ばむばんか惰隠洞

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2015-03-01 [長年日記] この日を編集

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

「黒子のバスケ」、「SHIROBAKO」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、「仮面ライダードライブ」、「七つの大罪」。どれもおおむねいい感じ。「七つの大罪」がちょっと、とっちらかってる感じだったかな。

[Day] 不思議相席

土日に古本を発送した時は、ちょっとだけ遠方の局で発送を済ませてから、その近くの飲み屋で軽く呑んで帰るんだけど、今日の発送(雨の中4Kg持って歩くのは結構キツかったぜ)のあと、近所の焼き鳥屋に入って呑んでたら杖をついたおじいさんが一人店に入ってきて、一人で飲んでたオレのテーブルまで歩いてきて、なんの迷いもなく対面に座り、お燗を注文して煙草吸い始めて。それ見たお店のお兄ちゃん達が気を遣ってくれて、自分らがまかないを喰う席を空けて、こっちでどうぞ、って言ってくれたんだけど、こっちも一人だし、酒飲んで本読めたらそれでいいんで「オレは別に良いよ、そちらさんが気にならなければ」つったらおじいさん、こっち見てちょっとニコッと。こっちも軽く会釈してその後はお互い話すこともなく小一時間、徳利を空けたおじいさんが御愛想頼みながら「ごめんな、身体悪いんで」って。

たぶんカウンターだとちょっと座りづらかったのと、他のテーブルが若い人で埋まってたんで、オッサン一人のテーブル見つけて、これ幸いと席を取ったんだろうね。こっちは立ち飲みとかで知らん人が近くで呑んでたりしても全然気にしないし、どうかしたらそういう、知らん人の動きとか会話を見聞きするのが好きなんで全然気にならんのですが、向こうは自分の身体の我慢できる限界とか知らん人と顔を合わせる事の厄介さと、一杯やる喜びをそれなりに秤にかけてたんだろうなー、なんてことは思ったです。

勘定済ませて帰るおじいさんに「気ぃつけて帰って」つったら、軽く手を上げてくれましたよ。


2015-03-04 今日は(ピクセル的に)長いよ [長年日記] この日を編集

[web] おーい、でしたさーん

サイトが消えてるんだけど店仕舞いされちゃったのかしら…。自分が模型作らなくなっちゃった(下手にピースとか吹けないから…)んで、上手な人の作例をみるのが楽しみだったんだけどな。復活して欲しいっす。

[Day] 申告するにも道具がいるよ

B00NI7NCQG気がついたら2004年版の弥生ちゃんをずーっと使ってたんだった。さすがにそろそろ新しめな申告用ソフトを買っとこうと思ってソフマップまで。ポイントが6000円ぐらい貯まってたのでその範囲で買えるヤツがあれば、てな算段で。基本的に領収書やらなんやら打ち込んで、ひととおりの数字が出たら、あとは国税庁のサイトで正式な書面作ってプリントアウトして、申告会場のバイトくんに書面を叩きつけるのが慣例なので、あまり凝ったソフトは必要ないの。

ってことで見つけたのはこれ、「かるがるできる青色申告2015」、3800円。あとワゴンセールで8GbのSDカードが740円で売られてたんでそいつも購入。ポイントの範囲内で収まりましたわ。

そろそろちゃんと領収書に向き合わなくては(^^;。

[Day] STYLUS 1sで撮ってみた

せっかく出かけるんだから、STYLUS試してみようということでいろいろ撮ってみた。基本プログラムモードにお任せ、撮った写真はカメラに付属してた画像処理ソフトで縮小してみたです。Photoshopに食わせてみたら、微妙に色合いが変わったように思えたので。つことで湊川公園。

湊川公園

次、ハーバーランドのモザイクのあたりからポートタワーを。

ポートタワーその1
ポートタワー アップ

ポートタワーの近所に係留されてる屋形船的な何か

画像の説明

メリケンパーク方面

メリケンパーク
オリエンタルホテル

ハーバーランド側

ハーバーランド

ズームで寄ってみたら、向こうのデリックのかすみ具合と前の街灯のくっきり具合のコントラストがちょっといい感じ。

ハーバーランド ズーム

お船

お船

最後はいつもの。これだけ絞り優先(F3.5)で。

ぷはー

全体にワイド側、広角レンズ特有の画面の四隅が少しびみょーんと引っ張られる感が少ない感じ、はあるかもしれない。まあ28mmだから、コンデジ的には標準レンズに近いものってことになるのかな。あと、ポートタワーのアップとかでも感じたけど、どっちかというとかっちりしたものを撮るのが得意なのかも判らん。次はRAWで撮って現像で遊ぶとか、特効付き撮影とかも試してみましょうかね。とりあえずさわるところがたくさんあって、すんげー楽しいっす(^o^)。


