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久々に高飛車なSPAMがやってまいりましたよ。
あなたの「未払い記録」につき、l-rover@kobe.email.ne.jpの電子メールアドレスから 氏名調査・所在調査を行い、平成16年3月27日(土)までに正式な関係書類 を持参の上、あなたの自宅に訪問致します。 ---------------------------------------------------------------------------------- ■訪問対象 :l-rover@kobe.email.ne.jpの電子メールアドレス使用者及び契約者 ■訪問理由 :自動延長システムによる利用料金の発生と滞納 ---------------------------------------------------------------------------------- l-rover@kobe.email.ne.jpの「申込記録」 ■登録日時 :平成15年8月27日(水)22:36 ■登録ID :l-rover@kobe.email.ne.jp ■SITE名 :動画裏ちゃんねる ■商品名 :自動延長システム180日パック ■期間 :180日 ■料金 :¥36,800 ■延滞利息 :年利14.5% 動画裏ちゃんねる支払い窓口 ■E-mail :urachannel@fastmail.gr ---------------------------------------------------------------------------------- ※注意 当方は法人ではありません。独自の判断で回収致します。 あなたの自宅に訪問する際、交通費、調査費用等は別途請求致します。 原則的に、午前9時から午後8時までの間に訪問致します。 あなたが留守の場合は訪問時間が大幅に前後する場合があります。 本状到着までにお支払いの場合は、行き違いにつき何卒ご容赦願います。 ----------------------------------------------------------------------------------
きゃあ怖い(w 。とりあえず警察には通報しますたけど、延滞料金の支払い方法書いてない(メールで聞いてくれ、とな?)んじゃ、お金回収できないんじゃないかしら。これで金儲けられるの?
なんでもすでにブツがヤフオクで出回っているという、週刊文春に出版差し止め仮処分 田中前外相長女の記事で(asahi.com)。いやまあワシも朝刊で文春の広告見て、あら、買おうかしらと思ったぐらいだから(^^;)。で当然文春側は反発してるわけだけど、なんだな、文春側が主張する、前外相の後継者問題に絡んだ内容で、いわゆるスキャンダル記事ではない
というのも、一定の説得力はあるよなあと思ったりもしますな。
以下、記事読んだわけじゃないのであくまで仮の話ですよ。
文春がたとえば、田中真紀子が自分の地盤で世襲制の王国を作ろうと画策していて、そのために母の反対を押し切って一度は結婚した娘を離婚させ、自分が選んだ婿を長女にあてがって政界へ進出させようとしている、と言うような内容の記事を書いていたのであったとしたなら、それはそれで意味のある記事になるわけだよね。記事に担ぎ出されちゃった娘さんはまあお気の毒だが、そりゃ公人を親に持った時点で多少は覚悟しておくべき事なんじゃないのかな、と。
問題になるのは個人のプライバシーの問題なのではなく、公人である政治家が、地盤を私物化しようと画策している事を告発する過程でこの記事になったのならば、それはそれで報道する価値はあるのではないかな。もちろんその記事がホントにしょうもないゴシップ記事でしかない可能性もあるんだけどね。
ま、それはともかくニュース的には、田中真紀子の長女は私人で松本智津夫の三女は公人。この差はどこら辺にあるんでしょう。親の影響力なんですかね、やっぱ。
「医学都市伝説」さんの更新日記Blog読んで真剣に驚愕。このまえサイコドクター楷恭介さんも使ってた、箱庭療法用の人形やらなにやらって、こげにアホらしい値段がする物なのかい。こんなん、チョコエッグとタミヤのMMとトミカでなんとかなりそうな物ばっかりじゃん。世の中、思いもよらないところに無体な稼ぎのネタが転がってるもんなんだなあ。バーリンデン*1あたりに依頼したら、超リアルな箱庭療法ができるんじゃないだろか。リアルすぎても、それはそれであかんのですかね?
