ばむばんか惰隠洞

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2003-11-28 この日を編集

[Day] 地上波デジタルがやってくる

…らしい。なんや朝から外が賑やかしいなあと思ったら、今日がマンション内の設備改修工事の日だったようで。午後から各戸のチャンネル調整に工事のお兄ちゃんが回っていたけど、ウチは「自分でやりますからいいっすよー」ってインターホン越しに応えたら、「ほな書類だけ」ってことで、「自己調整済み」ってとこにチェックの入った書類に署名捺印しただけでおしまい。ま、年内にチャンネル設定を変えれば済む話なんでそのうちやっときましょ。

個人的に今の地上波が地上波デジタルに変わったからってどやねん、ってところなんだけど、ちょっと前にもんちぃ師匠から教えていただいた知識の受け売りになっちゃうけど、海外では日本が地上波で使用している周波数帯を使って無線機器を作ってるらしくて、その帯域を空けない事には日本が競争力を失うことになっちゃう、ので国策上地上波デジタルへの移行はやらなあかん、ということらしいですな。なんやいろいろと事情があるようで。


2004-11-28 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (21:22)

「ジパング」、「ニニンがシノブ伝」、「機巧奇伝ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。プリキュアの作画がなんか変だなーと思いつつ。

「デカレンジャー」(#41:「トリック・ルーム」)はセンちゃん編。少年時代のトラウマのおかげですぐに逆立ちモードに入らないセンちゃん、トラウマがぶり返して弱気になったところにバンバン君からエールをもらって、と言う流れは大変結構。敵の技の正体を明かすところにもう一工夫欲しかったかなあ(あの弁髪は、前もってもうちょっとはっきり見せておくべきだったのではないかな?)と言うところはあるけど、んまあよろしいんじゃないでしょうか。

んで「ブレイド」(#42:「レンゲル復活」)。うわあい、嶋さんの事憶えててくれたんだね脚本家の人ー(ぉぃ)。自らを犠牲にしてカテゴリーエースの呪縛を解こうとする光、封印されたのちも睦月に力を貸す嶋の協力で、ようやく自分を取り戻した睦月…、というわけでなかなかどうして結構な出来ではないですか。このシリーズ、あとから出てきたライダーさんのネタの方が、お話が面白くなる傾向がありますな。そうそう、テレビ朝日公式のアンデッド一覧を見ると、虎姐さんはクラブのクイーン。やっぱり倒した人間優先、てことになるのかな。となるとギラファはダディヤさんの担当って事になるんだろか。あーでもハートのクイーンもまだなのか…

iyenさんのツッコミにもあるとおり、ハートのクイーンは封印済みでした。失礼こきました。

[web] カッコいいけど… (21:52)

画像の説明えむもじら経由で、Mozilla用エクステンション、RadialContext。その名の通り、右クリックするといつものコンテクストメニューの代りに、こんなダイヤル形のメニューが現れ、メニューの内容によってはさらに新しいダイヤルが表示され、様々なナビゲーションのアシストをしてくれる、というもの。ぱっと見で判るので、例えばマウスジェスチャーみたいに動作を前もって憶えておく必要もなく、見た目もなかなかに格好良い、と言う優れもの。

ただ、私のCeleron900、メモリ512Mbごときの環境では、右クリックしてからこのメニューが表示されるまでにどうしても一拍待たされちゃって少しばかりイラついてしまう。あと、私マウスジェスチャー(Operaと同じで)憶えちゃってるんで、そっちの方が速いんだわなこれがまた惜しい事に。と言うわけで、いれたは良いけど早々にお引き取り願ってしまった。でも人によってはこちらの方が使いやすい、と感じる方もいらっしゃるかも知れないな。

[Books] 烈風(競馬シリーズ 38) (22:41)

本書カバー ディック・フランシス 著/菊池光 訳
カバーフォーマット 辰巳四郎
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
カバー写真 ©amana images
ハヤカワ文庫HM
ISBN4-15-070739-1 \740(税別)

