ばむばんか惰隠洞

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2004-05-06 この日を編集

[Day] 今ごろ花粉症なんてあるのかな

朝起きてしばらくしたら、目はしぶしぶ、クシャミ止まらず。実は昨日、ご機嫌でオフから帰ってきてマシンの電源入れたらば、お仕事の催促メールが来ててちょっと焦ってしまったんだけど、そんなこんなで目の焦点が合わないわクシャミ連発するわで作業が捗らんことおびただしい。たまらんのうこれは。

[tDiary] 1.5.7公開

さっそく入れてみました。カテゴリ表示が新型になったんですね。今のところはデフォルト表示のままにしてますけど、おいおいそれっぽく整形してみようかな。あと、今回は全部まとめて更新しているので、試しにTrackBackも有効にしてみました。まだ実験してないですけど。

[Chinema] キル・ビル Vol.2

劇場版パンフ表紙 スタッフ
監督/脚本:クェンティン・タランティーノ
"ザ・ブライド"キャラクター原案:Q&U
オリジナル音楽:THE RZA/ロバート・ロドリゲス
武術指導:ユアン・ウーピン
製作:ローレンス・ベンダー
製作総指揮:ボブ&ハーベイ・ワインスタイン/エリカ・スタインバーグ/E・ベネット・ウォルシュ
キャスト
ユマ・サーマン
マイケル・マドセン/ダリル・ハンナ
ゴードン・リュー
サミュエル・L・ジャクソン/マイケル・パークス
デイヴィッド・キャラダイン
公式サイト:http://www.killbill.jp/

かつての仲間、そして今は復讐の相手である"毒ヘビ暗殺団"のメンバーたち。東京で"コットンマウス"オーレン・イシイ、アメリカで"コッパーヘッド"ヴァニータ・グリーンを倒したかつての"ブラック・マンバ"、今は"ザ・ブライド"。残る復讐のターゲットは3人。"サイドワインダー"バド、"カリフォルニア・マウンテン・スネーク"エル・ドライバー、そして暗殺団の首領にしてかつての愛人、ビル。あの惨劇のあと、身を持ち崩してテキサスの片田舎で酔いどれの用心棒稼業に身をやつしているバドの許に、いま、密かに忍び寄る影がひとつ…

と言うことで完結編。前作がそのぶっ飛んだ謎の日本情緒の面白さでぶっちぎりだった分、今回のはそういう変な面白さがなくって拍子抜け、みたいな声も聞こえてたんだけどどうしてどうして。前作同様、頭の中をくっちょんくっちょんとこね回される快感に浸ってあっという間に2時間を超える時間が経過してしまう。前作が「ガイジンがやりがちなアホな日本描写」という、多少粗があってもそこでまた笑いが取れる構造をもっていて、一体どこまでが本気でどこまでが冗談なのかが掴めない面白さ、があったとすれば、今回は、映画を作る側にとっても、見る方にとってもよく知った世界(まあ唐突に中国が出てきたりするんですが)が舞台なだけに、基本となるお話の流れや、各シーンの風景であったり風俗であったりというところにはごまかしがきかない。ちゃんと真面目に造ってないとただのキワ物で終っちゃう、と言う難しさがあると思うわけで、それをしっかり踏まえた上で、やっぱり変な映画を仕上げてみせるタランティーノって人は、ただもんじゃねえよなあと言うことですね。

わたしゃこの作品のリファレンスになると思われる、膨大なB級作品群や'60年代TVシリアル活劇に全く持って疎いので、いわゆる原典探しみたいな遊び方はできないのだけれども、そんなことわからなくても、この全編に漂うタランティーノの悪趣味にたぷーんと浸かってるだけで、こう、アヒャヒャヒャヒャーな気分で映画を楽しめること請け合いだ。この世界にまともな人間は一人もいない。無垢なはずの4歳の幼女ですらお気に入りのビデオは「子連れ狼」だし、"ザ・ブライド"の究極の師匠は、全然達観してない白人嫌いだったりする(そもそもこの『パイ・メイ』と言う役名自体、香港製カンフー映画ではよく知られた悪役の名前なんだそうで)。美しいはずの"ザ・ブライド"の名前とは裏腹に、ユマ・サーマンはいっつも泥まみれだったり血まみれだったりなんか良くわからないものまみれのぬとぬとなのに、仇であるダリル・ハンナは常にしゅっとしてる。一瞬お顔が汚れても、すぐにキレイにしてもらえる(便器に顔突っ込むんだけどさ)。とにかく、これでもかの悪趣味の連発なんだけど、なんでかな、それが心地よいのね。

黙っていればかっこいいかも知れない人びとが、口を開いた瞬間に「なんなんだあんたはー」になってしまうギャップの面白さ、小気味の良いアクションとほどよい(そうか?)スプラッタ風味、そしてオープニング、エンディング(スタッフロールの途中で席立ったお客さん、ちょっとだけ損してますよ)にまで徹底したおちょくり精神。いやあ、なんちゅーか私、最近「物語」を強く求める傾向ができてるんですけど、たまにはこういう、「物語」じゃなく「世界」を楽しませていただける映画も良いかなあ、と。誰にでもお奨めできるかと言われるとちょっと自信ないけど、手を変え品を変え、派手な映像を作ってる割にお話が大して代わり映えしないハリウッド製大作映画に食傷気味の方なら、ここらで一度、脳味噌をほどよく攪拌させる意味でも、ご覧になってみるのもよろしいんじゃないかと思いましたですよ。

