ばむばんか惰隠洞

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2004-01-21 この日を編集

[web] 搦め手から攻めてみる

最近はむちゃくちゃ重たい、と言う状況は少々改善されたみたいだけど、相変わらず何を聞いてもなしのつぶてのギガバイズ。Sぱらはいいとして、軽石庵の方で、商品検索で情けない結果がしばしば起きるのにうんざりしてたんである。

そうはいってもどうしようもなく引っ越したくなる、て程でもないので生ぬるくここに居座ってるんだけど、今日になってふと気がついた。「応えたくない質問はハナから無視するのではないか、あいつらは」と。つまり、一応連中、「CGIなどの技術的な質問については応えられない」、と明記してるんで、いきなりCGIやPostgre関連で質問投げても速攻ゴミ箱行き、で済ましてるんじゃないのかな、と思ったわけ。

で、私は一計を案じてみたわけです。

(以下、古本屋サイトの話になるんですが)私が聞きたいのは、こちらで(いや違う、プログラム組んでくれたヤマちゃん社長側で)Postgreまわりは強制的に文字コードはEUCを使うように設定しているにもかかわらず、なぜか検索フォームを介して送られた文字列が微妙にShift-JISに変換されてるクサい時があるんだがこれは一体どういう事か? って事だったんだけど、この内容のメールはいくら送っても無視されてしまう。そこで、しれっと「ワシ、MySQL使ってない*1んでそっちのディスクスペースをPostgreSQLに回す事って出来ないっすかー?」と言うどうでもいい(いや、良くない。じつは割り当てられてる25MbのPostgreSQLのディスクスペース、そろそろ溢れそうだったのも事実なの*2)質問メールを出してみたわけだ。技術的な問題でもなんでもない、単純な仕様上の質問ですね。

したらその日のうちに返事が返ってきたよ。予想通り「それはできまへーん」だったけど、ここまでは予想通り。で、その返事にさらに返信。

「迅速な回答サンクス、ついでにもう一個質問したいのだが…」で、ホントに知りたかったことを聞いてみる、と。

返事来たねえ(w 。

こちらが100%満足できる回答ではなかったけれど内容としては、一応ギガバイズ側では今月末から来月頭にデータベースのアップデート作業を行う予定である、と。んで、それでも状況が好転しないのであれば、文字コード設定に関して改めて検討させてもらいましょ、と言うようなもの。や、これは大いなる前進と言えるのではないですか。これまでゴルァ!メールまがいの文面や「しかるべき所に相談しようかな〜」などとほのめかすメール送っても完全無視だった相手から、ここまで内容のある回答を引き出せたんですから。

と言うことでもうしばらく、様子を見てみることにしようかね。

って私は客なのに、なんでこんなに相手に気を使わなくちゃいけないわけ?

*1 私が使ってるギガバイズの"Proホスティング"、と言うサービスでは、コンテンツ150Mbとは別に、MySQL、PostgreSQLがそれぞれ25Mbずつ使用できることになっている

*2 DBの容量ピンチは、私が適当な期間を見て削除すべきだったログが放ったらかしで、こいつがふくれあがってたのが原因だったことが判明。不要になったログをさくっと処理したら、三分の一ぐらいになったので一安心。まだしばらくはここで闘える

[Comics] お買い物

島本和彦「吼えろペン」(10)。さすがに3巻続けて富士鷹ジュビロネタはなかったか。と思ったら次巻じゃまたジュビロ復活かい(w 。


2005-01-21 この日を編集

[web] やっぱりPOPFileだな (14:40)

前にマシンが不調になったときに、理由はわからないけどPOPFileが壊れちゃって。理由は不明。で、いい機会だしと思って、しばらく鶴亀の迷惑メールフィルタのみでspamをはじいてみるテストをやってたんだけど、"迷惑ワード"と"信頼できるワード"をその都度教え込んでいく方式の鶴亀のフィルタだと、新手のspamが舞い込むたびに教え込ませる手間が膨大でやっとれんことが判明。一夜明けると数十の新手spamが舞い込むような状況では、手作業では追いつかないし、次の朝が来れば、また膨大な新手の迷惑ワードが舞い込むことは見えてるわけだし。古本屋やASAHIのもうひとつのアドレスは、まだしも(来る数は知れてるから)対処できるけど、乱土さん宛のメールではたまったもんじゃないや。ということでPOPFile復活。知らぬ間にバージョンが結構上がっておるな。

で、涙出るほど快適じゃん、やっぱり。ステキ。

[tDiary] リンク元もうちょっと強化プラグイン (16:48)

便利で楽しいんだけど、検索文字列の一覧を任意に編集できたりするとさらに嬉しいんだけどな。NGワードに引っかかるような検索文字列は表示しない、みたいな。

だって検索ワードの一覧みたら、"レイプ画像"に"プリキュア 18禁"に"シュレック2 DVDコピー"に"拷問画像"に"18禁ガンダム"に"アスカ エロ画像 18禁"に"コピーガード解除方法"に"睡眠薬レイプ"に"高校生レイプ画像"ですよ。おいおいなんだよその"鬼若×アキ"って。これじゃまるでド外道のサイトじゃないか(違うのか)。

