ばむばんか惰隠洞

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2004-03-23 この日を編集

[web] 新手のワームでも出回ってるんですか

画像の説明今日は朝からものすごい数のおかしなメールが舞い込んでくるなあ。Subjectが"Failure announcement"とか"Report"とか"Notice"とかで、拡張子が .zl9の添付ファイルをつけてくる。って .zl9、ってのはZoneAlarmがヤバげな添付ファイルの拡張子を .exeから自動的に書き換えてくれてるんだったっけか(うろ覚え)。なんにしてもたまらんのう。15分の間に18通も舞い込んできているぞ。なんだこれ。

[Day] カミさん退職

本日0時の準夜勤終了を持ってカミさん退職。計22年の勤務。途中で震災があって一時中央市民に移ったけど、あとはずっと西市民病院での勤務。お疲れさんでしたという事で本日は居酒屋で宴会。いよいよ倅が受験の年を迎えるというのに「最低1年は遊ぶもんねー」ってあたりが実に我が家の家族らしいというかなんというか。ま、向こうはちゃんと退職金も出るからいいよなあ。


2005-03-23 この日を編集

[Day] うーん (22:20)

やや、いやかなり気になることがあるんで今日はこんだけ。笑い話で済めばいいんだが…。


2006-03-23 この日を編集

[web] 次元断層で感慨する (22:56)

あまりうまいタイトルじゃないな。

「きっこの日記」の作者は誰だ? ネタを皮切りにいろんな事が起きてるみたいだけど、その動きの一方の当事者であるライター、松永英明さんによる、はてなでのオウム時代のカミングアウトを読んだyomoyomoさん平林さんが、趣は少々異なるけれども浅からぬ感慨を覚えていた。って文章を読んだあとに続いて、医学都市伝説さんでも松永氏がらみの記事にあたったりすると、なんというか、人間の中には、誰かが何かを思った時に、それを他の人も感じて、同じ方向に思考なり記憶なりをたぐっていく傾向ってのがあるのかもしれない、などと思ったりする。シンクロニシティってのとはちょっと違う、なにかこう、ひとつのトピックが妙に特定の人に弱い電波を飛ばす時、みたいなのがあるような気がして。

鈍感な私はその手の微弱電波、たいてい取りこぼしてるんですけどね。

[Books] 読んでる本 (23:35)

オウム法廷 13 (極刑) 極刑(降幡賢一/著)それはともかく、この松永氏のオウム時代の話はなかなか興味深い。ちょうど今、この本(→)のおかげで読書ペースが極端に低下しちゃって、未読本が積み上がる一方(大袈裟)なんだけど、「法廷」本で語られる、松永氏が言うところの「裏ワーク」に係わった人々と、そうでない一般的な出家信者の体温の差というか意識の持ち方の差、ってあたりが特にそう。松永氏が書くように、

だから、何もかもがかみ合わない。おまえたちが(あるいは、おまえたちの仲間が)起こした凶悪犯罪をどう思う、と言われても、確かに数々の証拠や証言で事件に教団が関わっていることを認めざるを得ない状況になった時点でも、なかなか「自分が関わった」とは認識ができないのである。

というのは当時の一般的な信者たちの共通した思いであったのだろうと思うのだけれど、じゃあそんな人たちは、尊師なり上級のステージにいる人なりから、「裏ワーク」に従事することを命令されたら、自分の良識に従って判断を下し、それを否定することが出来たのだろうか? 松永氏の文章からは逆に、もし彼にサリンの袋を持って地下鉄に乗り、途中でそれに穴を開けて電車に置きっぱなしにしてこい、と言われた時に自分がどうしただろうか、と言う考察が今のところ欠けていると思う。それは「今だから書けること」と言う意味でそれなりに重要な気もするのだが。

実際そのあたり、どうだったんでしょう。、多くの信者の人は「私だったら断っていた」と言うのだろうが、当時その状況にあったなら、どうだったのかな? そのあたりの考察までフォローされるのならこれ、なかなかに得難い資料になるんじゃないかと思うんですが。

途中で予断を持って判断して欲しくない、とは松永氏も書いておられるし、私もそりゃそうだと思うんでこの件は早急に判断することはしないでおこうと思いますが、「教団の責任」とは別のところで、個々の信者に追求されるべき責任が全くなかった、とも思えない訳で。

