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新神戸オリエンタル劇場で、ミュージカル「Freddie〜少年フレディの物語〜」鑑賞。出演島田歌穂(初代ロビンちゃんですなあ)、堀米聰、大須賀ひでき、友里倖子、杉江真、谷えりか、珠希亜矢。
もとになった作品は、少し前に日本でもベストセラーになった絵本、「葉っぱのフレディ」。春に芽吹き、夏に精一杯大きくなり、秋に枯れ始め、冬には木から離れ地に落ち、土に帰っていく葉っぱに死を終りと捉えるのでなく、生命のサイクルのひとつであるのだから、それを恐れる必要はないのだ、と語るのが原作だったように記憶しているが、ミュージカル化に際しては、主人公の葉っぱたちを人間に置き換え、10才の少年フレディが命のサイクルを理解する、様な話になっている。
木の葉、という普遍的に生き死にを繰り返す小さなものを主人公に据えた原作にくらべ、難病で突然余命が短くなってしまった少年と言う設定の変化は、ドラマチックさは増したかも知れないけれど、命に対する感動、ってところは希薄になったかも知れない。何度もちいさな誕生と死が繰り返されることで、大きなひとつの生命が続いていくのだ、と言うメッセージ性が、一人の少年の魂の救済、みたいなやや小スケールのお話に置き換わってしまったかも知れない。
あとはなんだな、俺がミュージカルについてはほぼ門外漢だからかも知れないけど、歌に力が感じられなかったような気がしないでもない。前の方で見たせいか、地の声とスピーカーから聞こえる音声が被さって、そこも少々違和感あり。
でもまあ一番気になったのは、隣に座ってたスーツ姿の初老の紳士かな。椅子が座りにくいのか頻繁に姿勢を変え、そのたびに肘をこちらにはみ出させる、5分おきに腕時計で時間を確認する、やたら後ろを振り返る…。時効直前の犯罪者さんとかだったのかしら。
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●初老の紳士の反対側の席、空いてませんでした?<br> おそらくは「大きな玉ねぎの下で」状態だったのではないかと(笑)<br><br> ♪きみのための 席がつめたい〜(爆)
むう、その隣にはどう見ても40は年下の男の子が座ってたけど(w…