カッタデー!!

DB3-8T。気がついたら試合終わってたんですけどね。

まあベイのファンの方には悪いけど、ここ相手に負け越しとったらお先真っ暗だわね。

[Oldbooks] 買うと安心しちゃう系、だったかな

LD-BOXたち軽石庵の棚にLD並べようシリーズ第2弾、特撮、アニメ、あとLD-BOXの書影(じゃないね、ジャケ写だ)を撮影してデータづくり。意外に手間取ってます。それにしてもやっぱLDは嵩張るね。BOXはそんなになかったんだけど、それでも積んでみたらこの有り様。そりゃDVDに取って代られるわなあ(^^;。

一応軽く中身もチェックしてるんだけど、「ウルトラセブン」とかシュリンク破ってない(つまり一度も再生してない)ディスクが結構あるのな(基本自分のコレクション放出ですんで)。「ウルトラQ」は全部ちゃんとあけてる。「ウルトラマン」もあけてる。でも「セブン」は最初の4枚ぐらいしか再生してないんだね。

「ウルトラセブン」は自分的に小学2年の時の放映。多分当時もこのあたりで興味が持続しなくなっていたんだろうな。で、そう言うのって結構大人になっても引きずるもののようですな。

んとね、「セブン」が高い評価を受けている作品であるって事は分っているし、それは正しい評価だとは思ってるんですよ。でもやっぱオレは「セブン」好きじゃなかったし、それは大人になった今でも同じ。

ペガッサ星人のエピソードあるでしょ。あのラストが子供心にカチンと来たんだよね(w。「あの臆病な宇宙人は、これからも夜の闇に紛れて怯えて生きていくんだ」みたいなセリフ(うろ覚え)をダンが言うじゃない。ふざけんなよ、と思ったんだ。そのあたりが、それまでの「Q」とか「マン」とかとの決定的な違いだったような気がする。問題意識はおっけーだ、でもそれは小僧には届かない。そこの所の距離感を「ウルトラセブン」ははかり損ねていたんじゃないのかな。だからちょっと年長さんになって、再放送などで「セブン」を見て、「すげー!!」って思う人が多かったってのも理解は出来るのね。でも自分的にはアウトです。洟垂れ小僧を満足させてくれなかった、って言う一点において、「ウルトラセブン」は失格なのね。

なんてな事を漠然と思い出しながら写真撮ってました(w。


2012-05-14 昨日書かれるべきだったことがら [長年日記] この日を編集

[F1] スペインGP決勝

タイミングモニタで観戦、かつ最初の20分ほど見損ねてた。突然フロント・ロウに並んだウィリアムズのマシン(見えんけど)、ドライバーのマルドナドさんはなんでも、F1の歴史において最高額のペイ・ドライバー、なんて言われてるそうで。ベネズエラのオイルマネーがバックについているんでしたっけか。相棒のブルーノ・セナもペイ・ドライバーとしては持ち込んだ額が結構なものになっているらしいって事で、この二人の持ち込んだ資金によってウィリアムズが息を吹き返したのか、マルドナド氏自身のポテンシャルが大変高いものであったのか、どっちなんでしょう、ってのは少々意地悪なモノの見方か。どんなに速いマシンでも、それを速く走らせる力がなくちゃ勝てないものね。

タイミングモニタの数字の移り変わりを見るだけだったんだけど、あのアロンソを相手に堂々たるタイムを刻んで走っていたって事は、決して能力のないドライバーって事ではないのだろうね。ともあれ2004年のモントーヤ以来のウィリアムズの優勝、おめでとうございました。自分はサー・フランクって多分鼻持ちならないイヤなヤツだと思う(へんけん!)んだけど、でもウィリアムズってチーム自体は結構好きなんで、このリザルトは歓迎です。

数字と言えばもう一つ。トップ10の中段グループのタイムの推移も見ていて面白かった。グロージャン、ロズベルグ、可夢偉あたりですね。ザウバーとメルセデスの間の差は結構埋められそうに見えるんだけど、ロータスの速さはそこを少し上回っておるのだね。ロズベルグ対可夢偉、はかなり緊迫してたんだけど、で、見事にロズベルグをパスした可夢偉は偉かったんだけど、グロージャンを喰うほどの速さはなかったね。ライコネン、グロージャンの二人とも速かったってのはロータス・ルノーの速さは本物なんだろうな。No.2がいろいろ苦労しているっぽいフェラーリやレッドブルも、うかうかしてられないかも知れないね。

