ばむばんか惰隠洞

«前の日(09-15) 最新 次の日(09-17)» 追記

カテゴリ一覧

Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士


2004-09-16 この日を編集

[F1] 何がなんだか

さっぱり判らんストーブリーグの展開な訳ですが。ヤルノがルノーのチーム体制に文句付けてるなあと思ってたら出てきた解雇説。これはルノーサイドが13日にしっかり否定。なのに15日には突然、ヤルノはもうルノーを辞めていた事が判明。なんだこれは?

さらに。んじゃヤルノの抜けた穴には誰が収まるのかな、と思っていたら、ジャックがルノーのテストに参加、なんて記事が。なんでジャック? さらにそのジャックはザウバーと2年契約を締結。契約の効力は今年11月からなので、残り3戦をルノーで走ることは問題ない、んだって。以上、ニュースソースは1-800-F1Newsさんから。

ええと。

まことにめまぐるしい展開ですが、まとめるならば、ヤルノの抜けた穴には残り3戦ジャックが収まり(あるいは収まる、かも)、今年のシーズン終了後、ジャックはザウバーへ。ヤルノはトヨタのテストに参加。残り3戦トヨタから出場する可能性は低いが来年はラルフと組んでトヨタのドライバー、ということになるのかな。

ついでに来年のシート状況も1-800-F1Newsさんでおさらいしておこう。これ以外でおそらく決定なのはタクのBAR残留、キミもそのままマクラーレン、てことになるんだろうと思う。タクの相棒は誰だろうね。私はデイヴィッドかなあと思ってますが、アンソニー昇格も無い話じゃあないだろうしなあ。

なんにしても今年は夏のさなかからストーブリーグが始まって、まだしばらく収まりそうにない感じですな。

[Baseball] 何がなんだか

さてこっちも訳わからんことになっておるなあ。楽天がプロ野球参入に名乗り(asahi.com)を上げたと思ったら、こんどはライブドア、仙台に新球団(asahi.com)、だって。うーん、堀江っちー、あなたは大阪近鉄を救おう、とか、そういう気持ちで名乗りを上げた訳じゃあなかったんだね。なーんだ、ちょっとあれだな、男気的にちょっとがっかりというか。

IT業界なんてのは一般的にはまだまだ認知度は低い業種で、ソフトバンクがグリーンスタジアムをヤフーBBスタジアム、と命名した事による波及効果って、案外バカにならんものがあったらしいけど、どうだろ、球団まで持っちゃったりしてペイできるのかね。やっぱりIT関連なんてまだまだバブリィな業種なんだ、ってのを天下に証明する結果にならなきゃいいけど。

[Books] 戦争報道の内幕 隠された真実

本書カバー フィリップ・ナイトリー 著/芳地昌三 訳
カバー写真 ©CORBIS/Corbis Japan
カバーデザイン 柴田淳デザイン室
中公文庫
ISBN4-12-204409-X \1286(税別)

各国の報道機関が初めて本格的にその内容を伝えることになったクリミア戦争、映像の力、電波による速報性に磨きのかかった第一次大戦、ラジオが本格的にその威力を発揮しはじめた第二次大戦、そしてテレビによって視聴者が居間に座ったまま、凄惨な戦闘を見ることができるようになったベトナム戦争まで、約120年間の戦争報道の中で戦争の当事者たちと戦争を伝えようとする者たちとの間にはどんな確執があったのか、そしてその結果、何が伝えられ、何が伝えられなかったのか、さらにはどのような、「無かったこと」が伝えられ、それを今の我々は事実であると誤認しているのか、を解き明かしていく大著。この分量でも日本語版では計4章が割愛されている。

さすがにお新聞やテレビで報道されることがすべて「事実」なのだ、などと言うことを簡単には信じない程度には私もスレては来ているのだけれども、それでもどういうんだろう、ロマンはロマンとして残しておきたいと思う部分もあるし、戦争というものは醜いものも崇高なものも、全てをごっちゃにしたるつぼであると思うわけで、たとえ「カタロニア賛歌」を前もって読んでいても、スペイン内乱には何かこう、ロマンチックなものを感じてしまうし、フランスがナチスに蹂躙されてからしばらくの間、ドーバー海峡と英国上空で行われた戦いにもまた、同じように今は残り少なくなったロマンを感じてしまう私なんだけど、本書の著者は容赦ない。ピカソが終生の大作をものしたゲルニカ空襲は無差別爆撃の走りだったわけではなく単に軍事目標を空爆しただけのものでしかなかったし、奇跡といわれたダンケルクの撤退作戦は、単にドイツ側にそれ以上の追撃戦を行う余力がなかった(というか、ヒトラーが大事な戦車をダンケルクの湿地に埋もれさせるのを躊躇した、ちゅう話は有名ですな)、などなど。

日本人である我々からすればあたりまえだけど、戦争中に確かに日本兵は捕虜や非戦闘員に対して残虐な行為を行ったけれども、それは別に日本兵だけに始まったことではなく、英米の兵士も同じであったことなどは、現地に取材するジャーナリストたちにとっては日常的に目にする物事であった。でもそれらの物事は決して母国で情報を待つ人々の元には届けられない。そこには戦争遂行者側から見た損得勘定に起因する検閲制度が存在するから。