*1 フランソワ・バーリンデン。ベルギーの有名ガレージキット・メーカー。リアプロジェクションを用いたディオラマで模型ファンの度肝を抜いた人。現在はバーリンデン・プロダクツ社を興し、さまざまなキットのディティールアップ・パーツなどを製作、販売している
UXGA対応のLCD 新発売!(EIZO)。そっ、そっちのモニターに誘って欲しかったよう(つoT)。
CS スター・チャンネルで「リオ・ブラボー」。1959年ワーナー、監督ハワード・ホークス、出演ジョン・ウェイン、ディーン・マーチン、アンジー・ディキンソン、ウォルター・ブレナン、リッキー・ネルソン。ガキの頃テレビで見て、やたら面白かった覚えがあるので鑑賞。つか基本的に私、西部劇好きなんですよ、ええ。
なんでもハワード・ホークスは(どうやらジョン・ウェインも)、フレッド・ジンネマンの名作、「真昼の決闘」があまりお好きではなく、オレに造らせたら、あんな軟弱西部劇よりよほどカッコいい西部劇ができるぜ、てんで撮ったのがこの映画なんだそうで、確かに悪党と戦うのに街の連中の協力を取り付けようと苦心するゲイリー・クーパー保安官に対して、こっちの映画のジョン・ウェインは、はなっから「堅気の衆に迷惑はかけねえ、オレが何とかする」ってなオトコ臭さをぷんぷんさせる。ヤクザ映画と同じノリだ。
ただ、ヤクザ映画と違うのは、基本的にワビサビな日本人とフロンティアスピリットでゴー! なアメリカ人の考え方、あたりかな。日本式映画ならかつての凄腕ガンマンで今はアル中に身を持ち崩しているディーン・マーティンは、たぶん映画の終盤でおいしいところをかっさらって殉職する役どころだと思うけど、アメリカ映画ではそういうことにはならない。前を向いて歩く人間にはそれなりの報酬がある、という、少々あっけらかんとした造りになってるわけで、ここであまりにお約束な展開に拒否感を持ってしまう人もいるかも知れない。「真昼の決闘」は「アウトランド」に化けられたし、「荒野の七人」は(そもそも元が『七人の侍』なうえに)「宇宙の七人」に化けられたけど、「リオ・ブラボー」は西部劇以外には翻案しようのない映画、なのかも知れない。別にそれが悪い事だ、とは思わないけど、ひどく限定された世界の中で、すばらしく輝く男たちの映画、という感じ。あ、元々西部劇ってのはそういうものだわな。
ま、それはともかく久しぶりに鑑賞して、これほどまでに「音のない」映画だったとは、ちょっと驚きました。こういうのがホークス監督好みなのかどうかは知らないけれど、映画音楽、がほとんど用を為していないのね。その分、有名な「皆殺しの歌」と「ライフルと愛馬」のフレーズ(ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンのデュエットだー)がこちらに強くアピールしてくる、と言うところはあるのだけれど。昔の映画って音楽にあまり多くを頼っていなかったのねー。そこで物足りない、と思ってしまうのは、今様な映画に少し毒されてしまったと言うことなのかな。
倅もカミさんものほほんとしてるけど、入学手続きの書類とか最初の学費振り込みとか、ちゃんと間に合うの? 22日締め切りだよ? 私だけが小心者なのかしら、つかこの期に及んでわざわざ一日タイムラグをつくり、その一日で床屋に行って、その翌日に写真屋に行って写真を撮ってもらううちの倅って、もしかしたら大物なのかしら。
そこまでやって撮ってもらった写真は、妙に犯罪者顔だったけどなー。
あとは自宅通学か下宿暮らしに踏み切るかやね。とーちゃんとしてはさっさと男の子には家を出て行って欲しい気がするんだけど、"我々の火力には限界がある"(辻萬長の声で)んでなあ…。
昨日の夕方、各戸にチラシが一枚配られてただけだなあ。それも「くれぐれも火の用心をお願いします」って。今日になって発送のついでにマンションの外観見回してみたんだけど、特に煤がついたような様子もなく。新聞の記事でも部屋の総面積の3分の1ぐらいが燃えた、みたいな書き方だったし、火は出たけど酸素が無くなって自然に鎮火しちゃったんだろう。
亡くなった方にはお気の毒だったけど、事が大きくならなくて良かったね、ってとこですわなあ。
ま、火の取り扱いには注意しましょうって事で。一年で一番火事が多い季節は、真冬よりもむしろ春が近くなったころ、とか聞いたような気もするし。
わ、チェックし忘れてた。ま、フリーの、それも初日だからなんつー事もないけど、一応アンソニー、アレクサンダーのサード二人、んでフェルナンドにフェリペと。AAFFと来てますな。トヨタが相変わらずイマイチぱっとしないのと、ルーベンスももひとつって感じに見えますな。
アグリはまあ指定席なんだけど、これはしかたないだろうな。とりあえず当面はミッドランドあたりが目標ですか。ホンダ対トヨタだなあ。
予選の3パート目について、改善した方が良いんじゃないか、って声も出てるようだけどどうなんでしょ。確かに今のルールだと最初だらだら中ぱっぱ、赤子泣いたら全力疾走、って感じで、見どころはラスト数分って感じになっちゃうけど、それはそれでメリハリがあって良いんじゃないかな、とも思うし。しばらく様子見てみたらいいんじゃないの?
