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calendar.rbをcalendar2.rbに換えただけ。そういえばはてなダイアリには「前のn日」、「次のn日」っていうメニューがあったけど、tDiaryにはそういう機能って無いのかな? プラグインで供給されてるんだろうか。
マイクル・シャーマー 著/岡田靖史 訳
カバーイラスト 恩田和幸
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NF
Ⅰ 奇妙な論理が蔓延するとき ISBN4-15-050280-3 \700(税別)
Ⅱ 歪曲をたくらむ人々 ISBN4-15-050281-1 \700(税別)
ESP、アプダクティ、創造論、ナチスによるホロコースト否定論…。いつの世にもけして消えないエセ科学とトンデモ理論の数々に、人はなぜこうもたやすく騙され、それを信じ込んでしまうのか。「奇妙な論理」のガードナーを祖とする懐疑論の現在の中心的人物が記す、現代トンデモ科学事情
………なんだけど、これが件の書物が登場してから40年も後に書かれたものとは思えないくらい、扱う題材と手法が似通っているあたりがなんともはや。登場人物が変わっただけで、やってる事にほとんど変わりがないのだね。こちらの本ではホロコースト否定論(例の『マルコポーロ』騒動についても筆が割かれている)と最新科学に積極的に「神」の存在を持ち込もうとするオメガ・ポイント理論の二つが目新しいぐらいで、あとはもういつも通りのトンデモのオンパレード。さすがにそのままじゃあ前に出た名著とおんなじになってしまうので、こっちでは"Ⅰ"の前半部分を割いてこれらのトンデモ理論がなぜ生まれ、信じられてしまうのか、それらに疑いを挟み、その不合理な点を分析していく懐疑論とはどういう物なのか、をかなり詳しく解説している。
トンデモ理論が理論武装を確立するためには、常に最新の科学情報を取り入れていく方面での必要性ってのも高いんだろうな、などと最後に取り上げられたオメガポイント関係の記述を読んで思ったのだけど、よく考えればこれ、基本は別に目新しいもんでもないんだよな。「奇妙な論理」の方ではこれに当たるものとしてダイアネティクス(『バトルフィールド・アース』のあれですな)が取り上げられているわけだし。いつまで経ってものこの手のネタは尽きないのだろうね。"ちょっと考えれば分かる"事って言うのは、その"ちょっと考える"余裕を何らかの理由で失っている人たちにとっては、通常の、反復して検証する事が重要な、それ故面倒な物に見えてしまうまっとうな科学よりはるかに魅力的な物になってしまうと言う事か。「おちつけ」と人に言うのは簡単なんだけど、相手がその余裕をすでに失っているだけに、この手の説得はやっかいだよなあと思ってしまう。先日、ややカルトがかった世界に足突っ込んだ後輩から久しぶりに電話もらった後だったものでその感はひとしおでありました。
(★★★)
もそもそ作業しながらCS スターチャンネルで「宇宙からの脱出」。1969年アメリカ、監督ジョン・スタージェス、出演グレゴリー・ペック、リチャード・クレンナ、デイヴィッド・ジャンセン、ジーン・ハックマン。メンツだけ見てたら西部劇か刑事ドラマでも始まりそうな勢いだけど、れっきとした宇宙SF。
5ヶ月の長期宇宙滞在実験を終えて地球に帰還しようとするアメリカの宇宙船、アイアンマン1号。だが装置の故障で大気圏再突入がままならない事態に。地上からの原因究明もままならず、遂にNASAは救助宇宙船の打ち上げを決断する。だが、打ち上げ基地には巨大なハリケーンが接近していた…。