2015-03-05 [長年日記] この日を編集

[Books] 火星の人

火星の人(アンディ・ウィアー/著 小野田和子/翻訳) アンディ・ウィアー 著/小野田和子 訳
カバー 岩郷重力+N.S
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011971-3 \1200(税別)

ザ・ライトスタッフ(あっ、かるーい人たち)

アメリカによる有人火星探査ミッション、その第3回"アレス3"は出だしで不運に見舞われることになってしまった。風速175メートルという巨大な砂嵐がミッションを直撃することが判ったのだ。クルーが滞在する施設はこの巨大な砂嵐にも耐えられると思われたが、問題は火星軌道へ戻るためのMAV(火星上昇機)にあった。この暴風でMAVが倒れてしまったら、アレス3のクルーは地球に帰還することが不可能になるのだ。熟慮の末、NASAはミッションの中止と火星からの早急な脱出を指示。直ちに脱出を開始したクルーだったが、接近する嵐によってへし折られたアンテナがクルーの一人、マークを直撃、MAVに向かっていた一行から彼だけを吹き飛ばしてしまう。なんとかマークを救出しようとするクルーだったが、ますます嵐は猛威を振るい、もはや一刻の猶予もできないところまで来てしまっていた。

ここに到りクルーのチーフであるルイス船長は悲痛な思いとともにマークを見捨て、MAVの離昇を命じた。だが、脇腹をアンテナが貫通し、チームから遠く吹き飛ばされたマークは、それでも生きていたのだ…。

九死に一生を得たのは良いが、たった一人で火星に取り残されたマーク。普通に考えれば次に火星に人類がやってくるのは次回のミッションであるアレス4。だが彼らがやってくるのは約4年後、現状でマークの元に残されている装備や備蓄を考えると、そのままで彼が生き延びられるのは約1年。この状態をいかにして克服していくか、と言うお話。

古手のSF読み的には、こういう、アクシデントで異星の環境に放り出されちゃってさあ大変! なシチュエーションの名作としてはたとえば「月は地獄だ!」とか「渇きの海」なんて名作を思い出すけど、それらの作品群に比べると本書は、なんというかな、かなり安心と納得を前もって得た状態で読んでいける。これはつまり昔のSF作家が想像した宇宙開発のプロジェクトの規模は、現実の(NASA主導の)プロジェクトの、とりわけ基本のいろいろな「大きな」ハードウェア以上に、兵站的な部分において圧倒的に足りていなかったんだな、と言うことになるのだろう。ここらはさすが、「戦争始まりそうじゃね?」って時に「したらネジの規格統一した方がよくね?」って所に思いが至る国の凄さ、ってことになるのかな。ここのおかげで極限状態でのサバイバル、というよりは解決すべき困難に立ち向かう「プロジェクトX」的なお話になっている。

で、そこの所はかなり面白いし、マークが機器メンテナンスと植物学のエキスパート、と言う設定がお話の流れに上手く説得力を持たせていると思った。困難を理詰めでデータ化し、そのデータから解決策を見出していく、と言う流れが読ませる。ダクトテープ最強、ってノリもなんか楽しいし(これ、他のSFでもあったよねえ)、そこをあえて一人称のSNS的文体で描写していく、と言うのもまあ今風、なんだろう。

ただその「今風」が逆に、古いSF読み的には物足りなさを感じさせる要素になってしまっているような気もして。全体的に「軽い」のだよね。ここを受け入れられるかどうかで、評価は変わってくるのかな、と思う。自分はちょっと、追い詰められ感方面の描写が物足りなかったかな、と言う気分です。

★★★☆


2015-03-06 [長年日記] この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

週の前の方まとめて「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」、「暁のヨナ」、「クロスアンジュ」、「ガンダムビルドファイターズトライ」、「艦隊これくしょん」、「アルドノア・ゼロ」、「Gのレコンギスタ」、「幸腹グラフィティ」。

人が望んでいるのは平和以上に勝利である、ってことが判ってきた「マリア」。ある意味詰んでるテーマと言えると思うんだけど、ここにどういう解を持ち込むんだろうか。「DOG DAYS''」は低いところで安定中。今回は昔話でございましたな。

「ヨナ」は、まあこう言うもんだから(^^;。「クロスアンジュ」は、えー、メイドさん死んじゃったの? な展開。それは措いといてこのお話、ラスボスがエンブリヲってところでどうしても「しゅごキャラ!」思い出して妙な半笑いが浮かんでしまうんだよなあ。

「ビルドファイターズ」はまあ快調。作品世界的には「OO」、かなり強いガンダム揃ってまっせってことなのか。それはともかくクロスボーン・ガンダム、アニメ化して欲しいよねぇ(w。これはドゥーリットル隊の東京空襲がベース? だった「艦これ」、最後、提督からのメッセージが「かいになれ」、って口を閉ざせ、ってことなのかと一瞬思っちゃった。貝じゃ無く改、ってことなのね、ふむ。「アルドノア…」はスレインくんの砂上の楼閣が崩壊しそうな展開に。強力義眼を手に入れたイナホくんの方もなにやら問題ありそうだし、これは割に悲劇方向で幕を閉じる流れなんでしょうかね。