老いたなどとは思いたくないが…

しばしば「走ってくる列車に魅せられる」事を除けば、クリスは良い友達であり、同僚だった。気象予報士をしている私、ペリイがクリスの熱心な誘いを受け、休暇を利用して彼の操縦する飛行機でハリケーンの中を飛行するという冒険に出かける事にしたのも、それがクリスの気晴らしになるのなら、と考えた上での事であった。もちろんハリケーンをその直中で観察する、と言う事自体への興味もあったのだが。だがその冒険飛行には、いざ実行となってみると幾つか不可解な点が見えてきていた。つとめて「なんでもない」事を協調するクリスの態度もどこか気にかかる。それでも、何はともあれ飛行機は無事に離陸し、私とクリスは超大型のハリケーンに近づいていく。なんの危険もないはずだった。あくまでも、予定では…

「競馬シリーズ」文庫版最新刊。親本は1999年刊。このシリーズはこのあと、2000年の「勝利」を持って(奥様が亡くなった、と言う事情もあるらしい)いったん休止状態に入っている訳で、うーん、現状で読む事のできる「競馬シリーズ」はあと一作、と言う事になってしまった。さみしい事だ。

さて本作は、友人の誘いに乗って冒険飛行に出かけた主人公が、その冒険の途中で不可解なものを目撃し、その後肝心の冒険飛行にもトラブルが発生し、命からがらの経験の末にようやく生還してみると、知らぬ間に自分が身に覚えのない陰謀の一部を目撃した事になり、そのことで大変な危地に陥っている事を知ってさあどうする、と言う物語。「競馬シリーズ」では積極的に競馬の世界に関わる人物と、たまたま自分の生活の一部に競馬界がある(あるいはお話の中でそういう関係ができる)ような人物、という二通りの主人公があるわけだけど、今回は後者。もちろん、だからといってそれだけで、お話の展開が不安になるような事はない。これまでにも「証拠」とか「告解」とか「不屈」とか、いくらも名作はあったわけで。

ただ、どうだろう本作は。なんというか、いつものフランシス作品らしい、1ページ目をめくったところで、すでに口の中に上質の酒(やっぱシングルモルトっすかね)の味が膨らんでいくようなあの感覚にちょっと欠けるかなあ、と言う気がしないでもない。「ちょっとおかしいかな?」という違和感はその後も続き、結局読み終わったあとにも缶チューハイかなんかを飲んだだけだったなあ、的な読後感しか残らない、様な作品ではあった。フランシス得意の不屈で、孤高で、やや鼻持ちならないがそのやせ我慢にはやはり拍手したくなるような主人公像はどこに行った? しみじみと味わい深い、主人公を取り巻く人々の造形はどこに行った? 事が終えたあとの、晴れ晴れとしていながらどこかに翳りのような、憂いのような、そんなものもまたあわせて感じさせてもらえたラストはどこだ? 全体に、どうだろう、いつものフランシス作品らしからぬパサパサ感が漂っているのだが。

ま、いくらフランシスでも毎回傑作は書けないと思うけど、なんだな、これはフランシスにしては外れ、と言うより、一般的な冒険小説としても少々褒められた出来にはなってないような気がするんだけどな。次回作に期待、って(いまのところ)あと一作しか読めないのかぁ(つoT)。

(★★☆)

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

iyen [いつも見させてもらっています。余計な事ですが……。 カリスのQは虎太郎をだました蘭のアンデッドです。ちなみにまだ未封..]

rover [ツッコミサンクスです。そですね、間違えてました。クイーンはすでにでてましたね。テレ朝公式のWJ、ってなんだかわかんな..]

noki [えーっと、ちなみにハートのキングは封印から開放されてなくってダディヤナさーんがトライアルB兼広瀬の研究室?にあったの..]

noki [と、おもっていたらTV朝日公式ページのアンデッドのところに封印ずみのアンデッドがカードの種類とかといっしょにでてまし..]

rover [ああなるほど、お話の中で封印作業してないから、あそこのページには掲載されてないって事なんですか。 んー、それはそれと..]