戦争報道の歴史というのは、つまるところ報道と検閲者の戦いの歴史な訳で、一方で国益を最優先に戦争遂行の障害となる報道を極力フィルタリングしようとする勢力があり、もう一方で混じりけのない事実を報道しようとするジャーナリストたちの苦闘がある、というのがまあ、大雑把な図式。ただ、ジャーナリストだって人間なので、完全に公正中立ではいられないのも確かで、これがおのおのの戦争の性質と絡んで、ジャーナリストたちの身の振りようにも微妙に影響を与えているのは面白いところ。これが顕著なのがスペイン内乱とベトナム戦争かも知れない。

スペイン内乱が特殊なのは、ここに中立な人物がほとんどいなかった、ということだろうな。フランコ側に付くものは共和主義者たちを共産主義者と決めつけ、やることなすことを悪事と書き立てる。一方反乱側で取材を続ける人々は自らが立っている側をファシズムに対抗する、理想主義の人々と捉えてその良い面しか書かない。いろんな意味でロマンの権化みたいなヘミングウェイがこの戦争で、国際旅団側の特派員として活躍していたのは有名な話だが、ナイトリーの筆はジャーナリストとしてのヘミングウェイの資質についても容赦なく切り捨てる。なんというか、あれだな、理想ばかりが先に立ち、やることは素人な学生運動の末路を数段悲惨にしたものがスペイン内乱の真実だった、ということなのだろう。でも、事実はそうでも、そう簡単に人の心に染みついたスペイン内乱のロマンティックな部分は消えない。

アメリカはベトナム戦争の教訓から、湾岸戦争、イラク侵攻では徹底した報道管制を敷いたわけだけど、じゃあそのベトナム戦争では、ジャーナリストたちはそもそも戦争に反対する立場であったのかというと必ずしもそうではなく、基本的に彼らも、アメリカの勝利を希望して戦場報道を行っていた、というのは少し驚いた。最終的にアメリカが勝利を収めることを希望し、そのために問題であると思えるところを指摘することが結果的に戦争遂行者側との軋轢を生んでしまった、ってあたりの過程は大変興味深い。

戦争報道ってのは難しくて、たとえば完全に事実を包み隠さず報道することが、かえって自国の利益を損なう可能性もあり、さらに面倒なのはその、自国の利益を損なうかも知れないことが、最終的に自国にとっていいことなのか悪いことなのかは、後になってみないとわからない、というあたりにありそうな気がする。例えば今(ここからは乱暴な例えですよ)、マイケル・ムーアの映画に喝采し、イラクで何が起こっているのかを正確に伝えるべきだ、というのは簡単だ。だが、それが引き金になってアメリカの国益を損ない、ひいてはアメリカの発言力を大きく落としてしまった時に、アメリカのみならず全世界規模で、今以上にそれが世情の安定に繋がるのか、まで考えた時に報道が出来ることと報道がすべき事、あるいは報道がすべきではないこと、の線引きは誰がどんな基準で行うのか? 残念ながらナイトリーはここをややきれい事で済ましてしまっている気がする。今の日本のヘタれたきれい事しか言わないジャーナリストよりはマシだが、それでもやっぱり、答えはない*1。そこはちょっと残念かな。ジャーナリズムの負け戦の総括、という部分を追っていく価値はある。でも、それじゃジャーナリズムが(輝かしい)勝利を得る時ってのはどういう時なのよ、と。

事実を報道すべきだ! といって譲らない東宝特撮報道陣(主に宝田明)のほほえましい理想主義を私は愛するが、現実はもう少し世知辛いものな訳で、その世知辛い世の中で、ジャーナリズムは、ジャーナリストは何を伝え、何を伝えないでおくべきか。外れでもいいから叩き台として、そこに何らかの結論が欲しかったように思う。

(★★★)

*1 自分の作品は基本的にエンターティンメントである、と言ってるマイケル・ムーアって、ある意味正気を保った人間なのかも知れないな、とは思ったです。


2005-09-16 この日を編集

[Comics] お買い物 (15:45)

4253194524青池保子「エロイカより愛をこめて (32)」。 おー、一年以内に「エロイカ」が2冊出るなんて、ここ数年なかったんじゃないかな(それはそれでなんと言ったらいいのか)。前巻が番外編を集めたものだったので、この巻から新しいシリーズスタートだそうな。

もうちょっとで仕事一段落するんで、読むのはそのあと。

読んだ。むう、A君性格変わったか? ついに少佐とうまくつきあう方法を見つけたか? てな感じで。あと、C君とばしてD君とE君が最近なかなか渋いじゃないか。いっぺんA君からZ君までの一覧表ってのを見てみたい気がするな。そういうの作ってる人とか、いないのかしら。

[Day] 訃報 (23:11)