(★★★★)

[Chinema] CASSHERN

劇場版パンフ表紙(箱カバー) スタッフ
監督//撮影監督/脚本:紀里谷和明
脚本:管正太郎・佐藤大
音楽:鷺巣四郎
バトルシーン絵コンテ:樋口真嗣
プロデュース:宮島秀司・小澤俊晴
プロデューサー:若林利明
キャスト
伊勢谷友介
麻生久美子
寺尾聡・樋口可南子・小日向文世
宮迫博之・佐田真由美・要潤
大滝秀治・三橋達也
唐沢寿明
公式サイト:http://www.casshern.com/

50年に及ぶアジアとヨーロッパの戦争は、一応アジア連合たる大亜細亜連邦共和国側の勝利で終結となった。だが長すぎた戦争は環境の荒廃、公害、産業廃棄物の際限ない増加、そしておびただしい数の傷病兵を生むことになった。勝者もまた、巨大な負の遺産を抱え込むことになってしまったのだ。しかも戦争は終結しても、今もなお各地で、レジスタンスたちとの戦いは続いているのだ。疲弊しきった大国を蘇生させる手だてはあるのか? 在野の科学者、東博士が提唱した新理論はもしかすればこの閉塞状況を一気に打破しうる物であるのかも知れなかった。その名を新造細胞。しかし東博士の最終的な目的はそれとは別のところにあったのだ…。

私、アニメ版の「キャシャーン」ってそんなに見てない方で、そういう意味じゃあ原作を大幅に変えてきてくれてもそんなに気にならない、というか、ブツが「キャシャーン」じゃなくても、過去の素材を今リメイクするのなら、過去の遺産にあまり囚われてしまわずに、むしろ昔のそれを徹底的に解体してしまうくらいの勢いがあってもいいと思うわけで、タツノコアニメが持つ、陰はあるけど同時にメリハリのしっかりとした明るい絵柄が、どよーんと昏い、スチームパンク風味のゴシック調な絵になってしまってもそれは別に構わない。「新解釈」が今までになかった衝撃を与えてくれるものであるなら、それはそれで大歓迎な訳ですね。だから私、あちこちで評判悪いですけど「Red Shadow 赤影」、それなりに好きなんですよ。それはさておき。

細君である宇多田ヒカル嬢のミュージック・クリップなどで、その映像センスを高く評価されている紀里谷和明の初監督作品。脚本も彼が大きく関わっているのだろうと思う。初監督作品にして2時間20分という長尺映画を作ってきたわけだけれど、とにかく大作、と言えば言えるボリュームの映画を作り上げたこの新人監督の手腕に一定の評価をするのにやぶさかではございません、私。でもね。

映画見終わったあと、みんなで話したときに出た話題なんだけど、「もしかしてこの監督さんって、シーン1、カット1から順番に映画録ってるんじゃないのかなあ」ってのがありまして、先ほど見た映画を思い出してみるに、実にこの、その通りかも知れんよなあと思ってしまったわけですな。有り体に言って、映画の作り方を全くわからない人が映画を撮ったらこうなっちゃいました、みたいな。随所でミュージック・クリップとしてみたら見応え抜群の画になっただろう映像が連続するこの映画、その「撮影監督」の手腕を高く評価するのにやぶさかではないのだけれど、「監督」としてはどうかな? ってのを改めて考えさせられる結果であった、と。ついでに「脚本家」としては、残念ながら、出直しといで、としか言えんわなあ、やはり。

見所はそれなりにある。少なくとも映画が始まってから30分ぐらい、キャシャーンがついにその力を発揮する、あたりまでの展開は、ありきたりな部分も多いのだけど決して悪くない。「そんなにボロカスに言われちゃう映画なのかな?」って思ったぐらいなのね。ただその後が良くない。脚本家は勝算もないのに妙に重たいお話を展開しようとし、お話は突然出来の悪い学生演劇がしばしば陥る、キャラクターだけが妙に感情移入してしまった長ゼリフの応酬が始まり、映像は画面構成を考えることを忘れ、ひたすら画像処理でちょっと違った風味を出そうとするところにばかり腐心し始め、そしてお話は全く収束しないままなんだか良くわからんエンディングに突き進む。伏線は最終的にまとめられなくてはいけないし、お話とは基本的に起承転結のフォーマットを持っているべきなのだけど、そこらを意識的(なのかな)に避けてしまったが故に、お話が進むにつれてどんどん底の浅さが見えてくる、様な映画になっちゃってる。そこは大変に残念。

そこらへんとても残念だし、正直言って映画としてはどうしようもない(すさまじく出来の悪い「宇宙戦艦ヤマト」だよなあ、これ)のだけれども、それでもあれだ、こういう、いわゆる徒弟制度で作られる、旧来の日本映画の方法論とは違うスタイルから出来てくる映画、てのが作られることを許される世の中になった、って部分は評価しても良いのじゃないのかな。数段出来の良かった「ジュブナイル」の、客の入りの悪さを思い出しても、どんな理由であれ旧来の映画の製作スタイルとは全く違うルートから作られた映画が、それなりに話題を集めることができる可能性がある、ってのを見せてくれた、と言うところは評価しないといけないかなぁと思うわけですな。紀里谷氏がこの次、すばらしい映画を作るかどうかはわからないけれど、旧来の日本の映画製作の方法論に囚われない作家が登場するかも知れない、と思わせる可能性の地平を開いてくれた、と言う一点において、「CASSHERN」は無碍にできない価値を持った映画だったんではないかいな、と思うわけです。