iyenさんの日記経由、バンダイ、W-SIM利用の「キッズケータイ papipo!」6月発売(ケータイWATCH)。
バカだなあ。ファイズフォンにしとけよ。マージフォンでもええやん。最低限の機能だけ積んで、ちょいちょいガワを換えられるような価格設定にしといたら、大きなお友達ががんがん買い換えてくれるだろうに。
ってとっくに開幕してますが。
朝起きたらすでにフリーは終わってて、アンソニー4位にタク9位。予選はまた別な話だけど、少なくとも今年のスーパーアグリは遅くはない、ってことは証明されたっぽい。
こうなるとカスタマー・マシン論争の方も加熱しそうではあるな。本格的にごたごたするのは、ヨーロッパラウンドに入ってからだろうと見る向きが多いみたいだけど、どうなることやら。
とりあえずLiveTimingにラージサイズが登場してくれて、老眼乱視なオジサンには大変ありがたいぞ、と。
うわあ…。
上手くすれば最初のノックアウト6台からは逃れられるかも知れないなあとは思ってたけど、アンソニーはQ2ノックアウト組のトップ、タクに至ってはQ3まで進んでいるではないか。どうしたことだスーパーアグリ。さっそくスパイカー、スーパーアグリに対してのみ異議申し立てへ(F1通信) つー流れは来ますわな。ギリギリのタイミングでの新車投入だったのが幸い(それとも最終的には災いなのか?)して、この異議申し立ては一旦却下され、話は調停へと流れる模様(参考記事:F1通信・カスタマー・マシン論争、調停へ:スーパーアグリへの異議申し立ては受理されず)。アグリ側は自信を持っているみたいだけど、この話はしばらく揉めるのかもしれないな。
予選そのものはBMWの速さが際だっておりましたな。あとはフェラーリ、ルノー、マクラーレンが当面のトップ4、と言う感じか。CSでは今宮氏が、アロンソは、まだマクラーレンとブリヂストンの使い方を完全にモノにしてないこと、ライコネンの方は、シーズンが開幕して本格的にマシンを攻めるようになっている、てなことを指摘なすってて、結果的にそこのところの差で、フロントローがライコネン、アロンソの順になった、ということになるのかな。その後におひげが妙にカッコいいハイドフェルド、で、ハミルトンがその後につけてるのがちょいとスゴい。ほんまもののサラブレッドなのかな、この若いのは。
がっかりなのはホンダだよなあ。トヨタはともかく、アグリより遅いってどうなのよ。マレーシアGPでは大きな改良を加えてくる予定らしいけど、何より先にやるべきなのは、塗り替えだと思うんだけどな。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「Project Blue 地球SOS」、「ウルトラマンメビウス」、「天保異聞 妖奇士」。「ルルーシュ」、放映時間が微妙に違ってたみたいでお尻の方がちょん切れてしまい、サブタイトルになっていた"学園祭宣言"とやらがどういうものであったのか、わからずじまいでございました。憶えてたら水曜日に見せてもらおう。「地球SOS」は、相変わらずラジオ切れや、な話だったんだけど、それを別にすると異星人の手が伸びて黄昏れた地球の様子の描写がなかなか良い感じであった。
さて「メビウス」(皇帝の降臨)は、最終三部作と銘打ったお話の第一弾。脚本は長谷川圭一。
んーと…。
圧倒的な力を背景に、3時間以内にメビウスを引き渡せと迫るエンペラ星人。GUYSジャパン総監であることを明かして人類とウルトラマンは共闘していこうと説くサコミズ隊長、たちまち始まる(誰が始めた?)電話アンケートにFAX募集、3時間後(その間、やさぐれイエロージャーナリストの特別番組は生中継で進行中)に出た集計は国家の決定すら覆す。メビウスを渡せと迫るえんぺらさんは、メビウスを引き渡す、と決議されなくても別に困ることもないらしい…。
はい?