それはあまりに酷ではないか、と言われたら、その通りなんだけどね


2007-03-23 この日を編集

[Books] 老人と宇宙 (24:24)

老人と宇宙(Scalzi,John/著 内田昌之/翻訳 スコルジージョン/著) ジョン・スコルジー 著/内田昌之 訳
カバーイラスト 前嶋重機
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-011600-2 \840(税別)

長く生きるってことは、より長く老人でいるって事なのね

75歳の誕生日を迎えた私、ジョン・ペリーは、かねてより予定していた行動を実行に移すことにした。コロニー防衛軍(CDF)への入隊手続き。かつての世界大戦ののち、宇宙各地のコロニーへの植民活動がインドなどの人口過剰地域に限られ、米国民には宇宙への道がほぼ閉ざされた時代。この時代、宇宙に出ることが出来る先進国の市民は、75歳以上で、二度と地球に戻ることが出来ないという条件を呑み、CDFの兵士として兵役に就くことを呑んだ老人達のみに限られていたのだ。 10年前に先立った妻に別れを告げ、宇宙を目指すジョンを待ち受けている物は何なのか…

自身のblogで発表した物が話題を集め、めでたく書籍として刊行され、キャンベル賞まで受賞してしまったというなかなかユニークな出自の本。帯にいわく、「21世紀版 『宇宙の戦士』」。まあそうだが、なんというか本を書くにあたっての覚悟、みたいな物についてはハインラインほどには「これをやったらこうなっちゃうかな」みたいなところに対する腹の括り具合は希薄な感じがあって、いろいろヤバげな設定がある(植民地政策を全宇宙規模でアリ、と単純にしてしまう、みたいな)にもかかわらず、世界観という部分に関しては案外底が浅い、と思う。「宇宙の戦士」が(作者の真意は良くわからないけど)軍隊という物を文化的に積極的に肯定して、お話を進めていくのに対して、本書ではその辺は「宇宙の戦士」以上に念入りな訓練過程が描写されているのにもかかわらず、そこから感じられる物ってのは案外技術的な部分に限られたものでしかなかったりする。そこから何かを感じ取るような本ってわけではないのだな、これは。

んじゃあどこを楽しむのかと言えば、よぼよぼのじいさんばあさん達がなぜ兵士として必要とされるのか、そしてそのよぼよぼな連中に今一度、ちゃんと兵士としての任務を全うするためにどういう救済措置があるのか、その方法論がこのお話の世界観の中にどういう影響を与えているのか、ってあたりのアイデアを読んで楽しむ、あたりにあると言えそうで、そこのところはかなり楽しめる。特に、なぜに75歳以上が兵士として必要なのか、その年代の人々を兵士として徴用する上でどういう考えが潜んでいるのか、ってあたりにお話のメリハリを産み出す原動力が潜んでいて、そこに気がつくと(特に中盤以降の展開は)これはこれでかなり楽しめる物になっていると思った。

SFとして「これはびっくり」的なサプライズは薄いんだが、かっちりとまとまったエンタティンメントとして悪くない。ジョンの75年の人生であったことが中盤以降、いろいろと深い意味を持ってくるあたりもなかなか結構。反面、後半突然お話からシビアさが薄れちゃう傾向があって、そのあたりはちょっと残念なんだけど、楽しく読める一作ではある。同じ世界観でいくつかのお話が出ているようなので、そちらも読んでみたいです。本書ではちょっとしたトリックスター的扱いになっている、とある異星人にスポットを当てた作品があったりすると嬉しいのだがな。

宇宙の戦士(Heinlein,RobertA./著 Heinlein,RobertAnson/著 ほか)B0009Y29F6

こちらが元祖「宇宙の戦士」。バーホーベン版の映画はいろんな意味で必見だと思う。

(★★★)

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

加賀須野 旭 [いつも書評を参考にさせていただいておりますが、今回は「この書評だけで」買うところまで行きましたありがとうございます。..]