(★☆)

あ、よそ様の感想いろいろ拝見してて思い出したので追加しておく。音が全然「デザインされてない」のもマイナス。BGMは不必要に音量大きく、しかものべつ幕なしに何らかの音楽が鳴っている。何事もやりすぎは禁物。
本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]

おおた [わたしも花粉症です。ブタクサだかヒノキだか。梅雨まで続きますよ。]

ROVER [ううむ、私、花粉症とは無縁だと思ってたんだけどなあ。急に体質が変わったりするのかしらん…。]

TUX [●体質ってかわりますよお。高校以来悩んでた花粉症がピタッと治りましたもん、会社辞めたら(笑) ●あ、乱土さん「キル..]

ROVER [あーほんとだー>紙箱。しかも二つ揃えると………(w。 真似したな、CASSHERN(^o^)]

noki [CASSHERNみてきますた。うーん、、ミュージッククリップのつながりを 延々とみせられたというか、常に音楽が鳴りっ..]

ROVER [のべつ幕なしに鳴ってましたもんね>音楽 ほいでもってホントに送っていただけるんですか、恐縮ですぅーm(_ _;)m。]

水上紫煙 [ある評論家さんの話によると最初の編集で4時間半を超えていたそうで、それを無理やり2時間20分に圧縮したことで後半の駆..]

bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]


2005-05-06 この日を編集

[Day] 週末にやってくるもの (22:39)

それはお仕事(つoT)。くっそう、明日は「ブレイド3」でも観に行こうかなと思ってたんだけどこりゃちょっと無理っぽいな。しかたがないのでお仕事お仕事。

[TV] えーかげんにしてくれ (22:45)

尼崎の事故の話はもうしないでおこうと思ったんだけど、こりゃあんまりだよな。今晩のJR西日本の記者会見。延べ185人、事故発生後にゴルフや旅行 JR西日本(asahi.com)。

あのなあ。

広島かどこかで定年退職した人のための送別会を中止したら、現場で人が余分に助かるのか?休暇取って韓国旅行に行こうとしてる職員がいないと、救援活動はどもならんのか?そんなわけねえだろ阿呆。

心情部分で酌まないかんことはある。あるけど物には限度というか、加減ちゅうものがあるだろうが。何でもかんでも鬼の首取ったみたいに報道して、正義の味方ぶってんじゃねえよバカマスコミ。こんなのはリソースの無駄遣いでしかないだろ。

報道の使命としてですね、「事実を報道する」のは重要ではあるけれども、それと同じくらい重要なこととして、「事実であっても報道しない」姿勢、ちゅうのもあると思うんだが。よし事実であったとしても、それが情報の受け手にとってミスリードを引き起こす可能性が高いものを報道するときは、それなりの考慮が必要だと思うんだけどね。JR宴会シリーズもそうだし、JR職員にくってかかる遺族の方の映像、なんてのもそうだと思う。それらは確かに事実であるが、真実の一部でしかないわけで、真実のごく一部、とりわけ感情移入しやすい一部分だけを増幅して繰り返し報道する、つーのはあなた、ナチスの宣伝手法と同じなんですよ。

というか、そんなにしょうもないリソース垂れ流したいなら、事故現場で報道クルーがどういう態度で仕事していたか、そっちも報道しましょうや。ボウリング事件の記者会見の時「あんたじゃ話にならん、社長出して社長」と、まるで悪徳金融の使いッパ丸出しな態度で発言してた、あの"ジャーナリスト"の所属と氏名発表してくださいな。

あー腹立つ。仕事にならんがな。

[Baseball] 交流試合 (23:18)

おお、交流試合の勝敗もペナントの勝ち星に加算されるのか、知らなかったよ(莫迦)。阪神対新庄、と思ったら残念、新庄はベンチ。始球式にヴェイダー卿の格好で登場したそうですな、見てないけど。おさむがDHで久々に登場。相変わらず空気読まずにぶんぶん振り回しとるなあ。

まあ良いところでボールに当って良かったな。試合も勝ってそれは良かったけど、なんか野球としては、日ハムの野球のしかたの方が漢っぽくて良いなあとも思ったです。

[F1] 裁定受け入れ (23:33)

まああっちこっちのニュース系サイトで報じられているとおり、BARは今回のFIAの裁定、サンマリノでのポイント剥奪、続く2レースへの出場禁止を受け入れた模様。なんか知らんがオマケニュースで、ジェンソンと婚約者さんの間も順調とは言えなくなってきているようで。

まあニュルブルからの再スタートでも残り13戦だかあるわけで、奇跡の逆襲が不可能な訳ではないと思うけど、実際の話としては少々難しいだろうな。

処分自体はまあ、ここらあたりが落としどころになるんだろうな、とは思うけど、やはり私も日本人なので、タクがスタートできないF1を見るってのは、楽しみのかなりの部分がハナから削がれちゃった気分ではありますね。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

でした [ 昔のマスコミは、もう少し節操があったような気がするのですが、 私の思い違いでしょうか。 夜の報道番組も、お昼のワイ..]

