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週はじめ。「りゅうおうのおしごと!」「学園ベビーシッターズ」「オーバーロード」「宇宙よりも遠い場所」。「りゅうおう」、ニコ動ネタで草大量発生、「ベビーシッターズ」、兄ちゃんがラブレターをもらう話と夏祭りのお話。ラブレター、なんかひねりがあるんかと思ったんだけどホントにラブレターだった。にちゃ、モテるのな。「オバロ」、セバス様最強説(w。「よりもい」、ようやく南極到着。砕氷船って氷を割って進む時に船首から結構な放水するんだな。あれはどういう理屈なんだろう。まず水を溜め込んで重くした船首を氷に乗せて氷を割り、船首を持ち上げるために排水してる、ってことなのかしら。
映画の日なんでなんか見ようと。「シェイプ・オブ・ウォーター」も考えたんですが今日公開だし混むかなーと思って、マリー初監督作品、「さよならの朝に約束の花をかざろう」をチョイス。感想は改めて書きますが、お客さん、オッサンばっかりだった(^^;。デル・トロさんの映画の方はシネ・リーブルだから来週の水曜あたりに、行けたら行きますわ。
写真は新開地のパチンコ屋の前に止まってた、これはなんだろう、4輪バギーってこと*1? 操縦系はバイクっぽい感じだけどね。とりあえずカッコいいな。
*1 これっすね。ATVバギー QUAD-X14SPORT。オレのニュースギアより安いやんけ(^^;。んまあ中国製ってことでそれなりに知識がないと苦労しそうですが…
スタッフ
監督・脚本:岡田麿里
副監督:篠原俊哉
絵コンテ:篠原俊哉・平松禎史・安藤真裕・小林寛・塩谷直義・橘正紀・岡田麿里
演出:篠原俊哉・平松禎史・長井龍雪・許琮・橋本昌和
キャラクター原案:吉田明彦
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子
音楽:川井憲次
出演
石見舞菜香
入野自由
茅野愛衣
梶裕貴・沢城みゆき・細谷佳正
佐藤利奈・日笠陽子・久野美咲
杉田智和・平田広明
公式サイト:http://sayoasa.jp/
10代半ばで身体の成長が止まり、その後数百年の長きにわたって生き続ける種族、イオルフ。彼らは自らの言葉をヒビオルと呼ばれる布に編み込み、その長い歴史をひっそりと過ごしていた。だがある日、その長命の血を求める人間たちによって安寧の日々は破られる。村は焼かれ、ある者は斃れ、ある者は捕らえられ、そして多くの者がちりぢりになってしまう。その中の一人、マキアはただ一人森の中を彷徨うなかで一つの出会いをすることになる…。
「あの花」の岡田麿里初監督作品。その並外れた長寿ゆえ、常人とふれあっても先にそちらは天寿を全うしてしまうことから「別れの一族」と呼ばれる希少種の少女マキアが、生まれたての(常人の)赤ん坊と出会い、慣れないながらも「母」として彼エリアルと付き合っていく。気弱で不器用な少女は、内面の成長は確実に遂げているのだけれども見た目はいつまでも美少女のまま。一方のエリアルは年々成長し、やがてはたくましい青年となっていく、その間に二人の関係性には少しずつ変化やすれ違いも生まれてきて、とまあそういうお話。
ま、似たような構造のお話はファンタシイにもSFにも結構ありそうな気はする。「ジェニーの肖像」とか、これの逆パターンかもね。ただ、通常こういう構造のお話にはロマンスが絡んできそうなものだけれど、で、本作にもその匂いはあるけれど、それ以上に強調されているのが親と子の愛情、ってあたりが新しいと言えるか。最初は親子に見え、やがて姉弟に見え、いつしか恋人同士のようにも見え、ついには母を息子が見た目の上で追い越してしまっても、それでも二人の関係の根っこは母と子である、という流れ。そこは随所にギャグも挟みながら展開し、「別れの一族」にとって必要な心構えである「忘れる」ことの是非を、何人かの登場人物に託して見つめていく、と。そこのところは良くまとまっていたと思う。
特筆すべきは圧倒的なまでに美しい美術だろうか。「君の名は。」に負けてない、というか場合によってはあっちを超えてるんじゃないですかね。向こうには現代社会ゆえの大量のイルミネーションという武器があるのに対して、こっちは基本、自然描写で勝負しなければならない訳ですから。ただ、その超絶美麗な背景に比べると、登場人物たちはなんというかな、少々パサパサした感じが強いのは少し気になった。特にロングになった時のキャラクタたちのパサパサ感は、ちょっと…。もしかしたら過剰なまでのシズル感に溢れた背景上で動かすには、逆にやや平坦なぐらいの色使いや影の落とし方の方がよく見える、と言う判断があったのかもわからんけど。
お話の方は、先にも書いたとおりちゃんとまとまってはいたと思う、けど、どうだろな、何カ所かそれはどうだろ、と思うところも無くはなかった。一番気になるのは、割と機械仕掛けの神様が勤勉に働いてるな、と感じられてしまうところだろうか。マキアちゃんが必要な時に必要なところにちゃんといるよ問題、とでも言いますか(^^;。あと、世界観の説明が割と希薄だったかも。この世界にはいくつの国があって、それぞれがどういう力関係のもとに成り立っているのか、ってあたりはほぼ説明がないまま国同士の戦争が起こってしまうので、見ている側としては「そりゃ戦争になるわ」と思う暇がないのだね。超美麗な背景画像とは裏腹に、お話の方の背景は少々手薄なまま、済まされてしまったかも知れない。そこは残念でした。
とはいえ絵の美しさは第一級。声優さんたちも良い仕事をなさってたと思うので一見の価値はあるかと。それにしてもサトリナが肝っ玉母さんを演じる時代になったんだなあ(しみじみ)……。
★★★☆
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なるほどー、マキナちゃんってそういう意味のネーミングでしたかと膝を打ちました。たいへんマロリー先生らしいです。
な、なんだってー(錯乱)。んまあ、いるにはいるが役には立ってないんですが(^^;
あ、でもマキアちゃんでした(汗
返す返すぎゃー。こっそり直しとこ(^^;。
自分も違和感なかったのでセフセフ