2008-03-23 この日を編集

[TV] 定期視聴番組

「俗・さよなら絶望先生」、「灼眼のシャナⅡ」、「機動戦士ガンダムOO」、「クラナド」、「ペルソナ トリニティ・ソウル」、「キミキス Pure Rouge」、「炎戦隊ゴーオンジャー」、「仮面ライダーキバ」、「Yes! プリキュア5 GoGo!」。「絶望先生」は、偶然なんだろうけどナナメに追悼・市川崑、みたいな話になってましたな。「ガンダム」は、先週もロックオン兄さんの死と言う暗い話の中、一人で笑いをとっていた酸っぱいコーラ君、死ぬ時まで笑いを掠っていくとはな。空回りしっぱなしの彼の一生に哀悼の意を表し……たりはしませんけどね。

で、このガンダムは「コードギアス」みたいに少し間をおいて2期があったりするんでしょうかね。フラッグ大好き兄さんが健在だし、ソレスタル・ビーイングって結局なんだったのさ的なヒキも残ってる反面、思わせぶりで始めておいて、イデオン・フィニッシュ(?)で強引に幕を引いちゃうってのも、それはそれで潔いかも知れないな、とは思ったもので。

土曜日は「クラナド」が本編終了(来週は番外編のようですな)、「キミキス」も終了。全体のクオリティは「クラナド」の方が上かと思うが、お話の造りの方は「キミキス」の最終回、見事に持って行かれたぜ。おおむね予想通りとも言えるんだけど、それでもその展開にするのか、とちょっと驚いた。ゲームの方じゃ、結美ってメインヒロインなんでしょ? いろんな意味で泣けるわ、これ。アニメ公式の 最終話アフレココメントのキャストさんたちの一言が、かなり笑えた。結美さん、かなり真剣にお怒りなんではないでしょうか(w。

日曜日の方は、えーと、何となくイマイチ感強め、かな。

[F1] マレーシアGP決勝

雨が降るぞーと言われてた割に、空は青く、まずは一安心なんだが、昨日の予選終了後に、やや長時間にわたって降雨があったらしく、路面のコンディションが変わっているかもしれない、というコメントあり。その影響があったのかどうかは知らないが、ハードをチョイスしたチームは序盤好調。こっちにいたのがフェラーリ、でソフトを選択したのがマクラーレン。こちらは弱り目に祟り目だったかも。

レースはスタート直後のキミとフェリペの第1コーナーの取り合いとか、ハイドフェルド、クルサード、アロンソの3車横並びバトルとか、中嶋のスーティル(だったなかな?)ぶち抜きとか、終盤のハミルトン対トゥルーリ、アロンソ対ウェバーの攻防とか、いろいろ見どころのあるレースでしたな。スタジオ解説の森脇さんが、ドライバーエイドがなくなって、レースが面白くなったと大喜び。ワシもそう思う。

レースはキミ・ロバート・ヘイキが表彰台。とりあえずキミは雪辱を果たし、アロンソは強さを見せ、クルサードやウェバーといったベテランが巧さを見せてくれたようなレース。マッサがちょっと惜しかったけど、それだけプレッシャーはあるってことなんだろう。

最後になりましたが、部品壊れなくて良かったなあ、スーパーアグリ。


2009-03-23 この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (23:56)

「地獄少女三鼎」、「とある魔術の禁書目録」(2本、完結)、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーディケイド」、「フレッシュプリキュア!」、「機動戦士ガンダムOO」、「明日のよいち!」。「地獄少女」の展開はちょっと怖かった。ここまで何度かあった、お母さんに電話しても繋がらない、ってのの意味はこういう事だったのね。こえーなー。

3月中に終わらせるやりくりで二本続きの「禁書目録」。原作がそうなのかも知れないけれど、それなりにクセのあるキャラがたくさん出てくるんだけど、彼らがあまり有機的に絡まないというか、エピソードごとに主要キャラが限られちゃって、最後までオールスター・キャスト的な盛り上がりがなかったのがちょい残念。スピンオフ作品である「超電磁砲」もアニメ化決定だそうで、そこはめでたいがインデックスたんの出番はさらに減るのだろうな。

日曜朝は「シンケンジャー」が楽しいね。青と桃、緑と黄色で軽くコンビ化していくのかしら。あと、「嘘つき」に過剰反応する殿様、ってあたりはこの後へのヒキって部分もあるのかな。実は正真正銘の殿様じゃない、みたいな展開でも待ってるんでしょうかね。

「ガンダム」はジュピトリスの遺産が炸裂したら因果地平が開き、宇宙の男女がこぞってサカリ出す、みたいな(そうか?)。何はともあれあと一回。

[Day] 定額給付金、とやら (24:24)