木曜深夜は何とも微妙。ステキグラフィックにどーでも良い話が乗っかったのが2本。「幸腹…」、やっぱシャフトで4コマ原作ってことになると「ひだまり」の方法論は完全には排除できないものなんだなあ、ってのはちょっと感じた、かも。


2015-03-07 [長年日記] この日を編集

[Day] 青のろくでなし

ぼちぼちと確定申告用の書類作成を開始。とりあえず先日買ってきた「かるがるできる青色申告」が割にがっかり。Cドライブ以外にインストールできない、データのセーブ場所も指定できない、ってところで自分の中ではクソ認定です。

まあ年に一度のものだから我慢して使いますけどね(^^;。


2015-03-08 [長年日記] この日を編集

[Day] 準備中

領収書の束気がついたらあんまり時間残ってへんでー、ってことで。まずは領収書軍団を分類分類、するつもりだったんだけど良いタイミングで古本のご注文が入ってしまい、そっちの対応に追われることに(わぁい、「ステンレス・スチールラット」シリーズをまとめて買ってもらえたよ)。休日の発送ということで局の近くの焼き鳥屋に吸い込まれ、良い感じに酔っ払って(なぜか調子に乗って2合徳利2本行ってもた)しまって今日は作業不能。うんむー、明日からちょっとずつデータ入れていかんとあかんね。

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

「黒子のバスケ」、「SHIROBAKO」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、「仮面ライダードライブ」、「七つの大罪」。ええ感じに酒回ってたんで良く覚えとらん。「SHIROBAKO」がなんかおもしろかったような気はしてる。


2015-03-10 [長年日記] この日を編集

[Day] 寒いがな

風が痛くて顔に当たると息が止まるレベルだよ。古本出しに出ただけで凍えちゃったぜ。明日も寒いんですかねー。ご注文があった本が割に窓際の段ボールに詰めてたんだけど、引っ張り出した時の冷たさが半端なかったっす(w。

[Day] 仕事はごたごた

いくつか古本に関するご質問があって、それへの対応をやったり、いつもの仕事が今日は妙に意思疎通が上手く行かなかったりで、何となく段取り悪い感だらけの一日。そして申告関係も全然捗っていないという…

明日から本気出す。


2015-03-12 [長年日記] この日を編集

[Day] しん☆こく

叩きつけたった。割に文句をつけた「かるがるできる青色申告2015」、まあ補助的に使うならこの値段だし我慢できるか、ってレベルではあるかも。賃借対照表が無反応なのがちょっと困りましたけど、これはまあマニュアルも読まずに使ってるこっちが悪いのかもしれん、ってことで。

そこを割り切ればそれなりに使えるソフトではある…のかな。意外にすんなりデータができちゃったので、明日提出するつもりだったんだけど時間も間に合いそうだから出しちゃえ、と。で、あっさり受理してもらえたので一安心。これで2014年の軽石庵、完了です。

ってことで確定申告も完了して浮かれて帰宅。いつものように湊川公園で何枚か。

画像の説明

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鈴蘭台に戻って一枚。夕焼けが良い感じだったんだけどちゃんと映っているかな

画像の説明

ラストは近所の飲み屋で。豚耳つまみにちょっと飲み過ぎたかも(^^;。

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2015-03-14 [長年日記] この日を編集

[F1] 開幕しとるがな

オーストラリアGP。なんとまあマクラーレンの2台がQ1でノックアウトされるとは。これから改良していくしかないとは思うけど、さてどうなるか。スピリット時代の最高位は7位だっけ。今年の目標はそのあたりですかね。もちっと行けるのか、意外に低空飛行が続くのか、どっちなんでしょうな。

上の方はメルセデス、ウィリアムズ、フェラーリが並んでる。レッドブルもやや厳しいシーズンになるんでしょうかね。

[Anime] 定期視聴番組

「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」、「暁のヨナ」、「クロスアンジュ」、「ガンダムビルドファイターズトライ」、「艦隊これくしょん」、「アルドノア・ゼロ」。日曜日、なにやら近代的な自我の発祥の瞬間的なものに立ち会った? みたいな話になってた「純潔…」。展開的には「お」と思ったんだけど、ベルナール役の櫻井孝宏さんの演技の熱量にマリア役の金元寿子さんの芝居のそれが足りてなかったかなあ、とは思った。がっつり教会サイドの人間であったベルナールを動揺させるほどのセリフの説得力が、マリアからは感じられなかったような気がしたんだよな。そこはちょっと惜しかったかも。しっぽアニメはまだキャラが増えるのね(^^;。