で、これがいったん検索文字列一覧に表示されて、今度はそれをまたサーチエンジンが拾うんで、際限なくなっちゃうんだな。ここをなんとかする方法はないものだろうか。リンク元もうちょっと強化プラグイン、を使いつつ、検索文字列は表示しない、とか言うオプションがあるような形でも良いと思うんだけど。他のtDiaryユーザーの方はどんな対策を取っておられるのであろうか。

[Books] 奇術師 (23:48)

本書カバー クリストファー・プリースト 著/古沢嘉通 訳
カバーイラスト 七戸優
カバーデザイン 守先正+桐畑恭子
ハヤカワ文庫FT
ISBN4-15-020357-1 \940(税別)

いりゅーーーーじょんっ! (微妙にDoGA風味)

19世紀末から20世紀の初頭にかけて、"瞬間移動"を自らの演目の最大の出し物に据えていた二人の天才的奇術師が居た。"ル・プロフェッスール・ド・ラ・マジ(奇術の大先生)"ことアルフレッド・ボーデンと"偉大なるダントン"ことルパート・エンジャ。イリュージョニストとしてのキャリアのごく早い段階から、何かと確執のあった二人の奇術師は、全く異なる方法で、常人の想像をはるかに絶する一大イリュージョンを完成させ、そして互いに相手のイリュージョンの秘密を探り出そうとさらなる確執を繰り広げていた。そしてそれは、二人と、彼らを取り巻く人々と、そしてさら100年あとの、彼らの子孫たちにまで、怪異で悲しい幾多のエピソードを産み出す元となるのだった…。

読むのにやたらと時間がかかってしまった。なにせ本書の割と早い段階で、登場人物の一人にして世紀の奇術師であるアルフレッド・ボーデンがこんな事を言うのですもの。

チン・リンフーには異常に執着した惑わしがあったが、この中国人奇術師に関する逸話をお読みになったからには、わたしにもわたしなりの惑わしがあるのだろうと正しく推測されよう。わが惑わしがわが人生を支配し、わたしが下す全ての判断を特徴づけ、わたしが行う全ての動きを規定している。この追想録を描き始めたいまですら、何を書いていいか、書いていけないかを規制している。さきほど、自分の方法を一見なにも持っていない手を示す行為になぞらえたが、実際には、ここの記述の全てが健康な男のよちよち歩きなのだ。

これは偉大なるイリュージョニストの物語。しかもそれを語るのもイリュージョニスト。イリュージョンのキモが観客にあらぬ方向へ注意を向けさせ、その隙に自分の望む結果を観客の前に出してみせる事であるとするならば、そういった技巧に長けた登場人物が語る事のどこに注意を払い、どんなウソに引っかからないようにすべきなのか、何を指針に読み進めていけばわたしはこの本をミスリードすることなく最後のページにまでたどり着けるのか、なんてな事をついつい考えてしまうものだから、簡単にはページをめくっていけないような気分になってしまうのだよね。

で、そんな過剰な警戒心プラス、それでなくてもそもそもプリーストという人の小説は妙に密度が高く、読むのに時間がかかる傾向があるものだから、思いのほか読了までに時間がかかってしまった訳ですが、

これは、すげえです。

近世魔術的(まあ、扱ってるのはマジックだしな)ファンタジーとして読むも良し、最後のヴィクトリア朝科学小説として読むも良し、奇術ミステリーとして読んでも…読めん事はないのではないか。一つのテーマがあったときに、語り手のスタンスが変わる事で同じストーリーが微妙に違ったものとしてこちらに伝えられる妙味、100年の時を隔てたキャラクターの語りによる、情報の意図された過剰さと物足りなさの対比、こちらに「これから騙すからね」と宣言しておいて、その後自分が騙されたのか、正しくお話のキモを掴んで読み進めているのか、ってあたりで読み手を常に不安にさせてしまうようなお話の作り方のうまさ、ミステリ的ハッタリとSF的ハッタリのせめぎ合い(なんたってSFサイドのハッタリのキイ・パースンは発明超人ニコラ・テスラなんである)、そして読後も残る微妙な「あれはどうなった」感。このあたりが実にこう、「うまい」のだな。ラストのやや突き放した不可解さ、というか唐突さも、「この本は徹頭徹尾『惑わし』がテーマになっているのだよな」ってところを思い返せば、それなりにいろいろな解釈が成り立つような気もするし(でもまあ、想像力が枯渇気味の私は、このラストには必ずしも納得はしてないけどね)。

いやいや、読むのに苦労はしましたが、苦労して読んだ甲斐のある一冊ではございました。恨みがあるとするならば私は(なにせ「スペース・マシン」なんて作品を残してるプリーストだもの)これを、ヴィクトリア朝科学小説のエッセンスをコアに据えたミステリSFとして楽しく読んだ、というかこのラスト近くの大ネタは、どう見たってSFのそれだと思うんだけど、でもまあなんだ、本としてはSFのレッテルを貼るよりは、ファンタシィであると言ってお店に並べる方が、今はお客の食いつきは良いのかも知れないな。もちろんファンタシィとしても非の打ち所のない作品ではあると思うけど、それでもやっぱり、こういうのはSFで出して欲しかったなあ。そしたら出た時点(2004年4月・初版)で買ってたのにさあ(^^;)。

(★★★★☆)


2006-01-21 この日を編集

[Day] こんだカミさんダウン (17:33)