それにしても5回レースして複数勝利したウイナーがいない、ってのはとても珍しいし、それはそれで面白いシーズンだな、と思うことですよ。フジテレビさん、地上波でも時々見せてくださいよー(^^;。

[TV][Anime] 定期視聴番組

土日の分です。「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」、「アクセルワールド」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。一日経っちゃったのでいろいろ忘れてしまった(^^;。とりあえず「Fate」の鬱展開がすげえなあ、ってのと「AGE」のヤケクソっぷり(だけど上手くないんだよなあ)が記憶に残っておりました。


2012-05-15 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] なかなか値段がつかないぞ

軽石庵にLDを並べよう計画、日常業務のスキを突きながらやっているんだけど、相変わらず適正価格が良く判らんな。基本「終わった」メディアなんだから叩き売りでも構わんような気もする反面、それなりに重量もあるしタイトル的に愛着もなくはないしなあ、って考えると、やっぱ値段的にも、ねえ(^^;。

通常タイトルでもこの体たらくなんだから、この先BOXとかに値段付けるとき、どうしたら良いんだろうね(w。

[Anime] 定期視聴番組

月曜深夜の分、「謎の彼女X」、「アクエリオンEVOL」、「あっちこっち」、「さんかれあ」。

変態成分を通り越したら案外ピュアラブ・ストーリーになったんじゃね? って感じの「謎の彼女X」、妙にクセになる感じ満載ですな。一週飛ばしちゃってるんで話が若干見えなくなってる「アクエリオン」、んと、どういう理由だかは分からんけどアルテアに乗り込んだは良いけど、そこは実は女性にとっては長居できなかった世界だった、つー話なんですかね? まあ予想の斜め上を行ってはおるわな。「あっちこっち」はまあこういうもんか(こればっか)。軍曹ネタは監督繋がり? 「さんかれあ」もまあ、深夜アニメスタンダードは維持してるって感じかな。


2012-05-16 [長年日記] この日を編集

[PC] アパッチ時給軍

なんとか「やきゅう」に引っかけたかったんだけど、上手くないタイトルだなあ。ってことで少し前のニュースになっちゃうけど、Apache OpenOffice 3.4公開、Oracleから移管後の初リリース(ITpro)。いろいろあってOpenOffice.orgは2つの系統に別れたんだけど、一応こちらが本流と言うことになるのかな、と思われるOpenOfficeの方の久しぶりの正式版アップデート。

さてどういうものなんでしょう。自分は現在LibreOfficeの方を使っているんだけど、正直言ってLibreOfficeに満足はしていない。ちょっと不安定なんだよね。Calcはタブ区切りのcsvファイルをかなり高い確率で開き損なうし、プリントルーチンでの立ち上がりが遅いし、Writerでの表組みで、空のセルに対しての書式設定が引き継がれない(これ割とイラッと来る)、ってあたり、結構不満なのね。

で、試しに入れてみたんだけど、うーん、オレ的にはこっちの方がストレスフリーなのかも知れないなあ。フリーソフトというモノの思想的な正当性という点からしたらLibreOfficeを育てていくべきなのかも知れんけど、今気持ちよく使える、って点においてはApacheくんの方にややアドバンテージがあるような気もするんだよなあ。

[Baseball] マケタデー!!

T1-3F。交流戦、出だしでこれだよ。今年もシーズン終盤に「交流戦が…」って話になるのかねえ。


2012-05-17 [長年日記] この日を編集

[Baseball] マケタデー!!

T1-4F。もはやどうにでもしてって感じだな。負けるのはしかたないけど、もうちょっと面白い試合やって欲しいよなあ、とほほ(つoT)。

[Anime] 定期視聴番組

「氷菓」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」。LDの値付けしながら(はかどりません…)見てたんであんまりしっかりとは見てないんだけど、「つり球」がなかなか良い感じ。「氷菓」はその画的な見せ方の巧さには唸らされるけど、それだけで「アニメすげー」ってところに着地しちゃったら、それはそれでいかんのじゃないかという気はする。その「お話」に対する舐めっぷりは、それで良いんですか? って思ってしまうのだよな。「アポロン」はちょっと展開速いかしら。いきなりお父さん帰ってきたりしてるし、お母さん絡みのお話とかも降ってわいてるし。このお話はもう少しゆったり目に進めてもらった方が嬉しいような気がするんだけど、いろいろ事情があるんでしょうか。「ヨルムンガンド」は面白いです。自分的には何気に、今期一番楽しめるアニメかも判らん。