「ヨナ」は海賊編も終わってお話をまとめる方向に。姫、ついに人を殺めてしまいましたなあ。んでもって天才少年くんが最後の四龍、ってことになるんすかね。「クロスアンジュ」はまあある意味マイペース。タスクくんはやっぱフェードアウト要員? あとエンブリヲさんは結局パプティマス様みたいな人なのかしら。向こうよりはかなりレディファースト感は薄めだけど。

水曜日、「ビルドファイターズ」はユウマくんメインの回、つか完全に勇者シリーズリスペクト、みたいな。トライオン3、ZZなんすね。「艦これ」はミッドウェイ海戦に続く的な? 「利根」の偵察機が定刻通りに発進できた、みたいな歴史改変でお話を作ってくるんすかね。「アルドノア…」はこれ、どう転んでも苦い方向でお話閉じそうだよねえ(^^;。


2015-03-15 [長年日記] この日を編集

[F1] オーストラリアGP決勝

出走15台で完走11台。まあメルボルンはいつも荒れるんだけど、ポイントを取れなかった1台がマクラーレンのバトン、しかもただ一台2ラップ遅れという…。思った以上にマクラーレンの闇は深いのかしらね。アロンソの復帰も込みで、どういう風に展開していくんだろう。ある意味一番興味深いチームかも判らんな。

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

「黒子のバスケ」、「SHIROBAKO」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、「仮面ライダードライブ」、「七つの大罪」。「ニンニンジャー」は早くもパワーアップメカ登場。ペース速いな。「ドライブ」のほうも新フォーム、タイプフォーミュラ登場。なんかベネトンっぽいね。そしてトッキュウジャーの時のパワーアップフォームと同じ取って付けた感もなくはなく。うーん、今はこういうのが良いのかなあ…。


2015-03-17 [長年日記] この日を編集

[Comics][Chinema] お買い物…とちらっと映画方面

海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は(吉田秋生/著)吉田秋生「四月になれば彼女は」(海街Diary 6)。そのタイトルは少々不穏なんじゃないか(だってその歌の彼女、死んじゃうんだぜ)などと思いつつ購入、帰って奥付見たら2014年7月初版って、アンテナの錆びっぷりも半端ねえ(^^;。

前巻から間をおかずに語られるエピソードたち。一度恋に破れた長女と次女の新たな恋バナに進学を迎えるすずの葛藤と周囲の人々の様々な心模様を織り込んで、今回もなかなかに読み応えあり。んまあ狭い世界で起きてるお話故に、知ってる人が知ってる人とくっつきすぎ、みたいなきらいはどうしても出てきてしまうんだけど、悪くはないと思う。金沢編がちょっと良かったですよ。北陸弁にたっぷり触れられた、って点を差し引いても。

そういえば実写版の公開が6月なんすね。公式サイトでトレイラーが見れますが、どうだろうねえ。わりにうるっとできそうな映画だなあとは思いつつ、微妙なソウジャナイ感も同時にあって。何となくすずのまわりの中坊くんたちの話はばっさりカットされちゃってる感じはあるんだよな。ただ、三女のチカちゃんを演じる夏帆さんはコミックを実写にした時のリアル、って所では群を抜いてる感じはしてて、ここだけ確認しに行くのも悪くないかなあ、って気はしてる。なにより気合を入れたチカちゃん、ニアリ・イコール(6巻で登場した)糸さん、ってのが、この人ならあるかもな、と思わせてくれるくらいの説得力はあったとおもいますよ(^^;。


2015-03-19 [長年日記] この日を編集

[Books] ラブスター博士の最後の発見

ラブスター博士の最後の発見(アンドリ・S・マグナソン/著 佐田千織/翻訳) アンドリ・S・マグナソン 著/佐田千織 訳
カバーイラスト 片山若子
カバーデザイン 波戸恵
創元SF文庫
ISBN978-4-488-75101-2 \1000(税別)

おーる・ゆー・にーど・わず・らう゛?

ある日なぜか野生動物たちの方向感覚に次々と異常が発生する。北極へ渡るはずだったキョクアジサシたちの大群がパリの市街に現れ、シカゴはミツバチに埋め尽くされる。異変の原因は情報の飽和にあった。人間が送り出す通信や放送の電波、電磁波がついに世界の許容量を超えてしまったために、動物たちの方向感覚に異常が発生したのだ。そしてこの異変はやがて人類の文明にも影響を及ぼし始める。

この人類文明の危機に際して、一部の科学者集団が発見したのは、きわめて微妙な信号パターンだった。「鳥信号」と呼ばれるそれの発見によって、人類はついに完全なコードレスの情報伝達手段を手に入れる。彼の科学者集団は、その中心人物の名を取ってラブスターと呼ばれ、さらに彼らはその集団を基盤にラブスター社を立ち上げ、人類社会に劇的な変化をもたらしていくことになる…。

えーと……(苦笑)。なんかこの調子で延々あらすじを書いていくしかないんじゃないか、と言う気になってしまう。あれだよ、宇多丸師匠が映画評する時に、やたら前置きが長くなる時ってのはこういうときなんじゃないか、と思ってしまった。

