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後半の記憶が定かじゃないんだが、朝目が醒めたらちゃんとホテルで寝てたなあ。なぜか、やはりロング缶の空き缶が二本、テーブルの上に転がってるなあ。業だな、こりゃ。
ということで8時頃起床。お茶飲んでシャワー浴びて、9時過ぎにチェックアウト。さすがに足ダルい。これ以上は各停は無理だなあ、ということでここからは新幹線で帰ることに。静岡発10:12のひかり、新大阪行き。10000円もするー。駅の喫茶店でホットモーニング。新聞買って乗車。11:59新大阪。ペース速っ(^^;)。新大阪から新快速で三宮。ワークさんで少しお喋り。その後よせばいいのに新開地まで歩く。なぜかこういう時に限って、良さげな古本がちょっぴり見つかったりするから不思議。数冊仕入れて昼飯代りに立ち呑みで串カツとビール。立ってんのがしんどい(なら暖簾くぐるなよ)。それから神鉄乗ってお家に。15時過ぎに帰宅。行き当たりばったりの東京行きはこれにて終了。お疲れ様でした>オレ
青春18きっぷで行く旅、悪くない気はする。途中何ヶ所かで途中下車してゆっくり観光して回ったりする分にはコストパフォーマンス高そう。ただ、今回みたいにまず東京に行く、ってのが目的の時には少々しんどいね。今回は、特に浜松-熱海間でかなり疲れた。割高になっちゃうけど、ここを特急か急行で代替したりするとかなり疲れも軽減されたりするのかな。
ま、これはこれで面白かったけどね。またやりたいと思うかは、ちょっと微妙だけど。もうこりごり、と思う反面、またやってみたいな、と思わないこともない。久々の東京も楽しかったです。
でもやっぱ、エスカレーターは左を空けるべきだよなあ。
さて帰りがけにワークさんで査収した、1/144のトップランナー、SWEETの新作は、この前登場した零戦21型と、日本空母の飛行甲板のカップリング。箱絵は大西画伯から藤下画伯にスイッチ。なんでも海外でも、藤下幸久さんのパッケージイラストは好評なんだそうだ。で、これがまた凄えこだわりぶり。零戦の方は、前作が基地航空隊のデカールで揃えられてたのに対し、今回は空母搭載飛行隊、というか真珠湾奇襲に参加した航空隊から6機分。(オレはやらんけど)こいつはあれだな、昔、著名なサークルの一つである大阪のレディバード・クラブの皆さんがドゥーリットル隊の東京空襲のディオラマを再現する目的で、1/72のホーネットをこさえ、その飛行甲板にB-25をずらりと並べて見せたことがあったけど、おんなじように1/144で赤城や加賀の飛行甲板をこさえて、参加した零戦をずらりと並べる猛者、かサークルが出てくるかもわからんなあ。
甲板の方もSWEETらしいこだわりいっぱいで嬉しいというか呆れるというか。エレベータが微妙に下がった状態と甲板と面イチになった状態を再現できたり、飛行甲板の眼環についてきっちり解説を入れたり、流石というかなんというか。驚きますわ。
その他の模型関連情報、ムラさんからいろいろ教えていただいたんだけど興味深かったのは、アオシマのビスマルク、初回生産分にはタミヤ製の同スケールのZ級駆逐艦がおまけで入ってるそうな。WL初のコラボレーションになるそうです。むう、ワシ、Z級だけ欲しいかも。レベルの1/720のアーク・ロイヤルのおまけのトライバル級と並べたら楽しそうだ。
そのタミヤ、1/48のミリタリーモデルに手を伸ばすらしいですな。キューベルワーゲンはすでにお店に並んでるけど、次はティーガーらしい。1/48ミリタリーってヨーロッパで結構人気があるんだって。このスケールだとやっぱ私なんかは、懐かしのバンダイのシリーズ(玉石混淆だったけど)を思い出して、内部構造も再現してくれないかな、なんて思っちゃうんだけど、さてどうなんでしょうね。個人的には住宅事情も考えれば、小さくて精密なスケールモデルが出てくるのは歓迎なんだけど。
