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4/11を持って高松東宝が閉館となるそうですな。ここ、伝説の(笑)伊丹グリーンのスタッフさんなどがいらっしゃって、ときどきオールナイトの特撮映画大会なんかをやってたとこで、私も二度ほど出かけた事があるんですが、そうですか、閉館ですか。残念ですな。
んでもって4/3にさよならイベントがあるそうなんですけど、どうするねSぱらの皆の衆(^^;)? 詳しい情報などはこちらの掲示板で。4/3高松東宝さよならイベント☆おとなの東宝チャンピオンまつり開催!!
CS 日本映画専門チャンネルで「曼陀羅」。1971年ATG、監督実相寺昭雄、出演清水紘治、森秋子、田村亮、桜井浩子、岸田森、草野大悟。海辺でモーテルを営みつつ、農耕とセックスを柱にした共同体の設立をめざす岸田森。学生運動の破綻に心荒んだ清水と森はこの奇妙なユートピアに次第に惹かれていく。だが清水の友人、田村には、ここは疑惑ばかりが募る場所だった。やがて………。
清水紘治、岸田森、草野大悟、監督実相寺昭雄、ついでに脚本は石堂淑朗。このメンツだもの、予想してたとおり気の狂った映画になっている。この気の狂った世界に投げ込まれた桜井浩子(田村の恋人役)が実にかわいそう。タイトル出る前からハダカにひん剥かれて清水にもてあそばれ、岸田一派に拉致られてまたもやハダカにひん剥かれ、首輪と鎖で繋がれ、木に吊られて埋められちゃう(つoT)。だけどすばらしく美しい。アンチアンヌ、リスペクツフジアキコなわたくしとしては、実に複雑な気分で鑑賞させていただきました。
「哥」なんかでもこう、土に根ざしたどろどろぬちゃぬちゃとした物をじとーっと描く、ってところがあったけど、これってじっそー君的にライフワークぽいテーマだったりするのかな、などと思いましたわ。「ウルトラQ ザ・ムービー」も民間伝承がベースだったしね。映像的にも、いかにもじっそー君な独特のセンスがあって、困った映画だなあと思いつつ、ついつい見入ってしまいますな、えちぃシーンもいっぱいあるし(ぉぃ)。
しかしなんだな、これは真っ昼間に仕事しながら観るような映画じゃねえなあ。
堺三保さんのFIAWOL-blog経由で、あなたが思うオタクの条件とは何ですか?。あら弱った、私が思ってるオタク像とここに並んでる項目って、微妙にズレがある感じ。現時点でトップになってるのは、一般的にあまり役にたたない事柄に関して膨大な知識量を誇る。
なんだけど、そうか? オタクってのは"膨大な知識量を"誇れるほどには実は知識量は無くって、自分が勝手に"膨大な知識"を持ってる、って思ってるだけの存在なんじゃないかしら。一つの事に没頭するあまり他者のバックグラウンドに目を配れない
んじゃなく、一つのことに没頭するフリをして、他者のバックグラウンドに目を配らない存在なんじゃないの? 件のサイトで挙げられている項目の幾つかに該当している人って、たぶん「オタク」とは違う呼ばれ方をされているのじゃないかなあ。
私はオタクって、そりゃ確かに普通の人から見たら、特定の部分に妙に濃い知識量があり、かつそれらをかなり自在に引用する才に長けた人種、だとは思うけど、でもやっぱりそれは突き詰めたところまでは行けてなくて、そのことを自分でもわかってるから、妙に自分を卑下したり、極端に明るく(奇矯に)振る舞ってみたりする人種なんではないのかいなあと思ったりするのだが。
オタクってのは、別にダメな存在でも世の中から排斥されなきゃならん存在でもない反面、そないにしっかり定義付けをして、存在価値を再確認せんとあかんような存在でもないと思うんだけどね。多少はモノ知ってるけど最後までツッコミ切れてない連中、でいいんじゃないですか。
オレ? オレはそう言う意味で自分はオタクだと思うよ(w。
でっ、電話取材? オレがすんの? えー??