ROVER [フィルムからビデオになって即時性が上がった反面、撮ってきた素材に対するチェックがええ加減になってしまったのかなあ、と..]

TUX [●「悪徳金融の使いッパ」には、まったく同感です。なんか、お前らJRを糾弾する権利を持ってるとか勘違いしてないか?と。..]

美紀 [最近はじめてCMで琢磨さんというのを知りました。(笑)]

イサーク [使いっぱさんについて、自エントリですみませんが晒し上げます。 http://isaac-watcher.seesa..]

ROVER [あの使いっぱさんってば、Y新聞のT記者って説もあるようですね。 んまあ今回ご紹介いただいた記者さんも、たっぷり武勇伝..]


2006-05-06 翌日更新 この日を編集

[TV] 定期視聴番組

「ウルトラマンメビウス」、「BLOOD+」、「ツバサ・クロニクル」。

ヒーローモノの主人公ってえのは基本的にスポーツマン属性が強い(鍛えてますから)ワケなんだが、だからといってスポーツそのものをテーマにお話を作るとたいがいコケる、ってのが今週の「メビウス」(#5:「逆転のシュート」岩石怪獣サドラ、宇宙斬鉄怪獣ディノゾール、ハンターナイト ツルギ登場)。理由ははっきりしてて、本気でスポーツやらすと実は鍛えてないこと丸わかりになっちゃうからだねぇ(カイちんのサッカーとか、チィ兄のボクシングとか)。見てて恥ずかしくなっちゃうのな。今回はジョージさんもさることながらミライ君のいでたちがどう見ても寝起きの一人暮らしの学生にしか見えなくて、それじゃー止められねえだろ感満点でございました。特撮パートはちょっと面白かったんだけどね、バトル中の画面に執拗に構造物の一部(クレーンとか)を入れて来るあたり。でも少々間延び感あり。残り二つはまあ普通。知世たんはどこにいても知世たんなのが笑かしよる。

[F1] ヨーロッパGP予選

今日はお日様が出てるうちに阪神はすっきり負けたので、LiveTimingだけ眺めればオッケー。ウィリアムズの二台がエンジン交換。燃料に異物混入の畏れとか

P1の終盤でタイミングモニタがおかしくなるわ間違って赤旗出るわでやや混乱したけど、最初にノックアウトされたのはモンタニー、タク、モンテイロ、スピード、アルバース、クリエンとまあ、だいたいいつもの顔ぶれ。ミッドランドは赤旗騒動のワリを食った感じ、クリエンはあとでかなり激しくタク批判してたけど、まあ後の祭りと言うもんだ。ジャックのタイムが計測されてなかったらセーフだったんだけど、そうはいかんわな。とてもいい人になった(^^;)アルバースも結構いい感じに見えたけど、残念でした。

P2ではリウッツィ、ハイドフェルド、クルサード、フィジケラ、ロズベルグ、ラルフがノックアウト。ジャンカルロが大層ご立腹の模様で、BMWのピットに怒鳴り込んでたがこれもまあ後の祭り。

P3はまあ順調にいつものように最初の10分はだらだら、残り10分を切った辺りから動きが。最初にピットに入ってタイムを出したのはバトンだったけど、ちょっと早くね? と思ったら案の定、終盤になっていつもの人たちががんがんタイム削ってるのにジェンソンはイマイチ伸びない感じ。やはりアロンソ速い。フェラーリの二台がそれに続きそのあとにバリチェッロ。お、はじめてバトンに勝った? 以下キミ、ジェンソン、ヤルノで、お、こんなところにジャックが。

最終的なグリッド、ケツの方がタク、ウェバー、モンタニー、ロズベルグという、なにやらデンジャラスな香りが漂っとるのが楽しみ心配ではありますな。


2008-05-06 この日を編集

[F1] やっぱり無理だったか… (23:59)

スーパーアグリF1チーム F1ワールドチャンピオンシップ撤退発表(F1通信)。来る物はやっぱり来た、ってお話で、やはりどうしようもなかったのか、というところか。今年はあまりに悲惨だが、去年、一昨年の頑張りっぷりは見ていて楽しかったよ。短い間だったけど、ありがとう。

それはそれとして、自分のニュースの読み方が決定的に間違っているのかも知れないんだけど、ここまでの一連の流れっていうのを大ざっぱに整理してみると…

  • ホンダの援助にも限度があり、その限界点がいよいよ近づいてきた
  • SSユナイテッドにトンズラされ、アグリは資金難
  • それに代わるスポンサーが見つからない
  • メインスポンサー無しのまま2008年シリーズ開幕
  • 人員削減とホンダの援助で苦しい切り盛り
  • さすがにホンダもしんどくなってくる
  • ホンダ、スペイン以降の援助はしないよ発言。自分でメインスポンサー探しなさいよ、と。
  • マグマグループのウワサ
  • マグマグループ、掌返し
  • ヴァイグル、アグリのスポンサーとして浮上
  • ホンダ、ヴァイグルに難色
  • 行く末不透明なまま、アグリのトランスポーターはイスタンブールに向けて出発
  • なぜかニック・フライがアグリのトランスポーターのサーキット入りをブロック
  • 一巻の終わり