一応お話らしいものはあって、大きく変化した世界にあって、その変革の中心となった人物の、その変革に対する葛藤とさらなる改変へのあがきのようなものと、大きく変容した社会に暮らすひと組の男女の恋模様が交互に描かれ、最終的にその二つのラインが交差する時に非常に大きな出来事が起こる、という、まあそう書けばなんかそれなりにおもしろいんじゃないか、と言う気にはなるんだけれど、これが結構厄介でしてね(^^;。

なんというか、いろいろ面白い設定が用意された世界があるんだけど、どうも作家はその世界観をド忘れしてお話を展開している感がありありなんだよな。たとえば「鳥信号」によって人々のコミュニケーションに距離は影響しなくなったはずなのに、登場人物たちはわりと全編を通じてコミュニケーション不全でお話が進んでいったりするんだよな。それ以外にもいろいろ面白いネタを思いついてはそれを放り込み、そして放り込んだらそこで満足して次の話に進む、みたいな展開で、読んでると割とクラクラするんだった。個人的な経験談のようなものなんですが、聞いたこともない(そして英米じゃない)作家の名前がクレジットされたサンリオSF文庫を読んでる気分、ってので解ります? 青二才の頃のそんなクラクラ感を久々に感じたところはあって、そこは逆に収穫と言えるのかも。

あと、終盤の(ちょいネタバレになるのかな)カタストロフに至る流れの描写のイメージの奔流と、カタストロフのトリガーとなるもののばかばかしさには結構笑かしてもろたので、そこで星一個オマケ。オマケしてこの星勘定なんでね。プリティなカバーイラストとJAROにいいたくなるような帯の惹句に騙されたらあかんよ。けっこう手強いよ、これ(w。

★★★

[Anime] 定期視聴番組

「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」、「暁のヨナ」、「クロスアンジュ」、「艦隊これくしょん」、「アルドノア・ゼロ」。さすがにここまで生き残ってる番組群なので楽しめてます。「艦これ」、これはつまり艦娘さんたちというのはモニタのこっち側のオレらの世界で産まれ、沈んでいった軍艦たちの記憶のようなものと何らかのリンクがある、という事なんでしょうかね。そこから何が拡がるのか、ってのはちょっとわからんけど。


2015-03-20 [長年日記] この日を編集

[News] 訃報

朝起きて新聞開いてびっくりした。桂米朝さん (asahi.com) 。ご本人からしたら思い残すところも多かったろうとは思うけれど、外野から見たら実りの多い人生であったのではなかっただろうか。ご本人からすれば枝雀さんをはじめとする心残りもあったとは思いますが。

一度だけお会いしてお話をうかがったことがあります。イベント屋に勤めてた頃、とあるイベントのためのコメントを頂くために、あれは十三だったかな、そこにあったスタジオで収録中(たぶん「味の招待席」)だった米朝師匠にお会いしたんですけど、25,6の青二才相手にもいつもテレビで見るような、柔らかく丁寧な態度で接して頂いて、なんだか恐縮を通り過ぎて好きになってしまったような記憶が。生の高座を観ることができなかったのが返す返すも残念です。尽きせぬ感謝を。


2015-03-21 [長年日記] この日を編集

[PC][Oldbooks] 「終了」と「完了」、どっちが偉い?

hpソリューションセンター古本のデータ作成のための書影スキャン作業、XP時代はSCSI接続のエプソンのGT-7000Sと言う骨董品でやっていたんだけど、Win8.1になってこのスキャナが使えなくなっちゃって(まだちゃんと動くのになあ)、プリンタ兼コピー機として購入したhpの複合機、B110aのスキャナ機能を利用してる。最初はTWAINを介して(ACDSeeやPhotoshopから)スキャンすると連続スキャンができないんでなんだよこれ、って思ってたんだけど、これはプリンタにバンドルされたhpのユティリティ・ソフトからスキャンすることで連続取り込みができるって事は判ったんだけど、未だに作業してると引っかかる。

EPSON TWAINだとスキャンの手順はプレビュー→必要な範囲など設定→本番取り込み、って流れだったのがhp版だと、プレビューした時点で画像はいったんメモリに取り込み、範囲設定をしたらその部分のみをファイルにセーブする、と言う流れで、言ってみれば手順の最適化は進歩している、と言えるのかもしれないけれどインターフェイス的にどうなんだ、と思えるところもあるわけで。

プレビューをやったところでユティリティのウインドウの右下はこうなるんだけど、プレビューした画像はセーブして、次の書影をスキャンしたいと思うオレは「完了」、「終了」、どっちのボタンをぽちっとしたら良いんだよ、と。