2005-11-28 この日を編集

[Comics] お買い物 (22:06)

殻都市の夢(鬼頭莫宏/著) 唐沢なをきの幻獣事典(唐沢なをき/著)昨日と今日のお買い物。唐沢なをき「唐沢なをきの幻獣事典」、鬼頭莫宏「殻都市の夢」。どっちもまだ読んでおりませんが、「殻都市の夢」は高ーい確率でものすごくイタい話であるような予感がする。鬼頭莫宏だもんな。

イタいの分かってんのに買ってしまうってのはなんなんだろう。実はそないに面白いとも思えないマンガなんだけども。ううむ。

[TV] 定期視聴番組 (24:50)

一日遅れで「地獄少女」、「BLACK CAT」、「ソウルテイカー」、「灼眼のシャナ」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」、あと月曜時代劇も。土曜深夜も日曜朝もぱっとしませんなあ。「ソウルテイカー」と「シャナ」はそこそこ面白いと思うけど。

「マジレンジャー」(#39:あべこべ姉弟〜マジュナ・ジルマ〜)は、いかにもこのシリーズらしい、女性陣のうまさが目立つエピソード。カイ君と入れ替わっちゃった(入れ替わるのが『転校生』ばりの階段転げ落ちってのはちょとワラタ)ホウ姉の、身体女で気持ち男の芝居はかなり良い感じだったと思う。山崎さんにちょっと魅力がなかった(実際実年齢は年上なんだけど、その感じが前に出ちゃって、あんたセーラー服着てたらダメ、って感じだったよね)感じがするのが残念だったなあ。とりあえず勇気で全部解決、とはしなかったとこは評価しときます。

さて「響鬼」(四十一之巻 目醒める師弟)。まあなんですよ、脚本家がアレとおんなじヒトなんですから、すべてが中途半端であろう事は予想できてたんだけど、どういうんだろなあ、29話までにはあって、それがシリーズに何ともいえん魅力をかもしてくれてた"余裕"が最近のエピソードにはなくなってしまっている気がする。理屈で言ったら役に立たないはずの青二才どもが大人たちの鼻をあかす、ってのは子供番組ではある意味黄金パターンのはずなんだけど、それがうまく描けてないってのはどういう事なのよ。あと、微妙にキャラが良くない方向にいじられてる感じ(あの状態でも香須実ねーさんは『助けてー』は言わんでしょー普通、とかなんとか)も。あきらのサービスカットはそれなりに良かったけどね。

そんなこんなで最近、一番楽しめるのが「プリキュア」だ、っちゅーのはそれなりに困った状態であるような気がするなあ。実は「響鬼」に似たテーマをやってるのが今週の「プリキュア」(#39:燃え尽きろ!青春ラクロス決勝戦!!)だったんだけど、はるかに良い感じにお話ができあがっているのよね。まいったねどうもこりゃ。

まいったと言えば今季の月曜時代劇も低調で悲しいっす。「世直し順庵」は最初から「必殺」の劣化コピーでしかない感じでたいして期待もしてなかったんだけど、黄門様の方の低調ぶりはちょっと悲しいなあ。"女"としての原史奈はそんなに嫌いじゃないんだけど、時代劇のキイ・パースンを演じるにはまだちょっと、キャリアが足りてない感じだな。


2006-11-28 この日を編集

[Day] われもの注意 (23:19)

日々古本を発送する(日々発送したいなあ)郵便局は近所の特定局。小さな局なのでアットホームな雰囲気なのは結構だが、年配のおなじみさんが前にいらっしゃると、そこで世間話がヤケに延長されてしまって少々イラつくときもあったりして。それはともかく。

