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久々ミニオフ。今回はTUX導師にまなたけさんも参加していただいて、「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」、「スピードレーサー」。映画については改めて書きますが、いろいろ考えることの多かった分、「スピードレーサー」に軍配上げとこうかな。面白かった、と言うわけではないですが。
んでもって、ようやく、念願かなって屋上いぇい! しこたま飲み食いしてご機嫌で解散。帰り道にちょこっとパチンコ打ったら、500円でセブンスター1カートンゲットできてプチラッキー。
皆様お疲れ様。良いお休みでございました。
スタッフ
監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮: ジョージ・ルーカス/キャスリーン・ケネディ
製作: フランク・マーシャル
脚本: デヴィッド・コープ
音楽: ジョン・ウィリアムズ
出演
ハリソン・フォード
カレン・アレン/シャイア・ラブーフ/レイ・ウィンストン
ジョン・ハート/ジム・ブロードベント
ケイト・ブランシェット
公式サイト:http://www.indianajones.jp/
1957年、厳重な警備を誇っていたはずの、ネバダ州のとある米軍施設に侵入した一団。彼らの正体はソ連の特殊部隊だった。そして彼らに捕えられ、同じ場所への同行を強いられた二人のアメリカ人。そのうちの一人は…、もちろん「彼」だった。インディアナ・ジョーンズ。10年前にロズウェルで発生した不可解な事件、その時にも関わりを持っていたインディをここに連れてきたソ連の軍人たちの目的は、その事件の遺物の強奪。だが…
ロズウェル事件にエリア51、アトミック・カフェに「アメリカン・グラフィティ」前史、懐かしい第1作のキャラと作品世界の中での時間の経過、いろんなものをぶち込んで、でも本質は単純明快なジェットコースター・ムービー。根岸泉さんは、スピルバーグ作品にはスピル作品とバーグ作品がある、と書いておられたが今回は間違いなくスピル作品。パルプ雑誌の面白さ優先の無責任っぷりの楽しさはそのままに、映像作品としては隙のない、実にこう、そこにそこまで力を使うのかい的気持ちの良い力業炸裂、な一作。日本でこれに近い物を探すとしたら、案外「無責任」シリーズがそれにあたるのかもしれない。
細かいことにいちいち目くじらを立てたら負けな作品で、ただひたすら、つるべ打ちで繰り出されるショックとアクションに目を奪われていればそれで良い作品なのだけれど、実はそれ故に重要なのは脚本ということになるのであって、そこの所にもう一捻りがなかったのが唯一の難点と言えるか。伏線の張り方とその回収が皆無で、「あのシーンのあれはこういうことだったのかい!」的びっくりが全くなかったのがとても惜しい。びっくりの元になる、伏線として有効に機能しそうなシーンがいくつかあっただけにそこらの残念さもひとしおなんだった。ネタバレにならないように書くのが難しいんだけど、たとえばインディがクリスタル・スカルと強制的に対峙させられるシーンなんかは、クライマックスのための伏線としてかなり美味しいシーンだったと思うんだけどな。
そこまで隙のない大作を期待しちゃいけないぜ、ってのもわかるんだけど、やはりそこはそれなりに、お金を払って2時間ばかりの非日常を楽しむために小屋に足を運んでいるのでね。見た目のお楽しみ的は文句なし、スジについてはもう一回か二回、捻って欲しかった、ってところかな。
個人的にはマリオンに再会できて、そこはとっても嬉しかったんですけどね。
(★★★)
日本語版Wikipediaにおけるクリスタル・スカルの項目。これから映画を見に行く人は、ここで簡単に予習しておくと良いかもね。
スタッフ
監督: アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
製作: ジョエル・シルバー/グラント・ヒル/アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
脚本: アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
音楽: マイケル・ジアッキノ
撮影: デヴィッド・タッターサル
出演
エミール・ハーシュ
クリスティーナ・リッチ
マシュー・フォックス/ピ(Rain)/真田広之
ジョン・グッドマン/スーザン・サランドン/アリエル・ウィンター
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/