気持ちはわかるんだ。人類が総意でもってウルトラマンとともに戦うという結論を導き出す、という展開を演出したいのだよね。それを「量」として表現するために、電話アンケートだのFAXだのを持ってきたわけだよね? しかしなあ…。
なんというか、夢のない話だなあと思った。あたしゃ「ティガ」の最終回の、頑張る人間の努力がことごとく報われず、何となく「光をー」と祈る民衆の祈りがウルトラマンに力を与える、という展開があまり好きではないのだが、それでも電話アンケートに比べたら、はるかに夢があったよなあと思ってしまったぞ。あまりに理屈優先な展開なのではないかね、これは。
「妖奇士」も、これは終盤に向かっているんだろうな。黒幕扱いだった鳥居耀蔵も、彼なりにちゃんとしたポリシーのある国士であることが分かる一方で、なによりも個人レベルの平安を求めるアトルが、理想と現実のギャップでわけ分からん状態に陥ってしまってさあ大変、みたいな。面白くなって来ていると思うんだが、エンジンかかるまでに時間かかりすぎたかなあ。
5時前にダウンして、ちょっと寝たのでまあこの前の完徹よりは多少は元気はあるんだけど。ゲーム屋やってたころ、なんであんなに毎日夜更しと徹夜ができたんだろう。
若かったからだよ。
…そうですね。
とりあえず向こうが言ってきたことは全部一通り対応できたので、気になってるところをちょっと対応中。とにかくIE6で表示が盛大に崩れるってことで、多分例のmargin指定でバイキルト、なIE6では周知のバグが絡んでるんだろうな、ってことで。わざわざノートの電源入れてIEでチェックってのも面倒なので、XP環境でもIE6のブラウズ環境を追加してみた。参考にしたのはIE6 と IE7 と IE8 を同じマシンで共存させる方法 - IT戦記。一応IE6でのチェックができたらそれで良いのだが、MultipleIEsがいろんなヴァージョンのIE入れられるようなので、シャレでIE5.5も入れてみた。使わんけど。
インストール自体は問題なく終了。ただ、別のお仕事の相手先から、IE7 Standaloneで他のIE の表示がおかしくなるみたいだよ、って話をうかがってたんだけど、確かにそれ、起きるみたい。ウチではいくつかのindex.htmlファイルがIEではただののっぺらぼうな表示になってしまうようだ。いいの、気にしないから。
と言うわけで今時こんなものが必要な人はほとんどいないだろうけど、自分用にメモ。
あああとこれ、XP環境では有効だけど、Vistaでは上手く動かないみたいです。
最近付き合ってる仕事相手の中では2番目に厄介なDG君から新しい仕事の依頼が。値段はやっすいけど短納期の仕事なんでまあこれはこれで良いかってところではあるんだが、ここのところ結構キツ目の対応をしてきた自覚があるだけに、そろそろ切られてもおかしくねえなあと思ってた矢先のお仕事オファーにちょっとだけ驚いた。言外にあんたバカなんじゃね? 的なニュアンスを含めたメールを送った憶えもあるんだけどね。
何なんだろう、折れない心の持ち主なのか、そもそもこっちから言ったことが何も伝わってないから、こっちが何を言っても基本的に効果がないって事なのか。
一番厄介なお仕事相手でもあるTRちゃん同様、東京で仕事してる人なので、今はいろいろ不便も多いと思うから、若干甘めに対応しても良いのかな、と思う反面、でも実際に仕事したらストレス溜まるんだろうなあとも思ったり思わなかったり。ま、仕事振ってくれるのはありがたいですから、がんばりまっす。
そのTRちゃんと電話でちょっと話したんだけど、東京でも食料品なんかはかなり買いづらくなっているらしいですな。いろいろ大変でしょうが、そこのところは上手くやって欲しいとは思ったことでした。こちらでも今日はちらほら雪が降ってたりしたし、いろいろ大変でしょうけど何とか元気でやって欲しいとは思ってます。
頑張りすぎず、でも明るくね。