ハルヒビさんとこで知った、Network Solutions。入力窓に直接入力してもダメみたいなので、直接https://www.certifiedofferservice.com/CertifiedOffer/offer/makeoffer.do?dom=xxxxx.xxx(あなたのドメイン)などとつっこんでみると、自分のドメインがいくらで売れる(かもしれない)かが分かっちゃう。軽石庵と惰隠洞で試したら…
KARUISHIAN.COM $1,540.00 - $2,156.00 USD This range is based on the following criteris: Word Relevance NO DATA Domain Name Length ☆☆☆ Live Web Site ☆☆☆☆☆ Domain Extension ☆☆☆☆☆ Traffic Ranking NO DATA
BUMBUNKER.COM $310.00 - $543.00 USD This range is based on the following criteris: Word Relevance NO DATA Domain Name Length ☆☆☆☆ Live Web Site NO DATA Domain Extension ☆☆☆☆☆ Traffic Ranking NO DATA
結構良い値段ついてるけど、平林さんやまXさんほどではないね。どですか、今ならお安うございますよ(w。
「ウルトラマンマックス」、「種デス」、「ツバサ・クロニクル」。さてまずは監督、特技監督を金子修介が担当した「マックス」(#11:「バラージの預言」磁力怪獣アントラー登場)。オマケに藤谷文子までついてきたぞ。ついでに金子blogじゃあゴジラVSガメラをやってしまった
なんてネタ振るもんだからちょっと期待しちゃったじゃないの(答えがそれかいっ! てとこまで含めて、商売うまいでんな、金子はん)。
まあお話は小気味よく、わかりやすく仕上がってるし、特撮パートは前半ガメラ臭く、後半はかなり戦隊もののテイストを感じつつも、なかなかよかったと思う。ただなあ…
わたしゃリアルタイムのファーストウルトラ世代なんで、たぶんどんな人がどんな風にリメイクをやっても、滅多なことでは大喜びしないとは思うんだけど、それでもあのアントラーはなあ。
白黒のテレビ受像器で見たアントラーの方が私の中では今日見たアントラーより遙かに色鮮やかな記憶があるし、なによりもほとんど砂しかない、忘れ去られていく古代都市付近に登場した怪獣には何かこう、神々しさみたいなものを感じたものだけど、大都会の真ん中に登場して街を壊しまくる怪獣からは、チンピラが暴れてる、ってイメージしか伝わってこないのだよな。リアルタイム世代なおっさんの無い物ねだりなのは百も承知してるけど、やっぱ私にとって「バラージの青い石」ってのは、怪獣ものでありながら、不思議な寂寞感を感じた初めての作品であったような気がするのでして、やっぱこう、「バラージ」とか「青い石」とか「ノアの神」とか言う単語にぶち当たっちゃうと、どうにもこう、勝手に深いとこまで考え込んでしまうところはあるんでしょうけどね。
デス様は、ま た 総 集 編 か よ 、でございましたなー。
昨日の晩に(元)ワークのムラさんからメールをいただいて、シトロエン11CVの初期生産型(民間型ね)ってのは、純正でフェンダー部分が黒、それ以外がいろんな色のツートンカラーであったらしいことを教えていただいた。そういえばそうだよなあ、シトロエンといえばクラリス号(2CV)だけど、あれもしっかりツートンだったものね。実はこちらでもちょっとぐぐってみたんですけど、こんなの見つけて、「ツートンも良いなあ」なんて思ってたとこなんでした。
カラーリングに関しては、後期になると基本的に一色で、黒以外にもグレーとかブルーのバリエーションがあったらしい。ブルーか。フレンチブルーの11CVってのも捨てがたいよなあ。そのほか、戦後のタクシーに使われた11CVは、フェンダーが黒、ボディーがマルーンという実に渋いカラーコーディネートがなされていたのだとか。いやあ、勉強になりました。ありがとうございます。