ショートカット的に「X」の方が強力なのかな、って予想はつかんこともないけどやっぱちょっと分かり難いんじゃないかとは思う。続いてスキャンしたい時は「完了」をぽちっとする、が正解なんだけどだったら、「完了」「終了」と「了」を二つ並べるよりは、「完了」の方は「セーブ」とか「続行」とかにした方が良かったんじゃないかな、とは思いましたよ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

寸゛@たじまや [インストールやアンインストールの作業中によく見る「何某を完了中です」というメッセージも謎ですよね… complete..]

rover [「拡大鏡を開始する」なんてのもありましたね。Windows独特の言い回しって結構あるような気はします。]


2015-03-22 [長年日記] この日を編集

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

「黒子のバスケ」、「SHIROBAKO」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、「仮面ライダードライブ」、「七つの大罪」。古本出した後いつもの飲み屋でポン酒呑んで帰ったんでほろ酔い視聴。あんまり良く覚えてないんですが「SHIROBAKO」、ようやくずかちゃんにも活躍の機会が回ってまいりましたな。よかったよかった。


2015-03-23 [長年日記] この日を編集

[Day] 急に寒い&眠い

例年より8度低い、とか何とかテレビで言ってたような。家の中にいるとさほど気にならんのだけど、古本発送しようと思って外に出たら、Tシャツにネルのカッター羽織っただけではちょっと無茶だったかも、と後悔する羽目に。

その寒さのせいなのか、今日は終日鼻水じゅるじゅるな上にどうにも眠たくてしかたがない。この眠気がほんとに眠いのか、それとも(鼻もコミで)花粉症とやらの影響で目と鼻が厄介なことになっているのか判断できず、どうにも居心地の悪い一日。急いで仕上げなければならん仕事もないのでとりあえず乗り切ったけど、もし花粉症が来てるんだとしたら、厄介なシーズンがやってきたものであるなあ。


2015-03-24 [長年日記] この日を編集

[web] XREAバージョンアップ再び

また来たぞ。前回はtDiaryが再び動くようになるまでに4日を要したんだけど、今回はどうなんでしょう。なんの根拠もないけど今回はそこまで苦労することはないんじゃないか、って思ってるんだけどさてどうなるか。すでに換装作業は始まってると思うのでもはやドキドキしながら様子を見守るしかないわけですが、なるべくトラブル少なめで行って欲しいと思っておりますよ。


2015-03-25 [長年日記] この日を編集

[web][Oldbooks] おおむね復旧

今回は意外とすんなり行ったか。XREAのシステムバージョンアップ、一応ここまでの構造の移植は何とかなった模様。ただ、新規追加分の登録が上手く働いていない。なんでそうなるのか、原因を究明したいが仕事降ってきてるしCinema KOBEの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も観たいしでちょっとペースダウン。ZenCart自体のバージョンも上げた方が良さそうなんで、いろいろ考えることはありますな。とりあえず最低限の機能は復旧できたので一休み。


2015-03-26 [長年日記] この日を編集

[Chinema] <2015年宇宙の旅> 2本立(主催者側発表)

Cinema KOBEで「ラスト・デイズ・オン・マーズ」と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を鑑賞。

B00R2O6UG0まずは一本目「ラスト・デイズ・オン・マーズ」、2013年のアイルランド映画。火星で6ヶ月間のミッションをこなしてきた国際共同チームも、あと19時間と少しで任務は完了しようとしている。画期的な成果を求めながら、何の成果も上げることのできなかったミッションで、隊員たちの間にはぎくしゃくした空気も溜まってきていた。そんなさなか、隊員の一人が整備と称して基地を離れる許可を強引に求めてきた。実は彼は、密かに火星に生存する細菌の痕跡を発見していたのだ…

という。キム・スタンリー・ロビンスンばりの環境SF的なものなのかと思って観ていたんだけど、お話は急転直下、隊員が発見した細菌は、人体に侵入すると相手をゾンビ化してしまうという途方もないものだったのだー!! で、ここからお話は一気にゾンビ映画に変貌を遂げるんだった。で、このゾンビ映画の部分のルール設定がいい加減なので、緊張感とか緊迫感が全く伝わってこなくて、割とどうでも良くなってしまうのね。

役者さんのお芝居は悪くなかったんで、お話をもっとハードSF寄りにしてみたりしたら良かったんじゃないかな。絵の方は、セットはかなり良い感じだったと思うけど、何というのかなあ、空気感が地球、なんだよね。なので映画的な臨場感みたいなものはかなり残念方面だったかも。振り切ってないダメ映画、ですかね(^^;。

B00PFOH29I続いては「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。母の死のショックで家を飛び出したピーター少年は、通りかかった謎の宇宙海賊に拉致られる(w。それから26年、成長したピーターは"スター・ロード"の二つ名を持ついっぱしのならず者に成長していた。今日も依頼を受けて惑星モルグを訪れたピーターは、遺跡に納められた"オーブ"なる遺物を一騒動の末、入手に成功する。"オーブ"を依頼された故買屋に売り払うべく惑星ザンダーにやってきたピーターだったが…