[PC] 昨日の続きのオフィス・スイート

うん、Apache OpenOfficeの方が良いね。立ち上がり速いし、昨日文句付けたLibreOfficeの悪いところは全部解消してる(というかそもそもOpenOfficeでは起きてなかった不具合なんだけど)。思想的なところでちょっとごめんなさい感は残るんだけど、自分的にはOpenOfficeに戻そうと思いますよ。


2012-05-18 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] お別れ前に読んでみる

シャドー81(Nahum,Lucien/著 中野圭二/翻訳 ネイハムルシアン/著)ルシアン・ネイハム「シャドー81」。ご注文頂いたので棚(の割と深いところ)から引っぱり出してみたらちょっと読みたくなっちゃって。amazonの書影はハヤカワ文庫版だけど、自分が読んだのは新潮文庫版。で、やっぱり面白いねえこれ。

仕込みの部分が念入り(いや、穴だらけだろうって批判も甘んじて受けますが)なあたりが自分好み。そのうえで終盤の落ちに持って行くあたりでの筆の捌き方が正直上手くない、ってところもあるんだけど、それでもやっぱりこいつは航空サスペンスモノとしては、いまだに一級品だと思うね。

ってことで楽しく読み終えたので、荷造りするべ。


2012-05-20 [長年日記] この日を編集

[Baseball] マケッパナシヤデー!!

交流戦4連敗、勝ちなしと来たもんだ。長いトンネルだねえ…

[Anime] 定期視聴番組

主に木曜深夜。「エウレカセブンAO」、「夏色キセキ」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」、「機動戦士ガンダムAGE」、「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」まで。何かよく判らん人たち(たち?)が出てきた「エウレカ」、そこは先行き不安だけど、一応少年が自分の意志で戦いに赴くことを決意する、あたりの描写は良かったんじゃないかな。「夏色キセキ」は戸松遙が演じてる娘がいい感じにウザかわいくて良いと思う。「シャイニング…」は長し見物件。

順番が前後するけど「AGE」、裏切り者がイイ女で、主人公は彼女との触合いでまあちょっとした大人の階段昇って、的な展開という意味ではファーストにおけるマチルダさん編にミハルのエピソードも混ぜ込んだ様な感じを狙ったのかな。狙いは悪くなかったと思うけどあまりに展開が雑だよね。ある程度こちらに能動的なアクションが出来るゲームのシナリオならこれぐらいでも良いのかもしれんけど、ドラマのシナリオとしてはちょっといい加減すぎないかな。

土曜深夜に戻って「黒子…」はおもしれー。でもインターハイって結構な数の試合こなさないといけないんだな。高校生も大変だ。「Fate」はがんがん人死んでますなあ…。

[Hobby] で、「AGE」見てたら…

ガンプラのCFが挟まってて、そこではいきなりパーツを手でむしり取る様子が映ってて、おいおいと思って思わずTwitterでそれつぶやいたら、すぐに「今のガンプラは手でパーツ取れちゃうんだよ」ってツッコミをいただいて。自分がフォローしている他の人の呟きの流れでもこのネタは話題になっていて、それによるとこれ、タッチゲート(お客さまへ:ガンプラのタッチゲートって?/BANDAI HOBBYSITE)という技術で、特にニッパーやカッターを使わなくても、手軽にパーツをランナーから切り離せるような仕組みらしい。なるほどー、そんなモノが出来てるのか。

なんでも(これもTLで話題になってたんだけど)バンダイ的には、女性にウケの良い製品づくり、ってのをずーっとやっていて、たとえば(有機溶剤を使うような)塗料不要の「イロプラ」とか危なっかしい刃物を極力使わなくても良いタッチゲートみたいな技をどんどん導入してるんだそうです。つまりはプラモ売るにもお母さんの心証を良くしていかないといけない、って事なんだろうね。まあやむを得ん流れではあるんだろうけど、ちょっと淋しい気もするね。父と子の関係性、ってのは後回しにされちゃうのが世の趨勢って事なのか。

いきなり倅に「ピンバイスって高いのか?」とか聞かれるときの父ちゃんの待ってました感ってのは、昨今は期待できないのかしらねえ(^^;。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

P2 [タッチゲートはダブルオーのエクシアで組みましたが、 手もぎだと予想したよりはキレイに外せるのはいいんですが、 ニッパ..]

rover [そういや池澤春菜嬢は、普通にMAX塗りとかやっちゃう人なんでしたっけ(w。ハマれば性別はそんなに関係ねえよって事なん..]