それにしても検索サービスってのは勉強になるわ。CV、ってのは課税対象になる馬力、の略なのだね。それが11馬力だから11CV。クラリス号だと2馬力なんで2CV。なるほどなあ。宮崎駿のアトリエの課税対象額も2馬力分…なんてことにはならないだろうけどな。
途中でちょっとさぼって「はみだしっ子」の9〜11あたりを読んでた(なんでわざわざそんな、読むのに時間かかるマンガを選ぶんだよ)けど、ここまではまあまあのペース。なんだけどもうちょっとのところで、文章出てこなくなっちゃったなあ…(つoT)。
♪かぎをさがぁーしてるんだ、ずぅとさがぁーしてるんだ (とっほっほ)
それっぽいカギが見つかったので、とりあえず明日納品しなくちゃいけない12000字分はでれーっとでっち上げて推敲完了。自分でいうのもなんだが、できるとは思わなかったなあ(^^;)。残り1200字程度は明後日納品分なんで、ここらで一回休憩しても良いかな(それが良くない)。
いやいや、イタリアGPがあまりに見応えあったんで書き始めと書き終わりにえらい時間差が。さて今週はちょっぴり少なめ、「RAY the Animation」、「アストロ球団」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアSS」。「アストロ球団」、ドリルつかみ特訓キター(w。アストロ球場も完成して、いよいよビクトリー戦スタート直前です。
「ボウケンジャー」はそこそこ、「カブト」はいろんな謎にいろんなネタが振りまかれたような話、いいたいことは色々あるけど……
こんなニュースが舞い込んでしまってはなあ。
いやまあモンツァで勝ったら引退表明ってのはありそうな話かも、とは思っていたのだけれどまさかホントになるとは。引退すると見せかけてもうしばらく走るんじゃないかこの男は、とも思っていただけに。だってあと10回で、グランプリで100回勝った男(これを超えるのは大変だぜ)になれたんだし、ミハエルならそれぐらいはできると思っていたのだけれど。
チャンピオンシップは(なにやら作意も感じないこともないけど)思いっきりリセットかかった感じがあり、ここに来て躍進著しいBMWを見る楽しみは増え、アグリの頑張りっぷりも相変わらず注目。最後の最後になって今年のF1、俄然面白くなって来ちゃったなあ。
COCO「今日の早川さん」。はてなのHorror & SFグループ内のCOCOさんのblog内で絶賛連載中の4コマ漫画の単行本化。SFマニアの早川さん、ホラーファンの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ラノベファンの富士見さん、レア本マニアの国生さんが織りなす、本好きライト廃人たちのお話。いろいろあちこち、くすくすしながら読んじゃった。
早川さんが非モテで帆掛さんがモテ系、てのが妙に納得できた。確かに初デートで「こんなのどうです?」って「啓示空間」持ち出されたら普通は引くわな(w。
いやしかし、帆掛さんは帆掛さんで、いきなりゴーメンガースト三部作とか……、ああ、彼女は策士だから、最初は可愛く「心地よく秘密めいたところ」あたりから攻めたりするんですかね。
読み手を選びそうでその実割と全方位対応っぽいけど、やっぱりSF者が一番楽しめる本だろうな、これは。
基本的にはサンリオ版の感想と変わりは無し(あたりまえ)。前に読んだときの感覚は、それなりに時間が経ってることもあるので、自分の中で妙な浄化作用が働いたのか、ブラウンアイズってこんなに押しの強い女の子だったっけ、ってところでちょっとだけ違和感みたいなものを感じたかも知れない。ブラウンアイズが自分の中で勝手に清純派ヒロインに勝手に仕立てられちゃってたのかも。
まあそれはそれで措いといて、やっぱりこの作品の持っている、どこか冷たいんだがそれが突き放すことになっていない、というあたりの微妙な距離の取り方の巧さは素晴らしい。単純に甘酸っぱいジュヴナイル、ってところでお話を畳んでしまってはいないあたりがもう、泣けるっちゅーねん。