いきなり10ccの「I'm not in love」から始まる映画ってどんだけおっさんホイホイなんだよ(^^;。とにかく選曲が神がかっておるね。そこでルパート・ホルムズ来ますか、そこで「Cherry Bomb」っすか、そこでマーヴィン・ゲイとか勘弁してくださいよ、ってな勢いで。

お話はシンプルだけど隙がなく、絵もとても美しい。メカのお魚風味とか極彩色の塗り分けとか、クリス・フォスっぽいなあと思ったらほんとに彼、参加してたんですね(宇多丸さんが『ムービーウォッチメン』で言ってた)。こっちは文句なし。存分に楽しみました。

ただ今日のCinema KOBE、若干室温低めに設定されてたのか、なぜか上映中に席を立つ人が結構いて(トイレに行きたくなったのかね)、そのたびにちょっと後方から光が入ってくる(そんなに大きな小屋じゃないからね)のが少々気になったかな。かくいう自分もエンドクレジットのあたりでかなりトイレに行きたくなってはいたんだけどね(そこは頑張りましたが)。

とはいえダメ映画と傑作のカップリング、大変楽しかったです。

[Anime] 定期視聴番組

「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」、「暁のヨナ」、「クロスアンジュ」、「艦隊これくしょん」、「アルドノア・ゼロ」、「ガンダムビルドファイターズ トライ」。「ヨナ」と「艦これ」が最終回。「ヨナ」はまあ、針の振り切れん状態を最期まで維持しきったという点でそれなりに評価できるのでは。デタラメにおもしろい、とか言うものではないんだけどそれなりに見れないことはない、という何とも言えん作品でした。2期はまあ、無理だろうけどね(w。

「艦これ」はもう、ゲームを知らない自分が悪いんだろうと思う。自分らが知ってる時間線にあった艦船ちゃんたちの運命を、強引に変えて見せた、ってところを評価すれば良いのかな? 全くパッとしなかったビッグセブン(のうちの2)に見せ場を提供したから良かったよね、みたいな? 自分としては敵の存在が(ストパンの)ネウロイなみに動機が不明で、放っといたらどうなって、それはどんだけ怖いことなのかってあたりが判らんので、いろいろ共感しづらいなあと思いながら見てました。


2015-03-30 [長年日記] この日を編集

[Day] 真面目に仕事してた

UM氏から回ってきた仕事が結構ヘヴィーで、週末は久しぶりにがっつりHTML書き。月曜フィックスってことでかなり頑張りました。なんとか間に合ったんでほっとしたけど、このタイミングで来期のマンションの自治会の役員やれや、ミーティングあるで、なんて話も舞い込んできてまいったぜ。オレが会計ですか、いいんですか、通帳と印鑑オレに持たせて(w。


2015-03-31 いろいろ補完大会 [長年日記] この日を編集

[Day] 忙しかったのよ、それなりに

昨日も書いたけどUM氏仕事の対応、マンションの自治会がどうしたこうした、親父の納骨堂をどうすんのか問題、間に挟まる古本屋業務と通常営業、だからって酒は控えないぜ、という終わってるライフスタイルのせいで、しわ寄せは全部日記に行くんだよな(w。こんだけ広まってんだからTwitterで折に触れて呟けばいいじゃない、ってことにもなるのかもわからんけど、あれはどうもしっくりこないんだよなあ。

ってことで時代遅れの日記書き、思い出せるだけ思い出してみる。

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

もはや記憶があやふやだ。「Gのレコンギスタ」、「幸腹グラフィティ」、「黒子のバスケ」、「SHIROBAKO」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー(特番)」、「七つの大罪」、「純潔のマリア」、「DOG DAYS''」。「SHIROBAKO」、良かったっすね。あと戦隊とライダーの1時間コラボもなかなか。ベルトさんの「Start our engines!」とか「単細胞がトップギアだぜ!」とか、セリフがいちいち気が利いておりました。

「マリア」はまあ、こう落とすか的な。個の充足の集合が最終的に全体の世界に影響を与える、であろう、というのは間違っちゃいないけどあくまでベターな解でしかないんだけどな、という引っかかりはやっぱ消えない。「DOG…」はまあこういうもんだから。ただ1期には辛うじてあった、全力を尽くさないと果たせない目的がある、ってあたりの描写がどんどん削られちゃっているのは少々不満かもね。

[Books] 黒い破壊者 宇宙生命SF傑作選

黒い破壊者 宇宙生命SF傑作選(ヴァン・ヴォークト、ヤングほか/著 中村融/編集) A・E・ヴァン・ヴォクト、R・F・ヤング 他/中村融 編
カバーイラスト 鈴木康士
カバーデザイン 東京創元社装幀室
創元SF文庫
ISBN978-4-488-71505-2 \1000 (税別)