出張? おっきゃーま(岡山)まで来い? えー??
修正? ま、これは想定の範囲内ですな。
最近自分の本業が何なのか、分からなくなってきたなあ。つか、申告書類上は本業であるはずの古本屋が最近全然手をつけられていないという罠。Zen Cartでシステム組み直そうとか思ってたら、肝心のZen Cart、メジャーバージョンアップしてるみたいだし、ううむ…。
まあいい、一個ずつ頑張りましょ、♪あすのえがおのためにぃー。
ぬお、「PLUTO」の3巻、もう出てるんじゃないか、なんてこった。
そういえば私としたことが、今週は一度も本屋に行ってなかったような気が…。
まあいい、いくらへタレな西鈴のTSUTAYAでもこいつぐらいは複数入荷しとる(ハヤカワ文庫とか、一冊しか入ってこないのが結構あるんですわ)じゃろ。そのうち買いに行こう。もちろん廉価版のほうな(^^;)。
一本FIX。終了間際でややどたばたしたけど一安心。皆様(誰?)お疲れさまでした。FIX連絡メールには「良い週末を」って書いてあったけど、わたしゃまだ仕事残ってるわいな(つoT)。
後でじっくり読ませていただきます。ボトムズを作ってしまった男、語る。例のなんでも作るよさんのロング・インタビュー。気が急いてるときに読んでもロクな事はなさそうなので、とりあえずメモしといて、後でじっくり。
ジョン・J・ナンス 著/菊地よしみ 訳
カバーイラスト 西口司郎
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN978-4-15-041135-2 \920(税別)
妻との諍い、息子との衝突。ややもすればふさぎ込みたくなることばかりが続く平凡なサラリーマン、キップの日常に突然舞い込んだ幸運、それは民間企業による宇宙飛行参加への当選通知。妻の反対を押し切り、息子の批判も一旦棚に上げて臨んだ夢の経験はしかし、一瞬にして悪夢へと変わる。キップを乗せて地球を回る周回軌道に乗ったシャトル、"イントレピッド"を直撃した超微細なデブリ。期待の防護機能は正常に作動し、深刻な空気漏れなどは回避できたのだが、そのデブリは"イントレピッド"の致命的なパーツを作動不能にしてしまっていた。動作しなくなったもの、それは通信システム、そしてシャトルのパイロット…
航空サスペンスの第一人者、ジョン・J・ナンス(というかわたしゃ昔の表記だったJ・J・ナンスの方が好き。だってなんか高性能な光線銃持ってそうじゃん)の最新作は、ひさしぶりにハヤカワからの刊行。ついでに今回の舞台は空じゃなく宇宙。あらすじ部分で紹介したような経緯で宇宙を漂流することになったキップは、いろんな事情で民間宇宙航行とは確執があるNASAの助けも期待できず、地上からの支援も期待できない状況に陥ってしまい、死ぬまでにこれまでの自分の人生をシャトルに装備されていたノートパソコンのワープロソフトに綴っていくのだが、この内容がとある少々皮肉な事情で地上のwebにアップリンクされてしまったことから、死期が確定した人物が綴る言葉が全世界を駆けめぐることになってさあ大変、それはそれとしてただ一人、宇宙に取り残されたキップがふたたび地球に戻ることは出来るのだろうか、というサスペンスも同時に楽しめる、なかなかおトクな一作。さすがはJJ、面白いよなあと本書の前半部分あたりでは感じていたんだけど、途中からちょっとそのわくわく感は失速気味だったかも知れない。
死を覚悟した人物が吐露する心情、ってものののっぴきならなさってのは確かにあると思う。誰かに向けて書かれたものでなく、すぐに読まれることも想定されていない文章が、突然全世界の人々の目にふれ、そこから多くの人が深い感銘を得、それが世界規模での意識の変革を呼び起こす、という流れは有り得ない話ではないと思う。思うけどそれを読者に納得させるのは結構な力が必要になるだろう。ナンスはかなり高い筆力を持った人だと思うけど、その彼を持ってしても、そこを読者にきっちり納得させることには成功しているとは言えないんじゃないかな。少なくともオレはちょっとなあと思った。
