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ぽちぽちとこっちも読んではいた。マカッチャン「キャメロンの海戦」、7. 北アフリカ上陸戦、8. 日本艦隊、出撃す(リンクはamazon、ユーズドのみ)。連合軍による北アフリカ上陸作戦、作戦名「トーチ」が近づく中、当地に潜入していた自由フランス軍の闘士から重要な情報が。ドイツ軍がアルジェリアに大量の炭疽菌を集め、進攻してくる連合軍を迎え撃とうとしているというのだ。この作戦が実施されれば、単に連合軍だけにとどまらず、アフリカ全体が細菌兵器の災禍に晒されることになる。密命を帯びたキャメロンは、自由フランス軍の兵士達と共に目的地を目指すのだが…、ってのが第7巻。
前にかなりカリカチュアライズされたソ連軍兵士が出てきたんだけど、今回は自由フランス軍の兵士達にその傾向が若干あるかも。前に「ハーフハイド」ものを読んだときにも感じたことだけど、どこかマンガチックな表現が顔を出すあたりが、意外にうまくいってないんじゃないかなー、と思う所も多々あるにはあるけど、それでも本作はもしかしたらシリーズ中の白眉と言えるかも知れん。
海戦モノにおける上陸してからの戦いがメインになっているわけだけど、ここにあまり出来が良くなく、その上緊張がマックスまで行くと無意識のうちに口笛を吹いてしまう、という二等機関兵、ギンブルというキャラを配したことで、お話にかなりふくらみが加わったんじゃないかと思う。で、それが本シリーズのどこかマンガチックな部分にも、いい感じにマッチしているんじゃないかな。ちょっとニヤリとできるお話の展開が、このシリーズにはちょうど良いかな、と思った。
続く第8巻は、ドイツ軍の要請を受け、フォークランド諸島の英軍拠点を攻撃、確保するために日本海軍の一部隊が出撃したという知らせに、急遽英国は手持ちの勢力からキャメロンの指揮するコルベット、「ブライア」に出撃を命じる。陸軍工兵隊をケープ・ホーン付近のビーグル海峡に送り込み、爆破工作で海峡を航行不能にしようという作戦が発動したのだった、ってお話。
残念ながら日本海軍は基本、敵に自分とこの近くまでやってきてもらって、そいつを迎撃する、という対馬以来の必勝パターンから一歩も先に出てない海軍だったわけで、到底地球を半周した上で、そこで戦争なんてできるような海軍じゃねえだろ、と思ってる側からしたら、そもそも前提が無理くり過ぎるわけで、乗れないこと甚だしい。その上本シリーズで毎回感じてしまう、主人公以外の命の値段の安さ、みたいなものが復活(前作が良かったのは、ここが少し改善されていた、って部分もあったからなんだよね)してしまって、そこも含めて全体に「なんだかなー」感の方が先に立ってしまった、って所はあるかも知れない。
外国作家が描く日本人、ってのを日本人読者が読んだらどうしても「そりゃねえだろ」と思ってしまう、ってのは何も本作に限ったことではないとは思いますけどね。
ZoneAlarm Proの使用期限が今日までだったことをすっかり忘れてた。危ないとこでした。別件でZoneAlarmが「今すんげー忙しいっす!」メッセージを出さなかったら、更新すること自体忘れていたよ。
にしても今、1ドルっておおむね100円なのか。ちょっと前まで85円ぐらいだったような気がしたんだけど。タイミング的にはちょっと悔しかったかも。
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