3/18、XREAのいくつかのサーバで0:00から、増強メンテが行われるとかで。PHP5へのアップデートがキモらしいが、機器の交換もコミなんだろうか。とりあえず日記書こうと思ったら繋がらない状態になっちゃってたので、いろんなものは翌日持ち越し。
木曜深夜分、「ペルソナ4」、「妖狐×SS」、「パパの言うことを聞きなさい!」。いよいよラスボスとの対決に向かう「P4」。ってまあこの流れでそこそこ意外で、かつ納得できるラスボスと言えばあの人、って事になりそうな気がするんだけどどうなんでしょ。奈々子復活の流れはあれか、沖田艦長方式なのかと思ったんだけど予告ではクマ君の声がしておったなあ…。
「妖狐」と「パパ聞き」も良い感じ。「妖狐」の、なんというか非常に「狙った」絵柄でかなりヌルいことをやってきてる感じがかなり好き。「パパ聞き」も、この世界観なりのリアル、はちゃんと押さえてると思う。ファンタジーなんだけどね。
完全に忘れてたー。過程が全く分らないんだけど最終的にマクラーレンがフロントローというのは久しぶり。今年は好調かも、といわれてたメルセデスだけど、シューマッハがしっかり4番手に食い込んでる。Q1絶好調だった可夢偉はその後ずるずると後退。タイヤとの相性? 5、6番手のレッドブル勢が巻き返すのか、今年はそうはいかないのか、さてどうなりますか。
高野史緒 著
カバーイラスト たまいまきこ
カバーデザイン 岩郷重力
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
ISBN978-4-15-208449-1 \1900 (税別)
コンピュータや人工衛星、核エネルギーの技術までもがすでに実用の域に達していた古代世界。だがローマとゲルマンの全面核戦争によって進んだ技術は失われ、世界にはわずかにその時代の名残が残された中世世界。信心深い医師であったファビアンは、トゥールーズ市の包囲戦のさなか、不思議な二人連れと出会う。年かさの若者、アルフォンスは、この時代において異端とされる科学に全幅の信頼を置いていた。彼と出会ったことでファビアンの信仰にも微かな波紋が生まれ…
軽石庵からJコレ借りて読もうシリーズその9。かつて人類は宇宙に覇を唱えるほどの文明を持ちながら、何かの理由で一度没落してしまい…ってのは、SF、それも古き良きSFでは割に見かけるパターンだったけど、こちらはそれを、一種の時間改変もの的テイストをまぶしながら、かなり小さい規模で再構成したような世界。そんな世界で語られる連作集は、うーん、ちょっとちぐはぐかな。
自分達の世界とはちょっと違った軸の上にある世界での、お耽美ストーリーだったり聖杯戦争(ん?)だったり、一種の「神」にまつわる物語だったり。それぞれのお話はそれぞれでかなり完成度は高いのだが、通して読んだときに、「これは『アイオーン』という物語だった」感が非常に稀薄なの。
信じるに足るとはどういうことなのか、ってあたりが根っこのテーマなのかな、とも思えるのだが、どうにもそっち方面へは気持ちよく斬り込んではくれずに、その周辺でちょっと違ったことをいろいろ試している感じ。それなりに端正な世界が出来ているだけにどうもこう、しっくり来ないというかなんというか…。
悪くない、とは思うんだけど、ここがすごいよ、って言えるようなところもない感じなんだよなあ。
★★★
タイミングモニタで観戦。序盤はベッテル鉄板、意外に差が開かないまま中盤以降に突入して、ピットワークで結構動きがあったような感じに見えた。レッドブルに去年までの速さはないのか、キミの走りがクレバーだったのか、ちょっとイリーガルなピットワークを持ち込んできたスーティルが一種のトリックスター的役割を果たしたのか、どれが正解? 何はともあれ序盤のマッサの走りも含めてフェラーリが結構速く、ロータスは予想外に強く、そしてレッドブルは今のところ盤石とは言えない、と来たら何となく今年のシーズン、楽しみなんじゃないかと思えてくるよな。