正しくはカミさん→オレ、で再びカミさんに戻ったわけだが。

とりあえず月曜から後期試験らしいので、倅には移さんようにしとかんと、ってまあそういうことを気にする倅にも見えないけど。

ま、カミさんはいないものとして、晩飯の算段でもしようかの。

[Books] クルスク大戦車戦 (24:04)

41022192694102219277 デイヴィッド・L・ロビンズ 著/村上和久 訳
カバー装画 佐竹政夫
新潮文庫
ISBN4-10-221926-9 \743(税別)
ISBN4-10-221927-7 \743(税別)

東でおきた「バルジ大作戦」

1943年、スターリングラードの大敗で、独ソ間の戦力バランスは大きく動こうとしていた。時を同じくするように、地中海では米英軍のイタリア侵攻の噂も、日々現実味を増している。今、ソ連に一撃を与え、その意図をくじくことが出来なければ、ドイツは危険極まりない二正面での戦闘を余儀なくされることになる。ここにいたりヒトラーの戦術的"カン"は、ソ連軍勢力が大きく突出したクルスク方面に注目する。ここにくさびを打ち込むことでソ連軍に大打撃を与え、敵が立ち直るまでの貴重な時間が稼げるだろう。だが、その意図はすでに、ソ連側でも察知していることだったのだ…。

史上最大の大戦車戦を背景に描かれる、独ソの戦士たちの物語。

ちょっとなあなタイトルとカバーイラストで少々引き気味になってしまうのだけれど、大傑作「鼠たちの戦争」、なかなかの佳作「戦火の果て」のD・L・ロビンズ。ここは著者を信じて読んでみたんだけれど、うん、なかなかの出来。全体的なノリ(特にドイツ軍サイド)は「バルジ大作戦」なんだけど、こちらはドイツの砲火に叩きまくられるのがヤンキーじゃなくコサック。共産革命がどうのこうの、ろーどーしゃがどうのこうのと言う以前に、草原の自由民であったコサックの兵士たちが、心ならずも政治だの国体だのにつきあわされつつ、それでも戦士の誇りを失わないで戦いの場にその身を置く、ってあたりの構図がなかなか新鮮。

ソ連側のキイ・パースンであるディミトリィとワレンティンは、T-34戦車のクルーにして親と子。奔放なコサックの気質が抜けないディミトリィに対して、新生ソ連の申し子みたいな、個人よりも「主義」を前に置くワレンティンの葛藤がかなり興味深い。このあたりはここまでの作品でもこの著者がしばしばやってきた、キャラクタの掘り下げ、みたいな部分が前に出ていて好印象。対するドイツ側のメインになるのは、スペイン人でありながらドイツでの栄光を追い求める元闘牛士のルイス。彼は伝説的な闘牛士であった父を超えるために、自らは戦場での栄光を追いもとめ、史上最大の戦車戦の舞台へとその身を進めていく。ここにディミトリィの娘で攻撃機パイロットのカーチャ、ルイスの上官で情報将校(にして○○、なわけだが)のブライト、と言った人物が脇を固め、併せて数千両と言われる戦車が参加した、史上最大の戦車戦のスペクタクルが展開する。

「鼠たち…」がきわめて個人レベルの、「戦火の…」が個人の営みと同時に戦争指導者、という一種の「神」の視点から見た戦争を描いた作品だったとしたら、こちらは実に、戦車のペリスコープに代表される、常に入ってくる情報量が限られた状態に置かれた人々が、その限られた視界の中で見る史上空前の大会戦、という趣向。それぞれの目に映る戦争は、あくまで局地的なものではあるけれど、それらが有機的に繋がると、そこには巨大な戦場が見えてくる、と言うわけですな。

お話なのでティーガーが少々神懸かり的に強いんじゃないかそれは的な部分もある(んまあ実際すさまじく強かったらしいですけど)し、設定上かなり良い感じに見えたキャスティングが、最後の方でうまく機能していないように感じられるところもあって、そこらは少々惜しいと感じるのだけれど、総じて「まじめ」な造りになっててそこは好印象。まあなんだ、小林源文の劇画も悪くはないけど、それだけで納得する前に、こういうのも読んでおこうよね、ってところで(^^;)

ロビンズ作品としては、やはり「鼠たちの戦争」が素晴らしく読み応えがあると思うんですが、やはりこの方の小説が持ってる「誠実さ」みたいなものは、私結構好きです。

(★★★☆)

鼠たちの戦争 上巻(Robbins,DavidL/著 村上和久/翻訳 ロビンズデイヴィッド・L./著)鼠たちの戦争 下巻(Robbins,DavidL/著 村上和久/翻訳 ロビンズデイヴィッド・L./著)戦火の果て 上巻(Robbins,DavidL/著 村上和久/翻訳 ロビンズデイヴィッド・L./著)戦火の果て 下巻(Robbins,DavidL/著 村上和久/翻訳 ロビンズデイヴィッド・L./著)

ロビンズの独ソ戦シリーズ。「鼠たちの戦争」は映画「スターリングラード」の原作本。クルスク戦については光人社NF文庫の独ソ大戦車戦―クルスク史上最大の激突あたりも資料としては有用かも知れない。これ、たぶん昔懐かしい「第二次世界大戦ブックス」の復刊版だと思います。

[TV] 定期視聴番組 (24:51)