映画監督、ロバート・ワイズ氏(asahi.com)。享年91はまあ、大往生といえるのだろう。私にとってロバート・ワイズといえば、そりゃもう「サウンド・オブ・ミュージック」でも「ウエストサイド物語」でもなく、唯一無二の映画版「宇宙大作戦」(これ以降はTVスペシャルみたいなノリばっかりだったし、ワシ、"ネクストジェネレーション"以降は全然興味ないので)を撮った人。STTMPはお世辞にも良い映画だったとは言えない(つかどう見て失敗作)が、「SF映画を作ってるんだ、オレ達は」的気概、みたいなものが随所から感じられて、ダメな映画なのは分かってるけど嫌いになれない、不思議な映画なのですねこれは。

その他「アンドロメダ病原体」とか、意外とSF属性強く持っておられる監督さんであったと思う。感謝をこめて、合掌。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

奈々 [あーそうか! STTMP はロバート・ワイズなんだ! や、実はあれひそかに好きなんですけど、だれもそう言ってくれなく..]

rover [元気出せ、オレは好きだぜあの映画。あの中盤の退屈さがたまらない魅力だ(w。]


2006-09-16 この日を編集

[Stage] 百鬼夜行抄2 (23:48)

新神戸オリエンタル劇場で、花組芝居「百鬼夜行抄2」観劇。原作は今市子のコミック、脚本にわかぎゑふ。古来より妖魔に因縁浅からぬ家系に生まれた高校生、飯嶋律を主人公にした不思議怪奇コミックが原作の二幕芝居。なにせこれを演じるのが"ネオ歌舞伎"の花組芝居な物だから、当然男役も女役もみんな男性。んでこれが、最初はちょっと「うへっ」と思っちゃう訳なんだけど見ていくうちに、演じている人が男であっても女性の登場人物は、うん、こりゃ女性だよなとしか見えなくなってしまってる自分がちょっと怖い(^^;)。

お話は20歳の時にあっちの世界に引き込まれ、26年ぶりにこちらの世界に戻ってきた、飯嶋家の一員で律の伯父に当たる飯嶋開をフィーチャーして、さらに幾つかのコミックスでのエピソードを絡めた作りになっている。非常にシンプルな舞台装置を"見立て"の妙で、あるときは家屋の仕切り、ある時は妖魔の世界の風景にと表現を変えていくあたりの舞台デザインの巧さはなかなかのもの。お芝居の方も、"待っててください"をキイ・ワードにちょいとほろりとさせてくれる作りを提供しててくれて好印象。

とはいうものの、少女漫画的お耽美な世界が、ネオ歌舞伎との融合でぶちこわしにされてしまった(とはいえ少女マンガをまともに実写ビジュアルで表現するなんてできっこない世界ではあるのですが)ところに対する不満、みたいなものもちょっぴりあるわけで、それはつまり一応は主役である律(以下の男性陣、ですわな。少女マンガに客が望むものはやっぱり美形の男性キャラだろうから)にもう一声、世俗離れした美しさが欲しかった様な気がするのと、やはり初回てことが影響してるのか、お芝居全体に関して、エンジンあったまる前に終盤まで話が進んでしまっていた、的もったいなさがちょっとあったかも知れない。

そのへんでちょっと引っかかりも感じましたけど、うん、総じて楽しめるお芝居であった。原作のコミックスを読んでみたいな、と思ったです。


2007-09-16 この日を編集

[TV] 定期視聴番組シリーズ (16:52)

やっと追いついた。「おおきく振りかぶって」、「地球へ…」、「電脳コイル」、「ラブ★コン」、「大江戸ロケット」、「ななついろドロップス」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「仮面ライダー電王」、「Yes! プリキュア5」。単に夏休みの宿題ネタと見せかけて、実はいろいろ詰め込んできた「電脳コイル」、こっちもこっちでいろいろバレちゃった「大江戸ロケット」が面白かったけど、そんなことより「アニメシャワー」枠内でのCFで、「ぱちんこ 創聖のアクエリオン」などというものがあるのを知ってコーヒー吹きそうになった。

日曜朝は、この先しばらくその操獣刀なるものの争奪戦で話が続くのかな? な「ゲキレンジャー」、いろいろ話題を集めてたコハナは小さくなってもハナパンチ健在で良かった良かった、なのが「電王」。コハナちゃん役は松元環季ちゃん。かーいーね(w。

[F1] ベルギーGP決勝 (23:43)

タイミングモニタで観戦した限りは、フェラーリの完勝。序盤のスーティルの頑張りと、相変わらずのホンダのパッとしなさが目立ったようなレース。例によってタク周辺に注目して眺めてたんだけど、やっぱり力が足りませんなぁ。あと1秒速いマシンをあてがってやったら、タクももうちょっと上に行けそうな気がするんだけど。アグリは来年、カスタマー・マシンを使うかオリジナル・マシンで戦うのかについても結論は出てないらしいけど、んまあ今年のホンダをベースにしたシャーシなんか、欲しくはないだろうなあとも思うが、さりとて空港のロビーに放置してあるF1マシンももう無いだろうし、この先どうするのか、悩ましいところではあるのだろうと思う。いろいろ言われてるけど久しぶりのプライベーターだし、その上日の丸なんだからそれなりに応援してあげたいんだけど、先行きはあんまり明るくなさそうではありますね。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

