ばむばんか惰隠洞

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2004-06-29 この日を編集

[web] やる気ないッス

adramineさんの日記経由で無気力度診断

あなたの無気力度は、87です。

あなたは稀に見る無気力な性格ですね。もう後戻りは不可能です。このまま無気力街道を突っ走りましょう!ちなみにあなたの性格を動物にたとえるとカバです。あんまり動きません。

あんまり動きません………う、うん。仕事する気を絞り出すのが大変ですわ。こう蒸し暑いと。

[Books] 東京アウトサイダーズ

本書カバー ロバート・ホワイティング 著/松井みどり 訳
カバー Rodeo
角川文庫
ISBN4-04-247105-6 \705(税別)

話題作「東京アンダーワールド」に収まりきらなかった、アンダーワールドにうごめくアウトサイダーたちのエピソード集。終戦後のどさくさに紛れ一攫千金を目論むヤマ師、詐欺師、ペテン師、娼婦たちとその元締め、時に彼らと敵対し、また時には共闘する日本のヤクザ、右翼の怪人、大物政治家たち…。夜の闇よりもまだ昏い、戦後東京の戦後史。

というわけで前作、「東京アンダーワールド」の執筆のために集められた膨大な資料の中から、前作に収録しきれなかったエピソードを集めた一種の副読本。前作がニコラ・ザペッティという、悪党なのだがどこか憎めないところも併せ持った、それなりに巨大な人物として描かれていた(し、彼と関わる連中もまた大物揃いだった)のに対して、今回はどちらかというと巨大なアンダーワールドをチョロチョロと這い回るネズミ列伝、みたいな感じ。もちろん中にはかなり大きいのやら凶暴なのもちょっぴり混じっているんだけど。

そんな中興味深いのは、悪党共に混じって悪さのし放題のGIたちの行状記。だから米兵なんて昔からクズみたいな奴らばっかりなんだ、というのではなくて、厳格なキリスト教的社会で育った若者たちが、敗戦後の混乱した社会と、自分たちとはまったく異なる価値観や倫理で動く人間たちに出会ってしまったことが産む悲喜劇が、日本に対する無理解と、それを認識も、改めることもしなかった占領軍の首脳たちの無為無策ぶりによってさらに増幅されてしまった、というあたり、たとえば今の多国籍軍がイラクで遭遇している騒ぎにも共通するものがあるんじゃないかと思えたりして。

ついでにいうなら、なにか事件が起きたときのその後の反応のまずさ、という部分も、変わってないなあと言う気がする。これはもう、終戦直後のどさくさの時期に限らず、最近の「えひめ丸」の事件や沖縄でしばしば起きる事件なんかでも共通して感じること。組織のトップが自分が付き合っている相手の考え方や倫理観が自分たちのそれと大きく異なっているのだ、と理解できていない組織では、きっとこの手の軋轢は絶対に無くならないのだろうな、と思わざるを得ない。いうまでもなく、今米軍との軋轢で被害者として声高に抗議を仕掛ける日本人だって、立場が変われば(いくつかの事件における米軍と)同じ立場に立ってしまっているのだろうな、とも、同時に思うわけだけど。

今回は悪党だけじゃなく、一章を割いて「いいガイジン」列伝も用意されているのだけれど、やっぱり読んでて面白いのは悪党たちの行状記の方だよな。そんな中、上に書いたGIがらみのエピソードには少々複雑な気分を、外人たちと日本のヤクザとが絡むお話には少々薄ら寒いものを、同時に感じてしまう。やる気満々のペテン師列伝の方は、被害者の方にはちょっぴり気の毒だけれどもニヤニヤ笑って読んでいけるんだけど、実際に東京アンダーワールドで常に力を持ち続けているのは、外国の山師たちや日本の政財界のかなり深いところまで浸透しているヤクザたちなんだよね。そこは、怖い。

やっぱり東京にだけは住みたくねえな、と思う私。山口組のお膝元ならええのか、という話はひとまず置いといて(w 。

(★★★)

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

hisamura75 [問4はどう答えれば… わたしはフタコブラクダらしいです。]

ROVER [必死で足し算して問題を見直したら、かけ算だったことに気がつきまして…。その瞬間「どーでもえーわこんな問題!」などとな..]