ってなことになるのだろうか。それにしても良くわからんのは、「自分でスポンサー探してね」と言っておきながら、有望そうな(そうでもない気もするけどさぁ)スポンサーが登場したにもかかわらず、そことのパートナーシップについて難色を示したり、いくらセカンドチーム扱いとはいえ、よそのチームのトランスポーターの動きに邪魔をしかけたりするホンダ、またはニック・フライとはいったい何様なんだ、と。ニュースとしての元ソースがどこなのかわからないんだけど、1-800-F1Newsでは鈴木亜久里、フライに捨て台詞なんて記事が出てたりする。そりゃ亜久里からしたら、「ニック・フライがこうしたことを突然いろいろなコメントしたのか理解出来ない。ホンダは我々の後援者であり、彼はホンダ自身のCEOではないのだからね」なんてグチの一つもこぼしたくなるってもんだろう。

そういえばアグリに関しては、そもそもホンダはアグリを支援すると口にはしたが、実際問題彼らがグリッドに付く事は出来ないと踏んでのリップサービスであって、それを覆してホントにマシンを持ち込んできたアグリに少々焦った、なんて話をどこかで見かけた(すいません、ソースがどこにあったのか、思い出せない)けど、案外ホントの話だったのかも知れないなあ、なんて。

だとしたらアグリへの拍手、2割増しぐらいにしてあげたい気分ではあるね。亜久里本人はもうこりごりだろうけど、またこんなチームがF1に挑戦して欲しい気はするな。

[Chinema] 裏切り御免ッ! (00:03)

★前田有一の超映画批評★ 隠し砦の三悪人

この時点でオールドファンは仰天し、朝っぱらから映画館にやってきたことを激しく後悔することになろう。

オラぁワクワクしてきたぞ(w。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●行きましょう、是非行きましょう。 ●出来れば、夏日の、夕方ぐらいに上映が終わる回で(爆)]

rover [うむ、あっしも行く気満々(w。 さすがに公開週は混むだろうからその翌週とかですかね。んでその翌週はDoGA、と。 二..]


2010-05-06 この日を編集

[Day] 陽気に乗ってお出かけしたが…

神戸文学館の休館日は水曜日。今日は木曜日。うし、こないだは門前払い食らったけど今度こそ、と勇んで出かけたんだけど、

今日は今日で振り替え休館日。

むしろ昨日の水曜日に出かけていれば良かったんだね。そういうわけでまたも門前払い。腹いせに一人王子動物園ツアーでもやろうかと思っちゃったけど、それはもっと悲しくなりそうだったので自粛。立ち呑みでヤケ酒して帰ってきました。昼間のビールが死ぬほど旨い季節になってきたねえ。

[TV] 定期視聴番組

「WORKING!!」、「仮面ライダードラゴンナイト」。やあ、大巨人ポプラドン、かーいーな。「ライダー」の方は平成ライダーのテイストよりも、むしろ戦隊シリーズ的なフォーマットを被せてきた感じなのかな。思わせぶりなところがなくなった分、シンプルになったとも言えるし同時にそれは底が浅くなったとも言えるとは思うけれども。日本語版スタッフがオマケパートとかで妙にがんばってるので、そこそこ楽しめてはいるんですが。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●昼間のビールが死ぬほど旨いということは、屋上が呼んでるぜ、と同義ですな(笑) ●「鉄人弍號」辺りでいかがでしょう..]

rover [ああ、行きたいなあ、屋上(^^;)。]


2011-05-06 この日を編集

[Day] ちゃんと仕事した

土日も潰れるか、と思ってた修正作業、以外にさくさくとはかどって、厄介そうなところはおおむね対応できちゃった。参ったな、絶対週末潰れると思ってたから銀行行ってないんだ。今、財布の中には2000円ぐらいしか入ってないんだぜ。この週末は割とアルマジロ・モードですな。あ、tDiaryを3.0.2に上げてみるチャレンジ、とかやってみようかしらね。惰隠洞のレン鯖、Rubyのバージョンが1.8.5なんだけど移行できるのかなあ。前にちょっとやった時にはサブコンテンツがらみが文字化けしまくってたような記憶があるけど。

[Anime] 定期視聴番組

「デッドマン・ワンダーランド」、「世界一初恋」、「C」、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」、「Aチャンネル」。安定銘柄である(あろうところの)「あの花」、「Aチャンネル」はまあ、それなりに面白い(みなちゃんの関西弁は、エセ関西人的にちょっと違うんじゃねーの、って思うけど)んだが、それとは別のところで妙に「世界一初恋」が面白いっす。まあ理想論と言えば言えるけど、アニメとしての落とし所って、たぶんこの辺だよね、とも思えるし。


2012-05-06 この日を編集

[Baseball] マケタデー!!