2012-05-21 [長年日記] この日を編集

[Day] 今は金環食とは言わんのか

ま、今日は6時に一度目が醒めてゴミ出しして、そこから二度寝して、次に気がついたら9時回ってたわけですが。webでたくさんキレイな写真が見れたので自分的には満足っす。曇り空と組み合わさった感じの写真が良かったっすね。

[Anime] 後追い定期視聴番組

追いつけないよー。今日は「アクセルワールド」、「モーレツ宇宙海賊」だけ。「アクセル…」は大して歳も変わらん少年少女達の中に、妙な主従関係がわりと無批判な感じで出来上がってるあたりが、ちょっと気に入らない。「モーレツ」は後半の大ネタの取っかかり、って感じかな。


2012-05-22 [長年日記] この日を編集

[PC] 無限ループだ

朝起きてマシンに火を入れたら、Windows Updateの告知が。火曜日なのに気が早いなあと思いつつもポチッとダウンロード、更新処理に進んだら、また新たなUpdateの告知がポップアップ…、ってこれ、同じじゃね? と思って見ているうちに、さらにアップデートを要求してくるんでちょっと注意深く見てみたら、毎回アップデートされるパッチのナンバーは確かにこれ、同じものではないの。って事で調べてみるに、同じ症状の人がいらっしゃって。

windows updateの自動更新が何回やっても終わらない(今日もきっとどこかで100%たぶん元気)。こちらは先週からこの現象が起きていたようですな。で、いろいろやってみたけどあまりちゃんとした対応策は見えないんで、しょうがないから様子を見るか、ってところに落ち着いたみたい。

と、ここまでが今日の午前中のお話で、その後夕刻にもう一度調べてみたら、Microsoft側にもこの状況は伝わったようで、一応向こう様でも対応はしてくれることにはなったみたいだね。

ってことでKB2572073、KB2633880 および KB2518864 が繰り返し検出される現象について(Microsoft Answers)。様子見で正解だったようですね(w。

今朝になってマシン立ち上げてみたら、updateしろやウインドウ、ポップアップしなくなったね。

[Baseball] カテルキガセエヘンデー!!

Bs6-0T。仙一はんに続いてどんでんにもボコボコに言わされてしまったよ。重症ですなあ。


2012-05-23 [長年日記] この日を編集

[Baseball] ヤットカッタデー!!

Bs2-8T。モッピー知ってるよ、こういうの、明日に繋がらない勝ち方って言うんだってこと。

ま、明日は試合ないけどな。

[Anime][TV] 定期視聴番組。

やっと週が明けました。「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「謎の彼女X」、「アクエリオンEVOL」、「あっちこっち」、「さんかれあ」。

「ゴーバスターズ」は前後編の前半部分。息抜き回かと思ったら、そう言うものでもなかった模様。「フォーゼ」はJKの本名が解る回(いやいや)。いい話風に着地してたけど、肝心の歌に説得力がたりないというか。うまい必要はないんだけど、少なくともゲンちゃんとJKの間には、演奏を通じて何かしらのドライブ感みたいなモノが生まれないといけないんじゃないかしら、と。あと、古いオッサン的には「んなもんロックじゃねえ」って気もちょっとするけど、まあ、そこは…。「プリキュア」は青の人のお当番回。ちなさん良いっすね。

ようやく週が明けて月曜分、「謎の彼女X」は相変わらずおもすれー。言えば済むことをいちいち涎のやりとりでコミュニケーション取るカップルなのね。丘がいい味っすな。「アクエリオン」は終りに向けていろいろ動いてる。3サイクル目のお話なので2万年と4千年経った世界のお話なのね。ゼシカさんはまあ、あれで死んじゃったって事はないでしょうけど…。「あっちこっち」は相変わらず。基本勝手にやってろなんだけど、超絶不愉快って程のモンでもないです。「さんかれあ」はちょい回想編。10歳で原語版のホラービデオを楽しむ千紘くん、ガチっすな。そしてこっちでも幼なじみは失恋担当なのかしらね。