あっしの前のお客さんの荷物が、おせんべの詰め合わせだったらしく、そこで局員さんの間でプチ討論発生。テーマは「おせんべに『われもの』シールは貼ってもいいのか」。

「いや、割れ易いもんやし、貼っといた方がええんやろうね」は局員Aさん。「いや、『われもの』のシールを貼るって事は割れないように注意して運んで、それで割れたときにはこちらが補償せんとあかん物やと約束してるワケやから、おせんべみたいに簡単に割れてしまう物に簡単にシール貼ったらあかんでしょ」と主任B君。

と、そこに局長Cさんも参加。このへんがちっちゃい局の楽しいところで。んで局長さん曰く、「いや、シールは貼ってもええんよ。ただ、それで割れてもこちらで補償の義務はない、ちゅうことは前もって言うておかんとあかんけど。割れんように注意はするけど、割れてもおせんべの味は変らへんやろ? そう言う場合は補償はできへん、ちゅーこっちゃな」

おせんべを送るときに「われもの」シールを貼るのはありだけど、そーしたからといっておせんべが割れてしまった時に、どーしてくれるんじゃオルァ! と抗議することはできないみたいです。なるほど参考になったぜ。

[mixi] それはバグですか? (24:08)

mixiからなんですが、CSSコミュニティのネタ、 IEでは適用されるのにfirefoxだとCSSが一部適用されません。もちろん命名規則からして数字から始まるClass名を付けるのはそれ自体ミスであるとは言える。でもでも、ユーザーエージェントってのはそもそも、コンテンツ製作者の明らかにミスと分かる部分については、そこは最大限酌んであげることが推奨されていたのじゃないのかなあ。この場合、確かにClass名を数字で始めちゃった製作者にミスはあるけど、それを「ああ、お作法忘れましたね、ま、よござんしょ」でClass名であると判断してくれるIEって、実は上等なユーザーエージェントなんじゃないかと思ったりもするのだけれど。それをIEのバグ、というのはなんだか少し違うんじゃないかという気がする。

とか思ったんだけど、当該コミュでそれはIEのバグである、と言う説を1ミリも曲げない方の急先鋒がKusakabeさんというお名前の方なものですから、怖くてとてもあちらには書けません。なのでこっちでこっそりつぶやいておきます(^^;)。

本日のツッコミ(全10件) [ツッコミを入れる]

Before...

す/み/け/ん [えー。気になったので調べました。自分、この名前規則、よく考えると知らない。 ・CSS1にはそんな制限は無い ・HTM..]

rover [なんかIEの後方互換(でいいのか?)への考え方から来てるみたいですね。CSS1との互換を取ってるんで数字から始まるク..]

北村 [こちらの記事からmixiコミュニティのトピックを参照させて頂きました。 ところで、セレクタ名を数字から書くことはでき..]

rover [ツッコミありがとうございます>北村さん で、確かにセレクタ名を数字から始めてはいけないというのは分かるんですが、クラ..]

北村 [たしかにす/み/さんのひいた箇所[CSS2:D.3]の「CSS1では, 寸法でない限り……」のくだりはそのように読め..]

す/み/け/ん [あ。ほんとだ。失礼しました。CSS1のYACCにもありますね。呼称が違うので気が付かなかった。 nmstrt [a..]

rover [何はともあれ自分でちゃんと資料にあたろうよって事ですよね。ワタシもCSS1の仕様書(日本語翻訳版)で確認しました。何..]

す/み/け/ん [ただ、「なぜその仕様を採用したのか」はぜんぜんわっかんないんですよ(苦笑)。]


2008-11-28 この日を編集

[Books] 回帰祭 (24:20)

回帰祭(小林めぐみ/著) 小林めぐみ 著
カバーイラスト 帝国少年
カバーデザイン 電光肋骨団
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030940-4 \860(税別)