でした [ リンク先へ飛んでみようという気力も無い私はいったいどーしたら。]

ROVER [そっ、それはあまりに(^^;)………>でしたさん]

もんちぃ [「判定」をクリックしても何も表示されなかった。もう1回やってみる気力はありませんでした。orz]


2005-06-29 この日を編集

[Day] ぎょぎょっ (15:41)

雷が鳴ってるなあ…

[Day] ごろごろ (22:08)

昨日からずっとお腹の調子が悪い。んでも昨日あんなの読んじゃったもんだから、正露丸飲むのもちとためらわれる。うーん、微妙にお腹ぐるぐるな感じ。同じもの喰ってるのになんでご家族様には症状が出ないのであろうか。なんか盛った?>妻

オレを殺しても金にならんぞー。

[Books] ヒューマン -人類- ネアンデルタール・パララックス 2 (24:01)

ヒューマン : 人類(Sawyer,RobertJ/著 内田昌之/翻訳 ソウヤーロバート・J./著) ロバート・J・ソウヤー 著/内田昌之 訳
カバーイラスト L.O.S.164+WONDER WORKZ。
カバーデザイン 岩郷重力+T.K
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011520-6 \920(税別)

多元宇宙で総懺悔

それまでただひとつだった宇宙、ただひとつだった地球は、4万年前のある異変が元でそれ以降、いくつもの並行宇宙となってそれぞれが独自の進化を遂げていた。そんなひとつの"地球"、ホモ・サピエンスが滅び、ネアンデルタール人が生き延びた地球での量子コンピュータによる実験が、彼らの地球と我々の地球を結びつける。その時の事故がもとでこちらの地球に飛ばされたネアンデルタール人、ポンターは、ホモ・サピエンスの地球と自分たちの地球の文化、文明レベルの進歩の仕方の差に恐れ、驚き、感銘を受け、やがて自分たちの世界への帰還に成功した。その時から、二つの地球では、もうひとつの地球に対し、どのようなアプローチが取られるべきか、についての模索が始まるのだった。交流か、拒絶か、それとも略取か……

んーむ、「帝国の逆襲」がパッとしないからといって「ホイルス星系誌・第2部」がまるごと面白くないってワケではないよなあ、という話かなあ。幾つか「ほほう」とか「なるほどね」とこちらをニヤリとさせてくれるフィーチャーはあるにはあるが、どうだろ、全体としては少々無邪気に過ぎる小説になってしまっているような感じがする。

このお話の隠れたテーマ(あ、別に隠れちゃいないか)は、「今のアメリカ○○」(○○、にはまあSF、なりイズム、なり社会、なり、その辺のワードを適宜入れてもらったら)に対するやんわりした異議申し立てだ。それ自体は前作でもある程度は語られていたけれど、前作がひとりアメリカ、というのでなく、ホモ・サピエンスの(さらに言うならキリスト教的宗教観の)思考パターンに支配された世界に対する、やっぱりやんわりとした異議申し立てであったと記憶するのだけれど、本作ではその、やんわりとした、奥ゆかしい部分がある程度取り去られてしまった分、読んでるこっちは少々鼻白んでしまうような展開に直面してしまったな、と。

アメリカンウェイへの異議申し立ては結構なんだけど、アメリカの世紀の前の世紀に君臨してたのは英帝国な訳で、米帝(わあ、懐かしい単語だこと)への批判をするあなたの国の宗主国が、その一つ前の世紀に世界規模で何をやらかしたかについては言及なしなのかよ、おめでてーな、とオジサンなんかは思っちゃう訳なんですが。アメリカンウェイの伸張の上で亡くなった人々のお気持ちに何らかの棹を挿す気持ちはないけれど、あなたがこの本で主張していることの幾つかは、あまりに物事をシンプルに割り切ってしまっているのではないかなあと言う気はする。ベトナムにおける戦死者の名を悼む壁でのポンターとメアリのやりとりは、ある意味本書の白眉だと思うのだけれど、残念ながら最終的に落ち着くところは"お約束"の範囲内でしかないような気がするのだよな。ソウヤーはいつも、かなり深いところまで行っときながら肝心の部分には斬り込んでいない、という印象を持つのだけれど本書もそんな感じ。違うだろそれは、という気は、ちょっぴりだけどしてしまう。

