ばむばんか惰隠洞

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2015-03-31 いろいろ補完大会 [長年日記]

[Day] 忙しかったのよ、それなりに

昨日も書いたけどUM氏仕事の対応、マンションの自治会がどうしたこうした、親父の納骨堂をどうすんのか問題、間に挟まる古本屋業務と通常営業、だからって酒は控えないぜ、という終わってるライフスタイルのせいで、しわ寄せは全部日記に行くんだよな(w。こんだけ広まってんだからTwitterで折に触れて呟けばいいじゃない、ってことにもなるのかもわからんけど、あれはどうもしっくりこないんだよなあ。

ってことで時代遅れの日記書き、思い出せるだけ思い出してみる。

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

もはや記憶があやふやだ。「Gのレコンギスタ」、「幸腹グラフィティ」、「黒子のバスケ」、「SHIROBAKO」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー(特番)」、「七つの大罪」、「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」。「SHIROBAKO」、良かったっすね。あと戦隊とライダーの1時間コラボもなかなか。ベルトさんの「Start our engines!」とか「単細胞がトップギアだぜ!」とか、セリフがいちいち気が利いておりました。

「マリア」はまあ、こう落とすか的な。個の充足の集合が最終的に全体の世界に影響を与える、であろう、というのは間違っちゃいないけどあくまでベターな解でしかないんだけどな、という引っかかりはやっぱ消えない。「DOG…」はまあこういうもんだから。ただ1期には辛うじてあった、全力を尽くさないと果たせない目的がある、ってあたりの描写がどんどん削られちゃっているのは少々不満かもね。

[Books] 黒い破壊者 宇宙生命SF傑作選

黒い破壊者 (宇宙生命SF傑作選) (創元SF文庫)(A・E・ヴァン・ヴォークト/R・F・ヤングほか/中村 融) A・E・ヴァン・ヴォクト、R・F・ヤング 他/中村融 編
カバーイラスト 鈴木康士
カバーデザイン 東京創元社装幀室
創元SF文庫
ISBN978-4-488-71505-2 \1000 (税別)

環境なくして生命なし

宇宙に進出した人類が遭遇する様々な生命体。彼らとの遭遇は人類にどんなドラマをもたらすのか…。「宇宙船ビーグル号」の最初のエピソードとなる表題作を含めた6編を収録。

アンソロジーの名手、中村融さんによる海外SFアンソロジーの最新版。中村さんのあとがきには、アンソロジーを編む時の流れみたいなものもちょっと書かれていてそちらも興味深い。小説に作者の意図が込められるように、アンソロジーには(当たり前だけど)編者の意図がちゃんと込められているのだね。で、自分は中村さんが意図して集めた作品群の好き度がかなり高いんだな、と改めて思った。と言うことで各作品の簡単な感想を。

「狩人よ、故郷に帰れ」リチャード・マッケナ(中村融 訳)

猟果が種族内でのステータスとなる民族。彼らにとって重要な獲物の激減への対応策として、彼らはとある惑星を彼ら好みの環境にテラフォーミングし直そうとしていた。だが彼らの企てはいっかな成果を上げず…。

「砲艦サンパブロ」の原作者でもあるマッケナによる、これは特定の生命たちと言うよりは、生命と環境にまつわる物語。「種」としての段階、みたいなものも併せて考察した、みたいな。ちょっと少女マンガチックな雰囲気がある、かも。今の作家だと思いつかないんで、24年組から山田ミネコあたりで、どや(^^;。

「おじいちゃん」ジェイムズ・H・シュミッツ (中村融 訳)

おそらく本アンソロジー中で一番「宇宙生命」に寄った作品。単体の宇宙生命、と言うお話のみならず、「生態系」まで絡めて語られる、ちょっとアクションよりの短編。タイトルにもなっている巨大異星生物「おじいちゃん」、実は作中での描写は控えめなんだけど、読み終わる頃には読み手の方が勝手に「おじいちゃん」の心情なり何なりを斟酌してしまっているあたりが作者の腕というか何というか。24年組なら竹宮恵子ですかね。

「キリエ」ポール・アンダースン(浅倉久志 訳)

本アンソロジー中最大の大ネタにして最もハードSF寄りの一作。まだ"ブラックホール"と言う言葉がなかった(翌年に登場するのだそうです)ころ、その概念をベースに作り上げられた、時空を超える悲劇。タイトにしてヴィヴィッド。すばらしい。萩尾望都先生、お願いします(w。

「妖精の棲む樹」ロバート・F・ヤング(深町眞理子 訳)

開拓惑星における樹木の伐採を生業とする"ツリーマン"のストロング。新たに赴いた惑星で、崖を思わせる巨木への登攀を始めた彼が目にしたものとは…。

どちらかというとファンタジー寄りのファースト・コンタクトものSF、が徐々に生命を含めた環境全体を描写していき、最後には…、という。うーむ、あえて大島弓子で。

「海への贈り物」ジャック・ヴァンス(朝倉久志 訳)

とある惑星で海洋資源の採集作業にあたるクルーが遭遇した謎の現象とは。50年代アメリカSF映画のテイストをたっぷり感じつつ、お話はコミュニケーションの問題が徐々に主旋律に被ってくる。いい感じに人間ドラマの部分の描写にも抜かりがないあたりがヴァンスっぽいと言えるのか。ま、山岸涼子の出番だわな。

「黒い破壊者」A・E・ヴァン・ヴォークト(仲村融 訳)

言わずと知れた「宇宙船ビーグル号」開幕編の主役にして、SF史上屈指の知名度を誇る宇宙生物ケアルがトリをつとめる。こちらにはグローヴナーさんは登場しないが、カリタ博士はしっかり出演してくれてるのがなんだかうれしい。しかもかなり役としての重要度が上がってるような気がするぞ。渋いカリタ博士が見たいので、青池保子さんにお願いしたいですな。

くそ、変な遊びを思いついたもんで書くのにえらく時間かかっちまったぜ(やらなきゃいいのに)。全体的に「宇宙生命」というよりは「環境SF」傑作選、あるいは「狩る(刈る)SF」傑作選的なテイストの方が濃厚に感じられる一冊だったかも。先にも書いたけれど、アンソロジーにはそれを編む人の意図、みたいなものが色濃く反映されるんだと思うけど、その伝でいくとこのアンソロジーは、「今読んで欲しい過去の名作」という意図もかなり強めにこめられたものであったのだろうと思う。で、その編者の意図は自分みたいなおっさんには何とも言えん安心感を持って読んで行ける、楽しい本となって返ってきた、と言えると思う。妙に気を回すようなこともなく、久々にただ字面を追っていくだけの行為が楽しい、という読書体験でございました。たまにはこういう本がないとね(^^;。

★★★★

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
taoy@笹塚 (2015-04-01 06:26)

私はこっちを先に読んで、そのあと「ラブスター博士」を読んだんですが(途中に「ザップガン」とかも読んでます)、まぁコレは本当に安心して読めますね。翻って「ラブスター博士」はなんというか、漫画絡みで云うなら「編集者は何をしてたんだ」って感じです。

rover (2015-04-02 01:27)

わかります(w。真面目に読んだら良いのか笑って読むものなのか、どっちつかず感が結構ありましたよね。


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