TUX [●操獣刀は、是非「天・地・人」の三本があって、争奪戦を繰り返すという王道を…(笑) ●ライダーといえば、例の自称さ..]

rover [あわてて見に行って、なんだか良く分からん美人さんのお歌のPVを眺めてしまった私は負け組ですか(つoT)]

すみけん [この日曜から電王みはじめました。先週の話題があまりにでかかったので。結果→おもしろいっすねコレ。見てなくて損した。]


2008-09-16 この日を編集

[F1] イタリアGP決勝 (22:51)

改めてCSでやってたヤツを鑑賞。タイミングモニタではスタート前は雨は降ってない表示だったんだけど、実際にはまだぽつぽつ来てたみたいで、そりゃペースカー先導にもなるわな。

実際のレースはモニタでタイムの変遷を追っていく時にはかなりはらはらしてしまったものが、実際に絵がついた状態で観戦してみると、少なくともトップを走るヴェッテルは全く危なげないように見えたな。むしろ後方でなんだかいろいろ危なっかしいことが起きてた感じだ。

すでにいろいろ言われてるけど、ハミルトンのドライビングに不満なライバルたち(F1通信)なんてのが代表的なところか。自分はけんさわさんのエントリ(K-GamiGami!!/ハミルトンのドライビングマナー)が、一番同意できる部分が多いと思える。付け加えるなら、レースコンディションも併せて考えようぜ、ってところかな。ウェル・コンディションでならめざましいバトルと見えるものが、ウェット・コンディションだと、おいおいそこまでやっちゃいけねえよ、と見えてしまう、ってのはあると思う。

ここに来てF1には、ヴェッテルという大変わかりやすいベイビィ・フェースが登場したこともあり、この先ハミルトンをヒールとして扱う流れは加速しそうな気はするんだけど、それに負けずに、プロストやミハエル並の帝王風味を身につけるところまで、彼は生き残っていけるんだろうか。他のスポーツと違って、F1は個人の資質だけではどうにもならないところで、かなり大きな要素が影響するから、個人の頑張りだけではどうにもならないところがあるんで、先を予想するのはとても難しいよね。


2009-09-16 この日を編集

[Oldbooks] ウルトラ役者の本 (23:12)

9784594023942ハヤタとして、父として(黒部進/著)少し前に買取依頼でお送り頂いた本たちの中に入ってた、ウルトラ役者さんたちの本。こういう本は普段積極的に読まないもんだから、いい機会と思ってちょっと前からちょこちょこ読んでたんだけど、めでたく交渉成立した(買い取り価格の方、急いでご送金しますので、今少しお待ちくださいませ)のでインプレインプレ。まずは男優編、黒部進「ハヤタとして、父として」、森次晃嗣「ダン モロボシダンの名をかりて」。共に1998年刊。

共に生まれから筆を起こし、厳しい下積み時代を経て「ウルトラ」の主役を掴み、現場でのエピソードや印象的なエピソード、人物について語り、「ウルトラ」以降のキャリアについても語る、みたいな本。黒部さんの方は、「ティガ」でレナ隊員を演じた氏の長女、吉本多香美さんがらみで、家族について語るパートが半分ぐらいを占めている。

両書ともに著者の誠実さはたっぷり伝わってくるし、時代的な「匂い」みたいな物もそれなりに伝わってくる。ただ、その誠実さ故にやや、きれいにまとめ過ぎちゃったかな、と言う気も同時にしてくるな。ご両人とも「ウルトラ」での主役の後は、どちらかといえばバイプレイヤーという立ち位置での仕事が多かったんだが、そこでも本書から垣間見える誠実さってところにブレはない。ブレはないががつんと来るような揺れもないあたりがちょっと惜しかったかな。私、黒部さんがこの本を出した少し後に、ウル博の皆さんに声をかけて頂いて、黒部さんご本人とお酒を飲む機会があったんだけど、本書から伝わる誠実さのかけらもない、ただのスケベ親爺だった(失礼!)印象があったんだけどな(w。もちろん、そんな黒部さんが大好きになったんだけどね。

9784093872133ウルトラマン青春記(桜井浩子/著)続いて女優編、桜井浩子「ウルトラマン青春記 フジ隊員の929日」、ひし美ゆり子「セブンセブンセブン 私の恋人ウルトラセブン」。前者が1994年、後者が1997年の刊行。こっちの二冊は男優さん二人の著書に比べると、少しばかり役者としての個性の違いみたいな物が見えてくるような本かも知れない。すごく乱暴な分類をするなら、学生演劇からプロを目指していた女子大生と、街でうっかりスカウトされた女子高生がのちに書いた本、みたいな違いかな。

なんて言うんでしょうね、フジ隊員は「ウルトラ」を見てて、アンヌ隊員は「アンヌ」を見ていた、って感じになるのだろうか。どちらにもその視点から見た時の面白さがあって興味深いんだけど、確かに「本」の形でそれが形になったときに、(同性である)斎藤美奈子が一言いいたくなってしまう(斎藤美奈子 『読者は踊る』の感想)気持ち、あたりもまた理解はできるし、そもそもユリッペ=フジ隊員の方が好きだった自分としても、好みの部分でやっぱそっちに乗っかってしまうよなあ、ってところは否定できない部分でもあるわけで。

ってことで個人的な読後感で順番つけるなら、フジ隊員>ハヤタ隊員>アンヌ>ダン、って事になるかな。ありゃ、単にオレが「セブン」あんまり好きじゃないことの再確認にしかなってないって話か(^^;)

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

ロドリゲス翁 [三十数年越しでなぜセブンが好きなれないか分かった気がしました。(アンヌを容認してるウルトラ警備隊もいやなんだ。)]

rover [子どもの頃はさすがに役者がどうとかってところで引いたりはしないんですけど、全編に漂うムードみたいなところで、子供心に..]