「ウルトラマンマックス」、「BLOOD+」。いやあ、今頃でお恥ずかしいんですが、エリー役の満島ひかり嬢ってば「モスラ2」のこましゃくれたクソ小娘キュートな美少女だったんですな。いやあ、いい女になったもんだ。

と言うところで「マックス」(#30:「勇気を胸に」進化怪獣ラゴラスエヴォ登場)。

これはあれね、拗ねるイデ隊員編。ってなんか「水戸黄門」みたいになってきたなあ。変身グッズを盗まれる回、はもうやったっけか、したら次はニセウルトラマン編?これもそのうちやりそうではあるよなあ。

お話そのものは、ややダーク風味傾向でスタートしたし、脚本が小中千昭氏だってんで必要以上に心配したけどそこまで困ったちゃんな話というわけでもなく、それなりに筋が通ってて、見せ場もちゃんとある、悪くないエピソードだったんじゃないかな。

んで次回予告見ると、まーたクセ球くさーい雰囲気満点なあたりで、わたしゃ頭抱えちゃうんですけど。

「BLOOD+」のほうは、さらに何が何だかよくわかりませんわ。OP、EDともにどうにも魅力のないものに変わっちゃったし。


2007-01-21 この日を編集

[PC] Adobe CS2 (14:39)

住所セレクトボックスつーことで労せずして手に入れた(ばかめ、これから苦労するのだ)Photoshop CS2とIllustrator CS2をインストールしてみた。んーむ、重い、というかちょっと動きがもっさりした感じがするなあ。うちのマシンは今や決して快速マシンとは言えないスペックだけど、それでも(無印とはいえ)Pen4 2.8Ghz、メモリも1Gb積んでるんですけど。これでもアンダースペックだとおっしゃいますか、はぁ…。

まあそれはともかくちょっと興味深かったのがオンラインのユーザー登録の仕様。都道府県をセレクトボックスから選ぶってのはもう定番だけど、その並び方が斬新というか特定の都道府県にケンカ売ってんのかAdobeって感じで。

ちょっと縮小し過ぎちゃったかな。ご覧の通りセレクトボックスのトップに来るのは東京。以下、大阪、神奈川、愛知、埼玉、千葉、北海道、兵庫、福岡……と続いていく。ちなみに最後に来るのは鳥取(だったか島根だったか)。これは何の順番なんだろうね? 人口? Adobeにユーザー登録した人の多い順? Adobeが独自にはじき出した、Adobeのソフトで仕事する人がたくさんいるであろうと思われる順番?

まあ私もこの手のセレクトボックス作るときは、なにも考えずに北から並べてるけど、そうしなくちゃならない理由はないんだから、これはこれでありだと思うんだけど、どういう基準の下に並んでいるのかについては、ちょっと知りたい気がする。

[TV] 定期視聴番組 (24:22)

「地獄少女 二籠」、「あさっての方向。」、「BLACK BLOOD BROTHERS」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。まいったなあ、オジサン「あさっての方向。」(#8:あさっての方向)で泣いてしまったよ。繰り返される「頑張らなきゃ」のセリフのニュアンスの移り変わりでうるうると。「BBB」の最終回もこれはこれで。吸血鬼ものとしちゃあシンプルな分「BLOOD+」より面白かったんじゃないかしら。さて「ボウケンジャー」(Task.46:目覚めた闇)。

このお話の中で一番黒いのはヤイバ様なのかと思ってたらそうでもなかった、ような話で。まあこれはこれで勢いがあって結構なのだが、あたしの趣味としてはこの展開ならば、ゲッコウ様にもう少し積極的に戦いにコミットして欲しかったような気が。つか全体として、敵側も場合によってはサージェスと共闘するような展開があっても良いと思うんだけど、戦隊ものとしてはそこまで複雑な構成はやっちゃいかんって事なのかな。

「カブト」も最終回。まあなんだ、平成仮面ライダーの中では、それなりにちゃんと盛り上がった最終回ではなかったかと思う。いろんなところを大あわてでまとめた感じもあり、なんつってもやさぐれ兄弟に最後の見せ場が無かったのは、そりゃどーなんだってところはあるけれど、格好良いヒーローが格好良く活躍する、ってところは最低限押さえてたんじゃないでしょうかね。

[Books] 失踪してうつうつで逃亡かい (25:01)

逃亡日記(吾妻ひでお/著)昨日買った本。吾妻ひでお「逃亡日記」。「失踪日記」、「うつうつひでお日記」の隣に並んでたら、そりゃレジに持っていきますがな。あこぎな商売しますな旭屋書店さん(^^;)。

さて本書は、吾妻さんのマンガがちょっぴりと、あとは対談で構成された本であって、「マンガ」ではないので注意が必要。いみじくも本書の冒頭のマンガ(『受賞する私』)で吾妻さんが描いてるとおり、「皆さんこの本買わなくていいです! 漫画だけ立ち読みしてください」ってのが如実に本書の内容を表わしていると思う。正味そんな本。オレは買うけどな。

まあそれはそれとして、吾妻さんとこのアシスタントBさんが、なんとあの知佳ちゃんであって、しかもその知佳ちゃんが今はイラストレーターとして活動してて、あろう事か彼女が吾妻さんのイラストを描くところを目の当たりにしてしまった、ってのは、なんつーかなー、自分がどんだけ年取ったかを実感してしまって、何やら少々感慨深いものがありましたですよ。ああ、そう意味じゃあ元は取ったのか、オレ的には(^^;)