環境が劣悪化した地球を脱出し、人類が生息可能な惑星を求めて旅立った多くの避難船のうちの一隻、ダナルー。不幸なことにこの船は、目的の惑星を見つけてそこに降りたったのではなく、航行システムの不調から、必ずしも人類の生息に最適とは言えない惑星に不時着することになった。惑星上にありながら惑星表面に出ることもままならない、閉鎖された都市となったダナルーでは、遺伝子管理プログラムの不調からか、いつしか男女の出生率が9:1という異常な状況が出来上がっていた。増え続ける男子の人口を調整するため、16歳になった少年の9割は、現状がいかなる物なのかも判然としない地球に向けて送り返されることになる。アツとその仲間達にとっても、いよいよ地球へと"回帰"するのか、それとも伴侶を見つけてダナルーに残るのか、運命がはっきりする時が近づいてきた…。

そんなアツが一目惚れした少女ヒマリとひょんな事から友達づきあいの始まった、ちょっと変わった少年ライカ。偶然つるむことになった3人の冒険が、やがてダナルーの小さな社会にちょっとした波風を立てて…と言うお話。中途半端にテラフォーミングされた火星あたりに不時着して、半分くらいぶっ壊れちゃったマクロス内での少年少女の冒険、と考えればよろしかろう。同じく女性作家の手になる「ようこそ女たちの王国へ」では男たちの数が少ないものだから女たちが力を持ち、本書では女が希少価値なのでやっぱり女の方が少々優遇され、と、なんだ、未来はどう転んでも女のモノなのか、とちょっと淋しい気分になってしまったりもしたわけですがそれはさておき。

お話的にはジュヴナイルとしてのおいしい要素を用意しつつ、昭和のSF的な匂いを(特に後半から終盤に向けて)漂わせて進んでいくわけなんだが、微妙に構成が上手くないような気がして、オレがジュヴナイルに求めるきゅんきゅん感、トラディショナルなSFに求めるミステリとしての伏線とその回収で発生するショック、共に残念ながら手薄だったような恨みはある。いろいろ盛りだくさんなのだけれど、お話の盛り上げ方がちょっといびつで、ジュヴナイル的ボーイ・ミーツ・ガールのきゅんきゅんも、オーソドックスなSFの「おおっとそう来たか」的なショックの部分も、やや構成が拙い部分があり、あわてて入れました的ニュアンスが少なからず感じられる。総じて面白いと思うんだけど、いろんなところでもう一歩、踏み込んで入れ込んで読み込めなかったかな、ってあたりがちょっと残念だったかも。

個人的にはもう一点、文体でどうしても馴染めなかったところがあってそこもちょっと。セリフの最後を「っ」(小さい「つ」ね)で止めるのを多用されるとすごく引くのだわ、オレ。わたくし小池一夫的な全てのモノが大嫌いなんでね、さすがにカタカナの「ッ」じゃなかったから最後まで付き合えたけど、それでもやっぱり「っ」の連発には少々イラっときましたんですわ。

★★★


2009-11-28 この日を編集

[Comics] お買い物 (24:01)

Bamboo blade 12(五十嵐あぐり/イラスト)おせん : 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。 1(きくち正太/著)きくち正太「おせん 真っ当を引き継ぎ繋ぐ」(1)、戸塚理弘・五十嵐あぐり「バンブーブレード」(12)。何やらめんどくさそうな副題まで込みでの新タイトルなのが新装開店の「おせん」。前巻でもテレビ屋さんには相当言いたいことがあったようだけど、新規巻直しの最初のエピソードも、かなりテレビ屋さんに物申したい感満点。裏で存在感漂わせてる"視聴率の神様"女史は、この先再登場しそうな雰囲気でございますな。

「バンブー」はついにタマちゃんが全力で相手しないといけないキャラクタ登場、その名は……みたいな。相変わらずウラさんは怖いな。あと、タマちゃんパパのお名前が三十郎ってことが分ったのがちょっとした収穫か。お母さんが椿でお父さんが三十郎。うーむ(w。