ロドリゲス翁 [>「そうか?」って思わせる物が なんかあれなんですよ。科特隊が小人数で縛りがゆるくても、 結構きちっと仕事をこなし..]


2010-09-16 この日を編集

[TV] 定期非定期視聴番組

金城哲夫氏を取り上げるって事なので録画しておいたNHK「歴史秘話ヒストリア」、あとは「MM9」。「ヒストリア」の方は特に何か新しいネタがあったというわけでもなく、なんだろね、基地移転問題がかまびすしい昨今、ちょっと違った切り口から沖縄を取り上げてみたら面白いんじゃね? 的企画意図でもありましたか?

「MM9」は原作にあった飛行怪獣襲来のエピソードかと思ったらそういう物でもなく、このクソ暑いさなかにクリスマス話。季節感のなさはもはやどうしようもないから目をつぶるとして、回想の怪獣登場シーンにはそれなりに樋口組のテストは感じられた(わあい、パチパチくんだー)んで良かったけど、(今回のエピソードに限らず、このシリーズを通して感じられる)全体的な漂うテンションの低さはどうにかならないものだろうか。せめて残り二編、ちったぁ盛り上がって欲しいもんでございますよ。


2011-09-16 この日を編集

[Day] 相見ツ取ってみた

昨日の続き。一応工事費込みの見積もりは出してもらったんだけど、ネットでは「最大75%オフ!」とか何とかをウリにしている業者さんのサイトも結構見かけるので、こっちだとどういう数字が出るんだろうと思って、比較的近くの業者さん何軒かにweb経由で見積もり依頼を出してみた。

どこもクイック・レスポンスやねえ。

ほとんどの業者さんはその日のうちに電話とメールで返事を返してくれた。一応どこもちゃんとした対応しているようには見えますな。

それにしても昨日見積もってもらった近所の業者さんが弾きだした数字と、今日出してもらった数字、一番上と一番下で10万の開きがあるってのはどう判断したもんだか。ちょっと家族会議だな。


2012-09-16 この日を編集

[Anime][TV][web] 定期視聴番組

土日分。「黒子のバスケ」、「境界線上のホライゾンⅡ」、「アクセルワールド」、「ソードアート・オンライン」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーウィザード」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」、ニコ動で「TARI TARI」。

初登場地の颯爽ぶりが一掃され、軽ーいキャラになっちゃってた黄瀬君、ここに来てやたらカッコいいじゃん、な「黒子」。来週で終りなんですな。2期やるかしら。割と好きです、これ。「ホライゾン」もいい感じ。「武蔵」ってのは単艦じゃなく、ホントに武蔵の各地の名前を持った艦船の集合体なんだ、と言う極めて基本的なことを今週初めて知りました。

ずーーーーーーっとヘタレなかませ犬だったタク君がようやくカッコいい役どころを演じてくれた「アクセル…」、でも最終的にはこの世界の諸問題は先輩が出てこないと落ち着かないという事なのかね。なんともはや、成長しない主人公ですこと。「SOA」の方は、まああれだ、そりゃみんな壁探すわな(w。

日曜朝。えらく早い段階で一段落がやってきた「ゴーバスターズ」。うん、これはこれであり。ただこれで次回は、一種のタイアップネタが挟まる感じのね。うんまあそういうのもありとは思うけど…。「ウィザード」は、魔法使いワナビーの彼、その素養があったというわけではなかったの? 先週のお話を見る限りは、火事場の馬鹿力的にそういうのが発動したようにも見えたんだけど、そう言うものでもなかったのかな。二人目のライダー候補、ってところまでは行かない感じなのかね。

「AGE」はラス前なんだけど、まあ盛り上がらんね。そもそもゼハートさんがプロジェクト・エデン(だっけ?)にそこまで入れ込むようになった理由とかが、何も説明されていないままここまで来ちゃったような気がするんだけど、なんかそこに説明ありました? なんかこう、雑だよね。

そんな「AGE」に爪の垢煎じて飲ませたい勢いなのが「TARI TARI」だったりして。今期は完全にノーマークだった「TARI TARI」と「ココロコネクト」が妙に引っぱるね。