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

TUX [●Adobeのセレクトボックス、個人情報保護のために、開く度にランダムで順番が変わるとか(笑)]

P2 [永野のりこ氏の娘ののんちゃんがコミケデビューを経てバンド活動とかしてるとかゆー噂を聞いた日にゃぁそら怒濤のような感慨..]

rover [「落語天女おゆい」でしたかのう(w]


2008-01-21 この日を編集

[TV] 定期視聴番組

先週分。「俗・さよなら絶望先生」、「墓場鬼太郎」、「灼眼のシャナⅡ」、「機動戦士ガンダムOO」、「クラナド」、「ペルソナ」、「キミキス」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。「ガンダム」は、いくら正義の味方の秘密組織でも、国家規模の軍勢を相手にしたら、そりゃひとたまりもないわなあというお話。で、ここをどうひっくり返すかが興味の焦点だったんだけど、そこはどうやら、デウス・エクス・マキナの降臨でピンチ脱出、って流れになってしまうのかな。正直そこのところはちょっと気に入らんけど、オモチャ売らんといかんからねえ。

土曜深夜。「ペルソナ」の舞台が富山県ってので少々驚いておったのですが、んー、あんまり富山っぽくないなあ。都市部じゃないところの描き方は、確かに都市部を少し外れた富山、と言えなくもないような気はするけれど、それって富山に限らず、どこでも少し田舎になったらああいう風景になるような気もするし。まあ「バカ」を「ダラ」で統一してくれたらば、舞台が富山と言われても納得するかも知れないけどな(何ゆーとんがけ)。

「ゲキレンジャー」は、真のラスボスはロンくんだった、つーのが正式に明らかになる回。まあ一番軽そうなやつが一番怪しい、てのは定番なので、みんな予想はできた展開ではあると思うが、ロンくん役の人がいまいち押し出しが弱いのがちょっと辛いか。ジャンとリオ様のラストの共闘(するんだよな?)には期待できますけどね。

「電王」はフィナーレ。んーと、これはリョータローやユートの思いが強いから、モモたち一部のイマジンは消えることがなかった、という解釈でよいのかな? 愛理さんの記憶から桜井さん(ユートとは別の時間線を歩く人、になってるのだよね?)が消えるのは、彼が消える(そしてユートがリョータローとは同じ時間の流れにはいられなくなる)ってのも、最大多数の最大幸福、を考えたらそれが最善の正解だった、ということになるのだろうか。してみるとハナとコハナのいた時間線との接点がどうなるのか、ってあたりがまだ、積み残しとしてありそうな気はするけれども、それでも平成ライダーの中ではかなり完成度が高く、何より毎週楽しく見ることのできる、良いシリーズだったと思う。「響鬼」、「カブト」、「電王」と、ちょっと良い感じのシリーズが続いた仮面ライダー、次の「キバ」はどんな感じになるのかな。

「プリキュア」は、ここに来て平成ウルトラのテーマを持ち込んできて、で、平成ウルトラ(の特に初期三部作)で私がすごく嫌いだった、なんだか知らんけどたくさんの人が望んだらそれが力になる、みたいなオチの付け方にもうひと味スパイスが加えられていて、そこにちょっとポイント乗せてあげたい気分、かな。


2009-01-21 この日を編集

[Chinema] 制作プロに向かってがおー (25:07)

全然知らなかったんだけど、ハリウッド版「鉄人28号」なんてのが動いているのかい? →公式サイト(すんげー重たい)。んーと、これは金取る気で作っとるのかね? 「ネガドン」レベルのCG映像に、劇場に出向いて金を払ってくれと? (『ネガドン』のレベルが低いというわけではないですよ、あちらはパーソナルな3D-CGムービーとして、大変高いレベルのものだと思います。オレは『ネガドン』、好きではないですが)

そもそも「鉄人」ってのはその出自にしてからが、アメリカ相手の戦争で不利になった日本が、一気にアメリカを叩きのめすために作ったロボットなんだが、そこに目をつぶってでもコレをネタで映画を作ろうと思ってしまうくらい、ハリウッドはネタ不足に陥っておるのかね。いっそ「忍者部隊月光」とかを今風にリニューアルした方が良いんじゃねえの?

そんなこんなでトレイラーを見ても「それ『鉄人』なのかい?」としか思えないブツな上に、どう見てもこれが興行収益的に良い仕事をするとは思えないネタなんだけど、ホントにこれ、小屋にかける気なのかね? ダメ映画スキーなオレだけど、コレには惹かれるものを感じないなあ。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [えーと、オフィシャルサイトの crew を見てみますと、香港映画スタッフですね。んで、teaser以上の予定は現状の..]

rover [速攻で「No」って…。いや、分かりますけど(w。]

水上紫煙 [このトレーラーを作ったIMAGI社は例のフル3DCG鉄腕アトムを作っている会社です。 で、我々の仲間内での評価は(鉄..]

rover [んまあ確かに「いーっひっひっひ」よりはマシかとは思いますが(^^;)……]

taoy@笹塚 [あぁ、そうか、どっかで見たことのあるロゴだと思った>imagi。アトムの次は鉄人…。鉄人を作ったらその次はマジンガー..]