「申請のお知らせ」とか言う郵便物が来てた。なんだか知らんが案外めんどくさい手続きが必要なんだな。お一人様12,000円ってのはなんとも微妙な金額のような気がする。国民の購買衝動を加速するにはあまりに少額だし、一気に無駄遣いしちまえ、と思うと何となく1,500円ぐらい釣りが返ってきそうで。くれるものですからありがたく頂きはしますが。とりあえずカミさんからは「前もって私に12,000円、給付するように」と釘を刺されてしまったぜ、ちっ。

[News] 訃報 (24:41)

伊藤計劃氏(綾波書店)。3年遅れて旬に触れる、文庫大好きなオレにとってはまさに今、ホットになろうとしていた方だっただけに驚いたし、かなり残念に思う。長く病気と闘ってこられていたそうで、そこはお疲れさまでした。しかし出来れば病気をねじ伏せて、新しい作品を読ませていただきたかったとも思います。合掌。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●12000円あれば、映画を一本見てインデアンでカレー食って天狗で適度に飲み食いして軽く唄って…が二回楽しめます(笑..]

rover [個人でもらっていえっふー! なら確かにちょっとしたお小遣いなんですが、世帯主的には何か気の利いた使い方ってないかなあ..]


2011-03-23 この日を編集

[Day][HTML] 仕事がらみでちょこちょこ

週末から今日にかけて、ぽろぽろ仕事が降ってきてる。年度末になって掘り返すのは道路だけじゃないんだな。なるべく頑張って対応するんですが、最近人の書いたHTMLを見て思うことがひとつ。

なんでidからはじめるんだろう。

最近よく見るデザインスタイルに、ブラウザウインドウ全体にそれなりの背景処理をした上で、メインとなるコンテンツをブラウザ中央に表示(サイズ決め打ちで)ってのがあるんだけど、この、一番の外枠やその次に囲まれるdiv要素、ほとんどのコーダーさんはidで見た目を指定してる。ひとつのidはページ内で一度だけ使用可能で、ここで指定された内容はclassで指定した内容より優先的に解釈されるので、強固と言えば強固な(いま『きょうこ』って打って変換したら、最初に出たのが『杏子』だったのはみんなには内緒な)指定ができるんだけど、そのかっちりぶりが逆にいろいろ厄介なことにもなったりする。

コーダーさんは固い方向でHTMLを書こうとするんだけど、デザイナーさんは割とちょいちょい、細かいところを変えたいと思ったりするし、それらの思惑以上にクライアントさんの希望ってひょいひょい変わるのね。で、そこに対応しようと思った時に、一番上のレベルで id= で決められた設定が、下のレベルでの細かい調整を大変にやりにくくしてしまうことになるのだね。今回請けてる仕事の一本が、途中から入った上に、前任者が行方不明で、担当者がオレが知ってる中で最大の厄介もの(TRちゃん、てことにしときます)で、かつクライアントさんも結構気分屋さんなので、細かいところでの変更がちょいちょい入るんだけど、前の担当がやったところを修正する時に、直したつもりが直ってない、なんでだ? ってことがちょくちょく発生してるんで少々困ったな、と。

HTMLはどうしても入れ子構造になってしまうけど、それだからこそ入れ子の外側にある要素ほどユルい指定になってた方が、あとあと仕事がしやすいと思うんだけどどうなんだろう。idはここぞ、ってところで使いたいんだけどな。いきなりがっつり決め打ちしちゃうと、あとで苦労する事になると思うんだけど、どうも世の中の傾向はそちら側には向いていないようで、まずはidで決め打ちしちゃうコーディングが多くてなんだかなあと思ってしまう。

最初は緩く、徐々にきつめに指定をかけていく方が、後々いろんな事に対応しやすいと思うんだけど、なんで最初っからキツい縛りをかけちゃうんだろうね。このあたりはSEO云々にも抵触はしないと思うんだけど…。

[web][Anime] わけがわからないよ

4コマでわかるまどか☆マギカ第11話。ぷぷぷぷぷ。そしてコメント欄の「遅延も、中止も、あるんだよ」でもう一回笑った。残り2話、いつごろ見られるんでしょうね。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

TUX [●4コマ、死ぬほど笑いました。このひとするどいわー。]