2013-09-16 この日を編集

[Day] 季節の変わり目だなあ

週末にフルタイドが切れ、ありゃりゃと思ったら案の定、昨日の午後あたりから調子が悪くなってくると言う。台風の影響で気圧の変化とかもあってのことなんだろうかね。連休明けに医者に行くつもりだったんだけど、こりゃ放っとくと拙いかなあと思って、しょうことなしに急患扱いでお医者にお出かけ。一応応急処置用にメプチン出してもらえばいいかーって気分で行ったんだけど、お医者様からは「そもそもメプチンを使い続けるというのは……」とお説教食らってしまいました(w。

でもこっちは調子悪いので、わりと上の空方向で対応しちゃってごめんなさい。

[Day] コンビニってちゃんとしてるんだね

お薬もらってぷしゅっとひと吸いしたらたちまち元気復活。そういえばタバコ切れかけたっけ、と思ってコンビニ回って帰ることに。そんなに頻繁に利用してるつもりもなかったんだけど、お店に入ってレジのお兄ちゃんと目があった瞬間に、敵はすかさずセブンスター一個手に取ってこっちにニヤリ、と。オレ、そんなに常連さんかなあ。

自分があんまりコンビニを利用しないせいか、勝手にコンビニってのは都会の真ん中の、基本ビジネスライクな店ってイメージ持ってたんだけど、そういえば冬場とかは、おでんを品定めするおばあちゃんが、店員さんと楽しそうに世間話してたよなあ、とか思い出したりして。勝手に無味乾燥、なイメージ持ってたコンビニだけど、実は意外に地域密着を目指してスタッフ教育してたりするんでしょうかね。

そうは言っても「セブンスター一個のおっさん」と思われるのもシャクなので、「あとからあげくんレッド」って追加注文したらばレジのお兄ちゃん、「お、珍しいですね(ニコ)」ですと。

半笑いしか返せませんでした。割と負けた気分。

うわあ、この話前に一回書いとるわ。あるーつはいまぁぶいすりぃぃー♪


2015-09-16 この日を編集

[Day] ワンショット・アンド・アウェイ

結局修正要望が舞い込んできたのは昨日の午後。昨日はディスプレイのセッティングしてたんで、対応は本日。一応一日で何とかなった模様で修正版は丸投げ。あとはなんか言ってきたらその都度対応、ってことで。

ただこれ、検収までに時間かかりそうな仕事ではあるんだよな。こっちが終わったつもりでも、ギャラもらえるのは結構先の話になりそうね(つoT)。


2016-09-16 この日を編集

[Day] お出かけ

映画サービスデイなので「君の名は。」の座席確保してハーバーランドへ。街はいいね、ポケストップたくさんあって。おかげでかなりモンスターボール不足が解消されました(w。

[Chinema] 君の名は。

新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド(新海誠/著 東宝/著 コミックス・ウェーブ・フィルム/著 角川書店/著) スタッフ
監督・脚本・原作:新海誠
製作:川村元気/武井克弘/伊藤耕一郎
製作総指揮:古澤佳寛
音楽 RADWIMPS
声の出演
神木隆之介
上白石萌音
長澤まさみ/市原悦子/谷花音
成田凌/悠木碧/島崎信長/石川界人
てらそままさき/大原さやか/花澤香菜
公式サイト:http://www.kiminona.com/

ある朝目覚めたら自分の身体が女子高生のそれになっていた。同じ時、瀧の心が収まることになった女子高生の三葉の心は、瀧の身体に入っていた。突然の事態に混乱する二人。きっとこれは夢の中の話なのだと思い込もうとするが、どうやらこれは現実に起こっているらしい。混乱しつつもお互いにコミュニケーションを取り合い、入れ替わりが起きたときにもそれほど無理なく日常生活を送ろうとどたばたする内に、いつしか互いを憎からず思うようになった二人だったが……

新海誠監督作品、というだけでこちらは勝手に過剰な美術でお話の重要なところが隠蔽されたまま続いていく、ちょっと煮え切らない主人公の、最終的に結構なボリュームの喪失感で幕が下りるような物語、を想像してしまうのだけれど、今回はちょっと毛色が変わってる。

冒頭、男女の主人公のモノローグが交互に語られ、それが最後にユニゾンになって、という流れはいつもの新海作品の乗りで、ここで「ああ、いつもの」と思ったら、そこからの展開はかなりいつもと違う感じで、まずは入れ替わりが発生した瀧と三葉、それぞれのあたふた具合を比較的ゆったりしたペースで描き、お互いが入れ替わっている、ってことを意識した瞬間一転してハイテンポのコミカルな展開(挿入歌も込みで)に移る、という流れは非常に気持ちがいい。

で、そんな楽しい展開のあとに実はのっぴきならない事情があって、そこをどう克服するのか、しないのかというシリアスなドラマが後半に待っている。この構成は大変結構。主となる舞台が山村ということもあり、新海作品と言うよりはジブリのいくつかの作品や、最近だと「宇宙ショーへようこそ」(→マイ感想)的な、なんというか「王道」な展開を、てらいなくやっている、という感じがあり、そこが逆に新海作品としては新しい、という印象を受けることになっているのかもしれない。

喪失感が新海作品のキモ、みたいに思い込んでた側からしたらこれは結構新鮮だった。ハッピーエンドのどこが悪い、といわれたら全くその通りで、本作のハッピーエンド(なんです。これはネタバレじゃないよね)についても、基本的に文句はない。いい話になっていると思う。そこは踏まえた上で、やはりちょっと首を捻るところもなくはない。