トラウトマン大佐とテイラーを探して猿の惑星に不時着した飛行士とポパイ・ドイルが乗り組んだ宇宙船なら多少のトラブルはへっちゃらだろうとも思えるけれどもそこは映画。東宝特撮なら土屋さんだろうな、って役を強面なジーン・ハックマンがやってるあたりは面白い。人情を理性で押し殺し、努めて冷静にミッションを遂行しようとする地上指揮官、なんてのはグレゴリー・ペックにははまり役。緊張感のある良い映画になってると思うけど、ストーリーの展開としては救出までにもう一ひねり欲しかったかも。事故だー→救出ロケットだ→ダメだー→そういえばアレはどうしてああだったんだ? →そいつで一発逆転だー! みたいな展開になってて欲しかったかな、と。
映像的にもそれなりに頑張ってると思うんだけど、この前年に「2001」が登場している事を考えると、「スター・ウォーズ」の後に「惑星大戦争」を見ちゃったよ感覚、がするのはしかたがない事かな。ま、「2001」は格別に過ぎる映画ではあるんだけど。
知らなかったんだけど原作はマーチン・ケイデイン。「第二次世界大戦ブックス」の「零戦」と「Me109」の著者、その後なかなか元気の良い航空冒険小説、「シャトル防衛飛行隊」なんてのも著してる人。こんな話も書いてたんだな。や、まあそれなりに楽しめる映画でございましたよ。
小林泰三 著
カバーイラスト 笹井一個
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030736-9 \580(税別)
引っ越しの挨拶に訪れた先の住居人。「私が目を覚まさないよう、気を付けて」と謎めいた事を言う隣人、八美のようすに何か不気味な物を感じた操子だったが、ちょっと変わっただけの人なのだろうと思い直し、友達づきあいを深めてみようと思う。だが、八美の口から語られる言葉はあまりにも不可解で、かつなにか戦慄をもたらす物がその背後には潜んでいるように感じられた。そしてその違和感はやがて……。醒めているのか、いないのか。そこにいるのか、いないのか。「認知」がその一番奥底の通底音として効果する、小林泰三の短編集。
あちこちで高く評価されているなあ、と思ってはいたんですがようやくたどり着きました。何となく世間の流れからまるまる一ヶ月は遅れている感じ。私の感想は、まずもって不思議なくらいに懐かしい、ってところかな。
著者の小林泰三さんや、あと、北野勇作さん、あさりよしとおさんあたりは私とかなり近い年代の方で、それがいままではどうにも逆効果な感じで、たとえば「かめくん」、良いお話だと思う反面心のどこか、ちうかおケツのどこかが妙にむずがゆく、居心地の悪い感じを持つ事がとても多かったのだけれど、この作品集からはなぜかそういうむずがゆさは感じなかった。代わりに感じられたのは、安心できる懐かしさ。わたしゃこの短編集、「認知」をテーマに、そうだな、順にディック、ヨコジュン、キャンベル、フォワード、ツツイ、コマツ、ブリン(考えた末ちょっと顔ぶれ変更しました>たおさん)の短編が並んだアンソロジー、と言われてもある意味納得してしまうかも知れない。もちろんこれらの作家の昔の作品を集めた、と言うのでなく、彼らが今、このテーマを与えられたらこう書くんじゃないかな、と言う意味で。もとより小林泰三はそんな事を狙って書いたわけではないと思うのだけれど、できあがった物を読ませてもらうと、作者がこれまでに触れてきた優れたSF小説のテイストがそこここに感じられて、それがとても懐かしく、安心して読める物としてできあがっているという事。「かめくん」はステキな作品なのですが、私はどこか、素直にお話の流れに身を委ねにくいと感じるところがあったのですよ。んでこっちはそういう違和感がかなり控えめになっていて、代わりに「ああこの人はあれとかこれとか読んではるんだなあ」と妙に嬉しい気分になってしまう、とそういうこと。
そんな私のお薦めは、読んでる最中、(そんなに似せてあるわけではないのだけれど)登場人物がどう見てもチーラ人としか思えなくなってくる「空からの風が止む時」。懐かしさと、短編SFに必須のラストのひねりが効いた佳品。楽しい本を読ませて頂きました。
(★★★☆)