2010-01-21 この日を編集

[PC] ようやく使えるようになってきた。(23:12)

割と苦戦した。ショップで組んで送ってくれるPCは、まずその状態で環境作って、そこからちょっとづつハードの環境を弄っていかないと予期しないトラブルに見舞われるんだな。

なんの気なしに送られてきたマシンから、「こんなのイラネ」つってビデオカード引っこ抜いたら、あっという間にシステムが不調になってしまった。多分BIOSの設定でPCI Express関係をいじってやる必要があるんだろう。なんせ最近ハードの方は全然触ってなかったもんだから、いろいろ分らんことが多いわ。

つーこってキカイの構成をショップの出荷状態に戻してインストール作業してみたらあら不思議、とってもサクサク作業が進むわ(w。

若干アプリの復旧で手間取った(古いFlashのシリアルナンバーを一瞬見失って相当焦った。アップグレード版ばかりのウチの環境、これがないとSTUDIOを使えないんでございますよ)けど、どうやらほぼ、必要とする環境は揃った感じ。やっと仕事に戻れます。

仕事ください(w。

それはそれとして、環境変えたらHDBENCH。ってHDBENCHは最近のデュアルやらクァッドやらいうCPUにもちゃんと対応しているのかね。

★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name    
Processor   Pentium III 2500.12MHz[GenuineIntel family 6 model 7 step A]
Processor   Pentium III 2500.12MHz[GenuineIntel family 6 model 7 step A]
VideoCard   NVIDIA GeForce 8400 GS
Resolution  1280x1024 (32Bit color)
Memory      2096,140 KByte
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 3  
Date        2010/01/21  18:34

Intel(R) 82801GB/GR/GH (ICH7 Family) Serial ATA Storage Controller - 27C0 プライマリ IDE チャネル
Intel(R) 82801GB/GR/GH (ICH7 Family) Serial ATA Storage Controller - 27C0 セカンダリ IDE チャネル Hitachi HDS721032CLA362
Intel(R) 82801G (ICH7 Family) Ultra ATA Storage Controllers - 27DF プライマリ IDE チャネル HL-DT-ST DVDRAM GH24NS50
Intel(R) 82801G (ICH7 Family) Ultra ATA Storage Controllers - 27DF セカンダリ IDE チャネル
LSI Logic 53C875/53C876 Device
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw 96731 353141 356286 194764 119397 245145 29
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive 52521 32773 11380 160 75294 55986 32757 29915 C:\100MB

ふうむ、HDBENCH的にはデュアルコアCeleronは、PenⅢデュアル扱いになるんだね。先代の計測結果から見ると、トータルでパフォーマンスは倍になったってことになるか。んまあHDBENCH自体、2001年あたりで開発は終了しているものだから、あくまで目安って事で。

[Oldbooks][News] 夢に満ちてた時代もあった (23:52)

航空機年鑑の裏表紙昨日の発送分、航空情報増刊、「世界航空機年鑑 1969」。基本的に1968年の飛行機たちを紹介するムックってことになるんだけど、表4を飾るのは最近倒れてしまった日本航空の広告。サムネールをクリックすると大きい画像(720×960)を表示しますが、いろんな意味で夢に満ちあふれた広告であるよな。まだ747も導入されていない頃の、これからどんどん行きまっせ的な夢と希望に満ちあふれた未来予想(願望)であることだな。そういえばNHKで「空中都市008」が放映されてて、コンコルドをはるかに凌ぐ超音速機、HSST(だったっけか)なんてなアイテムが登場したのもこの頃だったっけか。

いろんな意味で未来にはワクワクするものしか待っていないと思っていた頃のビジュアル。懐かしくもあり、何やら切なくもあり。

[News] 訃報(24:30)

エリック・シーガル(『ある愛の詩』の)も亡くなったのかと思ったら、今度はロバート・B・パーカーの訃報(毎日.jp)が。ここ最近一体どうしたことなんだろう。

かつてディックが亡くなった時、「これでもう同じ話を読まなくても良くなった」と行って涙した(これはディックを愛しているが故のセリフなんですよ、為念)ファンがいた、と言う話は一部で有名だが、パーカーの訃報に接したファンの反応というのはどういうものになるんだろう。この人の作品は、特に日本では菊池光さんの訳と密接に関係していると思うんだけれど。

そのあたりの著者と訳者の関係性も込みで(つーかこの組み合わせじゃなかったら、一体どうなっていたことだろうと考えることも無くはない)、かなり好きな作家さんでした。楽しいシリーズをどうもありがとうございました。定期的にスペンサーたちのダイアログに触れられなくなってしまうのは、とても淋しいね。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

でした [その日航の予定通りにいってたら、今頃はきっと 火星基地までの宇宙航路とか出来てますよね。 うーむ、こんなはずでは。]

rover [ですよねえ。世が世なら、今や008はできてておかしくない時代のはずなんですもんね。 ジェフ・トレーシーさんが去年生ま..]