2012-03-23 この日を編集

[tDiary] tDiary3.1.2導入

本日片付けるべきお仕事が夕方ぐらいに終わったので、こりゃ一発やったろかって事で、tDiary、2.2.2→3.1.2へと一気にバージョンアップする作業。3.0.xシリーズの時に一度アップデートしたことはあって、その時はおおむね無事にアップデートできたんだけど、いくつかの要素が文字化けしたりしていて、まだちょっと時期尚早かな、と思って元に戻したんですが、昨日書いたようなちょっとした野望もあったし、あまりに最新版と開きのあるリビジョンを使うのもどうなんだ、ってのもあったので。

基本的なパッケージは前日ダウンロード済だったので、まずは現行バージョンのバックアップ。日記本体のログと、ついでにtDiary関係のファイルも一通りバックアップ。実はこれが一番時間のかかる作業だったりして。考えてみたら自分の日記をtDiaryにしたのが2003年だったから、もう10年目に入ってるんだよな。そもそも「Sぱらインターネット分室」開いたのが1996年3月、元祖「Sぱら」は1993年スタートでしたっけ? よくもまあこんな下らんコンテンツをだらだらと続けているもんだ(w。

閑話休題。バックアップを取ったらtDiary.confの最新版を、これまでに記述してた内容に合わせて編集して、必要と思われるファイルをどかんとアップロード。この時点で動いてくれたら万々歳、で、結果万々歳(w。

3.0.xをインストールしたときよりも不具合はかなり少なくなっている感じがする。アンチリファラ・プラグインの設定画面の表示が文字化けしてるぐらいで、他はほぼ問題なしって感じだ。

基本は押さえたので、一番やりたかった日記にTwitterのためのボタンを追加する作業。最初はsection_footer2.rb(tDiaryドキュメント)を使ってみようと思ったんだけど、どういう訳だかこいつを適応させると、ボタンエリアが二重に表示されてしまうのね。ちょっと衆知にすがってみたんだけど、同じ状況が発生している人はいらっしゃらないみたい。なので代替案と言うことでsocialbutton.rb(まちゅダイアリー)と言うものを使ってみたら、こちらはまことにすんなりと導入成功。これでTwitterやってる人が「こんなバカがいるぜ」ってツイートするのがちょっと簡単になったんじゃないでしょうかね(w。

その他、Trackback関連をオミットしたり、tDiary側が新たに用意してくれたspamフィルタを導入してみたりして、一応うちもtDiary3.x.xでの運用スタート、です。

[Anime] 定期視聴番組

火曜日から木曜日まで。「未来日記」、「ブラック★ロックシューター」、「ギルティクラウン」、「あの夏で待ってる」、「ペルソナ4」、「妖狐×僕SS」、「パパの言うことを聞きなさい!」。

「未来日記」はやっぱりルールが解らんので「面白いんだろうな」って感想しか持てないでいる。シンプルなルールで深みがある、という作品世界の設定が、こう言うスタイルのお話には必要不可欠だと思うんだけど、そこの所がちょっと浅いんだよな。

「BRS」はかなり惹くもんがありますね。女の子達の情念みたいなものが渦巻いてる、こことは違う世界で起きること、という部分とリアル世界のリンクのし具合がいい感じに突き放されててそこが良い、というか。あすみんが演技派に見えるという希有なアニメになってると思う(ん?)

「夏待ち」、檸檬先輩がかなりの謎キャラになってきてますな。実はイチカたちよりも高次な存在(地球人と異星人の接触を監視する役目を負わされた人、)なんじゃないかと思ってしまいますが。

木曜深夜、「妖狐」でちょっと泣かされた。なんか良い話っぽくなってる(^^;。


2013-03-23 この日を編集

[Day] 今日はいい天気

画像の説明古本発送の帰り道。全然わからんけど中央ちょっと左下あたりにお月様が出てるんだけど、ほとんどノイズだね(^^;。

[Books][Oldbooks] まだまだサンリオ読んでるよ『楽園の崩壊』

書影昨日の大阪への行き来でおおむね読めてたヤツを読了。ジョーン・D・ヴィンジ「楽園の崩壊」、小隅黎・佐治弓子訳、サンリオSF文庫1979年→amazon(ユーズドのみ)

過酷な環境下で厳しい生活を強いられている惑星モーニングサイド。その窮状を緩和すべく、3光年先にあり、豊富な資源を持つと思われる「楽園」と呼ばれる小惑星帯へ向かっていた宇宙船レンジャー号。だが「楽園」を間近にしたところで、レンジャー号は謎の宇宙船からの攻撃を受けて乗員の大半を失ってしまう。実は「楽園」はその名とは裏腹に大規模な内戦の結果、人口は激減し、文明レベルもかなり交替したものとなっていたのだ。そこに舞い込んだ超光速船は、産業復興のための格好の切り札になると思われた。損害を受けたものの、辛うじて彼らの追撃をかわしたレンジャー号だったが、損傷を受けた艦体では帰還もままならない……。