2010-11-28 この日を編集

[Books] 零超類、南へ

そして俺は極北に1人、みたいな。ということでゼロ年代SF100チェッカー(元記事→NEWS本の雑誌)。やってみましたところ結果は、100タイトル中 42 作品です(平均は 20.42 作品)。759 人中 78 位でした。だそうで。んまあ何とか平均点よりは上だったけど、半分以上読んでないんだな。早川と創元以外はからきしな上に文庫限定の本読みであるところを考えたら、これでも上々な結果なんでしょうかね。でも多分俺、最も「ゼロ年代」らしい本ってところは軒並み外しちゃってる気はするな。こうしてロートルは取り残されていくのだろうな。

一応ここにリストアップされている100点(冊に非ず)というのは、リンクしている元記事の方で大森望さんが選んだものということで、復刻されたものなども含まれている。おおむね妥当なチョイスだと思うけど、「終戦のローレライ」だけは「ゼロ年代」っぽくも「SF」っぽくもないような気がするんだけどなあ(w。

[TV] 定期視聴番組

「とある魔術の禁書目録Ⅱ」、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」、「探偵オペラ ミルキィホームズ」、「天装戦隊ゴセイジャー」、「仮面ライダーOOO」、「ハートキャッチプリキュア!」、「STAR DRIVER 輝きのタクト」。

前にも書いたような気がするのでざっくり。ブツ切りエピソードの羅列が続く「禁書目録」、だからそれでは見ててもちっとも気が乗らないんだってば。

邪気眼がなんか知らんけど良い方向に働いて、気がついたら人気作家、いよいよアニメ化も目前だ、でもそこにはオトナの事情ってものもいろいろ絡んできて、ってお話だった「俺妹」。ここで登場する、やや悪玉風味にディフォルメされた大人達って、全くもって真っ当なことを言い、実践しようとしてるんだよな。ところが兄はそこの所を説教され、その内容がまともなものであるにも関わらず、俺は妹の兄貴だから、妹の願いを叶えてくれやと土下座し、黒猫は一種の戦友的な連帯感から、マイナス方向にシフトしつつもオトナ達に異議を申し立て、それを聞いたオトナ達は、信じられないことにそんな「子供」の言うことをかなり呑んでくれる、と。

イラつくわあ。

主人公(というのとはちょっと違うか、ヒロイン、かな)の気持ちは全てに優先される、というのが昨今のライトノベル系のお話における遵守事項なの? 可愛くてちょっと厄介なところもあるけど、基本的に愛せるキャラクタが望んだことは、基本かなえる方向で進むお話がみんなが求めているものなの? 「けいおん!」でも思ったんだけど、最近のアニメやら何やらにおける主人公補正って何かおかしくね? 自分から外の世界に直接交渉するんじゃなく、そこに主人公が好きで堪らないワキをバッファとして配置して、そのバッファが大活躍することで主人公は知らん間にいい目を見ている、みたいな。

内にこもってる分には気持ちいいんだろうけど、それは見知らぬ他者は遮断して生きていけばいいじゃない、と言うメッセージを、凄く心地よいオブラートに包んで垂れ流しているって事なんじゃないかと思うんだけど。

むう、何熱くなってんだオレ(w

日曜日、「ゴセイジャー」は前日深夜とはうって変わって、極めてベタに泣ける話。ほぼ展開は読めるというのにちょっとホロリとしてしまうと言う。その裏でまた悪玉チームの方で下克上モードが発動しそうな匂いが出てきていたりしてちょっと油断できないな、と思いつつもうちょっとシンプルな話(シリーズ構成的に、ね)にしてくれた方が良かったんじゃないかなあ、とも思ったり。

「OOO」は快調っすね。後藤さんはもうちょっとイヤなヤツポジションでいるのかと思ったけど、割と早めに良い人サイドに来ちゃったかも。とは言え真木さんがこの後も絡んでくるだろうから、いろいろ波乱があるのかも。G3的ポジションに落ち着く人なのかな。