ソウヤーSF、大好きなんだけどこれはどうかな、ちょっとナイーブな部分の扱いを失敗してしまったような気がする。お話の中で自分の旧作に言及してみたり、細かいところでくすくす出来るのですけど。

(★★★)


2006-06-29 この日を編集

[F1] GP2 スペイン (23:17)

フジテレビ739で深夜にやってたヤツ。録画して観戦。今回は前回ほどにハミルトンのすごさやGP2のガチンコぶりが際だつようなこともなく、どっちかというとおとなしめなレースであったか。そうは言っても同一チームでトップを走ってたプレマとハミルトンが第1レースで終盤に絡んであわや、ってなシーンがあり、それでもどちらもけろりと(別に相手を非難するようなこともなく)翌日のレースに臨んだりしている(らしい、ような報道であった)あたりがGP2らしいと言えるのかな。

吉本くんは残念ながら良いとこ無し、ネルソンの息子も決して遅くはないんだけど、オレら結果だけはすでに知ってるわけで、このあとに来るのがハミルトンの鉄板のごとき勝ちっぷりな訳で、このあたりフジテレビさんには放送スケジュールをもうちょっと考えてもらえたら嬉しいんだけど、とは思った。「F速」の船田編集長のボイス、なかなかレディキラーな渋い美声なんで、もうちょっと彼をプッシュしつつタイムテーブルを考慮してくれると良いんじゃないですかね。吉本くんってアイドルの顔も持ってはるんでしょ?

[web] あまぞんの犬、ちょっと変更 (23:29)

んと、左サイドのamazonのリンク、ベータテスト(なのかな?)中の「おまかせリンク」とやらに変更してみた。あまぞんに任せるとどうなるのか、ちょっと様子見てみる。

[Books] 火星縦断 (24:26)

4150115621 ジェフリー・A・ランディス 著/小野田和子 訳
カバーイラスト 田中光
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ.
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011562-1 \940(税別)

人類史上三番目の有人火星観測隊を乗せた探査船、<ドン・キホーテ>は、今まさに火星へと着陸しようとしていた。だが、乗員たちはみな知っていた。彼らの最重要ミッションは火星着陸でも現地での調査行動でもないことを。彼らにはまだひとつ"人類初"の栄誉を受けてしかるべきミッションが残っていたのだ。それは火星からの無事帰還。そう、彼らに先立つ2度の調査隊は、共に火星に到達していながらついにそこから地球への帰還を果たせていなかったのだ。

あっけないほどすんなりと成功した着陸シークエンス、あとは第2次調査隊が使うことなく火星に残していった帰還船<ダルシネア>を使い、地球に向けての帰還ミッションをこなせばいい。だが、一見なんの問題もなく火星で彼らを待っていたかに見えた<ダルシネア>をチェックしていた隊員の一人、ライアンには<ダルシネア>が返すデータは微妙な違和感しか感じられないものだった…

NASAで"マーズ・パスファインダー"などのプロジェクトにも参画していた現役の研究者であり科学者でもある著者が、自らの"仕事場"とも言うべき火星を舞台に描くハードSFアドベンチャー。火星探査の最前線にいる人物が描く宇宙開発の"現場"は、些細な見落としも許されない、そしてそこまでシビアに徹してもなお、それ以上の些細さをついてくる宇宙の怖さ、予想のつかなさを思い知らされる世界。主人公たちの前に火星に挑戦し、壮途半ばで倒れてしまったチームの、根本的な敗因が実はほにゃらら(ここは読んでのお楽しみ)だったり、地球上でのシミュレーションでは予想できなかった火星環境の微妙な差異が物語の中では想像を絶する困難となって登場人物の前に立ちふさがってくるあたりの厳しさと、そのシビアさゆえの面白さはかなりの物。とにかく"わかる限り、説明のつく理由を用意する"ってスタンスは私の大好きなハードSFのパターンであるので、本作もかなり楽しく読んでいけた。