というわけで夏休みは終わってしまいましたが、課題図書として読んでないお友達の皆さん、ホントに良いお話だから買って読んでみてくださいな。この本の売れ行きが本邦未訳の続編の刊行に繋がるかも知れないのでね。オレ、この続編読みたくてしょうがないんだよ。
さてこの本も読み終えたとあっては、いよいよレナルズのあのクソ分厚い文庫に向き合わねばならんようだな。
XREAにWordpressを放り込んで使ってみる。インストール自体は全く問題ないけど、そのままでは画像ファイルなどがアップロードできない。Wordpressはデフォルトではインストール先/wp-content/upLoads以下にファイルを転送することになっているんだけど、インストール直後にはこのディレクトリは作られない、のでローカルでこのディレクトリをこさえてftpで転送しちゃう(ftpツールなどでディレクトリを作ると、所有者がApacheになってしまうのであとあと厄介になるようだ)。パーミッションは707。
あとはWordpressの設定の方でアップロード先が正しく指定されていることを確認、で画像が無事送られるようになってることを確認。
ついでに。
XREAではMySQL(かPgSQL)のデータベースを最大5つ作ることができるが、作ったは良いがそのままでは、管理ツール(PhpMyAdmin)で複数のデータベースを管理できない。そんなときには/public_html/log/phpmyadmin/config.inc.phpをちょい編集。サーバによってファイルの内容は違うみたいだけど、ウチだと30行目あたり、
$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'cookie';
$cfg['Servers'][$i]['host'] = 'localhost';
$cfg['Servers'][$i]['connect_type'] = 'tcp';
$cfg['Servers'][$i]['compress'] = false;
$cfg['Servers'][$i]['extension'] = 'mysql';
どうもこの、'auth_type'が管理ツールの初期状態を決めるようで、デフォルトではここを、最初に作ったデータベースの名前やパスワードを、Cookieから引っぱってきて自動的に管理ツールを開くようになってるみたい。なので上で引いたパートをごっそりコメントアウトして、新たにこんなセクションを作る。
$i++;
$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'config';
$cfg['Servers'][$i]['host'] = 'localhost';
$cfg['Servers'][$i]['connect_type'] = 'tcp';
$cfg['Servers'][$i]['compress'] = false;
$cfg['Servers'][$i]['extension'] = 'mysql';
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'ユーザ名';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = 'パスワード';
$cfg['Servers'][$i]['only_db'] = 'データベース名';
これを必要な数だけ作ってやれば、複数のデータベースがあっても大丈夫。以上、例によって本家が全く頼りにならないのでぐーぐるさんに手伝ってもらって、割と苦労して得た情報なので忘れないようにメモ。
あ、別に私がWordpressに乗り換えようとしてるとかそういうワケじゃなく、今お仕事で触ってるサイトで、Wordpressでblogやりたいというリクエストをもらったんで、自分のテスト環境でちょっと動かしてみる必要が生じたってだけの話なんですが。