家族ぐるみでレースに打ち込むレーサー一家。天才レーサーのほまれも高い長兄レックスは、将来を嘱望されながら、あるときを境にダーティーな走りに転向した末、危険なラリーでクラッシュ、命を落としてしまっていた。レックスから未来を受け継いだ次男の名はスピード。レックスをしのぐ才能の片鱗を見せた彼の元には、巨大企業からのスポンサー・オファーが殺到する。だが、手作りのレースを愛するスピードは、ビッグチームとの提携を断り、これまで通りの家族ぐるみでのレース参加を選ぶのだが、それはレース界を牛耳る巨大企業のオーナーにとっては見過ごすことのできない決断だった…。
ウォシャウスキー兄弟の新作が「マッハGoGoGo」だと聞いたときの、いわれのない不安感の根っこにあったのは、ライカー副長の「サンダーバード」みたいなことが起こるんじゃないかってことだった。さすがにジョナサン・フレイクスに較べたらウォシャウスキー兄弟は、オリジナルに対する敬意ってところははるかにちゃんとした意識を持っている人だとは思うんだけれど。それでも本作に対する受け取り方は、期待するこちら側と作り手としてのあちら側で微妙な差異はあるような気はしないでもない。なんだろう、「赤いペガサス」と「爆走兄弟レッツ&ゴー」の差、みたいなものだろうか。全体として数多のレースものアニメを再構成するのではなく、ミニ4駆のカラフルさをベースに、お話の組み立てを作っていったような気がする。その狙いは多分作った側としては「やりきった」ってものになるんだろうけれど、見せられるこちらとしては、「マッハGoGoGo」ってこうだったっけ? 的なもどかしさが残っちゃった、みたいな。
あまりにも絵的な展開がめまぐるしいので良くわからないことが多いのだが、その絵造り的にはものすごく高度なことをやっている。プロップデザインでも、マッハ4〜6へのデザインの変遷とか結構凄くって、最終的な勝負マシンのマッハ6が、良くみるとトヨタがル・マンに持ち込んで物議をかもしたアレにやたらコンセプトが近いような気がしちゃったりするのも興味深い。基本的な絵造りの方針としては真っ向勝負を挑んでいるんだな、これは、と思わされる小ネタには枚挙にいとまがない。ミュージック・クリップのバックグラウンドとして流すには極上の映像と言えるような気がするんだが、それはとりもなおさず、ストーリーを置き去りにしてイメージを優先したときに印象深くなるイメージの奔流だったということで、んじゃあお話はどこ? って事になってしまうわけでもあるわけで。
多分ウの字の兄弟とジョエル・シルバー的には、かなりミュージック・クリップ側にシフトしたような、視覚的な面白さを強調して、スジのパートを相当おざなりなものまで落してしまったような作品を作ることで、何やら新しめな映像作品のフォーマットの提案をする、あたりに勝算を見いだしていたような気がしないでもない。で、新しさは感じるしそこは見ていて楽しいんだけど、やっぱスジを放ったらかすとロクなことにはならねえな、とも思うわけで、総じて策士策に溺れちゃった映画、って印象はある。
何でこんなの作っちゃったんだろう、的な部分での「深さ」はあるような気がして、そこで結構引っかかるというか、気になっちゃうところがある分忘れられないところが存在する、ような映画ではあるとも思うんだけど。誰にもお勧めしませんが、個人的にはかなり気になる作品だったわ。ょぅι゛ょ時代のトリクシー(スピード君の彼女)が超絶的に、凶悪にキュートなもんで、気になる度には数ポイント上乗せされちゃってるってところもあるんだけどね。
(★★☆)
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屋上、いいですねぇ。<br>関西に行ったときにはぜひ参加したいところですが、仕事を変えてからは行く機会も無く・・<br>映画は、2本見れなくて外れなさそうなインディを見ました。はずれはしませんでしたね。
●楽しゅうございました!<br><br>●スピードレーサー、トリクシーのトランスフォーム度合いに納得がいきませぬ、ええ、いきませぬとも(爆)<br><br>●今夏中にもう一回は行きたいですね(笑)
8月ってば「スカイ・クロラ」ですよね、やっと思い出しました。<br>ってことで都合のつきそうな方は是非。私も見たいんで、<br>なるべくたくさんで鑑賞して、汗だくで屋上に行っちゃいたいですね。
先日は本当にどうも〜<br>スカイ・クロラ あちきもみたいっす〜<br>あと屋上よかったっす〜! 田舎物のあたしには都会の夏!って感じでした!次も是非!
●んじゃ、次回はクロラ・ギララのコンボで(爆)
なんかカエル型の宇宙人みたいだな(w。