ドラマ部分もかなり頑張っていて、<ドン・キホーテ>の乗員たちそれぞれにそれなりの分量が割かれ、その人間ドラマの部分にも充分考慮がされているのだけれど、こちらの方はやや力足らずだったか、と思えなくもない。キャラクタのそれぞれの独自性とか、そこから来るモチベーションのありかとか、そのとっかかりはそれなりに納得できる物ではあるのだが、変わった物ばかりが集まると、それは案外ありきたりに見えてしまう、みたいな、少々あからさまな"作った"感が、人間ドラマの部分からは感じられてしまうのがちょっと惜しいかな、と言うところ。やや早急なカットバックの手法も、こと本作に関してはうまく機能していないのじゃないかな、とは感じた。もう少しそこの話をしてくれよ、ってところで唐突にシチュエーションが変わってしまう、ような気がしてしまって。長ければいいと言うものでもないけどちっとは長めに書かなくちゃいけない部分もあると思うわけで、そのあたりの分量の塩梅にもう一声、練り込みが欲しかったような気はする。そこに注力するのか、そんな暇があったらSFとしての完成度に力を注ぐべきだったのか、それは作品によって違って来るものではあるのだろうけど。

わたしゃこの作品、ハードSFであってなおかつプロパーSFであると思うので、SFになじみのない人にも読んでもらうためにも、もうちょっと"物語"側も考慮してくれたらよかったかな、とは思っている。つまらんことが宇宙では実はとてつもなく致命的なのよ、ってあたりの語りのうまさはさすが現役、って思うだけにあえてSFとしての完成度を捨てても、"物語"としての面白さに、もうちょっと気を遣ってくれてもよかったんじゃないかな、なんて。

(★★★☆)


2007-06-29 この日を編集

[TV] 運が良かったら見ちゃうぜシリーズ (23:23)

仕事しながら、だらだらと。録れていたのは「英國戀物語 エマ」、「らき☆すた」、「ロミ×ジュリ」、「アイドルマスター XENOGLOSSIA」、「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」。

どこが面白いのか未だにわからないまま、次回で最終回なのが「エマ」。いやまあ絵は美しいし、ノスタルジィと異国情緒に充ち満ちてはいるんだけど、やってることは花登筺と野島伸司足して2.5で割ったような話な訳だし…。

「らき☆すた」は前半のお祭りの話がかなり面白かった。「XENOGLOSSIA」は、しばらく見てないうちにお話がずいぶん動いておった。んまあそんなような感じで。

[Day] 歯が痛い (24:12)

朝からずっと、右の奥歯の付け根が。目と歯だけは医者の厄介にならないってのが、数少ない自慢だった私なんだが、目の方は10年ゲーム屋で仕事したらぼろぼろになってしまい、残る自慢は歯、だったのになあ。最後の砦もぐらついてきているのか。

虫歯になったことがないので良くわかんないんだけど、物を噛むときに異様に歯の付け根が痛い、つーのは虫歯ではなく、なんかこう、外商的な要員での歯の痛みのような気がするんだがどうなんだろう。寝てる間にカミさんからエルボーでも食らったのかな、酒はいると微妙に顎も痛い感じだし…。

とりあえず物をちゃんと噛めないのは困ったものじゃ。寝てる間に直ってくれたらありがたいんだけどな。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

noki [ ほうっておくとどんどん酷くなるので早めに歯科医にかかられるのを おすすめします。といいつつ、、現在歯科医通い中なの..]

nico [今年になって、上の奥歯・・親知らずを右左1本ずつ抜きました。 中学より30年、歯医者の世話になっていませんでしたが、..]

rover [寝起きの時点では大して痛くないのですが、昼飯を食う段でやや痛くなり、晩飯を噛むのがちょっと辛い、ような日々。 歯医..]

TUX [●虫歯、というよりは歯肉炎の可能性もアリですね。いずれにせよ、歯医者さんには早めに行かれた方が吉かと。 ●ただ、歯..]