例のティアマト彗星の軌道問題は、自分は別に気にならんのでどうでもいいですが、先に書いた過剰な美術に包み隠されたいくつかの問題はやはり引っかかるのでは。入れ替わり、というこの作品の根幹をなす仕掛け、そのメカニズム自体は映画の中で説明されていると思うけど、そのメカニズムのトリガーについての説明はあっただろうかね。組紐が織りなすとりかえばや、はとても面白いと思うけど、それが何が原因で起きたのか、ってところがわりと雑だったのではないかな。そこはあまり踏み込みたくなかった、ってことでしかなかったのかもわからんけど。

とはいえなんだかんだあるけれど、払った金の価値は充分ある映画だったと思うです。以下細かいところ。

新海誠作品の主人公は、多かれ少なかれ(ファンタジイ物とかは別にするとして)新海さんの希望なり、理想なり、願望なりを反映した存在だと思っているので、彼の映画の主役を演じるのは新海誠本人であるべきだと思う(神木君は頑張っていたと思うけど、自分的にはコレジャナイ)。声ってことなら大原さやか、完全にお母さん担当声優の地位を固めたな。あと高山ラーメンのおじさん、いい人すぎ、あんど新海作品ではちょくちょく描かれる、緻密きわまる有人在来線が(シン・ゴジラのあとだけに)ホッペのピクつきが押さえられなかったです。最後に、四葉が元気で何よりだったよ(^^;。

★★★★


2017-09-16 この日を編集

[Day] お出かけ

台風が接近してるせいか風雨が結構強いのですが、予約しちゃったのでしかたない。ハーバーまで出かけて「ダンケルク」鑑賞。感想は改めて。Umieでなんかイベントやってたみたいで、結構な家族連れが集まってたけど、何なのか良くわからんかった。

ノーラン映画なのに(^^;100分少々というコンパクトにまとまった映画だったので、意外と時間が余った上に天気が悪いもんで外でジムバトルも出来ず、しょーがないから昼呑み2軒ハシゴしちゃった(w。そろそろビールからポン酒メインの季節になってきましたね。

[Chinema] ダンケルク

スタッフ
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス/クリストファー・ノーラン
製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ/グレッグ・シルバーマン
出演
フィン・ホワイトヘッド
トム・グリン=カーニー/マーク・ライランス/バリー・コーガン
ハリー・スタイルズ/アナイリン・バーナード/キリアン・マーフィー
ジャック・ロウデン/ジェームズ・ダーシー
ケネス・ブラナー
トム・ハーディ
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/

陸海空の時間

1940年、ドイツの電撃戦の前に為す術なく敗退したフランスに派遣されていたイギリス海外派遣軍の兵士、トミーは仲間を全て失い、ほうほうの体でダンケルクの海岸に辿り着く。そこはドーバーを越えて英国へ脱出しようとする英仏の兵士でごった返していた。だがドイツ軍がそれを見逃すはずもなく、彼らは激しい空爆にさらされ続けている。兵士達を救出しようとする英国海軍だったが、絶望的なまでに船の数が足りない。ここに至り英国は民間船の協力を要請。小型船「ムーンストーン」の船長、ドーソンも息子とその友人を伴ってフランスへ向かう。一方空中には、空爆の続くダンケルクに向けて急行する、ファリア達スピットファイアの小隊の姿もあった…。

ちょっと凝った構成になっていて、序盤に、1.海岸・一週間、2.海・一日、3.空・一時間、というテロップが入ってなんじゃいな、と思うんだけど、映画を見ていくとこれはトミー達海岸に集まった歩兵達、フランスに向かうドーソン達民間船、空を行くスピットファイアのそれぞれの時間を指してるんだな、ってのが判ってくる。つまりこの映画一本の中でトミー達の物語は一週間、ドーソン達のそれは一日、ファリアたちは一時間が経過する、という構成になっているわけ。初めのうちは時制をシャッフルしてるのかな? なんて思ったんだけどそう言うわけじゃなく、キャラクターによって経過している時間に差があるのだね。なので一つのエピソードが見るものによって異なる見え方がする、なんてシーンも随所に見られて、ああ、凝ってんな、とも思うしもっとシンプルに、ああ、その船に乗るのはマズいんじゃ…なんて見てる側が感情移入出来るようにもなっている。ここは上手いな、と思った。

お話はちょっと戦史に興味がある人なら先刻承知のエピソードなので、結果がどうなるかはわかっているのだから見どころは、窮地に陥った人びとがどのようにそれを乗り越え、なんなら人間的に成長していくさま、ということになると思うんだが、そこが一番上手く表現できているのはドーソン船長の船のエピソード、ということになるかな。おそらくここのパートが本作で一番味わい深い部分になると思う。それに比べると歩兵のパートは成長だなんだとか言ってられる余裕はないし、スピットのチームはぐっとプロの仕事に振っている感じかな。

