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「図書館戦争」(終)、「二十面相の娘」、「マクロスF」。ラブコメとしてそこそこ面白かった「図書館戦争」だけど、ツカミの面白さとは裏腹に、話が進むにつれていろんなところの思慮の浅さみたいなものも気になって来てはいたんで、終わったところでの感想は、「まあこんなもんかなあ」ってところかしら。
「二十面相の娘」は、いかにも乱歩っぽい孤島の洋館での惨劇をベースに、ちょいぐちゃぐちゃ。前にTUX導師とも話したんだけど、せっかく乱歩のご親族から「怪人二十面相」のネーミングライツの使用許可を取っておいて、こうまでエロもグロもフリークス風味も薄味ってのは、あまりにも物足りねえ。
「マクロスF」は3週続けて作画大奮闘、というかもはや最終回レベルのテンションなんですがこの先大丈夫なんだろうか、などと余計なお世話的心配をしてしまったことでした。
昨日の続き、106巻「ボルボロスの追跡」、107巻「流れゆく雲」。
相当な経験を経て「風の騎士」なんて位負けしそうな通り名をもらっちゃったアストリアスだったが、残念ながら押し出しほどの迫力はやっぱりなくて、相変わらずバカなのでちょっとがっかり(「グイン」をアニメ化するときは、アストリアス役は絶対に下野紘だな)、が106巻の前半。後半はサーガ屈指の足手まといが二人も揃った日には、そりゃあっさり拉致だろうってことで、何者かによって拉致られたフロリー親子とマリウスを追うグインとリギア。そこそこ動きがあるのでまあまあ楽しめる方かしら。
温帯が意識しているのかどうかはわからないが、ごくありきたりな市井の賑わいの描写ってあたりは何だかんだ言っても栗本薫、実にいきいきとしていてさすがと思わせる。んまあ千葉とか埼玉あたりの女子高生が、生まれてはじめて渋谷に出た感動をクラスメートに喋りまくる描写とどんだけ違うんだよと言われると、そういわれるとそれもそうですね、と言わざるを得ないところもあるんだけど、でもやっぱりこう言うところは上手いと思うぜ。
107巻はいろいろ一休み、というか脇役陣グチ吐き大会な本。カメさん、リンダ、アキレ大帝にハゾス君、ヴァレさんまで揃いも揃ってグチ吐きまくり。インターミッション的本の中で久しぶりにリンダの予言が発動するあたりはなかなかやるな、と。「闇の王子と光の王子が中原の未来を決定づけ、そこで重大な役割を果たすのが吟遊詩人」って大意の神託は、この先の中原の未来を左右するキイになるのがドリアン、スーティー、そしてマリウスってことなんでしょうかね。マリウスにお話の世界での「重み」をどう温帯が背負わせるのかがこの先の見物ってことになるのか、とも思うんだが、そこが一番信用できないってあたりがこの先の不安材料だわな。
ま、ひゃくごえん読者なんでこの先はまた、新古書店の都合で。それはともかく107巻のカバーイラスト、これ、リンダとレムスだよね? ううううむ、二人ともまだ21なんだけどねぇ……
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