人によっては感動するシーンかも知れないから伏せておくけど、……なんて描写、私は「笑うとこですか?」と思ってしまった訳なんだが。
ワタシの心が汚れちゃったのかなあ、などと思いつつも、やはりこの展開を心から納得して読んでいくことは出来ないな。冒頭で若干の伏線は張ってあるけれど、肝心のクライマックス(ぶっちゃけ、生還までのシークエンス)も、突然リアリティが希薄になってしまったような恨みもあるし。出だしの面白さが最後まで上手く持続しなかったような作品。かすかに残念賞気分。フォックスが映画化権を取得したらしいが、どんな映画が出来上がるものやら。妙な感動押しつけ映画にならないことを祈っておきます。
そうそう、あまぞん書店でこの本のデータ見てたら、"この商品を買った人はこんな商品も買っています"に「老人と宇宙」(ジョン・スコルジー)「反逆者の月」(デイヴィッド・ウェーバー)が載ってた。わはは、オレだそれ。
(★★★)
昨日は3時頃で力尽きてダウンしてしまい、その後気がついたらクライアントさんの方から一点だけ修整があったのに対応できなかったりして申し訳なく。一応納品は完了したらしいので一安心。控えめに言ってもバカなお仕事相手の方も今日は静かだし、うって変わってやることがない一日。あ、次の仕事もあるんで、そないにぼやーっともしていられないんだけども。とりあえず今日は、もうちっとしたら芝居見物に出かけます。
ん? 「メビウス」30分早いのか。
新神戸オリエンタル劇場で花組芝居「かぶき座の怪人」。タイトルからして「オペラ座の怪人」が元ネタなんだけど、ここに新劇界やら梨園の内幕やらのちょっとした暴露ネタなんかも仕込まれている、というわけでこちらの方面に詳しい人なら、いろいろ楽しめる(?)内容になっている…ようだ。'89年の初演当時には、それなりに物議をかもす作品となったようだが、今回の公演ではまあ、そう言うスキャンダラスな部分はある程度時効、みたいな扱いになっていると言えるか。基本的にこの手のお芝居なので、適度にギャグを挟みつつ(あー、今回はかなりえげつないギャグも挟まってたなあ。客ちょっと引いてたぞ、あの愛ルケは)、最後に少々じーんと来る作りになっていて、そこは安心して楽しめる。
そんなわけで歌舞伎に詳しい人が見ると、いろいろと「ははん」と思えるところがあるんだろうけど、そっち方面疎い私としては少々辛い。とりあえずわかるのは…
みたいな感じなのかな。自信ないところも結構あります(つか大半自信ない。八重子のイメージは加納氏本人が語ってたので間違いないと思うけど)が、まあ太地喜和子さんの生涯を押さえてると、お芝居の展開はある程度わかるかな、ってところ。
花組芝居はネオ歌舞伎を名乗る演劇集団であるので、当然役者さんたちは全員男性なのだけれど、加納さん、北沢さんなんかは演じる役が少々トウの立った女性ってこともあり、舞台に立ってるその姿は女性にしか見えん。こりゃちょっとすごい。あとは怪人役の八代さんの不気味かわいさがなかなか結構。観劇前に鼻炎用カプセル呑んだのが悪かったのか、微妙に私には合わなかったのか、中盤少々気絶しそうな状態だったのと、ラストの怪人からのメッセージ、果たして必要だったのかな? ってあたりも少々気にはなったけど、達者な役者さんたちのお芝居は楽しませていただきました。オレはもうちょっと変なお芝居の方が好きだけどさ。