「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「銀色のオリンシス」。ずいぶん経ってから気づいたんですが、「蒼天の拳」きれいに録り忘れておりました。見れなかったことが惜しいってほどのもんでもございませんが。で、木曜深夜の分。「コードギアス」はこれ、ロボットアニメであってなおかつ「デスノート」風味も持たせたいという目論見があるのかな? しかもCLAMPキャラで。ギアスの力(でしたっけ?)ってのがデスノート同様、いろいろ縛りがあるあたりにちょっと面白みはあるかも知れない。反面、毎回派手なロボットバトルでお客を引きつけることもやりづらくなるわけだが、さてその辺のバランスをどう取っていくんだろう。とりあえず3話目までは、そこそこ面白いとは思う。「オリンシス」の方は、3話目にしてすでに作画がくたくたなレベルになっちゃってる。深夜枠のアニメとはいえ、ここまで見るのが辛い絵ってのも、ちょっとなあ…。
第1回「リンクポリシー」大賞 受賞者決定(高木浩光@自宅の日記)。その上のエントリ、全盲読者に配慮したWebページ作りを妨げる文部科学省と環境省と地方自治情報センターも大変香ばしい。あいかわらず高木さんは元気だ(w。
「灼眼のシャナ Second」、「おおきく振りかぶって」、「機動戦士ガンダムOO」まで。「おお振り」は最終回。2期ありまっせ、が見え見えな盛り上がりのなさでしたな。何気ない日常風景でいったん〆る、てのもまあありだと思うし、こう言うのも決して嫌いじゃないですけど。
ガンダムOOは、なんだかな、登場人物の皆さんが揃いも揃って、なんとかして気の効いたセリフを吐こうと必死なのは分かった。見てるこっちにはあんまり残らんのだけどね。
あとはなんでしょ、放映スタートからわずか三回で、よりにもよってアイルランド問題がまるっと解決、なんて有り得る話なのかなあ、と。超絶的な武力介入があった時点で、IRAの分派はたちまち戦意を失ってしまうようなものなんであろうか。ジャック・ヒギンズの意見を聞いてみたいような気もする。んまあとてもじゃないけど今のヒギンズ先生から、実のある意見は聞けないような気もするんだけどさ。
goo ランキング 思い出に残る「週刊少年ジャンプ」の漫画ランキングだそうで。この手のwebアンケートの反応する世代とか、そういう条件を加味して考えたら、それなりに妥当な結果なのかも知れない。一応「ジャンプ」の創刊の頃を知ってる自分としては、「男一匹ガキ大将」と「トイレット博士」がトップ30に食い込んでないってのに少し驚きました(あと、個人の趣味的に『父の魂』が入ってないのは淋しいよね)。
一応親のジャンルが「アニメランキング」、って事情もあるのかも知れないけれど(あでも「男一匹」はアニメになったよね)、「『思い出に残る』ジャンプの『漫画』」の括りでこの二作品が上位に付けられないってのには、少々自分の歳を感じてしまったことであった。ってどっちもそんなに好きなマンガ、って程のものでもなかったのも確かなんだけど。
古本のデータ入力などしながら、CS版の日本GPと中国GPを流し見してみる。地上波で見ると、「序盤でまさかの大波乱、大荒れの日本GP!」的なノリだったレースが、CS川井ちゃん&今宮さんコンビ的なリアクションでは、ルイスもフェリペも何やってんだよ的ニュアンスに落ち着いていたのがなかなか対照的。フェリペはともかくルイスの方は、一応上海で汚名を幾分かは濯ぐことに成功したような感もあるが、いずれにしても終盤に来てどうにも盛り上がりに欠ける2レースだったような。
盛り上がらなさの一因は、コースにあると思うんだよな。ティルケ印のサーキットって、観客の注目を集めることが至上の命題になっている反面、レーシングドライバーに対して、サーキットごとに独自の挑戦テーマを設けるようなことをしていないんじゃないか、と思うわけで。最高速を競う箇所、コーナリングの優劣を競う場所、最高速とブレーキングの按配を競う箇所、がバランス良く配置されているのがティルケ印のサーキットの美点だと思う反面、どこに行ってもティルケスタンダードなコースレイアウトでレースをされても、ここはどこですか的な印象が先に立ってしまうのも確かなところで。