2012-05-24 [長年日記] この日を編集

[Day] バロメータとはこう言うものか

おいしく晩飯をいただいた後(今日はオムそばに発泡酒だったよー)、一服するべえと思ったらタバコの残りがやけに少ない。ここのところだいたい一日一箱ペース(私としては劇的に節煙してるんですよ、これでも)で、晩飯あとなら12~3本は残ってるはずなんだけど、今日は6本しか残ってないよ。

何があったのかなあと思ってみるに、今日はおやつ時に厄介なお仕事相手No.1であるところのTRちゃんから、ほぼ二月ぶりぐらいに電話をもらったんだよなあってところに思い当たった。ずっと面倒見ている企業サイトの追加作業だったんだけど、こちらの知らん間にデータの置き場のレンタルサーバを変更したらしく、こちらからの変更作業が全く反映されないのね。で、こちらからは「繋がらないよ」って連絡入れるんだけどなにせ相手はTRちゃんなので、調べれば済むことをその場の思いつきで「こうやってみたら?」的な役に立たん指示(というか提案だな)メールばかりがやってきて一向にハカがいかないので、そこで多分イライラしちゃったんだろうね。そりゃ吸い込む煙の量も増えようってもんだ。いらつきと吸いすぎた煙のせいで、文字通りムカついた夜でございましたわ。

ただ、たまたまこっちが鼻風邪気味で、喋るのが少々しんどかったもんだから、向こう様的にはこちらがかなり機嫌を損ねているように感じたらしく、明らかに向こうが下手に出てる感たっぷりだったあたりはちょっと楽しかったかも。別に怒っちゃいないんだけどね。でも対応が変わるんならこの先も、基本不機嫌モードで電話に出た方がいいのかしら、とかはちょっと思った。

ま、相当上機嫌な状態でもTRちゃんと話してると、何もしないでもどんどん不機嫌になるんだけど(^^;。


2012-05-25 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] 食後に水モノ

書影晩飯食ったあとに妙に水モノが読みたくなったので、軽石庵さんから一冊借りて読んでみた。セシル・スコット・フォレスター「駆逐艦キーリング」(→amazon(ユーズドのみ))。ソ連から英国を目指す37隻の輸送船団。その護衛につくのはわずかに4隻の駆逐艦とコルヴェット。護衛指揮官の米国海軍軍人、クラウス中佐にとって初めての実戦となる航海は、極めて厳しいものになっていた…、みたいな。

ごくあっさりとした導入部とエピローグを除くと、全編これ北海で死闘を演じる護送艦隊の苦闘を、ひとりの駆逐艦長にスポットを当てて描いた作品。いわゆるダレ場とか、登場人物が葛藤したりする場面なんかはばっさりとオミットされ、ひたすら護送船団対ウルフパックの描写で徹底されたお話のタイトっぷりの緊張感とそこはかとないユーモアが良い按配で配されたお話の読み味はやっぱりステキ。多分文庫で出たときに読んで以来だと思うので、32年ぶりに読んだって事になるのかな。いやあ、さすがはフォレスターだ(ちなみに訳は三木鮎郎さん。『スター千一夜』の司会の…って判る人は今や少数派か…)。

[Baseball] カッタラシイデー!!

H0-5T。横浜やらオリックスやらにはボコボコに言わされるのにソフバンには打ち勝っちゃうのか。相変わらず良く判らんチームだぜ。

相変わらず新井はんが打ててませんなぁ。置き場の判らん選手ではあることだぜ。ま、みんな納得の4番がいないって事が一番の問題ではあるんだけど。


2012-05-27 [長年日記] この日を編集

[Day] 風邪ひき中

多分鼻風邪なんだと思うんだけど、昨日あたりからどうにも鼻がむずむずとだらしなく、寝込むほどではないけど、もとからそんなに手持ちのある方でもないテンションがだだ下がりで、ぼけーっと一日消費してしまった。今日もあんまり変わらん感じだけど、多少はマシになったかな。

とりあえずモノを見るのが億劫でしかたがないのでラジオやらCDやら、ぼーっと聞いて過ごしておりました。

とは言えぼんやりばかりもしてはいられないので…

[Anime] 定期視聴番組

夕方くらいからようやくちょっと見てみっかーってことで、「氷菓」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」、「これはゾンビですか オブ・ザ・デッド」まで。世間は月曜日が来ようってこの時期に、我が家のテレビはまだ先週の火曜日。