「STAR DRIVER」、双子の美人姉妹の姉は広橋涼、というのは何かの約束事なのか? 割にちゃんと張った声の芝居してる塩大福さんは久しぶりなのでそこは楽しめた、けど全体としては何やってるのか判らないアニメだよなあ。

ってことで。


2011-11-28 この日を編集

[F1] ブラジルGP決勝

バレーは押すわ橋下は喋るのをやめないわ(いやそっちは関係ないだろ)で結構遅い時間になってしまったので、地上波版を録画しておいて翌日観戦。ま、当然結果は先に入って来てしまってはいる(ウェバー、今期初勝利だったんだね)んですが、少なくとも序盤の流れを見る限り、これでベッテルが勝てないってどういうことだよと思ったら、ギアボックストラブルで2速と3速がかなりヤバい状態になってしまい、ここをショートシフトで凌がざるを得なくなっちゃった、って事だったのね。

こんなの普通の乗用車だったら、特に2速なんてのは多少使えなくても1速で少し無理くり踏んで後はちょんちょん、で何とかなりそうな気もするんだけど、レーシングマシンってのは用意されたギアを全て、ちゃんと回るだけ回さないと、想定していたパフォーマンスは出せないって事なんだろうな。

ただ、やっぱり今年のベッテルはチャンピオンになるだけの素地があったって事のようで、同じギアボックストラブルを抱えながら、先に止まってしまったのはハミルトンだった、ってあたりもある意味今年の縮図だったのかしらね。同じマシンに乗りながら最後までちゃんとトップグループに残っていたバトンとの対比ってあたりも含めて、今年はハミルトンには厳しい年でありました。

まとめって事で言うなら、いろいろこじつけ的に回顧しながら見ることのできるレースだったと言えるのかも知れない。ここぞというところの一歩前でトラブルに巻き込まれちゃうシューマッハ、合わないクルマをあてがわれて真価を発揮できないマッサ、しかたないとも言えるんだろうけど、神通力を失ってしまったサー・フランクのチームの状態、それからもちろん、もっと良いクルマに乗せてやったら何やってくれたのかな、な可夢偉のパフォーマンスってあたりですか。

来年も可夢偉はザウバーで走るそうだけど、もう一声、チームに余裕があれば楽しみなんだけどなあ。どこかに良いスポンサーさん、いませんかねぇ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [可夢偉について云えば、今年はピレリタイヤ/KERS/DRSという新機軸で誰もが追い越しをしやすくなったせいで追い越せ..]

rover [本来DRSなどのサポートが期待できないところでズバッと抜くのが可夢偉の魅力だったんですが、そこで無理をするにはちょっ..]


2012-11-28 この日を編集

[HTML] どこかで誰かが息切れしてる

高さ可変のブロックレベル要素で見た目は角丸ボーダー付き。CSSで角丸にはしない、って時にどうするか。最近は上の角丸はヘッダ要素(必ず表示される)に含めてイメージとして用意して、その下の部分は常識的に考えてこれ以上はないだろう、と思える程度に縦に長ーい、下辺が角丸になった背景画像を用意する、って手法を割と良く使うんだけど、今日になって先方から「IE8で背景が表示されない」って不具合報告が上がってきて、そりゃいったいどういうことかと。

調べてみたらいくつか解決策っぽいことを書いてるサイトもあるにはあったけど、どうも自分が直面している問題とは方向性が違うみたい(ま、それはそれで裏技大全に載せられそうなネタがたくさんあって面白かったんだけど)。

自分は画面サイズで4画面分以上スクロールが必要なコンテンツは、複数に分けた方が良いだろうと思っているので、背景画像の高さはおおむね4800pxぐらいを上限に考えて作っているんだけど、もしやと思ってテスト環境に上がっているイメージファイルを見てみたら、先方でセフティ・マージンがもっと欲しいと思ったのかどうかわからんけど、こっちで作成した背景画像、高さが30000pxというとんでもない画像に改変されていた(w。もしかしてこれかなあと思って、背景画像の高さを半分の15000pxにしてみたら、今度はちゃんとIE7、8でも背景が表示されるようになって一安心。IE的には表示できる画像サイズに上限があるってことなのかしらね。