レースはいよいよラス前、チャンピオンシップの行方は未だ見えてないこの状況で、見てるこっちのテンションが下がってしまう一因がティルケ印のコースレイアウトにあるんだと主張する偏屈モノが何人かいても許してもらえるんじゃないだろうか。
新規参入のサーキットがティルケを招聘するのはまあしょうがない(し、イスタンブールはティルケにしてはかなり良かったとも思うんですが)としても、それなりに(まあ内弁慶的な話ではありますが)歴史のあるフジまでもがティルケ印ってのは、どうにかならんかったのかと思ってしまうわけで。細かいコーナリングテクニック不要、つべこべ言わずに最高速の一発勝負、ってな性格をフジに与えるって選択肢はなかったのかね。
最終戦は"クラシック"なレイアウトのインテルラゴス。チャンピオンシップの行方も興味津々だけど、ティルケ印じゃないサーキットでのレースをちょっと楽しみにしてるオッサンが、ここに一人おりますです(w。
人気漫画家『けいおん!』を批判「空虚だ。不気味。気持ち悪い」(livedoorニュース)。
いろいろ突っ込みたいような気がするんだけど、何よりもまず、これはニュースソースとして成立できる類のネタなんだろうかね。あじまさん、ご自分のサイトでは結構いろんな作品に対してダメ出してたと思うし、ニュース側の書き方がかなり恣意的にマイナス部分を強調したものになってしまったようにも思える。んまあ今年一番の話題作になったタイトルだけに、そこに批判的なコメントをつけたってことで無理くりニュースネタにしたような感じもあるがこれ、ニュースになるようなネタなのかね。
あじまさん案外キツいこという人だと思うんで、これぐらいは普通な気がするんだけど、わざわざこれを「ニュース」のカテゴリで喧伝する神経がよく分からん。
な我が家、基本的に闇雲に苦かったり闇雲に辛かったりするものはウェルカムなんだけど、レディースデイで映画を見に行ったカミさんが昨日買って帰ってきたのがこちら、大黒ソース製、激辛スパイスソース。確かに素で舐めてみると結構辛い。昨日の夕食はポークソテーだったんだけど、こいつにかけて食ってみたんだが、何となくこいつだけでは肉料理のソースには向いてないみたい。ならばと普通のとんかつソースとブレンドしてみると、今度はこいつの持ち味の辛さがあっという間に失われてしまう。んー、意外に使い途が狭いものなのかしら。
本日の晩飯は焼肉丼。いつもは大辛のトンガラシをガンガンふって食うんだけれど、このソースを使ったらどうなるだろうと思って試してみたんだが、やっぱり持ち味の辛さがかなりスポイルされるみたい。基本的に肉汁なんかが多めのものに使うと、辛さがかなりおとなしくなってしまう感じだな。基本的に舌に乗ったときの辛さ優先で、後からじわっと来る辛さは無い感じなので、他のものと混合で使うか、とりあえずの辛さが欲しいときに使うと良いのかもしれない。チヂミのタレとかに使うと良いのかな。
ちなみに今、お酒のアテにボイルしたウインナーにかけてみてるんですが、これは案外良い感じ。あまり高級じゃないウインナーには合うかも。ただ良い感じに辛いから、酒が進んでしまうと言う欠点もあるけどね(^^;)。
ニコ動で「大魔神カノン」、#25、26(終)。最後の最後でようやくいわゆる怪獣バトル的な画が見れたわけだが、こんだけ引っぱられてはありがたみもあまり無い上に、その絵はだいぶ前に樋口組がやってるよ、って所もあり、見た目の上でおおっ、と思わされるところはほとんど無かったかも。鉄塔がらみのアクションシーンも、まあ特オタ的には待ってました的シチュエーションではあるんだけど、どっちかと言えば唐突感の方が先に来るし。