たとえるならばミリシャとムーンレィスとのあいだの緊張関係に、どうやって信頼を取り戻すか、と言うようなお話。丁々発止のやりとりに徹底すればそれなりに痛快なエンタティンメントになり得ただろうし、異なる文明レベルの人物達が、お互いの誤解を丹念に解いていくような話にすれば、ヒューマンドラマとして感動的なお話が出来上がっていただろうと思うんだけど、残念ながらどっちにも向かず、なんともぼんやりとしたお話になっちゃった。

作者としたらたぶん、異なる思想、信条、文明レベルにある二者(あ、内戦状態なんだから三者、プラスいろいろあって1、だな)が、最終的に互いに信頼しあう関係を築き上げるまでのお話に、文化と愛のお話を絡めたかったのだろうと思うんだけど、ちょっと散漫な筋立てと登場人物のキャラ立ての拙さで、どうにもすとんと落ち着いてくれないまま、お話が終わってしまったような感じだったな。

そういうわけで本体よりも解説の方が興味深いという、ちょっと変わった本でした。と言うのも解説に拠るならば、この時点でヴィンジさんは結婚していて、もちろん旦那様はヴァーナー・ヴィンジであるわけなんだけど、本書が刊行された時期においては、旦那様の方は奥様に比べると「かすんでしまっている」(解説がそう言ってるんですよ、俺じゃないですよ)扱いになっちゃっていて、そういう時期もあったのか、と。

今ならチェンホー船団ものやら「レインボーズ・エンド」やら、むしろ旦那様の方が話題に上ることの方が多いような気がするんだが。奥様の方は本書以外だと「サイオン」くらいしか思いつかないわけなんですが(あ、「ロスト・イン・スペース」のノヴェライズって彼女でしたっけか)。

流れがあると言うことなのか、夫婦揃って寡作故に、継続的に評価しづらい人、と言うことなのか、さて。

★★☆

[Anime] 定期視聴番組

「琴浦さん」、「PSYCHO-PASS」、「たまこまーけっと」、「ヤマノススメ」、「まんがーる!」、「ビビッドレッド・オペレーション」、「絶園のテンペスト」、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」。

お話のフォーカスが琴浦さんから部長さんの方に移っちゃった感じの「琴浦さん」、なんか琴浦さんの身体性みたいなものがお話になんも関係ない事になっちゃったような気が。

「たまこ…」、いや、王妃候補はいいとしてそれを商店街の連中がなんも考えんと決定事項として扱っちゃうっておかしいだろ。「ヤマノススメ」はなんつーか、5分番組にちょっとじわっとさせられてしまうとは。安いな俺。

木曜深夜は総じてヌルかった。

[F1] マレーシアGP予選

ぬあー、忘れてたー。


2014-03-23 この日を編集

[Day][Anime] ぼやーーーー

っと連休を消費。普通は休み前にどかんと振り逃げ的にタスクが降ってくるものなんだけど、今回はそういうこともなく。で、何をしてたかというと、いろんなアニメを固め見大会。3話で止まってた「ガンダムビルドファイターズ」がものっそ面白くって。主人公ペアの一方、レイジ君を演じる國立幸さん、聞き覚えのある声だなあと思って調べてみたら、「ギガンティック・フォーミュラ」のロシアチームのパイロット、セルゲイ君の人だった。結構キャリアのある人なんですね。

とにかくホンがしっかりしてて、お話がいちいちこの世界の中で納得できるものになってる、ってのがすげえなあと思った。いいんちょがぬいぐるみが好きだからベアッガイの中にスポンジを詰める、ってのが自由な発想、ってテーマに繋がってたり、1/144のジオン兵士フィギュアを使ってMSに爆薬を仕掛けさせる、とか、とにかく「ガンプラは全部動かせる」ってルールをこれ以上ないくらい上手く使ってんなーと思ったよ。