2008-06-29 この日を編集

[Books] 黎明の星

97844886632549784488663261 ジェイムズ・P・ホーガン 著/内田昌之 訳
カバーイラスト 加藤直之
カバーデザイン 矢島高光
創元SF文庫
ISBN978-4-488-66325-4 \840 (税別)
ISBN978-4-488-66326-1 \840 (税別)

木星から誕生した新星アテナの超接近の影響で壊滅した地球。今宇宙に残る人類は、かつての地球の経済本位の文明を嫌って、土星の衛星タイタン付近に本拠を定めたクロニア人と呼ばれる人々と、かろうじて地球脱出に成功したごくわずかの地球人たちだけだった。それから数年、いまだにその脅威を減ずることなく不安定な軌道を描くアテナと電気的擾乱に満ちた太陽系で、生存のための苦闘は続く。そんな中、壊滅した地球の再調査をめぐり、クロニア人と地球からの脱出組の間で微妙なしこりが生まれつつあった…。

「衝突する宇宙」論でぶいぶい言わしてくれた前作のノリは健在、というかさらに加速。太陽系の惑星たちは勝手気ままに軌道を変え、「こう考えればすべての辻褄が合うんだよ!」 「な、なんだってーーーー!?」の連続で、こりゃ確かにamazonのレビューじゃ評判悪く、そもそも本書の解説(堺三保氏)がほとんど解説の体をなしてないあたりも、みんないろいろ困っちゃったんだろうなあ、などと要らぬお世話を焼いてしまったり。

お話は、前作「揺籃の星」がホーガン的「悪魔のハンマー」の上巻部分だったとしたら、今回は下巻のパートにあたるところを、実にホーガンらしく描いていく。で、SF的な構想の大きさって点ではホーガンとニーヴンには(まあ土俵が違うんだけど)それほど差はつかないと思うんだけども、ストーリーテリングのシビアさってところではかなりパーネルさんに分がある感じで、言ってしまえばこのお話は、張った伏線の回収や最終的なクライマックスシーンに至る流れ、クライマックスでの見せ場の描写など、いろんなところがヌルいと言う感じ。ついでに言うならある意味ホーガンが理想としているはずの世界観に、自分で「あ、でもやっぱこれちょっとヤバいかも」と思い至りながら、そこにはきっちりした解を思いつけないままお話の幕を引いちゃった感じもあって、そこももうちょっと、どうにかならないかな? とは思った。

でも好きなんだけどね(^^;)。

ホーガンって人は基本的に、人間も科学もとっても素敵で良いものだ! ってポリシーを無邪気なくらい信奉している人で、それ故に甘いだろそれはとか、どうにも食い足りないところも多々ある訳なんだけど、それでもついニヤニヤしながら読んじゃう私はどこに出しても恥ずかしくないホーガン贔屓。科学が発達しすぎるといろいろ困ったことが起きるけれど、それでもそれを解決してくれるのは、やっぱり科学なんだ、って思想がとても好きなので、それを臆面もなく書いてくれるこういう人はある意味貴重なんじゃないかと思ってしまう。こいつもSF業界ではもはや定番化しようとしてる、全三部作を銘打っているんだけど、肝心の三作目はまだ執筆もされてないってことなので、またしばらく待たされることになるようだが、まあなんだ、肩すかしと紙一重の楽天的大団円を期待してのんびりとお待ちしますですよ。

★★★☆


2010-06-29 この日を編集

[PC] ちょっとは学習したらしい

本日のスクリーンショット6月頭にリリースされたATOK Pad。その時には全画面モードでメモパッドが立ち上がるだけという相当頭悪いだろなツールだったんだけど、今回のバージョンアップでようやく真っ当な在り方になったかも。スクリーンショットの惰隠洞のウインドウにかぶってる、小さなグレーのウインドウが新しいATOK Pad。これならまあ、思いつきを書き込むのには悪くないサイズと言えるかも。

新たに使い方のティップスを表示するスペースがウインドウ下部に追加されてるんだけど、出てくるヒントはATOK Padの機能と言うよりはATOK本来の機能だったりするし、取り立てて「あってよかった」的小物とも言えないかな。