ま、何よりこのシリーズの最大の弱点は、お話の原動力になるのが歌の力だってところなんだろうと思うけど。人や人ならざる存在を突き動かす力を発揮するものが歌である、というときに、最重要なのはその歌がどれほどすばらしいかってところになると思うんだが、このシリーズを作ったスタッフはそこの所を甘く見ていたと思う。難しいところではあると思うけどね。肝心の歌になんの力も感じられないのは、いろんなところが痛かったなあと思わざるを得ないかも。心意気と成果物の剥離具合ってところは、確かに「クウガ」や「響鬼」に通じるものがあるかも知れないとは思った。もうちょっとで残念賞から脱出できたのに、って作品でありました。
かなりがんばってたとは思うんだけどねえ…。
あ、後半違うわ。平野震災復興担当相の「バカなやつ」発言問題。まったくだらねえことで騒いでんなあと思ってたら、今朝の天声人語でもこのネタが話題になっていておやおやと。井上靖の「氷壁」なんぞを引いて、「馬鹿」って物言いにも様々なニュアンスがあるんだが、みたいなあたりから話を始め、最後は天声人語らしく、落ちたんだか落ちてないんだか良くわからんまとめで終わってたんだけど。
確かに人が人に「馬鹿」と言う時、そこに秘められたニュアンスの幅は広いわけで、オレだって死んじゃった友人に「このバカが」と思ったことはある。今回の平野復興相の発言も、決して相手を真正の馬鹿と断じての発言であったとは思わないけれど、ただセリフの組み立て方があまり上手くなかったとは思うし、彼の「馬鹿」にはたぶんそれほど悲しみは混じっていないのだろうとは思う。そこは確かに不用意だったんだろう。
ただ、ですよ、ここからは憶測のかたまりなんですけどね。
この手の、鷹揚というか雑というか、そういう発言自体が器の大きさである、と思うタイプの政治家ってのは昔から一定の数、存在してたんだと思う。で、そういった連中は折に触れて問題になりそうな発言をやらかしていたんじゃないだろうか。ただ、昔はそういう政治家に張り付いている記者の方が、彼らの発言を自分なりのフィルターに一度通してからメディアに載せていたんじゃなかろうか、って気はするのだな。そこには記者と議員の間での、長期的な信頼関係や損得勘定みたいなものへの配慮も当然含まれてはいるのだろうとは思うけど、そこの所のさじ加減がある程度、議員の方の舌禍を防いでくれていたんじゃないだろうか。
ところが今や、先々の旨味はそっちのけで、現在ただいま、キャッチーで盛り上がれる話題があったらそれに飛びついて、そこを無駄に拡げる傾向ってのが無駄に拡大しちゃっているような気がする。メディアの送り手と受け手の間にあるのが、「あいつ馬鹿って言ったー!」、「なんだよ馬鹿とか言ってー!!」って関係性になっちゃっているんだな、で、それって
マスコミとオレらがどうしようもなく馬鹿になっている
って事なんだよなあと思う。
と言うことで政治家の皆様におかれては、この先自力でどんどん「賢く」なっていかないといけない時代が来てるんだと思いますよ。なにせ馬鹿は言葉尻を捉えることしかしませんし、一度馬鹿になったヤツ(困ったことに今やこっちが多数派なんだ)は、めったなことでは賢い方に方向修正はできかねますのでね。
マシン立ち上がらねえ、つか久々にブルースクリーンを見たような気がするぞ、この忙しいときに。
とりあえず電源引っこ抜きでBIOSを正気に戻せば何とかなるかと思ったけど、今回はそれでもダメ。しょうがないのでWindowsのCD放り込んでCDからブート、修復セットアップでCHKDSK c: /r。おっそろしい時間がかかったけどどうやらCHKDSKも終了したので、おそるおそるセーフモードで立ち上げたら、どうやら立ち上げ成功、そこから再起動でどうやら立ち上げに成功。一時はどうなることかと思いました。
おかげで午前中は環境復旧でダダ潰れ、午後もイマイチペースが上がらない。やべえなあ、月曜(ぐらい)までに14ページ上げなきゃいけないのに、まだ1ページも出来ていないよ(^^;。