タイトルと同名の会誌の名前に込められた意味がわかるお話だった「氷菓」、なんというか、ギリギリ学生運動とかの感じを知っている人間にとっては、これなんて萌え総括? って感じのお話だった。何とも言えんタイムスリップ感が、京アニ最先端のアニメーション技術(OPテロップ表示中の奉太郎と里志の芝居における光と影の演出とか、すげーよね)で見せられる、というふしぎなギャップに、妙に惹かれるものがある。っていうかあれですよ、おなじみの「そうそーう!」とか「なんせーんす!!」とか言う掛け声も、かやのんボイスだったらずいぶん様子が違ってたんじゃないだろうかね(^^;。

「氷菓」で70年代初頭(もう少し下がるのかな?)までスリップした時間軸を、さらにもう数年昔に戻した感じの「坂道のアポロン」。ビートルズに自分の将来を重ね合わせる青二才登場。この時期の若者的に、ジャズとロック、どっちがよりキャッチーだったんだろうね。彼らがいた時代、自分はようやく小学校に入ったあたりだから、洋楽側の知識はほとんどない頃だよな。このちょっと後に「クエスチョンズ67&68」が来るんだよなー、とか思うと、ちょっとした感慨もあったりする。

「つり球」はヒッキーくんがようやく世間と折り合いを付けられるようになって、ってところまでお話が進んで、次の大きなお話が来ますよ、って流れ。なかなか楽しいっす。

「ヨルムンガンド」、「これゾン」共にいい感じに安定銘柄。自分的には「ヨルムンガンド」がかなり楽しいね。

B001H68KBC

「クエスチョンズ67&68」を含むシカゴのデビューアルバム。デビューアルバムがLP2枚組、って時点で当時は画期的だったんですよ(w。

[Baseball][F1] いろいろ

阪神は分けて、勝って。少しは上向いてきたのかね。

モナコGPの方は可夢偉が早い段階で引っ込んじゃったので興味もだだ下がりって感じ。優勝はウェバーってことで、開幕から6戦、ウィナーが全て違うってのは史上初なんだそうですな。


2012-05-28 頭ぼんやりしてて良く憶えてない [長年日記] この日を編集

[Anime][TV] 定期視聴番組

「エウレカセブンAO」、「夏色キセキ」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」、「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」、「アクセルワールド」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。

「エウレカ」は何やよう判らんことになってきた。「夏色」「シャイニング」は流し見物件。

土曜深夜は「アクセル…」以外はいい感じなんではないでしょうか。「アクセル…」もそんなに悪いとは思わないんだけど、肉丸くん(違)のモチベーションの在処が、なんかこう、気持ち悪い。

日曜朝。「ゴーバスターズ」はキャラの立ち方が大変結構。「フォーゼ」の方は新キャラ登場、なんだけど、このハーフさん(なの?)のお芝居がちょっとウルサイ。「プリキュア」はお笑いの人登場回。前も誰か出てましたな。お芝居とかは別に悪くないし面白かったけど、いまだに関西イコール粉モンとお笑い、つーイメージはなんだかなーと思わないこともない。

「AGE」はなんだな、どんどんどうでもよくなって行ってるなあ。

[F1] …ではないんですが

佐藤琢磨 優勝を狙ったがクラッシュ! 写真動画: インディ500(F1速報)。まーたタクがやらかしたんかい、と思ったんだけど今回はそうでもなく。ここで攻めなきゃレーシング・ドライバーではないわいな。ナイスファイトだったんじゃないかな。

でもま、インに斬り込むのがタクなんだよなあ。外からじゃ、無理だったかな?


2012-05-29 [長年日記] この日を編集

[Day] 風邪なおんねー。

相変わらず頭がぼんやりしとるなー。あ、今日医者行って来た(毎度おなじみ喘息のお薬もらいに)んだから、ついでに診てもらえばよかったのか…。ぼんやりにも程があるぜ。


2012-05-31 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] 乾燥トマトにお水を少々 13(ついに完結)