ここにマクラーレンとメルセデスが絡んでくれたらさらに面白い事になりそうな気はするんだけど、そっちはどうだろう。ザウバーの体たらくを考えたらペレスには良かったのかも知れんけど、マクラーレンにとってはそれは正解だったのか? って話にもなるし、ハミルトンを得たメルセデスも、鶏さんに牛刀を搭載した感は無しとしないんだよなあ…。
予選は完全に出遅れ、決勝もラスト15周ぐらいをタイミングモニタで観戦。ゆえにすでに可夢偉もベッテルも止まっちゃった後。
いくつかの下馬評はその通りだったようで、具体的にはメルセデス強いんじゃね? とマグヌッセンは親父の犯した過ちは繰り返さないんじゃないか、ってところかな。
ポディウムに立ったのはロズベルグ、リチャルド、マグヌッセンという大変フレッシュな顔ぶれ、だったんだけどリチャルドのレッドブルには規約違反があったということでレース結果から除外、バトンが3位に繰り上がったとのこと。燃料流量が規約より多かった、って事はそれだけパワー出るクルマに乗ってた、って事なのかな。いろいろ苦労してるらしいレッドブル、出だしは散々な感じね。
マルティーニ・カラーをまとったウィリアムズ、今年は上向きって話も出ているようですが、マッサが可夢偉に潰されちゃったのはなんとも残念。ブレーキトラブルでどうしようもなかった用ですけど。ただ、チームメイトのボタスが6位(あ、5位になるのか)フィニッシュしてるってことは、それなりに今年は期待できるのかも。あのカラーリングはちょっと嬉しいよね。
二日がかりで「ハマトラ」、「黒子のバスケ」、「ニセコイ」、「世界征服 謀略のズヴィズダー」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ハピネスチャージプリキュア」、「マギ」、「ウィザード・バリスターズ」、「のうりん」。
「ハマトラ」、なんだろな、集合知(ではないな、集合意識、みたいなものか)が暴走するととても怖いぜ、ってのは理解できるし、そこのところの描写も悪くないと思うんだけど、絵を、ね、もうちょっと、ね(^^;
土曜深夜は良い感じ。「ズヴィズダー」が何やらシリアスになってまいりましたな。
日曜日、「トッキュウジャー」、うん、先週乗り切れねえ、なんて書いたけど、今週は結構楽しかったぞ。今年のレッド(今年に限っては『1号』だけどね)は「ゴセイジャー」のレッド君に近い位置づけなのかしらね。「鎧武」はこれ、ミッチがどれくらい黒いのか、ってのと貴虎さんがいつデレるのか、ってあたりが興味の中心ってことになるんでしょうかね。「プリキュア」は近年稀にみる良い出来。「マギ」、大きい話が動いてるんだけど、それがイマイチ伝わって来ない感じ。「ハマトラ」もそうだったけど、絵って大事よね。
「ウィザード…」、「のうりん」、ともにラスボスでリキちゃん大活躍、的な。
吉田秋生「四月になれば彼女は」(海街Diary 6)。そのタイトルは少々不穏なんじゃないか(だってその歌の彼女、死んじゃうんだぜ)などと思いつつ購入、帰って奥付見たら2014年7月初版って、アンテナの錆びっぷりも半端ねえ(^^;。
前巻から間をおかずに語られるエピソードたち。一度恋に破れた長女と次女の新たな恋バナに進学を迎えるすずの葛藤と周囲の人々の様々な心模様を織り込んで、今回もなかなかに読み応えあり。んまあ狭い世界で起きてるお話故に、知ってる人が知ってる人とくっつきすぎ、みたいなきらいはどうしても出てきてしまうんだけど、悪くはないと思う。金沢編がちょっと良かったですよ。北陸弁にたっぷり触れられた、って点を差し引いても。
そういえば実写版の公開が6月なんすね。公式サイトでトレイラーが見れますが、どうだろうねえ。わりにうるっとできそうな映画だなあとは思いつつ、微妙なソウジャナイ感も同時にあって。何となくすずのまわりの中坊くんたちの話はばっさりカットされちゃってる感じはあるんだよな。ただ、三女のチカちゃんを演じる夏帆さんはコミックを実写にした時のリアル、って所では群を抜いてる感じはしてて、ここだけ確認しに行くのも悪くないかなあ、って気はしてる。なにより気合を入れたチカちゃん、ニアリ・イコール(6巻で登場した)糸さん、ってのが、この人ならあるかもな、と思わせてくれるくらいの説得力はあったとおもいますよ(^^;。