T1-2G。よくぞ1点取った、というしか…

[Anime][TV][web] 定期視聴番組

「這いよれ! ニャル子さん」、「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」、「アクセルワールド」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。

「ニャル子」は安定の不安定さ。釘宮病患者まで取り込もうってか。

土曜深夜。「黒子のバスケ」はクールダウン回、かな。「Fate」は切嗣さんの少年時代のお話。良い話っぽく始まって、Fateらしいところに落してきた感じだな。「アクセル…」は、んーと、ちょっと厨二っぽさ全開の長ゼリフがちょっとウザくて興ざめ。「モーパイ」はまあ、そう上手く話が進むモノなのかと。面白いけど。

日曜日。リュウさんいいなあ、な「ゴーバスターズ」、ウイークポイント克服ってところにもう一声、捻りが欲しかったような気もする(ゴリサキがくれたアイテムをリュウさんが独自に拡張して、そいつでピンチを脱出、とかそんな感じ)けどね。「フォーゼ」は修学旅行編の後半。結局四星獣は破壊され、校長先生は粛正。フォーゼのスイッチも全部揃って、後半戦に突入って事っすね。「プリキュア」は大阪のおばちゃんはええで編。アメちゃんってそんなに珍しい言い方っすかね(^^;。

「AGE」、相変わらず「コレハタイヘンナコトガオコッテイルンダ」感がまったく無い、どこか間の抜けた印象は持続中なんだけど、それでもまあ、マシな方なんじゃないかしらね。ディーバの新クルーとかフリットじいちゃん方面でより面白くなってくれたら、と。あとはアセムがどんな感じで絡んでくるか、ってあたりかな。OP見る限りはスカルハート的絡み方になりそうだけど。


2013-05-06 古本掘ってたらタイムアウト この日を編集

[Baseball] ノウミサンデー!!

G2-5T。能見完投、プロ入り初ホームランのおまけ付き。序盤は大丈夫か今日、って立ち上がりだったけど、3回ぐらいから完全に立ち直ってたな。藤井のリードも今日はかなり良かったんじゃないだろうか。あと、和田はんが余計なことをしなかったのが一番大きかったかも。おかしな代打を出したり、考え無しの継投策に出てくれなくて本当に良かったよ。ドームの巨人戦ってだけで負け戦感満点なので、先勝できたのは大きかった。明日はスタンか。むう……。


2014-05-06 この日を編集

[Day] 連休終わったでー

草引きしようかなあとも思ったけど、陽射しきつそうだし、腰にもきつそうだし、まだそんなに気合い入れてむしるほどには草も生えてねえし、ってことで近所のホームセンターに出かけて除草剤買ってきて、わっさわっさと庭に撒いて手入れしたつもりに。

昼飯食った後、ハーバーまで。さすがに人多いね。大垣書店で何冊か文庫本仕入れ、床屋で髪刈って立ち飲みでぷはー。そろそろ二杯目以降はヌル燗から冷酒にチェンジやね。

ということで自分のプチ行楽は終了です(w。

[Anime] 定期視聴番組

「彼女がフラグをおられたら」、「ブレイクブレイド」、「それでも世界は美しい」、「一週間フレンズ」、「聖痕の竜騎士」、「ブレイドアンドソウル」。「M3」は時間の(野球の?)都合で録れず。これは良いんじゃないかと当初感じた作品が意外に面白くないなあと感じられ、出だしはこれ、ヘナチョコなんじゃね? と思えたものが妙にちゃんとできてるかも、と思えて来た、ような。前者は「がおられ」と「ブレイク…」、後者は「聖痕…」に「ブレイド…」ね。「 (悪い方に)あれ?」が二本→文句なく楽しめるのが二本→「 (良い方に)あれ?」が二本、という週はじめ。

「一週間フレンズ」、そないに困った健忘症の青少年があっちゃこっちゃにおるんかい、というツッコミはさておき、新キャラ、サキちゃん登場。かわいいけど、声がちょっと好みじゃねえです。

で、先週も「お?」と思った「ブレイドアンドソウル」、今週も理想と現実の線引きというか、「正義」を盲信する奴のめんどくささというか、そんなところを結構あけすけに描いて、最後割と投げて終わる、という。正直好きな絵柄ではないんですが、お話が意外と真面目に作られておりますですね。

[Baseball] カッタデー!

D3-6T。延長12回、4時間40分オーバーてあんた。サンテレビ(様) でよかったよ。藤波きゅん、2失点ながら勝ち星付かず。今年はなかなかいい方に向いていかんね。ま、連敗しなかったのは良かったよ。


2015-05-06 この日を編集

[Oldbooks] 古い三連星

Ver1.5.1への移行は相変わらずEasyPopulateで苦戦中なんだけど、このタイミング、というかゴールデンウィークの開始と同じようなタイミングで、なぜか古本を買いたい人よりも売りたい人の方がこちらにコンタクトを取ってくださって。三人の方からご連絡いただいたんで「古い三連星やなあ」なんて一人でウケてた(w。 とはいえ前回の買取からそんなに経ってないこともあり結構ヒヤヒヤだったんですが、とりあえずこちらなりの対応は、

  • ガイアさん…ちょっとこちらでも在庫過多なアイテムだったのでお詫びして辞退させていただいた。
  • オルテガさん…自分はこのあたりが適正だ、と思う価格を提示、今のところ返事なし。
  • マッシュさん…オルテガさんとこがはっきりしないのにこっちを進めて良いのかなあと思いつつ、ちょっと良い本揃ってるんで予価を提案させていただいたらご快諾いただいたんで交渉成立。

ってことで。1勝1敗1分け、って感じですかね。前の買取も含め結構な数(たぶん500に近いぞ、これ)の未登録本ができちゃった。こりゃ何としてもEasyPopulate(かそれに代わる一括登録ツール)を動くようにしなくては。

とか言うてる間にも三連星を始末した後にマ・クベさんが出てきた的にさらに買い取り依頼が来て、こっちもどうしたもんかいな、と。一応値段は出しましたけどね。

[Baseball] カッタデー!