その上で熱い展開も用意されてるのが堪らんわね。15話から先はオジサン、毎回涙目状態ですよ(w。

B000Q362TE

これはこれで、結構面白いとは思うんだけどね


2015-03-23 この日を編集

[Day] 急に寒い&眠い

例年より8度低い、とか何とかテレビで言ってたような。家の中にいるとさほど気にならんのだけど、古本発送しようと思って外に出たら、Tシャツにネルのカッター羽織っただけではちょっと無茶だったかも、と後悔する羽目に。

その寒さのせいなのか、今日は終日鼻水じゅるじゅるな上にどうにも眠たくてしかたがない。この眠気がほんとに眠いのか、それとも(鼻もコミで)花粉症とやらの影響で目と鼻が厄介なことになっているのか判断できず、どうにも居心地の悪い一日。急いで仕上げなければならん仕事もないのでとりあえず乗り切ったけど、もし花粉症が来てるんだとしたら、厄介なシーズンがやってきたものであるなあ。


2016-03-23 この日を編集

[Oldbooks] レターパック

日本郵便のレターパック(日本郵便)。「ライト」がA4ファイルサイズ、重量4Kg、厚さ3Cmまでの荷物なら日本全国360円均一と言うサービス。追跡サービスがあるので配送状況がチェックできるのがちょっと大きいんだけど、これまでなかなか利用する機会がなかった。

理由はA4で厚さ3センチ、という条件に収まる物件がなかなか来なかったってのが大きいか。これだったらゆうメールの方が安いぜ、か、これだとレターパックのパッケージに収まりきらないよ、ってご注文ばっかりだったのね。

たぶんカサが大きくない割に単価が高い荷物、たとえば一部のサンリオSF文庫みたいなのにご注文頂いたときに使える(追跡サービスが大きい)かなーと思ってたんだけど、ようやくそういう注文を頂いた。写真集と文庫本で計4000円のご注文。普通だったらゆうメールだけど、値段も値段なのでレターパックライト、使ってみた。

局でパッケージを買って、宛名書きして用意しておいた荷物を詰めてよろしくね、と。楽は楽だが古本屋の美学的にこのパッケージでいいのかな? と言う気はしないこともない(^^;。

でもまあ使う局面はあるかもわからんのでレターパックのパッケージ、ちょっと買い置きしておきましょうかね。

[Day][PC] お出かけ&Windows10のバックアップ

郵便局の用事を済ませ、その足で銀行行ってマンションの自治会の定期預金の継続手続き(まあ通帳記入するだけなんですけど)。これで自治会会計の一年間の業務は完了。あとは来期の会計さんに引き継ぐだけ。

そういえば無料アップデートしたWindows10、バックアップというものを取ってなかったなあってことで、いい加減どうにかしておこうと言うことで。いろいろ調べてみたら16Gb以上のUSBメモリと外付けハードディスクがあると幸せらしいのでハーバーまで。ソフマップで見聞したんですが、外付けHDDはまあいいか、ってことで16GbのUSBメモリだけ買ってきた。

一応完全にディスクドライブのイメージを復元するのと、根幹のシステムを復元するコースがあるみたいだね。とりあえず今回は「回復ドライブ」と「修復ディスク」を作るところまで。web的には「16Gb以上のUSBメモリ」って書き方されてるけど、ここはそれぞれの環境で変わってくるみたい。うちは「8Gb以上」って言われました。

んまあなんやかんやで最低限のバックアップ環境はできたので、HDD換装にも進んでみましょうかね。


2020-03-23 この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

溜まりまくってるんだけど、「映像研…」、ラスト3話を一気見。とても良かった。「芝浜UFO大戦」、フルバージョンが見たいですね。作者の方がそれを意識なさってたのかどうかはわからんけど、浅草氏は押井守、金森氏は伊藤和典か鈴木敏夫、って事なのかしらね。ツバメちゃんにはまる人はちょっと思いつかん。意表を突いて出渕さんあたり、って事になるのかしら(^^;。

とにかく毎回、完成直前の宮崎アニメを見てるような感は最高な体験だった。全部残しといて良かった、円盤に記録しておこうっと。

[Books] 自生の夢

自生の夢(飛浩隆/著) 飛浩隆 著
カバーデザイン 川名潤
カバー装画 agoera
カバーフォーマット 佐々木暁
河出文庫
ISBN978-4-309-41725-7 \780(税別)