blogをphpのモジュールに分割して管理してるWordpressは、力技で案外何とかなるMovableTypeに比べると、とっかかりでちょっと理屈っぽい印象があるかな。慣れだけの話なのかも知れないけど。
とりあえずちゃんと動くようにはなったので、ちょっと本腰入れてカスタマイズしてみるです。
大森望 責任編集
カバー装画 西島大介
カバーデザイン 佐々木暁
河出文庫
ISBN978-4-309-41098-2 \950(税別)
全編書き下ろし作品で構成される最新の日本SFアンソロジー、第5弾は8編を収録。
前巻から比較的短めのインターバルでやってきたNOVA第5弾。早めの新刊登場は、単に現行が揃うまでの時間がいろんな理由で短くて済んだ、と言うことのようですが。それではいつものように短い感想など。
水位が著しく上昇し、人類はわずかに残された陸地にしがみつき、かつ新たに登場した知的生物たちとの共存も強いられるようになった近未来の社会を描く、著者の一連のシリーズに連なる作品なんだけど、異形なものたちの描写は今回は無し。かわりに語られるのは海に魅入られ、海と自分の関係性をよりシームレスな物にしたいと願う男のささやかな物語。「グラン・ブルー」? んー、むしろ「RD」のハルさんみたいなイメージだろうか。
基本聞き語りで語られていく物語は最後に
けれども、それを終えたら私は詩人になる。
と言う主人公の控えめながらも高らかな宣言で幕を閉じる。この流れは、ちょっと良い。
医療テクノロジーの発達がもたらした一種の感覚共有テクノロジ。そこでの最高のサクセスストーリィは完璧なオーガズムのデータの共有。そのための試みに偶然巻き込まれることになってしまった地上げ屋の若者が体験した事件とは…。
老け専のあなた、お待たせしました的な…いやいや(w。これはこれで美しく、切ないラブ・ストーリィ。主人公の黒丸君、その過去や現在の境遇なんかを考えると充分にシリーズ物の主役を張れる人だと思うんだけど、そういう話はこの先、期待できないのかな。
適当に身の周りの物をフリマに持ち出して生活費を稼いでいる僕の前に現れた彼女。彼女が興味を示したのは僕の父が描いた一枚の絵だった。その絵に描かれていた山は、普通に考えればありえない物だったのだけれど…。
ちょっと「死の泉」を連想してしまった。お話の舞台装置としてアレを持ってくるとか、そういうところってのは女性作家的にやはりかなり魅力的な物なんだろうか。悪くない話だと思うけど、登場人物達の「国籍」が全く感じられないところでちょいと減点、かも。
誰も押していないのに、必ず一度三階で止まるエレベータ。実害はないと言えばないのだがやはり気味が悪い。そこにいったいどんな秘密が隠されているのか…。
良質のSFは良質のミステリの要素を持ってることが多いと思ってるんだけど、そういう思いを改めて強く感じさせてもらえる一作。小気味よいね。
今回のアンソロジーは悪ふざけ要素が少々控えめな印象あるんだが、そんな中空気読まずに悪ふざけ方向に思いっきり針を振った一作、なのかな。作者、友成純一さんのご冥福を上っ面でお祈り申し上げます(w。
たとえ何光年離れたところにいようとも、例えどんなに人類とは違う生態系のもとに種を保存している種族であろうとも、貸したお金は返して頂きます、って会社に拾われた若造は…
SFだ。
本書の白眉はこれでないかい。なんだろな、ハードとソフトが良い按配で折り合いを見つけたお話、と言う感じ。その安定ぶりが個人的には、クラシックSFの趣も感じられちゃってちょっと嬉しい気分になってしまったりするのだった。
残念ながらタイトルで一発かますようなことはしてくれなかった(ノリ的には『火星の女神マリサ』とかだったんすかね)ようだけど、やりたいことは何となくわかるような気はする。この人の思考パターンの基本単位は「ファミリー」なのかな、ってあたり、かしら。