前にも書いたけど、書いた内容を任意のところにペーストできたらかなり使うことが多くなるかも知れないけど。たとえばフォーム部分をアクティブにしてCtrl2回(起動アクション。Ctrl2回って多くのCPUチェンジャーの切替え動作のような気がするんだけど、いいのかね)でATOK Padを呼び出して、メモを選択したらその行がフォーム側に渡される、みたいな機能があったらいいんだけど。

前のバージョンは速攻お引き取り願ったけど、今回はしばらく常駐させてみようかな。でも使わないだろうなあ。たぶん秀さん立ち上げちゃうだろうな。

[Anime] 定期視聴番組

「BLACK LAGOON」、「WORKING!!」。ショートバージョンというのがどういうものなのかと思ったら、最初から始めて普通に放映し、時間が来たらそこで切っちゃうと言う、あまりにもザッパな造りでがっかりだったのが「BLACK LAGOON」。や、その時間が来て切られちゃったところが見たかったのよ、こっちは。

「WORKING!!」は最終回。んー、どっちつかずでぱっとしない感じだったかな。無理に松本さんの出番とか作らなくても良かったんじゃないかしら。フリスビーの女の子は前にワグナリアに来てた子? 松本さんの中の人がワセリンって事で兼ね役なんすかね。

最終回は感心しないけど、全体としては面白かったです。二期があるなら歓迎しますよ。


2011-06-29 この日を編集

[Baseball] マケタデー!!

C2-1T。良いピッチャーが出てくると、とたんに打てなくなってしまう上にやたら早打ちになってさらに向こうさんを助けてしまうと言う。そら来たチャンスだ、ひーやん頼むでぇ! も、ちょっと芸がないような気はするねえ。しばらくはこんな感じで、一進一退の展開になるんだろうけどさ。

[News] 訃報

むう、竹内博さん(asahi.com)、亡くなってたのか…。自分の好きなものたちを、分類して、系統立てて、再構成して資料とする、という仕事をこちらの分野(特撮がらみ、ってことね)で、かなり早い段階から手がけてらっしゃった方だったのでないだろうか。それだけに自分からしたらひとまわりくらい上の方ってイメージがあったんだけど、たった4つしか歳違わないのね。そこにびっくりだよ。16で円谷プロに入られたって事ですか、すごいなあ。

いろいろお世話になりましたし、助けていただきました。しみじみと感謝を。


2013-06-29 この日を編集

[HTML] 列と行

お仕事ちゃんとしてますよ(w。

テーブルのカラム側をコントロールする要素としてのcolgroupとかcol、基本的にこいつらが影響を与えるのはテーブルセルのあくまで容れ物部分。良く言われる、「空のテーブルセル」へのいくつかの指定、が可能(セルに収る要素自体への指定は出来ないよ)、って話なんだけど、今日テーブル触ってて、borderの値の左右への指定は有効なんだけど、上下への指定は無効っぽいことに気がついた。言うてもリファレンスブラウザはOpera12なので一般的とは言えないのかも知れないんですが。

まあcolgroupが「列」のグループに対する指定であって、「行」はtbodyなり何なりで指定すべき物であり、表を縦に見ていけば上下の境界線というのは対応の範囲外ですよ、と言われたらそうかも判らんのだけど。

まあ今のとこ、HTMLの要素を縦方向でまとめてコントロール、ってのには色々困難が伴うみたいですね。

[Baseball] カッタデー!!

T4-3C。ヒロイン大和でしたな。これがチーム事情が上向いてる証左なのか、多分に敵失に救われた物なのか、微妙なところはあるんだけど勝ちは勝ちだ。

チーム事情って話だと、明日は藤浪きゅんじゃないのね。まあやむを得んのだろうけど。

[F1] 英国GP予選

おー、ハミルトン来たかー。ニコも二位に付けたのね、フロントロウおめでとう。ただ、言っちゃ悪いけどメルセデスには、微妙に予選番長の匂いがしてるんだけど、そこを覆してくれるだろうかね。


2014-06-29 この日を編集

[F1] しょぼーんで終わる…のか?