なんだかメモリを足したい病が発生したのでちょいお出かけ。実は一点確認したいこともあって三宮のドスパラへ。聞きたいことってのはこないだ買ったとってもお安いPC、一応GeForce8400GSが挿さってる(速攻抜いたれ、とか思ってたんだけどさすがにデジタルで接続してやるとテキストのキレの良さが気持ちよくて、抜く気がなくなってしまった)んだけど、BIOSセットアップを見てみると、なぜかグラフィックはPCIを使うように設定されてる(GeForceはPCI EXPRESS×16を使うことになってる)んだが、これはいいのか? と。お店の兄ちゃんに訊いてみたら、「一応出荷時設定をお客さんが弄ったら、その時点で保証対象じゃなくなりまっせ」って事だったんだけど、「でもこれPCI EXPRESSに挿すんだぜ? 設定もPCI EXPRESSにすべきなんじゃねえの?」って聞いたらば「それもそうですねえ…」だって(w。「調べておきます」って言ってたけど、応えは返ってこないだろうな。まあいいや、お客様、弄っちゃいます。
で、ビデオカードが本体メモリを貪るなら、貪られる方を強化しようという発想でメモリ増設。DDR2 800 2Gbがノーブラで4,500円。安くなっとるねえ。
あと、もしかしたら近々少々大きめのデータのやりとりがあるかもしれないので、8GbのUSBメモリも購入。こっちはさらに安くて1,980円だって。なんとまあ。
帰りがけにジュンク堂に寄ったら、こないだは品切れになってた岡部ださく「世界の駄っ作機 5」が入ってたのでこっちも思わず買っちゃった。わーい、表紙は「超音ジェット機」のあれだ。
半分くらい楽しく読んだとこですが、それとは別に今回の本、新谷かおる氏が序文を寄せてるんだけど、これにちょっとニヤリとしてしまった。新連載の前段階ではかなりの手応えを感じて、
うまくブレイクできればメディアうはうは状態も夢じゃないねーなんて宝くじ的妄想で盛り上がり、モチベーション100%状態で連載スタート。意気揚々で第1回目の原稿を描いている正にその時、背中にビビビと走る"駄作の手応え"というのがあるのだ。
ああ、あの傭兵をテーマにした……(^^;)。
月村了衛 著
カバーイラスト 永戸鉄也
カバーデザイン 電光肋骨団 + S.I
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030993-0 \720(税別)
不審な外国人が武器を持ってうろついている、との市民からの通報で現場へ急行した警官たち。だが彼らが遭遇したのは全高3メートルを超える人型の機械、「機甲兵装」と呼ばれる有人二足歩行機械だった。警邏警官の所持する拳銃などで対抗できるはずもなく、三機の機甲兵装は警官たちをパトカーごと粉砕し、そのまま街を大混乱に陥れて暴走、最終的に地下鉄の構内に降下し、発車間際の地下鉄とその乗客を人質として籠城状態に入ってしまう。警察側も直ちにSATの精鋭を出動させたが、事態は膠着化しつつあった。そんな現場に現れた一団、それは今までの警察組織の常識を逸脱した特殊チーム、警視庁特捜部、SIPD。通常の機甲兵装を上回るポテンシャルをもつカスタムメイドの機甲兵装、「龍機兵」と呼ばれる最新装備をもつ彼らは、だがその超組織的な出自から、同じ警察組織の内部でも忌み嫌われる存在でもあった…。
機龍と聞いてすっ飛んできましたが、残念ながら釈ちゃんの出番はありません(あたりまえ)。著者の月村氏は「神秘の世界エルハザード」や「少女革命ウテナ」などに参加されたベテラン脚本家。そんな氏の作家としての第一作になるのが本作なわけだが、確かにお話づくりの部分には手馴れた感じといかにもアニメ的な展開だな、的な予定調和的部分が混在している。