環境なくして生命なし

宇宙に進出した人類が遭遇する様々な生命体。彼らとの遭遇は人類にどんなドラマをもたらすのか…。「宇宙船ビーグル号」の最初のエピソードとなる表題作を含めた6編を収録。

アンソロジーの名手、中村融さんによる海外SFアンソロジーの最新版。中村さんのあとがきには、アンソロジーを編む時の流れみたいなものもちょっと書かれていてそちらも興味深い。小説に作者の意図が込められるように、アンソロジーには(当たり前だけど)編者の意図がちゃんと込められているのだね。で、自分は中村さんが意図して集めた作品群の好き度がかなり高いんだな、と改めて思った。と言うことで各作品の簡単な感想を。

「狩人よ、故郷に帰れ」リチャード・マッケナ(中村融 訳)

猟果が種族内でのステータスとなる民族。彼らにとって重要な獲物の激減への対応策として、彼らはとある惑星を彼ら好みの環境にテラフォーミングし直そうとしていた。だが彼らの企てはいっかな成果を上げず…。

「砲艦サンパブロ」の原作者でもあるマッケナによる、これは特定の生命たちと言うよりは、生命と環境にまつわる物語。「種」としての段階、みたいなものも併せて考察した、みたいな。ちょっと少女マンガチックな雰囲気がある、かも。今の作家だと思いつかないんで、24年組から山田ミネコあたりで、どや(^^;。

「おじいちゃん」ジェイムズ・H・シュミッツ (中村融 訳)

おそらく本アンソロジー中で一番「宇宙生命」に寄った作品。単体の宇宙生命、と言うお話のみならず、「生態系」まで絡めて語られる、ちょっとアクションよりの短編。タイトルにもなっている巨大異星生物「おじいちゃん」、実は作中での描写は控えめなんだけど、読み終わる頃には読み手の方が勝手に「おじいちゃん」の心情なり何なりを斟酌してしまっているあたりが作者の腕というか何というか。24年組なら竹宮恵子ですかね。

「キリエ」ポール・アンダースン(浅倉久志 訳)

本アンソロジー中最大の大ネタにして最もハードSF寄りの一作。まだ"ブラックホール"と言う言葉がなかった(翌年に登場するのだそうです)ころ、その概念をベースに作り上げられた、時空を超える悲劇。タイトにしてヴィヴィッド。すばらしい。萩尾望都先生、お願いします(w。

「妖精の棲む樹」ロバート・F・ヤング(深町眞理子 訳)

開拓惑星における樹木の伐採を生業とする"ツリーマン"のストロング。新たに赴いた惑星で、崖を思わせる巨木への登攀を始めた彼が目にしたものとは…。

どちらかというとファンタジー寄りのファースト・コンタクトものSF、が徐々に生命を含めた環境全体を描写していき、最後には…、という。うーむ、あえて大島弓子で。

「海への贈り物」ジャック・ヴァンス(朝倉久志 訳)

とある惑星で海洋資源の採集作業にあたるクルーが遭遇した謎の現象とは。50年代アメリカSF映画のテイストをたっぷり感じつつ、お話はコミュニケーションの問題が徐々に主旋律に被ってくる。いい感じに人間ドラマの部分の描写にも抜かりがないあたりがヴァンスっぽいと言えるのか。ま、山岸涼子の出番だわな。

「黒い破壊者」A・E・ヴァン・ヴォークト(仲村融 訳)

言わずと知れた「宇宙船ビーグル号」開幕編の主役にして、SF史上屈指の知名度を誇る宇宙生物ケアルがトリをつとめる。こちらにはグローヴナーさんは登場しないが、カリタ博士はしっかり出演してくれてるのがなんだかうれしい。しかもかなり役としての重要度が上がってるような気がするぞ。渋いカリタ博士が見たいので、青池保子さんにお願いしたいですな。

くそ、変な遊びを思いついたもんで書くのにえらく時間かかっちまったぜ(やらなきゃいいのに)。全体的に「宇宙生命」というよりは「環境SF」傑作選、あるいは「狩る(刈る)SF」傑作選的なテイストの方が濃厚に感じられる一冊だったかも。先にも書いたけれど、アンソロジーにはそれを編む人の意図、みたいなものが色濃く反映されるんだと思うけど、その伝でいくとこのアンソロジーは、「今読んで欲しい過去の名作」という意図もかなり強めにこめられたものであったのだろうと思う。で、その編者の意図は自分みたいなおっさんには何とも言えん安心感を持って読んで行ける、楽しい本となって返ってきた、と言えると思う。妙に気を回すようなこともなく、久々にただ字面を追っていくだけの行為が楽しい、という読書体験でございました。たまにはこういう本がないとね(^^;。

★★★★

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [私はこっちを先に読んで、そのあと「ラブスター博士」を読んだんですが(途中に「ザップガン」とかも読んでます)、まぁコレ..]

rover [わかります(w。真面目に読んだら良いのか笑って読むものなのか、どっちつかず感が結構ありましたよね。]


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