SF読みにとってなじみの深い単語が次々とくり出されるし、お話の展開もちゃんとしてる。でも読んでて一番最初に来るのは「フラクタル」だよなあ、って感想なのは、なんだかごめんなさい、です。
時間SFの佳品。二つの物語が最終的に一つにまとまるんだけど、そのまとまり方に不満無しとしないので佳品、ってことで。ふたりの登場人物のお話が一つにまとまるところの必然性が弱い感じがして、そこが惜しかったかな、と。
個人的にはオーソドックスなSFが揃っていたなあと言うところで割と楽しめた。小粒ながらも捨てがたい味がありますね、と言う一冊。
★★★☆
と言うわけで。まだ古いSFをつらつらと読んでるわけですが、今回のこれが割と本命。ハリー・ハリスン「ロボット戦争」中村保男 訳、創元SF文庫1980年初版→amazon(ユーズドのみ)。先日読んだ「ロボット市民」とカバーイラストの意匠がおんなじなんだよね、色味がちょっと違うくらいで。どういう理由があってこう言う事になったんだろ。巻末の既刊リストを見ると、この本が出た時点ではまだ、「ロボット市民」も絶版になったりはしていないんだよなー。イラスト発注する予算がなかったとかなのかねえ(まっさかー)。
ま、それはともかくこちらは米国では「ロボット市民」よりも先に刊行されているんだけど、日本では約十年遅れての刊行となった作品。なんだけどこの十年のタイムラグがあってもおかしくないくらい、作品のトーンが違うのが面白いところで。具体的に言うならハリソン作品の方が、やや暗めのトーンで統一されているのだね。で、その暗さって言うのは、なんというのかな、日本でSF読んでた人間的には、'70年代的な未来への警鐘だったり、そこはかとない文明への不安感みたいなものと割とシンクロするんだった。このあたり、どちらかというと明るめのエンタティンメントを描く人、ってイメージだったハリスンからはちょっと違和感があるかも。この辺は訳者の中村さんがあとがきで、社会学的SFの書き手でもあるハリスンについてコメントされてたけれど、なるほどそういうこともあるのかな、なんて事もちょっと思った。
本書は「ロボット」を広義のテーマに、ハリスン的未来観を展開する短編8編で構成されている。中にはほとんど「ロボット関係ないやん」的なお話もあるんですが、全体としては機械文明が発達したところでおきる、少々皮肉な物語が収められている。基本的にはシンプルなアイデア・ストーリーで、それ故に少々パンチが足りてないのでは? と思えるところもあるにはあるけど、同じカバーイラスト使っていながら、こうもトーンに差が出るものかと思った事でした。あと、ハリスンが石川五右衛門知ってたってのにもちょっとびっくりしたぜ(w。
そういえばハリスンも亡くなってたんですな。遅くなりました&ついでみたいで申し訳ないんですが感謝を。安らかに。
ぽちぽちとこっちも読んではいた。マカッチャン「キャメロンの海戦」、7. 北アフリカ上陸戦、8. 日本艦隊、出撃す(リンクはamazon、ユーズドのみ)。連合軍による北アフリカ上陸作戦、作戦名「トーチ」が近づく中、当地に潜入していた自由フランス軍の闘士から重要な情報が。ドイツ軍がアルジェリアに大量の炭疽菌を集め、進攻してくる連合軍を迎え撃とうとしているというのだ。この作戦が実施されれば、単に連合軍だけにとどまらず、アフリカ全体が細菌兵器の災禍に晒されることになる。密命を帯びたキャメロンは、自由フランス軍の兵士達と共に目的地を目指すのだが…、ってのが第7巻。
前にかなりカリカチュアライズされたソ連軍兵士が出てきたんだけど、今回は自由フランス軍の兵士達にその傾向が若干あるかも。前に「ハーフハイド」ものを読んだときにも感じたことだけど、どこかマンガチックな表現が顔を出すあたりが、意外にうまくいってないんじゃないかなー、と思う所も多々あるにはあるけど、それでも本作はもしかしたらシリーズ中の白眉と言えるかも知れん。