T3-2D。1点ビハインドの9回裏、ノーランナー2死からゴメスがヒットで出塁、福留、マートンが四球で満塁、代打関本も四球で同点、前の打席でホームラン打った良太がサヨナラヒット、という何とも劇的な展開。虎ファンから見ても9回2死まで投げたバルデスを代える必要はあったのかな。そこは心中覚悟でバルデスに任せた方が、勝っても負けてもすっきりしたんじゃないかと思うんだけど。

ともあれ虎党には、これ以上無いくらい良いGWのエンディングでございましたな。

[Anime] 定期視聴番組

「長門有希ちゃんの消失」、「ダンまち」、「グリザイアの楽園」、「攻殻機動隊ARISE」、「響け! ユーフォニアム」。特に何かやらなくちゃいけない事とかない状態で見る限り、どれもそれなりに面白いな。「長門有希…」は、もとの「ハルヒ」がいろいろクセ玉だっただけに、ここからなにかびっくりするような展開が待ってるんだろうか、などとこっちが勝手に身構えてしまうところはあるかも。原作全然知らんからね。「ユーフォニアム」は美術の気合の入りっぷりと、そこで動くキャラクタ達の細かい仕草などが大変細やかで、やっぱ京アニってブランド力はたいしたもんだなあと思った。「グリザイア…」はたぶん今やってる軍人編が終わったら見なくなるんでしょうね(^^;


2017-05-06 この日を編集

[Baseball] カットッタデー!

T12-9C。4回で0-6と一方的なスコアになってしまって、「あーやっぱオレが聴いたらあかんのや」ってラジオ切って出かけちゃったんだけど、なんとその後一時は0-9まで差をつけられてから逆転しちゃったようで。一体何があったんだ?

85年に一回、たしか7点差をひっくり返した試合があったような覚えがある(道場アナが甲子園に行ってて周囲からきっつい眼で見られた、とかいうエピソード付きだったような)けど、それ以来じゃなかろうか。あんときゃ結局優勝したわけだけど、さて今回はどうかな?


2018-05-06 この日を編集

[Baseball] カッタデー!

T7-5D。5? オレが観てた時はT7-1Dだったんだけど。終盤追いすがられたのね。点取っといて良かったな。

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

週末分。「銀英伝」、うーむ、キャゼルヌさんのキャラ造型も「黒子のバスケ」に寄ってる感じだなあ。というかなんだかんだ言って昭和版の「銀英伝」の影響力は捨てがたいものがあるな、って気はした。「GGO」は見応えあるけど、やっぱ個人的にナイフを使って人を殺す、って描写はちょっと勘弁して欲しい。「重神機パンドーラ」はまあ、オーソドックス。荒ぶるざーさんの芝居が見れるから、まあいいんですけど。

日曜日「プリキュア」も「ビルド」も良かったですけど「ルパパト」が楽しかった。つかさ先輩、やっぱ良いっすね(^o^)。


2019-05-06 この日を編集

[Day] 退院二日目

朝食はレトルトの卵粥を一人分の半分ぐらい。レンジでチンして出してやったんだけどすぐには口付けないので、食欲ないのかと思ってしばらくしてから朝の薬持っていったら、そのタイミングでがつがつとおかゆ食って、その勢いで薬も飲む。食後のコーヒーあてがって、今日の分の食材買いにスーパーまで原チャでばびゅーん。

昼はざるそば。ウチは全員分を水切りボウルに盛って食うんだけど、これは失敗ね。今のカミさんがハラペコ魔神だって事を忘れてた。今箸で取った蕎麦を口に入れた瞬間、次の蕎麦を取りに行ってるんだもんな(^^;。ま、めんつゆも減塩タイプだしオレも倅もそこそこ食ってるから、大丈夫だとは思うけど。

薬飲ませて明日からの透析のためのグッズを買いにふたたびお出かけ。帰ってきて紅茶と一口サイズのこんにゃくゼリーのおやつ。洗濯してお風呂にお湯張り直してカミさん入浴。一応ほぼ一人でお風呂に浸かれることがわかったのは収穫ね。

晩飯はミンチ少々に野菜多めに盛ったオムレツにご飯少量、薄めのコンソメスープ、レタスとチキンのサラダ。食後にコーヒー、ってこれ、水分摂取量の上限超えてたりしないかしら。出した尿の量プラス500ml、って事なんだけど、コーヒー、紅茶に薬飲む時の水とか、結構水分摂ってる感じがあるぞ。もちっと厳密にコントロールせんといかんのかも。

なんにせよ一日があっという間だ。古本屋の仕事が出来ないよう(;。;)。

[Books] 巨星 ピーター・ワッツ傑作選

巨星 ピーター・ワッツ傑作選(ピーター・ワッツ/著 嶋田洋一/翻訳) ピーター・ワッツ 著/嶋田洋一 訳
カバーイラスト 緒賀岳志
カバーデザイン 岩郷重力+W.I
創元SF文庫
ISBN978-4-488-74605-6 \1200(税別)