伊藤計劃×円城塔 著
カバーイラスト redjuice
カバーデザイン Jun Kawana(ダブルカバー)
河出文庫
ISBN978-4-309-41325-9 \780 (税別)
19世紀末、世界は魂を失った死者にプログラムされた疑似霊魂を上書きすることで、生者の指示のままに動く屍者として復活させる技術が浸透していた。単純な労働力として、また退くことを知らぬ兵士として、屍者たちは人々の生活に浸透していた。そんなある日、ロンドン大学の医学生ワトソンは指導教官のセワード教授に声を掛けられ、謎めいた建物に誘われる。表向きは「ユニバーサル貿易」を名乗るそこは、実は大英帝国の秘密諜報機関の本拠だった。そこでワトソンはひとつの秘密任務への参加を持ちかけられる。それは激しさを増す英国とロシアとの間で繰り広げられている世界の覇権をめぐるグレート・ゲーム、その最前線であるアフガニスタンへの派遣だったのだ…。
惜しくも夭逝した伊藤計劃が次回作として用意していた、冒頭の30ページ程度のプロローグとA4用紙で何枚かのプロットをもとに、円城塔が続きを書き上げた、これはコラボレーションというよりは円城塔による伊藤計劃トリビュート的性格も含んだエンタティンメント。この辺の位置づけは結構厄介なところもあるけれど、円城塔自身が「文庫版あとがき」でこんな風に述べている。
ここでわたしは、伊藤計劃が自分の死を見越して、そのあとに展開するはずの「死者を素材として利用する世界」を書こうとしていたと言いたいのではない。その種の暗い発想は、わたしの知る伊藤計劃の作品に似つかわしくない。実際『屍者の帝国』は、『虐殺機関』や『ハーモニー』とはまた別系統の荒唐無稽な軽い読み物として構想されており、伊藤計劃の総決算として企画されたわけではないのだ。
というわけで。本書はあくまで伊藤計劃の着想を、円城塔が引き継いで自分の作品として仕上げたもの、と言うことになるのだろう。なのでこれは第一義的に円城塔の作り上げた物語となる。で、そちらほうめんで評価するなら、自分史上一番楽しく読めた円城塔、ってことになるんじゃないかな。こんなにすいすい読めた円城塔作品は初めてだよ。しかもこれまでは基本短編だったんだぜ(w。
お話はあらすじでもちょっと触れたとおり。密命を帯びてアフガンに乗り込んだ若き日のジョン・ワトソン(説明不要でしょうけど、かの名探偵の相棒の彼ですよ)が、同じく様々な物語で知られた名前の人物たちに出会い、世界をめぐる大冒険を繰り広げる、という、まあ言ってみれば(著者も触れているけど)キム・ニューマンの「ドラキュラ紀元」的なスタイルの、小説トリビアっぽいところにこの人らしい「記述」をテーマに絡めたSF的な理屈の飛躍を楽しむような本、と言えるだろうか。で、この飛躍の塩梅が彼の短編なんかだと跳び幅が自分の理解力をしばしば超えてしまっていて、結果理解不能に陥ってしまっていたものが、こちらでは荒唐無稽な軽い読み物
の範囲内に収まってくれているので、あまり悩むところもなく楽しく読んでいけるものになっているんだった。
伊藤計劃が用意した線路の敷き先に円城塔がレールを置いていったらこうなりました、って感じなのかな。できあがったものにはすばらしく上等な厨二感、みたいなものが漂っていると思うけど、けっしてそう言うの、嫌いじゃないです、と言うかわりと好き(^^;。若干とっ散らかったところも無しとしないけど、総じて楽しく読めました。伊藤計劃さんが書きたかったのがこう言うものであったのかどうかはわからんけど、これはこれで、悪くないよね。
★★★☆
まだ先週の金曜深夜あたりまでなんですが、思いついた順に。あんまり話題になっていないけど「空挺ドラゴンズ」かなり面白いと思うんだけどどうだろう(どうと言われても)。「ハイキュー!」、清水さんが走る話。絵コンテに笹木信作さんの名前がありましたな。そりゃ動くわけだ(w。いちお、「虚構推理」とか「ランウェイで笑って」とか「ドロへドロ」とかもちゃんと見てますよ。逆に落ちてしまいそうなのが「マギアレコード」かなあ。ちょっと自分的にはヒキが弱いような気が。