基本はまあシリアスな「パトレイバー」と言った感じで、いきなりはみ出しもの揃いの特車二課に優先的にAV98が配備されたら、そりゃ叩き上げの一課の人たちは面白くないだろう、って部分をかなり強めに表現した様な作品。作品のキモになる機甲兵装ってコンセプトは、その気になればいくらでもSF的な味付けができたものだろうが、敢えてそちらへの突っ込みは控えめに押さえ、代わりに本作が念入りに描写するのは、巨大化し、硬直した組織の中で苦闘する新規参入組の人々のお話。本書では硬直化した組織に送り込まれる新風が、ともすれば元々の組織の構成員が最初に排除したいと思うような過去を持つ人々であるだけに、彼らに対する風当たりはかなり強いものがあり、そこがお話の展開に良い感じのスパイス役を果たしてくれている。
最新テクノロジーを駆使して闘う人間たちを描く近未来SF、を期待すると、だからちょっと失望してしまうかもしれない。機甲兵装、ってアイデアにSFの匂いはあるが、あくまでそのアイデアは閉じた世界に投じられる一個の石、的なポジション。本作が描きたいのは慣習にとらわれるものと慣習から自由なものとの間での抗争なのだろうと思う。そこの所の葛藤にはこの本では明確な結論は出ていないので続きはかなり読みたい気分だ。いろいろヒキはあるので続きを期待したいんだけど、どうだろ、今こう言うの、ウケるのかなあ…。SFだとは(本作を読む限りは)思わないけど、物語としてかなり楽しめるので、続きを読みたいのだけれどもな。
★★★☆
先日マンションのJ:COMへの切り替えが行われてからと言うもの、自分の部屋用の信号が大変不安定になっていてちょっと困ったなあと思っていたわけで、これは単に結線がちょっとおかしくなってたり、ケーブルが傷んでたりしているだけなのか、それとも何か別の理由があってアナログ波が弱く入って来ているのか判らなかったのと、どっっちにしろもう少しで見られなくなるのはわかっているんだし、ってことで、事務用品の買い出しに出たついでに、ソフマップでやっすい地デジチューナーなるものを買ってきた。バッファロー製で5980円。あまぞんだともうちょっと安いんだね。
設置やら設定やらは大変簡単で、テレビに繋いで電源入れて、画面の指示に従って行けば、ものの数分で地デジが見れるようになっちゃった。ま、テレビの方が昔某ゲームソフト会社でデバッグに使われていた14インチのテレビデオなんで、驚くほど画質が良くなった、なんて事はないんだけど、まあちょっとはキレイになった、ような気はする。あと、これはちゃんと調べなかった自分が悪いんだけどこのキカイ、タイマー予約ができないのですね。
ということは4/25に枠が取れたと言われる「まどか」をキレイな画面で見るためには、オレは夜更ししないといかんって事なのね…。
ちなみにアナログ波が砂の嵐大会だったのは、やっぱり結線がやや外れかかっていたからでございました。って言うかなぜオレは、同軸からUHF変換器を挟んで一度RFケーブルに変え、それをもう一度同軸コネクタに変換して接続、等という訳の分からんことをしていたんだろう。何かそういう必要があったんだろうと思うけど、今となってはその理由が思い出せん。
こちらも同軸一本でテレビに繋ぐようにしてみたら、若干ノイズは乗るけれど、見れないこともない程度には映る模様。やっぱ古本の出し入れでケーブルが無理に引っぱられたりしたんだろうな。
ってことでキレイな画面で夜更し上等、でいくか、ノイズは乗るけど見たい時に見るスタイルでいくか、ちょっとだけ逡巡中、です。
T3-2B。9イニングの試合なのにかかった時間は3時間20分超という…。ラジオ観戦だったんだけど、そんなに長くなる要素はなかったようにも思うんだが、どこで伸びたもんだか。