変幻自在の記述SF

著名な作家でありながら、かつて73人を言葉の力のみで殺害した男、間宮潤堂。今は獄中にいる彼だがこの彼は実在の彼ではない。潤堂は30年前に死んでいるのだ。それでは今ここにいる彼は一体何者なのか、何の目的でそこにいるのか…。
表題作を含む7編を収録。

てことで。とても寡作ながら出すお話がどれも油断できない飛浩隆さんの短編集。上手くやれるかどうかわかりませんが、頑張って感想書いてみます。前に感想書いたヤツもあるんだけど、今回は改めて書いてみます。

海の指

全世界が灰洋(うみ)と呼ばれる灰とも泥ともつかぬ物質によって飲み込まれ、<海の指>という現象で定期的に攪拌されている時代。人類のほとんどが死に絶えた世界でそれでも人々は日々の営みを続けている。そんなある日…
人の意識を飲み込み、それを編集し、増幅しながらたゆたう灰の海、というイメージが面白い。冒頭語られるかつて地球にあったらしい構造物などが打ち上げられている様を、最初実物が灰でのし上げられたのかな、なんて思ったけどどうもそう言うものではなさそうで、そこに思いが至ると終盤の展開の禍々しさがアップする。飛浩隆版「ソラリス」ってのは雑すぎる例えかな。

星窓 remixed version

夏休みの旅行をキャンセルしたぼくは、戻ってきたお金で星窓を買った。星窓、それは宇宙空間の一部を4Dフィルムに転写して、特殊な額で固定したもの。居ながらにして宇宙空間の様子が鑑賞できるのだ。ぼくが見つけた星窓は傷物の安物だったけど、何か惹かれる物を感じて購入したその日から…
「ソラリス」の次は飛浩隆がスローガラス的なものを考えたらこうなるんじゃ、的な(w。こちらも意識のやりとりがテーマのような。スローガラスならぬコンシャスガラスのお話、てことなのかな。

#銀の匙

「NOVA」などにも登場した天才詩人、アリス・ウォン、彼女が誕生する直前の物語。複雑適応系エージェント、Cassyを介して拡がりをもたらされた人々の視界とか意識とか記述とかが、アリスの兄、ジャックの視点で語られ、その拡張された世界がアリスの誕生によって一端〆られる。本作からの4編は連作短編の趣もある

曠野にて

<キャンプ>と呼ばれる施設。そこはCassyを使って記述を超現実的なレベルで拡張することが出来る異能を持った子供たちを集め、その能力のさらなる開発を狙った施設。5歳になったアリス・ウォンもそこにいた。
記述の拡張を巡る物語をゲーム的なシチュエーションで語られる。本書に収録されたお話の中では一番明るいお話と言えるかも。イメージの鮮やかさってところでも一番良い感じかも知れない。

自生の夢

お話の出だしはあらすじで書いたとおり。ここにアリス・ウォンの早逝の原因ではないかと言われる忌字渦(イマジカ)と呼ばれる災禍、それは言語とそれにまつわる表現に過大な影響を与える現象。これに対抗できるのは同じく言語を武器にして大量殺人を実現した間宮潤堂の存在のみ、って流れでお話は進んでいく。ここにグーグルならぬゲーデルという超巨大検索エンジンの隆盛から衰退に至る、著者による未来視なども挟まれた、間違いなく本書の白眉と言える作品だろう。

野生の詩藻

アリス亡き後、彼女の兄ジャックと「曠野にて」に登場した克哉がコンビを組んで「ビースト」なる存在に挑む。例の(wゲーデル問題にも言及しつつ、お話は比較的コンパクトなんだけど、意外と難解なところも多い作品と感じる。

はるかな響き

創世時代の女性と現代(なのかな)のカップルのお話のカットバックで語られる、言語や意識を与えられるお話、で良いのかな。いきなり出てくるモノリスにはちょっと面食らった(^^;。お料理の描写がなんか良い感じです(w。

という。記述を主題にしたSFは時々見かける(古くは筒井康隆さん、最近だと円城塔さんとか)けど、記述が読者の脳内で様々なイメージに変貌していく、というのはこの人独自の物のような気がする。読みにくさなんかは微塵もないけど、読み終わった時にやってくる、「イマノハナンダッタンダロウ」感の大きさは意外と半端ない。つまりは「濃い」本なんだと思う。そんなに多くないのかも知れないけれど、未収録の作品も単行本化して欲しいものです。

★★★★


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ジュヴナイルとしてなかなか良質

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