金曜日に「剣客商売」やってたのでこちらも。北大路欣也さんのバージョン、これが6作目なのね。前のヤツ、一つも見てないな。今回からキャストがちょっと刷新されたようで、若先生が高橋光臣(ボウケンレッドですね)、おはるが貫地谷しほり、三冬さんが瀧本美織、弥七親分が山田純大(助さんですね、杉様の息子さん)、田沼様が國村隼。
んとね、若先生はちょっと良かった。山口馬木也さんの度を超した朴訥ぶりとはかなり印象が変わって、人殺しの目をやれる人になっていて、これはこれでちょっと新鮮。彼と対になる三冬さんは寺島しのぶ版とはうって変わって、ずいぶんなおてんばぶりでそこも新しい、が良いかどうかはちょっと微妙。前任が寺島しのぶだもんなあ…。あと、國村意次もやや微妙か。巷間伝わる田沼像を考えたら、これくらいの悪そうな顔の方が良いのかもわからんけど、お転婆娘と対で見ると、親子の絵としてこれは少し違うかもって気はした。
とか何とか言ってますけど、一番大きいのは
これはこれでとてもしっかりと造られたドラマではあると思ったけど、藤田大先生版に軍配上げてしまうかなあ…。
ここのところ本の感想をあげるとtDiaryがプラグインエラーでクラッシュしちゃうことが多くなっていて、それでも半日くらい放置しておくとなぜか復旧するんでそのままにしていたんだけど、最近は復旧しなくなっちゃって。色々調べてみるとamazonのAPIのバージョンアップで、古いtDiaryとそのプラグインでは表示が壊れてしまうものらしい。この対策はちゃんとtDiaryサイドでも対応されていて、最新のVer.5シリーズでは問題なく表示できるようになっているんだそうな。
ってことは流石に放置しておくわけにもいかんので、ここもヴァージョンを上げる必要が出てきたみたいですね。今のヴァージョンは3.2.2、最新版は5.1.1か。いきなり4飛ばして大丈夫なんだろうか、てのも心配だし、以前4にあげるのは一度試みていて、そのときは上手く行かなかったもんでそこからちょっと更新には奥手になってしまったんだよな。
とはいえ放ったらかしにもしておけないし、頑張ってアップデートしてあげないといかんですな。まあ新しいヴァージョンだとレスポンシブにも対応してるから上手く行ったら良いことずくめではあるんだけど。まずはちょっと情報集めてみようか。
とはいえ現状見てもらったらわかるけど、トップページではamazonプラグイン、ちゃんと動いてる感じなんだよな。これは一体どういうことなんだろう……。
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Before...
□ kamira [自分で自分の突っ込み☆ >講座ーーー>口座ですな。 ぉぃぉぃ(汗]
□ ROVER [たいていの場合自分には身に覚えのない事でしょうから、脅迫まがいのメールが来ても気にしないのが一番です。一応今回のは初..]
□ みき [あ、こんなのあったんですね!! はじめまして。 自分もまったく同じメールきましたw 自分も警察通報しときました。]
□ ROVER [どもども。まああれですね、こういうのがあるよ、ってのを警察に連絡しつつ、なるべくあちこちで笑いものにしてしまう(ただ..]
□ HIACE [うちにも来ました。時間まで一緒とは・・・汗 当然、ケーサツに通報しましたw パクることが出来ればいいんですけどねー。]
□ あみ [はじめまして、私のところも同じメールきました。 こんなの初めてだったので、この掲示板見てめちゃくちゃ安心しました。 ..]
□ ROVER [こちらの住所や名前などが向こうに特定されるような返信でなければ、とりあえずは大丈夫だと思いますが…。向こうから「ここ..]
□ KONAKA [はじめまして。 「動画裏ちゃんねる」で検索したら こちらのページを見つけたもので・・・。 私の所にも来ました。 立て..]