だんだん解らなくなっていく…

冷凍睡眠中に突然覚醒させられた「ぼく」。彼らの乗る宇宙船エリオフォラは、数千万年のタイムスパンにわたるミッション遂行中に、障害物となる巨大な天体と遭遇したのだ。通常はチンプと呼ばれるAIによって制御される宇宙船だが、緊急事態に際しては睡眠中のクルーが覚醒させられるのだ。「ぼく」と共に覚醒したのは、過去のいきさつからこちらを良く思ってはいないハキム。二人が直面した問題とは…
表題作を含む11作を収録。

ピーター・ワッツは自分にとっては大変苦手な作家で、読んでても何が起きてるのかが全く頭に入ってこないことが多いヒト。なので本来短編集は、一作ずつ短いコメントを付けるんですけど、多分書けないブツが出てきそうなんでかなり苦戦しそう。今回は短編集と言うことで、ものによってはこんな自分でもなんとなく「解る」やつもあったのはなんだか助かりましたが、それでもキツいのもありそうなのでそこは勘弁して下さい。なるべく頑張りますが(^^;。で、

天使

アズラエルと名付けられたAIに制御される自動戦闘機械が何を見て、何を判断し、どういう行動を取るのか、そしてその行動の積み重ねの果てに待っているのは…、という、なんならアシモフの陽電子シリーズの初期作品みたいな味わいがある。ロボット工学の三原則からすり抜けたミステリ、みたいな構造をすごく今風にアップデートした話とも言えるかも。これは大丈夫。

遊星からの物体Xの回想

かの名作映画を物体Xからの視点で見つめ直した作品。ただしこちらの物体Xは多分あの映画に登場したそれとはかなり違う。なんていうなんだろう、「天冥の標」に登場するノルルスカイン的な存在と言えるのかも知れないな、と。これも大丈夫。

神の目

高度な監視態勢が完成した世界で、AIが何を持って人の善悪を判断するのか、と言う問題と、神の前での信仰と背徳の差に如何ほどの違いがあるのか、と言うお話なんだろうか、と。これはちょっと怪しい(^^;。

乱雲

突然お空の雲が人類に敵対したら、というお話。ワンアイデアで攻めてくるタイプのお話ですね。これもちょっと怪しいけど、好きは好き(w。

肉の言葉

死の瞬間に生物はどのような反応を起こすのか、AIを駆使して研究する男の話。プログラム相手のダイアローグがだんだんホラーっぽくなっていくあたりはちょっと好き。ちゃんと解って読んだかどうかは、聞くな。

帰郷

深海での長期にわたる調査活動を行うために改造された人々、彼らは生来重度のトラウマを抱えた人々だった。そんな彼らの一人が長いミッションの果てにベースに戻ってきたとき…
アイデンティティの相剋問題、ということなんだろうか。非常に切れ味良くキツい話のはずなんだけど、なんというか、深みも感じる。

炎のブランド

突然人体が発火する事象が頻発するようになった世界で、その対応にあたる人々は、みたいな。ブラックな味わいは良いと思うけど、「投げた」感もちょっとあるかも。

付随的被害

「天使」と対になるようなお話。拡張機能を組み込まれたサイボーグ兵士の誤射事件はアクシデントなのか、何かのエラーなのか。ごめん、オチが腑に落ちんかった。

ホットショット/巨星/島

お手上げです(w。「島」はちょっと面白さ、感じたけど。

改めて書いてみると、意外と読めてたな。とはいえラスト3作の訳の解らなさが全部をリセットしてくれた感もある。やっぱりこの人は自分には苦手な作家ですね(^^;。

★★★


2020-05-06 この日を編集

[Day][Anime][TV] 連休オワタ

ってまあいつもと変わらんのですけどね。古本のご注文があったら掘り出してクリーニングして梱包して発送、帰り道に偶然飲み屋が開いてるので軽く呑み、あとは毎日のおさんどん、カミさん透析に出て家に誰もいなくなったらお掃除お洗濯。

あとはまあアニメとチャンバラか(w。録ってる分がどんどん溜まっているのにどういうわけだかアマプラで「紺碧の艦隊」がただで観れるようになってたんでそっちをだらだら見てた。今日現在16話まで鑑賞。居村眞二さんのコミック版の方は15年くらい前に464.jpなどといういかがわしいサイトで読んでいて、そのときの感想は「秘密基地感が楽しい」みたいなものだったんだけど、アニメ版はそっち方面はやや希薄で、もうちょっと戦略感みたいなものを前面に押し出してきた感じかな。あとはなんだ、居村さんの画力で引っ張れてたものが、アニメ版だと自分みたいなメカフェチの意地の悪い目(^^;で見ると、ちょっとショボいかなあ、なんて思っちゃうかも。んでもまあ、これはこれで楽しいっす。つくてるのが徳間だからなのか、「銀英伝」っぽさもちょっとあるね。そこに「アニメンタリー 決断」(リアルタイムで観てた世代なのですw)をふりかけたような感じかな。

時代劇はサンテレビ(様)で火曜に「剣客商売」、水曜日に「鬼平犯科帳」のそれぞれ第1シーズンが放映されてるんでこちらも楽しんでます。渡部若先生にもちょっと慣れてきたかも(w。

そして未見のアニメ特撮が溜まっていく、というね(^^;。


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