「黒子のバスケ」、「<物語>シリーズ セカンドシーズン」、「ストライク・ザ・ブラッド」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ドキドキ! プリキュア」、「マギ」。
「黒子のバスケ」、火神君覚醒と同時にキセキの世代の5人になんかわからんけどピキーン! が来る、なんてのは正しく少年マンガだよなあと思って、ちょっと嬉しくなっちゃった。深夜アニメにしとくの、ちょっともったいないねこれ。「<物語>」はまたもや総集編。「ストライク…」は志はあんまり高くない(失礼!)けど、そこそこ面白い。
「キョウリュウジャー」は最終一歩手前ぐらいのパワーアップ? とーちゃんとトリィの関係性がわかったような、良くわからんような…。「鎧武」はちょーしこいてるとしっぺ返しもキツいのよ、ってお話、だったのかな。「仕事」に対するお姉ちゃんの言葉がなかなか蘊蓄があった。新ライダー、バロンはまあなんというか…。こういうギミック、小さなお友達的には結構楽しい物だったりするんだろうか。そこがクリアされてるんなら、それはそれで良いか、とも思いますけど。
「プリキュア」はここ何作か、意図した物かどうかはわからんけど、「理屈も何も通じない赤子に社会性を叩き込むにはどうすればいいか」ってテーマが底の方に流れてたような気がして、そこが結構面白かったりした。番組スタッフがメインの視聴者層に、赤子との付き合い方をレクチャーしたかった、とか言う事はなかったんだろうとは思うんだけどね(^^;。
「マギ」はどうだろうなあ、お話がどうとかの前に、絵の質が今様じゃないレベルなのがどうした物だか。オレが水モノ好きだからそう思うのかもわからんけど、その船の絵は20年前のレベルだろ、と思ってしまうんだけどな。
相変わらずOperaが落ちるんだよな。今日は3回落ちた。仕事用に常時Google Driveを開いてるんで、落ちられるたびに少々舌打ち。というかこいつ(Google Drive)が原因だったりするのかな。そもそもOpera12はサポート外のブラウザだし。
なんにせよしばらくは、舌打ちしつつの毎日ってことになるんでしょうかねえ。
日曜深夜分はかなり微妙。「天体のメソッド」、「グリザイアの果実」、「俺、ツインテールになります」。「天体…」は、そもそも「円盤が来た」という事実がこのお話の世界において、どの程度の影響を与えているのか、というのがさっぱり分からん上に、円盤を追い出したい女の子、円盤が来たと言うことについて恨みを抱いている女の子の気持ちがなぜそうなのか、ってところにさっぱり説得力が無いままお話が進んでいるので、なんかどうでもいい感ばかりが先に立つ。
「グリザイア…」はさらにどうでもいい感が前に来る感じ。自分にとっての「リトバス」枠、かな。これがおもしろい人だけ楽しんで下さい、としか。
「俺ツイ」はまあ、辛うじてヒキはある、けどなんかこう、バカとか下品とか言う以前に(そういうのは嫌いじゃ無いんだよ)、なんかさもしいものを感じてしまって好きになれないなあ、という。ここの3本は切りですかねえ。
先週末に降ってきた仕事に通常業務でのケツ叩き(なんぼ叩かれても無理なものは無理っす)が加わり、さらにこのタイミングで結構な数の古本の注文が舞い込んでくると言う…。ちょっと対応してみようかと思ったんだけども、こりゃ片手間では無理だな、と思ったので、通常業務はとりあえずパス、特急…じゃなかった、急行の作業は集中すれば意外に短時間で出来そうだし、んじゃ決戦は明日だ、で酒飲んで寝たのが昨日。
んで今日はちょっと早起きしてまずは急行作業。眠い目こすりつつ仕事してみたら二時間ぐらいで何とかなった。のでさくっと納品。
そこから古本掘り起こしと梱包作業。予想はしてたけどここがやっぱり時間かかったよ。なにせ結構な数だったのと、データ吹っ飛ばしちゃった部分のご注文が結構あったので探索にえらく手間取ってしまい、最終的に梱包して発送準備完了したのが17時に20分前と言うね(^^;。