って事でさらにもう少し調べてみたらこんな記事が。IEの画像サイズ制限(よらノート)。

16384pxかあ。これはこれでそこそこ安定している数字($4000だよね)ではあるけどねえ(^^;。


2013-11-28 翌日追記 この日を編集

[Day] そう簡単には終わらない

予定の上では昨日で自分の仕事は完了だったはずなんだけど、今回はクライアント側から何ヶ所かデザイン変更、修正要望が返ってきたみたい。誤りの訂正とかじゃなく、細かな文言修正だったり、レイアウトの調整だったり、割に多岐にわたってる。

ふんむー、さすがに親会社がでっかいと、意外に細かいとこまでいろいろこだわってくるモンなんだなあとちょっと感心した。

つーワケでもう少しお仕事続行。


2014-11-28 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

水、木の分。「棺姫のチャイカ」、「テラフォーマーズ」、「Gのレコンギスタ」、「結城優奈は勇者である」、「白銀の意思 アルジェヴォルン」、裏技的方策で「PSYCHO-PASS2」も。弱ったなあ、絶対「PSYCHO-PASS2」の方がガンダムより面白いよなあ。でもこっち優先すると「ゆゆゆ」の頭が切れちゃうんだよね…。

さて前に戻って「チャイカ」。とにかく戦闘シーンの音楽がすばらしく良いものだからついつい引き込まれてしまうんだけど、素敵BGMを背景にやってることは案外ザルだなあ、と言う気はしないこともなく。のっぴきならない戦いが展開している、と言う緊張感が伝わってこないんだよな。「テラフォーマーズ」はアドルフさん退場回、なのかしら。録画し損ねてたんだけど運良くニコ生で見れたけど、暗いなあ、絵が。あと「PSYCHO-PASS2」ではそこまで気にならなかったんだけど、こっちの佐倉綾音の絶叫芝居はちょっとできてないかも、って気はした。

「G…」はそんな感じで、やっぱ話が見えないというか対立軸はどこ? ってところで終始戸惑ってしまうというか…。いきなりコメディ仕立てできたのにはちょっと笑いましたけど。

「ゆゆゆ」、’10年代の戦闘少女には「契約」が不可欠な要素なのか、なんてことを思わせる展開で「そうきたか」と。「満開」の開放感には対価があるよ、ってのを比較的間をおいて説明してくるあたりは、そこに新機軸を持ち込みたいってことなのか、お話的にこうするしかないじゃないということなのか。なんにせよ今様な魔法少女はいろいろ大変だ、ってことはよくわかった(^^;。

「アルジェヴォルン」は話が大きくなった分、トキムネ君サイドの話が少々弱くなってしまったんじゃないか、って気が。いわゆるダレ場扱いなんすかね、このあたりは。


2015-11-28 この日を編集

[Anime][SpFX] 定期視聴番組

先週末の分をやっと鑑賞。「ハイキュー!!」、「ヘヴィーオブジェクト」、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、「仮面ライダーゴースト」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。「ハイキュー」はクールなノッポメガネ君にも熱いものがあるんだよ、みたいなお話。「ヘヴィー…」は相変わらずの半笑い物件。何だか解らんけど展開があまりに唐突な気がするんだが、これは原作でもこういうものだったの?

「ニンニンジャー」はマジイエローゲスト回、なんだけど一緒に戦ってはくれないのね。あと、肝心の魔法少女がこまっしゃくれすぎててちょっと残念(^^;。「ゴースト」は作品世界がどういうものなのか、ちょっとずつ解って来るようなお話。つまりスペクターは、ってところが見えてきましたね。

「ガンダム」は子供が大人と対峙する話、の序盤みたいな展開、ってことで良いのかな。良い感じっすね。


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ここ1週間分の話題

傑作です

懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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