海戦モノにおける上陸してからの戦いがメインになっているわけだけど、ここにあまり出来が良くなく、その上緊張がマックスまで行くと無意識のうちに口笛を吹いてしまう、という二等機関兵、ギンブルというキャラを配したことで、お話にかなりふくらみが加わったんじゃないかと思う。で、それが本シリーズのどこかマンガチックな部分にも、いい感じにマッチしているんじゃないかな。ちょっとニヤリとできるお話の展開が、このシリーズにはちょうど良いかな、と思った。
続く第8巻は、ドイツ軍の要請を受け、フォークランド諸島の英軍拠点を攻撃、確保するために日本海軍の一部隊が出撃したという知らせに、急遽英国は手持ちの勢力からキャメロンの指揮するコルベット、「ブライア」に出撃を命じる。陸軍工兵隊をケープ・ホーン付近のビーグル海峡に送り込み、爆破工作で海峡を航行不能にしようという作戦が発動したのだった、ってお話。
残念ながら日本海軍は基本、敵に自分とこの近くまでやってきてもらって、そいつを迎撃する、という対馬以来の必勝パターンから一歩も先に出てない海軍だったわけで、到底地球を半周した上で、そこで戦争なんてできるような海軍じゃねえだろ、と思ってる側からしたら、そもそも前提が無理くり過ぎるわけで、乗れないこと甚だしい。その上本シリーズで毎回感じてしまう、主人公以外の命の値段の安さ、みたいなものが復活(前作が良かったのは、ここが少し改善されていた、って部分もあったからなんだよね)してしまって、そこも含めて全体に「なんだかなー」感の方が先に立ってしまった、って所はあるかも知れない。
外国作家が描く日本人、ってのを日本人読者が読んだらどうしても「そりゃねえだろ」と思ってしまう、ってのは何も本作に限ったことではないとは思いますけどね。
ZoneAlarm Proの使用期限が今日までだったことをすっかり忘れてた。危ないとこでした。別件でZoneAlarmが「今すんげー忙しいっす!」メッセージを出さなかったら、更新すること自体忘れていたよ。
にしても今、1ドルっておおむね100円なのか。ちょっと前まで85円ぐらいだったような気がしたんだけど。タイミング的にはちょっと悔しかったかも。
SFマガジン30冊、軽く10Kgオーバーのご注文。しかも土日なので近所の郵便局はお休み。前だったら泣いてたけど今は大丈夫。原チャあるからね(^o^)。がつがつクリーニングしてごすごす箱詰めしてプチプチで隙間埋めてガムテープ+結束テープで締めて荷造り完了。ギア君の後ろに乗っけて(20Kgまで大丈夫)局まで出動。ああ、なんて楽なんだ。荷物出した後に祝杯あげられないのだけが残念ね(^^;。
週末分。「ボールルーム…」、マコちゃんを最高に可愛く演出したタタラ君に対して、ガジュ君チームが圧倒的なコンビ感を見せてくるのかと思ったらそうでもなく、結構動揺してはりましたな。良い所で次回に続く。タタラ君、次週はつちわたブースト出すのかな(別な話です)。「賭ケグルイ」、ちょっと変わったポーカー勝負、相手は杉田君(副会長)。まだちょっとゲームの理屈が飲み込めてません(^^;。「シンフォギア」、あ、また敵が味方につく流れなのね。
日曜朝、「キュウレンジャー」は、んー、これはつまりラッキーはオライオンさんの遠い子孫、ってことになるのかな。「ビルド」、やっぱリュウガ君の方が主人公っぽいよなあ。このまま滝和也(古いな)ポジションでお話すが進むのか、フルボトル(フル、ってFullじゃなく振る、ってことなのね)もらってたし、ゆくゆくは二人目のライダーになるんでしょうかね。
「直虎」、えー、次郎、頭の申し出受けちゃうの? それはちょっとちがくね? あと今年の家康は今のとこ結構クズだな(w。
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□ はうはう河馬 [昨晩は、どうもでした〜。 ひさびさに飲みすぎちゃいまして。朝、気持ち悪…。 お茶割って、静岡ローカルだったんですね。]
□ rover [さすがに焼酎は効きますな。翌日にそんなには残らないのは良いけど。お茶割りってのははじめて見たよ、さすが静岡。お茶割と..]