ただいずれのお話も極めてパーソナルな視点に限定されていて、実際の戦局がどうで、各国の指導者達の思惑がどうだったか、とか言う方向はほぼ投げっぱなしなので、今現在の状況がどうなっているのか、なんてところは全く見えてこないので、これがどれほど危険な状況なのか、ってあたりも戦史に興味のない人にはちょっと辛いかも。「なぜかドイツの機甲師団が停止している」って台詞があった時に、オレらはその背景がわかるけど、そうじゃなかったらやっぱり切迫感の理解度に差が出てしまうかも。このあたり英米(仏)の観客なら周知の事実って事なのかな。

そのあたりの説明不足が、お話としての盛り上がりを少々阻害しているような気はする。一応登場人物達の勝利条件はわかっているけど、その勝利条件の障害になるものが少々不鮮明なきらいはあると思う。これをクリアした、と思ったら新たな障害が、って展開に乏しいのだね。

絵的な方はまあ悪くない。ただ、全体にスケールが小さめなんじゃないかなあ。実際どのぐらいのスケールだったのかは良くわからんけど、それこそ機甲師団を止めて、代わりに空軍で始末を付けるとゲーリングは豪語したんだから、一度にやってくるルフトヴァッフェの機体数、そんなもんかね?って気はするよ。迎え撃つRAF側も同様、つかスピットファイアの3機編隊はいいとして、Me109(『空軍大戦略』以来のイスパノ・メッサーご奉公)がばらばらで飛んでるのはなんなんだ? ドイツ空軍はロッテ(2機編隊)×2のシュヴァルムが最小単位じゃなかったか?

などという口うるさいオタクの文句を別にしても、海岸に向かう船、海岸で待つ兵士たち、いずれも少々数的な凄さ、が感じられなかったのが残念かも。「史上最大の作戦」級とまでは行かなくても、もう少しこう、こんなに民間人が集まってんだぜ、感が欲しかったかな。なんというか、手配できた船は全部出しました、それで完了です、的な絵なのがちょっと。結果この映画では、到底30万を超える兵士達が救出された、感がしないんだよなあ。そこは残念でした。あと、みんな思っただろうけどいくらスピットファイアが名機でも、フェザーでそこまでマニューバできねえだろ(^^;。

自分は通常の2Dで鑑賞したんであれだけど、IMAXで見たら印象は変わったか、というとどうでしょう。あちこちびくっとはしただろうけどねえ。

★★★


2018-09-16 この日を編集

[Baseball] カッタデー……

DB4-20T。なんじゃこのスコア(w。大山1イニング2発を含む3本塁打、藤浪きゅん、投げる方はいまだに安心できないけど、4失点を自分で返す満塁ホームラン、って、どうなっているのやら。まあ、どこに出しても恥ずかしくないフロックだわね。


2019-09-16 この日を編集

[Anime][SpFX] 定期視聴番組(思いつくまま)

夏アニメも終盤にさしかかりつつありますが。そこそこ観てますよ。「ヴィンランド・サガ」、ある意味中世声優伝説のテイをなしてきとるね(w。「鬼滅の刃」、珍しく原作マンガを読んでいるんだけど、これはすばらしく幸福なアニメ化、と言えるのではないかと。「ありふれた職業で…」、うん、まあいわゆる「なろう系」つーんですか、そのジャンルでちゃんとまとまっていると思う。「かつて神だった…」、まあ突き抜けてどう、と言うほどでもないけどまあこれはこれで。

中盤戦は「ダンベル」とか「アストラ」とかになるのかな? 「アストラ」はなんか知らんけどamazonに長文の酷評が載ったとかで話題になってたけど、そんな酷いかね? 少年漫画的SFサバイバルアクションに結構凝った仕掛けを仕込んできてると思うけど。最終回は1時間スペシャルだそうで、楽しみですね。「ダンベル」はまあ、つまらなくはない、かな。

今期は金曜日がすごいことになってて、「Dr.STONE」「ダンまち」「炎々…」「グランベルム」「荒ぶる…」「とある…」。んと、どれもちゃんとしてると思います。ここも少年マンガベースの「Dr.」と「炎々」がかなり面白いかなあ。

逆に土曜深夜は少々地味目? 一応「まどマギ」は残してますけど、他はまあ( ̄▽ ̄;)。

日曜日。寿司職人編だった「ゼロワン」。続々ライダーが登場するのね。それは良いけどこの社会、たやすく暴走してしまうアンドロイドを野放しにしてしまっている時点で、アルト社長の問題意識はもうちょっと批判されるべきなんじゃないのかしら、などと。「リュウソウジャー」、子供時代のアスナがかわいい(w。関西弁の彼もゆくゆくは騎士になるんでしょうか。


Google search
www.bumbunker.com
Web
2003年
9月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

ここ1週間分の話題

傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

バナーが必要ならこちらを
バナー素材

古本屋やってます
特殊古本屋 軽石庵

2003年9月までのサイト

巡回先
ROVER's HATENA

あすなひろし追悼サイト
あすなひろし追悼サイト

twitter / karuishian
«前の日(09-15) 最新 次の日(09-17)» 追記
©1996-2020 乱土 労馬:l-rover@kobe.email.ne.jp