割にドタバタな週初めでした。明日からは通常運行、かな。
前日深夜の分、「ゾンビランド・サガ」。このサガは物語のサガじゃなく佐賀。佐賀を舞台にいろんな理由でゾンビになっちゃった女の子達がアイドルを目指すようなお話。1話目は偶然見れたんで、ある程度事情はわかってたんだけど、ゾンビの見かけでデスメタルかますような話かと思ったらそうじゃなく、ちゃんと普通の人間に見えるように特殊メイクしてロコドルやる話なのね。まあ適当に無責任で、良いんじゃないっすか。
金曜深夜、「宇宙戦艦ヤマト2202」。コスモリバースシステムが作動したことで産まれた一種の鬼子、時間断層。そこは通常の空間の10分の1で時間が進む空間。地球とガミラスはここを利用して3年間で30年分の技術革新を遂げていたのだった、という。これもまあ、「2199」の時にも感じた答え合わせの一環と言えるのかな。わずか3年であのぼろぼろだった地球にこれほどの宇宙艦隊ができたのか、と言うね。あとはなんだ、空間機甲団(だっけ?)お披露目回でしたね。
林譲治 著
カバーイラスト Rei-Hori
カバーデザイン 岩郷重力+Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031342-5 \860(税別)
準惑星天涯での死闘を制し、かろうじてガイナスを押し戻すことに成功した人類コンソーシアム。だが出雲星系の辺境、壱岐は出雲その他から進出してきた人類艦隊と、壱岐の既得権益の代表者達との間には微妙な軋轢も生まれつつあった。さらには人類艦隊内部にも、初戦で赫々たる戦果を上げたはぐれ者舞台に対するやっかみなども発生していた。そんな時、正体不明の小惑星が壱岐星系に接近しつつあった…。
えーと、他にも未読本は積んであるんですけどね、何せほら、昨日「ウルトラマンF」を新開地の立ち飲みで読み切っちゃって、そこから家までの時間、読めるのは当日購入した本書だけだったという…。しかもこれがめっぽう面白くって、途中で別の本に移るのも何かなあと思って、そのまま読み切っちゃったんでした。
んで前作が、プロジェクトの立ち上げにまつわるあれやこれやと、やや規格外ではあるけれども実は「正しい」戦闘規範に則って行動する軍隊の迫力の戦闘シーンが描かれていたとするなら、本作はプロジェクトの実行、特に「情報」がテーマのお話ということになるだろうか。情報を収集し、分類・分析し、その情報に対する対策を講じ、そしてそれらの成果物を滞りなく伝達する、というのがいかに重要か、ってのが今回のキモってことになるんじゃないだろうか。
それをベースに軍事方面では、まるでかつての旧日本軍が嵌まっていた情報軽視、兵站無視が現場に取り返しのつかない損害を与えるような描写があり、ここに壱岐星系限定での権力闘争、こちらは閉塞しつつある社会状況を、この機会に刷新しようとする勢力と、頑なに旧来の体制を護ろうとする勢力の衝突が織り込まれる。この辺の匙加減は流石に上手い。んでここにスマートなのかベタなのかわからんくすぐりが挟まる感じは、前作の感想でも書いたけど、ちょっとモヤッとするところかな。まさかそんなベタなことをやるとは思わなかった上に、こっちのコンラートは歌っちゃダメだろ、と思ってたらいきなり歌うし(w。
そこらのちょっとした引っかかりはあるにはあるけど、全体としては大変楽しめる一作。面白かったです。
★★★☆
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□ taoy [ディック、ヨコジュンってのは言い得て妙な気がします。その後はワタシ的には、ブリッシュ、シマック、かんべ、コマツ、ラッ..]
□ rover [あーツツイじゃなくかんべ。それはありかも知れんですね、てか某Henkutsuでかんべ(ヨコジュンか)ってあったけど、..]