トニー・フェルナンデス、ケータハムのF1撤退を示唆(F1通信)。うーむ……

もともと順調に進めるなんて思えない出自でキャリアをスタートさせたチームなのは確かなわけで、苦労は多かろうなあと思ってはいたけど、さすがに一人の大金持の存在だけでどうにかなるもんでもない、ってのが昨今のF1であるということなんだろうかねえ…

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

「キャプテン・アース」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ハピネスチャージプリキュア」、「ハイキュー!」。ワールドカップの中継が伸びた影響で「魔法科高校…」、「ジョジョ」はお休み。1時間以上伸びたのね。

「キャプテン…」、デザイナーズ・チャイルドとやらの背後に潜む人身売買組織みたいなものの存在とか、割に重い話もひそんでいそうではあるんだが、なかなか呑み込みづらい展開が続いているんだよな。DD51系に引っ張られるブルートレインに偽装したアースエンジン移動基地とか、ちょっと面白いギミックもあるにはあるんだけど。

「トッキュウジャー」は6人目の戦士が受け入れられる回。真の名前がすべてを規定する、ってのはファンタシイっぽくっていいかも。あとはなんだろ、ヒカリが良いポジションにいてるなあ、と。勝手な持論なんだけど、グリーンのキャラが立ってる戦隊ものは良いシリーズになる、ってのは前にも書いたけど、その伝でいくと本シリーズもこの先が楽しみといえるのかも。

「鎧武」はいよいよミッチが悪いところを前面に押し出してきた感じ。スーツ姿もなかなかですが、上に比べてパンツ側の履きこなしっぷりがイマイチで、若干スーツに着られちゃっている気はするな。そこ行くと服自体はボロなのに、貴虎さんの着こなしの決まりっぷりときたら。ついでに言うならコウタ君の着こなしのあやふやっぷりがそのまま、彼の立ち位置を表現している気もしないことはなく(w。

「プリキュア」、あれですかね、’10年代の魔法少女物には、願いとその結果について何らかの考察を加えなくてはいけない、みたいな縛りでもできたんでしょうかね。ま、軽重で言えばごく軽く触れただけではあったんだけど。とりあえず今年のプリキュアはヒメちゃんメインでお話が進むのね。そこはいいけど黄色の人がいつまでたってもキャラが立たないってのはとばっちりというかなんというか。

「ハイキュー!」はいい最終回でした。終わってないけど。

[tDiary] どうでもいいけど

tDiaryはVer3あたりで使用する文字コードがUTF-8になってたんだよな。そりゃ右ペインのGoogleサーチボックスでサイト内サーチ掛けても文字化けでおかしなことになるはずだよ(『グリーン キャラ』でサイト内検索かけて不具合に気がついた)。誰か突っ込んでくれよ、って俺もそんなに使ってなかったんじゃん(^^;。

直しました。今はちゃんとサイト内検索してくれるはず。


2015-06-29 この日を編集

[TV] 月曜時代劇

「水戸黄門」2時間スペシャル。何でもこれで最後の水戸黄門らしいですが、前にもそんなこといわれたような気が。んまあこの手の裏切りは大歓迎ですんで、時々やって下さい。お話は六代将軍と目される甲府宰相徳川綱豊がしばしば刺客に狙われるという事案が発生。綱豊の側近から泣きつかれた光圀は刺客の正体をあぶり出すためと綱豊のさらなる成長のため、彼を漫遊の同行に巻き込んで…、みたいなお話。ここにいつもの柳沢吉保の陰謀と今回の新機軸、光圀と彼の息子、頼常との確執のようなものを持ち込んで、甲府、大阪、高松、再び甲府、そして江戸、とお話は進んでいく。

褒める所が二つぐらいある。一つは印籠を乱発しなかったこと。今回はなんと、2時間の間に一度しかこの紋所が目に入らない。しかもお話の前半部分で使うという割に大胆な構成をしてきてる。

で、印籠出さずに後半何するかというと、光圀と実の息子である頼常とのお話に父性愛とは、みたいなテーマを絡めてきてる。これが高松編のメインなんだけど、ここで突然傾き者になった頼常を巡って二人の藩の重臣の密かな争いが繰り広げられるんだけど、ここが二つ目の褒めどころで、キャスティングが効いてるの。田村亮と石橋蓮司なんですね。大岡様と柳沢吉保だよ。見てる方は当然勝手に田村亮の方が善玉だろうと思って見ていくと実は…、ってあたりはなかなか上手いな、と思った。