978415030975697841503097189784150309626今日、ブクオフに並んでるのを発見したのでサルベージ、グの128「謎の聖都」、129「運命の子」、130「見知らぬ明日」。ミロク教団の聖都であるヤガに潜入したヨナとスカール。極端なまでに非暴力、無抵抗主義を標榜するミロク教団。だがその聖都を多う空気には何やら不穏なものが…、という流れから、ヤガの秘密を探るべく行動するヨナとスカールの姿、一方ケイロニアでは、はたまたパロでは、ってな感じのお話で、メインを張るのがもともとそんなに頭のいい方ではないスカさんなせいか、結構いい感じにお話が展開する上に、#128、#129は「七人の魔道師」にかなり密接にリンクしていて、うわー、ちゃんとシリーズ構成考えてるんだー(ド失礼)なんてところもかなり感心した。自分が「七窓」大好きだから、それで嬉しかっただけなのかも知れないけどね(^^;。それでも新たな展開を迎えつつある中原でこの先起きるお話を、ちょっとだけではあるけど読みたいな、と思ったことは確か。いったん100(正確には101も惰性で買っちゃったんだけどね)で解脱したはずの本シリーズなんだけど、結局完全には抜け出せなかったんだなあ、なんて思った事でした。

ってことで自分なりの完結記念、「グイン・サーガ」についてちょっとだけ。

第1巻「豹頭の仮面」を書店で見かけたのは学生の頃。当時はまだまだ、日本製のファンタシイなんてものはそんなに多くなかった頃(高千穂遙の『美獣』、あとは都筑道夫の『飛び去りしものの伝説』ぐらいしかなかったのでは)、加藤直之さんのカバーイラストに、「日本でも『コナン』みたいなシリーズが始ったのかー」という思いで買って読んでみたのが腐れ縁(wの始まり。当初ヒロイックファンタシイ風味でスタートしたこのシリーズは、巻を重ねていく上で宮廷史劇風味だったりフリークス風味だったりといった、さまざまな味が加わって、非常に多彩な読み味を提供してくれたと思う。

その全てが必ずしも極上の読み味を提供してくれた、とは言えないし、正直パロ内乱から第二次パロ侵攻あたりの流れは読むのが苦痛なお話ばかりが並んでいたようにも思う。それでも続きが出たら買っていたのは、「とにかく100巻までは付き合うぜ」って誓いを立てていたからに他ならないところもあったりするんだよね(苦笑)。

ただ、それでもたまに光るところもあったから続けていけたわけだし、一旦離脱したはずだったのに、やっぱり(ひゃくごえん読者になっちゃいましたが)続きを求めてしまったくらいには、読者を引っ張る力のあるシリーズだったのだろうと思う。

理由はいくつかあると思うけど、栗本薫という人はやっぱり魅力的な文章を描く力のある人であった、ってのが大きいのだろうな。市井の人々の活き活きとした日常生活の描写、おどろおどろしいフリークスたちの気持ちの悪さ、ときおりハッとさせられる登場人物の心情吐露のセリフ回し、なんてあたりはやはりたいそう魅力的であったのだな。

シリーズはこの先、多分SF的な色合いを強めつつ、世代交代的な意味合いも含めて展開していったと思うんだけど、で、そのSF的な捌き具合には若干の不安も無くはなかったんだけど、それでもいざ終わってみると、「続き読みてえなあ」と思ってる自分が居るってのも確かなところで。

何か斬新なものがあるというわけでもないし、正直外れも結構ある。それでもこのボリュームの「物語」が読める、というのはやはり希有な体験だったと言えるんじゃないのかな。特に著者が自分の大病と向き合うことになったあとの作品(120巻あたりかな?)には、作品を作る、ということに向き合っているような感じも見えて、小説の出来とはちょっと離れたところで、こちらがちょっと考える要素が加わったのも確かなところで。いろいろ文句も付けましたけど、それでも続きを読ませる力を秘めた「物語」であったことを認めるのにやぶさかではございません。

なんだかんだで30年、お付き合いさせていただいたわけで、そこにはやはり深く感謝を。そして改めて、安らかに。

9784150301309

今からそんな長いシリーズ、読む気にならねえよって人にはこちら、いかがでしょう、外伝1「七人の魔道師」。本編知らなくても存分に楽しめますよ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

す・みけーん [ああ、いちおう数字だけ切の数字がいいんですね>最後 その3冊は読もう…かな…]

rover [残念ながら#130は未完(200枚まで書かれたところ)の状態での刊行なので、いろいろ落ち着かないかもですよ。でも#1..]

す・みけーん [まあ、そもそも主役たるグインが20巻以上不在とかいう作品ですから。あくまでもグインのいる世界の歴史物語、ではあります..]

rover [ま、不在であってもその存在感がパネエのがグイン、ってのは確かにありますよね。しばしば話題にするのが主にグラチーってあ..]


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懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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