2011-01-21 この日を編集

[Anime] (たぶん)定期視聴番組

木曜深夜編。「フリージング」、「魔法少女まどか☆マギカ」、「Rio RainbowGate!」。ノー天気な二本に挟まれて、実は一番ほんわかしててもおかしくなかったはずの魔法少女がついに牙を剥いた、みたいな(^^;)。

んー、すごいことやって来たなあという感じだな。なんというか、うめてんてーの絵で引っぱりつつも、油断できないスタッフがまだ控えてるんですからね、何が起こるか判らないですよ感、みたいなものは確かに持たせて作ってたんだなあと思うが、こうきたか(w。

毎回「魔法少女」って物に対する(ワシらの勝手な)共通認識みたいな物に、少しずつずれた答えを返してきてるんだな、これ。

さて来週は何をずらしてくれるんでしょう。ある意味興味津々だわ。

[Day] 一段落(仮)

一応チェック前の納品だけど、出すには出した。年末年始の3連発、これにて小休止。どんだけ修整返ってくるか判らんので、まだ油断できないけど。

って事で明日は今年初の南大阪ドサ周り〜。


2012-01-21 この日を編集

[Day] 一日ステワしてた

ステマじゃないよ、ステルスワーキング、でステワ。公式にはお休みでーす、で実はお仕事、っていつものことか(w。

去年の頭からやってるルーティンワーク的お仕事、仕事量に比べて人手が圧倒的に足りなかった(去年の秋以降はオレしかいなかったので、結構大変だったのよ)のが、今年から追加メンバーが入ってくれたので、そちらのメンバーさんの慣熟作業のためのアドバイザー的なことをちょっとやらなくちゃいけなくて。

久しぶりにSkypeチャットが賑やかなことになっております。


2014-01-21 この日を編集

[F1] おかえり、可夢偉

小林可夢偉とマーカス・エリクソン、ケータハム2014年F1ドライバー: 公式発表(F1通信)。復帰はちょっと無理なんじゃないかなあと思ってただけに、これはちょっとしたサプライズ。

ケータハムってことで楽なシーズンとは行かないだろうけど、また可夢偉の走りを応援出来るのは嬉しいね。

いろいろ苦労は多いんだろうけど、がんばって欲しいです。


2017-01-21 この日を編集

[Books][Kindle] 最後にして最初のアイドル

草野原々 著
B01NCA4FBB Kindle版 \130

もしもクラークがアイドルオタクだったら

古月みかは産まれた時からアイドルオタクだった。何を与えても泣き止まなかった赤ん坊が、アイドルのステージを目にした瞬間、ぴたりと泣き止んだのだ。そこからみかのアイドルオタク、成長してからはアイドル自体を目指す日々が始まる。どちらかといえば引っ込み思案で不器用な少女だったみかは学園でもっともアイドル的な美少女、新園眞織と出会い、積極性も身につけてアイドルの夢を追う。だが残酷な現実が彼女を待っていた。

…などと書き出すと、何やらまっとうな話に見えますがこれは第4回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作。SFコンテストで「特別」賞ということはつまり何かが変な可能性がある、ということだね(w。

あらすじで紹介した、比較的全うなライトノベル的、または最近流行りのアニメ的なアイドルを目指す女の子のお話が、現実はアニメほど甘くはないんだぜ、的な結末を迎えるまでが本書の前半。ここは正直ライトノベルの新人賞に応募したが、せいぜい二次選考止まりの文章で綴られる。うまくはないけどまあ読みづらくはないのでふんふん、と読んでいくとここからお話は不穏になっていく。アイドルを目指した(敢えて完了形)女の子のお話はいったん措いて、彼女を取り巻くセカイの方に何やらただならぬ事態が発生し、その事態は世界に壊滅的な影響を与え、その中で主人公、みかが何を経験していくか、が後半のお話。で、こっちは前半ではちょっと気になった、あまり上手くない文章の捌き方が、とある要素によってそんなに気にならなくなってくる。それは「SF」。

壊滅状態の地球にあって親友、眞織の助けも借りてサバイバルしていくみかは、アイドルを目指す地味な少女から、なんだか訳の分からない存在にどんどん変貌していき、それと呼応するように環境も宇宙規模で変容していく。このあたりになると次々とたたみかけられるのはSFジャーゴンで、こいつのおかげで文章の下手さとかはさほど気にならず、逆になんだかわからんが勢いは楽しいぞ、って展開が待っている。「バブリング創星記」的というか、「ジーリー・クロニクル」的というか、勢いで押してくるハードSFにお話が変貌するのだね。

その上でむりくり「アイドル」にも話を関連づけてくるあたりはなんというか、力技も極まれり、とでも言ったらいいのか。AKBなにがしが「会いにいけるアイドル」を標榜して覇権を勝ち得たのだとしたら、その次に来る「アイドル」はなんなんだ、と宇宙規模のハードSF的展開がごっちゃになってお話は進み、最後は割と、

放り投げたね(w。

そこを気持ちいいと思うか、なんでそう〆る? で評価は変わってくるのかも。自分は割と後者寄りかな。いきなりこっちに振るなよ、ってのが読み終えて直の感想でしたね。ただまあ、電子書籍オンリーの配布でお値段130円、というコスト・パフォーマンス的には超優等生。試し読み気分で読んでしまえる、ってあたりは悪くない作品と言えるのかも。怒る人もいると思うけど、お怒りもお値段なりに、とは思いますよ(^^;。