試合は立ち上がりの不安定なところをつけ込まれたスタンが1点献上(昨日に続いてノリさん活躍中だな)したものの、そこからは良く言えば投手戦、悪く言えば拙い攻め(主に阪神、ベイスの方は結構良い攻めしてたのを、阪神の守備陣が必死こいて守りきった感じ)が続き、中盤に阪神の拙い守備で追加点献上。この時点で終わったかと思ったんだけどその裏、今度はむこうの死球と四球を踏み台に大和(テーマ曲が「ヤマト」なんだね)、新井の連打でようやく逆転に成功、あとはなんとか守りきって勝たせてもらった感じだな。
攻めきれない打線にいまだに絶対的な守護神たり得てない球児、ってところで今年の出だしの阪神はいろいろ先行き不安だわ。若いのがもうちょっと伸びて欲しいんだけど、なんでこう萎縮してしまうのか。
その一方でゼッコーチョーの采配が意外に面白いな。しがらみ的な物がないのが良い方向に向いたんだろうか。この調子で空気読まずに伸び伸びやらかしたら、少なくとも前半戦では台風の目になるのかもしれん、とか思った。交流戦あたりを乗り切ったら、無視できない存在になるのかも知れませんな。
木曜深夜の分、最終回3連発の「ペルソナ4」、「妖狐×僕SS」、「パパの言うことを聞きなさい!」。「P4」は最終的な敵の怖さが良くわからん上に、それをどうやって克服したのかも良くわからなかったエピソード。ま、「勝ちましたね」って感想しか。
「妖狐」は意外にウエルメイドだったんではないでしょうか。「あそび」の部分の揺れ幅が無駄に大きいんじゃないか? って気もなくはないですが。
「パパ聞き」はまあ、「良い話」に落とし込んできたとは思うけど、ひなの両親が亡くなっていることは判っているであろう状態で、お遊戯会の出演者である園児たちに「お父さんお母さんありがとう」的なことを言わせる時点で、この保育園クソじゃね? って思っちゃうんだけど。最後の最後にご都合主義をあからさまに持って来ちゃったなあと言う気はする。
あと、これは声優さんの責任じゃないと思うけど、ひなのお芝居はやっぱりちょっとアニメ向きじゃなかったんじゃないのかな。舌っ足らずな幼女、ってのはまあこの手のアニメでは定番なのかも知れないけど、本作に関してはそこはちょっと演出過剰だったのでは。実際の幼女がどうなのかは別に、アニメとして聴ける芝居、って方をもう少し考慮してくれても良かったんじゃなかったのかな、って気はしましたよ。
webページで、「イメージ映像」的に使用されてる画像には、特にAlt属性とかつけないでいることも多い(すみさん的にやるなら、『これは特に意味のない画像ですよ』という意味合いで、alt=""なんてのが良いのかもしれない)んだけど、今回のお仕事のチェッカーさんはここが異様に気になるようで、軒並み「Altがない」とうるさいんだった。ま、いいんですけど最近のOperaは、画像が表示されればAlt属性の内容は表示しない、という(んまあある意味それはそれで正しい)仕様になってるんで、実際にweb上で動作チェックする時にちょっと不便なんだよね。
なんか良い手ないかなーと思ってちょっと漁ってみたらこんなのが。Opera IRC+ | UserJavascript(Opera IRC+)。ここで紹介されてる"Popup Alt" っつースクリプトを放り込んでやることで無事解決。
気分的にはAltは画像の表示を行わない状態の時の「代替テキスト」なんだから、今やほぼ間違いなく画像が表示されるような状態でwebコンテンツが閲覧されてる状況で、「代替テキストがねえぞ」ってクレームもどうなんだ、とはちょっと思うけど。いっそ嫌がらせ気味にAlt属性全部外して、換わりに全部の画像にtitle属性を付加しちゃろかな、なんて事も考えたけど、めんどくさいんでやめました。
S2-0T。藤浪はちょっと阪神にはもったいないピッチャーだな。序盤は球数が多くてどうなることかと思ったけど、中盤以降尻上がりに調子を上げていたし、若い選手を育成するのがうまいチームにいてたら、将来は球界を代表するピッチャーになれるんじゃないだろうか。でも阪神だからなあ…。