そこらはまあ良かったんだけど、でもまあ全体としては今ひとつではあったかな。お芝居が軽い、殺陣も軽い、かなりの部分スタジオ撮りで、そこに実景かもしかしたらCG映像をはめてるであろう画が何となく不自然、最後印籠出さないので、ラスタチが壮絶に取って付けた感満点なものになっちゃった、などなど。

加えて脚本もちょっと穴多かったぞ。頼常がバカ殿を演じるのは、とあるブツを入手するまでのカムフラージュなんだけど、そのブツが登場するのはつい最近。んじゃなんで2年も前からバカ殿やってたんだ、とか(w。

時代劇見れるのは嬉しいんだけど、新しく作られる時代劇がどうも「軽く」感じられる物ばかりなのは、時代なんですかね。

あああと、最後の最後に市井の人々が普通に「ご老公さまー」って声をかけて終わる、っていう掟破りやったってことは、少なくともTBSでは水戸黄門は金輪際作らんよ、ってことなんだろうかねえ…。

[News] 訃報

B003A9FMWEイエスのベーシスト、クリス・スクワイア (asahi.com)。白血病とのことですが67歳は若すぎるだろう。厨房時代はかなりイエスにはまってたなあ、ロジャー・ディーンのイラストも込みでね。「イエスソングズ」買えるお金持ちの友達がうらやましかったですよ。

「海洋地形学の物語」は今でもたまーに聴いたりしています。尽きせぬ感謝を。


2018-06-29 この日を編集

[Baseball] カッテマケタデー!

昨日DB2-3T、今日S10-9T。昨日はノーミサン100勝おめでとう、今日は、んー、負けはしたけど一応打線は戻ってきたと考えて良いのかな。点が取れないよりは取れた方が良いよね。

あと、いちおうサッカー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとう!

[Anime] 定期視聴番組

最終回が二本。「グランクレスト戦記」、最終的にワーウルフ最強説(w。あとはなんだろう、実はこの世界は一度は極めて発達した文明が自壊したあとの残滓で…、というのはまあ、よく言えばトラディショナル、悪く言えば手垢案件といえるかも。古き良きSFの感じは良いのか悪いのか…。

最終的にハッピーエンドで終わった「多田くん」、愛らしく良い話であったとは思いますが、一般的な社会であったら定年間近のオジサンが、ティーン諸君に言いますよ。今キミらが浸っているそれは、麻疹みたいなモノかも知れないよ、たかだか十数年の人生のなかでの刹那の高揚感に、将来のすべてを託すのは危険なんじゃないのかね、と。

敢えてそこは悲恋で落として欲しかったような気はするな。ついでに言うならこの展開、実はアレクにとってものすごく残酷な結末なんじゃないの? 自分が一番好きな人が一番好きな人のために身を引いたあとに付き合わされるんだぜ(^^;。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

たじまや [「悲恋で落として欲しかった」全く同感でした。視聴者としての気持ち的に「易きに流されちゃったなあ」と喪失感を感じました..]

ROVER [恋バナとしては成就しなくても、なにか洒落た落とし方もあったと思うんですけどね。それこそ「ローマの休日」のラストが参考..]


2020-06-29 この日を編集

[Kindle][web] 結局買うてもた

「球詠」、結局最新刊まで買っちゃった(w。そうか、そうそう毎回上手いことは起きないよね、ってことで新展開へ。新メンバーも入ってこの先どうなるか。楽しみっす。

[Anime] 定期視聴番組

「ノイエ銀英伝」、このエピソードから地上波では放映されなかった分。まずはアムリッツア会戦のエピソード。今回も全12作ってことだけど、Wikipediaでざっと見た感じ、ジークが死ぬとこまでで区切る感じなのね。リップシュタット戦役がメインになりそうだけど、同盟側の内戦も描くのかしら。それにはちょっと全体の尺が足りんような気がするけどな…。

[逸級介護士] お掃除魔神、来襲

三週に一度の従姉妹殿。いつものようにいろいろやって頂いて、お礼に晩飯は焼肉パーティ。


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ここ1週間分の話題

傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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