★★☆


2018-01-21 この日を編集

[Anime][SpFX][TV] 定期視聴番組

土日の分。まずは土曜深夜、「デスマーチから始まる異世界狂想曲」「ダーリン・イン・ザ・フランキス」「魔法使いの嫁」。ううむ、ここはちせちゃんさえ居てくれたらそれで良いかなあ。「デスマーチ…」はそれでもまだ、チートなゲームプレイヤーと異世界の住人という二つの視点から見る世界、ってところにちょっと面白さがあるような気がするし、半笑い枠としては申し分ないとも言えるんですけど、「…フランキス」はどう評価したらいいのか。「あの夏で輝きをねらえ2!」つー感じで。まあ「あの夏」要素は青髪の子が不憫、ってとこだけなんですけど(^^;。ただ全体としては、ピンとこない。あ、ナオミさんが一命を取り留めたのは良かったですけど。「魔法使いの嫁」はああ(どう)見えてちゃんとハイ・ファンタジーしてるのが素晴らしいなあ、と。今週は上手くシルキーのエピソードも織り込んできていましたね。

日曜朝。「ビルド」は一応悪役サイドのグリスのチームも結構いいヤツ揃ってるぜ、なお話。あとはなんだ、ボトルは振るより絞る方が何かとヤバいこと多そうだよ、みたいな。

「キュウレンジャー」、ラスタチ盛り上げ中。表情が出せない分、非ヒューマノイドタイプの救世主は終盤採り分少なめなのがちょっと可愛そうだね。

「西郷どん」はちょっと綺麗事方向でお話が進んでる感じだな。2年続けてクセ弾喰らっちゃったもんだから、少々物足りない感はあるかも知れないね。


2019-01-21 この日を編集

[Day] こりゃちょっと医者に診てもらおう

とにかくいつまで経っても事態が好転しないので、ちょうど明日の火曜日は普段喘息のお薬を出してもらう時の先生の担当日なので、喘息とは関係ないけど、ちょっと診察してもらう事にする。注射でも点滴でもいいから、ちょっと楽になりたいので。


2020-01-21 この日を編集

[Books] 星系出雲の兵站 -遠征- 2

星系出雲の兵站―遠征― 2(林譲治/著) 林譲治 著
カバーイラスト Rey.Hori
カバーデザイン 岩郷重力 + Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031401-9 \840(税別)

盤面の敵

ノイエ・プラネットが持ち帰ったデータから、ガイナスの発祥地は敷島星系である可能性が濃厚になる。その敷島星系のガス惑星、桜花の軌道上に謎の構造体が発見され、人類コンソーシアムから、捕獲したガイナス艦を利用した調査艦隊が派遣されることになるのだった…。

第2シーズンの第2話。「スター・ウォーズ」なら「帝国の逆襲」だ(w。向こうは壮大な負け戦の物語だったけど、こっちはそうだな、第1期がロジ系SFというちょっと新しい切り口で攻め込んできたのに比べて、第2部は一転、棋士同士の一手一手を追っていく感じが特徴と言えるだろうか。かつて「SFファンタジア」(だったと思う)で高千穂遥が小沢さとると松本零士の潜水艦マンガを批評して、「前者は棋譜を追い、後者は棋士の表情を追っている」なんて書いてたような記憶がある(それの是非は措いときます)けど、その伝で言えば本作は棋譜を追うことに注力した作品、と言えるんじゃなかろうか。

そこのところの面白さは流石、と思うけど、反面一期の面白さだったタイトルにもある「兵站」の部分はかなり削られてしまったあたりがちょっとだけ残念かも。あと、必要ではあるんだけどキャラクタが増えてしまった分、いつものメンバーの影がちょっと薄くなってしまったか。替わってスポットライトが当たるのは、前巻で登場したトリックスター、烏丸少将とその一党。その個性の面白さは存分にあるし、彼らを中心にした、兵站からは一時離れ、「敵を知る」と言う行為の方に重点が置かれている。そこは充分に面白いんだ。先に書いたように「棋譜を読んでる」感がなかなか良い感じなのだね。

一応本書は、棋譜で言うなら序盤戦。自分は将棋も囲碁もよく解らん人間なんだけど、なぜか新聞の将棋や囲碁の棋譜、と言うかそれに伴う解説を読むのが結構好きなんですが、その連載記事の第1回、第2回あたりを読んでる感じがする。序盤のしかかり、お互いの構想の組み立てはじめのあたりの探り合い、みたいなものがメインになっていて、かつ本書の終盤でようやく動きがありそう、と思わせる展開で次巻に続く、という造りである以上、次巻はかなり大きな動きがありそうだ、と思わせてくれるあたりは嬉しいね。次巻では第一期のおなじみのメンバーも何人か復帰してくれたらさらに嬉しいな(w。

あああと、本書のMVPは多分、烏丸少将の副官の三条参謀だと思う。トリックスターに振り回されつつ、意外にその視点は冴えている普通の人、って感じで大変結構でした。

★★★☆

[Day] 恐ろしいことに気づいてしまった

種なしの梅干しを包丁でがんがん刻んでペースト状にした物があると、やたらと熱燗が進むことを発見してしまった。晩飯の手巻き寿司用に用意したんだけど、寿司ネタが無くなったあともこいつをつまみにちびちびと。結局倅と二人で8合開けてしまった。これは危険だ(^^;。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

まなたけ [8合は凄い〜ま、灘があるから、すぐに買い足せるから安心!安心!^^;🖖🏼]

ROVER [二人ですから、一人アタマ4合なので余裕っすよ(w。]


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ジュヴナイルとしてなかなか良質

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