そんな新人育成の話は別として、試合本体の方もなんともはや、威勢がいいのは出だしだけ、結局去年の阪神と大して変わらん体たらくってのはどうしたもんだか。1番から3番まではそこそこいけてるんだけど、そこから先の並びがどうにも信用できない感じだぞ。4番と5番、それでいいのか? 4番良太は譲れないってんなら、その前後には外人さん持って来た方がいいんじゃねえの? 無責任なテレビ前評論家的には、鳥谷・大和・西岡・良太・マートン・コンラッド・福留・捕手・投手、でどうですかね。これでもたぶん良太で一旦流れ切れちゃいそうだけど(^^;。
昨日も書いたけどUM氏仕事の対応、マンションの自治会がどうしたこうした、親父の納骨堂をどうすんのか問題、間に挟まる古本屋業務と通常営業、だからって酒は控えないぜ、という終わってるライフスタイルのせいで、しわ寄せは全部日記に行くんだよな(w。こんだけ広まってんだからTwitterで折に触れて呟けばいいじゃない、ってことにもなるのかもわからんけど、あれはどうもしっくりこないんだよなあ。
ってことで時代遅れの日記書き、思い出せるだけ思い出してみる。
もはや記憶があやふやだ。「Gのレコンギスタ」、「幸腹グラフィティ」、「黒子のバスケ」、「SHIROBAKO」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー(特番)」、「七つの大罪」、「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」。「SHIROBAKO」、良かったっすね。あと戦隊とライダーの1時間コラボもなかなか。ベルトさんの「Start our engines!」とか「単細胞がトップギアだぜ!」とか、セリフがいちいち気が利いておりました。
「マリア」はまあ、こう落とすか的な。個の充足の集合が最終的に全体の世界に影響を与える、であろう、というのは間違っちゃいないけどあくまでベターな解でしかないんだけどな、という引っかかりはやっぱ消えない。「DOG…」はまあこういうもんだから。ただ1期には辛うじてあった、全力を尽くさないと果たせない目的がある、ってあたりの描写がどんどん削られちゃっているのは少々不満かもね。
A・E・ヴァン・ヴォクト、R・F・ヤング 他/中村融 編
カバーイラスト 鈴木康士
カバーデザイン 東京創元社装幀室
創元SF文庫
ISBN978-4-488-71505-2 \1000 (税別)
宇宙に進出した人類が遭遇する様々な生命体。彼らとの遭遇は人類にどんなドラマをもたらすのか…。「宇宙船ビーグル号」の最初のエピソードとなる表題作を含めた6編を収録。
アンソロジーの名手、中村融さんによる海外SFアンソロジーの最新版。中村さんのあとがきには、アンソロジーを編む時の流れみたいなものもちょっと書かれていてそちらも興味深い。小説に作者の意図が込められるように、アンソロジーには(当たり前だけど)編者の意図がちゃんと込められているのだね。で、自分は中村さんが意図して集めた作品群の好き度がかなり高いんだな、と改めて思った。と言うことで各作品の簡単な感想を。
猟果が種族内でのステータスとなる民族。彼らにとって重要な獲物の激減への対応策として、彼らはとある惑星を彼ら好みの環境にテラフォーミングし直そうとしていた。だが彼らの企てはいっかな成果を上げず…。
「砲艦サンパブロ」の原作者でもあるマッケナによる、これは特定の生命たちと言うよりは、生命と環境にまつわる物語。「種」としての段階、みたいなものも併せて考察した、みたいな。ちょっと少女マンガチックな雰囲気がある、かも。今の作家だと思いつかないんで、24年組から山田ミネコあたりで、どや(^^;。
おそらく本アンソロジー中で一番「宇宙生命」に寄った作品。単体の宇宙生命、と言うお話のみならず、「生態系」まで絡めて語られる、ちょっとアクションよりの短編。タイトルにもなっている巨大異星生物「おじいちゃん」、実は作中での描写は控えめなんだけど、読み終わる頃には読み手の方が勝手に「おじいちゃん」の心情なり何なりを斟酌してしまっているあたりが作者の腕というか何というか。24年組なら竹宮恵子ですかね。
本アンソロジー中最大の大ネタにして最もハードSF寄りの一作。まだ"ブラックホール"と言う言葉がなかった(翌年に登場するのだそうです)ころ、その概念をベースに作り上げられた、時空を超える悲劇。タイトにしてヴィヴィッド。すばらしい。萩尾望都先生、お願いします(w。
開拓惑星における樹木の伐採を生業とする"ツリーマン"のストロング。新たに赴いた惑星で、崖を思わせる巨木への登攀を始めた彼が目にしたものとは…。
どちらかというとファンタジー寄りのファースト・コンタクトものSF、が徐々に生命を含めた環境全体を描写していき、最後には…、という。うーむ、あえて大島弓子で。
とある惑星で海洋資源の採集作業にあたるクルーが遭遇した謎の現象とは。50年代アメリカSF映画のテイストをたっぷり感じつつ、お話はコミュニケーションの問題が徐々に主旋律に被ってくる。いい感じに人間ドラマの部分の描写にも抜かりがないあたりがヴァンスっぽいと言えるのか。ま、山岸涼子の出番だわな。
言わずと知れた「宇宙船ビーグル号」開幕編の主役にして、SF史上屈指の知名度を誇る宇宙生物ケアルがトリをつとめる。こちらにはグローヴナーさんは登場しないが、カリタ博士はしっかり出演してくれてるのがなんだかうれしい。しかもかなり役としての重要度が上がってるような気がするぞ。渋いカリタ博士が見たいので、青池保子さんにお願いしたいですな。
くそ、変な遊びを思いついたもんで書くのにえらく時間かかっちまったぜ(やらなきゃいいのに)。全体的に「宇宙生命」というよりは「環境SF」傑作選、あるいは「狩る(刈る)SF」傑作選的なテイストの方が濃厚に感じられる一冊だったかも。先にも書いたけれど、アンソロジーにはそれを編む人の意図、みたいなものが色濃く反映されるんだと思うけど、その伝でいくとこのアンソロジーは、「今読んで欲しい過去の名作」という意図もかなり強めにこめられたものであったのだろうと思う。で、その編者の意図は自分みたいなおっさんには何とも言えん安心感を持って読んで行ける、楽しい本となって返ってきた、と言えると思う。妙に気を回すようなこともなく、久々にただ字面を追っていくだけの行為が楽しい、という読書体験でございました。たまにはこういう本がないとね(^^;。
★★★★
だいたい一か月使って見た結果。自分はデータ転送量一か月1Gb上限のコースをチョイスしたんだけど、ご覧の通り余裕ですな(w。基本外ではTwitter眺めるくらいで、ファイルを落としたりする時は自宅(倅のおかげでWi-Fi導入してたんで)でやればLAN経由で行けるしね。
請求金額が7500円ぐらいになってるけど、このうち3000円は機種変更の手数料、1000円ぐらいがガラケー時代に利用していた有料サービスの値段なので、来月以降はおおむね使用料は3500円ぐらいに抑えられそうですな(ガラケーサービスはもうひと月、取られちゃうのかな)。この値段なら文句は無いですね(w。
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□ TUX [・ラスト二話は悶絶必至ですぜ、ダンナ(笑)]
□ rover [な、なんてことを……≡(っ>_<)っ]